JP4061182B2 - 引戸吊下げ具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、引戸をハングローラに極めて簡易且つ迅速に仮止め状態に吊設することができ、その作業において作業員は極めて高い自由度で引戸の適正な高さ方向の位置等の微調整を行うことができる引戸吊下げ具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、下記特許文献に示すような、ガイドレール上を移動自在なハングローラに引戸を吊るして開閉或いは部屋の仕切り等として使用する引戸装置が多く使用されている。この引戸装置において、引戸をガイドレールに装着されたハングローラに取り付ける作業では、まずガイドレールに装着されたハングローラと引戸とを連結し、次いで引戸の高さ,水平,垂直等の微調整を行うものである。しかし、近年では引戸はインテリアにおいて重要な建具の一つであり、重量のある木材、ガラス板が多用されたものや金属製のもの等が種々存在している。したがって、引戸の重量は重く且つ大きくなる傾向にある。
【0003】
このような状態において、極めて重量のある引戸をハングローラに吊るす作業は、作業員に大きな負担をかけることになる。特に、引戸本体をガイドレールに装着されているハングローラに連結する場合には、その重量のある引戸を作業員が手で支えながら、引戸側に装着されたハングローラ連結具とガイドレールに装着されたハングローラの位置とを合わせ、ハングローラ連結具とハングローラとを連結するものである。
【0004】
しかも、ハングローラとの連結は、一般にはハングローラに設けられた螺子軸とにハングローラ連結具を螺合させるもので、そのために引戸を手で支えつつ、螺子締め作業を行わなくてはならない。このような作業は、作業員に重量的な負担をかけるのみならず、極めて危険な作業となる。また、引戸の重量が重すぎる場合には、作業員は2人以上必要となり、作業時間,工費等にも影響が及ぶことになる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−138739号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献に示すような引戸装置において、最近のものは、前述したように重量が増加する傾向にあり、作業員が手で持ちながら、種々の方向における調整を行うのは、極めて困難で且つその調整にも時間がかかるものである。特に大変な作業は、引戸とハングローラとの連結のときに、引戸を持ち上げて、ハングローラと引戸の連結箇所との連結を行う場合である。
【0007】
普通の引戸には、引戸枠の上端の左右両側箇所に二つの連結具が装着されており、その二つの連結具とハングローラとを連結させるには、作業員が引戸を支えながら、同時に連結具とハングローラとを位置合わせして連結してゆかなければならない。特に引戸にガラスが嵌め込まれたものでは、重量が大きくなるのみならず、その扱いも慎重にならざるをえず、作業員にてとっては、極めて負担の重いものとなる。本発明の目的は、このような引戸の取付け作業において、重量的な負担を軽減させるとともに、引戸とハングローラとの連結を簡易且つ迅速に行い、よって作業員の負担を少なくすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を行った結果、本発明を、被挿入部と,該被挿入部の内部に設けられた嵌合弾性部材とを備えたハンガー連結具と、前記嵌合弾性部材と嵌合する被嵌合部が形成された挿入部材と走行部とからなるハングローラとからなり、前記ハンガー連結具の被挿入部は、幅方向両側箇所に溝状部を有し、前記ハングローラの挿入部材はその幅方向両側を前記両溝状部に挿入する板状材とし、前記ハンガー連結具の被挿入部へ前記ハングローラの挿入部材を挿入することにより前記嵌合弾性部材と被嵌合部とが嵌合してなる引戸吊下げ具としたことにより、引戸をハングローラに簡易且つ迅速に装着することができ、作業員の負担を減少させ、上記課題を解決したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の引戸吊下げ具は、図1(A),(B),図2等に示すように、主にハンガー連結具A,ハングローラBから構成されるものである。そのハンガー連結具Aは、主に本体ケース1と、嵌合弾性部材2とからなる。前記本体ケース1には、被挿入部1aが形成されており、該被挿入部1a内に嵌合弾性部材2が装着されている。
【0010】
前記本体ケース1は、図4(A)に示すように、正面より見て、ほぼ正方形又は長方形等の方形状をなし、裏面(背面ともいう)より見てほぼU字形状となっている。この本体ケース1は、ナイロン,プラスチック等の合成樹脂又は金属等から形成され、筺体状をなしており、前記嵌合弾性部材2が被挿入部1aの内部にて垂直面上で、揺動自在に装着される。また、本体ケース1の正面部1bには、図1(B),図4(A),図8(B)等に示すように、正面開口部1cが形成されている。該正面開口部1cは、被挿入部1a内に装着された嵌合弾性部材2の嵌合状態を確認することができる部位である。
【0011】
さらに、前記本体ケース1の正面部1bの周囲には、フランジ片1dが形成されており、引戸11への装着を行いやすいようにしている。実際には、正面部1bとフランジ片1dとは、ほぼ同一平面上であり、且つ一体的に形成され、本体ケース1を正面より見た状態では、正面部1bとフランジ片1dとの境界は特に区別がつくようには形成されていない。そのフランジ片1dには、前記引戸11に装着するための複数の固着用貫通孔1d1 ,1d1 ,…が形成されている。このハンガー連結具Aは、フランジ片1dが引戸11の枠に当接されるようにして装着されるものであり、具体的には、引戸11の裏面側(背面側)から前記固着用貫通孔1d1 ,1d1 ,…を介してビス等の固着具14,14,…にて装着されている〔図1(A),図2参照〕。
【0012】
前記被挿入部1aは、後述するハングローラBの挿入部材3が挿入する部位であり、具体的には、本体ケース1の内部の幅方向両側箇所(図4,図5及び図7の左右両側箇所に相当)に対向する2つの溝状部1a1 ,1a1 が形成されている。該被溝状部1a1 ,1a1 は、前記フランジ片1d側寄りに形成される。それぞれの溝状部1a1 ,1a1 は、壁面同士が僅かの間隔で対向する狭い幅の隙間状としたものであり、この溝状部1a1 ,1a1 には後述するハングローラBの挿入部材3の幅方向両側箇所が挿入するものである。
【0013】
また、前記両溝状部1a1 ,1a1 の間には、比較的大きな空隙部1a2 が存在し、該空隙部1a2 に前記嵌合弾性部材2が垂直面上を揺動自在に装着されている。さらに、前記両溝状部1a1 ,1a1 の上部開口側には、案内面1a11,1a11が形成されている。両案内面1a11,1a11は、図6(A),(B),図8(B),図9等に示すように円弧状の傾斜面となっており、後述するハングローラBの挿入部材3が被挿入部1a(被挿入溝1a1 ,1a1 を含む)に挿入する際にスムーズに挿入することができるように挿入部材3を案内する役目をなしている。
【0014】
その嵌合弾性部材2は、図6(A),(B)に示すように、主に揺動基部2aと嵌合部2bとから形成されている。その揺動基部2aには、枢支部2a1 が形成されている。該枢支部2a1 は、図5に示すように、前記嵌合弾性部材2の幅方向両側の下部箇所にヒンジ状に形成されたもので、貫通孔が形成されている。そして、その枢支部2a1 の貫通孔に前記被挿入部1a内に装着された枢支軸2cが貫通して支持されることにより、嵌合弾性部材2が被挿入部1a内で揺動自在となっている。前記枢支軸2cは、本体ケース1の空隙部1a2 の下部箇所に支持されている。
【0015】
また、前記嵌合部2bは、フック状又は鉤状の嵌合面2b1 が形成されている。該嵌合面2b1 は具体的には、図6(A),(B)等に示すように、前記揺動基部2aの上部箇所より突出する部位が形成され、該突出部位の下端に係止可能な断面円弧状の凹み状部位が形成されたものである。また、前記嵌合部2bの上方側は、本体ケース1の正面開口部1c側に向かって下向き傾斜となるように上部傾斜面2b2 が形成されている〔図6(A),(B)参照〕。該上部傾斜面2b2 は、挿入部材3が被挿入部1aに挿入するときに滑らかに動作することができるようしている。さらに嵌合部2bの別の形状としては、図13に示すように、凹み状嵌合面2b3 が形成されたものも存在する。この凹み状嵌合面2b3 は、後述するハングローラBの被嵌合部4に突起状端縁4a1 が形成されたものに対応する。
【0016】
さらに、嵌合弾性部材2の下部には、図6(A),(B)に示すように、解除突起2dが形成されている。該解除突起2dは、前記揺動基部2aの付近に位置して形成されたものであり、本体ケース1に装着された状態で、正面開口部1cから露出した状態となっている〔図6,図8(B),(C)等参照〕。また、前記正面開口部1cと解除突起2dの下方には適宜の大きさの隙間が生じるようになっており、ドライバ15等の軸状工具のドライバ軸15aの先端を挿入することができるようになっている。
【0017】
また、解除突起2dの裏面2d1 と,前記揺動基部2aが軸支持される枢支軸2cとの間にドライバ軸15aの先端が差し込み可能な解除用隙間(スペース)2sが生じるようになっている。そして、この解除用隙間(スペース)2sにドライバ軸15aの先端を差し込み、図11(A),(B)に示すように、前記枢支軸2cを力の支点とし、前記嵌合部2bの裏面2d1 を力の作用点として、前記ドライバ15を上方に持ち上げるようにすれば、嵌合弾性部材2は、本体ケース1の裏面側に傾き、嵌合弾性部材2と被嵌合部4との嵌合状態が解除され、ハンガー連結具Aから挿入部材3を引き抜くことができる。上述した嵌合状態の解除とは、前記嵌合部2bと被嵌合縁4aとが分離して非嵌合の状態となっていることである。
【0018】
なお、解除突起2dには、解除するときの移動方向を示す目印2d が記載,刻印等により記されることもある。この目印2d は、移動方向を示すために図1(B),図4(A),図5等に示すように、三角形状とすることが多いが、その他に矢印状としてもよい。このように目印2dを設けることにより、作業を行いやすくすることができる。
【0019】
前記嵌合弾性部材2は、図6(A),図9(A)等とに示すように、その嵌合部2bが常時本体ケース1の正面部1b側〔図6(A)又は図9(A)において右側〕に向かって弾性的に付勢されている。その弾性的に付勢される構造は、本体ケース1の背面側に弾性部1eが形成され、前記嵌合弾性部材2の背面側が前記弾性部1eにより、弾性的に押圧される構造となる。その嵌合弾性部材2の揺動基部2aが本体ケース1の正面部1b側に常時傾くように付勢される。そして、その嵌合部2bは、図8(B),(C)に示すように、本体ケース1の正面部1bに形成された前記正面開口部1cから目視可能となっており、これによって、ハングローラBの挿入部材3に形成された被嵌合部4との嵌合状態を確認することができるようになっている。
【0020】
なお前記嵌合弾性部材2は、本体ケース1と一体的となるように形成されることもある。この場合には、図12(B)に示すように、本体ケース1の背面側より、嵌合弾性部材2が一体的に形成されるものである。該嵌合弾性部材2は、本体ケース1の背面側且つ下方側の適所から上方に向かって延出形成されて揺動基部2aが形成され、且つ該揺動基部2aの上端に嵌合部2bが形成されている。そして、その揺動基部2aの付け根箇所に弾性を与えるとともに、嵌合部2bは、本体ケース1の正面部1b側に向かって付勢されるようにしている。さらに、別のタイプとしては、図12(A)に示すように、本体ケース1と嵌合弾性部材2の背面側との間に弾性部1eとしてバネ材を装着したものである。このバネ材とした弾性部1eは、コイルスプリングが好適であるが、その他のバネとして、板状バネ等種々のものが使用される。
【0021】
次に、ハングローラBは、被嵌合部4が形成された挿入部材3と,走行部6とから構成されたものである。前記挿入部材3は垂直板状に形成されたもので、金属板材から形成されたものである。この挿入部材3は、前記引戸11を吊り下げる役目をなす部位であり、比較的強度が要求されるものであるが、十分な強度を有するものであれば合成樹脂でも使用することができる。前記挿入部材3は、正方形又は長方形等の方形状に形成され、さらに、その中心箇所には被嵌合部4が形成されている。該被嵌合部4は、正方形,長方形等の貫通孔状であり、その一辺の内、下部に位置する辺が嵌合用として使用される部位である。
【0022】
前記挿入部材3の頂部箇所から前記連結用頂部5が形成されており、該連結用頂部5は、前記挿入部材3に対してほぼ直角状に屈曲形成されたものであって、平坦板をなしている。その連結用頂部5には、内螺子部5aが形成されている。該内螺子部5aには、走行部6から垂下状に装着された高さ調整部材7の螺子軸部7aと螺合されるようになっている。その走行部6は、走行ベース6aにローラ6bが装着されたもので、具体的には走行ベース6aに4個のローラ6b,6b,…が装着されている。
【0023】
前記走行ベース6aの中心箇所には、引戸吊り用孔6cが形成されており、該引戸吊り用孔6cには、高さ調整部材7が収納される。該引戸吊り用孔6cは、直径の異なる軸受孔6c1 及び軸支孔6c2 とが中心が一致するようにして鉛直方向に形成されている。前記高さ調整部材7は、図3(A)に示すように、螺子軸部7a,操作軸部7b,大径軸部7c及び軸フランジ部7dから構成されている。そして、前記大径軸部7cが前記引戸吊り用孔6cの軸支孔6c2 に軸周方向に回動自在に挿入されている。また、前記軸フランジ部7dは、前記軸受孔6c1 によって、鉛直方向にて固定され、且つ高さ調整部材7が軸周方向に回動自在となるように支持される部位である。さらに、その引戸吊り用孔6cに高さ調整部材7が装着された状態で、軸受孔6c1 には、抜止め用の押え軸6dが装着され、高さ調整部材7が引戸吊り用孔6cから脱落しないようにしている。
【0024】
前記操作軸部7bは、図3(B)に示すように、その断面形状が方形状をなしている。また、その操作軸部7bの断面形状は、ナットやボルト頭のように断面六角形状とすることもよく、すなわち、外部からスパナ等の道具を用いて所望の角度に回動させることができるものであれば、その断面形状は上記のものに限定されない。その操作軸部7bは、前記走行ベース6aの下端から突出し、前記走行部6と挿入部材3との間にて常時露出し、前述したような工具を使用して、適宜に回動させ、走行部6と挿入部材3との連結間隔を調整することにより、引戸11の高さ方向の位置を調節することができるようにしている。
【0025】
また、操作軸部7bは、高さ調整部材7を介して走行部6と挿入部材3との連結された箇所で常時外部に露出する部位である。これによって、外部に露出する操作軸部7bを工具にて適宜軸周方向に回動させ、螺子軸部7aの回動により内螺子部5aが形成された連結用頂部5が上下動し、ひいては挿入部材3及び被嵌合部4が共に上下動するものである。これは、図9(C)に示すように、引戸11を高さ方向の位置調整を所望範囲hにおいて調整することができるようにしたものである。
【0026】
また、前記螺子軸部7aと内螺子部5aとの間には、緩み止剤8が充填されている。該緩み止剤8は、螺子軸部7aと内螺子部5aとの間の隙間を埋める材質であって、螺子軸部7aの周囲に塗布し、内螺子部5aと螺合させ、緩み止剤8が固化することで、緩み止めが行われる。緩み止剤8としては、塗布初期状態においてゼリー状であるが、時間の経過にともない固化するものが好ましい。また、前記螺子軸部7aと内螺子部5aとの螺合箇所にロックナットを装着して緩み止めとすることもできる。
【0027】
次に、ガイドレール10及び引戸11について説明する。そのガイドレール10には、1本又は複数本のレール部10a,10aが一体的に形成されたものである。これらのレール部10a,10aは、全て下方にガイド用開口10a1 が形成され、そのガイド用開口10a1 の両側にレール部10a2 ,10a2 が形成されている。前記ハングローラBは、図2,図9(C)に示すように、そのレール部10a内に収容され、ローラ6b,6b,…が前記レール部10a2 ,10a2 上に配置されている。また、ハングローラBに装着されている高さ調整部材7は、前記ガイド用開口10a1 を通って、挿入部材3に連結されている。
【0028】
その引戸11は、図14に示すように、枠部11aに面板部11bが装着されたもので、前記枠部11aは、アルミニウム等の金属材或いは木等から構成されている。該引戸枠部11aは、上枠部材11a1 ,縦枠部材11a2 ,下枠部材11a3 から構成されている。また、前記面板部11bとしては、具体的には、ガラス板であるが、その他に金属板,木板等の種々の材質のものが使用されることもある。
【0029】
なお、図2において、符号13の部材は、引戸11の下部側のも引戸用ガイド走行体であり、下部ガイドレール12に装着されている。その引戸用ガイド走行体13は、ハングローラBのようなローラ6b,6b,…は装着されていない。そして、下部の引戸用ガイド走行体13は、前記下部ガイドレール12のレール部12aに収容され、その内部を摺動する構造となっている。
【0030】
【作用】
ハンガー連結具Aを備えた引戸11の設置工程について述べる。まず、ガイドレール10側に装着されているハングローラB,Bの間隔を引戸11の幅方向両側に装着されたハンガー連結具A,Aの間隔に一致(ほぼ一致でもかまわない)させる。次に、図14(A)に示すように、引戸11を上方に持ち上げて、ハンガー連結具Aの被挿入部1aに前記ハングローラBの挿入部材3を挿入させる。そして、さらに引戸11を持ち上げると、ハンガー連結具Aの嵌合弾性部材2が前記挿入部材3の被嵌合部4の位置に到達し、嵌合弾性部材2がその弾性力により、被嵌合部4と嵌合する。
【0031】
これによって、図14(B)に示すように、作業員が引戸11から手を放しても引戸11はその自重Wにより、嵌合弾性部材2と被嵌合部4との嵌合状態がより強固となり、引戸11がハングローラBによりガイドレール10に沿って移動自在に吊り下げられる。そして、図14(C)に示すように、高さ調整部材7を調整して、引戸11の高さ方向の位置を所望の高さに調整し、組付けを完了する。上述したハンガー連結具AとハングローラBとの嵌合連結において、図10(A)乃至(D)には、ハングローラBの挿入部材3がハンガー連結具Aの被挿入部1aに挿入し、嵌合弾性部材2と被嵌合部4とが嵌合する工程を示したものである。
【0032】
まず、図10(A)は、ハングローラBの挿入部材3がハンガー連結具Aの被挿入部1aに少し挿入して、挿入部材3下端が嵌合部2bの上部傾斜面2b2 に当接した状態である。次に、ハンガー連結具Aの被挿入部1aに少し挿入した状態である。次に図10(B),(C)は、前記ハングローラBの挿入部材3がさらに挿入し、該挿入部材3の下端が嵌合部2bの上部傾斜面2b2 を押圧して本体ケース1内に嵌合弾性部材2を引っ込ませるように押し込んだ状態を示している。
【0033】
図10(D)は、挿入部材3によって、一旦引き込んだ嵌合弾性部材2の位置に被嵌合部4が到達し、その貫通孔状の被嵌合部4に嵌合弾性部材2の嵌合部2bが入り込み、嵌合部2bの嵌合面2b1 と被嵌合部4の被嵌合縁4aとが嵌合するものである。また、図13(B)に示すように、嵌合弾性部材2の嵌合部2bとして凹み状嵌合面2b3 が形成されているものに対しては、前記被嵌合縁4aには、前記凹み状嵌合面2b3 に食い込みつつ嵌合動作を行う突起状端縁4a1 が形成されている。そして、前記嵌合弾性部材2と被嵌合部4との嵌合状態は、図13(A)に示すように、前記突起状端縁4a1 が凹み状嵌合面2b3 に食い込む状態となる。
【0034】
次に、ハンガー連結具AとハングローラBとの連結を解除することについて、説明する。ハンガー連結具Aの本体ケース1に形成された正面開口部1cには、図1(B),図8(C)等に示すように、嵌合状態の嵌合弾性部材2と被嵌合部4とを目視することができる。その正面開口部1cにおいて、露出している嵌合弾性部材2の解除突起2dの下方にドライバ15のドライバ軸15a先端を差し込み、該先端が前記解除突起2dの裏面2d1 と本体ケース1内の枢支軸2cとの間に位置するように設定する。
【0035】
そして、ドライバ軸15a先端を前記枢支軸2cに当接させつつ、そのドライバ15を前記枢支軸2c箇所を力の支点とし、そのドライバ15を上方に回動させるようにして上げてゆく。これによって、ドライバ軸15aが解除突起2dを作用点として、これを持ち上げるように作用し、嵌合弾性部材2は枢支軸2cを揺動中心として本体ケース1の裏面側に向かって傾斜し、嵌合部2bが前記被嵌合部4から外れ、嵌合状態を解除する。これによって、ハンガー連結具AとハングローラBとの連結を外すことができ、引戸11をガイドレール10から外すことができるものである。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明は、被挿入部1aと,該被挿入部1aの内部に設けられた嵌合弾性部材2とを備えたハンガー連結具Aと、前記嵌合弾性部材2と嵌合する被嵌合部4が形成された挿入部材3と走行部6とからなるハングローラBとからなり、前記ハンガー連結具Aの被挿入部1aは、幅方向両側箇所に溝状部1aを有し、前記ハングローラBの挿入部材3はその幅方向両側を前記両溝状部1aに挿入する板状材とし、前記ハンガー連結具Aの被挿入部1aへ前記ハングローラBの挿入部材3を挿入することにより前記嵌合弾性部材2と被嵌合部4とが嵌合してなる引戸吊下げ具としたことにより、まず第1に引戸の施工を簡易且つ迅速にすることができるし、第2に構造が簡単であり、第3に正確な引戸の施工ができる。
【0037】
上記効果を詳述すると、ハンガー連結具Aには、被挿入部1aが形成され、該被挿入部1aの内部に嵌合弾性部材2が装着され、またハングローラBには、前記嵌合弾性部材2と嵌合する被嵌合部4が形成された挿入部材3が設けられたものである。その嵌合弾性部材2と前記被嵌合部4とは、前記挿入部材3が被挿入部1aに挿入するのにともなって嵌合されるものである。
【0038】
これによって、引戸11に前記ハンガー連結具Aを装着すれば、あとはハンガー連結具Aとガイドレール10に装着されているハングローラBとの位置を合わせ、作業員は、前記引戸11をそのまま、上方に向かって持ち上げるのみで、前記ハンガー連結具AをハングローラBに嵌合状態で連結させることができ、極めて簡単に引戸11をガイドレール10に組付けることができるものである。また、その引戸吊下げ具の構造は、ハンガー連結具A及びハングローラBともに極めて簡単なものであり、それぞれが大量生産に向いており低価格にて提供することができる。
【0039】
さらに、請求項1において、前記ハンガー連結具Aの被挿入部1aは、幅方向両側箇所に溝状部1a1 ,1a1 を有し、前記ハングローラBの挿入部材3はその幅方向両側を前記両溝状部1a1 ,1a1 に挿入する板状材としてなる引戸吊下げ具としたことにより、ハンガー連結具AとハングローラBとの連結作業を行いやすく、且つ極めて安定した連結状態とすることができる。
【0040】
上記効果を詳述すると、ハンガー連結具Aの被挿入部1a内には、幅方向両側箇所に溝状部1a1 ,1a1 を有しており、その両溝状部1a1 ,1a1 に板状材とした挿入部材3が挿入されるようにしたものである。これによって、まず、ハングローラBにハンガー連結具Aを連結する際に、その挿入部材3が両溝状部1a1 ,1a1 により支持されながら、挿入することになるので、前記挿入部材3を被挿入部1aに挿入させる作業が極めて安定して行いやすくすることができる。
【0041】
さらに、前記挿入部材3が被挿入部1aに完全に挿入され被嵌合部4と嵌合弾性部材2とが嵌合した状態においても、その挿入部材3の幅方向両側箇所が前記両溝状部1a1 ,1a1 により支持されているので、嵌合弾性部材2と被嵌合部4との嵌合状態を極めて安定したものにすることができ、ハンガー連結具AとハングローラBとの連結状態が極めて強固且つ耐久性のあるものにできる。
【0042】
請求項2の発明は、請求項1において、前記ハングローラBの被嵌合部4は、板状材とした前記挿入部材3のほぼ中央箇所にほぼ方形状の貫通孔状として形成され、前記ハンガー連結具Aには正面開口部1cが形成され、嵌合弾性部材2とハングローラBの被嵌合部4との嵌合状態において前記正面開口部1cと貫通孔状の被嵌合部4とが同一位置となるようにし、前記正面開口部1cから嵌合弾性部材2を押圧自在としてなる引戸吊下げ具としたことにより、ハンガー連結具AとハングローラBとの嵌合状態を目視することができ、ハンガー連結具AとハングローラBとの連結の確認を容易にすることができるし、さらにハンガー連結具AとハングローラBとの嵌合状態の解除作業を簡易且つ迅速に行うことができる。
【0043】
すなわち、ハンガー連結具A側の正面開口部1cと、ハングローラBの貫通孔状とした被嵌合部4とが位置的に一致するものであり、正面開口部1cを通して、その被嵌合部4と嵌合弾性部材2との嵌合状態が確認できるとともに、正面開口部1cから嵌合弾性部材2を押圧自在としているので、正面開口部1cからドライバ15等の軸状の工具を差し込むことで、嵌合弾性部材2を本体ケース1の内方に押し込むことができる。これによって、嵌合弾性部材2と被嵌合部4との嵌合状態が解除され、極めて容易にハンガー連結具AとハングローラBとを引き離すことができるものであり、引戸11の装着交換が容易にでき、また組付けの不良に対しても容易に組付け直しができるものである。
【0044】
なお、前記嵌合弾性部材2の下部には前記正面開口部1cから露出する解除突起2dが形成され、該解除突起2dの下方には、前記嵌合弾性部材2の揺動中心を支持する枢支軸2cが位置するようにすれば、ドライバ15等の工具を使用して、そのドライバ軸15aの先端を前記解除突起2dの下方と枢支軸2cとの間に差し込み、そのドライバ15を上方に向かって回動させることにより、前記嵌合弾性部材2と被嵌合部4との嵌合状態を極めて簡単に解除することができるものである。
【0045】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記ハングローラBの走行部6と挿入部材3とは高さ方向に調整自在となるように高さ調整部材7が装着されてなる引戸吊下げ具としたことにより、引戸11の高さ方向の位置の微調整を極めて簡単に行うことができる。
【0046】
請求項4の発明は、請求項1,2又は3において、前記ハングローラBの高さ調整部材7の螺合部位には緩み止剤8が充填されてなる引戸吊下げ具としたことにより、ロックナット等が不要であるため、位置決め時には端に高さ調整部材7を適宜に回動させるのみで極めて簡単にできる。また、上述したように、ロックナットが不要となるために、部品点数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の引戸吊下げ具を装着した引戸装置の要部正面図
(B)は本発明の引戸吊下げ具の正面図
【図2】本発明を使用した引戸装置の一部断面にした側面図
【図3】(A)はハングローラの正面図
(B)は(A)のX1 −X1 矢視断面図
【図4】(A)はハンガー連結具の正面図
(B)はハンガー連結具の側面図
【図5】図4(B)のX2 −X2 矢視断面図
【図6】(A)は図4(A)のX3 −X3 矢視断面図
(B)は(A)において嵌合部材が引込んだ状態の断面図
(C)は図4(A)のX4 −X4 矢視断面図
【図7】図4(A)のX5 −X5 矢視断面図
【図8】(A)は本発明におけるハングローラの斜視図
(B)は本発明におけるハンガー連結具の斜視図
(C)は本発明の斜視図
【図9】(A)は本発明におけるハンガー連結具とハングローラとが離間した状態の縦断側面図
(B)は本発明におけるハンガー連結具とハングローラとが嵌合連結した状態の縦断側面図
【図10】(A)は挿入部材がハンガー連結具の被挿入部に挿入を始めた状態の工程図
(B)は挿入部材の下端が嵌合弾性部材に当接して嵌合弾性部材を本体ケースの裏面側に移動させた状態の工程図
(C)は挿入部材がさらに挿入してゆく状態の工程図
(D)は被嵌合部が嵌合弾性部材と嵌合を完了した状態の工程図
【図11】(A)は解除突起と枢支軸との間にドライバ軸を差し込んだ状態の工程図
(B)はドライバを上方に回動させて嵌合弾性部材と被嵌合部との嵌合状態を解除した工程図
【図12】(A)は弾性部にコイルスプリングを使用したハンガー連結具の縦断側面図
(B)は本体ケースと嵌合弾性部材とを一体的に形成したハンガー連結具の縦断側面図
【図13】(A)は凹み状嵌合面を設けた引戸吊下げ具を装着した引戸装置の要部縦断側面図
(B)は(A)の引戸吊下げ具のハンガー連結具とハングローラの挿入部材をとを分離した状態の要部縦断側面図
【図14】(A)は引戸のハンガー連結具箇所をガイドレールのハングローラに向けて持ち上げている状態の作業工程図
(B)は引戸のハンガー連結具箇所がハングローラに嵌合連結し作業員が引戸から手を離した状態の工程図
(C)は引戸の高さ方向の位置の調整を行っている工程図
【符号の説明】
A…ハンガー連結具
B…ハングローラ
1a…被挿入部
1a1 …溝状部
1c…正面開口部
2…嵌合弾性部材
3…挿入部材
4…被嵌合部
6…走行部
8…緩み止剤

Claims (4)

  1. 被挿入部と,該被挿入部の内部に設けられた嵌合弾性部材とを備えたハンガー連結具と、前記嵌合弾性部材と嵌合する被嵌合部が形成された挿入部材と走行部とからなるハングローラとからなり、前記ハンガー連結具の被挿入部は、幅方向両側箇所に溝状部を有し、前記ハングローラの挿入部材はその幅方向両側を前記両溝状部に挿入する板状材とし、前記ハンガー連結具の被挿入部へ前記ハングローラの挿入部材を挿入することにより前記嵌合弾性部材と被嵌合部とが嵌合してなることを特徴とする引戸吊下げ具。
  2. 請求項1において、前記ハングローラの被嵌合部は、板状材とした前記挿入部材のほぼ中央箇所にほぼ方形状の貫通孔状として形成され、前記ハンガー連結具には正面開口部が形成され、嵌合弾性部材とハングローラの被嵌合部との嵌合状態において前記正面開口部と貫通孔状の被嵌合部とが同一位置となるようにし、前記正面開口部から嵌合弾性部材を押圧自在としてなることを特徴とする引戸吊下げ具。
  3. 請求項1又は2において、前記ハングローラの走行部と挿入部材とは高さ方向に調整自在となるように高さ調整部材が装着されてなることを特徴とする引戸吊下げ具。
  4. 請求項1,2又は3において、前記ハングローラの高さ調整部材の螺合部位には緩み止剤が充填されてなることを特徴とする引戸吊下げ具。
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