JP2569281B2 - 開閉体取付装置 - Google Patents

開閉体取付装置

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JP2569281B2
JP2569281B2 JP6204001A JP20400194A JP2569281B2 JP 2569281 B2 JP2569281 B2 JP 2569281B2 JP 6204001 A JP6204001 A JP 6204001A JP 20400194 A JP20400194 A JP 20400194A JP 2569281 B2 JP2569281 B2 JP 2569281B2
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善行 真崎
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株式会社ムラコシ精工
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開閉体取付装置に係り、
たとえば、家具や建具等の開口部を開閉する折り戸等の
開閉体を取付けるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の開閉体取付装置として
は、たとえば、開閉体としての折り戸の上端部及び下端
部に形成された埋設凹部内に嵌合凹部を有するケースホ
ルダーをそれぞれ埋設し、この上下のケースホルダーを
複数の取付ねじにてそれぞれ折り戸に固定する一方、家
具や建具等の開口部の上下に相対して配設固定された上
下のガイドレールにはローラケースに回転自在に軸架さ
れたガイドローラをそれぞれ移動自在に係合し、この上
下のローラケースを前記上下のケースホルダーの嵌合凹
部内にそれぞれ嵌合し、この上下のローラケースを固定
ねじにてそれぞれのケースホルダーに固着する構成が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術の構成で
は、折り戸に固定された上下のケースホルダーにガイド
レールに係合したガイドローラを有する上下のローラケ
ースを固定する際には、この上下のローラケースを上下
のケースホルダーの嵌合凹部内にそれぞれ嵌合するだけ
では相互を固定することができず、上下のローラケース
側から上下のケースホルダーに固定ねじをそれぞれ捩じ
込む操作を必要とし、この取付け操作が簡単ではなく面
倒な手数を要する、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、ケースホルダーの嵌合凹部内にガイドローラを
回転自在に軸架したローラケースを嵌合するだけのワン
タッチ操作によってケースホルダーにローラケースを確
実に固定することができ、このローラケースの固定に固
定ねじを用いて捩じ込む操作を必要とせず、この取付け
操作が簡単で現場作業に好ましい開閉体取付装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の開閉体取
付装置は、開閉体に埋設固定され嵌合凹部及びこの嵌合
凹部に突設されたストッパーを有するケースホルダー
と、このケースホルダーの嵌合凹部に嵌合され前記開閉
体を案内するガイドレールに係合する回転自在のガイド
ローラを有するローラケースと、このローラケースに回
動自在に軸支され前記ケースホルダーのストッパーに係
脱可能に係止する係止部を有するロックレバーと、この
ロックレバーを常時附勢し前記ケースホルダーの嵌合凹
部内に前記ローラケースを嵌合した際に前記ロックレバ
ーを復帰回動させて係止部を前記ストッパーに係止させ
るスプリングと、を具備したものである。
【0006】請求項2記載の開閉体取付装置は、請求項
1記載の開閉体取付装置において、ケースホルダーは、
その嵌合凹部の相対する位置に突設されローラケースの
嵌合方向の案内突条と、前記嵌合凹部の相対する位置に
前記案内突条と離間して平行に突設されたストッパーと
を有し、前記ローラケースは、その両側部に形成され前
記案内突条に案内される案内凹部と、この案内凹部と離
間して平行に形成され前記ストッパーを挿入する挿入溝
とを有する、ものである。
【0007】請求項3記載の開閉体取付装置は、請求項
1または2記載の開閉体取付装置において、ロックレバ
ーは、ローラケースの挿入溝の近傍に位置して配設され
た支軸に回動自在に軸支されストッパーに沿って摺動す
る摺動面と、この摺動面の後端部に形成された垂直状の
係止部と、前記ローラケースに突設された係止突片に係
脱可能に係合する操作部とを有し、スプリングにて支軸
を中心としてロックレバーを常時附勢し前記摺動面を前
記挿入溝内に突出させる、ものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の開閉体取付装置では、開閉体に
ケースホルダーを埋設して固定する一方、ガイドレール
にはローラケースに軸架したガイドローラを移動自在に
係合する。
【0009】つぎに、開閉体に固定したケースホルダー
の嵌合凹部にガイドレールにガイドローラを係合したロ
ーラケースを挿入すると、このローラケースに設けたロ
ックレバーの挿入端部がケースホルダーの嵌合凹部に突
設したストッパーの側面に当接される。
【0010】また、ケースホルダーの嵌合凹部内にロー
ラケースを更に強く挿入すると、このローラケースのロ
ックレバーがストッパーの側面にて押動され支軸を中心
としてスプリングに抗して回動されつつストッパーの側
面に沿って押し込まれる。
【0011】そして、ケースホルダーの嵌合凹部内にロ
ーラケースが深く嵌合されるとともに、このローラケー
スのロックレバーがストッパーの側面から外れ、このロ
ックレバーがスプリングの復帰力によって支軸を中心と
して復帰回動され、このロックレバーの係止部がケース
ホルダーのストッパーに係止される。
【0012】したがって、ケースホルダーの嵌合凹部内
にローラケースを深く嵌合されるとともに、このローラ
ケースはケースホルダーにロックされ、かつ、このケー
スホルダーを固定した開閉体はローラケース及びこのロ
ーラケースのガイドローラにてガイドレールに沿って移
動自在に取付けられる。
【0013】請求項2記載の開閉体取付装置では、ケー
スホルダーにローラケースを嵌合する際には、ケースホ
ルダーの嵌合凹部の相対する案内突条がローラケースの
両側部の案内凹部に係合され、かつ、ケースホルダーの
ストッパーがローラケースの挿入溝に挿入されることに
より、この案内突条と案内凹部との相互及びストッパー
と挿入溝との相互による位置決め及び案内作用によって
ケースホルダーにローラケースがスムーズに嵌合され
る。
【0014】請求項3記載の開閉体取付装置では、ケー
スホルダーにローラケースを嵌合する際には、ロックレ
バーの摺動面がストッパーの側面に沿って摺動しつつロ
ックレバーがストッパーの側面にて押動され、このロッ
クレバーが支軸を中心としてスプリングに抗して回動さ
れ挿入溝から後退する方向に向かって押し込まれる。そ
して、ロックレバーの摺動面がストッパーの側面から外
れるとともに、このロックレバーがスプリングの復帰力
によって支軸を中心として復帰回動され、このロックレ
バーの係止部がストッパーに自動的に係止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0016】1は家具や建具等の開口部の上端部に沿っ
て配設固定された左右方向の上部ガイドレールで、この
上部ガイドレール1は上面板2と、この上面板2の幅方
向の両端部から下方に向かって相対して突設された前後
の側板3と、この前後の側板3の下端部から相対して互
いに近接方向に向かって突設された前後のローラ支持板
4と、この前後のローラ支持板4の相対する内端部間に
て形成された案内溝5と、この前後のローラ支持板4の
相対する内端部の上方に位置して前記上面板2の下面部
に相対して下方に向かって突設された前後の案内突条6
とを有して断面略矩形状に形成されている。
【0017】また、前記上部ガイドレール1には前記上
面板2の下面部と前記前後の案内突条6とにより前記案
内溝5の上方に位置して上部のローラ収容部7が形成さ
れているとともに、前記前後の側板3と前記前後のロー
ラ支持板4及び前記上面板2の前後部とにより前後のロ
ーラ収容部8がそれぞれ形成されている。
【0018】つぎに、前記上部ガイドレール1の直下に
位置して前記開口部の下端部には左右方向の下部ガイド
レール9が上部ガイドレール1と平行に配設固定されて
いる。この下部ガイドレール9は底板10と、この底板10
の幅方向の両端部から上方に向かって相対して突設され
た前後の側板11と、この前後の側板11の上端部から相対
して互いに近接方向に向かって突設された前後のローラ
支持板12と、この前後のローラ支持板12の相対する内端
部間にて形成された案内溝13とを有して断面略コ字形状
に形成されている。
【0019】また、前記下部ガイドレール9には前記底
板10の幅方向の両側部と前後の側板11及び前後のローラ
支持板12とにより前後のローラ収容部14がそれぞれ形成
されている。
【0020】つぎに、15は前記開口部を開閉する開閉体
としての折り戸の複数の扉体で、この各扉体15の幅方向
の両端上部及び両端下部における木口16には上下方向の
埋設凹部17がそれぞれ形成されている。そして、前記両
端上部の埋設凹部17は略U字状に形成されているととも
に、前記両端下部の埋設凹部17は略逆U字状に形成され
ている。なお、前記各扉体15は図示しない複数の蝶番に
てそれぞれ開閉自在に連設されている。
【0021】つぎに、前記各扉体15の両端上部の埋設凹
部17には上部ランナーユニット18がそれぞれ埋設固定さ
れているとともに、前記各扉体15の両端下部の埋設凹部
17には下部ランナーユニット19がそれぞれ埋設固定され
ている。
【0022】前記上部ランナーユニット18は、前記埋設
凹部17内に埋設される上下方向のケースホルダー20と、
このケースホルダー20に嵌合されるローラケース21と、
このローラケース21の上方部に回転自在に軸架された複
数のガイドローラ22とを有して構成されている。
【0023】前記ケースホルダー20は、前記埋設凹部17
内の内側壁部に固定する上下方向に細長い固定基板23を
有し、この固定基板23の幅方向の両端部から外方に向か
って略U字状に形成された埋設側板24が一体に突設さ
れ、この略U字状の埋設側板24と前記固定基板23とによ
り前記ローラケース21を嵌合する嵌合凹部25が形成され
ている。
【0024】また、前記埋設側板24の相対する側板部24
a ,24b 内の上部には前記ローラケース21の嵌合方向の
案内突条26が相対して平行に一体に突設されている。ま
た、前記埋設側板24の相対する側板部24a ,24b 内の下
部の開口縁部には前記相対する案内突条26と離間しかつ
案内突条26と平行にストッパー27が相対して一体に突設
されている。前記相対するストッパー27は、それぞれの
下面部に案内面27a を有するとともに、それぞれの内端
部には前記案内面27a に連続した垂直状の係止面27b を
有している。
【0025】さらに、前記固定基板23の上下部には前記
埋設凹部17内の内側壁部に捩じ込む固定ねじ28を挿通す
る挿通孔29がそれぞれ形成されている。なお、前記相対
する側板部24a ,24b の下部には前記ローラケース21の
嵌合方向の切欠溝30がそれぞれ形成されている。
【0026】つぎに、ローラケース21は、前記ケースホ
ルダー20の嵌合凹部25内に嵌合する上下方向のケース本
体31を有し、このケース本体31の両側上部には前記ケー
スホルダー20の相対する案内突条26を係合案内する案内
凹部32がローラケース21の嵌合方向にそれぞれ形成され
ている。また、前記ケース本体31の両側下部には前記案
内凹部32と離間して平行に前記相対するストッパー27を
挿入する挿入溝33が形成され、この挿入溝33は挿入端部
及び両側部を開放して形成されている。
【0027】また、前記ケース本体31には挿入方向と反
対側の外端部には上下方向の基板34が一体に形成され、
この基板34の周側縁部には前記略U字状の埋設側板24の
開口縁部24c に当接する当接縁部34a が略U字状に形成
されている。また、前記基板34の下部には前記挿入溝33
に連通する矩形状の操作口35が形成されている。
【0028】また、前記挿入溝33にて形成された前記ケ
ース本体31の下部は、前記基板34に一体で略U字状の下
部ケース部36として形成され、この下部ケース部36の相
対する側板部36a ,36b の挿入端部間の上部には水平方
向の支軸37が軸架されているとともに、この支軸37の下
方に位置して前記相対する側板部36a ,36b の挿入端部
間の下部には係止軸38が軸架されている。
【0029】また、前記下部ケース部36の上部の支軸37
には前記相対する側板部36a ,36b間に配設されたロッ
クレバー39が上下方向に回動自在に軸支されている。こ
のロックレバー39は、前記ローラケース21の挿入方向の
操作片40を有し、この操作片40の幅方向の両側部には相
対して略三角形状のレバー片41がそれぞれ一体に突設さ
れている。
【0030】また、前記相対するレバー片41は上端部に
前記相対するストッパー27の案内面27a に沿って摺動す
る摺動面42がそれぞれ前記ローラケース21の挿入方向と
反対方向に向かって次第に後上りに傾斜して形成され、
この摺動面42の後端部には下方に向かって垂直状の係止
部43がそれぞれ形成されている。
【0031】また、前記係止部43の下端部より後方に位
置して前記操作片40の後端部を延長した操作部44が形成
され、この操作部44は前記操作口35内に上下動自在に配
設されるようになっている。また、前記相対するレバー
片41の挿入端部には前記支軸37を回動自在に挿通した挿
通孔45がそれぞれ形成されている。
【0032】さらに、前記支軸37にはコイルスプリング
46が巻回され、このコイルスプリング46の一端部46a が
前記操作片40の挿入端部に係止されているとともに、そ
の他端部46b が前記係止軸38に係止されている。そし
て、前記コイルスプリング46にて前記支軸37を中心とし
て前記ロックレバー39が上方に向かって回動附勢され、
その両側部の摺動面42がそれぞれ常時前記挿入溝33内に
突出されるようになっているとともに、このロックレバ
ー39の操作部44の途中部は前記基板34から前記操作口35
内に突出された前後方向に弾性変形可能な係止突片47の
下端部に係止されるようになっている。なお、前記係止
突片47と前記係止部43との間には僅かな間隙が形成され
ている。
【0033】つぎに、前記挿入溝33と前記案内凹部32と
の間の中間部は前記基板34に一体で前記ケース本体31の
中間ケース部48として形成され、この中間ケース部48に
はローラケース21の嵌合方向を開口した収容凹部49が形
成され、この収容凹部49と前記基板34に開口された挿入
口50との間には軸受孔51が連通形成されている。
【0034】また、前記軸受孔51には回転軸52が回転自
在に挿通支持され、この回転軸52の内端部には前記収容
凹部49内に位置して傘歯車53が一体に形成されていると
ともに、前記回転軸52の外端部には前記挿入口50内に位
置して+字溝状の回転操作部54が形成されている。ま
た、前記収容凹部49内の上部には前記傘歯車53に噛合し
た傘歯車55が定位置で回転自在に軸架され、この傘歯車
55は前記収容凹部49内の上部に形成された上下方向の摺
動孔49a に摺動自在に嵌合した嵌合突部55a 及び前記摺
動孔49a の開口縁部に摺動自在に係合した抜け止め用の
ストッパー部55bを有している。
【0035】つぎに、前記案内凹部32にて形成された前
記ケース本体31の上部は、前記基板34に一体で上部ケー
ス部56として形成され、この上部ケース部56には上面を
開口した多角形状の上下方向の角孔ガイド57が形成され
ている。また、前記角孔ガイド57内には多角形状の角柱
体58が上下動自在に嵌合され、この角柱体58には上下方
向の調整杆59の略中間部が固着され、この調整杆59の下
部に形成された螺杆部60は前記傘歯車55の中心部に貫通
形成された上下方向のねじ孔61に回動により進退自在に
螺合されている。
【0036】そして、前記回転軸52にて前記傘歯車53及
びこの傘歯車53に噛合した前記傘歯車55が回動されるこ
とにより、この傘歯車55のねじ孔61にて前記調整杆59の
螺杆部60が昇降されるとともに、この調整杆59の中間部
に固着した前記角柱体58が前記角孔ガイド57に沿って昇
降されるようになっている。
【0037】また、前記調整杆59の上部にはこの調整杆
59より大径のストッパー62が固着され、このストッパー
62上の調整杆59にはローラホルダー63が水平方向に回動
自在に軸架され、このローラホルダー63の上方部に位置
して調整杆59の上端部にはローラホルダー63の抜止体64
が固着されている。
【0038】前記ローラホルダー63は、前記上部ガイド
レール1内に挿入可能な略矩形状に形成され、その幅方
向の両側部には前記調整杆59と直交する方向のローラ支
軸65がそれぞれ突設され、この両側部のローラ支軸65に
は前記上部ガイドレール1の両側部に形成されたローラ
収容部8内に収容され、かつ、そのローラ支持板4上に
支持される移動用の前記ガイドローラ22がそれぞれ回転
自在に軸架され、この両側部のガイドローラ22は前記ロ
ーラホルダー63の幅方向の両側部に形成された凹窪部66
内に回転自在に配設されている。
【0039】また、前記ローラホルダー63の長さ方向の
両側部には上面を開口した収容凹部67がそれぞれ形成さ
れ、この両側部の収容凹部67には前記両側部のガイドロ
ーラ22と同方向に向かって回転する規制ローラ68がそれ
ぞれ回転自在に軸架収容され、この両側部の規制ローラ
68の上部は収容凹部67の開口面より上方に向かってそれ
ぞれ突出されている。
【0040】前記両側部の規制ローラ68は、前記上部ガ
イドレール1の上部のローラ収容部7内に収容される幅
にてそれぞれ形成され、その中心部の幅方向両側部には
前記上部ガイドレール1の案内突条6の下端部に当接す
る軸受ボス69がそれぞれ互いに反対方向に向かって水平
状に一体に突設されている。
【0041】また、前記両側部の軸受ボス69には前記ロ
ーラ支軸65と平行にローラ支軸70が回転自在に挿通さ
れ、このローラ支軸70の両端部がそれぞれの収容凹部67
の開口縁部に対向して突設された軸受71に軸架されてい
る。そして、前記両側部の規制ローラ68の上部は前記上
部のローラ収容部7内に収容され、かつ、このローラ収
容部7の相対する案内突条6にて位置規制されるように
なっている。
【0042】そうして、前記回転操作部54を有する回転
軸52、この回転軸52に形成された傘歯車53、この傘歯車
53に噛合した傘歯車55及びこの傘歯車55にて昇降される
調整杆59にて前記ガイドローラ22及び規制ローラ68を有
するローラホルダー63を上下方向に設定位置を高さ調整
するローラ調整機構72が構成されている。
【0043】つぎに、前記下部ランナーユニット19は、
前記上部ランナーユニット18のケースホルダー20及びこ
のケースホルダー20の嵌合凹部25内に嵌合するローラケ
ース21を上下に反転したもので、したがって、前記ケー
スホルダー20及びローラケース21と同一の構造部分につ
いては前記ケースホルダー20及びローラケース21に用い
た符号を加入して、それらの説明を省略する。
【0044】しかして、前記ローラケース21には、前記
ケース本体31の中間ケース部48及び上部ケース部56に亘
って円筒状の上下方向の案内孔73が形成され、この案内
孔73の下端部にはこの案内孔73より縮径した上下方向の
挿通孔74が連通形成されている。また、前記挿通孔74に
は吊持杆75が上下方向に摺動自在に挿通され、この吊持
杆75の下端部にはローラホルダー76が水平方向に回動自
在に軸架されている。
【0045】前記ローラホルダー76は、前記下部ガイド
レール9内に移動自在に収容される幅にて略矩形状に形
成され、その中間部に前記吊持杆75の下端部を回動自在
に挿通した挿通孔76a が形成され、この挿通孔76a に挿
通した前記吊持杆75の下端部を中心とした周囲には幅方
向の両側部を開口したローラ収容部77が形成され、この
吊持杆75の下端部には前記ローラ収容部77内において規
制ローラ78が水平方向に回転自在に軸架され、この規制
ローラ78の外周部は前記下部ガイドレール9の相対する
側板11にて位置規制されるようになっている。
【0046】また、前記ローラホルダー76の両端部には
水平方向のローラ支軸79がそれぞれ平行に回転自在に軸
架され、この両側部のローラ支軸79の両端部には前記下
部ガイドレール9の両側部のローラ収容部14内に収容さ
れるガイドローラ80がそれぞれ固着され、この両端部の
各ガイドローラ80の上部は前記下部ガイドレール9の相
対するローラ支持板12の下面部にそれぞれ移動自在に係
合されるようになっている。
【0047】また、前記案内孔73内に突出した前記吊持
杆75の上部にはコイルスプリング81が巻回され、このコ
イルスプリング81の一端部が前記吊持杆75の上端部に突
設されたフランジ82に係止されているとともに、その他
端部が前記挿通孔74の開口縁部に係止されている。そし
て、前記コイルスプリング81にて前記吊持杆75が常時上
方に向かって附勢され、この吊持杆75の下端部に軸架さ
れた前記ローラホルダー76の上面部が前記挿通孔74の開
口縁部に当接されるようになっている。
【0048】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0049】各扉体15の木口16の上端部に形成された埋
設凹部17内に上部ランナーユニット18のケースホルダー
20を埋設し、このケースホルダー20の固定基板23に形成
された上下の挿通孔29から埋設凹部17の内壁部に固定ね
じ28を捩じ込んで埋設凹部17内にケースホルダー20を固
定する。
【0050】また、各扉体15の木口16の下端部に形成さ
れた埋設凹部17内に下部ランナーユニット19のケースホ
ルダー20を埋設し、このケースホルダー20の固定基板23
に形成された上下の挿通孔29から埋設凹部17の内壁部に
固定ねじ28を捩じ込んで埋設凹部17内にケースホルダー
20を固定する。
【0051】また、上部ガイドレール1に上部ランナー
ユニット18のローラケース21に軸架された各ガイドロー
ラ22及び各規制ローラ68を収容する。すなわち、上部ガ
イドレール1の両側部のローラ収容部8内に両側部のガ
イドローラ22を収容してローラ支持板4上に移動自在に
係合することにより、上部ガイドレール1の上部のロー
ラ収容部7内に各規制ローラ68の上部が収容されるとと
もに、上部ガイドレール1の案内溝5内にローラホルダ
ー63の下端部が移動自在に配設される。そして、上部ガ
イドレール1には上部ランナーユニット18のローラケー
ス21が各ガイドローラ22を介して移動自在に係合されて
吊持される。
【0052】また、下部ガイドレール9に下部ランナー
ユニット19のローラケース21に軸架された規制ローラ78
及び各ガイドローラ80を収容する。すなわち、下部ガイ
ドレール9の両側部のローラ収容部14内に両側部の各ガ
イドローラ80を収容してローラ支持板12に移動自在に係
合することにより、下部ガイドレール9の両側板11間に
規制ローラ78が収容されるとともに、下部ガイドレール
9の案内溝13内にローラホルダー76の上端部が移動自在
に配設される。そして、下部ガイドレール9には下部ラ
ンナーユニット19のローラケース21が各ガイドローラ80
及び規制ローラ78を介して移動自在に係合されて支持さ
れる。
【0053】つぎに、扉体15の木口16に固定した上部ラ
ンナーユニット18のケースホルダー20の嵌合凹部25内に
上部ガイドレール1に各ガイドローラ22を係合して吊持
した上部ランナーユニット18のローラケース21を挿入す
ると、このローラケース21に設けたロックレバー39の相
対するレバー片41に形成された摺動面42の挿入端部がケ
ースホルダー20の嵌合凹部25に相対して突設したストッ
パー27の案内面27a に当接される。
【0054】また、ケースホルダー20の嵌合凹部25内に
ローラケース21を更に強く挿入すると、このローラケー
ス21のロックレバー39の相対する摺動面42が相対するス
トッパー27の案内面27a にて押動され、このロックレバ
ー39が支軸37を中心としてコイルスプリング46に抗して
ローラケース21の挿入溝33から後退する方向の下方に向
かって回動されつつ相対するストッパー27の案内面27a
に沿って次第に押し込まれる。
【0055】この際、ケースホルダー20の嵌合凹部25の
相対する案内突条26がローラケース21の両側部の案内凹
部32に係合され、かつ、ケースホルダー20の相対するス
トッパー27がローラケース21の挿入溝33に挿入されるこ
とにより、この案内突条26と案内凹部32との相互及びス
トッパー27と挿入溝33との相互による位置決め及び案内
作用によってケースホルダー20にローラケース21がスム
ーズに嵌合される。
【0056】そして、ケースホルダー20の嵌合凹部25内
にローラケース21が深く嵌合されるとともに、このロー
ラケース21のロックレバー39の相対する摺動面42が相対
するストッパー27の案内面27a から外れ、このロックレ
バー39がコイルスプリング46の復帰力によって支軸37を
中心として復帰回動され、このロックレバー39の相対す
る係止部43がケースホルダー20の相対するストッパー27
の係止面27b にそれぞれ自動的に係止される。
【0057】したがって、ケースホルダー20の嵌合凹部
25内にローラケース21を深く嵌合されるとともに、この
ローラケース21はケースホルダー20にロックレバー39に
てロックされ、上部ランナーユニット18がワンタッチで
連結され、かつ、この上部ランナーユニット18のケース
ホルダー20を固定した扉体15はローラケース21及びこの
ローラケース21の各ガイドローラ22にて上部ガイドレー
ル1に沿って移動自在に取付けられ、すなわち、上部ガ
イドレール1には扉体15の上端部が上部ランナーユニッ
ト18にてワンタッチで簡単に取付けられる。
【0058】つぎに、上部ランナーユニット18のケース
ホルダー20の嵌合凹部25内からローラケース21を外す場
合には、ローラケース21の操作口35内に突出したロック
レバー39の操作部44を係止突片47から離間する方向の下
方に向かって押動操作すると、この操作部44にてロック
レバー39が支軸37を中心としてコイルスプリング46に抗
して下降回動され、このロックレバー39の相対する係止
部43がケースホルダー20の相対するストッパー27の係止
面27b から外れ、ローラケース21のロックが解除され
る。
【0059】そして、ケースホルダー20の嵌合凹部25内
からローラケース21を引き抜くか、または、その逆にロ
ーラケース21からケースホルダー20を引き抜くことによ
り、ケースホルダー20の嵌合凹部25内からローラケース
21が簡単に外される。また、下部ランナーユニット19の
ケースホルダー20の嵌合凹部25内からローラケース21を
外す場合も、前記上部ランナーユニット18の場合と同様
にロックレバー39を操作することにより、ローラケース
21のロックが解除され、ケースホルダー20の嵌合凹部25
内からローラケース21が簡単に外される。
【0060】つぎに、扉体15の木口16に固定した下部ラ
ンナーユニット19のケースホルダー20の嵌合凹部25内に
下部ガイドレール9に規制ローラ78及び各ガイドローラ
80を係合して支持した下部ランナーユニット19のローラ
ケース21を挿入され、このケースホルダー20の嵌合凹部
25内にローラケース21を深く嵌合されると、前記上部ラ
ンナーユニット18の場合と同様に、下部ランナーユニッ
ト19がワンタッチで連結される。
【0061】すなわち、ローラケース21はケースホルダ
ー20にロックレバー39にてロックされ、下部ランナーユ
ニット19がワンタッチで連結されるとともに、この下部
ランナーユニット19のケースホルダー20を固定した扉体
15はローラケース21及びこのローラケース21の規制ロー
ラ78及び各ガイドローラ80にて下部ガイドレール9に沿
って移動自在に取付けられ、すなわち、下部ガイドレー
ル9には扉体15の下端部が下部ランナーユニット19にて
ワンタッチで簡単に取付けられる。
【0062】この際、上部ガイドレール1に吊持された
扉体15の下端部の下部ランナーユニット19におけるケー
スホルダー20の位置に対して下部ガイドレール9に支持
されたローラケース21の位置が上下方向に位置ずれして
いる場合には、規制ローラ78及び各ガイドローラ80を有
するローラホルダー76にて支持された吊持杆75に対して
コイルスプリング81に抗してローラケース21を上下動調
節することにより、下部ランナーユニット19のケースホ
ルダー20の位置にローラケース21の位置を簡単に位置合
わせされ、したがって、下部ランナーユニット19のケー
スホルダー20内にローラケース21がワンタッチで簡単に
嵌合されて連結される。
【0063】このようにして、上部ガイドレール1と下
部ガイドレール9との間に上部ランナーユニット18及び
下部ランナーユニット19を介して折り戸の各扉体15を簡
単に取付けられ、現場での各扉体15の取付け作業を簡単
に行うことができ、作業能率を大幅に向上させることが
できる。
【0064】つぎに、上部ガイドレール1と下部ガイド
レール9との間に上部ランナーユニット18及び下部ラン
ナーユニット19を介して各扉体15を取付けた際におい
て、上部ガイドレール1の下端部と各扉体15の上端部と
の間の間隔が狭すぎて扉体15の開閉等に不都合な状態で
あったり、この間隔が開きすぎて体裁が悪く外観性を損
なう状態の場合には、その間隔の状況に応じてローラ調
整機構72を調整操作して各扉体15を上下動し、上部ガイ
ドレール1の下端部と各扉体15の上端部との間の間隔を
適正な間隔に調整して設定する。
【0065】すなわち、その間隔の状況に応じてローラ
調整機構72の回転操作部54を回転操作して回転軸52を一
方側の調整方向に向かって回転すると、この回転軸52の
傘歯車53にてこの傘歯車53に噛合した傘歯車55が連動回
転され、この傘歯車55のねじ孔61に螺合した螺杆部60を
介して調整杆59が上下動される。
【0066】この際、調整杆59の上端部は上部ガイドレ
ール1に係合した各ガイドローラ22を有するローラホル
ダー63に抜止体64にて抜け止め支持されているので、傘
歯車53,55が回転されることにより調整杆59が上下動さ
れるとともに、この調整杆59に支持されたローラケース
21及びこのローラケース21を嵌合したケースホルダー20
を介してこのケースホルダー20を固着した扉体15が上下
動される。
【0067】したがって、回転操作部54にて回転軸52の
回転を調整操作することにより、上部ガイドレール1の
下端部と各扉体15の上端部との間の間隔を適正な間隔に
簡単に調整して設定される。この場合、調整杆59を支持
したローラケース21の両側部の案内凹部32内にケースホ
ルダー20の両側部の案内突条26が係合支持されていると
ともに、ローラケース21の挿入溝33内にケースホルダー
20の両側部のストッパー27が係合支持されて、ケースホ
ルダー20の嵌合凹部25内にローラケース21が嵌合されて
いるため、調整杆59が上下動されるとともにケースホル
ダー20及びローラケース21を介して扉体15が確実に上下
動される。
【0068】また、各扉体15が上下動されると、この各
扉体15の下端部の下部ランナーユニット19のケースホル
ダー20の嵌合凹部25内に嵌合したローラケース21は吊持
杆75に対してコイルスプリング81に抗して上下動され
る。そして、この吊持杆75及びコイルスプリング81にて
上部ガイドレール1と下部ガイドレール9との間には各
扉体15は常に垂直状に取付けられる。
【0069】つぎに、上部ガイドレール1と下部ガイド
レール9との間に上部ランナーユニット18及び下部ラン
ナーユニット19を介して各扉体15を取付けることによ
り、この各扉体15は上部ランナーユニット18及び下部ラ
ンナーユニット19にて軽快に開閉することができる。
【0070】この際、各扉体15を開閉したり各扉体15を
閉じた場合及び各扉体15を開いた場合において、その各
扉体15が倒れようとすると、上部ランナーユニット18に
おいては、このローラホルダー63のガイドローラ22を中
心として両側部に配設した規制ローラ68の両端部の軸受
ボス69が上部ガイドレール1の相対する案内突条6の下
端部にそれぞれ当接され、この両側部の規制ローラ68の
両端部の軸受ボス69と相対する案内突条6の下端部とに
よりローラホルダー63が上部ガイドレール1内で傾くこ
とが防止されるとともに、このローラホルダー63に支持
された調整杆59を介して吊持された各扉体15が倒れるこ
とを防止される。
【0071】また、下部ランナーユニット19において
は、このローラホルダー76の規制ローラ78を中心として
両側部に配設したローラ支軸79の両端部の各ガイドロー
ラ80が下部ガイドレール9のローラ支持板12の下面にそ
れぞれ圧接され、このローラホルダー76が下部ガイドレ
ール9内で前後方向に傾くことが防止されるとともに、
このローラホルダー76に支持された吊持杆75及びコイル
スプリング81を介して各扉体15が倒れることを防止され
る。
【0072】つぎに、各扉体15を開閉したり各扉体15を
閉じた場合及び各扉体15を開いた場合において、各扉体
15が上部ガイドレール1及び下部ガイドレール9の幅方
向に移動しようとすると、下部ランナーユニット19のロ
ーラホルダー76に設けた規制ローラ78が下部ガイドレー
ル9の相対するに側板11に当接する。また、上部ランナ
ーユニット18のローラホルダー63に設けて両側部の規制
ローラ68の幅方向の端面部の上部が一方側の案内突条6
に当接する。したがって、下部ランナーユニット19の規
制ローラ78及び上部ランナーユニット18の両側部の規制
ローラ68にて各扉体15が上部ガイドレール1及び下部ガ
イドレール9の幅方向に移動することを防止される。
【0073】つぎに、前記実施例では、上部ランナーユ
ニット18及び下部ランナーユニット19は扉体15の木口16
に埋設固定する場合について説明したが、これに限ら
ず、この上部ランナーユニット18及び下部ランナーユニ
ット19は扉体15の上端部及び下端部の裏面に埋設固定す
るようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、開閉体に埋設
固定され嵌合凹部及びこの嵌合凹部に突設されたストッ
パーを有するケースホルダーを設け、このケースホルダ
ーの嵌合凹部に前記開閉体を案内するガイドレールに係
合するガイドローラを回転自在に軸架したローラケース
を嵌合し、このローラケースに前記ケースホルダーのス
トッパーに係脱可能に係止する係止部を有するロックレ
バーを回動自在に軸支し、このロックレバーを常時附勢
し前記ケースホルダーの嵌合凹部内に前記ローラケース
を嵌合した際に前記ロックレバーを復帰回動させて係止
部を前記ストッパーに係止させるスプリングを設けたの
で、ケースホルダーの嵌合凹部内にガイドローラを回転
自在に軸架したローラケースを嵌合するだけのワンタッ
チ操作によってケースホルダーにローラケースを確実に
固定することができ、このローラケースの固定に固定ね
じを用いて捩じ込む操作を必要とせず、この取付け操作
が簡単で現場作業に好ましい開閉体取付装置を提供する
ことができる。
【0075】請求項2の発明によれば、ケースホルダー
は、その嵌合凹部の相対する位置に突設されローラケー
スの嵌合方向の案内突条と、前記嵌合凹部の相対する位
置に前記案内突条と離間して平行に突設されたストッパ
ーとを有し、前記ローラケースは、その両側部に形成さ
れ前記案内突条に案内される案内凹部と、この案内凹部
と離間して平行に形成され前記ストッパーを挿入する挿
入溝とを有するので、ケースホルダーの嵌合凹部にロー
ラケースを嵌合する際には案内突条と案内凹部との嵌合
によるガイド作用によって、ケースホルダーの嵌合凹部
にローラケースをスムーズに嵌合することができるとと
もに、その相互の嵌合によりローラケースが上方に抜け
出ることを確実に防止できる。また、案内突条と案内凹
部との嵌合と同時に挿入溝にストッパーを確実に嵌合で
きるとともに、このストッパーにロックレバーを確実に
係止させることができる。
【0076】請求項3の発明によれば、ロックレバー
は、ローラケースの挿入溝の近傍に位置して配設された
支軸に回動自在に軸支されストッパーに沿って摺動する
摺動面と、この摺動面の後端部に形成された垂直状の係
止部と、前記ローラケースに突設された係止突片に係脱
可能に係合する操作部とを有し、スプリングにて支軸を
中心としてロックレバーを常時附勢し前記摺動面を前記
挿入溝内に突出させるので、ケースホルダーの嵌合凹部
にローラケースを嵌合することによりロックレバーの摺
動面がストッパーの側面から外れるとともに、このロッ
クレバーがスプリングの復帰力によって支軸を中心とし
て復帰回動され、このロックレバーの係止部をストッパ
ーに自動的に係止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上部の扉開閉装置を分
離した状態の斜視図である。
【図2】同上嵌合状態を示す断面図である。
【図3】同上ロックレバーの分解斜視図である。
【図4】同上扉体取付け状態を示す一部の断面図であ
る。
【図5】同上木口を示す側面図である。
【図6】同上上部ランナーユニットの平面図である。
【図7】同上扉体取付け状態を示す正面図である。
【図8】下部の扉開閉装置を分離した状態の斜視図であ
る。
【図9】同上嵌合状態を示す断面図である。
【図10】同上下部ランナーユニットの底面図である。
【符号の説明】
1 上部ガイドレール 9 下部ガイドレール 15 開閉体 20 ケースホルダー 21 ローラケース 22,80 ガイドローラ 25 嵌合凹部 26 案内突条 27 ストッパー 32 案内凹部 33 挿入溝 37 支軸 39 ロックレバー 42 摺動面 43 係止部 44 操作部 46 スプリング 47 係止突片

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体に埋設固定され嵌合凹部及びこの
    嵌合凹部に突設されたストッパーを有するケースホルダ
    ーと、このケースホルダーの嵌合凹部に嵌合され前記開
    閉体を案内するガイドレールに係合する回転自在のガイ
    ドローラを有するローラケースと、このローラケースに
    回動自在に軸支され前記ケースホルダーのストッパーに
    係脱可能に係止する係止部を有するロックレバーと、こ
    のロックレバーを常時附勢し前記ケースホルダーの嵌合
    凹部内に前記ローラケースを嵌合した際に前記ロックレ
    バーを復帰回動させて係止部を前記ストッパーに係止さ
    せるスプリングと、を具備したことを特徴とする開閉体
    取付装置。
  2. 【請求項2】 ケースホルダーは、その嵌合凹部の相対
    する位置に突設されローラケースの嵌合方向の案内突条
    と、前記嵌合凹部の相対する位置に前記案内突条と離間
    して平行に突設されたストッパーとを有し、前記ローラ
    ケースは、その両側部に形成され前記案内突条に案内さ
    れる案内凹部と、この案内凹部と離間して平行に形成さ
    れ前記ストッパーを挿入する挿入溝とを有する、ことを
    特徴とする請求項1記載の開閉体取付装置。
  3. 【請求項3】 ロックレバーは、ローラケースの挿入溝
    の近傍に位置して配設された支軸に回動自在に軸支され
    ストッパーに沿って摺動する摺動面と、この摺動面の後
    端部に形成された垂直状の係止部と、前記ローラケース
    に突設された係止突片に係脱可能に係合する操作部とを
    有し、スプリングにて支軸を中心としてロックレバーを
    常時附勢し前記摺動面を前記挿入溝内に突出させる、こ
    とを特徴とする請求項1または2記載の開閉体取付装
    置。
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