JP2008156851A - 引戸クローザー - Google Patents

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【課題】引戸クローザーについて、引戸閉じ動作の後半部分を確実且つスムースに行えるようにすることに加え、その調整作業を容易なものとする。
【解決手段】引きバネ14及びエアダンパ10を有する引戸閉止機構を備えて引戸50上端側に付設され、戸枠40から下向きに突設したフック体80に下側から係合するキャッチ体5aが係合状態で引戸開動作により引きバネ14を所定量延伸した時点でフック体80から外れて本体ボディ2側に固定され、引戸閉動作でフック体80と再係合して本体ボディ2側から外れエアダンパ10で緩衝されながら引きバネ14の弾性収縮力で引戸閉じ動作後半部分の所定範囲を自動的に行う引戸クローザー1であって、引きバネ14がエアダンパ10の上側に縦方向に並列して本体ボディ2に収装され本体ボディ2が上面に沿って設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、引戸クローザーに関し、殊に、引戸閉止機構が引戸上端側に付設されこれに係合されるフック体が戸枠側に設けられて、引戸閉じ動作のうち少なくとも最終部分をアシストまたは自動化するための引戸クローザーに関する。
引戸を閉める際、閉める勢いが強すぎると引戸が戸枠に跳ね返り完全に閉まらないことがある。そのため、引戸閉じ動作の後半部分は勢いをつけずにゆっくり閉めるなどして対応するが、これでは余分な時間と力を要することになる。また、引戸が跳ね返って開いた部分を閉じる際には、引戸が再度跳ね返らないように閉じ動作の最終部分を強く押圧するなどの手間を要していた。
このような引戸の跳ね返りの問題に対し、特開平11−229705号公報には、引戸側に係合手段を有した引戸閉止機構を設けるとともに戸枠側には被係合手段(フック体)を設けて、引戸を閉じ方向に移動させることで被係合手段に係合した係合手段が、引戸閉止機構に内装した引きバネ等の付勢手段により相対移動されて引戸を自動的に戸枠に当接させるようにした、引戸クローザーが提案されている。
このような構成により、引戸を勢いよく閉じて戸枠にバウンドしても自動で完全に閉じることが可能となる。しかし、この引戸クローザーは、引戸を閉じる力にバネの付勢力が加わることで引戸が戸枠に勢いよく衝突することになるため、大きな衝撃と騒音を伴いやすい点が難点である。
そこで、例えば特開2006−169905号公報に記載されているように、引きバネによる引戸閉鎖機構にシリンダとピストンからなるエアダンパを併設して引戸閉じ方向の力を緩衝するようにして、引戸閉じ動作の後半部分を緩徐に完了させるものが用いられている。しかしながら、これら引きバネにエアダンパを併用するものは、引戸閉鎖動作の終了直前部分がバネ圧の最も弱い部分に一致することから、引戸の滑動に少しでも抵抗があるとエアダンパの抵抗が加わることにより閉じ動作がスムースに行われなかったり完全に閉鎖しなかったりする場合がある。
更に、引戸や戸枠の高さ精度が低かったり長期間の使用で構造体に変形が生じたりして引戸上端位置と戸枠の高さが適合しない場合には、被係合手段と係合手段との位置調整が必要になり、また、同時に使用により生じる建て付けのずれや戸車を形成するベアリングの摩耗などにより引戸の走行摩擦が上昇するために引きバネばねの調整が必要であるところ、従来の引戸クローザーではこれらの調整作業に手間を要するものが殆どであり、手間を要しないものでも複雑な調整機構を要してコスト高の要因となっている。
さらに、引きバネにエアダンパを併用したものは、引きバネがエアダンパ内部または下方に配設されていることから、引きバネの張力調整時にバネ端部側に設けたネジを回動させて調整する構成となっており、微量ずつしか調整できないとともにその調整代は極めて小さく、充分な調整を行いにくいという難点がある。
特開平11−229705号公報 特開2006−169905号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、引戸クローザーについて、引戸閉じ動作の後半部分を確実且つスムースに行えるようにすることに加え、その調整作業を容易なものとすることを課題とする。
そこで、本発明は、引きバネ及びエアダンパを有する引戸閉止機構を備えて引戸上端側に付設され、この引戸上端側を水平方向に案内する戸枠の所定位置から下向きに突設したフック体に下側から係合するキャッチ体が引戸の長手方向所定範囲で往復摺動可能に突設され、これを引きバネで摺動させて引戸を閉方向に付勢するものであって、そのキャッチ体がフック体に係合した状態で引戸開動作により引きバネを所定量延伸した時点でフック体から外れて本体ボディ側に固定され、引戸閉動作によりフック体と再係合して本体ボディ側から外れ、エアダンパの作用で緩衝されながら引きバネの弾性収縮力で引戸閉じ動作後半部分のうち完全閉止までの所定範囲を自動的に行うものとした引戸クローザーにおいて、その引戸閉止機構は、引きバネがエアダンパのシリンダ上側に縦方向に並列して本体ボディに収装され、この本体ボディが引戸の上面に沿って配置されたことを特徴とするものとした。
このように、エアダンパを引きバネに並列して配置することで引戸閉じ動作の後半部分を自動的且つ緩徐に行えるようになるが、この引きバネをエアダンパのシリンダ上側に縦方向に並列して引戸閉止機構の厚さを最小限とし、引戸を取り外すことで各種調整作業を容易に行えるものとなる。特に引戸上端面と面一にして引戸内に埋め込むことにより、引戸閉止機構を戸枠内に深く突出しないものとすると、外観が美麗になるだけでなく、引戸の取り外しも容易なものとなり、引戸を取り外すことで各種調整作業を容易に行えるものとなる。
またこの場合、引きバネが本体ボディの上面寄りになることから、引きバネの固定端位置を本体ボディ上面側から操作して引きバネの長手方向に沿って変更することによりバネ張力を調整可能なものとすれば、引戸上端面の上方からバネ長を直接変更できるようになるため、バネ張力の調整が充分且つ容易に行えるものとなる。
さらに、この引戸クローザーにおいて、戸枠のフック体はその突出量を下方から調整可能とされたものとすれば、引戸を開いた状態でキャッチ体に対するフック体の高さ位置調整が極めて容易に行えるものとなり、さらにまた、このフック体の突出量の調整は、戸枠下面側に露出したネジ頭を下方から回動させることにより行われるものとすれば、簡易な構成により精密な調整が容易に行えるものとなる。
加えて、上述した引戸クローザーにおいて、そのエアダンパはシリンダの基端側に大径部を有しており、引戸閉動作最終部分の所定範囲で緩衝抵抗を減じるものとすれば、バネ張力が最も弱くなる引戸閉動作最終部分が、一層確実且つスムースに行われるものとなる。
そして、上述した引戸クローザーにおいて、そのフック体は戸枠下面側に設けた引戸案内溝の溝幅方向両端側に並列して設けられ、この2つのフック体で1つのキャッチ体に係合するものとすれば、構造体に多少のひずみやズレがあっても係合状態が極めて安定したものとなる。
引きバネがエアダンパのシリンダ上側に縦方向に並設され、引戸閉止機構が上面を引戸上端面に面一に埋め込まれて設けられるものとした本発明によると、引戸閉じ動作の後半部分をスムース且つ確実に行えることに加え、その調整作業の容易化を実現できるものである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1の本実施の形態である引戸クローザー1の縦断面図、及びその取り付け状態を示す図2の正面図を参照して、引戸クローザー1は、その厚さ(図中奥行き方向)が付設する引戸50の厚さよりも薄く、引戸閉止機構を備えた本体ボディ2の上面が引戸上端面に面一になるように引戸50内に埋め込まれて使用されるものであり、係合手段であるキャッチャー5のキャッチ体5aが引戸上端面から上方向に突出して設けられ、被係合手段である被係合金具8のフック体80が戸枠40の引戸案内部分の所定位置から下方向に突出するように設けられる。
図3の分解斜視図を参照して、引戸クローザー1の本体ボディ2は、例えば所定形状に切断したステンレスなどの鋼板を屈曲して形成し、或いは硬質の合成樹脂により成型されたなる箸箱状のものであり、引戸閉止機構を収装する収装体2aとその上側開口部に被せて蓋をする蓋体2bとからなる。そして、蓋体2b上面の略中央位置から先端(図中右)側に亘ってスリット120が開口しており、この開口部分で後述するキャッチャー5のキャッチ体5aを外側に露出させ、スリット120の長手方向に摺動させるようになっている。
フック体80にキャッチ体5aが係合した状態でキャッチャー5を摺動させて引戸50の閉動作を行う引戸閉止機構は、収装体2a内で内壁に略密着する厚さを有し収装体2aの長手方向に摺動する略方形の摺動ブロック15備えており、この摺動ブロック15はその基端(図中左)側面から突設した繋留リング15aとバネ固定部材13側の繋留ピン13cとの間に架設された引きバネ14の弾性収縮力により動作するようになっている。
また、この引戸閉止機構は、摺動ブロック15の基端側面から延設された円柱状のピストンロッド11a及びその先端側で環状のシール部材11cを設けたピストンヘッド11bからなるピストン11と、基端側を栓体12bで閉鎖されこのピストン11を挿入するシリンダ12と、からなるエアダンパ10を備えており、手動及び引きバネ14による引戸閉動作を緩衝するようになっている。
そして、摺動ブロック15には上方からキャッチャー5が挿設されるが、このキャッチャー5はキャラメルの一角を斜めに切り欠いたような形状を有しており、摺動ブロック15の先端側面及び上面から所定幅・所定深さで設けた揺動溝15b中でピン15dにより貫通・軸支され上部側を摺動方向に沿う面で揺動可能とされており、その上端部に設けられたキャッチ体5aを蓋体2b上面側に露出して、摺動ブロック15とともにスリット120の長手方向に沿って摺動するようになっている。
このキャッチ体5aは、キャッチャー5の上端部でその厚さ方向(本体ボディ2の厚さ方向に一致)両側にスリット120の幅を超えて突出する係合バー151,152が並列してなるものであり、係合バー151,152の間でフック体80の角柱状先端部を保持して係合するようになっている。
そして、キャッチ体5aがフック体80と係合した状態で、引戸開動作で摺動ブロック15が先端側に向かって摺動することにより、引きバネ14が延伸されるとともに摺動端側でキャッチャー5が転動してスリット120先端側の陥凹部121に一方の係合バー152が落ち込み、フック体80から外れるようになっている。
そして、引戸閉動作に入ると、引戸50上端面から突出したままのもう一方の係合バー151に、フック体80が衝突することによりキャッチャー5が起立して、再度係合するようになっている。尚、ここまでの構成は従来から周知の構成のものとほぼ同様であり、上述した従来の引戸クローザーとほぼ共通した引戸の自動閉止機能・緩衝機能を奏するものであるが、以下に説明する構成部分が本発明における特徴部分となっている。
即ち、エアダンパ10は、引きバネ14の下側に縦方向に並列して設けられており、引戸閉止機構の厚さを最小限に抑えたものとなっている。これにより、引戸クローザー1は本体ボディ2の厚さを抑えて引戸50の上端側内部に埋め込むことを容易にし、従来の引戸クローザーの戸閉止機構が引戸上端面から上方向に突設され、戸枠内部にこれを収納する比較的大きなスペースを要して汎用性に欠けていたのに対し、使用する戸枠を選んだり改造したりする必要性がなく汎用性の高いものとなっており、且つ、引戸の取り外し・装着作業を簡易な手順で実施可能として、各種調整作業の容易化を実現している。
また、引きバネ14をエアダンパ10の上側に配置したことで、引きバネ14のバネ張力調整部を本体ボディ2の上面側に設けることを可能としている。そのため、バネ固定部材13上面側に開口したスリット13aに沿って繋留ピン13cを有する固定板13bを所定位置まで移動させ、スリット122を経て蓋体2b外部に頭を露出したネジ13dで所望位置に固定できるものとなっており、容易に引きバネ14のバネ張力を調整できるものとされ、また、従来よりもその調整代を大きなものとしている。
さらに、シリンダ12の基端側の栓体12b先端面から所定範囲においてシリンダ内径を拡大した大径部12aを設けてあり、引戸閉動作の最終部分に入った時点で、ピストンヘッド11bのシール部材11cとシリンダ12内壁との間の密着度が急に低下し、エアダンパ10の緩衝抵抗が急激に減少するようになっており、引きバネ14のバネ圧が最も弱い引戸閉動作の最終部分であってもスムースな動作を確保しやすいものとなっている。
次に、図4乃至図5を参照しながら本実施の形態の動作を説明する。
図4(A)に示す引戸50の完全閉止状態では、摺動ブロック15は本体ボディ2の中央部に位置した状態であり、このときキャッチャー5のキャッチ体5aは被係合金具8のフック体80と係合しており、引きバネ14はバネ張力が低い状態となっている。
引戸50を手で引いて引戸開動作を行うと、キャッチャー5はフック体80に係合している状態であるため、摺動ブロック15が本体ボディ2内で相対的に先端側に移動させられることになり、引きバネ14は伸張されてバネ張力によるエネルギーを蓄える。
そして、図4(B)に示すように、キャッチャー5が本体ボディ2の最先端側に移動すると、その係合バー152がフック体80に押されてキャッチャー5を右回りに転動させて転倒させる。すると、蓋体2bのスリット120先端側に設けた陥凹部121に係合バー152が落ち込み、キャッチャー5及び摺動体15がこの位置で本体ボディ2側に固定されるとともに、フック体80との係合状態が解除されて引戸50がフリーとなる。
次に、引戸50の閉動作に入り、引戸50側端面が戸枠40側面に接近すると、今度はキャッチ体5aの係合バー151がフック体80に衝突し、キャッチャー5を左回りに転動させて起立させ、係合バー152が陥凹部21から外れてキャッチ体5aがフック体80に再係合するとともに、摺動体15は本体ボディ2側との固定状態が解除される。すると、図4(C)に示すように引きバネ14の弾性収縮力で摺動体15は本体ボディ2内で基端側に移動し、引戸50は相対的にその反対方向に移動して、引戸閉動作の最終部分が自動的に行われる。
このとき、引きバネ14の作用及び手動による引戸50の閉方向の勢いは、引きバネ14に並列して設けられたエアダンパ10で緩衝されて、引戸50が戸枠40に強く衝突することが回避されるものであるが、本実施の形態では図5(A)のシリンダ12の基端側拡大部分図に示すように、引戸閉動作最終部分においてシリンダヘッド11bが通過するシリンダ12の内径が拡大された大径部12aが設けられている点を特長としている。
即ち、図5(B)に示すようにシリンダヘッド11bがこの部分に達することで、シール部材11c外周面とシリンダ12の大径部12a内周面との間に隙間が生じて緩衝抵抗が大きく減少する。そのため、引きバネ14のバネ張力が最も弱くなる引戸閉動作の最終部分であってもピストン11がスムースに移動して、引戸50が確実且つスムースに閉動作を終了する。
尚、本実施の形態においては、図6(A)に示すように被係合金具8は調整機能を備えており、内装したネジ8cを回動させることでスライド板8bが上下にスライドするようになっており、このスライド板8b下面からロッド81が延設されてフック体80を上下に動作させるようになっている。即ち、図6(B)に示すように、被係合金具8の本体8a下面側に露出したネジ8cの頭を下方からドライバなどで回すことで、フック体80の下方向への突出量を調整することができ、引戸50側のキャッチ体5aと戸枠40側のフック体8aとの高さ位置調整が容易に行えるものとなっている。
また、被係合金具8は、引戸50の厚さ方向で切断した図7の縦断面部分図に示すように、戸枠40に設けた引戸案内溝41内でその溝幅方向両端側に並列して設けられており、その2つのフック体8a,8aで1つのキャッチ体5aと係合するようになっている。これにより、引戸50がその厚さ方向に多少ぶれても係合状態が安定したものとなり、且つ、引戸50の開閉操作が多少乱暴であっても破損の少ないものとなる。
以上、述べたように、本発明により引戸クローザーについて引戸閉じ動作の後半部分を確実且つスムースに行えるようになった。また、そのバネ張力や係合位置などの調整作業が容易なものとなった。
尚、本実施の形態では、引戸50として戸枠40に形成した戸枠案内部分に戸車41を差し込むものを用いたことにより、引戸50の上面の走行方向の両端に戸車41が幅方向中央に突出した構成であることから、開閉時に被係合金具8が衝突するのを防ぐため、一対の被係合金具8,8を戸車41の走行線上を挟んで配置したことにより、被係合金具8,8が確実にキャッチャー5に係合させることができるが、例えば引戸50が戸車41を有していな場合や、引戸50が戸枠40に配置されたレールに吊懸される吊下げ型の場合などには引戸50の上面における中心軸位置には本実施の形態のような戸車41は存在しないので戸枠40の中心軸に沿って1つのキャッチャー5を設ければ足り、更に経済的であり、調整も容易である。
更に、本実施の形態では、前記キャッチャー5の底部に底面に適宜の摩擦係数を有する適宜硬質の樹脂ゴムにより形成された薄板状のブレーキ部材15eが取付部材15fを介して装着されている(図3参照)。このブレーキ部材15eは、特に、引戸50の閉動作の際に、キャッチ体5aの係合バー151がフック体80に衝突してキャッチャー5を左回りに転動させて起立させて、係合バー152が陥凹部21から外れてキャッチ体5aがフック体80に再係合するときに、引戸50に閉じ方向の通常の閉じ力よりも大きな力が加えられたときに、キャッチャー5が本体ボディ2の底面に押し付けられて急激な閉止による挟み込みなどを防止することができる。
本発明の実施の形態を示す縦断面図。 図1の引戸クローザーの取り付け状態を示す正面図。 図1の引戸クローザーの分解斜視図。 (A),(B),(C)は、図1の引戸クローザーの動作を説明するための縦断面図。 (A),(B)は、図1の引戸クローザーの動作を説明するためのシリンダ基端側を拡大した縦断面部分図。 (A),(B)は、図1の被係合金具の調整方法を説明するための拡大した断面部分図。 図2の被係合金具部分を引戸の厚さ方向で切断した拡大した縦断面部分図。
符号の説明
1 引戸クローザー、2 本体ボディ、2a 収装体、2b 蓋体、5 キャッチャー、5a キャッチ体、8 被係合金具、8a 本体、10 エアダンパ、8c,13d ネジ、11 ピストン、11a ピストンロッド、11b ヒストンヘッド、11c シール部材、12 シリンダ、12a 大径部、12b 栓体、13 バネ固定部材、13a,120,122 スリット、13b 固定板、13c 繋留ピン、14 引きバネ、15 摺動ブロック、15a 繋留リング、15b 揺動溝、 15d ピン、40 戸枠、41 引戸案内溝、50 引戸、121 陥凹部、151,152 係合バー

Claims (7)

  1. 引きバネ及びエアダンパを有する引戸閉止機構を備えて引戸上端側に付設され、該引戸上端側を水平方向に案内する戸枠の所定位置から下向きに突設したフック体に下側から係合するキャッチ体が前記引戸の長手方向所定範囲で往復摺動可能に突設され、前記キャッチ体を前記引きバネで摺動させて前記引戸を閉方向に付勢するものであって、前記キャッチ体が前記フック体に係合した状態で引戸開動作により前記引きバネを所定量延伸した時点で前記フック体から外れて本体ボディ側に固定され、引戸閉動作により前記フック体と再係合して前記本体ボディ側から外れ、前記エアダンパの作用で緩衝されながら前記引きバネの弾性収縮力で前記引戸閉動作後半部分のうち完全閉止までの所定範囲を自動的に行うものとした引戸クローザーにおいて、前記引戸閉止機構は、前記引きバネが前記エアダンパのシリンダ上側に縦方向に並列して前記本体ボディに収装され、該本体ボディが前記引戸の上面に沿って設けられる、ことを特徴とする引戸クローザー。
  2. 前記本体ボディが上面を前記引戸上端面と面一にして前記引戸内に埋め込まれて設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載した引戸クローザー。
  3. 前記引きバネは、固定端位置を前記本体ボディ上面側から操作して前記引きバネの長手方向に沿って変更することによりバネ張力を調整可能とされている、ことを特徴とする請求項1または2に記載した引戸クローザー。
  4. 前記フック体は、突出量を下方から調整可能とされていることを特徴とする、請求項1,2または3に記載した引戸クローザー。
  5. 前記フック体の突出量の調整は、前記戸枠下面側に露出したネジ頭を下方から回動させることにより行われるものとされている、ことを特徴とする請求項4に記載した引戸クローザー。
  6. 前記エアダンパは、前記シリンダの基端側に大径部を有しており前記引戸閉動作最終部分の所定範囲で緩衝抵抗を減じるものとされている、ことを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載した引戸クローザー。
  7. 前記フック体は、前記戸枠下面側に設けた引戸案内溝の溝幅方向両端側に並列して設けられ、2つの前記フック体で1つの前記キャッチ体に係合するものとされている、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6に記載した引戸クローザー。
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