JP4774892B2 - 引違い戸 - Google Patents

引違い戸 Download PDF

Info

Publication number
JP4774892B2
JP4774892B2 JP2005282083A JP2005282083A JP4774892B2 JP 4774892 B2 JP4774892 B2 JP 4774892B2 JP 2005282083 A JP2005282083 A JP 2005282083A JP 2005282083 A JP2005282083 A JP 2005282083A JP 4774892 B2 JP4774892 B2 JP 4774892B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoji
rail
frame
tool
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005282083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007092363A (ja
Inventor
宏 高辻
Original Assignee
三協立山アルミ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三協立山アルミ株式会社 filed Critical 三協立山アルミ株式会社
Priority to JP2005282083A priority Critical patent/JP4774892B2/ja
Publication of JP2007092363A publication Critical patent/JP2007092363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4774892B2 publication Critical patent/JP4774892B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

本発明は、全閉した際に各障子が面一となり、開いた際には他方の障子が一方の障子の内側又は外側に移動して互いに重なる引違い戸に関するものである。
特許文献1には、上枠のレールの本数を各障子が共有して走行するように一本とし、この上枠のレールの中間位置を内外いずれかの方向に切り替えさせると共に、各障子の一方の障子を内外いずれかの位置に再び移動できるように、上枠のレールから直交方向に分岐したガイドレールを有するものが開示されている。
特許文献2には、各障子が走行ユニットを介して共通する一本の上枠のレールと下枠のレールとに嵌め込まれており、この走行ユニットには、各障子を内外に移動するためのX軸ローラーと、上下各枠のレールを走行するためのY軸ローラーと、上下各枠のレールにおける障子の走行する位置を内外に変更するための軸受内を摺動するロッドとをそれぞれ有したものが開示されている。
特開2003−278434号公報 特開2005−23539号公報
特許文献1に開示される引違い戸にあっては、各障子を上下各一本ずつのレールを共有して開け閉めするものであるから、各障子の開閉時に枠の内外いずれかに飛び出してしまう。このことから枠の内外に、障子の飛び出し分を考慮した空間を要する不都合が生じた。次に、特許文献2に開示される引違い戸にあっては、開放時に障子の飛び出し部分により意匠性を悪くする上(特許文献2の図17参照)、各障子が上下各枠のレールを共有して走行する構成をなすものであるため、各障子を全閉時に面一にできる引違いとするための構造が複雑なものとなる。
本発明は以上に述べたような実情に鑑み、構造がシンプルで且つ省スペースで収まる引違い戸の提供を目的としている。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明は、一方の障子と他方の障子とを備え、各障子は上吊り具と下走行具とを有し、一方の障子の上吊り具は、上枠の一方のレールを走行し、一方の障子の下走行具は、下枠の一方のレールを走行するものであり、他方の障子の上吊り具は、上枠の一方のレールと平行に配置した他方のレールを走行するものであるとともに、他方の障子を一方の障子と同一面内に揃う位置まで枠見込み方向に移動自在な上ガイド部を有し、上ガイド部は、上枠の他方のレールを走行する上戸車と、上戸車の車軸と独立して設けてあるとともに枠見込み方向に伸びる水平レールと、その水平レールに沿って移動自在に走行し且つ他方の障子を吊る下戸車を有しており、他方の障子の下走行具は、下枠の一方のレールと平行に配置した他方のレールを走行するものであるとともに、他方の障子の閉塞位置で一方のレールと他方のレールに跨って取り付けた下ガイド具にガイドされて一方のレール上に移動自在であり、上吊り具及び下ガイド具の少なくともいずれか一方は他方の障子を一方の障子と同一面内に揃う位置において保持する保持部を有していることを特徴とする。
本発明による引違い戸は、上吊り具に上ガイド部を設け、下枠に下ガイド部を設けたことにより、各障子が閉塞位置となった際、他方の障子の上吊り具が水平レールにより一方の障子の走行する一方のレール側に移動すると共に、他方の障子の下走行具が、他方レールと一方レールとの間に跨る下ガイド具において一方のレール側に案内され、全閉時に他方の障子が一方の障子と面一となるように形成してあることから、構造がシンプルで体裁が良く、障子が上枠及び下枠から枠見込み方向に飛び出すことなく余分なスペースを要しない。また、上吊り具及び下ガイド具の少なくとも一方に保持部を設けたので、各障子を安定して保持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図10は、本発明の引違い戸(三枚引違い戸)を車庫出入口に適用した正面図であり、図1は図10の本引違い戸の縦断面図であり、図2は図1の上部を拡大した縦断面図、図3は上吊り具15a,15bの作用を示す斜視図、図4は図2の水平レール12を拡大して下戸車13の作用を示す縦断面図、図5は図1の下側部分を拡大した縦断面図、図6は図5の下走行具16b,16cを拡大した縦断面図、図7は下ガイド具18の平面図、図8(a)(b)はそれぞれ図7の下ガイド具18の縦断面図、図9(a)(b)(c)は本引違い戸の作用を、上吊り具15a,15b,15c及び下走行具16a,16b,16cの動きを中心に平面視して示す説明図である。
図10に示す本引違い戸を適用する車庫は、左右及び背面側に壁材を備え、正面側には枠を有しており、この枠には室外側障子5と中障子6と室内側障子7の三枚の各障子5,6,7を建込んである。この引違い戸は図9(c)に示すように、全閉時に室外側障子5、中障子6、室内側障子7が面一となり、室外側障子5と室内側障子7のそれぞれには、各々の障子5,7を枠見込み方向に自在に移動できる上吊り具15a,15b,15cと下走行具16a,16b,16cとを有している。
各障子5,6,7の構造は図1に示すように、両側の各縦框20,21の間に上桟22と下桟23を架設し、この上桟22と下桟23と各縦框20,21との間には、縦フレーム25と横フレーム26とをそれぞれ格子組みとなるように架設してあり、さらに縦フレーム25及び横フレーム26の室外側面にはパネル27を金具で取り付けている。上桟22の上端には上吊り具15a,15b,15cを、下桟23には下走行具16a,16b,16cをそれぞれ備えてあり、上吊り具15a,15b,15cは上枠1のレールV,W,Xに、下走行具16a,16b,16cは下枠2の各レールV,W,Xにそれぞれ走行可能に係合するように取り付けられる。
上枠1のレールV,W,Xの構造は図2のように、上壁28の下端面に室外側壁29と室内側壁31、及びこの室外側壁29と室内側壁31との間に2枚の中壁30がそれぞれ間隔をあけて一体に備えてあり、各壁28,29,30,31により三方を囲む溝を本実施形態の障子5,6,7の枚数に対応する三箇所に形成しており、この室外側壁29と室内側壁31、及び中壁30の各内面側の下端には、室外側障子5及び室内側障子7のそれぞれの上戸車10、中障子6の戸車11の走行片32aが各々対向して水平に突出している。
上吊り具15a,15b,15cは図2に示すように、室外側障子5及び室内側障子7に適用するものと、中障子6に適用するものとの構造が異なっており、まず室外側障子5及び室内側障子7に適用する上吊り具15b,15cの詳細な構造について、中障子6と室内側障子7とを挙げて説明すると図3のように、この上吊り具15a,15cの上部は、上枠1の各レールXの走行片32aの上端面に引っ掛けて吊り下げると共に、この走行片32aの上端面に沿って走行する戸車(以下、上戸車と記す)10を有しており、この上戸車10の下側には、中障子6の上方位置まで延び、且つ上壁33と左右壁34,35とからなる下方が開放した断面コ字型の水平レール12を備えており、この水平レール12の左右壁34,35から対向して突出した各走行片32bには、室内側障子7の上部に取り付けた戸車(以下、下戸車と記す)13を引っ掛けて吊り下げており、この下戸車13が室内側障子7とともに水平レール12間を移動自在に走行するように設置してある。室内側障子7は前述した下戸車13の走行片32bへの引っ掛かりによる支持に加え、障子支持軸14が水平レール12の左右壁34,35に設けてあり且つ枠見込み方向に長い横長のガイド孔17に挿通することで保持してあり、この障子支持軸14がガイド孔17間でのみ移動することで、下戸車13の走行範囲を規制している。
尚、本実施形態では室外側障子5及び室内側障子7の枠見込み方向の移動をガイドするものとして、室外側障子5及び室内側障子7の上吊り具15b,15cからの支持部材も兼ねた障子支持軸14、ガイド孔17をそれぞれ適用しているが、例えば、ガイドする部材と障子5,7の支持部材とを別に有したものでもよく、従って、室外側障子5及び室内側障子7を水平レール12間でガイドできるものであれば、この形態に限るものではない。
水平レール12内部の内外側両端部には図4(a)(b)に示すように、それぞれに障子支持軸14のキャッチャー46a,46bを具備している。
このキャッチャー46a,46bは、水平レール12内の室外側端部と室内側端部にそれぞれが取り付けてあり、内外二つのキャッチャー46a,46bは、各々の対向面側に挟持部47を有しており、この挟持部47は、障子支持軸14がガイド孔17の室外側障子5側の走行位置から受け入れ終点側に向かう従って次第に狭まるようなテーパを有し、障子支持軸14の受け入れ終点側には、この障子支持軸14の径と略一致する円形の切欠49を設けてあり、一旦障子支持軸14を受け入れれば外れにくくし、これにより室外側障子5あるいは室内側障子7は、中障子6と面一となる位置で保持することができる。
尚、本実施形態では障子支持軸14の保持部材としてキャッチャー46a,46bを適用しているが、ガイド孔17間を移動する障子支持軸14を、室外側障子5と室内側障子7側を中障子6のレールW側に保持できるものであれば、特にその態様を限定するものではない。
中障子6に適用される上吊り具15aの構造は図3に示すように、上枠1のレールWの走行片32aの上端面を戸車11により走行することについては、室外側障子5及び室内側障子7と同じであるが、戸車11の引っ掛かる位置から室外側障子5及び室内側障子7の各々の水平レール12よりも下方に垂下したL字金具37の下端部に取り付けることで、中障子6を吊り下げている。これは中障子6が各障子5,6,7の全開時と全閉時のそれぞれで他の障子5,7とは違い、枠見込み方向に移動することがなく、このことから中障子6では水平レール12を要しないからである。
下枠2の構造は図5に示すように、上側が開口した三本の断面コ字型の障子走行用のレールV,W,Xを有するものである。下走行具16a,16b,16cは上吊り具15a,15b,15cと同様、室外側障子5及び室内側障子7に適用するものと、中障子6に適用するものの構造が異なっている。室外側障子5及び室内側障子7に適用する下走行具16b,16cの構造は図6(a)(b)に示すように、室外側障子5及び室内側障子7の下桟23の下端面に下向きに開口した筒状部材38を備え、この筒状部材38の内部には、上下に摺動し且つ下端側が半球状に丸みを帯びたピン39b,39cを、このピン39b,39cの上端に有する外方に張り出したピン係止部40を筒状部材38内に嵌合したピン係合部41に引っ掛けて、下方側へ抜け出しを不能に収納しており、このピン39b,39cはコイルバネ42によって下向きに付勢力を付与してあると共に、下枠2のレールV,W,X及び下ガイド具18に常時係合しながら、上吊り具15b,15cの移動に追従できるように形成してある。中障子6に適用する下走行具16aについては、下枠2における中障子6のレールWのみを移動するものであり、従って、中障子6の移動時に下ガイド具18による高さの変化がないことから、ここでは付勢力を有しないピン39aを適用している。
尚、室外側障子5及び室内側障子7の下走行具16b,16cについては、下ガイド具18に係合できるものであれば、上述のようなコイルバネ42の付勢力を利用したものに限らず、特にその態様を特定するものではない。
下ガイド具18は図7に示すように、下枠2のレールV,W,Xにおける室外側障子5あるいは室内側障子7に対応するレールV,Xと、中障子6に対応するレールWとの間に跨るH型をなす板部材であり、各障子5,6,7が全閉位置にある時に室外側障子5及び室内側障子7の下走行具16b,16cを係合するものである。下ガイド具18の室外側障子5あるいは室内側障子7に対応するレールV,Xに入り込む箇所の構造は図8(a)のように、断面形状が山なりで且つゆるやかに傾斜48,48しており、中央の頂部には下走行具16b,16cのピン39b,39cの下端を保持可能な半球状をなす係合穴43aを有している。下ガイド具18には、係合穴43aから中障子6のレールW側に向けて延長するガイド溝44を備えており、ガイド溝44の中障子6のレールW側の位置においてもピン39b,39cの下端を保持可能な半球状に掘り込まれた係合穴43bを有している(図8(b)参照)。ガイド溝44の深さは各係合穴43a,43bよりも深さを浅く形成してあり、これにより各係合穴43a,43bでは室外側障子5又は室内側障子7が保持され、一旦各係合穴43a,43bからピン39b,39cの係合が解除された場合には、ガイド溝44に沿ってスムーズに枠見込み方向に摺動することとなる。図中の符号45は、外れ止め片であり、この外れ止め片45は、室外側障子5あるいは室内側障子7を枠見込み方向に移動する際、ピン39b,39cの左右側への不意な揺動を規制する役割を果たすものである。
尚、本実施形態では係合穴43a,43bを適用しているが、これに限定されるものではなく、例えば貫通孔やストッパー等、本実施形態に示す係合穴43a,43bと同じように位置決めできるものであればよい。室外側障子5及び室内側障子7の閉塞時は本実施形態のように、上吊り具15b,15c側と下走行具16b,16c側の両方を保持部43a,43b,46a,46bに保持すれば、室外側障子5及び室内側障子7の上側と下側の双方で保持されて、各障子5,6,7の閉塞時の納まり具合が安定的且つ良好なものとなるが、いずれか一方のみを保持部43a,43b,46a,46bで保持する場合であっても、例えば上側のみであればキャッチャー46a,46bによる障子支持軸14の保持、一方下側のみであれば係合穴43a,43bに弾性的に突入するピン39b,39cによる係合といった各々が離脱のし難い構造をなしていることから、各障子5,6,7を閉塞位置で保持することができる。本実施形態の保持部43a,43b,46a,46bは、枠見込み方向における室内側及び室外側の双方に備えてあることにより、各障子5,6,7の閉塞時以外でもしっかりと保持されることとなるが、少なくとも各障子5,6,7の閉塞時において保持できればよいから、保持部43b,46bを中障子6のレールW側にのみ備えてもよい。図7及び図8(a)(b)には、室外側障子5に対応する下ガイド具18のみが示されているが、室内側障子7に対応する下ガイド具18は、図面左側に室内側障子7を閉塞位置で係合する係合穴43aを有しており、それぞれは各係合穴43a,43bの位置が逆になっているのみでその他の構成が同一のため、室外側障子5の図面により説明を統一している。
次に、本引違い戸の各障子5,6,7の全開から全閉するまでの手順の一例を、図9(a)(b)(c)に基づいて、各上吊り具15a,15b,15cの作用と各下走行具16a,16b,16cの作用とに分けて説明する。
全開時における各障子5,6,7の収まりは図9(a)のように、一方の縦枠3,4側にすべての障子5,6,7が寄せられており、最初に中障子6の戸車11を上枠1の中央に位置するまでレールWに沿って走行させ、また室内側障子7についても他方の縦枠4に当接するまでレールVに沿って走行させる。この段階での各上吊り具15a,15b,15cの走行に伴う各下走行具16a,16b,16cの動きは図9(a)のように、中障子6と室外側障子5をそれぞれ一側の縦枠3から他側の縦枠4側に向けて走行させ、図9(b)のように室外側障子5が他側の縦枠4に到達すると、この下走行具16bのピン39bの下端がコイルバネ42の付勢により下ガイド具18の係合穴43aに落とし込まれ(図6(a)(b)参照)、その係合位置で室外側障子5を保持する。図9(b)のように、各障子5,6,7が全閉する位置となった後、室外側障子5と室内側障子7を中障子6のレールW側にそれぞれ移動するが、この際上吊り具15b,15cは、水平レール12に沿って下戸車13が走行し、この下戸車13に吊り下げている室外側障子5あるいは室内側障子7を伴いながら、図9(c)のように、中障子6と面一となる位置まで移動する。この段階の室外側障子5及び室内側障子7の下走行具16b,16cでは図9(b)のように、ピン39b,39cがコイルバネ42の付勢力により下ガイド具18の上端面を押圧しながらガイド溝44に沿って中障子6のレールW側に摺動し、図9(c)のように、中障子6と面一となる位置まで移動し、室外側障子5と室内側障子7のそれぞれのピン39b,39cが、ガイド溝44の中障子6の位置にある側の係合穴43bに落とし込まれ、室外側障子5と室内側障子7とが係合位置で位置決めされる。これにより室外側障子5と中障子6と室内側障子7とが面一となって全閉する。
尚、各障子5,6,7の開閉の手順は、上述した手順に限られるものではない。図9(a)(b)(c)中に下走行具16a,16b,16cを室外側障子5あるいは室内側障子7の略中央に取り付け、下ガイド具18を下走行具16b,16cと対応する一箇所にのみ取り付けたものを示したが、例えば図9(a)(b)(c)の各障子5,6,7であれば、各障子5,6,7のそれぞれの両側各2箇所に有する上吊り具15a,15b,15cと上下に一致する各障子5,6,7における下端部の2箇所に、下走行具16a,16b,16cをそれぞれ取り付け、一方下枠2における各障子5,6,7の閉塞位置に、下走行具16b,16cと一致する数の下ガイド具18を取り付けてもよく、このことから上吊り具15a,15b,15cや下走行具16a,16b,16c、下ガイド具18のそれぞれの取付位置や取付数を限るものではない。
このように形成すると、上枠1においては、各レールV,Xに沿って走行する室外側障子5あるいは室内側障子7の上戸車10と、この上戸車10に取り付けた水平レール12に沿って室外側障子5及び室内側障子7を内外に移動する下戸車13との二つの戸車10,13により各障子5,7をレールV,Xに連続する方向及び枠見込み方向に移動し、下枠2においては、この下枠2の各レールV,Xに沿って走行する下走行具16b,16cが、この室外側障子5及び室内側障子7の各下走行具16b,16cの中障子6のレールW側への移動を案内できる下ガイド具18を、室外側障子5と室内側障子7のそれぞれの閉塞位置に備えることにより、各障子5,6,7を全閉時に面一とすることができる。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、2枚の引違い戸においても適用できるし、4枚あるいはそれ以上の枚数の引違い戸においても適用できる。
本発明に係る引違い戸の縦断面図である。 図1中Bを拡大して示す上吊り具周辺の縦断面図である。 上吊り具の作用を示す斜視図である。 図2中Gを拡大して保持部の作用を示した縦断面図である。 図1中Cを拡大して示す下走行具周辺の縦断面図である。 図5中Dを拡大し、下走行具の作用を示す縦断面図である。 本発明の引違い戸の下ガイド具の平面図である。 (a)は図7中のE−E線縦断面図であり、(b)は同じく図7中のF−F線縦断面図である。 本発明の上吊り具及び下走行具のそれぞれの作用を平面視により示す説明図である。 本発明の引違い戸を適用した車庫を示す斜視図である。
符号の説明
1 上枠
2 下枠
5 室外側障子(他方の障子)
6 中障子(一方の障子)
7 室内側障子(他方の障子)
12 水平レール(上ガイド部)
14 障子支持軸(上ガイド部)
15a,15b,15c 上吊り具
16a,16b,16c 下走行具
18 下ガイド具
43a,43b 係合穴(保持部)
46a,46b キャッチャー(保持部)
V 室外側障子用のレール
W 中障子用のレール
X 室内側障子用のレール

Claims (1)

  1. 一方の障子と他方の障子とを備え、各障子は上吊り具と下走行具とを有し、一方の障子の上吊り具は、上枠の一方のレールを走行し、一方の障子の下走行具は、下枠の一方のレールを走行するものであり、他方の障子の上吊り具は、上枠の一方のレールと平行に配置した他方のレールを走行するものであるとともに、他方の障子を一方の障子と同一面内に揃う位置まで枠見込み方向に移動自在な上ガイド部を有し、上ガイド部は、上枠の他方のレールを走行する上戸車と、上戸車の車軸と独立して設けてあるとともに枠見込み方向に伸びる水平レールと、その水平レールに沿って移動自在に走行し且つ他方の障子を吊る下戸車を有しており、他方の障子の下走行具は、下枠の一方のレールと平行に配置した他方のレールを走行するものであるとともに、他方の障子の閉塞位置で一方のレールと他方のレールに跨って取り付けた下ガイド具にガイドされて一方のレール上に移動自在であり、上吊り具及び下ガイド具の少なくともいずれか一方は他方の障子を一方の障子と同一面内に揃う位置において保持する保持部を有していることを特徴とする引違い戸。
JP2005282083A 2005-09-28 2005-09-28 引違い戸 Expired - Fee Related JP4774892B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005282083A JP4774892B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 引違い戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005282083A JP4774892B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 引違い戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007092363A JP2007092363A (ja) 2007-04-12
JP4774892B2 true JP4774892B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=37978388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005282083A Expired - Fee Related JP4774892B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 引違い戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4774892B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5719358B2 (ja) * 2010-05-24 2015-05-20 株式会社Lixil 上げ下げ式に移動可能な障子を備える開口部装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61211481A (ja) * 1986-03-18 1986-09-19 高橋金物株式会社 スライドドア
JP3396310B2 (ja) * 1994-10-19 2003-04-14 旭硝子ビル建材エンジニアリング株式会社 改良されたドア
JP2003278434A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Enomoto Co Ltd 戸パネル用のガイドレール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007092363A (ja) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101018297B1 (ko) 자동 및 수동 슬라이딩 도어 레일 구조
KR20130124444A (ko) 분리 착탈 가능한 세그먼트 구조의 도어 가이드 프레임을 포함한 슬라이딩 창호 설치 구조
JP4774892B2 (ja) 引違い戸
JP2010275696A (ja) 吊り戸の収納式ガイド装置
JP4888332B2 (ja) 引戸の施工方法、及び引戸ユニット
JP4776399B2 (ja) 走行体および開閉体装置
JP4722790B2 (ja) 建具
WO2021255503A1 (ja) 吊戸ユニット
JP2012193586A (ja) 建具
JP4114151B2 (ja) 耐震上吊り引戸構造型引戸における引戸装置構造
JP2011196103A (ja) 上吊式引戸装置
JP4188852B2 (ja) 鉄道車両用パネル装置
KR200312172Y1 (ko) 폴딩도어의 이동 가이드장치
KR20100133213A (ko) 창호용 롤러조립체 및 이를 구비하는 창호구조
JP4549645B2 (ja) 上吊引戸
JP2008289624A (ja) カーテン保持具
KR200413587Y1 (ko) 틈새 방지용 도어 장치
JP3182258U (ja) 引き戸の開閉窓
JP2020005580A (ja) 温室用の自閉スライド式ドアのストッパー機構
JP3215871U (ja) 袖扉付き火災用シャッター
JP6025113B2 (ja) 間仕切収納装置
KR20120000004U (ko) 자동으로 닫혀지는 현수식 교실출입문
JP2009197403A (ja) 移動間仕切り装置におけるドア付間仕切りパネル
JP2018016945A (ja) 引戸装置
JP2009138498A (ja) 折り戸の支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees