JP4549645B2 - 上吊引戸 - Google Patents

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Description

本発明は、上レールに障子を吊り下げて障子の開閉を行う上吊引戸に関するものである。
特許文献1には、引戸において、障子の下端に上下動自在な気密材を設け、気密材の下端を下枠の上面又は床面に当接させる技術が開示されている。
実開平4−116594号公報
しかし、上述の特許文献1に開示の技術では、下枠又は床に凹凸がある場合には、気密材が下枠又は床の凹凸に追従して上下動し難いという問題がある。また、下枠又は床と気密材との摩擦によって障子の開閉が重くなるという問題がある。
そこで、本発明は、気密材が下枠又は床の凹凸に容易に追従して上下動でき、下枠又は床に凹凸があっても下枠又は床との当接圧を略一定にできると共に、障子の開閉をスムーズにできる上吊引戸の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、上レールと、下枠と、上レールに吊り下げられた障子とを備え、障子は上レールを走行する上戸車と、障子下端に各々上下動自在に且つ障子の見付け方向に渡って複数設けられ下枠の上面又は床面に当接する位置調整部材と、各位置調整部材に設けた気密材ホルダに固定されることにより障子下端の見付け方向全体に渡って設けられ且つ下枠の上面又は床面に常時当接する気密材とを有し、各位置調整部材は下枠の上面又は床面の凹凸に追従して上下動し、気密材は位置調整部材に連動して上下動することにより下枠の上面又は床面と障子との間の隙間を塞ぐことを特徴とする上吊引戸。
請求項1に記載の発明によれば、気密材が位置調整部材に連動して上下動するので、下枠又は床に障子の走行方向に凹凸がある場合、凹凸に追従して位置調整部材が上下動し、それに伴って気密材が上下動するので、下枠又は床面と気密材との当接圧を略一定にできる。これにより、下枠又は床に凹凸がある場合でも気密性を維持できると共に障子の開閉をスムーズにできる。
気密材ホルダを、障子の見付け方向に渡って複数に分割しているので、下枠の凹凸に対して分割した部分が部分的に追従できる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。まず、図1乃至図4を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は図4のA―A断面図であり、図1中一点鎖線で抜き出して示す図は、位置調整部材周辺の要部を示す拡大図であり、図2は図4のB―B断面図であり、図3は図4に示す障子の正面図、図4は本発明の実施の形態にかかる上吊引戸の横断面図である。
この実施の形態にかかる上吊引戸1は、玄関に設置されるものであり、天井の上枠3に設けられる上レール5と、上レール5に吊り下げられた障子7と、下枠13に設けられる下レール29とからなり、障子7の上部17に取り付けられた上戸車9が上レール5に沿って走行することで、障子7の開閉を行っている。
障子7は、枠組みした芯材にパネル11を貼り付けた構成であり、障子7の下端18には障子7と下枠13との隙間を塞ぐ気密材35、36が障子7の見付け方向全体に渡って設けられている。
障子7は、障子7の下端18に上下動自在に設けて下枠13の上面に当接する位置調整部材15と、位置調整部材15を保持する保持部材24と、障子7の下部に固定される固定部材25とを備え、固定部材25と保持部材24との間には、保持部材24を下枠13の上面に向けて付勢するばね27を備えており、保持部材24は固定部材25内で上下動自在になっている。尚、位置調整部材15は、戸車であり、障子7の下端18に複数個(本実施の形態では4個)設けられている。
保持部材24には気密材35、36を装着した気密材ホルダ39が取り付けられており、位置調整部材15の軸と略同じ高さ位置でねじ40固定されている。そして、位置調整部材15の上下動に連動して気密材ホルダ39が上下動するようになっている。
気密材ホルダ39は、障子7の見付方向に渡って複数に分割して設けられており、位置調整部材15にねじ40で固定されている。尚、本実施の形態では、気密材ホルダ39は障子7の見付け方向に対して3つに分割している。
下枠13には、障子7の走行軌跡全体に渡って設けられる条状の下レール29と、気密材受け部31、33が設けられている。そして、障子7の下端18に設けた位置調整部材15が下レール29に嵌合して障子7が案内される。尚、下枠13は略フラット面でありバリアフリーにも対応している。
気密材受け部31、33は、室内側の気密材35を受ける室内側気密材受け部31と、室外側の気密材36を受ける室外側気密材受け部33とからなる。
また、各気密材受け部31、33は、横断面略山型形状の小突起であり、室内側に位置する室内側斜面41と室外側に位置する室外側斜面43とをそれぞれ有している。
尚、ここで横断面略山型形状とは、上方に向って断面が先細った形状をいい、例えば横断面略三角形状や横断面略半円状のものをいう。
気密材35、36は、障子7の見付方向全体に渡って設けられており、下方に向けて弾性変形可能な3本の片45、47、49が垂れ下がっている。気密材35、36の3本の片45、47、49のうち、一方の片45は、気密材受け部31、33の室外側斜面43の上部付近に当接しており、両側の他方の片47、49は室内側斜面41及び室外側斜面43の下端部近くまで位置している。
下レール29及び気密材受け部31、33の上端は床面37と略同じ高さに設けられており、特に床面37から頂部38までの高さ(図1中(h)で示す)を約3mm以下としている。
次に、本実施の形態にかかる上吊引戸1の作用について説明する。障子7の開閉時には、上戸車9が上レール5に沿って走行するとともに、障子7の下端に設けた複数の位置調整部材15が下レール29に嵌合した状態で移動する。
気密材35、36が位置調整部材15に連動して上下動するので、下枠13に凹凸があったり、上レール5と下レール6との平行が保てずに相対的な傾斜が生じた場合にも、凹凸や傾斜に追従して位置調整部材15が上下動し、それに伴って気密材35、36が上下動するので、気密材35、36と下枠13との当接圧を略一定にできる。これにより、下枠13に凹凸があったり、上レール5と下レール6との平行がずれている場合でも、障子7の開閉がスムーズにできると共に、障子7を閉めた場合においても、気密性を維持できる。
また、位置調整部材15及び気密材35、36を備えた気密材ホルダ39を、障子7の見付け方向に渡って複数に分割したので、下枠13の凹凸に対して分割した部分が部分的に追従できる。
ばね27の付勢力により、位置調整部材15を下枠13に押し付けているので、位置調整部材15と下レール6との嵌合を強くすることができると共に、位置調整部材15に連動する気密材35、36と、下枠13との間隔又は当接圧を略一定に保つことができる。
障子7の開閉の際には位置調整部材15が下レール29に嵌合して走行するので、障子7の横振れを防止できる。また、障子7を閉めた状態においても、位置調整部材15が下レール29に嵌合しているので、室外側から風圧を受けた場合でも、障子7の横振れを防止できる。
下レール29及び各気密材受け部31、33の上端が床面37と略同じ高さに設けられているので、バリアフリーにも対応できる。
障子7の室外側下端及び障子7の室内側下端に、それぞれ気密材35、36を取り付けたので、室外側及び室内側の何れの側からの正圧に対しても、気密性をさらに高めることができる。また、位置調整部材15が気密材35、36で隠れるので、見栄えが良い。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
気密材ホルダ39は障子7の見付け方向に対して3つに分割しているが、分割する数は限定されない。
位置調整部材15は下レール29に嵌合し、下レール29に沿って回転しつつ移動する戸車としたが、これに限定されず、下レール29を設けずに下枠13の上面を戸車が移動するようにしても良い。また、位置調整部材15は、戸車に限定されず、下枠13の上面に摺接しつつ移動するものであれば良い。
位置調整部材15と気密材ホルダ39とは連動して上下動しており、気密材35、36の床面からの高さは、それぞれ固定位置にあるが、気密材35、36の床面からの高さ位置はそれぞれ任意に変えられるようにしても良い。気密材35、36の高さ位置を変える場合は、例えば保持部材24の側面に長孔を形成し、気密材ホルダ39のねじの取付位置を上下に変更することで気密材ホルダ39の高さを調整する。尚、保持部材24の側面に複数の軸孔を形成し、位置調整部材15である戸車の軸を取り付ける軸孔の位置を変えることで、保持部材24からの位置調整部材15の出寸法を変えることでも気密材35、36の高さ位置を変えることができる。
固定部材25と保持部材24との間には、保持部材24を下枠13の上面に向けて付勢するばね27を備えたが、ばね27を設けずに自重のみで位置調整部材15が上下動するものであっても良い。
気密材35、36は、3本の片45、47、49を備えたが、片は1本でも良く、数は限定されない。
上吊引戸1は、玄関に設置されるものに限らず、間仕切りに用いられるものであっても良い。
障子7は、芯材にパネル11を貼り付けた構成に限らず、パネル11とパネル11の周囲に組付けた框とから成る構成であってもよい。
また、上述の実施の形態では、下枠13に各気密材受け部31、33を形成したが、これに限定されず、各気密材受け部31、33を床面に直接設けてあっても良い。
図4のA―A断面図であり、図1中一点鎖線で抜き出して示す図は、位置調整部材周辺の要部を示す拡大図である。 図4のB―B断面図である。 図4に示す障子の正面図である。 本発明の実施の形態にかかる上吊引戸の横断面図である。
符号の説明
1 上吊引戸
5 上レール
7 障子
9 上戸車
13 下枠
15 位置調整部材
29 下レール
35、36 気密材
37 床面
39 気密材ホルダ

Claims (1)

  1. 上レールと、下枠と、上レールに吊り下げられた障子とを備え、障子は上レールを走行する上戸車と、障子下端に各々上下動自在に且つ障子の見付け方向に渡って複数設けられ下枠の上面又は床面に当接する位置調整部材と、各位置調整部材に設けた気密材ホルダに固定されることにより障子下端の見付け方向全体に渡って設けられ且つ下枠の上面又は床面に常時当接する気密材とを有し、各位置調整部材は下枠の上面又は床面の凹凸に追従して上下動し、気密材は位置調整部材に連動して上下動することにより下枠の上面又は床面と障子との間の隙間を塞ぐことを特徴とする上吊引戸。
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