JPH07136Y2 - レール取付け用ブラケット - Google Patents

レール取付け用ブラケット

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JPH07136Y2
JPH07136Y2 JP1988067071U JP6707188U JPH07136Y2 JP H07136 Y2 JPH07136 Y2 JP H07136Y2 JP 1988067071 U JP1988067071 U JP 1988067071U JP 6707188 U JP6707188 U JP 6707188U JP H07136 Y2 JPH07136 Y2 JP H07136Y2
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JP
Japan
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rail
locking
locking member
bracket
upper edge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988067071U
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JPH01171278U (ja
Inventor
清 植田
Original Assignee
エスエム工業株式会社
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Publication date
Application filed by エスエム工業株式会社 filed Critical エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、カーテン、ブラインド、スクリー
ン、緞帳等のレールの取付けに利用されるレール取付け
用ブラケットに関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述のレール取付け用ブラケットには、例えば、
第3図に示すようなブラケット28(実公昭60-22237号公
報参照)がある。
このブラケット28は、支持枠29の先端部に形成した係止
凹部30にレール8の前面側上縁部9を係止し、この支持
枠29に保持された係止部材31を係止方向に差込んで、係
止部材31の先端部に形成した係止突部32をレール8の後
面側上縁部9に係止し、係止部材31の基端部に形成した
係止片33及び係止舌片34を他方のレール8の上縁部9に
係止する構造である。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、上述の窓枠上部等に取付けられたブラケット28
の前面側、すなわち、係止部材31を引出す側に隠し板等
の障害物が存在する場合、係止部材31の係止及び係止解
除操作が困難となるので、係止部材31の操作が可能な取
付け場所にブラケット28の使用が限定され、取付け場所
によってはブラケット28を使用することができないとい
う問題点を有している。
この考案の目的は、レールの下面側から係止部材を解除
操作することができ、レールの取外し作業が容易に行え
るレール取付け用ブラケットの提供にある。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案のレール取付け用ブラケットは、ブラケット本
体の水平部先端にレールの前面側上縁部を係止する係止
部を形成し、上記ブラケット本体の水平部基端に係止部
材をレールの幅方向へ回動可能に軸支し、該係止部材の
下部にレールの後面側上縁部を係止する係止部を形成
し、上記係止部材を、該係止部材の係止部をレール上縁
部に係止する方向へ回動付勢すると共に、上記係止部材
の係止部の後面部に、該係止部の下面から押上げる操作
方向で係止部を解除方向へ回動操作する解除操作部を設
けた構成である。
(ホ)作用 この考案は、窓枠上部等に固定されたブラケットの前面
側に障害物が存在する場合、レールの下面側から係止部
材の解除操作部をドライバ等の工具で押上げ操作して、
係止部材の係止部を係止解除方向へ回動操作すること
で、係止部材の係止部とレールの後面側上縁部とが外
れ、ブラケットに対してレールを着脱することができ
る。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、窓枠上部等に取付けられたレールの
前面側に隠し板等の障害物が存在していても、ドライバ
等の工具を利用してレールの下面側からの押上げ方向の
操作で係止部材を解除操作することができ、その結果、
前述のレール前面側の障害物や装着されているレールな
どが、解除操作を阻害することなく、解除操作が簡単容
易にでき、メンテナンス時におつてレールの取外し作業
が簡単容易に行え、その作業性が向上する。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はレール取付け用ブラケットを示し、第1図及び第
2図に於いて、このレール取付け用ブラケット1は、窓
枠上部や天井部等に取付けられる逆L字形に形成された
金属製のブラケット本体2と、このブラケット本体2の
内側に軸支された合成樹脂製の係止部材3と、この係止
部材3を回動操作するためにブラケット本体2に対して
前後摺動可能に取付けられた合成樹脂製の解除部材4と
から構成される。
上述のブラケット本体2は、このブラケット本体2を構
成する垂直部5と水平部6の両側縁部を内側へ直角に折
曲して各リブ7…を夫々形成し、水平部6の両リブ7,7
の先端部下部には、レール8の前面側上縁部9を係止す
るための各係止部10,10を内側に向けて夫々形成し、こ
の水平部6の両リブ7…には、レール8の前後移動を規
制する各突起11…を先端部側と基端部側とに夫々形成し
ている。
前述の係止部材3は、軸部3aに開口した軸孔12と、水平
部6の両リブ7…に開口した各軸孔13,13とを連通し、
この各軸孔12,13,13に支軸14を側方より挿通して、ブラ
ケット本体2の水平部6に対して係止部材3をレール8
の幅方向へ回動可能に軸支している。
上述の係止部材3は、軸部3aの両端前面部を水平方向に
延出して各カム部15,15を形成すると共に、この各カム
部15,15の上面凹部には、前後方向に傾斜する台形の各
カム面16,16を形成している。
一方、上述の軸部3aの両端後面部を水平方向及び垂直方
向に延出して、軸部3aに対して後方へ偏心した下部位置
に、レール8の後面側上縁部9を係止する各係止部17,1
7を形成している。
また、ブラケット本体2の垂直部5と対向する軸部3aの
後面部、すなわち、各係止部17,17の後面部中間位置に
は、係止部材3を回動操作するための各解除突起3b,3b
を形成している。
さらに、上述の軸部3aの中央上面部を後方斜め上方に延
長して板バネ部18を形成し、係止部材3を軸支した水平
部6と板バネ部18との当接による弾性力で、係止部材3
の各係止部17,17をレール8の後面側上縁部9に係止す
る方向へ常時回動付勢している。
なお、上述の垂直部5と水平部6の各平面部には各ネジ
孔19…を複数個開口している。
上述の解除部材4は、先端部側をブラケット本体2の水
平部6に挿入した後、この先端部から平面部に形成され
た切欠き部20と大径のワッシャ21とを介して、水平部6
のネジ孔19にネジ22を挿通することで、ブラケット本体
2の水平部6に対して解除部材4を前後方向へ摺動可能
に取付けている。
この解除部材4の両先端部下面には、係止部材3側の各
カム面16,16と合致する台形の各カム面23,23を形成し、
一方、基端部上面には解除部材4の摺動位置を規制する
ストッパ部24を形成している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして以下作用動
作を説明する。
先ず、窓枠上部等に取付けられたブラケット1の前面側
に隠し板等の障害物が存在し、解除部材4を前後方向へ
摺動操作することが困難である場合、第2図に示すよう
に、ブラケット本体2の垂直部5と係止部材3の後部周
面との間に、例えばドライバ等の工具Dの先端部を差込
み、この工具Dの先端部を係止部材3の各解除突起3b,3
bに当接して板バネ部18の弾性力に抗して係止解除方向
へ回動操作(押上げ操作)することで、係止部材3の各
係止部17,17とレール8の後面側上縁部9とが外れて、
ブラケット1よりレール8を取外すことができる。
一方、ブラケット1にレール8を取付ける場合、上述と
同様に工具Dの先端部を係止部材3の各解除突起3b,3b
に当接して係止解除方向へ回動操作させた後、ブラケッ
ト本体2の水平部6先端の各係止部10,10にレール8の
前面側上縁部9を係止し、レール8の後面側上縁部9を
水平部6基端に係合し、板バネ部18の弾性力を利用して
係止部材3を係止方向に回動させて、係止部材3の各係
止部17,17をレール8の後面側上縁部9に係止する。
また、上述の係止部材3の各係止部17,17に、レール8
の後面側上縁部9を強制的に嵌込んで係止するもよい。
このように窓枠上部等に取付けられたレール8の前面
側、すなわち、解除部材4の操作側に隠し板等の障害物
が存在していても、ドライバ等の工具Dをレール8の下
面側から差込んで、係止部材3の解除特記3bを押上げ
て、該係止部材3を係止解除方向へ回動操作することが
でき、メンテナンスや取付け時に於いてレール8の着脱
作業が容易に行える。
しかも、レール8の前面側と解除部材4との間にドライ
バ等の工具Dをレール8の下面側から差込んで、解除部
材4を解除操作するもよく、取付け場所に対応してレー
ル8の前面側からの操作、又はレール8の下面側からの
操作のいずれかを選択して係止部材3を解除操作するこ
とができ、着脱時の作業性が向上する。
なお、この考案を構成する解除操作部は、上述の実施例
の解除突起3bと対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
例えば、上述のレール8の後面側上縁部9に係止された
係止部材3の各係止部17,17に、ドライバ等の工具Dの
先端部を係止して直接解除操作するもよい、 また、係止部材3をスプリングや板バネ等の弾性部材に
よりレール8の上縁部9を係止する方向に回動付勢する
もよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はレール取付け用ブラケットの分解斜視図、 第2図はブラケットの拡大縦断側面図、 第3図は従来例を示すブラケットの縦断側面図である。 D……工具、1……ブラケット 2……ブラケット本体、3……係止部材 3b……解除突起、5……垂直部 8……レール、9……上縁部 10,17……係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケット本体の水平部先端にレールの前
    面側上縁部を係止する係止部を形成し、 上記ブラケット本体の水平部基端に係止部材をレールの
    幅方向へ回動可能に軸支し、該係止部材の下部にレール
    の後面側上縁部を係止する係止部を形成し、 上記係止部材を、該係止部材の係止部をレール上縁部に
    係止する方向へ回動付勢すると共に、 上記係止部材の係止部の後面部に、該係止部の下面から
    押上げる操作方向で係止部を解除方向へ回動操作する解
    除操作部を設けた レール取付け用ブラケット。
JP1988067071U 1988-05-21 1988-05-21 レール取付け用ブラケット Expired - Lifetime JPH07136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988067071U JPH07136Y2 (ja) 1988-05-21 1988-05-21 レール取付け用ブラケット

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JP1988067071U JPH07136Y2 (ja) 1988-05-21 1988-05-21 レール取付け用ブラケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01171278U JPH01171278U (ja) 1989-12-04
JPH07136Y2 true JPH07136Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31292457

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JP1988067071U Expired - Lifetime JPH07136Y2 (ja) 1988-05-21 1988-05-21 レール取付け用ブラケット

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825902U (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 大同特殊鋼株式会社 調理用加熱装置
JPS6022237U (ja) * 1983-07-19 1985-02-15 三洋電機株式会社 ねじ締め装置
JPS6031573U (ja) * 1983-08-09 1985-03-04 三菱電線工業株式会社 配管構造

Also Published As

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JPH01171278U (ja) 1989-12-04

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