JP3211936B2 - 分電盤の中扉固定構造 - Google Patents

分電盤の中扉固定構造

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JP3211936B2 JP28456495A JP28456495A JP3211936B2 JP 3211936 B2 JP3211936 B2 JP 3211936B2 JP 28456495 A JP28456495 A JP 28456495A JP 28456495 A JP28456495 A JP 28456495A JP 3211936 B2 JP3211936 B2 JP 3211936B2
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周治 長田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、分電盤の配線等を被覆
するための中扉の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分電盤の中扉固定構造には、ねじ
式で固定するローレットつまみを用いるものや、ワンタ
ッチつまみを用いるもの、スライド式のもの等があっ
た。ワンタッチつまみを用いるものには、例えば実開昭
53−21329号、実開平3−54474号のような
ものがある。
【0003】実開昭53−21329号は図5に示すよ
うに、配線覆い用中蓋31に丸孔32を設け、上部に摘
部33を設けた止体34の軸杆35にコイルバネ36を
通して前記中蓋31の丸孔32に挿通すると共に該コイ
ル36を摘部33と中蓋31との間に縮設し、下函に設
けられた支板37に前記軸杆35及び抜止ピン38が一
定回転位置にて合致するカギ孔39を穿って成る分電函
の中蓋止め装置である。
【0004】また、実開平3−54474号は図6に示
すように、回動つまみ40の回動軸41を扉体42へ表
面から裏面に貫通させて抜け止め処理し、その裏面に突
き出した回動軸41の少なくとも一側面へ突起体43を
設ける一方、箱体内へ、蓋体閉塞作動時、突起体の運動
軌跡上に傾斜板部44が位置する突起回転誘導部材45
を設けると共に、突起体誘導後、回動つまみ40の回動
軌跡上に突起体43の係止部46が位置するつまみ固定
部材47を設けて成る扉のロック機構である。
【0005】スライド式のものには、実開昭57−18
3010号に示されているようなものがある。図7に示
すように、上方開口の下箱48と片開き上蓋と、中蓋4
9とで構成された分電盤において、上下に適宜の間隔で
下箱48より直立し逆L状頭部を有する複数の支持金具
50に、上側に設けた掛止端51と、下側に設けた角状
の嵌着孔52に摺動自在に嵌着された係合子53とで掛
け止めするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術のうち、ローレットつまみを用いるものは中扉を覆
い立てに固定するのに、つまみを何度もまわさなくては
ならない、取り付け位置がわかりにくい、中扉の仮固定
ができない、また、部品点数がかさみ製造コストがあが
ってしまうなどの欠点があった。
【0007】また、ワンタッチつまみを用いるものに関
しても、取り付け位置がわかりにくい、中扉の仮固定が
できない、ばねを用いるため部品点数が増え、製造コス
トがあがってしまうなどの欠点があった。
【0008】一方、スライド式のものは、取り付け位置
がわかりにくく、中扉の仮固定ができないので、作業性
が悪いという欠点があった。また、このつまみでは、ロ
ックとアンロックの判別が困難であるという欠点があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上述べたように、本発
明の分電盤の中扉固定構造は、簡単な構造で容易な操作
で固定することのできる中扉の固定構造を提供すること
を目的とし、中扉は箱体に立設した覆い立てによって支
持されると共に、つまみとつまみの受け台とで固定さ
れ、つまみは抜け止め部と受け台との嵌合部とを有し、
受け台は覆い立てに係合する係合部とつまみ抜け止め受
け部とが設けられており、覆い立てに係合部を係合さ
せ、つまみの嵌合部を受け台のつまみ抜け止め受け部に
嵌合させ、中扉に設けられている開口部からつまみの操
作部を突出させて操作部を回転させて固定することであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】覆い立てにつまみ受け台を係合さ
せ、つまみ受け台につまみを嵌合させる。中扉の開口部
につまみを対向させて中扉を分電盤の箱体に施蓋させ
る。このときのつまみ操作部は、中扉から出ているの
で、つまみをまわしてロックしなくても仮固定すること
ができる。また、つまみは90度回転させるだけではロ
ックすることができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る分電盤の中扉固定構造の実施例
を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明に係る分電盤の中扉固定構
造の説明図である。分電盤の箱体に覆い立て1を設け、
この覆い立て1につまみ受け台2を係合させ、つまみ受
け台2につまみ3を嵌合させ、つまみ3の操作部4を回
転させることによって中扉5を箱体にロックするもので
ある。
【0013】分電盤に設けられる覆い立て1には、端部
6に、係合凹部7が設けられ、背面側に係合穴8が設け
られている。覆い立て1に取り付けられるつまみ受け台
2は覆い立て1の係合凹部7に係合可能な係合爪9を有
する係合部10が形成され、覆い立て1の係合穴8に対
向する位置に係合突起11が形成されている。上部には
つまみ3を抜け止めする長円形のつまみ抜け止め受け部
12が設けられている。つまみ抜け止め受け部12の周
縁に段差を設け、中扉引っ掛け部13を構成する。
【0014】つまみ3は、先端に嵌合部14が形成さ
れ、つまみ3の中程に長円形のつまみ抜け止め部15を
設け、つまみ3はつまみ受け台2のつまみ抜け止め受け
部12に嵌合可能になっている。つまみ3の嵌合部14
とは反対側の先端には、長円形のつまみ操作部4が設け
られている。
【0015】覆い立て1の係合凹部7につまみ受け台2
の係合爪9を係合させ、つまみ3の嵌合部14をつまみ
受け台2のつまみ抜け止め受け部12に嵌合させる。中
扉5の覆い立て1に対向する位置に、開口部16が設け
られており、つまみ3のつまみ操作部4を開口部16か
ら突出させ、開口部16は、つまみ受け台2の中扉引っ
掛け部13に合わせて、中扉5で分電盤を施蓋する。
【0016】つまみ操作部4を持って90度回転させ
て、図2に示すように、中扉5をロックする。一方、ロ
ックしない状態でも、中扉5はつまみ受け台2の中扉引
っ掛け部12で止まっており、つまみ3のつまみ抜け止
め部15には抜く力が加わらないため抜け止めは必要な
い。
【0017】図3はつまみ3の側面図であり、図4はつ
まみ受け台2のつまみ抜け止め受け部12の拡大上面図
である。つまみ3のつまみ抜け止め部15より嵌合部1
4側、側面に突起17を設ける。つまみ受け台2の、嵌
合部14をつまみ抜け止め受け部12に嵌合させたとき
の突起17に対向する位置に突起受け部18を設ける。
突起17が突起受け部18にはまり込み、つまみ3を回
転させたときに止まって操作感がでるようになってい
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分電盤の
中扉固定構造は、中扉は箱体に立設した覆い立てによっ
て支持されると共に、つまみとつまみの受け台とで固定
され、つまみは抜け止め部と受け台との嵌合部とを有
し、受け台は覆い立てに係合する係合部とつまみ抜け止
め受け部とが設けられており、覆い立てに係合部を係合
させ、つまみの嵌合部を受け台のつまみ抜け止め受け部
に嵌合させ、中扉に設けられている開口部からつまみの
操作部を突出させて操作部を回転させて固定するもので
あり、つまみの操作部を回転させるだけでロック、アン
ロックをすることができ、取り付けの際の位置合わせ
は、つまみの位置に中扉の開口部を対向させるだけでよ
く、容易である。中扉の開口部の端面がつまみ受け台に
かかるため、ロックしない状態でも中扉が倒れてくるこ
とがない。部品はつまみとつまみ受け台の2点で少な
く、製造コストも抑えることができる。またつまみが中
扉の開口部と直交していればロック状態であるというよ
うに、ロック、アンロックの状態がわかりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の中扉固定構造の分解斜視
図である。
【図2】本発明に係る分電盤の平面図である。
【図3】本発明に係るつまみの正面図である。
【図4】本発明に係るつまみ受け台のつまみ抜け止め受
け部の上面図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1・・・覆い立て、2・・・つまみ受け台、3・・・つ
まみ、4・・・操作部、5・・・中扉、6・・・端部、
7・・・係合凹部、8・・・係合穴、9・・・係合爪、
10・・・係合部、11・・・係合突起、12・・・つ
まみ抜け止め受け部、13・・・中扉引っ掛け部、14
・・・嵌合部、15・・・つまみ抜け止め部、16・・
・開口部、17・・・突起、18・・・突起受け部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種電気機器を前面を開口した箱体に収
    めると共に配線し、前記箱体の開口部を中扉で施蓋する
    分電盤において、前記中扉は箱体に立設した覆い立てに
    よって支持されると共に、つまみと該つまみの受け台と
    で固定され、前記つまみは抜け止め部と前記受け台との
    嵌合部とを有し、前記受け台は前記覆い立てに係合する
    係合部とつまみ抜け止め受け部とが設けられており、前
    記覆い立てに前記係合部を係合させ、前記つまみの嵌合
    部を前記受け台のつまみ抜け止め受け部に嵌合させ、前
    記中扉に設けられている開口部から前記つまみの操作部
    を突出させて該操作部を回転させて固定することを特徴
    とする分電盤の中扉固定構造。
JP28456495A 1995-10-04 1995-10-04 分電盤の中扉固定構造 Expired - Fee Related JP3211936B2 (ja)

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