JP2554839Y2 - ドラム缶の蓋開閉器具 - Google Patents

ドラム缶の蓋開閉器具

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JP2554839Y2
JP2554839Y2 JP3241992U JP3241992U JP2554839Y2 JP 2554839 Y2 JP2554839 Y2 JP 2554839Y2 JP 3241992 U JP3241992 U JP 3241992U JP 3241992 U JP3241992 U JP 3241992U JP 2554839 Y2 JP2554839 Y2 JP 2554839Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドラム缶の蓋開閉器具
に関し、特にドラム缶に使用される径の異なる蓋を一つ
の器具で容易に開閉できることを可能にしたドラム缶の
蓋開閉器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラム缶に使用される蓋50とし
ては、例えば図7に示すように上面の凹部51に2片の
突片52を形成した構造のものと、あるいは図8に示す
ように径方向につながった突片53を形成した構造のも
のが提供されていた。そして、このような蓋50の開閉
を行なう場合、図6に示すように蓋50の凹部51内に
嵌まる係止片41が取り付けられた開閉器具40を凹部
51に差込み、係止片41の両端を凹部51の突片52
あるいは突片53に引っ掛けて蓋50を回していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したように従来の
開閉器具では、単に係止片を凹部に差込むだけであり、
凹部と係止片の嵌まり具合にゆるみがあるために蓋の開
閉を行なう際開閉器具が傾いて力がかかりにくく蓋の開
閉をスムーズにできない欠点があった。本考案は、上記
従来の課題を解決すべくなされたものであり、ドラム缶
の蓋にしっかり嵌まり開閉をスムーズに行なえる開閉器
具を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、上面に凹部を有し、該凹部内に突片を形成
してなるドラム缶の蓋を開閉する蓋開閉器具であって、
ハンドル部と、嵌合部からなり、当該嵌合部を径の異な
る前記蓋の凹部に対応させて同心円上の内外に複数設
け、各嵌合部は前記蓋の凹部の突片に係合する切り込み
部を有することを特徴とする。請求項2のドラム缶の蓋
開閉器具は、前記嵌合部の切込み部を同心円上の内外に
おいて互いに対応する位置に設けたことをを特徴とす
る。請求項3のドラム缶の蓋開閉器具は、前記嵌合部の
切り込み部を、複数設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案では、図に示すように嵌合部に有する切
り込み部を、凹部に有する突片に嵌まる位置で差込む。
これにより嵌合部が凹部にしっかりと嵌まった状態で蓋
を回すことができ、スムーズに蓋の開閉を行なうことが
できる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本考案によるドラム缶の蓋開閉器
具の一実施例を示す斜視図である。
【0007】本実施例によるは、ドラム缶の蓋開閉器具
は、ハンドル部10と、嵌合部20から構成されてい
る。前記嵌合部20の径は、蓋50が有する凹部51内
に簡単に着脱できる寸法に形成してある。すなわち、凹
部51の内径に嵌合部20の外径を対応させてある。こ
れによって嵌合部20を凹部51内に嵌めた場合、嵌合
部20と凹部51との間にゆるみのない状態を保持する
ことができる。上記嵌合部20は、一端を開口させた円
筒状に形成してあり、他端をハンドル部10に連結され
ている。
【0008】また、本実施例においては、凹部51の径
が異なる蓋50の大きさに対応させて、径の異なる大小
の嵌合部20を同心円上に複数設けている。現在、ドラ
ム缶の蓋50の大きさは、2種類提供されており、本実
施例では、この2種類の蓋50の径に適合した2種類の
嵌合部20を設けている。これにより、大きさの異なる
蓋50を一つの器具で開閉させることができる。
【0009】また、この嵌合部20の下端には凹部51
が有する突片52に係合する切り込み部21が設けられ
ている。この切り込み部21は、嵌合部20を凹部51
に嵌めた状態の時に、図4に示すように突片52が嵌ま
る幅に形成されている。これによって嵌合部20を回す
と切り込み部21が突片52に引っ掛かり、蓋50を回
すことができる。また、この切り込み部21は、複数設
けてもよい。切り込み部21を複数とすれば、突片52
との位置合せが容易に行なえる。また、図2に示すよう
に内側の切込み部21を4箇所、外側の切込み部21を
8箇所設け、各切込み部21どうしが径方向につながっ
て位置するように構成することもできる。このようにす
れば、図8に示すような径方向につながった突片53を
有する蓋の場合でも嵌合部20を嵌め込むことができ
る。
【0010】上記ハンドル部10は、棒材をT型状にし
て嵌合部20と連結される。これによりハンドル部20
を両手でしっかりと握ることができる。またこのハンド
ル部10は、嵌合部20に対して脱着自在となるように
してもよい。上記実施例では、嵌合部20を同心円上に
複数設けたが、ハンドル部10を対称にして反対側に設
けることもできる。また、嵌合部20は、二つに限らず
三つ以上設けてもよい。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案のドラム缶の
蓋開閉器具は、ハンドル部と、嵌合部からなり、当該嵌
合部を径の異なる前記蓋の凹部に対応させて同心円上の
内外に複数設け、各嵌合部は前記蓋の凹部の突片に係合
する切り込み部を有することで蓋の開閉を行なう場合、
嵌合部 を蓋の凹部にはめた状態においてゆるみなく嵌
まるので嵌合部が振れずに蓋の開閉をスムーズに行なう
ことができる。また、嵌合部を同心円上の内外に設けた
ことにより大きさの異なる蓋の開閉を一つの開閉器具で
することができるので、蓋の多きさに合せ複数の器具を
用意する必要がなくなる。請求項2の本考案によれば、
同心円上の内外に複数設けた嵌合部に有する切込み部の
位置を各々対応させたことで、従来提供されている突片
形状の異なる蓋の開閉を一つの開閉器具ですることがで
きる。請求項3の本考案によれば、嵌合部に有する切り
込み部を複数設けたことで蓋が有する突片との位置合せ
が容易に行なえるので、蓋開閉器具をスムーズに蓋に嵌
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるドラム缶の蓋開閉器具
の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例によるドラム缶の蓋開閉器具
の切込み部の位置を示す図である。
【図3】本考案の一実施例によるドラム缶の蓋開閉器具
の使用状態を示した図である。
【図4】本考案の一実施例によるドラム缶の蓋開閉器具
の使用状態を示した図である。
【図5】従来例をを示す図である。
【図6】従来例の使用状態を示した図である。
【図7】ドラム缶に使用される蓋の斜視図である。
【図8】ドラム缶に使用される蓋の斜視図である。
【符号の説明】
10 ハンドル部 20 嵌合部 21 切り込み部 40 開閉器具 41 係止片 50 蓋 51 凹部 52 突片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に凹部を有し、該凹部内に突片を形
    成してなるドラム缶の蓋を開閉する蓋開閉器具であっ
    て、 ハンドル部と、嵌合部からなり、当該嵌合部を径の異な
    る前記蓋の凹部に対応させて同心円上の内外に複数設
    け、各嵌合部は前記蓋の凹部の突片に係合する切り込み
    部を有することを特徴とするドラム缶の蓋開閉器具。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部の切込み部を同心円上の内外
    において互いに対応する位置に設けたことをを特徴とす
    る請求項1に記載のドラム缶の蓋開閉器具。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部の切り込み部を、複数設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載のドラム缶の蓋開閉器
    具。
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