JPS637086Y2 - - Google Patents

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JPS637086Y2
JPS637086Y2 JP5299584U JP5299584U JPS637086Y2 JP S637086 Y2 JPS637086 Y2 JP S637086Y2 JP 5299584 U JP5299584 U JP 5299584U JP 5299584 U JP5299584 U JP 5299584U JP S637086 Y2 JPS637086 Y2 JP S637086Y2
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JP
Japan
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cover
handle
screw
hole
plate
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JP5299584U
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English (en)
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JPS60164949U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家具取手のカバーに関し、一層詳細に
は、幼児が家具の引出しや扉を開け、いたずらす
るのを防止するために、家具取手を着脱自在に覆
う家具取手のカバーに関する。
幼児がいる家庭においては、保護者が監視して
いない場合に、幼児が家具の引出しや扉を開け、
収納物を散乱させたり、開閉動作の際に指をはさ
む等して負傷する事態がしばしば起こる。このよ
うな事態を防ぐには、保護者が常に幼児を観察す
るか、家具の引き出しや扉を施錠しておき、必要
に応じて解錠すればよいのであるが、これらを行
うことは実際上不可能である。すなわち一般にタ
ンス等の引出しにおいて、すべての引出しを施錠
できる構成にはなつていないからである。
考案者は上記のような不具合を解消するため、
第1図および第2図に示すような家具取手のカバ
ーを考案し、出願している(実開昭58−195546
号)。
すなわち、四角柱状に凹設された中空部10と
この中空部10の周縁に突設された指掛部12と
から成る取手を覆う、四角板状で周縁が肉厚に形
成されたカバー16を設け、このカバー16の中
央部に設けたねじ18と掛止板20とでカバー1
6を取手14を覆つて指掛部12に固定し、幼児
が取手14に指を掛けることができないようにし
ている。この場合、掛止板20は指掛部12の短
辺よりは長く、長辺よりは短く設定され、第2図
に示すように、掛止板20が指掛部12の長辺と
平行な方向あるいは対角線の方向を向くようにし
て指掛部12周縁に当接せぬようにして掛止板2
0を取手14の中空部10内に挿入するととも
に、ねじ18を回転させるなどして掛止板20が
指掛部12の短辺とほぼ平行に位置するようにな
し、カバー16を手前に引いて掛止板20を指掛
部12内面中央に橋渡し状態に当接させ、この当
接状態を保持したまま(摩擦力が作用する)ねじ
18を締め付けることによつて固定するものであ
る。
上記の従来例によれば、取手が円形のものの場
合には、掛止板20を取手の中空部10内に全く
挿入できず使用不能である。しかも引出しの取手
はこのような円形のものが大部分である。なお、
掛止板20が指掛部12内面に若干引掛る程度の
短い長さのものである場合には、カバー16を傾
けることによつて、掛止板20をその一方端から
取手中空部10内に挿入することはできるであろ
うが、掛止作業が行いにくく、また、引掛りが少
ないから外れやすい不具合いが生じる。
さらには、ねじ18がカバー16の中央に位置
し、掛止板20が指掛部12中央に橋渡し状態に
掛止される上記の従来例においては、1つのカバ
ー16で穴径の異なる種々の取手に対処すること
はできず不都合である。
本考案は上記の難点に鑑みてなされ、その目的
とするところは、円形のかつ種々の穴径の取手に
も対処しうる家具取手のカバーを提供するにあ
り、その特徴とするところは、引出しの前面板に
設けた、中空部と該中空部の周縁に突設された指
掛部とから成る取手を覆うことができる大きさに
形成されるとともに、装者状態時にあつては幼児
が把持できないように構成したカバーを設け、該
カバーの周縁部付近に透孔を設け、この透孔にね
じを挿通支持し、このねじに、指掛部の穴径より
は短く、かつ指掛部内面に掛止可能な長さを有す
る掛止板を螺合して成るところにある。
以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づき
詳細に説明する。
第3図において、30は家具等の引出しの前面
壁である。32は取手である。取手32は、全面
壁30に円柱状に凹設された中空部34と、この
中空部34口縁に螺着された、内方フランジ部を
有するリング状の指掛部38とから成る。
40は取手32の穴を覆うカバーである。カバ
ー40は周縁が肉厚に形成された円形板状であ
り、幼児が把持できない大きさに設定され、また
周縁がアール状に形成されて幼児の負傷を防ぐと
ともに、すべることにより幼児の把持を一層困難
にしている。
このカバー40の周縁部に近いところに透孔4
2が透設され、ここにねじ44が遊捜されてい
る。ねじ44には、指掛部38の内方フランジ部
36の内径より短く、内方フランジ部36の直径
上から外れた位置で内方フランジ部36内面に橋
渡し状態で当接可能な長さに形成された掛止板4
6が、その長手方向ほぼ中央に形成したねじ孔4
8において螺合している。
本考案は上記のように構成されている。
しかして、掛止板46を内方フランジ部36内
壁に当接しないように位置させて中空部34内に
挿入し、次いでネジ44が内方フランジ部36内
壁に当接する方向にカバー40を移動させれば、
掛止板46の一方の端部が中空部34内壁に当接
し、さらにこの状態でカバー40を若干前後動さ
せつつ、カバー40を、ねじ44が内方フランジ
部36内壁に当接する方向に移動させれば、掛止
板46の他方の端部も、一方の端部が前記のよう
に中空部34内壁に当接して規制されているか
ら、ねじ44を中心として回転して中空部34内
壁に当接する。ここでねじ44を締め付ければ、
掛止板46が引き上げられ、内方フランジ部36
内面を橋渡し状態に締め付けることとなり、カバ
ー40が取手32を覆う状態で固定されるもので
ある。
本考案においては、第4図から明らかなごと
く、カバー40を所定の大きさにさえ設定してお
けば、取手32の穴の大きさが最大、ねじ44を
含むカバー40の直径上ほぼねじ44位置とねじ
44の反対例のカバー40の対向縁までの長さP
を直径とする穴径までの種々の大きさの取手32
に対処できることとなる。すなわち、この大きさ
の穴径までの取手32に対しては、穴がはみ出す
ことなくカバー40で覆うことができる。最小の
穴径のものは、もちろん、掛止板46が挿入しう
る大きささのものである。
第5図は他の実施例を示す。
本実施例においては、掛止板46がその一方の
端部近傍においてねじ44に螺合されている。
そしてねじ44位置から掛止板46の他方の端
部までの長さが、内方フランジ部36の突出距離
に等しいか、これよりも若干大きめに設定されて
いる。しかして、掛止板46を取手32の中空部
34に挿入後、前記と同じようにねじ44が内方
フランジ部37の内壁に当接するまでカバー40
を移動して、ねじ44を回せば、ねじ44の回転
力によつて掛止板46他端部が回動して中空部3
4内壁に当接し、なおもねじ44を回すことによ
つて締め付けることができるものである。
また掛止板46が前記の橋渡し状態で固定され
る場合においても、第6図に示すように、掛止板
46の1つの端部さえ中空部34内壁に当接すれ
ば回り止めとなるから、ねじ44で容易に締め付
けることができるものである。
以上のように本考案に係る家具取手のカバーに
よれば、掛止板が挿入さえできれば取手の穴形状
に関係なく取り付けられ、しかも種々の大きさの
穴径の取手に対処しうるという著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の家具取手のカバーを示す断面
図、第2図はその掛止動作を示す説明図である。
第3図は本考案に係る家具取手のカバーを示す断
面図、第4図はその掛止動作を示す説明図、第5
図、第6図はそれぞれ他の実施例の掛止動作を示
す説明図である。 10……中空部、12……指掛部、14……取
手、16……カバー、18……ねじ、20……掛
止板、30……前面壁、32……取手、34……
中空部、36……内方フランジ部、38……指掛
部、40……カバー、42……透孔、44……ね
じ、46……掛止板、48……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引出しの前面板に設けた、中空部と該中空部の
    周縁に突設された指掛部とから成る取手を覆うこ
    とができる大きさに形成されるとともに、装着状
    態時にあつては幼児が把持できないように構成し
    たカバーを設け、該カバーの周縁部付近に透孔を
    設け、この透孔にねじを挿通支持し、このねじ
    に、指掛部の穴径よりは短く、かつ指掛部内面に
    掛止可能な長さを有する掛止板を螺合して成る家
    具取手のカバー。
JP5299584U 1984-04-10 1984-04-10 家具取手のカバ− Granted JPS60164949U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5299584U JPS60164949U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 家具取手のカバ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP5299584U JPS60164949U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 家具取手のカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60164949U JPS60164949U (ja) 1985-11-01
JPS637086Y2 true JPS637086Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30573437

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5299584U Granted JPS60164949U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 家具取手のカバ−

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JPS60164949U (ja) 1985-11-01

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