JP3065210B2 - ごみ容器用ごみ袋固定具 - Google Patents

ごみ容器用ごみ袋固定具

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JP3065210B2
JP3065210B2 JP6138719A JP13871994A JP3065210B2 JP 3065210 B2 JP3065210 B2 JP 3065210B2 JP 6138719 A JP6138719 A JP 6138719A JP 13871994 A JP13871994 A JP 13871994A JP 3065210 B2 JP3065210 B2 JP 3065210B2
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garbage container
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史郎 塚本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ容器内に収容され
たポリ袋の開口部を開放状態に保持するごみ容器用ごみ
袋固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ごみ容器(ごみ箱)などは、容
器内にごみ袋(ポリ袋)をその開口部が開放された状態
で内装しておき、容器に直接ごみ等の収容物を入れず、
このごみ袋にごみ等の収容物を入れて収容物が一杯にな
ると、このごみ袋とともに収容物を廃棄するようにして
いる。
【0003】ところで、従来のごみ容器等への上記ごみ
袋の装着方法としては、図10に示すように、ごみ容器
101内にごみ袋201を挿入するとともに、ごみ袋2
01の開口端部をごみ容器101の開口部で引き上げて
ごみ袋201の開口端部をごみ容器101の外側に折り
返して装着する方法が一般的である。しかし、この方法
では、ごみ袋201の開口端部がしっかりと固定されて
いないため、ごみ袋201にごみ等の収容物を入れると
ごみ袋201がずれたり、時には完全にごみ袋201が
ごみ容器101内に落ち込んでしまったりすることがあ
る。
【0004】そこで、本出願人は、このような問題を解
決するために、図11に示すようなごみ容器301を既
に提案している(特願平5−9838号)。すなわち、
このごみ容器301は、ごみ袋固定具(以下、「固定
具」とのみ記す)401,401を備えている。固定具
401は、図11に示すように、ごみ容器301の開口
部内周縁の略半分に沿う略アーチ形(門形)をしてい
て、外側面に係合突起402,402が設けられてい
る。そして、この固定具は、ごみ容器301の開口部内
周縁に沿うように配置された時、図12に示すように、
固定具401とごみ容器301との間にごみ袋201の
開口部周縁を挟み込むとともに、係合突起402,40
2をごみ容器301の開口部周縁に設けられた係合孔3
02,302に係合させることで、ごみ袋201の開口
部周縁を固定し開放状態に保ち、ごみ袋201にごみ等
の収容物を入れるとごみ袋201がずれたり、時には完
全にごみ袋201がごみ容器301内に落ち込んでしま
ったりすることを防止できるようになっている。
【0005】また、固定具401の中央部が幅広にし
て、係止部403が設けられていて、図11に示すよう
に、この係止部403に指を引っ掛けてアーチの内側に
引っ張ると、固定具401の中央部が弾性変形して係合
突起402の係合孔302への係合を簡単に解除できる
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この固定具4
01は、上記したように、係止部403を中央部で幅広
にすることで設けてあるため、図11に示すように、ご
み容器301の開口部内周縁に沿うように配置された
時、ごみ容器301の上端縁よりこの係止部403の一
部が突出することになる。
【0007】したがって、図12に示すように、ごみ容
器301の蓋304が被せ蓋式に限定されるとともに、
蓋304のサイズをごみ容器301のサイズより大きく
設計する必要があり、使用時に、ごみ容器301を壁等
に密着して設置させると、蓋304が壁に当たり蓋30
4をスムーズに開閉することができなくなると言う問題
がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みて、ごみ
容器に装着することで、ごみ容器内に収容したごみ袋の
開口部を開放状態にしてしっかり固定できるとともに、
係止部がごみ容器の上端縁から突出しないごみ容器用ご
み袋固定具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるごみ容器
用こみ袋固定具は、このような目的を達成するために、
上部開口のごみ容器の、開口部内周縁の略半分の部分に
沿う略アーチ形をしていて、両端がごみ容器の開口部内
壁面に回動自在に軸止されるようになっており、ごみ容
器の開口部内周縁に沿うように配置された時、開口部内
周縁との間にごみ容器内に収容されたごみ袋の開口部周
縁を挟み込み、かつ、外側面にごみ容器の開口部周縁に
穿設された係合孔に前記ごみ袋の一部とともに係合して
前記ごみ袋の開口部を開放状態にして固定する係合突起
を有するごみ容器用ごみ袋固定具において、この固定具
を手でアーチの内側方向へ弾性変形させて前記係合突起
の係合孔への係合を解除させる指の係止部が、固定具の
回動軸に平行な方向に窪みを形成することで形成されて
いる構成とした。
【0010】上記構成において、ごみ容器および固定具
の材質は、特に限定されないが、たとえば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂が好適に使用
でき、ごみ容器本体と袋保持手段とは、異なる材質にし
ても構わない。なお、袋保持手段は、弾性に優れた材質
を選択することが好ましい。また、略アーチ形とは、た
とえば、半弧状や断面コ字形状(門形)等を挙げること
ができる。
【0011】この固定具が装着されるごみ容器は、分離
自在な被せ蓋や内蓋を設けたものでも、ペダルを足で踏
むことで開閉する蓋を一体に設けたものでも構わない。
【0012】
【作用】上記構成によれば、固定具の両端部をごみ容器
の開口部周縁部に軸止することで、固定具がごみ容器に
回動自在に保持される。そして、固定具を回動させてご
み容器の開口部周縁に固定具が沿うように配置すると、
ごみ袋の開口部周縁を固定具とごみ容器の開口部周縁と
の間に挟み込むとともに、係合突起がごみ容器の係合孔
に係合してごみ袋が開放状態を保持したまま固定され
る。
【0013】一方、係止部に指を掛けて手で固定具をア
ーチの内側へ引っ張れば、固定具が弾性変形して係合突
起の係合孔への係合が簡単に解除され、固定具を回動さ
せることでごみ袋の固定を解除してごみ袋をごみ容器か
ら取り出すことができる。なお、固定具をごみ容器の開
口部周縁に沿うように配置した時、係止部が固定具の回
動軸に平行な方向に窪みを設けることで形成されている
ので、係止部が開口部から突出することがない。
【0014】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1は本発明にかかる
ごみ容器用ごみ袋固定具の1実施例をあらわしている。
図1に示すように、この固定具1は、合成樹脂で成形さ
れた断面略コ字形をしていて、コ字の両横片部11,1
1の先端部外側面にボス12(図では片方しかあらわれ
ていない)がそれぞれ設けられている。
【0015】また、コ字の縦片部13の外側面に係合突
起14,14が設けられるとともに、縦片部13の中央
部に窪み15が設けられている。窪み15は、縦片部1
3の中央部を回動軸となるボス12の中心軸に平行な方
向に窪ませたように形成されていて、この窪み15の側
壁面が係止部15aとなっている。
【0016】そして、この固定具1は、たとえば、図2
示すようなごみ容器2に装着できるようになっている。
すなわち、ごみ容器2は、上部に開口部21を有し、開
口部21の周壁22が容器本体23より段状に大きくな
っていて、この周壁22に4つの軸受孔22a(図では
2つしかあらわれていない)および係合孔22b(図で
は2つしかあらわれていない)が設けられている。
【0017】そして、ごみ容器2は、2つの固定具1
が、それぞれ両端部に設けられたボス12を対応する軸
受孔22aに嵌合させることで、ボス12,12を中心
にして回動自在にごみ容器2に一体化されるようになっ
ていて、固定具2を回動させて開口部21の周縁に沿う
ように配置させると、図2および図3に示すように、係
合突起14,14が対応する係合孔22b,22bにそ
れぞれ係合するようになっている。
【0018】また、この時、固定具1は、係止部15a
が縦片部13の中央部を回動軸となるボス12の中心軸
に平行な方向に窪ませることで形成されているので、完
全にごみ容器2の内部に嵌まり込み、その一部がごみ容
器2の上端部からはみ出ると言うことがない。一方、固
定具1による固定を解除する場合は、図4に示すよう
に、窪み15に指を挿入し、係止部15aに指をかけ、
アーチの内側、すなわち、コ字の内側方向へ引っ張る
と、コ字の縦片部13が内側に弾性変形し、図5に示す
ように、係合突起14,14の係合孔22b,22bへ
の係合が解除されるようになっている。
【0019】この固定具1は、上記のようになってお
り、図3に示すように、ごみ袋3の開口部周縁を固定具
1とごみ容器2の周壁22に挟み込むとともに、係合突
起14,14を係合孔22b,22bに係合させること
で、ごみ袋3を開放状態に保持してごみ袋3にごみを入
れやすくできる。そして、ごみ袋3がごみ等で一杯にな
ると、係止部15aに指をかけ、図4に示すように、コ
字の縦片部13を内側に弾性変形させて係合突起14,
14の係合孔22b,22bへの係合が解除し、固定具
1を回動させてごみ袋3を取り出すことができるように
なっている。
【0020】しかも、係止部15aが固定具1の回動軸
となるボス12の中心軸に平行な方向に窪み15を形成
することで設けられているので、厚み方向に突出部がな
く、固定具1の一部がごみ容器2の上端部から突出した
りすることがない。したがって、被せ蓋だけでなく、図
6に示すような裏面に環状リブ51が形成され、この環
状リブ51が開口部21に嵌まり込むようになったのせ
蓋5あるいは図7に示すような全体が開口部21に嵌ま
り込む内嵌め式蓋6を使用することもできるようにな
り、図8に示すように、ごみ容器2を壁面7に吊り下げ
たり、図9に示すように、ごみ容器2を壁面7に密着さ
せて床面8に置いた時でも蓋5(6)をスムーズに開閉
することができる。
【0021】本発明にかかるご容器用ごみ袋固定具は、
上記の実施例に限定されない。たとえば、上記の実施例
では、係合突起が2つであったが、1つでも3つ以上で
も構わない。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかるごみ容器用ごみ袋固定具
は、以上のように構成されているので、ごみ容器に装着
すると、ごみ容器内に収容したごみ袋の開口部を開放状
態にしっかりと保持することできる。しかも、係合突起
の係合孔への係合を解除するための指の係止部が、固定
具の回動軸に平行な方向に窪みを設けることで形成され
ているので、固定具の厚みを薄くできるとともに、係合
突起を係合孔へ係合させた状態の時、固定具の一部がご
み容器の上端部から突出することがなくなり、被せ蓋だ
けでなく、内嵌め式蓋も使用することができるようにな
る。
【0023】したがって、ごみ容器を壁に吊り下げた
り、壁に密着して置いても自由に蓋を開閉することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるごみ容器用ごみ袋固定具の1実
施例をあらわす斜視図である。
【図2】図1のごみ容器用ごみ袋固定具をごみ容器に装
着した状態をあらわす斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】固定具の係合突起と係合孔との係合を解除する
方法を説明する斜視図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】図2のごみ容器にのせ蓋をした状態の1例をあ
らわす断面図である。
【図7】図2のごみ容器に内嵌め式蓋をした状態の1例
をあらわす断面図である。
【図8】図6のごみ容器を壁に吊り下げた状態をあらわ
す図である。
【図9】図6のごみ容器を壁に密着させて床面に置いた
状態をあらわす図である。
【図10】従来のごみ袋のセット状態をあらわす断面図
である。
【図11】本出願人が先に提案したごみ容器の斜視図で
ある。
【図12】図11のごみ容器の断面図である。
【符号の説明】
1 固定具 2 ごみ容器 3 ごみ袋 12 ボス(回動軸) 14 係合突起 15 窪み 15a 係止部 21 開口部 22 係合孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部開口のごみ容器の、開口部内周縁の略
    半分の部分に沿う略アーチ形をしていて、両端がごみ容
    器の開口部内壁面に回動自在に軸止されるようになって
    おり、ごみ容器の開口部内周縁に沿うように配置された
    時、開口部内周縁との間にごみ容器内に収容されたごみ
    袋の開口部周縁を挟み込み、かつ、外側面にごみ容器の
    開口部周縁に穿設された係合孔に前記ごみ袋の一部とと
    もに係合して前記ごみ袋の開口部を開放状態にして固定
    する係合突起を有するごみ容器用ごみ袋固定具におい
    て、この固定具を手でアーチの内側方向へ弾性変形させ
    て前記係合突起の係合孔への係合を解除させる指の係止
    部が、固定具の回動軸に平行な方向に窪みを形成するこ
    とで形成されていることを特徴とするごみ容器用ごみ袋
    固定具。
JP6138719A 1994-06-21 1994-06-21 ごみ容器用ごみ袋固定具 Expired - Lifetime JP3065210B2 (ja)

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JPH082602A JPH082602A (ja) 1996-01-09
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