JPH0630722Y2 - 廃棄物容器 - Google Patents
廃棄物容器Info
- Publication number
- JPH0630722Y2 JPH0630722Y2 JP1988152824U JP15282488U JPH0630722Y2 JP H0630722 Y2 JPH0630722 Y2 JP H0630722Y2 JP 1988152824 U JP1988152824 U JP 1988152824U JP 15282488 U JP15282488 U JP 15282488U JP H0630722 Y2 JPH0630722 Y2 JP H0630722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- waste
- container
- inner lid
- charging port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、廃棄物容器に関するものである。
［従来の技術］ ごみ箱等の廃棄物容器において、一旦捨てたものが容器
を倒したくらいでは簡単に出ないようにしたもの、更に
伝染性の汚物が付着した注射器等を手で押し込まなくて
も捨てることが出来るようにしたもの等が要求されるこ
とがある。
を倒したくらいでは簡単に出ないようにしたもの、更に
伝染性の汚物が付着した注射器等を手で押し込まなくて
も捨てることが出来るようにしたもの等が要求されるこ
とがある。
このような要求を満足すべき廃棄物容器としては、例え
ば実開昭49-14970号公報又は実公昭58-54402号公報に記
載された容器がやや近いと言えるが、これらは決して前
記両方の要件を同時に満足出来るものではない。
ば実開昭49-14970号公報又は実公昭58-54402号公報に記
載された容器がやや近いと言えるが、これらは決して前
記両方の要件を同時に満足出来るものではない。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、前記従来の問題点を解決するためになされ、
転倒しても捨てた物が容易にこぼれ出さず、かつ手で押
し込まなくても容易に捨てられるようにした廃棄物容器
を提供することを技術的課題としたものである。
転倒しても捨てた物が容易にこぼれ出さず、かつ手で押
し込まなくても容易に捨てられるようにした廃棄物容器
を提供することを技術的課題としたものである。
［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するための手段として、本考案
は、廃棄物を収納する容器本体と、この容器本体の上端
部に嵌着された中蓋と、この中蓋にヒンジを介して開閉
自在に取り付けられた蓋体とを備え、前記中蓋は投入口
が形成されると共に、この投入口は下向きに傾斜する一
対の弾性板片を有し、これらの弾性板片は常時は先端縁
が当接して閉じているが、上から押された時にのみ先端
縁が互いに離れて開口するように形成され、前記蓋板は
内面側に逆三角形のリブ状突起が並設され、この蓋体を
閉じるとリブ状突起が前記投入口内に嵌り込んで中蓋に
ぴったり被さり、かつリブ状突起を取り囲む凹部の内周
面が投入口の外周面に設けられた突起に係止する構成を
要旨とするものである。
は、廃棄物を収納する容器本体と、この容器本体の上端
部に嵌着された中蓋と、この中蓋にヒンジを介して開閉
自在に取り付けられた蓋体とを備え、前記中蓋は投入口
が形成されると共に、この投入口は下向きに傾斜する一
対の弾性板片を有し、これらの弾性板片は常時は先端縁
が当接して閉じているが、上から押された時にのみ先端
縁が互いに離れて開口するように形成され、前記蓋板は
内面側に逆三角形のリブ状突起が並設され、この蓋体を
閉じるとリブ状突起が前記投入口内に嵌り込んで中蓋に
ぴったり被さり、かつリブ状突起を取り囲む凹部の内周
面が投入口の外周面に設けられた突起に係止する構成を
要旨とするものである。
［作用］ 投入口は廃棄物を押し込む方向にのみ開口するので、一
旦廃棄したものは例え容器本体が転倒しても容易にこぼ
れ出ることはなく、また廃棄物を投入口に載せて蓋体を
閉めれば、その内面側の突起により廃棄物を自動的に容
器内に押し込むことが出来る。
旦廃棄したものは例え容器本体が転倒しても容易にこぼ
れ出ることはなく、また廃棄物を投入口に載せて蓋体を
閉めれば、その内面側の突起により廃棄物を自動的に容
器内に押し込むことが出来る。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１図において、１は合成樹脂製の容器本体であり、上
端部に中蓋２が嵌着され、その中央部には投入口２ａが
形成されている。前記中蓋２は合成樹脂で一体成形さ
れ、前記投入口２ａは下向きに傾斜する一対の弾性板片
２ｂ、２ｃを有し、これらの弾性板片は、常時は先端縁
が当接して閉じているが、上から押された時にのみ先端
縁が互いに離れて開口するようになっている。また、中
蓋２の投入口２ａの外周面には係止用の突起２ｄが設け
られている。３は合成樹脂製の蓋体であり、前記中蓋２
にヒンジ４を介して開閉自在に取り付けられ、その中央
部の内面側には逆三角形のリブ状突起３ａが並設されて
いる。この蓋体３は、閉じると前記リブ状突起３ａが前
記投入口２ａ内に嵌り込んで中蓋にぴったり被さり、か
つリブ状突起３ａを取り囲む凹部３ｂの内周面が前記投
入口２ａの外周面に設けられた突起２ｄに係止するよう
にしてある。尚、第３図において、５は前記容器本体１
に取り付けられた把手である。
端部に中蓋２が嵌着され、その中央部には投入口２ａが
形成されている。前記中蓋２は合成樹脂で一体成形さ
れ、前記投入口２ａは下向きに傾斜する一対の弾性板片
２ｂ、２ｃを有し、これらの弾性板片は、常時は先端縁
が当接して閉じているが、上から押された時にのみ先端
縁が互いに離れて開口するようになっている。また、中
蓋２の投入口２ａの外周面には係止用の突起２ｄが設け
られている。３は合成樹脂製の蓋体であり、前記中蓋２
にヒンジ４を介して開閉自在に取り付けられ、その中央
部の内面側には逆三角形のリブ状突起３ａが並設されて
いる。この蓋体３は、閉じると前記リブ状突起３ａが前
記投入口２ａ内に嵌り込んで中蓋にぴったり被さり、か
つリブ状突起３ａを取り囲む凹部３ｂの内周面が前記投
入口２ａの外周面に設けられた突起２ｄに係止するよう
にしてある。尚、第３図において、５は前記容器本体１
に取り付けられた把手である。
本考案に係る廃棄物容器は上記のように構成され、第２
図に示すように前記蓋体３を開くと共に、投入口２に廃
棄物６を載せて蓋体３を閉じれば、その廃棄物を容器本
体１内に押し込むことが出来る。蓋体３を閉じると前記
突起３ａが廃棄物６を押し下げ、その押下力によって前
記弾性板片２ｂ、２ｃが押されて開口Ｐが生じ、その開
口から廃棄物６が落下するからである。従って、廃棄物
６を手で押し込まなくても容器本体１内に捨てることが
出来る。
図に示すように前記蓋体３を開くと共に、投入口２に廃
棄物６を載せて蓋体３を閉じれば、その廃棄物を容器本
体１内に押し込むことが出来る。蓋体３を閉じると前記
突起３ａが廃棄物６を押し下げ、その押下力によって前
記弾性板片２ｂ、２ｃが押されて開口Ｐが生じ、その開
口から廃棄物６が落下するからである。従って、廃棄物
６を手で押し込まなくても容器本体１内に捨てることが
出来る。
また、廃棄物６の落下後において、弾性板片２ｂ、２ｃ
は復元力によって旧位に復し開口Ｐが閉じるので、例え
容器本体１が転倒しても、一旦収納した廃棄物６が外部
にこぼれ出ることはない。前記蓋体３は中蓋２の突起２
ｄにより係止しているので、容器本体１が転倒しても蓋
体３が容易に外れることはなく、液体等が外部に漏れ出
るのを未然に防止することが出来る。従って、一部に液
体が残留する廃棄物（注射器等）であっても安心して捨
てることが出来、しかも捨てたものが投入口２ａから見
えないので、不潔な感じを与えずに好ましい。
は復元力によって旧位に復し開口Ｐが閉じるので、例え
容器本体１が転倒しても、一旦収納した廃棄物６が外部
にこぼれ出ることはない。前記蓋体３は中蓋２の突起２
ｄにより係止しているので、容器本体１が転倒しても蓋
体３が容易に外れることはなく、液体等が外部に漏れ出
るのを未然に防止することが出来る。従って、一部に液
体が残留する廃棄物（注射器等）であっても安心して捨
てることが出来、しかも捨てたものが投入口２ａから見
えないので、不潔な感じを与えずに好ましい。
更に、図示は省略したが、前記容器本体の底部内に吸水
シートを敷設すれば、廃棄物に付着した液体を吸収する
ことが出来るので好都合である。
シートを敷設すれば、廃棄物に付着した液体を吸収する
ことが出来るので好都合である。
［考案の効果］ 以上説明したように、本考案によれば、容器の投入口は
廃棄物を押し込む方向にのみ開口可能に形成され、蓋体
はその内面側に廃棄物を前記投入口から容器内に押し込
む突起が設けられると共に、中蓋の突起に係止する構成
であるから、廃棄物を投入口に載せて蓋体を閉めれば、
その内面側の突起により廃棄物を自動的に容器内に押し
込むことが出来ると共に、一旦廃棄したものは例え容器
本体が転倒しても容易にこぼれ出ることはなく、特に伝
染性の汚物が付着した注射器等の廃棄物容器として適用
すると、その効果は極めて顕著である。
廃棄物を押し込む方向にのみ開口可能に形成され、蓋体
はその内面側に廃棄物を前記投入口から容器内に押し込
む突起が設けられると共に、中蓋の突起に係止する構成
であるから、廃棄物を投入口に載せて蓋体を閉めれば、
その内面側の突起により廃棄物を自動的に容器内に押し
込むことが出来ると共に、一旦廃棄したものは例え容器
本体が転倒しても容易にこぼれ出ることはなく、特に伝
染性の汚物が付着した注射器等の廃棄物容器として適用
すると、その効果は極めて顕著である。
第１図は本考案の実施例を示す上部の斜視図、第２図は
廃棄時の状態を示す要部の断面図、第３図は閉蓋時の外
観図である。 １…容器本体、２…中蓋 ２ａ…投入口、２ｂ、２ｃ…弾性板片 ３…蓋体、３ａ…突起 ４…ヒンジ、５…把手
廃棄時の状態を示す要部の断面図、第３図は閉蓋時の外
観図である。 １…容器本体、２…中蓋 ２ａ…投入口、２ｂ、２ｃ…弾性板片 ３…蓋体、３ａ…突起 ４…ヒンジ、５…把手
Claims (1)
- 【請求項１】廃棄物を収納する容器本体と、この容器本
体の上端部に嵌着された中蓋と、この中蓋にヒンジを介
して開閉自在に取り付けられた蓋体とを備え、前記中蓋
は投入口が形成されると共に、この投入口は下向きに傾
斜する一対の弾性板片を有し、これらの弾性板片は常時
は先端縁が当接して閉じているが、上から押された時に
のみ先端縁が互いに離れて開口するように形成され、前
記蓋板は内面側に逆三角形のリブ状突起が並設され、こ
の蓋体を閉じるとリブ状突起が前記投入口内に嵌り込ん
で中蓋にぴったり被さり、かつリブ状突起を取り囲む凹
部の内周面が投入口の外周面に設けられた突起に係止す
ることを特徴とする廃棄物容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152824U JPH0630722Y2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 廃棄物容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152824U JPH0630722Y2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 廃棄物容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272201U JPH0272201U (ja) | 1990-06-01 |
| JPH0630722Y2 true JPH0630722Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31428102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988152824U Expired - Lifetime JPH0630722Y2 (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 廃棄物容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630722Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5439674B2 (ja) * | 2010-04-02 | 2014-03-12 | アッヴィ合同会社 | 注射器の廃棄容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0165201U (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-26 |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP1988152824U patent/JPH0630722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0272201U (ja) | 1990-06-01 |
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