JPH0547062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0547062Y2 JPH0547062Y2 JP1990079891U JP7989190U JPH0547062Y2 JP H0547062 Y2 JPH0547062 Y2 JP H0547062Y2 JP 1990079891 U JP1990079891 U JP 1990079891U JP 7989190 U JP7989190 U JP 7989190U JP H0547062 Y2 JPH0547062 Y2 JP H0547062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- cylindrical base
- lid
- cylindrical
- upper lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 2
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 2
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、牛乳、ジユース等を充填密封するの
に用いられる包装容器の注出口に関する。
に用いられる包装容器の注出口に関する。
［従来の技術］
従来、包装容器においては、その内容物を注出
する場合、例えば、牛乳、ジユース等に用いられ
ている包装容器においては、容器密封部を切断し
たり、押し開くことにより注出開口を形成してい
るが、注出開口を形成するのに鋏を必要とした
り、押し開きに相当な力を必要とするうえ、注出
開口部に手指が接触するため不衛生であり、ま
た、開口形成手段として密封キヤツプによる注出
口を設けた場合は、注出口本体とキヤツプを別々
に製作して結合しなければならないから、製作上
の手数と費用が多くなる欠点がある。
する場合、例えば、牛乳、ジユース等に用いられ
ている包装容器においては、容器密封部を切断し
たり、押し開くことにより注出開口を形成してい
るが、注出開口を形成するのに鋏を必要とした
り、押し開きに相当な力を必要とするうえ、注出
開口部に手指が接触するため不衛生であり、ま
た、開口形成手段として密封キヤツプによる注出
口を設けた場合は、注出口本体とキヤツプを別々
に製作して結合しなければならないから、製作上
の手数と費用が多くなる欠点がある。
［考案が解決しようとする問題点］
本考案は、その内容物を注出するのに密封部を
押し開いたり、密封キヤツプを取外すことなく、
蓋体を本体より切離して開閉蓋とするよう加工さ
れた注出口を、鍔状周縁部を介して包装容器に取
り付けることにより、簡単に注出口を開口でき、
また、必要に応じて蓋を確実に閉塞することがで
きるようにし、衛生的で製作が容易であり、か
つ、操作を簡単化した包装容器の注出口を得よう
とするものである。
押し開いたり、密封キヤツプを取外すことなく、
蓋体を本体より切離して開閉蓋とするよう加工さ
れた注出口を、鍔状周縁部を介して包装容器に取
り付けることにより、簡単に注出口を開口でき、
また、必要に応じて蓋を確実に閉塞することがで
きるようにし、衛生的で製作が容易であり、か
つ、操作を簡単化した包装容器の注出口を得よう
とするものである。
［問題点を解決するための手段］
本考案は、上記目的を達成するため、下記のよ
うな注出口の構成となつている。
うな注出口の構成となつている。
上蓋側が狭まる円錐状とされた筒状基部の上面
の一側に、ヒンジ部となる直線状薄肉溝を介して
上蓋を連設し、筒状基部に嵌合できる大きさに上
蓋裏面に形成された筒状部を、ヒンジ部両側端付
近より筒状基部上内縁に沿つて切離可能に形成し
た薄肉部により筒状基部に接続させるとともに、
上蓋裏面の筒状部に、前記円錐筒状基部上縁部と
係合する突起を設けた包装容器の注出口。
の一側に、ヒンジ部となる直線状薄肉溝を介して
上蓋を連設し、筒状基部に嵌合できる大きさに上
蓋裏面に形成された筒状部を、ヒンジ部両側端付
近より筒状基部上内縁に沿つて切離可能に形成し
た薄肉部により筒状基部に接続させるとともに、
上蓋裏面の筒状部に、前記円錐筒状基部上縁部と
係合する突起を設けた包装容器の注出口。
［作用］
本考案の注出口は、任意の包装容器に取付けて
使用するもので、包装容器内に充填密封した内容
液を注出する時は、上蓋を上方に引張ることによ
り上蓋と注出口本体との間の薄肉部を破断して上
蓋をヒンジ部を中心として回動し、上蓋と筒状基
部とにヒンジ部を挟んで設けた係止片により上蓋
を開口状態に保持して内容液を注出し、注出を中
止した時は、蓋体の筒状部を注出口本体の筒状部
に嵌合させると、上蓋裏面の筒状部に設けた突起
が注出口本体の上狭円錐筒状基部上縁内側に押し
込まれることになるので、注出口より抜け難くな
る。
使用するもので、包装容器内に充填密封した内容
液を注出する時は、上蓋を上方に引張ることによ
り上蓋と注出口本体との間の薄肉部を破断して上
蓋をヒンジ部を中心として回動し、上蓋と筒状基
部とにヒンジ部を挟んで設けた係止片により上蓋
を開口状態に保持して内容液を注出し、注出を中
止した時は、蓋体の筒状部を注出口本体の筒状部
に嵌合させると、上蓋裏面の筒状部に設けた突起
が注出口本体の上狭円錐筒状基部上縁内側に押し
込まれることになるので、注出口より抜け難くな
る。
［実施例］
本考案を図面に示す実施例に従つて説明する。
図面は本考案による実施例を示すもので、第１
図は注出口の未開封状態を示す半断面状斜視図、
第２図は開口状態を示す半断面状斜視図、第３図
は同じく蓋閉止状態を示す半断面斜視図、であ
る。
図は注出口の未開封状態を示す半断面状斜視図、
第２図は開口状態を示す半断面状斜視図、第３図
は同じく蓋閉止状態を示す半断面斜視図、であ
る。
図面に示す注出口１は、ポリエチレン等の合成
樹脂で一体的に、即ち１ピースに射出成形により
作ることが可能で、その上面の上蓋２と下部の注
出口本体３とは、下部に包装容器に取付けるため
の鍔状周縁部４を備えた上方が狭められた形の円
錐筒状基部５の上面の一側に、ヒンジ部６となる
直線状薄肉溝７を介して上蓋２を上向傾斜状に連
設し、筒状基部５内に嵌合できる大きさに上蓋裏
面に形成された筒状部８を、ヒンジ部７両側端付
近より筒状基部上内縁に沿つて切離可能に形成し
た薄肉部９により筒状基部５に接続させるととも
に、前記ヒンジ部６を挟んで上蓋２と筒状基部５
とに、上蓋２が上方に回動された際に互に係止可
能とされた係止片１０，１１をそれぞれ設けてあ
る。なお、図中符号５ａは注出口本体３の筒状基
部５に複数個設けられる包装容器の取付孔に対す
る注出口の仮止用突起であり、また、８ａは筒状
部８外壁面に適宜設けられた突起で、上蓋２の筒
状部８と注出口本体３の上細とされた円錐筒状基
部５との嵌合係止が確実に行われるよう設けられ
るものである。
樹脂で一体的に、即ち１ピースに射出成形により
作ることが可能で、その上面の上蓋２と下部の注
出口本体３とは、下部に包装容器に取付けるため
の鍔状周縁部４を備えた上方が狭められた形の円
錐筒状基部５の上面の一側に、ヒンジ部６となる
直線状薄肉溝７を介して上蓋２を上向傾斜状に連
設し、筒状基部５内に嵌合できる大きさに上蓋裏
面に形成された筒状部８を、ヒンジ部７両側端付
近より筒状基部上内縁に沿つて切離可能に形成し
た薄肉部９により筒状基部５に接続させるととも
に、前記ヒンジ部６を挟んで上蓋２と筒状基部５
とに、上蓋２が上方に回動された際に互に係止可
能とされた係止片１０，１１をそれぞれ設けてあ
る。なお、図中符号５ａは注出口本体３の筒状基
部５に複数個設けられる包装容器の取付孔に対す
る注出口の仮止用突起であり、また、８ａは筒状
部８外壁面に適宜設けられた突起で、上蓋２の筒
状部８と注出口本体３の上細とされた円錐筒状基
部５との嵌合係止が確実に行われるよう設けられ
るものである。
さらに、ヒンジ部６と反対側の上蓋端に、摘み
片１２を設けて上蓋の開閉に際し利用するように
する。この摘み片１２は、上蓋２に対して可撓状
（例えば摘み片１２と上蓋２との接続部分を多少
薄肉とする）に接続しておけば、誤つて摘み片に
力が加えられても摘み片が湾曲して薄肉部９に切
断力が及ばないので、いたずらなどによる開口を
防ぐことができる。
片１２を設けて上蓋の開閉に際し利用するように
する。この摘み片１２は、上蓋２に対して可撓状
（例えば摘み片１２と上蓋２との接続部分を多少
薄肉とする）に接続しておけば、誤つて摘み片に
力が加えられても摘み片が湾曲して薄肉部９に切
断力が及ばないので、いたずらなどによる開口を
防ぐことができる。
本考案による実施例の注出口は以上のようにう
に構成されているので、摘み片１２を上方に引く
ことにより、上蓋２は注出口本体３の筒状基部５
より薄肉部９に沿つてヒンジ部６付近まで切り裂
かれ、直線状薄肉溝７により形成されているヒン
ジ部６を中心として回動し、注出口が形成される
ことになる。なお、薄肉部９の切裂きに際し、ヒ
ンジ部６の薄肉溝７をも切り裂かれる事態が生じ
ないように、薄肉部９とヒンジ部の薄肉溝７とは
つながることがないようにしておく。また、上蓋
２を回動するにつれて、上蓋に設けた係止片１０
と注出口本体の筒状基部５にヒンジ部６を挟んで
設けられた係止片１１とが第２図に示すように係
合し、上蓋２が開かれた状態に保持される。容器
よりの内容物の注出が終了したら、上蓋２を押下
げれば、第３図に示すように、上蓋の筒状部８と
注出口本体３の筒状基部５とが嵌合係止して蓋が
閉じられた状態を持続する。
に構成されているので、摘み片１２を上方に引く
ことにより、上蓋２は注出口本体３の筒状基部５
より薄肉部９に沿つてヒンジ部６付近まで切り裂
かれ、直線状薄肉溝７により形成されているヒン
ジ部６を中心として回動し、注出口が形成される
ことになる。なお、薄肉部９の切裂きに際し、ヒ
ンジ部６の薄肉溝７をも切り裂かれる事態が生じ
ないように、薄肉部９とヒンジ部の薄肉溝７とは
つながることがないようにしておく。また、上蓋
２を回動するにつれて、上蓋に設けた係止片１０
と注出口本体の筒状基部５にヒンジ部６を挟んで
設けられた係止片１１とが第２図に示すように係
合し、上蓋２が開かれた状態に保持される。容器
よりの内容物の注出が終了したら、上蓋２を押下
げれば、第３図に示すように、上蓋の筒状部８と
注出口本体３の筒状基部５とが嵌合係止して蓋が
閉じられた状態を持続する。
［考案の効果］
本考案による包装容器の注出口は、上蓋を摘み
片などを掴んで引つ張つて上蓋と注出口本体とを
結合している薄肉部を切り裂くことにより簡単に
注出口を形成することができ、注出口開口作業に
当り、注出口周辺に手指が接触しないので衛生的
である。また、注出口を閉塞するに当つては、上
蓋を押圧すれば、上蓋の裏面に設けた筒状部８が
先細円錐筒状基部５の内壁内に入り込み、筒状部
８に設けた突起８ａが筒状基部５の内壁と係合す
る。この際、筒状基部５上縁内壁は下縁側より細
くなつているので、前記突起８ａは筒状基部５よ
り抜け難くなり、上蓋の閉止は確実に確保される
ことになる。
片などを掴んで引つ張つて上蓋と注出口本体とを
結合している薄肉部を切り裂くことにより簡単に
注出口を形成することができ、注出口開口作業に
当り、注出口周辺に手指が接触しないので衛生的
である。また、注出口を閉塞するに当つては、上
蓋を押圧すれば、上蓋の裏面に設けた筒状部８が
先細円錐筒状基部５の内壁内に入り込み、筒状部
８に設けた突起８ａが筒状基部５の内壁と係合す
る。この際、筒状基部５上縁内壁は下縁側より細
くなつているので、前記突起８ａは筒状基部５よ
り抜け難くなり、上蓋の閉止は確実に確保される
ことになる。
さらに、本考案による包装容器の注出口は、構
成が簡単であるため、プラスチツク射出成形によ
り一体成形できるので、安価に製作できる。
成が簡単であるため、プラスチツク射出成形によ
り一体成形できるので、安価に製作できる。
図面は本考案による実施例を示すもので、第１
図は注出口の未開封状態を示す半断面状斜視図、
第２図は開口状態を示す半断面状斜視図、第３図
は同じく蓋閉止状態を示す半断面状斜視図、であ
る。 １……注出口、２……上蓋、３……注出口本
体、４……鍔状周縁部、５……筒状基部、６……
ヒンジ部、７……薄肉部、８……筒状部、９……
薄肉部、１０，１１……係止片、１２……摘み
片。
図は注出口の未開封状態を示す半断面状斜視図、
第２図は開口状態を示す半断面状斜視図、第３図
は同じく蓋閉止状態を示す半断面状斜視図、であ
る。 １……注出口、２……上蓋、３……注出口本
体、４……鍔状周縁部、５……筒状基部、６……
ヒンジ部、７……薄肉部、８……筒状部、９……
薄肉部、１０，１１……係止片、１２……摘み
片。
Claims (1)
- 上蓋側が狭まる円錐状とされた筒状基部の上面
の一側に、ヒンジ部となる直線状薄肉溝を介して
上蓋を連設し、筒状基部に嵌合できる大きさに上
蓋裏面に形成された筒状部を、ヒンジ部両側端付
近より筒状基部上内縁に沿つて切離可能に形成し
た薄肉部により筒状基部に接続させるとともに、
上蓋裏面の筒状部に、前記円錐筒状基部上縁部と
係合する突起を設けたことを特徴とする包装容器
の注出口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079891U JPH0547062Y2 (ja) | 1990-07-28 | 1990-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990079891U JPH0547062Y2 (ja) | 1990-07-28 | 1990-07-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0332031U JPH0332031U (ja) | 1991-03-28 |
| JPH0547062Y2 true JPH0547062Y2 (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=31624467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990079891U Expired - Lifetime JPH0547062Y2 (ja) | 1990-07-28 | 1990-07-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547062Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3966080A (en) * | 1975-05-15 | 1976-06-29 | Weatherchem Corporation | End closure with resealable tab |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5563861U (ja) * | 1978-10-26 | 1980-05-01 | ||
| JPS5999925U (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-06 | 大日本印刷株式会社 | 注出口付容器 |
-
1990
- 1990-07-28 JP JP1990079891U patent/JPH0547062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3966080A (en) * | 1975-05-15 | 1976-06-29 | Weatherchem Corporation | End closure with resealable tab |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0332031U (ja) | 1991-03-28 |
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