JPH0122323Y2 - - Google Patents

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JPH0122323Y2
JPH0122323Y2 JP761983U JP761983U JPH0122323Y2 JP H0122323 Y2 JPH0122323 Y2 JP H0122323Y2 JP 761983 U JP761983 U JP 761983U JP 761983 U JP761983 U JP 761983U JP H0122323 Y2 JPH0122323 Y2 JP H0122323Y2
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JP761983U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は配電盤とか制御盤の裏面板取付装置に
係り、特に裏面板の取付けおよび取外しに際し、
工具とか取付部品を使用することなく裏面板の着
脱を可能とした取付装置を得ることにある。一般
に配電盤の裏面には、盤内の保護とか点検、ある
いは導電部への危険保護のために着脱式の裏面板
が取付けられている。この裏面板は機能上容易に
着脱でき、しかも、製作面からは容易に加工で
き、その上安価であることが要求されることか
ら、通常は透明な合成樹脂製の裏面板が使用され
ている。そして、上記裏面板は、第1図に示すよ
うに、アングル等によつて縦長で直方体状に枠組
形成された配電盤本体1の裏側に止ねじ2を用い
て上記裏面板3が取外し自在に装置されている。
又、本体1の側面には裏面板3と同質材料からな
る側板4がそれぞれ止ねじ2にて締着されてい
る。
然るに、配電盤本体1に止ねじ2を用いて裏面
3とか側板4を取付けることは、止ねじ2の使用
本数を多くすれば、配電盤の組立が厄介であるば
かりでなく、特定の工具を必要とする欠点があつ
た。又、配電盤は点検作業を定期的に必ず行う関
係上、裏面板3とか側面4は、その都度、止ねじ
を外して配電盤本体1から取外さなければならな
いので、点検作業は手間がかかり非常に面倒であ
つた。特に配電盤を横に並べて複数台設置してあ
る場合は、側面4を取外すことができず、この結
果、配電盤の修理等においては、裏面板3しか取
外せないため、作業が非常にしずらい欠点があつ
た。更に、裏面板3とか側面4は、配電盤本体1
に対して、止ねじ2の取付穴を合致させて設けな
いと、裏面板3等の取付けが困難となる欠点もあ
つた。
本考案は上述の欠点を除去して、配電盤の裏面
を被覆する裏面板を、配電盤の側面を覆う側板と
もども1動作で配電盤に着脱できるようにして、
配電盤の組立作業や点検作業を迅速容易に行うこ
とができる裏面板取付装置を提供するもので、以
下本考案の実施例を第2図乃至第7図により説明
すると、11は配電盤の前面板で、鉄板を平面形
状が略コ字型となるように折り曲げられて縦長に
形成され、その前面には図示しない継電器類等の
各種機器が取付けられている。12a,12b,
12cは狭巾でやや肉厚な鉄板をコ字型に折り曲
げて設けた横フレームで、これら横フレーム12
a……は、第3図に示すように、それぞれ折曲片
を互いに相対向させて、前面板11の後部両側端
(第3図の左右方向)の内側に、前面板11の縦
方向に所要の間隔を保つて締付ボルト又は溶接等
にて水平に取付けられ、しかも、上記前面板11
の後部にそれぞれ一方端が取付けられた上記フレ
ーム12a……の反対側の自由端同志を第3図に
示す如く、横フレーム12と略同巾な連結板14
にて連結固定することによつて配電盤の骨格をな
すコ字状のフレーム15を複数段形成する。16
a,16bは各横フレーム12a……の折曲片間
に存在する橋絡面の両側に溶接等にて貼付けられ
た側板保持用の支持板で、これら支持板16a,
16b、のうち、前面板11後部の最上部に位置
する横フレーム12aには、支持板16a,16
bを、その巾方向の下端が横フレーム12aの下
方端から少し突出させた状態で取付け、逆に最下
部に位置する横フレーム12cには、支持板16
a,16bを、その上端を横フレーム12cの上
端から少し突出させて取付け、更に、前面板12
後部の中央に位置する横フレーム12cには、上
記支持板16a,16bが、その巾方向両側端か
ら少し突出させて取付けられている。そして、上
記各横フレーム12a……に取付けられた支持体
16a,16bの横フレーム12aから突出する
部分には、横フレーム12a……の肉厚寸法で小
間隙aが形成される。17は各連結板14に、こ
の連結板14より狭巾な間隔片18を介して溶接
等により取付けられた受止板で、その横方向の長
さは、連結板14より幾分短く設けられている。
そして、この受止板17と、連結板14との間に
は、間隔片18の上下方向において間隔片18の
肉厚寸法で小間隙bがそれぞれ形成されている。
19は各フレーム15側面の段間を覆う矩形状の
側板、20は各フレーム15後面の段間を被覆す
る裏面板で、第3図に示すように、横巾方向の端
部は直角に少し折り曲げて折曲部20aを形成
し、又、縦方向両端には、横巾より小さい巾寸法
で係止片20b,20b′を上下方向に突出させて
全体形状が略十字状となる如く形成されている。
21は裏面板20の中央に穿設された透孔であ
る。そして、上記側板19と裏面板20は、それ
ぞれアクリル樹脂等透明な合成樹脂によつて製せ
られている。
本考案は上述のような構成をなし、次に、側板
19とか裏面板20を取付ける場合について説明
すると、先づ、側板19は第3図に示すように、
縦長な状態でフレーム15の側面に取付けるもの
で、その取付方法は、側板19をフレーム15の
後方に位置させて、横フレーム12aと12bお
よび横フレーム12bと12cとの間にそれぞれ
差し込む。各横フレーム12a……間に差し込ま
れた側板19は、第6図に示すように、所要の横
フレーム12a……間において、支持板16a,
16bによつて形成される小間隙a内に側板19
の上、下端部が嵌合保持されることによつて、各
フレーム15の側面に、所要の横フレーム12a
……間にまたがつて脱落することなく取付られ
る。側板19によつてフレーム15側面の各段間
を覆つた後、裏面板20を、上記側板19と同様
に、各横フレーム12a……の自由端を連結する
所要の連結板14間に取付ける。この裏面板20
の取付けは、第7図に示すように、先づ透孔21
に数本の指を通して裏面板20を軽く持ち上げ、
この状態で上部の係止片20bを連結板14と受
止板17との間に設けられている小間隙bに嵌め
込み、このあと、裏面板20の上部係止片20b
を間隔片18に当接する位置まで上方に押し上げ
て、裏面板20下部の係止片20b′を、この係止
片20b′と対応する連結板14と受止板17との
なす小間隙bに嵌め込むことにより、裏面板20
は、第4図に示すように、折曲部20aの先端が
側板19の端部に当接した状態で各連結板14間
に、受止板17に係止されて各フレーム15から
脱落することなく取付けられる。即ち、上記裏面
板20は建具を取付ける要領でフレーム15後面
の各段間に取付けることによつて、上記フレーム
15の後面を被覆する。
フレーム15から側板19とか裏面板20を外
すときは上述と逆の操作を行えばよい。
尚、配電盤の上面は必要に応じて図示しない盲
蓋で覆うとよい。
又、本考案はフレーム15の骨格を形成するた
めに、横フレーム12a……と連結板14とを組
合せているが、これに限定することなく、横フレ
ーム12a……と連結板14とを一体に形成した
コ字状の骨材を用いて配電盤の骨格をなすフレー
ムを複数段設けるようにしても本考案は成立する
ものである。
更に、側板19の高さ寸法は、支持板16a,
16bに受け止められて各フレーム15の段間か
ら脱落しない程度の寸法でよく、更に、裏面板2
0の高さ寸法も、その上下に設けた係止片20
b,20b′が受止板17に係止されて、側板19
と同様に、フレーム15から脱落しない寸法で形
成されている。
本考案は上述のように、配電板の骨格を形成す
るフレームの側面に、このフレームの巾寸法より
やや広巾な支持板を挾着し、フレームの後面には
フレームより狭巾な間隔片を介して受止板を装着
し、上記フレームの側面に取付けた支持板間のな
す小間隙aに、フレーム間を被覆する側板の上下
部を挿入して上記フレーム側面の各段間を覆い、
又、各フレーム後面に、間隔片によつてフレーム
後面と受止板との間に形成される小間隙bには、
両側に折曲部を有して上下方向に係止片を突出せ
しめて略十字状に形成された裏面板の上記係止片
を嵌合させることによつてフレーム後面の各段間
を裏面板により覆うようにしたもので、従来のよ
うに、裏面板とか側板の取付けに当り、止ねじを
使用せず、本案は裏面板等をあたかも建具を取付
けるが如く、フレームに1動作で取付けることが
できるので、上記裏面板等の取付に際し、特定の
工具や止ねじを使用する必要がないため、裏面板
の着脱を迅速容易に行うことができる。又、配電
盤の点検に際しては、裏面板の透孔に指を通して
裏面板を上方に持ち上げ、そのあと裏面板の下部
を手前に引くことにより、フレームから裏面板を
容易に取外すことができるので、点検時、裏面板
の着脱が容易となり、点検作業を迅速に行うこと
ができる。更に、裏面板はその両側に折曲部が形
成してあるので、この折曲部が補強材の役割を果
すためその機械的強度が強くなると共に、耐振性
を向上させ、不快な振動音が生ずるのを抑制する
ことができる。しかも、点検に際しては、裏面板
や側板を1動作で取外すことができるので、点検
作業は特に側板にじやまされることなく容易に行
い得、その上、側板は裏面板の折曲部先端と当接
しているため、裏面板を取外さない限り、側板の
みを取外すことができない構造となつているの
で、配電盤の安全性を向上させることができる。
又、側板の取付けに際しても、従来のように止ね
じを使用していないので、配電盤を複数台並設し
ても、各配電盤は隙間を生ずることなく美麗に設
置することができる等実用用幾多の優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の配電盤の裏面板の取付状態を示
す斜視図、第2図は本考案の裏面板取付装置を備
えた配電盤の斜視図、第3図は裏面板と側板と配
電盤のフレームとを分解して示す分解斜視図、第
4図は配電盤の要部を横断して示す平面図、第5
図は第4図のA−A断面図、第6図は第4図のB
−B断面図、第7図は裏面板の取付状態を第4図
のA−A線で切断して示す断面図である。 11:前面板、15:フレーム、16a,16
b:支持板、17:受止板、19:側板、20:
裏面板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配電盤の前面板後部に、コ字状のフレームを前
    面板の上下方向に所要の間隔を保つて複数段水平
    に取付け、上記各フレームの側部には、このフレ
    ームの側面を挾んで巾広な支持板を上記フレーム
    の端部より突出させて装着し、更に、上記各フレ
    ームの後面にはフレームより狭巾な間隔片を介し
    て受止板を取付け、上記各段のフレームに設けた
    支持板間のなす小間隙にフレーム側面の各段間を
    覆う側板を抜き差し自在に挿入し、上記間隔片を
    介してフレーム後面と受止板との間に形成される
    小間隙には、フレーム後面の各段間を覆う平面形
    状がコ字状に形成された裏面板を着脱自在に嵌合
    せしめて成る配電盤の裏面板取付装置。
JP761983U 1983-01-21 1983-01-21 配電盤の裏面板取付装置 Granted JPS59114704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP761983U JPS59114704U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 配電盤の裏面板取付装置

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JP761983U JPS59114704U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 配電盤の裏面板取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS59114704U JPS59114704U (ja) 1984-08-02
JPH0122323Y2 true JPH0122323Y2 (ja) 1989-06-30

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ID=30139147

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JP761983U Granted JPS59114704U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 配電盤の裏面板取付装置

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