JPH1042569A - パルス幅変調変換器の出力制御装置 - Google Patents

パルス幅変調変換器の出力制御装置

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JPH1042569A
JPH1042569A JP8193073A JP19307396A JPH1042569A JP H1042569 A JPH1042569 A JP H1042569A JP 8193073 A JP8193073 A JP 8193073A JP 19307396 A JP19307396 A JP 19307396A JP H1042569 A JPH1042569 A JP H1042569A
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JP8193073A
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Yoshinao Iwaji
善尚 岩路
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力変換器を用いた出力電流、あるいは出力電
圧の制御システムで、出力検出値に多量のリプル成分が
存在する場合、従来のようにフィルタ等の遅れ要素を増
やすことなく、制御応答を高速化できる制御装置を提供
する。 【解決手段】出力検出値をサンプリングして操作量を演
算する際、検出値に含まれるリプル成分の周期性を考慮
し、サンプル値に含まれるリプル成分をキャンセルする
ように、周期性期間の移動平均を取るサンプル値補償器
を用いる。あるいは、リプル波形の対称性を考慮し、過
去のサンプル値を用いてリプル成分を打ち消し合う演算
を補償器内で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅変調制御
により制御されるインバータ,コンバータ等の電力変換
器を用いたシステムの出力電流、あるいは出力電圧制御
装置を対象にしており、特に大容量電力変換器システム
の高応答化に関する。
【0002】
【従来の技術】電力変換器の出力電流を制御する場合、
電流制御装置は、近年ではマイクロプロセッサ(以下、
マイコンと略)が用いられている。マイコン内部では、
出力電流指令を発生させる指令値発生器の出力と、実際
に負荷に流れている電流の検出値とをマイコン内に読み
込み、両者の偏差に基づいて電圧指令を演算し、その電
圧指令値に基づいて電力変換器の出力電圧を制御するこ
とで、電流制御を行っている。
【0003】マイコンを用いて制御演算を行う場合、制
御演算に数百μsの処理時間を要するため、離散値系の
演算処理になる。すなわち、ある特定周期毎にサンプル
信号を発生させ、このサンプル信号を制御演算処理の割
り込み信号としてマイコンに入力し、演算処理が行われ
る。
【0004】サンプル信号の発生と同時に、電流の検出
値(電流センサの出力)をサンプリングし、その値をA
D変換(アナログ−ディジタル変換)し、マイコン内部
に取り込む。マイコンでは、電流指令値を読み込み、電
流検出値との偏差を演算し、PI補償(比例積分補償)
等により電圧指令値の演算を行う。電圧指令値は、パル
ス幅変調変調器へ出力され、パルス幅変調パルスへと変
換される。電力変換器は、このパルス幅変調パルスに従
って、スイッチングを行い、電動機等の負荷に電流を流
し込む。
【0005】パルス幅変調変調とは、ある特定の微小期
間毎に、電圧指令の大きさをパルスの幅に変換するもの
であり、最も一般的な方式として三角波比較法が挙げら
れる。これは、電圧指令値と三角波キャリアを比較し、
パルス幅変調パルスを発生するものであり、この三角波
キャリアの周波数fcが、スイッチング周波数に相当す
る。ところで、大容量の電力変換器においては、スイッ
チング素子は、GTOが用いられているため、キャリア
周波数fcは、数百Hz程度が限界である。このため、
出力電流にはスイッチングに伴って発生する電流リプル
が多量に含まれる。
【0006】この電流リプル成分が、電流制御系の応答
に悪影響を及ぼす場合がある。制御系の設定応答が低い
場合には、これらの影響は少ないが、限界まで応答を上
げようとすると、電流リプル成分の影響が無視できなく
なり、設定値通りの高応答が得られなくなる。
【0007】応答が劣化する原因は、以下の理由によ
る。
【0008】例として、電流指令をステップ状に増加し
た場合を考える。電流指令値が増加することにより、電
流指令と電流検出値との偏差が大きくなり、この結果、
操作量である電圧指令が増加して、電流を増加させる。
電流指令値と電流検出値の偏差がなくなったところで、
操作量(電圧指令)は一定値となり、定常状態になる。
【0009】しかし、電流検出値に電流リプルが含まれ
る場合、電流指令がステップ状に増加したとすると、電
流値は、電流リプルを含むため、平均的な値よりも大き
な値が読み込まれる(電流リプルがプラス側に作用した
場合)。この結果、両者の偏差はリプルのない場合に比
べて少なくなり、操作量(電圧指令)の増加は少なくな
る。よって、出力電流の増加が少なく、指令値に到達す
るまでには、電流リプルが一旦低下するのを待たなけれ
ばならない。この遅れが、電流応答遅れの原因となる。
【0010】図2は、この時の指令値と電流のサンプル
値との関係を示したものである。電流指令値は、破線A
のようにステップ状に変化する。この時、電流リプルが
偶然にも上昇中であるため、電流そのものが破線Bのよ
うに応答しているかのように見える。しかし、この電流
の挙動はあくまでも電流リプルによるものであるため、
結果的に、電圧指令が不足し、電流の応答が遅れてしま
う。
【0011】この問題点は、電流値が増加した原因が、
指令応答によるものなのか、あるいは電流リプルによる
ものなのかを、電流制御装置内部で区別することができ
ない点にある。
【0012】別な言い方をすれば、スイッチング周波数
が低いため、発生する電流リプルの周波数も低く、この
リプル周波数と、電流制御系の応答周波数が接近してし
まい、両者の分離が不十分であるためにこのような問題
が生じると考えることもできる。
【0013】電流リプル成分の影響を受けにくくする一
般的な方法は、(1)電流検出値をフィルタにかける、
(2)サンプル周期を長くして、リプル成分を読み込ま
ないようにする、等の対策が考えられるが、いずれにし
ても、制御系内の遅れ要素を増加させることになり、高
応答化には結び付かない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、検出
値に多量のリプル成分が存在する場合でも、制御系全体
の高応答化を実現できる制御装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するに
は、電流検出値をサンプリングして操作量を演算する
際、検出値に含まれるリプル成分が、パルス幅変調パル
ス波の周期に同期して発生するのを考慮し、現時点のサ
ンプル値と、過去のサンプル値とを、所定のパルス幅変
調パルス周期の位相のもの同士で加算し、サンプル値に
含まれるリプル成分をキャンセルするサンプル値補償器
を備えることで達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に電力変換器を用いた電流制
御システムの実施例を示す。
【0017】図1で、1は電流指令値と電流検出値に基
づいて電力変換器を制御する制御装置、11は電流検出
値をサンプルするためのサンプル信号、12は電流検出
値をサンプルするサンプルホールド器、13はサンプル
信号11を発生するサンプル信号発生器、14は電流の
検出値をディジタル量に変換するA/Dコンバータ、1
5は制御用のマイクロプロセッサ(マイコン)であり、
その内部では電流サンプル値に対して補償を行うサンプ
ル値補償器151と、電圧指令を演算する電流制御器1
52をソフトウェア的に実現している。16は電流制御
器の出力と三角波キャリアを比較してパルス幅変調パル
スを作成するパルス幅変調制御器、161は電圧指令値と
三角波キャリアを比較する比較器、162は三角波キャ
リアを発生させる三角波発生器、17は三角波キャリア
とサンプル信号発生器を同期させるための同期信号、2
は負荷装置を駆動する電力変換器、3は電動機等の負荷
装置、4は電流を検出する電流検出器、5は電流指令値
を出力する指令値発生器である。
【0018】図1の基本動作は、従来のものと変わらな
いので、簡単に述べる。指令値発生器5は、負荷装置3
の出力電流指令値を発生する。負荷装置3が電動機であ
る場合、指令値発生器5は、電動機速度を制御する速度
制御器等の上位の制御系に相当し、電動機トルク電流指
令を出力する。
【0019】制御装置1では、電流指令値と電流検出値
に基づいて、出力電圧指令を演算する。マイコンを用い
たディジタル形の制御装置では、電流を読み込む際に
は、電流値を特定の周期Tsでサンプルして読み込んで
いる。このサンプル周期は、制御装置1の演算処理能力
によって決定されるが、高応答を実現するためにはでき
るだけ短い周期とするのが望ましい。
【0020】サンプル信号は、サンプル信号発生器13
で発生し、サンプルホールド器12へ出力される。サン
プルホールド器12では、電流検出器4の値をサンプル
し、その値を保持する。電流検出値はA/Dコンバータ
14により、アナログ量からディジタル量へと変換され
る。
【0021】マイコン15では、A/D変換が終了した
のを確認し、サンプルされた電流検出値をマイコン内に
読み込む。この後、本発明の特長である電流検出値補償
(後述)を行い、補償後の値を新たな電流検出値とし
て、制御演算に用いる。また、電流検出値を読み込むの
と同時に、上位の制御系である指令値発生器5からの電
流指令値を読み込み、電流検出値との偏差を取り、この
偏差に基づいて電流制御器151で電圧指令を演算す
る。電圧指令の演算には、比例積分制御(PI制御)が用
いられる。
【0022】電流制御器152で得られた電圧指令値
は、パルス幅変調制御装置16へ出力される。パルス幅
変調制御装置では、電流制御器152の出力と、三角波
発生器162から出力される三角波キャリアとを比較器
161で比較し、パルス幅変調パルスを発生させる。ま
た、三角波キャリアと、サンプル信号は、同期信号17
により同期が取られている。パルス幅変調制御装置16
から出力されるパルス幅変調パルスにより、電力変換器
2のスイッチング素子のオン,オフを制御し、負荷装置
に電圧指令に応じた電圧を印加し、電流を制御する。電
力変換器2は、スイッチング素子にGTOを用いた大容
量の変換器であり、スイッチング周波数(三角波キャリ
アの周波数fc)は、数百Hzとしている。
【0023】以上が基本動作である。次に、本発明の動
作説明の前に、原理について述べる。前述した電流リプ
ルによる応答低下は、電流サンプル値に含まれるリプル
成分をキャンセルできるなら防止できる。仮に、電流の
サンプル周期をキャリア周期の1/2に選び(Ts=
c)、三角波キャリアの頂点(底点)毎にサンプルす
るようにすれば、このタイミングでは出力電流にリプル
成分が含まれないため、電流リプルの影響を防止できる
(例えば、特公平4−47554号公報)。しかし、キャリア周
期2Tc は、素子のスイッチング周波数fswに反比例
するため、fswが低いと、2Tc が長くなり、制御系
のサンプル遅れが増大して、高応答が得られない。そこ
で、本発明は電流リプルの影響を抑制し、且つサンプル
遅れを低減できる制御法を提案する。すなわち、パルス
幅変調インバータ等の電力変換器では、出力電流リプル
はパルス幅変調パルスに起因し、さらにパルス幅変調パ
ルスはキャリアに同期することから、キャリア位相に基
づいて電流リプルの位相を推定することができる。電流
リプルの周期性や対称性を考慮すると、三角波キャリア
の頂点(底点)を中心として、その前後の対称な位相に
おけるリプル値は、大きさはほぼ等しく、互いに逆極性
の関係にあることから、これらの加算平均を取ると、リ
プルを消去でき、リプルを含まない出力電流値を演算で
きる。これを電流制御器にフィードバックすることによ
り、電流リプルの影響を抑制できる。この補償は、一種
の検出値フィルタであるとみなすことができるが、従来
の一次遅れフィルタやノッチフィルタとは異なるもので
あり、高応答を実現できる。
【0024】次に、本発明の動作について述べる。本発
明の特徴部分は、サンプル補償器151である。この動
作を図3を用いて説明する。図は、三角波キャリア,サ
ンプル信号11,電流波形(検出器4の出力),サンプ
ルホールド器12の出力波形を示す。キャリア周期の半
周期間Tc(三角波キャリアの正のピークから負のピー
ク、あるいは負のピークから正のピークまでの期間)を
4分割し、サンプル周期Tsとしている。Tc 期間で、
電流値はサンプルホールド器12で、4回サンプルさ
れ、マイコン15へ読み込まれる。このサンプル値をそ
れぞれ順番にi0,i1,i2,i3とする。これらの
電流サンプル値には、周期をTc としたリプル成分が含
まれている。このリプル成分をキャンセルするため、現
在の検出値を含めたTc 期間分(4サンプル分)の過去
の値の平均値(移動平均)を計算する。サンプル値補償
器151の出力をIn で表わすと、
【0025】
【数1】
【0026】となる。すなわち、数1の演算をサンプル
値補償器151の内部で行うことで、電流検出値に含ま
れるリプル成分は削除される。数1をみると明らかなよ
うに、現在の検出値を含め、4サンプル過去までの検出
値を使用するため、これらの値をマイコン15内部のメ
モリに記憶させておく必要がある。これには、四つの電
流検出値を記憶するメモリを確保しておき、電流値が新
しく検出される度に、これらの値を書き換えていけばよ
い。
【0027】数1の処理を施すことにより、サンプル値
補償器151の出力は、図3の補償器出力のような滑ら
かな波形になる。よって、図2に示したような、リプル
成分の影響による応答低下は生じなくなる。数1で、平
均値を取る期間は、Tc 期間としているが、これは、電
流に含まれるリプル成分の周期がTc 期間であることに
よる。この値よりも短いと、あまり大きな効果は得られ
ず、長くすると検出遅れが大きくなり、応答の遅れやオ
ーバーシュートの原因となる。このため、リプル成分を
キャンセルし、遅れを最小限にするという意味で、Tc
周期で平均化するのが最も適している。数1を、時刻t
における検出値i(t)と、その時の補償器出力I
(t)の関係で、一般化すると、次式となる。
【0028】
【数2】
【0029】サンプル周期TsをTc 期間の何分割にし
たとしても、数2に従って補償を行えばよい。
【0030】サンプル周期Tsと三角波キャリアとは、
信号線17により、同期が取られている。これは、Tc
期間毎の平均値を確実に計算するために必要であり、同
期を取らない場合には、若干の電流リプルが残り、応答
の改善が低下する。しかし、Tc に対してTsが十分短
い場合には、同期を取る必要はない。本実施例のよう
に、Tc=4Ts 程度の場合には、同期を取った方が大
きな効果が得られる。
【0031】三角波発生器162と、サンプル信号発生
器13との同期を取るには、クロック信号を共通化した
上で、三角波発生器162のカウンタの設定値を、サン
プル信号発生器13のカウンタの設定値の4倍にセット
すればよい。これにより、両者は正確に同期が取られ
る。
【0032】以上のように、本発明による電流制御シス
テムを用いることで、リプル成分の影響を受けずに、高
応答な制御システムが実現できる。
【0033】以上が、本発明の電流制御装置の最も基本
的な実施例である。
【0034】次に、図4を用いて、電流制御装置の他の
実施例を説明する。図3の実施例では、Tc=4Tsの
場合を例に補償方法を示したが、Tc≫Tsとなった場
合、平均値を計算するための演算量が多くなり、処理時
間が増加してしまう。そこで、少しでも少ない計算量
で、リプル成分をキャンセルする実施例を次に説明す
る。図4は説明の簡略化のため、図3と同様に、Tc
4Ts とした例である。三角波キャリアが正、あるい
は負のピークとなる時刻をtpとする。tpは、Tc
期毎に訪れる。この時刻tpでは、リプル成分がほぼ零
になるという特徴がある(特公平4−47554号公報)。よ
って、tpにおける検出値に対しては、補償をかける必
要はなく、検出値そのままでリプルを削除した値が得ら
れる。よって、
【0035】
【数3】 I0=i0 …(数3) とすれば、tpでは電流リプルは自然と含まれない。
【0036】i1〜i3については、一つ前のTc 期間
における検出値i1old〜i3oldを用いて、サンプル値
補償を行う。よって、マイコン15内で、一つ前のTc
期間の電流検出値をメモリに記憶させておく必要があ
る。i0old の値は記憶しておく必要がないので、一つ
前のTc 期間の、3つの値(i1old〜i3old)を、メ
モリに記憶させればよい。
【0037】図4のi1と、i3old を見ると、両者に
含まれるリプル成分は、同程度の大きさで逆符号のリプ
ルであることがわかる。つまり、i1とi3old の平均
を取ることで、リプル成分をキャンセルすることができ
る。同様に、i2とi2old、i3とi1old がそれぞ
れリプル成分をキャンセルし合う。よって、n=0以外
では、
【0038】
【数4】 In={in+i(4−n)old}/2 …(数4) となる。数1に比べ、演算量は少なくて済むことがわか
る。また、現在の検出時刻をtとして、時刻tにおける
検出値i(t)と、補償値I(t)の関係を一般式で表
わすと、次式となる。
【0039】
【数5】 I(t)={i(t)+i(t−2tk)}/2 …(数5) ここで、tk=t−tp 上式のように、現時刻tに対して、時刻tpを中心とし
た対称的な時間にある検出値を利用することで、サンプ
ル値補償が可能であり、Tc/Ts が大きくなってもこ
の関係は変わらない。この結果、少ない演算回数で、リ
プル成分をキャンセルすることができるようになる。
【0040】次に、サンプル値補償方法をさらに簡略化
した実施例を説明する。サンプル値補償の演算量を少な
くし、さらに、記憶しておく電流検出値の数を極力減ら
すサンプル値補償方法を示す。数5で、
【0041】
【数6】 I(t)={i(t)+i(t−Tc/2)}/2 …(数6) とする。すなわち、現在の検出値i(t)と、Tc/2
去の検出値との平均値をもって、サンプル値補償の出力
とするものである。電流リプルは、Tc の周期で発生し
ているため、Tc/2 だけ過去の検出値は、電流リプル
の位相を180°反転させた値に相当する。よって、電
流リプルをキャンセルすることが可能となる。電流リプ
ルは、毎周期等しい量を発生する訳ではないので、前述
した実施例ほどの効果は得られないが、極めて簡単な演
算により、電流リプルを低減することができる。
【0042】Tc=4Ts の場合、電流検出値は2サン
プルだけ過去の値をメモリ上に記憶させておけばよい。
【0043】以上が、本発明の特徴であるサンプル値補
償器の動作の説明である。尚、本実施例では、三角波キ
ャリアを用いたパルス幅変調制御方式に対するサンプル
値補償として説明したが、他のパルス幅変調制御方式
(例えば、空間ベクトル法など)でも、パルス幅変調制御
を行う周期(Tc に相当する周期)がわかれば、どのよ
うなパルス幅変調制御方式であっても、本発明によるサ
ンプル値補償は適用可能である。
【0044】また、電力変換器2の主回路構成は、2レ
ベルインバータ,3レベルインバータ等、様々なタイプ
のものが考えられるが、パルス幅変調制御を行うもので
あれば、どのようなタイプのものでも適用可能である。
【0045】次に、本発明を電動機駆動システムに応用
した実施例を示す。
【0046】図5は交流電動機3Aの速度制御を目的と
した電動機駆動システムであり、電流制御装置1,交流
電動機3Aを駆動するインバータ2A,電動機電流iを
検出する電流検出器4,交流電動機の回転速度を検出す
る速度検出器6,速度指令ωr* と速度検出値ωrを受
けて電流指令値i* を演算する速度制御器5Aからな
る。
【0047】速度制御器5Aは、ωr* とωrに基づい
て電流指令i* を出力する。電流制御装置1では、i*
と電流検出器4からの電動機電流検出値iの偏差に基づ
いて、前述のようにパルス幅変調パルスを発し、インバ
ータ2Bを制御し、交流電動機3Aを速度制御する。
【0048】この速度制御システムは、ACサーボ,圧
延機駆動用のインバータシステム,エレベータ,電車,
電気自動車等、交流電動機を使用するあらゆる装置に適
用が可能である。
【0049】ここで、電流制御装置1には、上述した実
施形態の制御装置を適用することから、本発明によれ
ば、低いキャリア周波数であっても高応答のシステムが
実現でき、特に、大容量の電力を扱うシステムで有効で
ある。また、小容量の電力を扱うシステムでも、キャリ
ア周波数の低減化が可能であるため、スイッチング損失
を減少させることができ、システムの高効率化,小型化
が可能となる。
【0050】図6は本発明を順変換システム(コンバー
タ)に適用した他の実施形態を示す。この順変換器シス
テムは、電流制御装置1(本発明の図1に示す制御装置
1に相当),交流を直流に変換するコンバータ2B,電
源系統31,ACリアクトル等のフィルタ32,平滑用
のコンデンサ33,直流電圧の検出器34,コンバータ
の直流側に接続される負荷装置3B,負荷を制御する負
荷制御器35,電源側の電流を検出する電流検出器4,
直流電圧指令と力率指令ならびに電源位相,負荷電流,
直流電圧値に基づいてコンバータ2Bの交流電圧指令を
決定する順変換器制御器5B,直流電圧と電源力率の指
令を発生する直流電圧・力率指令発生器36からなる。
【0051】コンバータ2Bの交流電流指令を得るため
に、直流電圧・力率指令発生器36から直流電圧と力率
1の指令を順変換器制御器5Bに入力すると、順変換器
制御器5Bでは電源位相,負荷電流,直流電圧に基づい
てコンバータ2Bの交流電流指令を決定する。交流電流
指令は、負荷電流値に直流電圧指令と直流電圧Edとの
偏差分を加算し、同時に電源力率が1.0 になるよう
に、電源位相に応じて交流電流指令の位相を決めること
によって得られる。電流制御装置1では順変換器制御器
5Bの交流電流指令と電流検出器4の電流検出値の偏差
に応じてパルス幅変調パルスを発し、コンバータ2Bを
駆動し、直流電圧を制御する。
【0052】コンバータ2Bは、負荷装置3Bが必要と
する電力を遅れなく供給する必要があるため、コンバー
タ2Bの電流指令応答は、負荷装置3Bの持つ応答速度
に同等か、もしくはそれ以上の高応答が達成できなけれ
ばならない。負荷装置3Bに比べて、コンバータ2Bの
応答が遅いと、その不足した電力を平滑コンデンサ33
の電荷で補うことになるため、コンデンサの容量を大き
くしなければならない。これに対して、コンバータ2B
の応答が速いほど、平滑コンデンサ33の容量を低減す
ることができることになる。
【0053】電流制御装置1には、本発明の前述した実
施形態の制御装置1を適用することから、本実施形態で
は、高応答のシステムが実現でき、コンデンサ容量の低
減と装置の小型化が可能になる。
【0054】これまでの説明では、出力電流制御装置の
実施例を示したが、本発明は出力電圧制御にも適用でき
る。すなわち、出力電圧検出値にもキャリア周期に同期
したリプル成分が含まれるので、電圧検出値に対しても
前述と同様の補償を行うことにより、出力電圧に電圧リ
プルが多量に含まれる場合でも、出力電圧制御の高応答
化が可能になる。
【0055】
【発明の効果】本発明の制御装置を用いることで、検出
波形に多量のリプルが含まれる制御システムでも、リプ
ルの影響を受けない高応答システムが実現できる。これ
によって、スイッチング周波数の低い大容量の電力変換
システムでも高応答化が可能になる。また、電力変換器
のスイッチング周波数とは無関係にサンプル周期(演算
周期)を短くすることが可能であるため、負荷短絡等の
異常時でも、素早い対応が可能であり、過電流を最小限
に抑えることができる。
【0056】以上、本発明による出力制御装置を用いた
システムでは、スイッチング周波数が低い場合でも、高
応答が確保できるので、装置の高効率化,小型化,大容
量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電流制御装置のブロック
図。
【図2】従来方式による指令値変化時の検出値のサンプ
リング波形図。
【図3】本発明による指令値と検出値のサンプリングの
タイミングと、サンプルホールド器の出力波形図。
【図4】本発明による指令値と検出値のサンプリングの
タイミングと、サンプルホールド器の出力波形図。
【図5】本発明の一実施例の交流電動機の駆動システム
のブロック図。
【図6】本発明の一実施例の順変換器システムのブロッ
ク図。
【符号の説明】
1…制御装置、2…電力変換器、3…負荷装置、4…検
出器、5…指令値発生器、11…サンプル信号、12…
サンプルホールド器1、13…サンプル信号発生器、1
4…A/Dコンバータ、15…マイクロプロセッサ、1
6…パルス幅変調制御器、17…同期信号、151…サ
ンプル値補償器、152…電流制御器、161…比較
器、162…三角波発生器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス幅変調電力変換器と、前記パルス幅
    変調電力変換器の負荷装置と、前記パルス幅変調電力変
    換器の出力を検出する出力検出器と、前記出力検出値を
    サンプル信号によりサンプルホールドするサンプルホー
    ルド器と、前記サンプル信号を発生するサンプル信号発
    生器と、前記パルス幅変調電力変換器の指令値を発生す
    る指令発生器と、前記サンプルホールド器の出力と前記
    指令値の差に基づいて、前記負荷装置の操作量を演算す
    る制御器と、前記操作量に基づいて、ある特定の微小期
    間毎に、パルスの立ち上がり時間、あるいは立ち下がり
    時間の少なくとも一方を決定し、パルス幅変調パルス波
    を発生するパルス幅変調制御器と、前記パルス幅変調パ
    ルス波をもって前記パルス幅変調電力変換器を制御する
    パルス幅変調変換器の出力制御装置において、 前記サンプルホールド器の出力のサンプル値に対して、
    前記パルス幅変調パルス波の周期に同期して、現時点の
    サンプル値と、過去のサンプル値を前記パルス幅変調パ
    ルス周期の所定の位相のもの同士で加算し、サンプル値
    に含まれるリプル成分をキャンセルするサンプル値補償
    器を備えることを特徴とするパルス幅変調変換器の出力
    制御装置。
  2. 【請求項2】パルス幅変調電力変換器と、前記パルス幅
    変調電力変換器の負荷装置と、前記パルス幅変調電力変
    換器の出力を検出する出力検出器と、前記出力検出値を
    サンプル信号によりサンプルホールドするサンプルホー
    ルド器と、前記サンプル信号を発生するサンプル信号発
    生器と、前記パルス幅変調電力変換器の指令値を発生す
    る指令発生器と、前記サンプルホールド器の出力と前記
    指令値の差に基づいて、前記負荷装置へ出力する操作量
    を演算する制御器と、前記操作量と三角波キャリアとを
    比較してパルス幅変調パルス波を発生するパルス幅変調
    制御器と、前記パルス幅変調パルス波をもって前記パル
    ス幅変調電力変換器を駆動するパルス幅変調変換器の出
    力制御装置において、 前記サンプルホールド器出力のサンプル値に対して、前
    記三角波キャリアに同期して、現時点のサンプル値と、
    過去のサンプル値を前記三角波キャリアの所定の位相の
    もの同士で加算し、サンプル値に含まれるリプル成分を
    キャンセルするサンプル値補償器を備えることを特徴と
    するパルス幅変調変換器の出力制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記サンプル
    値補償器内で、前記パルス幅変調パルス波の周期の半周
    期、あるいは前記三角波キャリアの半周期を移動平均期
    間として、移動平均値を演算し、この値をもって前記サ
    ンプル値補償器の出力とするパルス幅変調変換器の出力
    制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記サンプル値補償器
    内で、前記パルス幅変調パルス波の周期の特定時刻にお
    ける前記サンプル値に対しては、そのままの値を前記サ
    ンプル値補償器の出力とし、それ以外の前記サンプル値
    に対しては、前記サンプル値補償器により補償を行うパ
    ルス幅変調変換器の出力制御装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、前記サンプル値補償器
    内において、前記三角波キャリアが正、ならびに負のピ
    ークになる特定時刻における前記サンプル値に対して
    は、そのままの値を前記サンプル値補償器の出力とし、
    それ以外の前記サンプル値に対しては、前記サンプル値
    補償器により補償を行うパルス幅変調変換器の出力制御
    装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、検出時刻tに
    おける前記サンプル値i(t)に対する前記サンプル値
    補償器の補償方法として、tに対して最も近い過去の特
    定時刻tpを中心に、時間的対称点にある過去のサンプ
    ル値i(t−2tk)(ただし、tk=t−tp)との
    平均値(={i(t)+i(t−2tk)}/2)をも
    って、時刻tにおける前記サンプル値補償器の出力とす
    るパルス幅変調変換器の出力制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2において、前記サンプル
    値補償器内で、現時点のサンプル値i(t)と、前記パ
    ルス幅変調パルス波の周期の1/4周期、あるいは前記
    三角波キャリア周期の1/4周期だけ過去に遡った時点
    のサンプル値i(t−Tc/2)との平均値(={i
    (t)+i(t−Tc/2)}/2)を演算し、この値
    をもって前記サンプル値補償器の出力とするパルス幅変
    調変換器の出力制御装置。
  8. 【請求項8】電動機と、前記電動機を駆動するための電
    力変換器と、前記電力変換器を制御するためのパルス幅
    変調制御器と、前記パルス幅変調制御器に操作量を与え
    る制御器からなる電動機駆動装置において、 請求項1,2,3,4,5,6または7の前記出力制御
    装置を使用する電動機ドライブ装置。
  9. 【請求項9】交流電源を入力し、前記交流電源を直流電
    源に変換する電力変換器と、前記電力変換器の入力電流
    を制御する制御器と、前記制御器の出力する操作量に基
    づいて前記電力変換器を制御するパルス幅変調制御器を
    備えた順変換装置において、 請求項1,2,3,4,5,6または7に記載したいず
    れかの出力制御装置を使用する順変換装置。
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