JPH1035004A - 光学プリンターヘッド - Google Patents
光学プリンターヘッドInfo
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- JPH1035004A JPH1035004A JP3098897A JP3098897A JPH1035004A JP H1035004 A JPH1035004 A JP H1035004A JP 3098897 A JP3098897 A JP 3098897A JP 3098897 A JP3098897 A JP 3098897A JP H1035004 A JPH1035004 A JP H1035004A
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Abstract
い構造を用いて光源の配列に要する手間や発光のばらつ
きを低減するための制御機構をなくし安価な光学プリン
ターヘッドを得る。 【解決手段】基体1上に積層された複数の薄膜発光素子
(陽極2、正孔注入層3、発光層4、陰極6、封止層7
の積層)からなる光源アラインメントを備える。
Description
れる光学プリンターヘッドに係り、特に製造容易で光量
ばらつきの少ない光学プリンターヘッドおよび高精細で
長寿命の光学プリンターヘッドに関する。
を用いたプリンターは、レーザービームを用いたものに
対して、稼働部がなく光学的に単純,耐衝撃性が高い,
幅広印刷でも印字位置が正確である,構成が簡単である
という利点から広く用いられている。
ヘッドを示し、(a)は斜視図、(b)は光学プリンタ
ーヘッドに用いられるセルフォックレンズの破断斜視図
である。図6はLEDアレー光学プリンターヘッドを用
いた従来のプリンターを示す配置図である。
置して光源列であるLEDアレー21を構成し、原稿情
報に応じた電気信号によりそれらを選択的に発光させ、
そこから出射される光をレンズ系28で感光体26上に
結像させることにより静電潜像を形成させ、現像器14
でトナーを付け、転写器15で用紙12に転写する。レ
ンズ系28としては、1対1の結像光学系を持つ通称セ
ルフォックレンズアレー等が多く用いられている。LE
DとしてはGaAsP系,GaAlAs系のものが主流
であり、波長 660〜740 nmの近赤外域光が用いられ
る。
ドを構成するには例えば以下の手順による。 64もしくは128 印刷ドット分の単位光源であるLED
を作りこんだ数十個のアレーチップを、基板23上に直
線状に配列、固定して光源列を形成する。 同様に制御用のドライバーIC22を基板23上に固
定する。
バーIC22を各ドット毎にワイヤーボンデング等の方
法により電気的に接続する。 基板23とレンズ系28をフレーム25に固定する。 有機薄膜電場発光素子は近年、研究が活発化している
(例えば米国特許3,530,325号)ものであり、
発光効率を向上させる目的で、陽極/正孔注入層/発光
層/陰極からなる積層型の有機発光素子を用いて、10
V以下の駆動電圧で1,000cd/m2 以上の輝度が
得られたという報告(特開昭57─51781号公報)
がなされている。
ーチップ方式は以下の課題を有する。第一の課題は、実
用的な光学プリンターヘッドに適用される光源列を上述
のような方式で実現するには、該アレーチップを±7μ
mのアラインメント精度で基板上に高精度に配列、固定
する必要があるが、アレーチップの外形寸法精度、基板
固定時の位置合わせ精度等の問題があり、上述のアライ
ンメント精度を達成するためには配列、固定の工数が大
きくなる。
光源間の光量バラツキが大きく、均質な明るさを得るた
めの制御機構を必要とする。例えば前記の例ではA4の
紙幅210mmに300dpiで印字するには、2400ドット分の
LEDが必要であり発光光量のばらつきを±30% 以下に
抑制することが要求されるがLEDアレーチップの配列
のみではこれを達成することは困難である。一般にばら
つき許容限度としては文字で±30% 、図形で±20% 、階
調表示で± 5% と言われている。このために駆動電流や
駆動時間を各LED毎に調整する等のばらつきを低減す
るための手段が別に必要となる。このようにしてLED
アレーチップを用いた光学プリンターヘッドは高価であ
りそのために普及の拡大が妨げられていた。
た場合には、以下の別の第三、第四の課題を有する。第
三の課題は、単位光源となる薄膜発光素子は、互いに直
交する短冊状の電極の交点である長方形であることであ
る。これは液晶ディスプレイ等のマトリクス駆動型フラ
ットパネルディスプレイに広く用いられている方式が、
生産性、高精細化、駆動回路の小型安価化等の見地から
本発明の用途に適しているという筆者らの知見に基づく
ものである。また、本発明の用途である光学プリンター
ヘッド用の単位光源の形状としては円形、楕円形等の形
状が要求される場合がある。
である。本発明の用途である光学プリンターヘッド用の
単位光源の性能としては、一定性能の感光体を使用して
より高速、高精細な電子写真プロセスを安定に実現する
との観点から、高出力かつ長寿命であることが必要とな
る。各種薄膜発光素子によりその程度には差があるが、
総論として本用途に要求される高発光出力と長寿命を両
立せしめることは現在の技術では困難であり、また、よ
り高度な生産プロセスを必要とするところとなり、生産
性あるいは生産コストへ重大な影響を与える。
目的は、製造を容易にする光学プリンターヘッド構造を
用いることにより安価な光学プリンターヘッドを提供す
ることにある。
で、鋭意研究の結果、筆者らは本願の有機薄膜発光素子
等の薄膜発光源を用いた光学プリンターヘッドを開発す
るに至った。即ち、上述の目的は、本透明性基体上に配
列された、少なくとも一方が透明である1対の電極層
と、該1対の電極層間に挟持される少なくとも1種の発
光物質を含有する積層体とから構成される薄膜発光素子
からなる複数の単位光源を、印刷情報に応じた電気信号
により選択的に発光させ、該透明性基体を透過して出射
された光を光学レンズ系を介して移動する感光体上に照
射させ、感光体上に静電潜像を形成することにより達成
される。
て、該複数の薄膜発光素子光源と該光学レンズ系との間
に少なくとも光整形マスクを備えることにより達成され
る。また、該薄膜発光素子が少なくとも1種の有機発光
物質を含有する積層体を含んでなる有機薄膜発光素子か
らなること、あるいは、該複数の単位光源が直線列状に
配列された光源列を形成し、かつ同一基体上に1列また
は複数列の光源列を形成してなることにより達成され
る。
源列に属する複数の光源にて複数回の光照射することに
より静電潜像を形成することにより達成される。また、
該複数の光源列へ与えられる該電気信号を発生する電気
回路が、各光源列の発光タイミングを制御することで共
用され、かつ該複数の光源列の列ピッチが該感光体上の
静電潜像ピッチに対して;静電潜像ピッチのn(nは1
以上の整数)倍+{1/(該感光体上の同一位置へ、複
数の薄膜発光素子光源にて光照射される回数)};で表
わされることにより達成される。
一位置へ、1回または複数回の光照射するに必要な列の
組の他に、少なくとも1組の交替用の列の組を有するこ
とにより達成される。
ーヘッドの例として、有機薄膜発光素子を用いた1例を
図1に示す。図1の(a)は分解斜視図、(b)は光源
の透視平面図,(c)は光源の断面図である。基板1の
主面の一方に陽極2,正孔注入層3,発光層4,陰極
6,封止層7からなる有機薄膜発光素子30を積層する
とともにアルミ膜配線9を設け、平面ガラス基板1内に
光を透過させ、基板1の他方の主面に設けた光学レンズ
系28より光を取り出すものである。
造を示す断面図である。支持体であり電気的に絶縁性を
有し可視光に対して透明性の高いガラス、透明性樹脂ま
たはこれらの積層体,混合体,複合体等が用いられる。
透明な基板1上に、陽極2としてのインジウム錫酸化物
(ITO)、錫酸化物等の透明導電膜、有機化合物を用いる
正孔注入層3、発光層4、電子注入層5、及びアルミニ
ウム合金等からなる金属電極である陰極6が形成され
る。陰極6は発光層4からの光を反射して基板1からの
光の出射効率を高める機能も合わせ持つ。
の無機薄膜電場発光素子や有機物質を正孔注入層,発光
層,電子注入層に用いる有機薄膜電場発光素子を用いる
ことができる。図8は一般的な有機薄膜発光素子の構造
を示す断面図である。発光層4が電子注入層5の機能を
兼ね備えた構造となっている。
薄膜製造方法、ならびにフォトプロセス法等の方法で大
面積基板上に容易に形成される。本発明における、透明
基体上に積層された同一の機能を有する複数の薄膜発光
素子は各薄膜発光素子を個別に積層するのではなくパタ
ーニングにより同時に積層して製造の効率化が図られ
る。パターニングによるときは各薄膜発光素子の配列の
精度,発光精度も向上する。
レンズ系の支持体ともなりえる。従来技術のLEDドッ
トに相当する発光素子の微細パターニングは、フォトプ
ロセス法、マスク蒸着法等を用い、一般に広く使用され
るA4の紙幅 210mm程度以上の長さのヘッドの作製を
行うことができる。特に、LEDアレーチップを用いた
場合に発生するチップのアラインメントの問題がない。
すなわち透明基板上に形成される複数の薄膜発光素子の
位置精度は、該透明基板の形状精度、ならびに透明基板
上に形成される透明電極パタンの寸法精度で決定される
が、液晶ディスプレイ等のマトリクス駆動型フラットパ
ネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板、及び
該ガラス基板上でのフォトプロセスを用いた透明電極パ
タンの寸法精度は、本発明の用途に対して十分な精度を
有するからである。
発生するチップ間の性能ばらつきの問題も解消される。
本発明の方式では同一基板上に隣接した複数の薄膜発光
素子が同一プロセスで形成されるために各画素の輝度の
ばらつきは実用上問題とならない程度である。特に、有
機薄膜発光素子において発光波長は発光物質の選択等に
より選定可能であり、感光体の波長感度に合わせた発光
を得ることが可能である。現在の技術では有機感光体の
感度スペクトルの高い緑色で10 lm/W 以上の高効率発
光を得ることができる。
する発光の応答時間は、駆動方法に依存するが、高だか
1μs程度以下であり、これは通常のプリンターでは充
分に高速である。有機薄膜電場発光素子30を用いると
きは発光に必要な駆動電圧が低いので光学プリンターヘ
ッドの駆動回路が安価かつ小型化可能である。
の具体的適用法としては、(1)別途光整形マスクを作
製し、透明性基板と光学レンズ系との間に挟持せしめ
る;(2)透明性基板の光出射面に印刷、フォトプロセ
ス等で形成する;(3)透明性基板と陽極との間に液晶
ディスプレイ等で広く用いられているカラーフィルタ用
ブラックマスクの作製法を用いて形成する;(4)透光
性基板中に染色、加工等の方法で形成するなどの方法が
挙げられる。量産性、寸法安定性、部品点数低減の見地
からは方式(3)が好ましいが、少量他品種への対応等
の見地から方式(1)あるいは(2)が好ましい場合も
ある。
うな陰極ライン50でも良いし、また図2に一例を示す
ような複数本(図2の場合は2本)の陰極ラインからな
る陰極ライン対50を、単位光源の電気的選択と前述光
整形マスクにより補正し、一体の光源列としても良い。
図1に示す方式の利点は単純なデバイス構成が可能なこ
とであり、図2に一例を示す方式の利点は長方形の単位
光源の光量を最大限に光整形マスクへ導入可能なことに
ある。
図3、および図4に一例を示すように複数の平行に配さ
れた陰極ライン対55〜58に対応する4光源列を含ん
でなる光学プリンターヘッド下を、光源列方向に直交す
る被印刷物移動方向31に感光体を通過させて行われる
が、この際に陰極ライン対55〜58に対応する各光源
列を通過のタイミングに同期した電気信号を走差回路3
5により発生し、被印刷物移動方向31に走査させなが
ら、光源列毎に順時に発光させる。
列を用い、同一の感光体位置へ2回の光照射を実施する
場合、陰極ライン対55に対応する光源列と、陰極ライ
ン対56に対応する光源列とのピッチ33が、印刷ピッ
チと等しい感光体上の静電潜像ピッチと一致していると
仮定すると、光源列55で1回目照射された感光体上の
位置が光源列56の直下へ移動し陰極ライン対56に対
応する光源列での2回目照射を実施すべきタイミング
と、陰極ライン対55に対応する光源列で次の感光体上
の照射位置に1回目照射を実施すべきタイミングとが同
期してしまい、陰極ライン対55に対応する光源列と陰
極ライン対56に対応する光源列とでアドレス回路34
を共用することが不可能となる。
応する光源列と陰極ライン対56に対応する光源列との
ピッチ33を静電潜像ピッチの(n+0.5 )倍(nは1
以上の整数)とすれば、両光源列の発光タイミングがず
れて、アドレス回路34を共有することが可能である。
陰極ライン対55〜58に対応する4光源列を用い、同
一の感光体位置へ4回の光照射を実施する場合、例えば
陰極ライン対55〜58のピッチ33を静電潜像ピッチ
の(n+0.25)倍(nは1以上の整数)とすれば、4光
源列の発光タイミングがずれて、アドレス回路22を共
有することが可能である。
度、感光体の感度、薄膜発光素子の光出力等から算出さ
れる。同一の構成で、同一基板1上に交替用の光源列を
配置することが可能である。例えば図3および図4の例
で、陰極ライン対55に対応する光源列と陰極ライン対
56に対応する光源列とを2回照射用の組、陰極ライン
対57に対応する光源列と陰極ライン対58に対応する
光源列とを交替用の組、とすることで実現される。照射
用の組と交替用の組との区別、役割の切り替えは走査回
路35にて制御する。
光源列のピッチは高だか100μm程度であるが、現実
的に増加可能な光源列数及びその組数は駆動回路との接
続方法、基体のサイズ、光学レンズ系の性能範囲を勘案
して定められる。例えば各組合計して8本程度の光源列
数は現実的なものの一つであるが、この程度の列数増加
は周辺部材との固定、素子の封止、駆動回路との接続を
勘案した基体のサイズに影響を与えない。フォトプロセ
ス、素子成膜プロセスでの生産性、歩止りへの影響も僅
少である。
ターヘッドを示す。以下図面に基づいて実施例を説明す
る。長さ240mm、幅5mm、厚さ1mmの平面ガラ
ス基板1上に、ITOをスパッタ法をよびフォトプロセ
スを用いて106μmピッチで2mm×80μmの短冊状
に1990個形成して陽極2を得た。洗浄に続いて3mm×
215mmの窓を形成したステンレス製メタルマスクを
当該ガラス基板のITO膜上に固定し、抵抗加熱蒸着装
置内の基板ホルダーに装着し真空排気し有機化合物から
なる正孔注入層3、発光層4を真空蒸着により形成し
た。正孔注入層3にはジアミン化合物、発光層4にはア
ルミキレート化合物を用いた。
以下に示される。
230mmの窓を形成した厚さ30μmmのニッケル製メ
タルマスクを発光層成膜面に装着し、金属電極である陰
極6を真空蒸着によって形成した。陰極6はMgIn合
金(In含有率5体積%)を共蒸着により形成した。各
層の膜厚はそれぞれ50nm、60nmÅ、200nm
である。得られた有機薄膜発光素子の各画素上に電気接
続用のアルミ膜配線9を形成し、その後に基板に固定さ
れたアドレス回路34とワイヤーボンディングにより接
続した。有機薄膜発光素子の各画素上にガラスと紫外線
硬化樹脂からなる封止層7を塗布形成した。
圧7Vで輝度2000cd/m2 ,駆動電圧9Vで輝度
10000cd/m2 を示した。各画素の輝度のバラツ
キは±5%であった。有機薄膜電場発光素子とドライバ
ーIC、1:1の等倍セルフォックレンズ系を組み合わ
せて光学プリンターヘッドを形成した。この光学プリン
ターヘッドで印字密度240dpi,印字速度3枚(A
4)/分のプリンターに対応可能であった。
感度を持つものを用い、ドット当たりの発光時間を1m
s、有機薄膜発光素子の発光光量を10000cd/m
2 とした。感光体上の光ドットの寸法は80μm×10
6μm、感光体の移動速度は20mm/s程度であり、
光ドット位置を感光体が通過する時間は5ms程度であ
る。前述のドット当たりの発光時間を1msとすること
で、充分に鮮明な画像が得られた。 実施例2 図2および図8はこの発明の一実施例に係る光学プリン
ターヘッドを示す。以下図面に基づいて実施例を説明す
る。
平面ガラス基板上に、42μmピッチで3mm×30μ
mの短冊状のITO を膜厚100nmのITOの陽極ライ
ン51を5、000本形成した。パターニングはフォト
リソグラフ法、成膜はスパッタ法によった。この上に実
施例1と同様にして注入層3、発光層4を真空蒸着によ
り形成した。
×230mmの窓を平行に2本、168μmピッチで形
成した厚さ30μmのニッケル製メタルマスクを発光層成
膜面に装着し、実施例1の陰極6と同様にして陰極ライ
ン列50を形成した。以降は実施例1と同様にして有機
薄膜発光素子を順次形成した。このようにして形成した
有機薄膜電場発光素子に駆動電圧7Vを付加することに
より、輝度2000cd/m2 、駆動電圧9Vを付加す
ることにより、輝度10000cd/m2 を得た。各画
素の輝度のバラツキは±5%以内であった。
100μmの長方形をしている。本実施例では形成した
有機薄膜電場発光素子光源アラインメントに、42μm
φの孔の84μmピッチの列を168μm間隔で2本、
各列は42μmずつ千鳥型に相互にずれた形のマスクを
かけて光スポットの形を整形した。すなわち30×42
μmの疑似円形が84μmピッチで千鳥型に並んだライ
ン対が1組形成される。各ラインの間隔は前述のように
168μm(ドットピッチの整数倍)である。陽極ライ
ン列51をアドレス回路34に、陰極ライン列50を走
差回路35に各々接続し、1:1の等倍セルフォックレ
ンズ系を組み合わせて光学プリンターヘッドを形成し
た。
タイミングを4画素分(168/42)ずらすことにより、印字
密度600dpiのプリンターに対応可能であった。ま
た感光体として半減衰露光量 0.5 lxsの感度を持つもの
を用いドット当たりの発光時間を0.5 msとすることに
より、印字速度3枚(A4)/分のプリンターに対応可
能であった。 実施例3 図3、4及び8はこの発明のさらに異なる実施例に係る
光学プリンターヘッドを示す。以下図面にしたがって実
施例を説明する。実施例2と同様にして、基板1上に陽
極ライン51、注入層3、発光層4を順次形成した。
×230mmの窓を平行に2本、68μmピッチで形成
した窓の対を4対、89μmの間隔で有する厚さ30μm
のニッケル製メタルマスクを発光層成膜面に装着し、実
施例1の陰極6と同様にして陰極ライン対55〜58を
形成した。以降は実施例1と同様にして有機薄膜発光素
子を順次形成した。
幅のラインを68μm間隔で形成したもの)の組をそれ
ぞれが89μmの間隔で4組形成した。正孔注入層3、
発光層4、陰極6は実施例1と同様でありほぼ同等の特
性を得た。42μmφの孔の84μmピッチの列を上記
の陽極ライン列51と同じ間隔で8本、組となる各2本
は42μmずつ千鳥型に相互にずれた形のマスクをかけ
て光スポットの形を整形した。すなわち30x42μm
の疑似円形が84μmピッチで千鳥型に並んだライン対
が4組形成される。各ライン対55、56、57、58
のピッチは357μmとなる。これとドライバーICと
1:1の等倍セルフォックレンズ系を組み合わせて光学
プリンターヘッドを形成した。ドライバーICは各陽極
ライン列に対応して1組のみで構成する。
ットの照射を行う場合、ライン対55とライン対56の
ピッチが印刷のドットピッチと一致していると、ライン
対55で照射された感光体のライン列の部分がライン対
56の下へ移動してきた時に、感光体の他のライン列が
ライン対55に重なるためにライン対55の照射タイミ
ングにより感光体の他のライン列が光照射されドライバ
ーICからの信号が他のライン列に干渉することにな
る。そこでライン対55とライン対56のピッチを感光
体ドット列ピッチの(n+0.5)倍(nは整数)とし
てドライバーICを共通使用して両ドット列の発光のタ
イミングをずらす。
は、例えば印刷速度10枚(A4)/分、ドット寸法4
2μm(600dpi)ときに 0.8msであり、発光時
間をこれより十分小さくすることができる。この光学プ
リンターヘッドで、ライン対55を用い、両ラインの発
光タイミングを4画素分(168/42)ずらすことにより、印
字密度600dpiのプリンターに対応可能であった。
また感光体として、半減衰露光量 0.5 lxsの感度を持つ
ものを用い、ドット当たりの発光時間を0.5 msとする
ことにより、実施例2と同様に印字速度3枚(A4)/
分のプリンターに対応可能であった。
対の発光タイミングを8.5 画素分(357/42)ずらすことに
より、同一ドットを2回露光した。前述の方法により、
単一のドライバーICを用いるため、1回の露光時間を
1組のライン対55を用いる場合の半分の0.25msとし
たため実質の光量は同一であるが、各発光素子の動作時
間は半分となり寿命が2倍となった。
は、印字速度6枚(A4)/分のプリンターに対応可能
であった。この場合でも各発光素子の寿命は実施例2と
同等であり、且つ55、56以外のライン対57、ライ
ン対58は当初使用の2対が劣化してきた時の予備とし
て使用可能である。ライン対57、ライン対58には使
用しない時には正のバイアス電圧を付加し、陽極ライン
との電圧差が発光電圧に到らないよう制御した。
れ、長寿命で高性能な光学プリンターヘッドが実現され
る。これは、請求項2の構成を採用することにより、さ
らに顕著に実現しうるものである。また、請求項3に記
載の構成を採用することにより、感光体の波長感度にあ
わせた発光を得られることによる高効率発光、印字電圧
に対する発光の応答時間が高速、発光に必要な駆動電圧
が低いので光学プリンターヘッドの駆動回路が安価かつ
小型化可能等の効果が得られる。さらに、請求項4又は
5に記載の構成を採用することにより、1印刷ドットに
対応する感光体上の一静電潜像を形成するに必要な光量
を複数の単位光源にて分担せしめることで必要な高光出
力を維持しつつ長寿命化を実現することができる。
ことにより、光源数の増加による電気回路の大型化、部
品点数増加を抑えることが実現された。さらに、請求項
7に記載の構成を採用することにより、交替用の組数に
相当する寿命の向上が実現される。該交替用の組は、
(1)該必要な列の組が要求出力を示さなくなった時点
で交替する方法;(2)各組が要求出力を保持したまま
定期的に交替する方法等をとることが可能である。特に
有機薄膜発光素子を用いる場合には、一定の非駆動時間
を与えることで、低下した性能の一部が回復することも
知られているように、さらに長寿命化が実現した。
を示し、(a)は分解斜視図、(b)は光源の光出射面
から見た透視平面図,(c)は光源の断面図。
ヘッドを示し、(a)は光源、回路、光整形マスクの配
置を示す平面図、(b)は光整形マスクの配置を示す平
面図。
ンターヘッドの光源、回路、光整形マスクの配置を示す
平面図。
ンターヘッドの光整形マスクの配置を示す平面図。
し、(a)は斜視図、(b)は光学プリンターヘッドに
用いられるセルフォックレンズの破断斜視図
来のプリンターを示す配置図
示す断面図
つの例を示す断面図
Claims (7)
- 【請求項1】透明性基体上に配列された、少なくとも一
方が透明である1対の電極層と、該1対の電極層間に挟
持される少なくとも1種の発光物質を含有する積層体と
から構成される薄膜発光素子からなる複数の単位光源
を、印刷情報に応じた電気信号により選択的に発光さ
せ、該透明性基体を透過して出射された光を光学レンズ
系を介して移動する感光体上に照射させ、感光体上に静
電潜像を形成することを特徴とする光学プリンターヘッ
ド。 - 【請求項2】該複数の薄膜発光素子光源と該光学レンズ
系との間に少なくとも光整形マスクを備えることを特徴
とする請求項1記載の光学プリンターヘッド。 - 【請求項3】該薄膜発光素子が少なくとも1種の有機発
光物質を含有する積層体を含んでなる有機薄膜発光素子
からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
光学プリンターヘッド。 - 【請求項4】該複数の単位光源が直線列状に配列された
光源列を形成し、かつ同一基体上に1列または複数列の
光源列を形成してなることを特徴とする請求項1、請求
項2又は請求項3記載の光学プリンターヘッド。 - 【請求項5】該感光体上の同一位置へ、異なる光源列に
属する複数の光源にて複数回の光照射することにより静
電潜像を形成することを特徴とする請求項4記載の光学
プリンターヘッド。 - 【請求項6】該複数の光源列へ与えられる該電気信号を
発生する電気回路が、各光源列の発光タイミングを制御
することで共用され、かつ該複数の光源列の列ピッチが
該感光体上の静電潜像ピッチに対して;静電潜像ピッチ
のn(nは1以上の整数)倍+{1/(該感光体上の同
一位置へ、複数の薄膜発光素子光源にて光照射される回
数)};で表わされることを特徴とする請求項5記載の
光学プリンターヘッド。 - 【請求項7】複数の光源列が、感光体上の同一位置へ、
1回または複数回の光照射するに必要な列の組の他に、
少なくとも1組の交替用の列の組を有することを特徴と
する請求項4、請求項5又は請求項6記載の光学プリン
ターヘッド。
Priority Applications (1)
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