JP3520816B2 - 光プリンタヘッド - Google Patents

光プリンタヘッド

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JP3520816B2
JP3520816B2 JP27756499A JP27756499A JP3520816B2 JP 3520816 B2 JP3520816 B2 JP 3520816B2 JP 27756499 A JP27756499 A JP 27756499A JP 27756499 A JP27756499 A JP 27756499A JP 3520816 B2 JP3520816 B2 JP 3520816B2
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式プ
リンタにおいて、感光体への露光のために使用される、
光プリンタヘッドに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、電子写真方式プリンタとしては、
レーザプリンタや、ライン光源方式の光プリンタが知ら
れている。レーザプリンタは、出力データに応じてレー
ザ光を変調して生成した変調レーザ光を、複数のレンズ
系とポリゴンミラーとを用いて、感光ドラム上を走査さ
せることによって像を露光し、これを現像することによ
って印刷出力するものであり、ドットインパクト方式の
プリンタや、インクジェット方式のプリンタ等と比べ
て、高速,高画質,低騒音であって、普通紙印刷が可能
なプリンタとして、ビジネス用に広く用いられているだ
けでなく、近年においては、家庭用としても普及しつつ
ある。また、ライン光源方式の光プリンタは,発光素子
をライン状に配列したライン光源を用いたものであっ
て、配列された発光素子が、感光体上の、対応するスポ
ットをそれぞれ照射するため、走査光学系を必要としな
い利点があり、そのため、プリンタ装置の高信頼化と小
型化とを実現することができる。 【0003】図13は、ライン光源を用いた光プリンタ
の全体構成を示す側面図である。ライン光源を用いた従
来の光プリンタは、図13に示すように、データ入力手
段101と、光プリンタヘッド102と、収束性ロッド
レンズアレイ103と、感光ドラム104と、帯電器1
05と、現像器106と、転写器107と、除電器10
8と、クリーニング手段109とから概略構成されてい
る。以下、図13を参照して、ライン光源を用いた従来
の光プリンタの動作を説明する。データ入力手段101
から出力された印字データは、光プリンタヘッド102
の駆動回路(不図示)に入力され、駆動回路出力によっ
て、光プリンタヘッド102が作動して、ライン光源が
発光する。光プリンタヘッド102の作動によって、発
光された光は、収束性ロッドレンズアレイ103によっ
て収束されて、感光ドラム104に照射される。感光ド
ラム104の表面は、帯電器105によって、予め一様
に帯電されていて、光プリンタヘッド102によって、
光が照射された部分が除電されることによって、感光ド
ラム104上に静電潜像が書き込まれる。静電潜像が書
き込まれた感光ドラム104の表面に、現像器106に
よって、電荷を帯びた微粒子(トナー)を散布すること
によって、静電潜像が現像されてトナー画像が形成され
る。感光ドラム104の回転によって、印刷対象110
に到達したトナー画像は、転写器107によって印加さ
れる電界によって、印刷対象110上に転写され、転写
されたトナー画像は、図示されない定着器によって、印
刷対象110上に定着される。転写器107を通過した
あとの、感光ドラム104の表面の残留電荷は、除電器
108によって消去され、最後に、クリーニング手段1
09によって、転写後に感光ドラム104の表面に残っ
たトナーが除去される。 【0004】このような、光プリンタのライン光源とし
ては、例えば、LED(Light Emitting Diode)をライ
ン状に配設した光源を用いたものが、特開昭58−65
682号公報に開示されている。このLEDを用いた光
プリンタヘッドは、主として、アルミナのセラミック基
板を用い、その上に、LEDチップをライン状に並べる
とともに、その両側に、駆動回路となるIC(Integrat
ed Circuit)チップを導電性ペースト等を用いてダイボ
ンドしたのち、ワイヤボンディングによって、電気的接
続を行って形成されたものであり、プリンタ本体から、
FPC(Flexible Printing Cable )を介して、セラミ
ック基板に、電気信号と電源が供給されるようになって
いる。この場合のLEDチップとしては、現状では、n
型GaAsP基板の大きさの制限や、製造プロセスの歩
留り等の関係から、約60μmピッチで64ドット又は
128ドットのものが用いられている。従って、プリン
タヘッドのライン光源を形成するためには、このような
LEDチップを、複数個、配列する必要があるが、この
際、配列精度を上げるためには、ミクロンオーダーの高
精度な切断技術や、実装技術を必要とする。さらに、使
用するn型GaAsP基板は、小さくて高価な上に欠陥
も多く、モノリシック型で発光ドット数を増やそうとす
ると、歩留りが悪化して、製造コストが著しく上昇す
る。これを回避するために、ドット数の少ないLEDチ
ップを量産して、印刷対象に対する印刷幅を満たす長さ
だけ並べるという手段がとられているが、この方法で
は、高密度化を目的とする場合には、チップの配列や電
気的接続上から、実装限界が生じるようになる。そのた
め、LED方式の光プリンタでは、低コスト化や高密度
化に限界がある。 【0005】そこで、LED以外の発光素子を使用する
ことが検討されており、例えば、有機エレクトロルミネ
センス(Electroluminescence :EL)薄膜発光素子を
用いた光プリンタヘッドが、特開平8−108568号
公報に開示されている。この方式の光プリンタヘッド
は、比較的安価で、大面積の基板に多数の発光素子を一
括して作成できるとともに、大量に製作することが可能
なため、低コスト化が期待できる上、さらに、作製プロ
セスにおいても、電極部の微細加工によって、高密度化
も可能となる。 【0006】また、光プリンタヘッドにおいて、発光素
子を二次元に配列することによって、発光輝度の小さい
発光素子でも、短時間に感光を行えるようにすることが
可能であり、例えば、発光素子を二次元に配列するとと
もに、その前面パネルに光ファイバ集合体を用いた画素
アレイを、印字ヘッドに使用することが、特開平9−2
54437号公報に記載されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有機E
L素子等のような薄膜発光素子を用いた光プリンタヘッ
ドの場合、現状での有機EL素子の性能では、数万時間
の耐用時間の場合、発光輝度は数百cd/mが限度で
あって、プリンタヘッドとして用いた場合に、露光に必
要な光量と、実用的な寿命(プリンタとして使用した場
合に必要な印刷枚数)の両方の要求を満たすことは難し
いという問題がある。この場合、耐用年数を犠牲にし
て、交換型の光プリンタヘッドとすることによって、高
輝度の発光を可能にすることが考えられるが、光プリン
タヘッドの交換時に、光プリンタヘッドと感光ドラムや
光学系との位置合わせを、ミクロンオーダーで行うこと
は、ユーザレベルでは困難である。 【0008】また、電子写真方式のプリンタにおける共
通の課題として、 感光体の感度特性に対する補正が必要である。 印刷対象物の位置ずれに対する補正が必要である。 多階調の印刷を行う場合、露光量が小さい領域での
現像不足に対する補正が必要である。 といった問題があるが、露光量に対する感光体の表面電
位の特性は、必ずしも線型的とは言えないので、プリン
タの駆動を、この感光体の特性に応じて行うことが要求
される。また、印刷対象物の位置ずれは、印刷品質の劣
化の原因になるので、この補正は必ず行わなければなら
ない。また、露光量が小さい領域での現像が行われにく
いという問題は、概ね従来の感光体であれば、一般的に
起こり得る問題であって、他の二つの問題と同様に、何
らかの対処が必要になる。 【0009】さらに発光素子を二次元に配列する場合、
発光素子数の増加に伴って、光プリンタヘッドの外部に
設けられる駆動回路や配線等も増加し、高密度化及び小
型化が困難になるという問題がある。 【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、複数の発光素子を二次元に配列した光プ
リンタヘッドにおいて、発光輝度の小さい発光素子を用
いて、所望の露光量を満たすことができるとともに、感
光体の感度特性や、印刷対象物の位置ずれに対する補正
を容易に行うことができ、かつ、2値データを用いて多
階調の印刷を行うことが可能であるとともに、高密度
化,小型化が容易な、光プリンタヘッドを提供すること
を目的としている。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、光プリンタヘッドに係り、
有機エレクトロルミネセンス素子からなる発光素子を含
む画素を行方向と列方向に2次元に配列した画素アレイ
と、該画素アレイにおける各画素列にデータを供給する
水平駆動回路と、該画素アレイにおける各画素行を順次
選択して活性化する垂直駆動回路とを同一の絶縁基板上
に形成してなり、前記画素アレイを構成する各画素行ご
とに、該画素行を構成する画素における前記発光素子の
発光光量を設定して前記画素により感光体を露光するこ
とで、低画像濃度側が白くなりすぎるのを防止する構成
になされていることを特徴としている。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【作用】この発明の構成では、発光素子を含む画素を行
方向と列方向に2次元に配列した画素アレイと、該画素
アレイにおける各画素列にデータ信号を供給する水平走
査回路と、該画素アレイにおける各画素行を順次選択し
て活性化する垂直走査回路とを、同一の絶縁基板上に形
成して光プリンタヘッドを構成したので、高密度化,小
型化が可能であるとともに、垂直走査方向の複数の発光
素子によって、感光体上の同一スポットに対して、複数
回の露光を重畳して行うので、発光光量の小さい発光素
子を用いても、所要の露光量による露光を行うことがで
きる。 【0020】また、この発明の別の構成では、光プリン
タヘッドの画素アレイを構成する各画素行ごとに、該画
素行を構成する画素における発光素子の発光光量を設定
できるようにしたので、低画像濃度側の画素行の発光素
子の発光光量が、高画像濃度側の画素行の発光素子の発
光光量より大きくなるようにすることができ、従って、
印刷結果の低画像濃度側が白くなりすぎるという問題を
解決することができる。 【0021】また、この発明の別の構成では、光プリン
タヘッドの垂直走査回路が、垂直画素列において活性化
する画素数を変化できるように構成されているので、感
光体の表面電位を制御することができ、これによって、
感光体表面に付着するトナー量を変えて、多階調の印刷
を行うことができる。 【0022】また、この発明の別の構成では、光プリン
タヘッドの画素アレイが、同一行方向と同一列方向に複
数の画素からなる複数の画素群に分割されているととも
に、垂直走査回路が、該画素群において活性化する画素
数を変化させながら、同一行の画素群ごとに活性化する
ように構成されているので、2値データを入力として、
多階調の印字を行うことが可能な、光プリンタヘッドを
提供することができる。 【0023】また、この発明の別の構成では、光プリン
タヘッドの画素アレイに対して、感光体からトナー像を
転写する印刷対象の進行方向に垂直な方向の挿入位置ず
れを検出する手段と、該検出された位置ずれに対応して
水平走査回路におけるデータ信号をシフトする手段とを
備えるようにしたので、印刷対象の挿入ずれに基づく印
刷品質の劣化を、精度よく補正することが可能となる。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である光プリンタヘッド
を示す模式図、図2は、本実施例における周辺回路の構
成を示す模式図、図3は、本実施例における画素の構成
を示す回路図、図4は、本実施例の光プリンタヘッドを
用いた光プリンタの発光面の構成を示す模式図、図5
は、本実施例における水平走査回路の駆動方法を説明す
るためのタイミングチャート、図6は、本実施例におけ
る垂直走査回路の駆動方法を説明するためのタイミング
チャート、図7は、本実施例における露光動作を説明す
るための図、図8は、本実施例の感光体表面上における
スポット部分の電位の変化を示すグラフである。 【0025】この例の光プリンタヘッドは、図1に示す
ように、データ入力手段1と、垂直走査回路2と、水平
走査回路3と、画素アレイ4とから概略構成されてい
る。データ入力手段1は、外部からの入力データを、水
平走査回路3に伝達する。垂直走査回路2は、画素アレ
イ4を垂直方向に走査する。水平走査回路3は、入力デ
ータに応じて画素アレイ4を水平方向に走査する。画素
アレイ4は、複数の画素を、垂直方向に任意のn行(n
は2以上の整数)、水平方向に任意のm列(mは2以上
の整数)、二次元に配列して形成されている。なお、以
後においては、垂直方向の画素行(G1,G2,…,G
n−1,Gn)を垂直画素列と呼び、水平方向の画素列
(D1,D2,…,Dm−1,Dm)を水平画素列と呼
ぶ。 【0026】垂直走査回路2は、図2(a)に示すよう
に、シフトレジスタ5と、バッファ6とから構成されて
いる。シフトレジスタ5は、複数の2値素子を垂直画素
列に対応して、順次、垂直方向に配列してなり、垂直ク
ロックGCLKのパルスを、順次、垂直方向に伝達す
る。バッファ6は、複数の増幅素子を垂直画素列に対応
して、順次、垂直方向に配列してなり、シフトレジスタ
5の各2値素子の出力状態を増幅して、垂直画素列G
1,G2,…,Gn−1,Gnに対応する出力を発生す
る。水平走査回路3は、図2(b)に示すように、シフ
トレジスタ7と、ラッチ8と、バッファ9とから構成さ
れている。シフトレジスタ7は、複数の2値素子を水平
画素列に対応して、順次、水平方向に配列してなり、デ
ータ入力手段1から入力された、mビットのシリアル信
号からなる印字データDSを、水平クロックDCLKに
応じて、順次、水平方向にシフトする。ラッチ8は、複
数の保持素子を水平画素列に対応して、順次、水平方向
に配列してなり、シフトレジスタ7のそれぞれの2値素
子の出力データをラッチして、ラッチ信号(LAT)に
応じて出力する。バッファ9は、複数の増幅素子を水平
画素列に対応して、順次、水平方向に配列してなり、ラ
ッチ8の各保持素子に保持されたデータを増幅して、水
平画素列D1,D2,…,Dm−1,Dmに対応する出
力を発生する。 【0027】各画素は、図3に示すように、発光素子1
1と、発光素子11を駆動するスイッチングトランジス
タ(駆動トランジスタ)12と、発光素子11を選択す
るスイッチングトランジスタ(選択トランジスタ)13
と、コンデンサ14とから構成されている。発光素子1
1は、駆動トランジスタ12を介して電源線15に接続
されたとき、発光する。駆動トランジスタ12は、ドレ
インDが発光素子11の電極部分に接続され、ソースS
が電源線15に接続され、ゲートGが選択トランジスタ
13のソースSに接続されている。選択トランジスタ1
3は、ゲートGが走査線16に接続され、ドレインDが
データ線17に接続され、ソースSがコンデンサ14を
経由して、電源線15に接続されている。走査線16に
は、当該画素に対応する垂直走査回路2の出力が接続さ
れている。データ線17には、当該画素に対応する水平
走査回路3の出力が接続されている。それぞれの画素の
領域内において、上述のような接続がなされていれば、
発光素子11,駆動トランジスタ12及び選択トランジ
スタ13の、絶縁基板上の配置は、どのように行われて
いてもよい。発光素子11の光の取り出し方向について
は、絶縁基板面に対して垂直又は垂直に近い角度を持っ
た方向であれは、絶縁基板を透過する方向であってもよ
く、又は透過しない方向であっても差し支えない。 【0028】この例の光プリンタヘッドを使用した光プ
リンタにおける、発光面の構成は、図4に示すようにな
っている。光プリンタヘッド21の発光面は、集光光学
系22の一方の端面に接している。集光光学系22の他
方の端面は、ある距離をおいて、感光体23と対面する
ように配置されている。光プリンタヘッド21及び集光
光学系22は、感光体23に対して、例えば図示の移動
方向に、一定速度で平行に移動する。集光光学系22
は、光プリンタヘッド21の発光素子から出力された光
が、効率よく感光体23へ照射されることを可能にする
ものであれば、どのようなものでもよい。このような光
学系としては、例えば、光ファイバアレイや、セルフォ
ックレンズアレイや、マイクロレンズアレイ等がある。 【0029】垂直走査回路2及び水平走査回路3は、単
結晶シリコンを用いて作成してもよく、多結晶シリコン
を用いて作成してもよい。多結晶シリコンを用いた場合
には、例えばガラス基板からなる絶縁基板上に、画素ア
レイ4と同時に形成できるという利点がある。画素アレ
イ4の部分の、駆動トランジスタ12及び選択トランジ
スタ13は、基本的には、単結晶シリコン,アモルファ
スシリコン,多結晶シリコン(ポリシリコン)のうち
の、どれで形成されていてもよい。それぞれのトランジ
スタの種類としては、pチャネル型トランジスタと、n
チャネル型トランジスタとが考えられるが、そのどちら
であってもよい。また、発光素子11は、自発光素子で
あれば、どのようなものでもよいが、特に好ましい素子
は、有機EL素子を用いたものである。有機EL素子の
構造に関しては、画素電極と対向電極間に発光層を挟ん
だ、電極/発光層/対向電極の構造を持つものが基本で
あるが、必ずしもこれに限らず、画素電極/発光層/電
子注入層/対向電極からなる構造でもく、或いは、画素
電極/正孔注入層/発光層/対向電極からなる構造でも
よく、又は、画素電極/正孔注入層/発光層/対向電極
からなる構造、或いは、画素電極/正孔注入層/発光層
/電子注入層/対向電極からなる構造でもよい。いずれ
の場合も、発光層は、少なくとも1種類以上の有機発光
材料によって形成される。 【0030】次に、図1乃至図8を参照して、この例の
光プリンタヘッドの動作について説明する。なお、以下
においては、感光体23が、画素アレイ4の1画素分移
動するのに必要な時間を1フレーム期間、画素アレイ4
の全画素にデータを書き込む時間をデータ書き込み期
間、水平走査回路3が、全水平画素を走査するのに必要
な時間を水平走査期間と称する。図2(b)及び図5に
おいて、データ入力手段1から出力されたシリアル信号
からなる印字データDSは、水平走査回路3の駆動用ク
ロック信号である、水平クロックDCLKに同期して、
水平走査回路3のシフトレジスタ7に入力され、これに
よって、水平画素数分のシリアルデータが、パラレルデ
ータに変換されて、ラッチ8に保持される。ラッチ8に
保持されたパラレルデータは、ラッチ8にラッチ信号L
ATが印加されることによって、バッファ9を介して、
水平画素列D1,D2,…,Dm−1,Dmに対応する
データ線に出力される。一方、垂直走査回路2は、図6
に示すように、データ書き込み期間中に、垂直クロック
GCLKに同期して、垂直画素列をG1からGnまで順
次走査して、画素アレイ4の各画素における、選択トラ
ンジスタ13のゲートに駆動パルスを印加することによ
って、各画素が活性化される。なおここで活性化とは、
選択トランジスタ13がオンになることによって、各画
素の発光素子が、駆動トランジスタ12を介して与えら
れる印字データに応じて、発光し又は消光し得る状態に
なることをいう。このデータ書き込み期間は、画素間の
クロストークを考慮すると、短いことが好ましい。この
ように、この例の光プリンタヘッドを駆動する駆動回路
では、感光体の移動、すなわち感光ドラムの回転に同期
して書き込みが行われることによって、所要の感光を行
うことが可能になる。 【0031】上記のような駆動方法をとることによっ
て、水平走査期間に、走査線16を介して、垂直走査回
路2からの駆動パルス(走査信号)が入力されている状
態で、データ線17を介して、水平走査回路3からの印
字データ信号が、画素部分の選択トランジスタ13のド
レインに印加されると、印字データ信号は、選択トラン
ジスタ13を通過して、コンデンサ14に充電される。
垂直走査回路2からの駆動パルスが未入力になると、選
択トランジスタ13はオフになる。駆動トランジスタ1
2は、コンデンサ14の電位が高いときオンになり、こ
れによって、電源線15から発光素子11の電極部分に
通電して、発光素子11が発光する。走査線16からの
駆動パルスの入力が終了したとき、選択トランジスタ1
3,駆動トランジスタ12の両者は、選択トランジスタ
13のリーク電流によって、コンデンサ14の電荷が放
電するのに伴って、ともにオフになり、これによって発
光素子11は発光を停止し、消光する。この発光と消光
によって、感光体23の表面上への、印字データ像の書
き込みが行われる。 【0032】以下、図7を用いて、この例の光プリンタ
ヘッドの露光動作を説明する。図7において、25は光
プリンタヘッド、26,26は光プリンタヘッド上
の発光素子、27は集光光学系、28は感光体、29は
感光体28上のスポットをそれぞれ示している。この例
の光プリンタヘッドは、図7に示すように、光プリンタ
ヘッド25の表面と、感光体28の表面とが平行平板と
考えられる範囲で動作する。いま、感光体28の表面に
おいて、微小なスポット29を想定すると、スポット2
9は、ドラム状の感光体28の回転によって定まる移動
方向に、等速で平行移動していると考えられる。スポッ
ト29が、最初、図7(a)に示す、Aの位置にあった
とする。この状態では、スポット29はいずれの発光素
子の下にもなく、各発光素子は消光している。次に、図
7(b)に示すように、スポット29が発光素子26
の下のBの位置まで移動したとき、発光素子26
が発光するように制御されるので、スポット29は発光
素子26 によって照射される。次に、スポット29
が、図7(c)に示すCの位置まで移動した状態では、
発光素子26 は消光している。さらに、図7(d)
に示すように、スポット29が発光素子26 の下の
Dの位置まで移動したとき、発光素子26 が発光す
るように制御されるので、スポット29は発光素子26
によって照射される。 【0033】感光体28には、予め、数百V〜千Vの電
位が与えられているが、あるスポットに発光素子からの
光が照射されると、その光量及び感光体28の感度等に
応じて、感光体28の表面電位が低下する。上述の動作
によって、感光体28の表面電位は、図8に示されるよ
うに、露光の程度に応じて、階段状に低下する。図8に
おける、G1,G2,…,Gn−1,Gnは、図1にお
ける、行番号G1,G2,…,Gn−1,Gnに対応す
る。開始点において、1番目の行からデータ書き込みが
開始され、1番目の行の画素が発光して、感光体28へ
の露光が行われる。垂直走査回路2からの駆動パルスに
応じて、順次、各行の画素の露光動作が行われて、感光
体28の表面電位が順次、低下し、図8においてVth
で示す電位まで低下したとき、露光動作が終了する。こ
こで、Vthは、感光体28の特性や、現像プロセスの
特徴によって定まる、露光に必要な最低のしきい値電圧
である。このように、この例によれば、同一のスポット
29上に、複数の発光素子によって、連続的に、累積し
て露光することができるので、仮に、単位の発光素子の
発光光量が小さくても、所要光量の露光が可能になる。 【0034】このように、この例の光プリンタヘッドに
よれば、二次元に配列した薄膜発光素子アレイとそれを
駆動する駆動回路とを同一基板上に形成したので、高密
度化,小型化が可能であるとともに、垂直走査方向の複
数の発光素子によって、感光体上の同一スポットに対し
て、複数回の露光を重畳して行うので、発光光量の小さ
い発光素子を用いても、所要の露光量による露光を行う
ことができる。 【0035】◇第2実施例 図9は、この発明の第2実施例における感光体表面上の
スポット部分の電位の変化を示すグラフ、図10は、本
実施例における画素アレイの動作を説明する模式図であ
る。この例の場合の、光プリンタヘッドの構成,画素の
構成は、それぞれ図1,図3に示された第1実施例の場
合と同様であり、この例の場合の露光動作も図7に示さ
れた第1実施例の場合と基本的に同様であるが、第1実
施例では、垂直走査回路において、露光動作時に垂直方
向に駆動する発光素子の数は、しきい値電圧Vthに達
するまでの全数であって、常に一定であるのに対し、こ
の例においては、垂直走査回路において、垂直方向に駆
動する発光素子の数を変化させることによって、感光体
23上の表面電位を制御して、階調印刷を可能にする点
が大きく異なっている。 【0036】感光体23の表面には、現像時、電荷を帯
びたトナーが付着してトナー像が形成されるが、この場
合のトナーの付着量は、感光体23の表面電位に依存
し、表面電位が低いほど、付着量が多くなる。一方、感
光体の表面電位は、始めの帯電状態から、露光によって
除電されて次第に低下するので、感光体に対する露光量
を変化させることによって、感光体上の最終的な表面電
位を制御する。この例においては、垂直方向に駆動する
発光素子数を制御することによって露光量を変えて、感
光体上の表面電位を制御し、感光体23の表面に付着す
るトナー量を変化させて、多階調印刷を可能にする。こ
のような、垂直方向に駆動する発光素子数の制御は、外
部から与えられる階調信号に応じて、垂直走査回路にお
いて、1フレーム期間中に走査する垂直画素数を変化さ
せることによって、行うことができる。 【0037】以下、図9及び図10を参照して、この例
の動作を説明する。いま、走査する垂直画素数を最大に
して、図10のに示すように、画素アレイ4の垂直画
素列G1,G2,…,Gn−1,Gnにおける、n個の
画素の全部を点灯させて露光を行った場合、感光体23
の表面電位は、図9のに示すグラフとなり、この場合
の感光体23の表面電位は、V1まで低下する。次に、
垂直画素列G1,G2,…,Gn−1,Gnにおいて、
駆動する画素数を少なくして、例えば、図10のに示
すように、Gn−1までのn−1個の画素を点灯させて
露光を行った場合、感光体23の表面電位は、図9の
に示すグラフとなり、この場合の感光体23の表面電位
は、V2まで低下し、感光体23の表面電位は、の場
合とは、異なる電位となる。さらに、図10のに示す
ように、すべての画素を消灯させた場合には、感光体2
3の表面電位は、図9のに示すグラフとなり、この場
合の感光体23の表面電位は、全く低下しない。 【0038】このようにこの例では、垂直画素列の発光
画素数を制御して、感光体の表面電位を変化させるの
で、階調のとれた印刷が可能になる。感光体の表面電位
と露光量との相関は、必ずしも線型であるとは限らな
い。線型であれば、発光する画素を1個単位で制御し
て、階調を表現することが可能であるが、非線型の感光
特性を有する感光体の場合には、例えば発光画素が1個
だけでは、電位降下が生じない領域があることが考えら
れる。このような場合に、階調を表現できるようにする
ためには、2個以上の発光素子を発光させて、スポット
への露光量を変調することが必要になるが、この例によ
れば、露光量を任意に調整できるので、非線型の感光体
に対しても、所望の露光を行うことが可能になる。 【0039】このように、この例の光プリンタヘッドに
よれば、垂直走査回路における、垂直走査画素数を制御
して、垂直画素列の発光画素数を変化させるようにした
ので、感光体の表面電位を制御することができ、これに
よって、感光体表面に付着するトナー量を変えて、多階
調の印刷を行うことができる。 【0040】◇第3実施例 図11は、この発明の第3実施例における各画素の構成
と動作を説明する模式図である。この例の場合の、光プ
リンタヘッドの構成構成は、図1に示された第1実施例
の場合と同様であり、この例の場合の露光動作も図7に
示された第1実施例の場合と基本的に同様であるが、上
記第1実施例乃至第2実施例では、画素アレイ4を構成
する各画素は、単一の画素から構成されているのに対
し、この例では、画素アレイを構成する各画素が、複数
の画素からなる、画素群を単位として駆動されるように
なっていて、この画素群内の発光画素数を制御すること
によって、各画素群の発光光量を階調的に変化させるこ
とができるようにした点が大きく異なっている。 【0041】以下、図11を参照して、この例の動作を
説明する。この例においては、画素アレイ4を構成する
n行m列の画素を、k行j列(k,jはともに2以上の
整数)の画素からなる画素群に分割して、この画素群を
印刷時における最小画素単位として動作させ、各画素群
ごとに駆動する画素数を制御して、発光素子数を変化さ
せることによって、各画素群ごとに発光光量を多段階に
変化できるようにする。図11においては、k=j=2
の場合、すなわち各画素群を、2行2列の画素から構成
した場合を例示し、4個の発光素子をすべて点灯させた
場合から、すべて消光した場合まで、各画素群ごとに5
段階の発光光量が得られることが示されている。このよ
うにすることによって、感光体23に対して、各スポッ
トごとに5段階の露光量を得ることができ、階調印刷を
実現することが可能になる。通常、階調印刷を実行する
ためには、入力データとして、アナログ的に変化する発
光量を得られるような情報を必要とするため、多階調表
現を行うためには、入力データ量が増大するとともに、
駆動回路の規模も著しく大きくなるが、この例によれ
ば、比較的簡単な駆動回路を用い、2値データを入力と
して、多階調の印刷を行うことができる。 【0042】このように、この例の光プリンタヘッドに
よれば、画素アレイを構成する各画素を、複数画素から
なる画素群に分割して、各画素群内の発光画素数を変化
できるようにしたので、2値データを入力として、多階
調の印字を行うことが可能な、光プリンタヘッドを提供
することができる。 【0043】◇第4実施例 第12図は、この発明の第4実施例における感光体表面
上のスポット部分の電位の変化を示すグラフである。こ
の例の場合の、光プリンタヘッドの構成,周辺回路の構
成,画素の構成,水平走査回路の駆動方法、垂直走査回
路の駆動方法,露光動作は、それぞれ図1〜図7に示さ
れた第1実施例の場合と同様であるが、この例では、画
素アレイを構成する各画素の発光素子の発光光量を行ご
とに変化させることによって、階調のとれた印刷が可能
なようにした点が大きく異なっている。 【0044】一般的に、ある表面電位を持っている感光
体23に対する露光量が少ない場合、感光体23の表面
電位に応じてトナーが現像されないため、低画像濃度側
が白くなりすぎる傾向がある。例えば、画素アレイ4の
垂直画素列の各画素の発光素子の発光光量が均等であっ
た場合、垂直画素列G1,G2,…,Gn−1,Gnの
感光体表面電位の変化は、図12においてで示すよう
になり、低画像濃度側が白くなりすぎるので、図12に
おいてで示すように、垂直画素例のうち、最初にスポ
ットに露光する画素G1の発光素子の発光光量を大きく
して、より高画像濃度側にある画素G2の場合の表面電
位に近づけるようにする。同様に、必要に応じて、画素
G2の場合も、画素G3の表面電位に近づけるようにす
る。このように、画素アレイ4を構成する各行の画素の
発光素子の発光光量を、垂直方向に行ごとに変化するよ
うに設定することによって、前述のような低画像濃度側
が白くなりすぎる傾向を是正することができる。 【0045】この場合、各画素の発光素子の発光光量を
変化させるためには、例えば発光素子に供給する電流を
大きくしたり、又は、発光素子の面積を大きくしたりす
る等、種々の方法を考えることができるが、安定して任
意の光量を得ることができるものであれば、どのような
方法でもよい。 【0046】このように、この例の光プリンタヘッドに
よれば、画素アレイを構成する各画素の発光素子の発光
光量を、行ごとに変化させるようにしたので、低画像濃
度側の画素行の発光素子の発光光量が、高画像濃度側の
画素行の発光素子の発光光量より大きくなるようにする
ことができ、従って、印刷結果の低画像濃度側が白くな
りすぎるという問題を解決することができる。 【0047】◇第5実施例 この例の場合の、光プリンタヘッドの構成,画素の構成
は、それぞれ図1,図3に示された第1実施例の場合と
同様であり、この例の場合の露光動作も図7に示された
第1実施例の場合と基本的に同様であるが、この例で
は、発光素子に印加する入力データを、印刷対象の挿入
ずれ方向にシフトすることによって、正しいスポットに
露光できるようにした点が大きく異なっている。 【0048】この例では、印刷対象(例えば印刷用紙)
の進行方向に対して垂直な方向の、挿入ずれを検出する
センサ(不図示)を設け、水平走査回路3において、画
素アレイ4を構成する各画素に印加する入力データを、
検出された挿入ずれの方向とずれ量に応じて、シフトす
る補正手段(不図示)を設けたので、常に正しいスポッ
トに露光を行うことができる。電子写真方式のプリンタ
では、印刷対象の、進行方向に対して垂直な方向の挿入
ずれによる印刷品質の劣化が問題になっているが、この
例の光プリンタヘッドは、各画素間の距離が小さい高密
度構造であるため、ずれ量に対して、精度よくシフトす
ることができ、印刷品質の劣化を確実に補正することが
できる。 【0049】このように、この例の光プリンタヘッドに
よれば、印刷対象の進行方向に対して垂直方向の挿入ず
れを検出して、各画素に印加する入力データを、挿入ず
れ方向とずれ量とに応じてシフトするようにしたので、
印刷対象の挿入ずれに基づく印刷品質の劣化を、精度よ
く補正することが可能となる。 【0050】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても、この発明に含まれる。例えば、この発
明の光プリンタヘッドは、電子写真システムに限らず、
他のコンピュータ利用印刷システムにおいても、利用可
能である。 【0051】 【発明の効果】以上説明したように、この発明の光プリ
ンタヘッドによれば、発光光量の小さい発光素子を用い
ても、所要の感光を行うことができるとともに、多階調
の印刷を行うことができる。また、感光体の露光量に対
する表面電位の特性に応じた感光駆動を行うことができ
る。さらに、印刷対象物がずれて挿入された場合でも、
入力データをずれ量に応じてシフトすることによって、
ずれの補正を行うことができるとともに、2値データ入
力によって、多階調の印刷を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第1実施例である光プリンタヘッド
を示す模式図である。 【図2】本実施例における周辺回路の構成を示す模式図
である。 【図3】本実施例における画素の構成を示す回路図であ
る。 【図4】本実施例の光プリンタヘッドを用いた光プリン
タの発光面の構成を示す模式図である。 【図5】本実施例における水平走査回路の駆動方法を説
明するためのタイミングチャートである。 【図6】本実施例における垂直走査回路の駆動方法を説
明するためのタイミングチャートである。 【図7】本実施例における露光動作を説明するための図
である。 【図8】本実施例の感光体表面上におけるスポット部分
の電位の変化を示すグラフである。 【図9】この発明の第2実施例における感光体表面上の
スポット部分の電位の変化を示すグラフである。 【図10】本実施例における画素アレイの動作を説明す
る模式図である。 【図11】この発明の第3実施例における各画素の構成
と動作を説明する模式図である。 【図12】この発明の第4実施例における感光体表面上
のスポット部分の電位の変化を示すグラフである。 【図13】ライン光源を用いた光プリンタの全体構成を
示す側面図である。 【符号の説明】 1 データ入力手段 2 垂直走査回路 3 水平走査回路 4 画素アレイ 5 シフトレジスタ 6 バッファ 7 シフトレジスタ 8 ラッチ 9 バッファ 11 発光素子 12 駆動トランジスタ 13 選択トランジスタ 14 コンデンサ 21 光プリンタヘッド 22 集光光学系 23 感光体
フロントページの続き (72)発明者 小田 敦 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 東口 達 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−348961(JP,A) 特開 平3−183574(JP,A) 特開 平8−156300(JP,A) 特開 平11−198433(JP,A) 特開 平9−131919(JP,A) 特開 平5−169723(JP,A) 特開 昭62−284759(JP,A) 特開 昭61−182966(JP,A) 特開2001−18441(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455 B04N 1/036 B41J 2/52

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】有機エレクトロニクス素子からなる発光素
    子を含む画素を行方向と列方向に2次元に配列した画素
    アレイと、該画素アレイにおける各画素列にデータを供
    給する水平駆動回路と、該画素アレイにおける各画素行
    を順次選択して活性化する垂直駆動回路とを同一の絶縁
    基板上に形成してなり、前記画素アレイを構成する各画
    素行ごとに、該画素行を構成する画素における前記発光
    素子の発光光量を設定して前記画素により感光体を露光
    することで、低画像濃度側が白くなりすぎるのを防止す
    る構成になされていることを特徴とする光プリンタヘッ
    ドであって、 前記画素アレイを前記行方向が感光体の回転軸と平行に
    なるように、該感光体表面と対向して設置した状態で、
    前記垂直走査回路が、前記感光体の回転に伴って、前記
    画素アレイにおける各画素列中の画素が、順次、該感光
    体表面のそれぞれ同一のスポット上を通過している期間
    に、該各画素を含む画素行を含む画素行を活性化するよ
    うに構成され、 最初に前記スポットに露光する前記画素の発光光量が
    同一の前記スポットに続いて露光する前記画素の発光光
    量よりも大きくなるように設定されることを特徴とする
    光プリンタヘッド。
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