JPH04348961A - プリンタヘッド - Google Patents
プリンタヘッドInfo
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- JPH04348961A JPH04348961A JP3123568A JP12356891A JPH04348961A JP H04348961 A JPH04348961 A JP H04348961A JP 3123568 A JP3123568 A JP 3123568A JP 12356891 A JP12356891 A JP 12356891A JP H04348961 A JPH04348961 A JP H04348961A
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Links
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はエレクトロルミネッセン
ト発光素子プリンタヘッドに関する。
ト発光素子プリンタヘッドに関する。
【0003】
【従来の技術】近年、電子写真記録方式のプリンタ装置
は、複写機、ファクシミリ、コンピュータの出力用など
に広く用いられている。
は、複写機、ファクシミリ、コンピュータの出力用など
に広く用いられている。
【0004】上述のような情報処理機器は、現在も急速
にその市場は成長しており、またその機能も高度化の一
途にある。そしてそれに用いられるプリンタヘッドなど
の印字デバイスにも高画素数、高速応答性などの高機能
化や、これに加えて特にパーソナルユースを主体とした
ラップトップワープロなどの電子機器においては小型で
低コストであることが厳しく要求されるに至っている。
にその市場は成長しており、またその機能も高度化の一
途にある。そしてそれに用いられるプリンタヘッドなど
の印字デバイスにも高画素数、高速応答性などの高機能
化や、これに加えて特にパーソナルユースを主体とした
ラップトップワープロなどの電子機器においては小型で
低コストであることが厳しく要求されるに至っている。
【0005】プリンタ装置の感光体に潜像を形成させる
ためのプリンタヘッドとしては、既にレーザーやLED
素子が用いられ、実用化されており、また、エレクトロ
ルミネッセント発光素子(以下EL発光素子と略称)の
応用が考えられている。
ためのプリンタヘッドとしては、既にレーザーやLED
素子が用いられ、実用化されており、また、エレクトロ
ルミネッセント発光素子(以下EL発光素子と略称)の
応用が考えられている。
【0006】このEL発光素子を用いたプリンタヘッド
の構成の一例を図6に示す。ここではEL発光素子EL
−1〜EL−16 をその等価回路で模式的に示してい
る。
の構成の一例を図6に示す。ここではEL発光素子EL
−1〜EL−16 をその等価回路で模式的に示してい
る。
【0007】EL発光素子61(EL−1〜EL−16
)は、プリンタヘッドの長手方向に直線状に並列して
配置されている。これらのEL発光素子の信号側(デー
タ側)電極は、隣接する 4つの電極ごとに一本の配線
にまとめられてデータ側ドライバ回路62に接続されて
いる。たとえばEL−1〜EL−4のデータ側電極は一
本のデータ配線Daにまとめられ、つぎのEL−5〜E
L−8のデータ側電極は一本のデータ配線Dbにまとめ
られてデータ側ドライバ回路62に接続されている。
)は、プリンタヘッドの長手方向に直線状に並列して
配置されている。これらのEL発光素子の信号側(デー
タ側)電極は、隣接する 4つの電極ごとに一本の配線
にまとめられてデータ側ドライバ回路62に接続されて
いる。たとえばEL−1〜EL−4のデータ側電極は一
本のデータ配線Daにまとめられ、つぎのEL−5〜E
L−8のデータ側電極は一本のデータ配線Dbにまとめ
られてデータ側ドライバ回路62に接続されている。
【0008】一方、走査側(コモン側)電極は、プリン
タヘッドの長手方向全長にわたって敷かれた 4本のコ
モン配線Ca、Cb、Cc、CdがEL−1、EL−2
、EL−3…の一つ一つに対して順次にCa、Cb、C
c、Cd、Ca、Cb、Cc…の順に接続され、これら
のコモン配線によりコモン側ドライバ回路63に接続さ
れている。
タヘッドの長手方向全長にわたって敷かれた 4本のコ
モン配線Ca、Cb、Cc、CdがEL−1、EL−2
、EL−3…の一つ一つに対して順次にCa、Cb、C
c、Cd、Ca、Cb、Cc…の順に接続され、これら
のコモン配線によりコモン側ドライバ回路63に接続さ
れている。
【0009】上述のような配線およびドライバ回路によ
ってEL発光素子61はマルチプレックス法に基づいて
時分割駆動される。
ってEL発光素子61はマルチプレックス法に基づいて
時分割駆動される。
【0010】図7は、このEL発光素子61を駆動させ
る各種の信号を示すタイミングチャートである。この例
では 1ラインの露光時間中に発光素子を正負パルス合
計で 4回発光させる場合を示している。
る各種の信号を示すタイミングチャートである。この例
では 1ラインの露光時間中に発光素子を正負パルス合
計で 4回発光させる場合を示している。
【0011】コモン側ドライバ回路63からはコモン配
線Ca、Cb、Cc、Cdの順に線順次に正負一対の走
査パルスが 2対ずつ投入される。
線Ca、Cb、Cc、Cdの順に線順次に正負一対の走
査パルスが 2対ずつ投入される。
【0012】一方、これに同期してデータ側ドライバ回
路62からはデータパルスがデータ配線Da、Db、D
c、Ddに投入されていく。ただしこのとき、発光させ
るべき素子には走査パルスと逆相のデータ側パルスが、
また非発光の素子には同相のデータ側パルスが投入され
る。
路62からはデータパルスがデータ配線Da、Db、D
c、Ddに投入されていく。ただしこのとき、発光させ
るべき素子には走査パルスと逆相のデータ側パルスが、
また非発光の素子には同相のデータ側パルスが投入され
る。
【0013】この図に示した例では、Daのパルス波形
によりEL−1〜EL−4が非発光、DbによりEL−
5〜EL−8が発光、またDcの波形によりEL−9〜
EL−12 のうちEL−9とEL−11 が発光でE
L−10 とEL−12 が非発光となり、Ddの波形
によりEL−13 〜EL−16 のうちEL−14
が発光でその他が非発光となっている。
によりEL−1〜EL−4が非発光、DbによりEL−
5〜EL−8が発光、またDcの波形によりEL−9〜
EL−12 のうちEL−9とEL−11 が発光でE
L−10 とEL−12 が非発光となり、Ddの波形
によりEL−13 〜EL−16 のうちEL−14
が発光でその他が非発光となっている。
【0014】なお、印加する電圧はコモン側が±200
V程度、データ側が±20V程度で、通常、上述のよ
うに時分割的に発光素子に印加される。
V程度、データ側が±20V程度で、通常、上述のよ
うに時分割的に発光素子に印加される。
【0015】このようなEL発光素子を用いたプリンタ
ヘッドは、比較的輝度が高く、小形化対応が可能、また
レーザープリンタなどで用いられるポリゴンミラーが不
要でメンテナンスも容易、といった多くの優れた特長を
持っている。
ヘッドは、比較的輝度が高く、小形化対応が可能、また
レーザープリンタなどで用いられるポリゴンミラーが不
要でメンテナンスも容易、といった多くの優れた特長を
持っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にEL素子は発光しきい値電圧が 200V以上であり
、例えばLED素子と比べてその駆動電圧は極めて高い
ので、そのような高い電圧を扱えるような特殊なドライ
バICや回路を必要とするために、駆動回路系のコスト
が高くなってしまう、という問題がある。
にEL素子は発光しきい値電圧が 200V以上であり
、例えばLED素子と比べてその駆動電圧は極めて高い
ので、そのような高い電圧を扱えるような特殊なドライ
バICや回路を必要とするために、駆動回路系のコスト
が高くなってしまう、という問題がある。
【0017】EL発光素子を用いたプリンタヘッドは、
通常は前述したように駆動回路にマトリックス回路を用
いてこれをマルチプレックス駆動させるが、このような
時分割駆動を採用すると、ひとつの素子に投入できる発
光パルス数または発光時間の制約が大きく、印字の高速
化や素子の高輝度化への対応が容易でない、という問題
がある。またこのように素子を時分割駆動させるための
入力前の発光データ処理は煩雑なものであり、さらには
クロストークなどが発生するという傾向があるので、そ
れへの対応で発光データ処理がさらに煩雑なものとなる
、という問題がある。
通常は前述したように駆動回路にマトリックス回路を用
いてこれをマルチプレックス駆動させるが、このような
時分割駆動を採用すると、ひとつの素子に投入できる発
光パルス数または発光時間の制約が大きく、印字の高速
化や素子の高輝度化への対応が容易でない、という問題
がある。またこのように素子を時分割駆動させるための
入力前の発光データ処理は煩雑なものであり、さらには
クロストークなどが発生するという傾向があるので、そ
れへの対応で発光データ処理がさらに煩雑なものとなる
、という問題がある。
【0018】そこで、このような問題に対処するために
は、発光素子のダイレクトドライブを採用することにな
るが、これにより入力前の発光データ処理は簡略化され
、信号処理の高速化は計れるものの、このとき、一つ一
つのEL発光素子につき駆動用デバイスが 1つずつ必
要になるので、ファインライン化や高画素数化の進んだ
現在のプリンタヘッドには非常に多数の高コストな駆動
用デバイスを用いることとなり、部品コストの上昇が深
刻な問題となる。たとえその駆動用デバイスにドライバ
ICを用いたとしても、超多ピンでかつ特殊な電圧耐性
が要求されるので極めて高コストなカスタムICを用い
なければならない。また、そのような駆動用デバイスを
実装すると、その体積の増加によりELプリンタヘッド
の特長であるコンパクトさがそこなわれてしまう、とい
う問題がある。
は、発光素子のダイレクトドライブを採用することにな
るが、これにより入力前の発光データ処理は簡略化され
、信号処理の高速化は計れるものの、このとき、一つ一
つのEL発光素子につき駆動用デバイスが 1つずつ必
要になるので、ファインライン化や高画素数化の進んだ
現在のプリンタヘッドには非常に多数の高コストな駆動
用デバイスを用いることとなり、部品コストの上昇が深
刻な問題となる。たとえその駆動用デバイスにドライバ
ICを用いたとしても、超多ピンでかつ特殊な電圧耐性
が要求されるので極めて高コストなカスタムICを用い
なければならない。また、そのような駆動用デバイスを
実装すると、その体積の増加によりELプリンタヘッド
の特長であるコンパクトさがそこなわれてしまう、とい
う問題がある。
【0019】従ってこの駆動回路部には高性能でしかも
コンパクトかつ低コストであることが要求される。
コンパクトかつ低コストであることが要求される。
【0020】本発明はこのような問題に鑑みて成された
もので、その目的とするところは、高画素数、高速印字
、高輝度、などの高機能を有し、しかもコンパクトで低
コストなELプリンタヘッドを提供することにある。
もので、その目的とするところは、高画素数、高速印字
、高輝度、などの高機能を有し、しかもコンパクトで低
コストなELプリンタヘッドを提供することにある。
【0021】[発明の構成]
【0022】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のプリンタヘッドは、エレクトロルミネッ
セント発光素子と、外部から入力された発光パルスデー
タに基づいて前記エレクトロルミネッセント発光素子に
発光電圧を印加して駆動させる、薄膜トランジスタで形
成された駆動回路と、を具備することを特徴としている
。
めに、本発明のプリンタヘッドは、エレクトロルミネッ
セント発光素子と、外部から入力された発光パルスデー
タに基づいて前記エレクトロルミネッセント発光素子に
発光電圧を印加して駆動させる、薄膜トランジスタで形
成された駆動回路と、を具備することを特徴としている
。
【0023】
【作用】本発明のプリンタヘッドは、駆動回路が薄膜ト
ランジスタ(以下TFTと略称)によって一体に形成さ
れEL発光素子部と同一基板上に集積化されており、多
数の高コストなドライバICを用いることがないので、
コンパクト化および低コスト化が実現でき、また 1発
光素子あたりに 1つの駆動エレメントを配置してダイ
レクトドライブを行なうので、高速印字対応を実現して
いる。
ランジスタ(以下TFTと略称)によって一体に形成さ
れEL発光素子部と同一基板上に集積化されており、多
数の高コストなドライバICを用いることがないので、
コンパクト化および低コスト化が実現でき、また 1発
光素子あたりに 1つの駆動エレメントを配置してダイ
レクトドライブを行なうので、高速印字対応を実現して
いる。
【0024】発光パルスの制御に関しても、隣接する一
つ一つの発光素子に対する一つ一つの発光パルスデータ
を順次に入力することができるため、時分割駆動の場合
と比べてその処理が格段に簡易であり、クロストークな
どの問題も改善される。
つ一つの発光素子に対する一つ一つの発光パルスデータ
を順次に入力することができるため、時分割駆動の場合
と比べてその処理が格段に簡易であり、クロストークな
どの問題も改善される。
【0025】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0026】図1は本発明のプリンタヘッドのブロック
図、図2はその構造を示す平面図、図3はそのA−B断
面図、図4は本発明のプリンタヘッドを駆動させる信号
のタイミングチャート、図5は本発明のプリンタヘッド
に用いられるEL発光素子の輝度電圧特性曲線を示す図
である。
図、図2はその構造を示す平面図、図3はそのA−B断
面図、図4は本発明のプリンタヘッドを駆動させる信号
のタイミングチャート、図5は本発明のプリンタヘッド
に用いられるEL発光素子の輝度電圧特性曲線を示す図
である。
【0027】図1に示すように、本発明のプリンタヘッ
ドは、EL発光素子1と、データ転送回路2とラッチ3
と排他的論理和回路4と電圧印加用ゲート5とが薄膜ト
ランジスタ(以下TFTと略称)にて形成された 1つ
の駆動エレメント6が並列に複数配置されてなる駆動回
路7を具備している。
ドは、EL発光素子1と、データ転送回路2とラッチ3
と排他的論理和回路4と電圧印加用ゲート5とが薄膜ト
ランジスタ(以下TFTと略称)にて形成された 1つ
の駆動エレメント6が並列に複数配置されてなる駆動回
路7を具備している。
【0028】データ転送回路2は、シフトレジスタであ
って、外部回路(図示省略)にて制御されて入力された
各発光素子の発光パルスデータを隣接する駆動エレメン
トへ順次に転送する動作を行なう。
って、外部回路(図示省略)にて制御されて入力された
各発光素子の発光パルスデータを隣接する駆動エレメン
トへ順次に転送する動作を行なう。
【0029】ラッチ3は、前述の外部回路からのラッチ
信号を受けて、データ転送回路2から入力された発光パ
ルスデータにラッチを掛けてそのときの発光パルスデー
タを保持し、これを排他的論理和回路4へと送出する。
信号を受けて、データ転送回路2から入力された発光パ
ルスデータにラッチを掛けてそのときの発光パルスデー
タを保持し、これを排他的論理和回路4へと送出する。
【0030】排他的論理和回路4は、ラッチ3から送出
された発光パルスデータと前述の外部回路から入力され
たコモン側パルスに同期して正負が反転する方形波状の
制御パルスとの排他的論理和を演算し、その演算結果の
HまたはLパルスを電圧印加用ゲート5に送出する。こ
こでは正電圧をHに、負電圧をLに対応させている。制
御パルスがHかつ発光パルスデータがL、または制御パ
ルスがLかつ発光パルスデータがHのとき演算出力はH
となる。一方、制御パルスがHかつ発光パルスデータが
H、または制御パルスがLかつ発光パルスデータがLの
ときその演算出力はLとなる。
された発光パルスデータと前述の外部回路から入力され
たコモン側パルスに同期して正負が反転する方形波状の
制御パルスとの排他的論理和を演算し、その演算結果の
HまたはLパルスを電圧印加用ゲート5に送出する。こ
こでは正電圧をHに、負電圧をLに対応させている。制
御パルスがHかつ発光パルスデータがL、または制御パ
ルスがLかつ発光パルスデータがHのとき演算出力はH
となる。一方、制御パルスがHかつ発光パルスデータが
H、または制御パルスがLかつ発光パルスデータがLの
ときその演算出力はLとなる。
【0031】電圧印加用ゲート5は、その演算結果のH
パルスまたはLパルスを受け、Hパルスに対してはコモ
ン側パルスと逆相のパルスを、またLパルスに対しては
コモン側パルスと同相のパルスをEL発光素子1に印加
する。
パルスまたはLパルスを受け、Hパルスに対してはコモ
ン側パルスと逆相のパルスを、またLパルスに対しては
コモン側パルスと同相のパルスをEL発光素子1に印加
する。
【0032】EL発光素子1は、コモン電極に印加され
るコモン側パルス電圧と、このコモン側パルス電圧に対
して逆相または同相でデータ側電極に印加されるデータ
側パルス電圧とを受けて、発光または非発光の動作を実
行する。
るコモン側パルス電圧と、このコモン側パルス電圧に対
して逆相または同相でデータ側電極に印加されるデータ
側パルス電圧とを受けて、発光または非発光の動作を実
行する。
【0033】このEL発光素子1の発光しきい値Vth
は約 210Vである。図5はEL発光素子の輝度電圧
特性の典型例を示している。
は約 210Vである。図5はEL発光素子の輝度電圧
特性の典型例を示している。
【0034】前述のコモン側パルス電圧は± 200V
、データ側パルス電圧は±20Vである。従って、EL
発光素子1はデータ側パルス電圧がコモン側のそれに対
して逆相であれば素子への印加電圧の和が± 220V
となり発光しきい値以上となるので発光し、同相であれ
ば± 180Vとなり発光しきい値以下なので発光しな
い。
、データ側パルス電圧は±20Vである。従って、EL
発光素子1はデータ側パルス電圧がコモン側のそれに対
して逆相であれば素子への印加電圧の和が± 220V
となり発光しきい値以上となるので発光し、同相であれ
ば± 180Vとなり発光しきい値以下なので発光しな
い。
【0035】ところで本実施例のプリンタヘッドの駆動
回路部分の層構造は、図2および図3に示すように、ガ
ラス基板11上に成膜した多結晶シリコンをパターンニ
ングしてイオン打込みを行ないP型あるいはN型のドレ
イン12、チャンネル14、ソース16が形成され、そ
の上に多結晶シリコンを熱酸化あるいはCVD等にて別
途着膜した酸化膜18が形成されている。
回路部分の層構造は、図2および図3に示すように、ガ
ラス基板11上に成膜した多結晶シリコンをパターンニ
ングしてイオン打込みを行ないP型あるいはN型のドレ
イン12、チャンネル14、ソース16が形成され、そ
の上に多結晶シリコンを熱酸化あるいはCVD等にて別
途着膜した酸化膜18が形成されている。
【0036】ドレイン12およびソース16上には酸化
膜18を開いてコンタクトホール20が形成され、この
コンタクトホール20部分にてドレイン12、チャンネ
ル14、ソース16上に接続し、その一方でEL発光素
子下部にも接続するように電極19が形成されている。 EL発光素子部分の電極19上には、下層から順に誘電
体層21、発光層23、誘電体層25、上側電極27が
形成されている。そしてこれらの発光素子および駆動回
路を全体的に覆うように、絶縁性や耐湿性のための保護
膜29が形成されている。
膜18を開いてコンタクトホール20が形成され、この
コンタクトホール20部分にてドレイン12、チャンネ
ル14、ソース16上に接続し、その一方でEL発光素
子下部にも接続するように電極19が形成されている。 EL発光素子部分の電極19上には、下層から順に誘電
体層21、発光層23、誘電体層25、上側電極27が
形成されている。そしてこれらの発光素子および駆動回
路を全体的に覆うように、絶縁性や耐湿性のための保護
膜29が形成されている。
【0037】本実施例のプリンタヘッドの駆動回路部分
はこのような層構造のTFTにより形成されている。
はこのような層構造のTFTにより形成されている。
【0038】次に、本発明のプリンタヘッドの動作を、
図4に基づいて説明する。
図4に基づいて説明する。
【0039】図4は本発明のプリンタヘッドを駆動させ
るための各種の信号を示すタイミングチャートである。
るための各種の信号を示すタイミングチャートである。
【0040】外部回路からコモン側パルス401がコモ
ン側電極に印加される。このコモン側パルス401は極
性が反転する電圧± 200V程度のパルス波で、正負
合計 8パルスが発光素子 1個あたりの発光周期Tn
中に印加される。
ン側電極に印加される。このコモン側パルス401は極
性が反転する電圧± 200V程度のパルス波で、正負
合計 8パルスが発光素子 1個あたりの発光周期Tn
中に印加される。
【0041】発光パルスデータ402はデータ転送回路
2を通してラッチ3に送られ、ラッチパルス404が入
力された時点の状態をラッチ3によって保持する。これ
はEL発光素子を発光させている間に次の発光パルスデ
ータを次の駆動エレメントにデータ転送回路にて転送す
ることで、高速印字対応を可能にするためである。
2を通してラッチ3に送られ、ラッチパルス404が入
力された時点の状態をラッチ3によって保持する。これ
はEL発光素子を発光させている間に次の発光パルスデ
ータを次の駆動エレメントにデータ転送回路にて転送す
ることで、高速印字対応を可能にするためである。
【0042】ラッチ3によって保持された発光パルスデ
ータ402が排他的論理和回路4に送出されると、ここ
で外部回路から入力された制御用信号405との排他的
論理和が演算されて、前述したような演算結果のHまた
はLが電圧印加用ゲート5に送出される。
ータ402が排他的論理和回路4に送出されると、ここ
で外部回路から入力された制御用信号405との排他的
論理和が演算されて、前述したような演算結果のHまた
はLが電圧印加用ゲート5に送出される。
【0043】電圧印加用ゲート5は、排他的論理和回路
4から送出された論理値がHのときコモン側パルス40
1と逆相のデータ側パルス407を、Lのときは同相の
データ側パルス406をデータ側電極に印加する。
4から送出された論理値がHのときコモン側パルス40
1と逆相のデータ側パルス407を、Lのときは同相の
データ側パルス406をデータ側電極に印加する。
【0044】すると発光素子1は、コモン電極にコモン
側パルス401が印加され、これに同期して逆相のデー
タ側パルス407が印加されたときには印加電圧の和は
± 220Vとなって発光しきい値以上となるので発光
し、同相のデータ側パルス406が印加されたときには
印加電圧の和は± 180Vとなって非発光となる。
側パルス401が印加され、これに同期して逆相のデー
タ側パルス407が印加されたときには印加電圧の和は
± 220Vとなって発光しきい値以上となるので発光
し、同相のデータ側パルス406が印加されたときには
印加電圧の和は± 180Vとなって非発光となる。
【0045】そして次のTn+1 の周期にはいると、
次の発光素子および駆動エレメントが上述の動作と同様
の動作を実行する。そしてこれがN個の発光素子全部に
わたって実行される。
次の発光素子および駆動エレメントが上述の動作と同様
の動作を実行する。そしてこれがN個の発光素子全部に
わたって実行される。
【0046】このように本発明のプリンタヘッドは、駆
動回路部分がTFTによって形成され発光素子部と一体
に集積化されているので、高コストなドライバICを多
数用いることがなく、コンパクト化および低コスト化が
実現できる。
動回路部分がTFTによって形成され発光素子部と一体
に集積化されているので、高コストなドライバICを多
数用いることがなく、コンパクト化および低コスト化が
実現できる。
【0047】また、 1発光素子あたりに 1つの駆動
エレメント6を配置してダイレクトドライブを行なうの
で高速印字対応を実現している。
エレメント6を配置してダイレクトドライブを行なうの
で高速印字対応を実現している。
【0048】発光パルスの制御に関しても、隣接する一
つ一つの素子に対する一つ一つの発光パルスデータを線
順次に入力することができるため、時分割駆動の場合と
比べて発光パルスデータの処理が格段に簡易となり、ま
たクロストークなどの問題も改善される。
つ一つの素子に対する一つ一つの発光パルスデータを線
順次に入力することができるため、時分割駆動の場合と
比べて発光パルスデータの処理が格段に簡易となり、ま
たクロストークなどの問題も改善される。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明してきたように、本発
明のプリンタヘッドは高画素数、高速印字、高輝度、な
どの高機能を有し、かつコンパクトで低コストであり、
小型化や高機能化の進むパーソナルコンピュータやファ
クシミリなどの電子機器の出力用高速印字デバイスとし
て好適である。
明のプリンタヘッドは高画素数、高速印字、高輝度、な
どの高機能を有し、かつコンパクトで低コストであり、
小型化や高機能化の進むパーソナルコンピュータやファ
クシミリなどの電子機器の出力用高速印字デバイスとし
て好適である。
【図1】本発明のELプリンタヘッドの構成を示すブロ
ック図
ック図
【図2】本発明のELプリンタヘッドの構造を示す平面
図、
図、
【図3】本発明のELプリンタヘッドの構造を示す断面
図
図
【図4】本発明のELプリンタヘッドを駆動させる信号
のタイミングチャート
のタイミングチャート
【図5】本発明のELプリンタヘッドに用いられるEL
発光素子の輝度電圧特性曲線を示す図
発光素子の輝度電圧特性曲線を示す図
【図6】従来のELプリンタヘッドの構成を示す図
【図
7】従来のELプリンタヘッドを駆動させる信号のタイ
ミングチャート
7】従来のELプリンタヘッドを駆動させる信号のタイ
ミングチャート
1…EL発光素子
2…データ転送回路
3…ラッチ
4…排他的論理和回路
5…電圧印加用ゲート
6…駆動エレメント
7…駆動回路
Claims (3)
- 【請求項1】 エレクトロルミネッセント発光素子と
、外部から入力された発光パルスデータに基づいて前記
エレクトロルミネッセント発光素子に発光電圧を印加し
て駆動させる、薄膜トランジスタで形成された駆動回路
と、を具備するプリンタヘッド。 - 【請求項2】 前記駆動回路が、データ転送回路と、
前記データ転送回路に接続されたラッチと、前記ラッチ
により保持された発光パルスデータの論理値に基づいて
前記エレクトロルミネッセント発光素子のデータ側電極
に発光電圧を印加する発光電圧印加用ゲートと、を具備
し、前記データ転送回路と前記ラッチと前記発光電圧印
加用ゲートは 1エレメントとして薄膜トランジスタで
形成されたものであって、前記エレクトロルミネッセン
ト発光素子の 1素子に対応して接続されて前記エレク
トロルミネッセント発光素子を選択的に発光させる、請
求項第1項記載のプリンタヘッド。 - 【請求項3】 前記駆動回路が、前記ラッチにより保
持された発光パルスデータの論理値と前記外部から入力
された発光パルスの制御パルスとの排他的論理和を演算
して前記電圧印加用ゲートを制御する薄膜トランジスタ
で形成された排他的論理和回路を具備する、請求項第2
項記載のプリンタヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3123568A JPH04348961A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | プリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3123568A JPH04348961A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | プリンタヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04348961A true JPH04348961A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=14863803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3123568A Withdrawn JPH04348961A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | プリンタヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04348961A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6750895B1 (en) | 1999-09-29 | 2004-06-15 | Nec Corporation | Optical printer head with integrated drive circuitry |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP3123568A patent/JPH04348961A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6750895B1 (en) | 1999-09-29 | 2004-06-15 | Nec Corporation | Optical printer head with integrated drive circuitry |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |