JP2003345307A - 表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

表示装置およびその駆動方法

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JP2003345307A
JP2003345307A JP2002149325A JP2002149325A JP2003345307A JP 2003345307 A JP2003345307 A JP 2003345307A JP 2002149325 A JP2002149325 A JP 2002149325A JP 2002149325 A JP2002149325 A JP 2002149325A JP 2003345307 A JP2003345307 A JP 2003345307A
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JP
Japan
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switching element
display device
capacitor
tft
scanning
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JP2002149325A
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Inventor
Kazuo Shoji
和雄 庄司
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小さくすることができる表示装置
およびその駆動方法を提供する。 【解決手段】 有機EL表示装置は、マトリクス状に配
置される画素Amn毎に設けられ、充電および放電を行
うコンデンサ7と、該各コンデンサ7に接続され、各コ
ンデンサ7の充電および放電により階調が制御される有
機EL素子4と、画素Amnを線順次に選択して走査す
るための走査線G1〜Gmと、選択されたラインの画素
に表示データを信号線を介して供給するためのデータ駆
動回路1とを備える。データ駆動回路1は、表示データ
をパルス幅に変換するパルス幅変換回路14と、パルス
幅に基づいてコンデンサ7における充電または放電の時
間制御を行うTFT3を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学素子を駆
動する表示装置およびその駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置として、中でも自発光型
素子である有機EL素子を用いた表示装置が研究開発さ
れている。
【0003】中でも、アクティブ駆動型有機EL表示装
置は、高輝度化、低消費電力化、大画面化等で利点があ
ることより、開発が盛んにおこなわれている。
【0004】例えば、特開2002−72923号公報
には、走査ライン当たりの選択期間が時間分割階調表示
方式のように短くなく、さらに、動画偽輪郭の発生が少
なく、画素毎の輝度ばらつきの少ない階調表示が可能な
電気光学素子が記載されている。
【0005】この電気光学素子について、図13・図1
4に基づいて説明する。
【0006】図13に示すように、表示装置は、複数の
電極配線である走査線G101、G102、…と、複数
の電極配線である信号線S101、S102…と、それ
らの交点に画素103…が設けられている。
【0007】各画素103では、TFT(Thin Film Tr
ansistor)101のソース端子(またはドレイン端子)
とコンデンサ102とは電源VDDに接続され、TFT
101のドレイン端子(またはソース端子)は有機EL
素子(電気光学素子)105のアノード端子に接続され
る。また、TFT104のソース端子(またはドレイン
端子)は信号線に接続され、TFT104のゲート端子
は走査線に接続される。
【0008】TFT104のドレイン端子(またはソー
ス端子)と、TFT106のドレイン端子(またはソー
ス端子)と、TFT101のゲート端子と、コンデンサ
102とが接続される。
【0009】TFT106のゲート端子と、ダイオード
107(TFTのソース・ゲート間電極もしくはドレイ
ン・ゲート間電極を短絡させて構成した)のカソード端
子と、制御電極PG(PG101、…)とが接続され
る。また、TFT106のソース端子(またはドレイン
端子)とコンデンサ108とが接続される。コンデンサ
108と有機EL素子105のカソード端子とは、アー
ス端子GNDに接続される。
【0010】次に、図13に示す電気光学素子の駆動に
ついて、図14を用いて説明する。
【0011】ここで、図14は、上から、走査線G10
1に入力されたパルス(G101への印加電圧VG
1)、走査線G102に入力されたパルス(G102へ
の印加電圧VG2)、走査線G103に入力されたパル
ス(G103への印加電圧VG3)、信号線S101に
入力されたパルス(S101への印加電圧VS1)、信
号線S102に入力されたパルス(S102への印加電
圧VS2)、制御電極PG101に入力されたパルス
(制御電極PG101への印加電圧)、TFT101の
ゲート端子電圧VC1、TFT106のドレイン端子電
圧VP1を示す。また、TFT104およびTFT10
6はともにNch型TFTである。
【0012】まず、TFT104のゲート電圧VG1が
電圧VONとなると、TFT104のソース・ドレイン間
が導通状態となる。そして、コンデンサ102のTFT
104のドレイン端子側の電位(VC1)が信号線S1
01の電位となり、コンデンサ102に電荷が充電され
る。
【0013】次にTFT104のゲート電圧VG1が電
圧VOFFとなると、TFT104のソース・ドレイン間
が非導通状態となる。
【0014】この後、制御電極PG101が電圧VON
なりダイオード107が逆極性状態となると、TFT1
06のゲート電圧が電圧VONとなり、TFT106のソ
ース・ドレイン間が導通状態となる。そして、コンデン
サ102に充電されていた電荷の一部がコンデンサ10
8に移動する。
【0015】続いて、TFT106のゲート電圧が電圧
OFFとなると、TFT106のソース・ドレイン間は
非導通状態となる。また、制御電極PG101が電圧V
OFFとなることよりダイオード107が順極性状態とな
る。これにより、コンデンサ108に充電されていた電
荷の一部がダイオード107を通じてアース端子GND
へ放電される。
【0016】このとき、コンデンサ102の容量をC1
02、コンデンサ108の容量をC108とすると、こ
の周期T1後のTFT101のゲート電位VC1は VC1=VS1×C102/(C102+C108) となる。
【0017】このようにして、TFT104のソース・
ドレイン間が非導通状態となっている間に制御電極PG
101の電圧を周期T1でHIGH/LOWさせ、コン
デンサ102に充電された電荷をコンデンサ108を通
じて放電させる。
【0018】TFT101がNch型TFTの場合、T
FT101のゲート電圧VC1がしきい電圧Vthより
大きい間は、TFT101は導通状態となり、その間有
機EL素子105に電流が流れて発光する。
【0019】また、TFT101がPch型TFTの場
合、TFT101のゲート電圧VC1が、しきい電圧V
thより小さくなってからTFT101は導通状態とな
り、この間有機EL素子105に電流が流れて発光す
る。
【0020】従って、TFT104が導通状態となった
ときコンデンサ102へ保持する電位VS1を制御する
ことで、有機EL素子105の発光時間を制御し、階調
表示を行っている。
【0021】このようして1フレーム期間に1回画素を
選択するため、時間分割階調のように走査ライン当たり
の選択期間が短くなるという欠点がなく、各画素を構成
する有機EL素子は必ず画素が選択されてから、コンデ
ンサ102へ保持された電圧に依存した期間連続的に発
光する。
【0022】これにより、時間分割階調方式とは異な
り、動画偽輪郭の発生が少なく、コンデンサ102に充
電した電荷を同一工程で作ったコンデンサ108を用い
て放電させるので、コンデンサ102とコンデンサ10
8との容量比が揃い易く、画素毎の輝度ばらつきの少な
い表示が得られる。
【0023】なお、図13においては走査線を駆動する
回路(走査線駆動回路)や信号線を駆動する回路(信号
線駆動回路)は示されていないが、実際にはこのような
駆動回路が必要となる。例えば、単結晶Si基板を用い
て形成された走査線駆動回路(ゲート駆動回路)や信号
線駆動回路(データ駆動回路)を、画素回路を形成した
有機ELパネルに接続したり、多結晶Si(ポリシリコ
ン)薄膜を用いて画素回路と走査線駆動回路と信号線駆
動回路とをモノリシックに形成したりしている。
【0024】ところで、走査線駆動回路は2値の電圧を
出力するため比較的簡素な回路構成となる。一方、信号
線駆動回路は必要とする階調数に応じて多段階の電圧を
出力する必要があるため、走査線駆動回路と比較すると
構成が複雑となる。
【0025】ここで、信号線駆動回路の構成の一例を図
15に示す。図15に示すように、信号線駆動回路は、
シフトレジスタ151、ラッチ回路152・153、お
よび、DAコンバーター(DAC)と出力バッファとか
らなる回路154を備える。
【0026】まず、シフトレジスタ151には、スター
トパルスSPとスタートパルスSPをシフトさせるため
のクロック信号CKとが入力される。スタートパルスS
Pは、クロック信号CKによってシフトされるととも
に、ラッチ回路152に出力される。
【0027】また、ラッチ回路152には、階調数に応
じた複数の表示データが入力され、表示データを順次ラ
ッチする。全ての信号線を駆動するための表示データが
ラッチ回路152においてラッチされた後、ラッチ回路
153には、ラッチパルスが入力され、かつ、ラッチさ
れた表示データがラッチ回路152から入力される。ラ
ッチ回路153において、表示データは、1走査線を駆
動する期間保持される。
【0028】回路154は、DACおよび出力バッファ
からなり、DACを行うための基準電源が入力される。
回路154は、ラッチ回路152にてラッチされている
表示データをDACにおいてアナログの電圧に変換し、
出力バッファを通じて信号線に出力する。
【0029】また、回路154において1信号線に対応
するDACの構成の一例を図16に示す。
【0030】DACは、デコーダー160、抵抗161
…、および、スイッチ(SW)162…を備える。
【0031】デコーダー160には、ラッチ回路153
から出力された表示データが入力される。例えば、表示
データが6bit(階調数64)の場合、デコーダー1
60には、6本のバイナリー信号が入力され、64本の
デコードされた信号が出力される。
【0032】抵抗161は、DACに入力された基準電
源1と基準電源2との間に直列に挿入される抵抗で、表
示データが6bitの場合、63個挿入される。スイッ
チ162はデコーダー160の出力信号により制御され
るスイッチであり、基準電源1−2間を抵抗にて分圧さ
れた64電圧のうち、どの電圧を出力バッファへ出力す
るかを決めている。このスイッチは64個必要となる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の信号線駆動回路では、例えば、表示データが7
bitの場合は、抵抗、スイッチがそれぞれ127個、
128個必要となり、また、表示データが8bitの場
合は、それぞれ255個、256個必要となり、回路規
模が大きくなる。
【0034】また、トランジスタのドレイン端子とゲー
ト端子とを短絡させて抵抗を形成すルと考えると、合計
511個のトランジスタが必要となり、回路規模が大き
くなる。
【0035】従って、例えば単結晶Si上に図16に示
すような構成のDACを形成する場合、その回路規模が
大きいため、チップ面積の増加を伴う。これにより、表
示装置を製造する際のコストアップを招来する。
【0036】また、ポリシリコン上に、信号線駆動回路
をモノリシリック形成する場合は、表示面以外の回路形
成面積が大きくなることにより、表示装置の小型化が困
難になる。これにより、表示装置を製造する際の歩留ま
りが低下し、従って、コストアップになるという問題が
発生していた。
【0037】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、回路規模を小さくすることが
できる表示装置およびその駆動方法を提供することにあ
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、上
記の課題を解決するために、マトリクス状に配置される
画素毎に設けられ、充電および放電を行うコンデンサ
と、上記画素毎に設けられ、上記各コンデンサに接続さ
れて各コンデンサの充電および放電により階調が制御さ
れる電気光学素子と、上記画素を線順次に選択して走査
するための走査線と、上記選択されたラインの画素に表
示データを信号線を介して供給するためのデータ駆動回
路とを備える表示装置であって、上記データ駆動回路
は、表示データをパルス幅に変換するパルス幅変換回路
と、上記パルス幅に基づいて上記コンデンサにおける充
電または放電の時間制御を行うスイッチング素子とを備
えることを特徴としている。
【0039】通常、抵抗やスイッチ用トランジスタを備
えたDAコンバータ(DAC)をデータ駆動回路に用い
る場合、例えば256階調(8ビット)を表示させると
すると、1個の抵抗をトランジスタのドレイン端子とゲ
ート端子とを短絡させて形成するとしても、1本の信号
線ごとに、合計511個のトランジスタが必要となる。
【0040】しかしながら、上記の構成によれば、デー
タ駆動回路は、各信号線に対応するように抵抗やスイッ
チなどを設けるのではなく、パルス幅変換回路とスイッ
チング素子を備える。
【0041】パルス幅変換回路としては、例えば、カウ
ンター、コンパレーターおよびSRフリップフロップを
備える。ここで、カウンターの回路は全信号線に対して
1つでよく、各信号線に対して必要な回路としては、コ
ンパレーターおよびSRフリップフロップの回路とな
る。
【0042】例えば、8ビットカウンターは多く見積も
っても240個程度のトランジスタで作製することがで
きる。このため、例えば240本の信号線があるとする
と、1本の信号線あたりに必要なトランジスタの数は1
個となる。また、コンパレーターおよびSRフリップフ
ロップの回路は200個程度のトランジスタで作製する
ことができる。
【0043】従って、1本の信号線あたりに必要なトラ
ンジスタの数を少なくして、回路規模の縮小化を図るこ
とができる。
【0044】また、例えば、単結晶Si(シリコン)ウ
エハー上に回路を形成した場合、1枚のウエハーから取
れるチップ数が増加する。この結果、表示装置の製造に
おいてコストダウンを図ることができる。
【0045】上記の表示装置は、格子状に配された複数
の走査線および信号線により形成される画素領域毎に、
画素の走査時にコンデンサを放電または充電させる第1
スイッチング素子と、画素の非走査時にコンデンサを充
電または放電させる第2スイッチング素子と、電気光学
素子に直列に接続され、かつ、コンデンサに接続される
第3スイッチング素子とを備え、第3スイッチング素子
が導通状態となる時間および非導通状態となる時間を制
御することにより、電気光学素子における発光の階調制
御を行うことが好ましい。
【0046】上記の構成によれば、電気光学素子に流れ
る電流を、コンデンサの充電および放電と、第3スイッ
チング素子のしきい電圧とによって制御することができ
る。従って、表示データに応じて電気光学素子の発光時
間を変化させて階調駆動を行うことができる。
【0047】上記の表示装置は、少なくとも、スイッチ
ング素子のソース端子、第1スイッチング素子のソース
端子、または、第2スイッチング素子のソース端子と直
列に抵抗を接続することが好ましい。
【0048】上記の構成によれば、抵抗を備えることに
より、走査時にコンデンサを放電する際、定電流で放電
することができる。従って、表示データに対してコンデ
ンサの放電電荷量が比例し、表示データに対して電気光
学素子の発光時間が比例することとなる。
【0049】この結果、階調表示のリニアリティ特性の
向上を図ることができる。
【0050】なお、スイッチング素子のソース端子、ま
たは、第1スイッチング素子のソース端子のいずれかと
直列に抵抗を接続し、かつ、第2スイッチング素子のソ
ース端子スイッチング素子のソース端子にも直列に抵抗
を接続することにより、さらに、階調表示のリニアリテ
ィ特性の向上を図ることができる。
【0051】上記の表示装置は、スイッチング素子が、
薄膜トランジスタまたは金属酸化膜半導体電界効果トラ
ンジスタからなることが好ましい。
【0052】上記の構成によれば、スイッチング素子を
簡単に形成することができる。
【0053】上記の表示装置は、走査線を駆動するため
のゲート駆動回路および上記データ駆動回路のうち少な
くともいずれかは、モノリシックに形成されていること
が好ましい。
【0054】上記の構成によれば、データ駆動回路およ
びゲート駆動回路のうちの少なくともいずれかを画素に
おける回路と同一基板上に形成することとなり、表示画
面以外の周辺エリアに配置される駆動回路の回路面積を
小さくすることができる。
【0055】従って、例えば表示パネルの狭額縁化を図
ることができ、表示装置の小型化を図ることができる。
また、表示パネルの歩留まりが向上し、表示装置の製造
においてコストダウンを図ることができる。
【0056】本発明の表示装置の駆動方法は、上記の課
題を解決するために、走査期間に画素領域内のコンデン
サに放電または充電を行い、非走査期間に充電または放
電を行うことにより、電気光学素子に電流を供給するた
めのスイッチング素子を制御する表示装置の駆動方法で
あって、表示データをパルス幅に変換した後、該パルス
幅に応じて、スイッチング素子が導通状態となる時間お
よび非導通状態となる時間を制御することにより、上記
電気光学素子における発光の階調制御を行うことを特徴
としている。
【0057】上記の方法によれば、電気光学素子に流れ
る電流を、コンデンサの充電および放電と、スイッチン
グ素子のしきい電圧とによって制御することができる。
従って、表示データに応じて電気光学素子の発光時間を
変化させて階調駆動を行うことができる。
【0058】また、表示データをパルス幅に変換するこ
とにより、例えば、各信号線に対して抵抗やスイッチを
設けることなく、1本の信号線あたりに必要なトランジ
スタの数を少なくして、表示装置における回路規模の縮
小化を図ることができる。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1〜図12に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0060】図1は、本実施の形態に係る表示装置とし
て、有機エレクトロルミネッセンス表示装置(以下、有
機EL表示装置(表示装置)と称する)の要部の構成を
示す。同図に示すように、本有機EL表示装置は、有機
EL素子(有機エレクトロルミネッセンス表示素子)4
を有する表示パネル10、データ駆動回路1、および、
ゲート駆動回路2を備えている。
【0061】表示パネル10は、マトリクス状に配され
た複数の画素A11〜Amn(m,nは自然数)により
構成されている。これらの画素を駆動することにより、
画像データの表示を行う。
【0062】表示パネル10には、図示しない基板上に
おいて、画素ごとに、有機EL素子4、Pch型の薄膜
トランジスタ(以下、TFT:Thin Film Transistorと
称する)5・6、コンデンサ7、および、Nch型のT
FT8を備える。
【0063】各TFT(第1TFT、第1スイッチング
素子)8において、そのゲート端子は、表示画面の行方
向に並ぶTFT8間で同じ走査線Gi(1≦i≦m,i
は自然数)に接続されている。また、各TFT8におい
て、そのソース端子は、表示画面の列方向に並ぶTFT
8間で同じ信号線Sj(1≦j≦n,jは自然数)に接
続されている。
【0064】即ち、走査線Giと信号線Sjとは、格子
状に配列された電極配線であり、その交点(交差部)付
近には、例えば、ゲート端子が走査線Giに、ソース端
子が信号線Sjに接続されるスイッチング素子であるT
FT8が形成されている。
【0065】TFT(第2TFT、第2スイッチング素
子)5のソース端子とTFT(第3TFT、第3スイッ
チング素子、スイッチング素子)6のソース端子とは、
電源VDDに接続される。TFT6のドレイン端子は有
機EL素子(電気光学素子)4のアノード端子に接続さ
れる。また、有機EL素子4のカソード端子はアース端
子GNDに接続される。
【0066】TFT5のドレイン端子とTFT6のゲー
ト端子とTFT8のドレイン端子とコンデンサ7の一方
の端子とは接続されており、この接続点における電位
は、各画素に対応してVCmnとなっている。また、コ
ンデンサ7の他方の端子はアース端子GNDに接続され
る。
【0067】有機EL素子4は、自発光素子であり、電
流が流れると発光する発光層を有する。この発光層は、
発光状態と非発光状態との間で状態変化する。
【0068】走査線Giは、マトリクス状に配置される
画素A11〜Amnを線順次に選択して走査するもので
あり、ゲート駆動回路2に接続される。
【0069】ゲート駆動回路2は、走査線Giを順次駆
動するものであり、スタートパルスSP−Gと、スター
トパルスSP−Gをシフトさせるためのクロック信号
(Gクロック)とが入力される。
【0070】信号線Sjは、走査線Giによって選択さ
れたラインの画素にデータ信号を供給するものであり、
データ駆動回路1に接続される。
【0071】データ駆動回路1は、シフトレジスタ1
1、第1ラッチ回路12、第2ラッチ回路13、パルス
幅変換回路14、および、TFT(スイッチング素子、
NTr1〜NTrn)3を備える。
【0072】ここで、本実施の形態に係る有機EL表示
装置において特徴的な構成であるパルス幅変換回路14
の構成および動作について、図2・図3に基づいて説明
する。
【0073】図2に示すように、パルス幅変換回路14
は、カウンター21と、コンパレーターおよびセット・
リセット・フリップフロップ(SRフリップフロップ)
からなるコンパレーター・SRF/F22…とを備え
る。コンパレーター・SRF/F22は、各信号線Sj
に対応して設けられている。コンパレーター・SRF/
F22からの出力は、Nch型のTFT3を介して各信
号線Sjに入力される。
【0074】カウンター21には、クロック信号である
Cクロックと、1つの走査線Giを駆動する駆動期間ご
とに出力されるラッチパルスとが入力される。
【0075】カウンター21からの出力信号は、コンパ
レーター・SRF/F22に入力される。また、コンパ
レーター・SRF/F22には、第2ラッチ回路13か
ら出力される後述する表示データとラッチパルスとが入
力される。
【0076】なお、コンパレーター・SRF/F22に
おけるコンパレーターでは、表示データとカウンター2
1からの出力信号とを比較する。このため、カウンター
のビット数は、表示データのビット数にあわせて設定さ
れる。
【0077】次に、パルス幅変換回路14の動作につい
て、図3を用いて説明する。ここで、階調数は8(3ビ
ット)とする。
【0078】ある信号線Sjに対応する表示データの階
調を7とする。このとき、コンパレーターでは表示デー
タ「111」と、カウンターからの出力信号Q3,Q
2,Q1とを比較し、一致した時点でSRフリップフロ
ップに信号を出力する。
【0079】そして、SRフリップフロップは入力され
た信号を“H”から“L”に変化させる。即ち、出力信
号Os(Osj)は、“L”になる。その後、SRフリ
ップフロップにラッチパルスが入力されると、SRフリ
ップフロップは入力された信号を“H”に変化させる。
即ち、出力信号Os(Osj)は“H”になり、カウン
ターはリセットされる。
【0080】例えば、信号線Sjの隣の信号線S(j+
1)に対応する表示データの階調を3とすると、「01
1」と、カウンターからの出力信号Q3,Q2,Q1と
を比較し、一致した時点でSRフリップフロップに信号
を出力する。
【0081】そして、SRフリップフロップは入力され
た信号を“H”から“L”に変化させる。即ち、出力信
号Os(Os(j+1))は“L”になる。その後、S
Rフリップフロップにラッチパルスが入力されると、S
Rフリップフロップは入力された信号を“H”に変化さ
せる。即ち、出力信号Os(Os(j+1))は“H”
になり、カウンターはリセットされる。
【0082】このようにして、パルス幅変換回路14
は、表示データをパルス幅に変換する。
【0083】ここで、データ駆動回路1における信号に
ついて説明する。
【0084】まず、図1に示すように、シフトレジスタ
11には、スタートパルスSP−SとスタートパルスS
P−Sをシフトさせるためのクロック信号(Sクロッ
ク)とが入力される。スタートパルスSP−Sは、クロ
ック信号(Sクロック)によってシフトされるととも
に、第1ラッチ回路12に出力される。
【0085】また、第1ラッチ回路12には、階調数に
応じた複数の表示データ(データ)が入力され、第1ラ
ッチ回路12からの出力に応じた表示データを順次ラッ
チする。全ての信号線Sjを駆動するための表示データ
が第1ラッチ回路12においてラッチされた後、第2ラ
ッチ回路13には、ラッチパルスとともに、ラッチされ
た表示データが第1ラッチ回路12から入力される。
【0086】そして、表示データは、1つの走査線Gi
を駆動する駆動期間、第2ラッチ回路13においてラッ
チされた後、パルス幅変換回路14においてパルス幅に
変換され、TFT3のゲート端子に入力される。
【0087】このように、データ駆動回路1は、各信号
線に対応するように抵抗やスイッチなどを設けるのでは
なく、パルス幅変換回路14とTFT3とを備える。こ
れにより、パルス幅変換回路14におけるカウンターの
回路は全信号線に対して1つでよく、各信号線に対して
必要な回路としては、コンパレーターおよびSRフリッ
プフロップの回路となる。
【0088】例えば、8ビットカウンターは多く見積も
っても240個程度のトランジスタで作製することがで
きる。このため、例えば240本の信号線があるとする
と、1本の信号線あたりに必要なトランジスタの数は1
個となる。また、コンパレーターおよびSRフリップフ
ロップの回路(コンパレーター・SRF/F22)は2
00個程度のトランジスタで作製することができる。
【0089】従って、例えば、コンパレーター・SRF
/F22を200個のトランジスタで作製するとすれ
ば、カウンターとあわせると、合計で201個のトラン
ジスタで作製することができる。
【0090】通常、抵抗やスイッチ用トランジスタを備
えたDAコンバータ(DAC)をデータ駆動回路に用い
る場合、256階調(8ビット)を表示させるとする
と、1個の抵抗をトランジスタのドレイン端子とゲート
端子とを短絡させて形成するとしても、1本の信号線ご
とに、合計511個のトランジスタが必要となる。
【0091】しかしながら、上述したように、データ駆
動回路1にパルス幅変換回路14とTFT3とを備える
場合、1本の信号線あたりに必要なトランジスタの数は
半分以下となり、回路規模の縮小化を図ることができ
る。
【0092】これにより、例えば、単結晶Si(シリコ
ン)ウエハー上に回路を形成した場合、1枚のウエハー
から取れるチップ数が増加する。従って、有機EL表示
装置の製造においてコストダウンを図ることができる。
【0093】また、例えば、ポリシリコンTFT技術に
より、データ駆動回路1およびゲート駆動回路2をモノ
リシックに形成する場合、即ち、データ駆動回路1およ
びゲート駆動回路2を画素における回路と同一基板上に
形成した場合、表示画面以外の周辺エリアに配置される
駆動回路の回路面積を小さくすることができる。
【0094】これにより、表示パネル10の狭額縁化を
図ることができ、有機EL表示装置の小型化を図ること
ができる。また、表示パネル10の歩留まりが向上し、
有機EL表示装置の製造においてコストダウンを図るこ
とができる。
【0095】以下、データ駆動回路1およびゲート駆動
回路2からの信号、画素における電位および発光(階調
制御)について、図1および図4に基づいて説明する。
【0096】ここで、図4は、上から、ゲート駆動回路
2から走査線G1に入力されたパルス(G1への印加電
圧)、ゲート駆動回路2から走査線G2に入力されたパ
ルス(G2への印加電圧)、データ駆動回路1から信号
線S1に入力されたパルス(S1への印加電圧)、デー
タ駆動回路1から信号線S2に入力されたパルス(S2
への印加電圧)、画素A11における電位VC11(画
素A11におけるTFT5のドレイン端子とTFT6の
ゲート端子とTFT8のドレイン端子とコンデンサ7の
一方の端子との接続点における電位)、画素A11にお
ける有機EL素子4が発光している期間(A11の発
光)、画素A22における電位VC22、画素A22に
おける有機EL素子4が発光している期間(A22の発
光)を示す。
【0097】まず、走査線G1が走査されると、TFT
8のゲート電圧が電圧VONとなる。このとき、TFT8
のソース・ドレイン間は導通状態となるとともに、TF
T5は非導通状態となる。
【0098】データ駆動回路1におけるTFT3(出力
トランジスタNTr1)の出力が表示データに応じたパ
ルス幅となる時間、TFT8のソース端子は、アース端
子GNDに導通する。
【0099】このため、1フィールド期間前の駆動でV
DDに充電されたコンデンサ7は放電をはじめる。即
ち、NTr1がオフになる時間(コンパレーター・SR
F/F22からの出力信号Os1が“L”になる時間)
に応じて電位VC11はVDDから下がりはじめ、GN
D〜VDD間の電位になる。また、NTr1が非導通状
態になると、信号線S1はハイインピーダンス(HZ)
になり、TFT8が導通状態でもコンデンサ7の電荷保
持状態は変化しない。
【0100】このとき、TFT6のゲート電位であるV
C11がVDDから下がり、TFT6のしきい電圧であ
るVth以下になるとTFT6は導通状態になる。この
ため、有機EL素子4に電流が流れ、画素A11におけ
る有機EL素子4は発光をはじめる。
【0101】次に、走査線G1が非走査期間になると、
TFT8のゲート電圧が電圧VOFFとなる。このとき、
TFT8のソース・ドレイン間は非導通状態となるとと
もに、TFT5のソース・ドレイン間は導通状態とな
る。これにより、コンデンサ7は充電をはじめ、電位V
C11がVthを越えるとTFT6は非導通状態とな
り、画素A11における有機EL素子4は発光を停止す
る。
【0102】コンデンサ7は次のフィールドの走査が開
始されるまで、電位VC11がVDDに近づくように充
電される。このようにして、表示データに応じて有機E
L素子4の発光時間を変化させて階調駆動(階調制御)
を行う。
【0103】なお、ここではTFT8とTFT5とのゲ
ート信号(ゲート端子に入力される信号)を同じとした
が、TFT5のゲート信号としては、走査線の非走査期
間内でTFT5のソース・ドレイン間を導通状態にさせ
るのであれば、必ずしもTFT8のゲート信号と同じに
する必要はない。
【0104】また、走査線G1が非走査期間になって走
査線G2が走査されると、上記と同様に、VC22が、
Vth以下になると画素A22における有機EL素子4
は発光をはじめる。そして、さらに走査線G2が非走査
期間になり、電位VC22が再びVthを越えると、画
素A22における有機EL素子4は発光を停止する。
【0105】なお、図1に記載の構成においては、TF
T8をNch型、TFT5をPch型としたが、これに
限定されるものではなく、例えば、TFT8をPch
型、TFT5をNch型としてもよく、この場合は、走
査線G1に入力する信号の極性を上述したものと逆にす
ればよい。
【0106】また、TFT8およびTFT5をともにN
ch型としてもよく、この場合について、図5を用いて
説明する。ここでは、Pch型のTFT5のかわりにN
ch型のTFT30を備える。なお、図1に示す構成要
素と同等の機能を有する構成要素については、同一の符
号を付記してその説明を省略する。
【0107】図5に示すように、TFT8のゲート端子
には走査線Giが、TFT30のゲート端子には制御線
CGi(図5においてはCG1)(1≦i≦m,iは自
然数)が接続される。制御線CGiは、TFT8のゲー
ト端子とTFT30のゲート端子とに対して、別個に信
号を入力することができるようにするために設けられた
電極配線である。
【0108】このように、TFT8とTFT30とがと
もにNch型の場合は、制御線CGiを各走査線Giに
対応するように追加することで、TFT5を用いる場合
と同様の効果が得られる。
【0109】また、TFT8とTFT30とがともにP
ch型の場合は、走査線Giと制御線CGiとに入力す
る信号の極性を、ともにNch型の場合とは逆にすれば
よい。
【0110】なお、図1において、TFT6はPch型
としたが、これに限定されるものではなく、図7に示す
ようにNch型としてもよい。同図に示すように、TF
T6のかわりにNch型のTFT41を用いる。電源V
DDには有機EL素子4のアノード端子、コンデンサ5
2の一方の電極、およびPch型のTFT51のソース
端子が接続される。また、有機EL素子4のカソード端
子はTFT41のドレイン端子に接続される。
【0111】このような構成であっても、図1に示すデ
ータ駆動回路1を用いることにより、上記と同様の効果
が得られる。
【0112】また、図6に示すように、電源VDDには
有機EL素子4のアノード端子が接続され、有機EL素
子4のカソード端子はTFT41のドレイン端子に接続
されるような構成としてもかまわない。TFT41のソ
ース端子はアース端子GNDに接続され、TFT41の
ゲート端子はコンデンサ7とTFT8のドレイン端子と
TFT42のドレイン端子に接続される。
【0113】このときのデータ駆動回路1の構成を図8
に示す。即ち、パルス幅変換回路14から出力された信
号は、Pch型のTFT(出力トランジスタ)60に入
力される。TFT(PTr1〜PTrn)60は、ソー
ス端子は電源VDDに接続され、ドレイン端子は信号線
Sjに接続される。
【0114】図8に示すデータ駆動回路1を用いた場合
の、画素A11における電位VC11および発光につい
て、図9に基づいて説明する。ここで、走査線G1への
印加電圧、走査線G2への印加電圧、信号線S1への印
加電圧、および、信号線S2への印加電圧については図
4に示すものと同じである。
【0115】走査線G1が走査されると、TFT8のソ
ース・ドレイン間は導通状態となり、TFT42のソー
ス・ドレイン間は非導通状態となる。このとき、TFT
8のソース端子は、データ駆動回路1の出力トランジス
タPTr1の出力が表示データに応じたパルス幅の時
間、電源VDDに導通する。
【0116】このため、1フィールド前の駆動でアース
端子GNDに放電されたコンデンサ7は充電をはじめ、
PTr1がオフになる時間に応じて電位VC11はGN
D〜VDD間の電位になる。PTr1が非導通状態にな
ると、信号線S1はハイインピーダンス(HZ)にな
り、TFT8が導通状態でもコンデンサ7の電荷保持状
態は変化しない。
【0117】ここで、TFT41のゲート電位であるV
C11が、TFT41のしきい電圧であるVth以上に
なるとTFT41は導通状態になるため、有機EL素子
4に電流が流れ、有機EL素子4は発光をはじめる。
【0118】次に、走査線G1の非走査期間になると、
TFT8のソース・ドレイン間が非導通状態となり、T
FT42のソース・ドレイン間が導通状態となるため、
コンデンサ7はアース端子GNDにむかって放電をはじ
る。ここで、電位VC11がVth以下になるとTFT
41は非導通状態となり、有機EL素子4は発光を停止
する。
【0119】また、コンデンサ7は次のフィールドの走
査が開始されるまで、アース端子GNDにむかって放電
される。このようにして、表示データに応じてパルス幅
を変化させることで有機EL素子4の発光時間を変化さ
せて階調表示を行うため、図1で示された回路と同様の
効果がある。
【0120】さらに、図1に示す各TFT3に、抵抗を
接続してもかまわない。この場合の構成を図10に示
す。
【0121】同図に示すように、図1に示すデータ駆動
回路1において、出力トランジスタであるTFT3のソ
ース端子とGNDとの間に抵抗70が挿入されている。
この回路の動作は図4に示すタイミングチャートと同一
である。
【0122】抵抗70を備えることにより、走査時にコ
ンデンサ7を放電する際、定電流で放電することができ
る。これにより、表示データに対してコンデンサ7の放
電電荷量が比例する。従って、表示データに対して有機
EL素子4の発光時間が比例することとなり、抵抗70
を備えていない場合よりも、さらに、階調表示のリニア
リティ特性の向上を図ることができる。
【0123】また、例えば、抵抗をTFT3に接続する
のではなく、信号線SjとTFT8との間に挿入しても
かまわない。この場合の構成を図11に示す。
【0124】同図に示すように、TFT8のソース端子
と信号線Sj間に抵抗80を挿入する。これにより、上
記と同様、走査時にコンデンサ7を放電する際、定電流
で放電できるため、表示データに対してコンデンサ7の
放電電荷量が比例する。これにより、表示データに対し
て有機EL素子4の発光時間が比例することとなり、抵
抗80を備えていない場合よりも、さらに、階調表示の
リニアリティ特性の向上を図ることができる。
【0125】さらに、例えば、抵抗をTFT5と電源V
DDとの間に挿入してもかまわない。この場合の構成を
図12に示す。
【0126】同図に示すように、TFT5のソース端子
と電源VDDとの間に抵抗90を挿入する。これによ
り、非走査時にコンデンサ7を充電する際、定電流で充
電できるため、走査期間中に放電された電位からVDD
への充電が表示データに比例して充電することができ
る。
【0127】従って、表示データに対してTFT6が導
通している時間が比例し、有機EL素子4の発光時間が
比例することとなる。この結果、抵抗90を備えていな
い場合よりも、さらに、階調表示のリニアリティ特性の
向上を図ることができる。
【0128】なお、この図12に示す構成と、図10ま
たは図11に示す構成とを組み合わせることにより、さ
らに一層、階調表示のリニアリティ特性の向上を図るこ
とができる。
【0129】なお、データ駆動回路1の出力用スイッチ
ング素子(出力トランジスタ)や各画素におけるスイッ
チング素子としては、TFTに限定されるものではな
く、例えば、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果
トランジスタ:metal-oxide-semiconductor field-effe
ct-transistor)や、他のスイッチング素子、あるい
は、バイポーラ型トランジスタなどであってもかまわな
い。
【0130】また、表示装置としては、有機EL表示装
置に限定されるものではなく、液晶表示装置(LCD:
liquid crystal display)であってもかまわない。
【0131】以上のように、表示装置は、マトリクス状
に配置される画素毎に設けられ、充電および放電を行う
コンデンサ7・52と、上記画素毎に設けられ、上記各
コンデンサ7・52に接続されて各コンデンサ7・52
の充電および放電により階調が制御される有機EL素子
4と、上記画素を線順次に選択して走査するための走査
線G1〜Gmと、上記選択されたラインの画素に表示デ
ータを信号線S1〜Snを介して供給するためのデータ
駆動回路1とを備える。
【0132】また、上記データ駆動回路1は、表示デー
タをパルス幅に変換するパルス幅変換回路14と、上記
パルス幅に基づいて上記コンデンサ7・52における充
電または放電の時間制御を行うTFT3・60とを備え
る。
【0133】
【発明の効果】本発明の表示装置は、以上のように、マ
トリクス状に配置される画素毎に設けられ、充電および
放電を行うコンデンサと、上記画素毎に設けられ、上記
各コンデンサに接続されて各コンデンサの充電および放
電により階調が制御される電気光学素子と、上記画素を
線順次に選択して走査するための走査線と、上記選択さ
れたラインの画素に表示データを信号線を介して供給す
るためのデータ駆動回路とを備える表示装置であって、
上記データ駆動回路は、表示データをパルス幅に変換す
るパルス幅変換回路と、上記パルス幅に基づいて上記コ
ンデンサにおける充電または放電の時間制御を行うスイ
ッチング素子とを備える構成である。
【0134】これにより、データ駆動回路は、各信号線
に対応するように抵抗やスイッチなどを設けるのではな
く、パルス幅変換回路とスイッチング素子を備えること
となる。
【0135】パルス幅変換回路としては、例えば、カウ
ンター、コンパレーターおよびSRフリップフロップを
備える。ここで、カウンターの回路は全信号線に対して
1つでよく、各信号線に対して必要な回路としては、コ
ンパレーターおよびSRフリップフロップの回路とな
る。
【0136】従って、1本の信号線あたりに必要なトラ
ンジスタの数を少なくして、回路規模の縮小化を図るこ
とができる。
【0137】また、例えば、単結晶Siウエハー上に回
路を形成した場合、1枚のウエハーから取れるチップ数
が増加する。この結果、表示装置の製造においてコスト
ダウンを図ることができるといった効果を奏する。
【0138】本発明の表示装置は、格子状に配された複
数の走査線および信号線により形成される画素領域毎
に、画素の走査時にコンデンサを放電または充電させる
第1スイッチング素子と、画素の非走査時にコンデンサ
を充電または放電させる第2スイッチング素子と、電気
光学素子に直列に接続され、かつ、コンデンサに接続さ
れる第3スイッチング素子とを備え、第3スイッチング
素子が導通状態となる時間および非導通状態となる時間
を制御することにより、電気光学素子における発光の階
調制御を行う構成である。
【0139】これにより、電気光学素子に流れる電流
を、コンデンサの充電および放電と、第3スイッチング
素子のしきい電圧とによって制御することができる。従
って、表示データに応じて電気光学素子の発光時間を変
化させて階調駆動を行うことができるといった効果を奏
する。
【0140】本発明の表示装置は、少なくとも、スイッ
チング素子のソース端子、第1スイッチング素子のソー
ス端子、または、第2スイッチング素子のソース端子と
直列に抵抗を接続する構成である。
【0141】これにより、走査時にコンデンサを放電す
る際、定電流で放電することができる。従って、表示デ
ータに対してコンデンサの放電電荷量が比例し、表示デ
ータに対して電気光学素子の発光時間が比例することと
なる。この結果、階調表示のリニアリティ特性の向上を
図ることができるといった効果を奏する。
【0142】本発明の表示装置は、スイッチング素子
が、薄膜トランジスタまたは金属酸化膜半導体電界効果
トランジスタからなる構成である。
【0143】上記の構成によれば、スイッチング素子を
簡単に形成することができるといった効果を奏する。
【0144】本発明の表示装置は、走査線を駆動するた
めのゲート駆動回路および上記データ駆動回路のうち少
なくともいずれかは、モノリシックに形成されている構
成である。
【0145】これにより、データ駆動回路およびゲート
駆動回路のうちの少なくともいずれかを画素における回
路と同一基板上に形成することとなり、表示画面以外の
周辺エリアに配置される駆動回路の回路面積を小さくす
ることができる。
【0146】従って、例えば表示パネルの狭額縁化を図
ることができ、表示装置の小型化を図ることができる。
また、表示パネルの歩留まりが向上し、表示装置の製造
においてコストダウンを図ることができるといった効果
を奏する。
【0147】本発明の表示装置の駆動方法は、以上のよ
うに、走査期間に画素領域内のコンデンサに放電または
充電を行い、非走査期間に充電または放電を行うことに
より、電気光学素子に電流を供給するためのスイッチン
グ素子を制御する表示装置の駆動方法であって、表示デ
ータをパルス幅に変換した後、該パルス幅に応じて、ス
イッチング素子が導通状態となる時間および非導通状態
となる時間を制御することにより、上記電気光学素子に
おける発光の階調制御を行う構成である。
【0148】これにより、電気光学素子に流れる電流
を、コンデンサの充電および放電と、スイッチング素子
のしきい電圧とによって制御することができる。従っ
て、表示データに応じて電気光学素子の発光時間を変化
させて階調駆動を行うことができる。
【0149】また、表示データをパルス幅に変換するこ
とにより、例えば、各信号線に対して抵抗やスイッチを
設けることなく、1本の信号線あたりに必要なトランジ
スタの数を少なくして、表示装置における回路規模の縮
小化を図ることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る有機EL表示装置
の要部の構成を示す図である。
【図2】パルス幅変換回路の構成の一例を示すブロック
図である。
【図3】パルス幅変換回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】データ駆動回路およびゲート駆動回路からの信
号、画素における電位および発光について示すタイミン
グチャートである。
【図5】画素の構成の一例を示す図である。
【図6】画素の構成の他の一例を示す図である。
【図7】画素の構成のさらに他の一例を示す図である。
【図8】データ駆動回路の構成の一例を示す図である。
【図9】図8に示すデータ駆動回路を用いた場合の、画
素における電位および発光について示すタイミングチャ
ートである。
【図10】図1に示すパルス幅変換回路に、TFTおよ
び抵抗が接続された場合の構成を示す図である。
【図11】信号線と第1TFTとの間に抵抗を挿入した
場合の画素の構成を示す図である。
【図12】第2TFTと電源VDDとの間に抵抗を挿入
した場合の画素の構成を示す図である。
【図13】従来の電気光学素子の要部の構成について示
す図である。
【図14】図13に示す電気光学素子の駆動を示すタイ
ミングチャートである。
【図15】図13に示す電気光学素子に用いる信号駆動
回路の構成の一例を示す図である。
【図16】図15に示す信号駆動回路におけるDAコン
バーターの構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 データ駆動回路 2 ゲート駆動回路 3 TFT(スイッチング素子) 4 有機EL素子(電気光学素子) 5 TFT(第2スイッチング素子) 6 TFT(第3スイッチング素子) 7 コンデンサ 8 TFT(第1スイッチング素子) 10 表示パネル 12 第1ラッチ回路 13 第2ラッチ回路 14 パルス幅変換回路 21 カウンター 22 コンパレーター・SRF/F 52 コンデンサ 70 抵抗 80 抵抗 90 抵抗 A11〜Amn 画素 G1〜Gm 走査線 S1〜Sn 信号線 VCmn 電位 VDD 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 641 G09G 3/20 641A H05B 33/14 H05B 33/14 A Fターム(参考) 3K007 AB17 AB18 BA06 BB07 DB03 GA04 5C080 AA06 BB05 DD05 DD22 DD28 EE29 FF11 GG08 HH09 5C094 AA15 AA43 BA27 CA19 CA25 EA04 EA07 FB18 FB19 GA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配置される画素毎に設けら
    れ、充電および放電を行うコンデンサと、上記画素毎に
    設けられ、上記各コンデンサに接続されて各コンデンサ
    の充電および放電により階調が制御される電気光学素子
    と、上記画素を線順次に選択して走査するための走査線
    と、上記選択されたラインの画素に表示データを信号線
    を介して供給するためのデータ駆動回路とを備える表示
    装置であって、 上記データ駆動回路は、表示データをパルス幅に変換す
    るパルス幅変換回路と、 上記パルス幅に基づいて上記コンデンサにおける充電ま
    たは放電の時間制御を行うスイッチング素子とを備える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】格子状に配された複数の走査線および信号
    線により形成される画素領域毎に、上記画素の走査時に
    上記コンデンサを放電または充電させる第1スイッチン
    グ素子と、上記画素の非走査時に上記コンデンサを充電
    または放電させる第2スイッチング素子と、上記電気光
    学素子に直列に接続され、かつ、上記コンデンサに接続
    される第3スイッチング素子とを備え、 上記第3スイッチング素子が導通状態となる時間および
    非導通状態となる時間を制御することにより、上記電気
    光学素子における発光の階調制御を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】上記スイッチング素子のソース端子と直列
    に抵抗を接続することを特徴とする請求項1に記載の表
    示装置。
  4. 【請求項4】上記第1スイッチング素子のソース端子と
    直列に抵抗を接続することを特徴とする請求項2に記載
    の表示装置。
  5. 【請求項5】上記第2スイッチング素子のソース端子と
    直列に抵抗を接続することを特徴とする請求項2に記載
    の表示装置。
  6. 【請求項6】上記スイッチング素子、上記第1スイッチ
    ング素子、上記第2スイッチング素子、および、上記第
    3スイッチング素子は、薄膜トランジスタまたは金属酸
    化膜半導体電界効果トランジスタからなることを特徴と
    する請求項2に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】上記走査線を駆動するためのゲート駆動回
    路および上記データ駆動回路のうち少なくともいずれか
    は、モノリシックに形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】走査期間に画素領域内のコンデンサに放電
    または充電を行い、非走査期間に充電または放電を行う
    ことにより、電気光学素子に電流を供給するためのスイ
    ッチング素子を制御する表示装置の駆動方法であって、 表示データをパルス幅に変換した後、該パルス幅に応じ
    て、上記スイッチング素子が導通状態となる時間および
    非導通状態となる時間を制御することにより、上記電気
    光学素子における発光の階調制御を行うことを特徴とす
    る表示装置の駆動方法。
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