JPH08108568A - ライン発光デバイス - Google Patents

ライン発光デバイス

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JPH08108568A
JPH08108568A JP24516194A JP24516194A JPH08108568A JP H08108568 A JPH08108568 A JP H08108568A JP 24516194 A JP24516194 A JP 24516194A JP 24516194 A JP24516194 A JP 24516194A JP H08108568 A JPH08108568 A JP H08108568A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光ドラム上に出力光を投射する小型で安価
なライン発光デバイスを提供することを目的とする。 【構成】 駆動回路部20とビット選択スイッチ30よ
りなる駆動回路と、該駆動回路により駆動される薄膜発
光素子40とを基板1上にライン状に複数個形成し、薄
膜発光素子40の上面に透明薄板15を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー装置やページプ
リンタ用のライン発光デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー装置やページプリンタで
は、用紙に印刷するため、感光ドラム上に一度データを
記録するものである。このため出力するデータに応じて
レーザ光を変調し、この変調したレーザ光を一つ乃至複
数のレンズ系やポリゴンミラー(回転多面鏡)を使用し
て感光ドラム上を走査してデータを焼き付け、感光ドラ
ム上にデータを記録する方式が主流である。
【0003】また、こうしたレーザを使用する方式で必
要となっている大がかりな光学系がいらない、LEDア
レイや液晶シャッターを用いた小型ページプリンタが市
場に登場し始めている。これらは光を感光ドラムに照射
するための方法を改善することでレーザプリンタに比べ
て小型化が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のものにおいては、レーザ方式では様々な光学
系部品が必要なため小型化とコストダウンが困難であっ
た。また、LEDアレイは1本のライン状に並んだ形状
に製造することは製造歩留まりが悪く、また、多数個の
LEDチップを一列に並べる方法はチップ間の位置合わ
せが困難である。すなわち製造の難しさが製造コストを
高くしていた。一方、液晶シャッターは強い光源が必要
なことや、光源からの熱をさけるために液晶シャッター
と光源との距離をある程度取る必要があることなど、レ
ーザプリンタほどではないにしろ、小型化を難しくして
いた。
【0005】また、こうしたLEDアレイや液晶シャッ
ターは寿命がきたり、長時間使用することで感光ドラム
に面している部分がゴミやトナーで汚れても使用者が簡
単に交換することはできず、製造者へ修理依頼する必要
があるなど利便性にも問題があった。
【0006】本発明は、複数個の薄膜発光素子をライン
状に配置し、これらの発光素子から出力された光をレン
ズ系を介さず(完全密着型)又はセルフォックレンズア
レイを介して(密着型)感光ドラム上に投射できる小型
で安価なライン発光デバイスを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、図1に示すように、基板1上に駆動回
路部20とビット(bit)選択スイッチ30とを薄膜
トランジスタ(TFT)で形成した駆動回路を複数個形
成し、さらにこの基板1上に前記駆動回路で駆動される
有機エレクトロルミネセンス(以下、ELという)材料
で形成した有機EL部である薄膜発光素子40を複数個
ライン状に形成する。そして、この薄膜発光素子40上
に薄板ガラスである透明薄膜15を透明の接着剤19等
で固着する。
【0008】または図6に示すように透明基板1上に駆
動回路部20とビット(bit)選択スイッチ30とを
薄膜トランジスタ(TFT)で形成した駆動回路を複数
個形成し、さらにこの透明基板1上に前記駆動回路で駆
動される有機EL材料で形成した有機EL部である薄膜
発光素子40を複数個ライン状に形成する。そして、こ
の薄膜発光素子からの発光を透明基板を通して感光ドラ
ムに投影する。
【0009】さらにこのようにして製造された安価なラ
イン発光デバイスを感光ドラムカートリッジと一体化す
る。
【0010】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を説明する。印
刷処理部(図示せず)より送られてきた印刷等のデータ
により、図1の駆動回路部20が駆動されると、ビット
選択スイッチ30がオンとなり、薄膜発光素子40の有
機EL膜12が発光する。この有機EL膜12から出力
された光は、薄板ガラス15を介して、感光ドラム16
に入力される。これにより、感光ドラム16に印刷等の
データが記録される。
【0011】また、同様に図6の駆動回路部20が駆動
されると、ビット選択スイッチ30がONとなり、薄膜
発光素子40の有機EL膜12が発光する。この有機E
L膜12から出力された光は、透明基板1を介して感光
ドラム16に入力される。これにより感光ドラム16に
印刷等のデータが記録される。
【0012】このように有機EL素子をTFTで駆動
し、有機EL素子からの発光を薄板ガラス或いは透明基
板を通して感光ドラムに入力する構造にすることで製造
がきわめて容易になり、安価なライン発光デバイスを得
ることができる。
【0013】さらにこのライン発光デバイスは安価であ
るがゆえに使い捨てにすることが可能になり、この特徴
を利用して感光ドラムと一体構造にすることでメンテナ
ンス・フリーにすることができる。
【0014】
【実施例】
〔第1実施例の説明〕本発明の第1の実施例を図1〜図
5に基づき説明する。図1は本発明の第1実施例構成
図、図2、図3、図4はライン発光デバイスの製造工程
説明図、図5は駆動回路の説明図である。
【0015】図1は、ライン発光デバイスの断面構成で
ある。図1において、基板1上に、駆動回路部20とビ
ット選択スイッチ30との駆動回路をTFTで形成し、
さらにこの駆動回路で駆動される薄膜発光素子40であ
る有機EL部を同じ基板1上に形成する。そして、この
薄膜発光素子40上に薄板ガラス15を接着剤19等で
固着(接着又はモールド)するものである。
【0016】このライン発光デバイスの動作は、駆動回
路部20でビット選択スイッチ30をオンとすることに
より有機EL部を駆動するものである。これにより有機
EL膜12が発光し、この発光した光が感光ドラム16
に入力されるものである。
【0017】以下、図2〜図4に基づいて、ライン発光
デバイスの製造工程を説明する。 (1)基板1上に活性層2として200nmの膜厚の非
晶質(アモルファス)シリコンをプラズマCVD(気相
成長)法により成膜する。このとき成膜条件は反応ガス
としてシランを用い、反応温度200℃、ガス圧力5.
3Pa、RF(高周波)電力35Wで被着速度6nm/
minで行う。さらに600℃で20時間加熱すること
で非晶質シリコンは固相成長し、結晶性を有するように
なる(図2(a)参照)。
【0018】なお、このプラズマCVD法のかわりにL
P(減圧)CVD法を用いることもできる。また、基板
1は、ガラス、石英、セラミック(Al2 3 )、シリ
コン(単結晶又は多結晶)、SiO2 (Si基板を用い
た時は熱酸化膜を使用できる)等を用いることができ
る。
【0019】(2)このようにして得られた多結晶シリ
コンの活性層2を島状にパターニングする(図2(b)
参照)。 (3)引き続きゲート酸化シリコン膜3が例えば100
nmになるように多結晶シリコン活性層2の熱酸化を行
う(図2(c)参照)。
【0020】(4)この酸化シリコン膜3の形成後、速
やかにLPCVD法により、ゲート電極4としてリン
(P)を1×1020atoms/cm3 程度以上ドーピ
ングしたn+ ポリシリコン(poly−Si)を約20
0nm成膜する(図2(d参照)。
【0021】(5)次に、ドライエッチング法によりゲ
ート電極4をパターニングする(図2(e)参照)。 (6)イオン注入あるいはイオンドーピング法による不
純物の導入のため、まず、リン(P)を60KVの加速
電圧で1×1015atoms/cm2 打込みN型を形成
する(図2(f)参照)。
【0022】(7)次に、不純物の導入を行いたくない
部分をフォトレジスト5で被覆して、ボロン(B)を4
0KVの加速電圧5×1015atoms/cm2 のドー
ズ量を打込んでP型を形成する。この後、これら導入し
た不純物を活性化するため窒素雰囲気中において600
℃のアニール温度で12時間の熱処理を行う(図2
(g)参照)。
【0023】(8)次に、層間絶縁膜6として常圧CV
D法により酸化シリコン膜或いはPSG(Phosph
o Silicate Glass)膜を約800nm
成膜する(図2(h)参照)。
【0024】(9)その後、層間絶縁膜6にコンタクト
ホールを開孔する(図3(a)参照)。 (10)次に、高融点金属等のバリアメタル7を成膜し
(図3(b)参照)、このバリアメタル7の膜をパター
ニングする(図3(c)参照)。
【0025】(11)さらに、配線電極8となるアルミ
ニウム(Al)をスパッタ法で成膜し(図3(d)参
照)、このAl膜をパターニングし配線電極8を形成す
る(図3(e)参照)。
【0026】(12)次に、第2層間絶縁膜9として常
圧CVD法により酸化シリコン膜或いはPSG膜を成膜
し(図3(f)参照)、その後、バリアメタル7上の第
2層間絶縁膜9に開孔を設ける(図3(g)参照)。
【0027】(13)さらに、マスク10を設けて、薄
膜発光素子40の電極11としてMgAg(マグネシウ
ム銀合金)膜を蒸着し、その上に有機EL膜12として
有機EL材料を蒸着する(図4(a)参照)。
【0028】なお、有機EL膜12は、例えば電子輸送
層、発光層、正孔輸送層の3層構造とすることができ
る。 (14)その後、有機EL膜12上にマスク10′を用
いて透明電極13となるITO(インジウムすず酸化
物)を蒸着して成膜する(図4(b)参照)。次に、図
1に示すように50〜200μmの薄板ガラスである透
明基板15を、例えばエポキシ系接着剤、紫外線硬化型
の接着剤等の透明の接着剤19で薄膜発光素子40上に
接着してライン発光デバイスを製造する。
【0029】この透明基板15の厚さは、200μmよ
り厚くなると、隣の薄膜発光素子40の光と混った光が
感光ドラム16に到達するようになり、分解能が悪くな
り、また50μmより薄くなると透明薄板として強度が
保持できなくなる。
【0030】このようにして、薄膜化した、小型、軽
量、安価な完全密着型のライン発光デバイスが得られ
る。図5は、薄膜発光素子40の駆動回路の説明図であ
る。図5において、シフトレジスタ22の複数の出力
は、それぞれ、インバータ21を介して薄膜トランジス
タであるビット選択スイッチ30に入力され、このビッ
ト選択スイッチ30の出力の一方は薄膜発光素子40を
介して電源VLに接続され、他方は共通電位COMに接
続されている。
【0031】このため、シフトレジスタ22から出力が
でると、この出力はインバータで反転されビット選択ス
イッチ30に入力される。これにより、ビット選択スイ
ッチ30がオンとなり、薄膜発光素子40に電流が流
れ、薄膜発光素子40が発光する。なお、図5の左端の
インバータ21はダミービットである。このようにし
て、シフトレジスタ22の出力に対応した薄膜発光素子
40のみが発光することになる。
【0032】〔第2実施例の説明〕第2実施例を図6〜
図9に基づき説明する。図6はライン発光デバイスの構
成図、図7〜図9はライン発光デバイスの製造工程説明
図である。 図6において、透明基板1上に、駆動回路
部20とビット選択スイッチ30の駆動回路をTFTで
形成し、さらにこの駆動回路で駆動される薄膜発光素子
40である有機EL部を同じ透明基板1上に形成する。
そして、感光ドラム16側にセルフォックレンズアレイ
18を設けるものである。
【0033】このライン発光デバイスの動作は、駆動回
路部20でビット選択スイッチ30をオンとすることに
より有機EL部を駆動する。これにより、有機EL膜1
2が発光し、この発光した光が、透明基板1及びセルフ
ォックレンズアレイ18を通して感光ドラム16に入力
する。
【0034】以下、図7〜図9に基づき、ライン発光デ
バイスの製造工程を説明する。 (1)透明基板1上に活性層2として200nmの膜厚
の非晶質(アモルファス)シリコンをプラズマCVD
(気相成長)法により成膜する。このとき成膜条件は反
応ガスとしてシランを用い、反応温度200℃、ガス圧
力5.3Pa、RF(高周波)電力35Wで被着速度6
nm/minで行う。さらに600℃で20時間加熱す
ることで非晶質シリコンは固相成長し、結晶性を有する
ようになる。(図7(a)参照)。
【0035】なお、このプラズマCVD法のかわりにL
P(減圧)CVD法を用いることもできる。また、透明
基板1は、ガラス基板を用いる。 (2)このようにして得られた多結晶シリコンの活性層
2を島状にパターニングする(図7(b)参照)。
【0036】(3)引き続きゲート酸化シリコン膜3が
例えば100nmになるように多結晶シリコン活性層2
の熱酸化を行う(図7(c)参照)。 (4)この酸化シリコン膜3の形成後、速やかにLPC
VD法により、ゲート電極4としてリン(P)を1×1
20atoms/cm3 程度以上ドーピングしたn+
oly−Siを約200nm成膜する(図7(d)参
照)。
【0037】(5)次に、ドライエッチング法によりゲ
ート電極4をパターニングする(図7(e)参照)。 (6)イオン注入あるいはイオンドーピング法による不
純物の導入のため、まず、リン(P)を60KVの加速
電圧で1×1015atoms/cm2 打込みN型を形成
する(図7(f)参照)。
【0038】(7)次に、不純物の導入を行ないたくな
い部分をフォトレジスト5で被覆して、ボロン(B)を
40KVの加速電圧で5×1015atoms/cm2
ドーズ量を打込んでP型を形成する。この後、これら導
入した不純物を活性化するため窒素雰囲気中において6
00℃のアニール温度で12時間の熱処理を行う(図7
(g)参照)。
【0039】(8)次に、層間絶縁膜6として常圧CV
D法により酸化シリコン膜あるいはPSG膜を約800
nm成膜する(図7(h)参照)。 (9)その後、層間絶縁膜6にコンタクトホールを開孔
する(図8(a)参照)。
【0040】(10)次に、透明電極13となるITO
を蒸着して成膜する(図8(b)参照)。その後、この
ITO膜をパターニングして透明電極13を形成する
(図8(c)参照)。
【0041】(11)さらに、高融点金属等のバリアメ
タル7を成膜し(図8(d)参照)、このバリアメタル
7の膜をパターニングする(図8(e)参照)。 (12)次に、配線電極8となるAlをスパッタ法で成
膜し(図8(f)参照)、このAl膜をパターニングし
配線電極8を形成する(図8(g)参照)。さらに、透
明電極13上のバリアメタル7を除去する(図8(h)
参照)。
【0042】(13)その後、第2層間絶縁膜9として
常圧CVD法による酸化シリコン膜あるいはPSG膜を
成膜後(図9(a)参照)、透明電極13上の第2層間
絶縁膜9に開孔を設ける(図9(b)参照)。
【0043】(14)次に、マスク10を使用して、有
機EL膜12として有機EL材料を蒸着し、その上に電
極11の電極材料としてMgAg膜を蒸着する(図9
(c)参照)。
【0044】(15)その後、MgAgの電極11上に
マスク10′を用いて、Al電極14をスパッタ法で成
膜する(図9(d)参照)。これにより、薄膜発光素子
40である有機EL部を形成する。
【0045】次に、図6のように、薄膜発光素子40が
形成されている透明基板1の反対面の感光ドラム16側
にセルフォックレンズアレイ18を設け、ライン発光デ
バイスを構成する。
【0046】このライン発光デバイスは、セルフォック
レンズアレイを使用するため、焦点深度を深くすること
ができる。このため、透明基板1は薄板ガラスを使用す
る必要はなく安価な、200μm以上の厚さの普通のガ
ラスを使用することが可能である。
【0047】なお、前記ライン発光デバイスは、複数個
の薄膜発光素子40を1ライン設ける説明をしたが2ラ
イン以上設けることもできる。また、駆動回路と薄膜発
光素子を同時にTFT製造プロセスで形成できるため小
型、軽量で安価となるため、感光ドラムと一体型とし、
感光ドラムと同時に使い捨てとすることができる。
【0048】更に、前記説明では、有機EL膜12を電
子輸送層、正孔輸送層、発光層の3層構成のものについ
て行ったが、本発明は勿論これに限定されるものではな
く、例えば電子輸送層(発光層)、正孔輸送層又は電子
輸送層と正孔輸送層(発光層)の如き2層構成のものを
使用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1)1つの基板上に薄膜発光素子とその駆動回路を薄
膜状に形成するため、小型、軽量で安価となり、コピー
装置やページプリンタ等のスペースユーティリティの向
上を図ることができる。
【0050】上記効果の外、各請求項に対して次のよう
な効果がある。 (2)請求項1に記載された発明によれば、薄膜発光素
子の発光出力を、レンズ系を介さず直接感光ドラムに出
力することができる。
【0051】(3)請求項2に記載された発明によれ
ば、透明基板1は、薄板ガラスを使用する必要がなく、
安価な透明基板を使用することができる。 (4)請求項3に記載された発明によれば、TFT駆動
回路と有機EL素子を使用して、より小型で安価なライ
ン発光デバイスを提供することができる。
【0052】(5)請求項4に記載された発明によれ
ば、ライン発光デバイスと感光ドラムユニットを一体構
造にすることによりメンテナンス・フリーなページプリ
ンタ、コピー機を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例構成図である。
【図2】第1実施例におけるライン発光デバイスの製造
工程説明図(1)である。
【図3】第1実施例におけるライン発光デバイスの製造
工程説明図(2)である。
【図4】第1実施例におけるライン発光デバイスの製造
工程説明図(3)である。
【図5】第1実施例における駆動回路の説明図である。
【図6】第2実施例におけるライン発光デバイスの構成
図である。
【図7】第2実施例におけるライン発光デバイスの製造
工程説明図(1)である。
【図8】第2実施例におけるライン発光デバイスの製造
工程説明図(2)である。
【図9】第2実施例におけるライン発光デバイスの製造
工程説明図(3)である。
【符号の説明】
1 基板 12 有機エレクトロルミネセンス(EL)膜 15 透明薄板(薄板ガラス) 16 感光ドラム 19 透明の接着剤 20 駆動回路部 30 ビット選択スイッチ 40 薄膜発光素子(有機EL部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回路と、 該駆動回路により駆動される薄膜発光素子とを基板上に
    ライン状に複数個形成し、 前記薄膜発光素子の上面に透明薄板を固着することを特
    徴としたライン発光デバイス。
  2. 【請求項2】 駆動回路と、 該駆動回路により駆動される薄膜発光素子とを透明基板
    上にライン状に複数個形成し、 前記透明基板の薄膜発光素子の形成されている面と反対
    面から、薄膜発光素子の発光出力を得るようにすること
    を特徴としたライン発光デバイス。
  3. 【請求項3】 前記駆動回路に薄膜トランジスタを使用
    し、 前記薄膜発光素子として有機エレクトロルミネセンス素
    子を使用することを特徴とした請求項1又は2記載のラ
    イン発光デバイス。
  4. 【請求項4】 前記ライン発光デバイスを用いたライン
    発光デバイス感光ドラム一体型カートリッジであって、
    ライン発光デバイスが感光ドラムカートリッジ交換時に
    感光ドラムカートリッジと同時に交換されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のライン発光デバ
    イス。
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