JPH1033821A - 遊技管理システム - Google Patents

遊技管理システム

Info

Publication number
JPH1033821A
JPH1033821A JP19510296A JP19510296A JPH1033821A JP H1033821 A JPH1033821 A JP H1033821A JP 19510296 A JP19510296 A JP 19510296A JP 19510296 A JP19510296 A JP 19510296A JP H1033821 A JPH1033821 A JP H1033821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
identification information
gaming machine
information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19510296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4064478B2 (ja
Inventor
Yasushi Ishihara
康史 石原
Teruo Miura
照夫 三浦
Hiroyuki Yasumi
裕之 八角
Kazuhiro Numaga
一寛 沼賀
Sachiko Taguchi
幸子 田口
Toshiharu Wada
年晴 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKYO KK
Original Assignee
IKYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IKYO KK filed Critical IKYO KK
Priority to JP19510296A priority Critical patent/JP4064478B2/ja
Publication of JPH1033821A publication Critical patent/JPH1033821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4064478B2 publication Critical patent/JP4064478B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己の遊技情報を知ることや、同じグループ
の遊技者間で勝ち負けの度合いや大当たりなどを分かる
ようにしたり、メッセージを伝えあったりする。 【解決手段】 パチンコ機個別ユニット11P1…は、
会員のIDコード及びパチンコ機10Pからの遊技情報
を入力して、これをホールコンピュータシステム14に
出力する。パーラーステーション16は、会員のIDコ
ードを入力する。ホールコンピュータシステム14は、
遊技機個別ユニット11P1…から入力した会員のID
コード及び遊技情報を各々対応して外部記憶装置14M
に記憶する。ホールコンピュータシステム14は、パー
ラーステーション16から会員のIDコードを入力する
と、外部記憶装置14Mから、入力した会員のIDコー
ドに対応する遊技情報を検索し、該検索された遊技情報
をパーラーステーション16に出力する。パーラーステ
ーション16は、入力した遊技情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技管理システム
に係り、より詳しくは、パチンコ機やパチスロ機等の遊
技機での遊技を管理する遊技管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しょうとする課題】従来よ
り、遊技管理システムでは、遊技機の上部に、当該遊技
機の履歴情報、例えば、スタート回数、大当たり回数等
を表示するのみであった。従って、遊技者は、自己の遊
技情報を知ることが困難であった。
【0003】また、遊技店には、一人で来店する者もい
れば、友達、夫婦等、複数ひとまとまり(グループ)で
来店する者もいる。グループで来店する場合、遊技中に
同じグループの他の遊技者の出玉、大当たりや確率変動
などの遊技状態の変化などを知るには、自己の遊技を一
旦中断して他の遊技者を探し、遊技者に出玉の様子を聞
いたり、遊技機の表示アクションを見るしかなかった。
遊技中に同じグループの他の遊技者にメッセージを伝え
るにしても、自己の遊技を一旦中断して他の遊技者を探
し、遊技者に口頭で言うしか方法がなかった。以上のこ
とを同じグループの複数の遊技者に行うにはなおさら大
変であった。
【0004】ところで、従来、会員カードを挿入するた
めの挿入口、伝言の記憶や照会を指示するための操作
部、伝言内容や取り扱いの説明を表示するためのモニタ
を備えた入力端末をパチンコ店内に設け、この入力端末
を用いて、例えば、先に来店した人(会員)が後から来
店した人に伝言を残す遊技場用伝言板システムが提案さ
れている(特開平8−103548号公報)。即ち、こ
の遊技場用伝言板システムでは、先に来店した人によっ
て入力端末の挿入口に会員カードが挿入されると、入力
端末は、所定の処理の後、操作部の操作(タッチペン入
力)による伝言の記憶指示に応じて伝言内容を記憶する
一方、後から来店した人によって入力端末の挿入口に会
員カードが挿入されると、入力端末は、所定の処理の
後、操作部の操作による伝言の照会指示に応じて伝言内
容を照会している。これにより、駅によくなる伝言板の
ように、パチンコ店に来店した遊技者間で伝言すること
ができるようにしている。
【0005】しかしながら、上記遊技場用伝言板システ
ムでは、上記入力端末がパチンコ機毎に対応して配置さ
れていないため、上記のようにグループで来店した場
合、同じグループの他の遊技者に遊技を中断せずにメッ
セージを伝えることができない。即ち、他の遊技者にメ
ッセージを伝えるには、自己の遊技を一旦中断して他の
遊技者を探し、遊技者に口頭で言うしか方法がない。
【0006】本発明は、上記事実に鑑みなされたもの
で、自己の遊技情報を知ることや、同じグループの遊技
者間で勝ち負けの度合いや大当たりなどを遊技機の遊技
を中断することなく分かるようにしたり、遊技者間で遊
技を中断することなくメッセージを伝えあったりするこ
とを可能にする遊技管理システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、会員の識別情報及び遊技機からの遊
技情報を入力する第1の入力手段、及び該入力された会
員の識別情報及び遊技情報を出力する第1の出力手段を
複数の遊技機の各々に対応して備えた遊技機個別ユニッ
トと、会員の識別情報を入力する第2の入力手段、及び
遊技情報を報知する報知手段を備えた情報報知ユニット
と、前記遊技機個別ユニット及び前記情報報知ユニット
に接続されると共に、前記遊技機個別ユニットの第1の
出力手段から出力された会員の識別情報及び遊技情報を
各々対応して記憶する記憶手段、前記情報報知ユニット
の第2の入力手段により入力された会員の識別情報に基
づいて、該記憶手段から該会員の識別情報に対応する遊
技情報を検索する検索手段、及び該検索された遊技情報
を前記情報報知ユニットに出力する第2の出力手段を備
えた集中管理ユニットと、を備えている。
【0008】即ち、請求項1記載の発明は、複数の遊技
機の各々に対応して備えた遊技機個別ユニットの第1の
入力手段は、会員の識別情報及び遊技機からの遊技情報
を入力し、第1の出力手段は、入力された会員の識別情
報及び遊技情報を出力する。
【0009】情報報知ユニットの第2の入力手段は、会
員の識別情報を入力する。そして、集中管理システム
は、遊技機個別ユニット及び情報報知ユニットに接続さ
れており、記憶手段は、遊技機個別ユニットの第1の出
力手段から会員の識別情報及び遊技情報が出力される
と、これらの会員の識別情報及び遊技情報を各々対応し
て記憶する。一方、検索手段は、情報報知ユニットの第
2の入力手段から入力された会員の識別情報に基づい
て、該記憶手段から該会員の識別情報に対応する遊技情
報を検索し、第2の出力手段は、該検索された遊技情報
を情報報知ユニットに出力する。
【0010】これにより、情報報知ユニットの報知手段
は、検索された遊技情報を報知する。なお、報知手段
は、請求項3記載の発明のように、遊技情報を表示する
表示手段、遊技情報を印刷する印刷手段、又は遊技情報
を音声出力する音声出力手段の少なくとも1つにより構
成するようにしてもよい。即ち、報知手段を、該表示手
段のみ、該印刷手段のみ、該音声出力手段のみ、該表示
手段、該印刷手段、該音声出力手段の3つの内、少なく
とも2つ以上の組み合わせにより構成するようにしても
よい。
【0011】このように、情報報知ユニットから入力さ
れた会員の識別情報に基づいて、該会員の識別情報に対
応する遊技情報を検索し、該検索された遊技情報を情報
報知ユニットで報知することから、会員の識別情報に対
応する遊技情報を報知することができ、遊技管理システ
ムの利便性が向上する。
【0012】ここで、集中管理ユニットは、請求項2記
載の発明のように、複数の会員の識別情報をグループ化
するグループ化手段を更に備え、検索手段は、情報報知
ユニットの第2の入力手段により入力された会員の識別
情報がグループ化されたグループに属する会員の識別情
報に基づいて、該記憶手段から該会員の識別情報に対応
する遊技情報を検索するようにしてもよい。これによ
り、同じグループの遊技者の遊技情報を知ることがで
き、遊技管理システムの利便性が向上する。
【0013】次に、請求項4記載の発明は、会員の識別
情報及び遊技機からの遊技情報を入力する入力手段、該
入力された会員の識別情報及び遊技情報を出力する出力
手段、遊技情報の表示を指示する指示手段、及び該遊技
機の周辺に配置された表示手段を、複数の遊技機の各々
に対応して備えた遊技機個別ユニットを集中管理する集
中管理ユニットを備えた遊技管理システムであって、前
記集中管理ユニットは、前記遊技機個別ユニットの出力
手段から出力された会員の識別情報及び遊技情報を遊技
機個別ユニットの識別情報と対応して記憶する記憶手段
と、複数の会員の識別情報をグループ化するグループ化
手段と、複数の遊技機個別ユニットの何れかの指示手段
により遊技情報の表示が指示された場合、遊技機個別ユ
ニットの識別情報と対応して前記記憶手段に記憶された
会員の識別情報及び遊技情報に基づいて、該指示手段を
備えた遊技機個別ユニットの識別情報に対応して記憶さ
れた会員の識別情報を抽出し、抽出した会員の識別情報
が前記グループ化手段によりグループ化されたグループ
に属する会員の識別情報に対応する遊技情報を抽出する
第1の抽出手段と、前記遊技情報の表示が指示された指
示手段を備えた遊技機個別ユニットの表示手段を抽出す
る第2の抽出手段と、前記第1の抽出手段により抽出さ
れた遊技情報が、前記第2の抽出手段により抽出された
表示手段に表示されるように制御する制御手段と、を備
えている。
【0014】即ち、請求項4記載の発明の遊技管理シス
テムの集中管理ユニットは、複数の遊技機個別ユニット
を集中管理する。
【0015】なお、各遊技機個別ユニットは、会員の識
別情報及び遊技機からの遊技情報を入力する入力手段、
該入力された会員の識別情報及び遊技情報を出力する出
力手段、遊技情報の表示を指示する指示手段、及び該遊
技機の周辺に配置された表示手段を複数の遊技機の各々
に対応して備えている。
【0016】集中管理ユニットの記憶手段は、遊技機個
別ユニットの出力手段から出力された会員の識別情報及
び遊技情報を遊技機個別ユニットの識別情報と対応して
記憶する。
【0017】ところで、同じグループの遊技者間で遊技
情報を知ることができるようにするため、同じグループ
の遊技者は、例えば、カウンタや前述した情報報知ユニ
ットに備えられた入力手段により会員カードから会員の
識別情報を入力させる。
【0018】このように会員の識別情報が入力される
と、グループ化手段は、複数の会員の識別情報をグルー
プ化しておく。なお、グループ化手段は、複数の会員の
識別情報を一括してグループ化してもよく、複数の会員
の識別情報を一括してグループ化した後、後から該グル
ープに会員の識別情報を追加することによりグループ化
してもよい。
【0019】遊技中に同じグループの他の遊技者の遊技
情報を知ろうと思った遊技者は、遊技機個別ユニットの
指示手段を介して遊技情報の表示を指示する。このよう
に指示手段により該指示されると、第1の抽出手段は、
遊技機個別ユニットの識別情報と対応して記憶手段に記
憶された会員の識別情報及び遊技情報に基づいて、該指
示手段を備えた遊技機個別ユニットの識別情報に対応し
て記憶された会員の識別情報を抽出し、抽出した会員の
識別情報がグループ化手段によりグループ化されたグル
ープに属する会員の識別情報に対応する遊技情報を抽出
し、第2の抽出手段は、遊技情報の表示が指示された指
示手段を備えた遊技機個別ユニットの表示手段を抽出す
る。
【0020】そして、制御手段は、第1の抽出手段によ
り抽出された遊技情報が、第2の抽出手段により抽出さ
れた表示手段に表示されるように制御する。
【0021】ここで、第1の抽出手段により抽出された
遊技情報は、グループ化されたグループに属する全ての
会員の識別情報に対応する全ての遊技情報でもよい。即
ち、上記指示手段を介して上記指示をした会員を含めた
全ての会員(同じグループに属する)の識別情報に対応
する全ての遊技情報でもよい。また、第1の抽出手段に
より抽出された遊技情報は、グループ化されたグループ
に属する他の会員の識別情報に対応する遊技情報でもよ
い。即ち、上記指示手段を介して上記指示をした会員以
外の他の会員(同じグループに属する)の識別情報に対
応する遊技情報でもよい。
【0022】このように、複数の会員の識別情報をグル
ープ化し、遊技情報の表示が指示されると、該指示手段
を備えた遊技機個別ユニットの識別情報に対応して記憶
された会員の識別情報を抽出し、抽出した会員の識別情
報がグループ化されたグループに属する会員の識別情報
に対応する遊技情報を抽出し、該指示手段を備えた遊技
機個別ユニットの表示手段を抽出して、抽出された遊技
情報を、抽出された表示手段に表示することから、遊技
を中断することなく同じグループの遊技者間で遊技情報
を知ることができ、遊技管理システムの利便性が向上す
る。
【0023】次に、請求項5記載の発明は、会員の識別
情報及び遊技機からの遊技情報を入力する入力手段、該
入力された会員の識別情報及び遊技情報を出力する出力
手段、及び該遊技機の周辺に配置された表示手段を複数
の遊技機の各々に対応して備えた遊技機個別ユニットを
集中管理する集中管理ユニットを備えた遊技管理システ
ムであって、前記集中管理ユニットは、前記遊技機個別
ユニットの出力手段から出力された会員の識別情報及び
遊技情報を遊技機個別ユニットの識別情報に対応して記
憶する記憶手段と、所定の遊技状態が発生した遊技機を
検知する検知手段と、複数の会員の識別情報をグループ
化するグループ化手段と、前記検知手段により前記遊技
機が検知された場合、遊技機個別ユニットの識別情報と
対応して前記記憶手段に記憶された会員の識別情報及び
遊技情報に基づいて、該検知された遊技機に対応して備
えられた遊技機個別ユニットの識別情報に対応して記憶
された会員の識別情報を抽出し、抽出した会員の識別情
報が前記グループ化手段によりグループ化されたグルー
プと同じグループに属する会員の識別情報に対応する遊
技情報を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手
段により抽出された遊技情報を出力した出力手段を備え
た遊技機個別ユニットの表示手段を抽出する第2の抽出
手段と、前記第1の抽出手段により抽出された遊技情報
が、前記第2の抽出手段により抽出された表示手段に表
示されるように制御する制御手段と、を備えている。
【0024】即ち、請求項5記載の発明の遊技管理シス
テムの集中管理システムは、複数の遊技機個別ユニット
を集中管理する。
【0025】なお、各遊技機個別ユニットは、会員の識
別情報及び遊技機からの遊技情報を入力する入力手段、
該入力された会員の識別情報及び遊技情報を出力する出
力手段、及び該遊技機の周辺に配置された表示手段を複
数の遊技機の各々に対応して備えている。
【0026】集中管理ユニットの記憶手段は、遊技機個
別ユニットの出力手段から出力された会員の識別情報及
び遊技情報を遊技機個別ユニットの識別情報と対応して
記憶する。
【0027】ところで、同じグループの遊技者間で遊技
情報を知ることができるようにするため、同じグループ
の遊技者は、例えば、カウンタや前述した情報報知ユニ
ットに備えられた入力手段により会員カードから会員の
識別情報を入力させる。
【0028】このように会員の識別情報が入力される
と、グループ化手段は、複数の会員の識別情報をグルー
プ化しておく。なお、請求項5記載の発明に係るグルー
プ化手段は、請求項4記載の発明に係るグループ化手段
のように、複数の会員の識別情報を一括してグループ化
してもよく、複数の会員の識別情報を一括してグループ
化した後、後から該グループに会員の識別情報を追加す
ることによりグループ化してもよい。
【0029】ここで、遊技者が遊技している遊技機で、
所定の遊技状態、例えば、特賞(所謂、大当たり)等が
発生したことを検知手段が検知すると、第1の抽出手段
は、遊技機個別ユニットの識別情報と対応して記憶手段
に記憶された会員の識別情報及び遊技情報に基づいて、
該検知された遊技機に対応して備えられた遊技機個別ユ
ニットの識別情報に対応して記憶された会員の識別情報
を抽出し、抽出した会員の識別情報がグループ化手段に
よりグループ化されたグループと同じグループに属する
会員の識別情報に対応する遊技情報を抽出し、第2の抽
出手段は、第1の抽出手段により抽出された遊技情報を
出力した出力手段を備えた遊技機個別ユニットの表示手
段を抽出する。
【0030】そして、制御手段は、第1の抽出手段によ
り抽出された遊技情報が、第2の抽出手段により抽出さ
れた表示手段に表示されるように制御する。
【0031】ここで、第1の抽出手段により抽出された
遊技情報には、グループ化されたグループに属する全て
の会員の識別情報に対応する全ての遊技情報でもよい。
即ち、上記所定の遊技状態の発生が検知された遊技機で
遊技している会員を含めた全ての会員(同じグループに
属する)の識別情報に対応する全ての遊技情報でもよ
い。また、第1の抽出手段により抽出された遊技情報に
は、グループ化されたグループに属する他の会員の識別
情報に対応する遊技情報でもよい。即ち、上記所定の遊
技状態の発生が検知された遊技機で遊技している会員以
外の他の会員(同じグループに属する)の識別情報に対
応する遊技情報でもよい。
【0032】このように、遊技者が遊技している遊技機
で所定の遊技状態が検知すると、該検知された遊技機に
対応して備えられた遊技機個別ユニットの識別情報に対
応して記憶された会員の識別情報を抽出し、抽出した会
員の識別情報がグループ化手段によりグループ化された
グループと同じグループに属する会員の識別情報に対応
する遊技情報を抽出し、抽出された遊技情報を出力した
出力手段を備えた遊技機個別ユニットの表示手段を抽出
し、抽出された遊技情報を、抽出された表示手段に表示
することから、同じグループの何れかの遊技者が遊技し
ている遊技機で大当たり等が発生したことを認識するこ
とができ、遊技管理システムの利便性が向上する。
【0033】ここで、以上説明した遊技情報は、請求項
6記載の発明のように、遊技機から排出された遊技媒体
数及び遊技機に投入した遊技媒体数の少なくとも一方に
関する情報、遊技機に発生した所定の遊技状態の発生回
数に関する情報、又は遊技した遊技機の位置に関する情
報の少なくとも1つである。
【0034】そして、遊技機から排出された遊技媒体数
及び遊技機に投入した遊技媒体数の少なくとも一方に関
する情報には、遊技機から排出された排出玉数、遊技に
投入した投入玉数、該排出玉と該投入玉との減算値があ
る。
【0035】また、遊技機に発生した所定の遊技状態の
発生回数に関する情報には、遊技機で特賞が発生するた
めの最初の特賞発生条件が成立した成立回数(所謂、ス
タート回数)、特賞が発生した特賞発生回数、排出玉を
遊技機の遊技に利用できない交換が発生した交換発生回
数、交換が発生するまで排出玉を遊技機の遊技に利用で
きる連続が発生した連続発生回数、閉店時まで排出玉を
遊技機の遊技に利用できる無制限が発生した無制限発生
回数等がある。
【0036】更に、上記遊技機から排出された遊技媒体
数及び遊技機に投入した遊技媒体数の少なくとも一方に
関する情報には、該排出玉数、該投入玉数、該減算値、
該成立回数、該特賞発生回数、該交換発生回数、該連続
発生回数、及び該無制限発生回数の順位(ランキング)
を含めるようにしてもよい。
【0037】また、以上説明した遊技情報は、請求項7
記載の発明のように、遊技店の少なくとも1フロア、該
遊技店に設けられた遊技機の機種、及び複数の遊技店
(系列店)の少なくとも1つ毎に定まるようにしてもよ
い。
【0038】次に、請求項8記載の発明は、会員の識別
情報を入力する第1の入力手段、該入力された会員の識
別情報を出力する出力手段、メッセージの表示を指示す
る指示手段、及び遊技機の周辺に配置された表示手段
を、複数の遊技機の各々に対応して備えた遊技機個別ユ
ニットを集中管理する集中管理ユニットを備えた遊技管
理システムであって、前記集中管理ユニットは、前記遊
技機個別ユニットの出力手段から出力された会員の識別
情報を遊技機個別ユニットの識別情報に対応して記憶す
る記憶手段と、複数の会員の識別情報をグループ化する
グループ化手段と、前記遊技機個別ユニットの何れかの
指示手段によりメッセージの表示が指示された場合、遊
技機個別ユニットの識別情報に対応して前記記憶手段に
記憶された会員の識別情報に基づいて、該指示手段を備
えた遊技機個別ユニットの識別情報に対応して記憶され
た会員の識別情報を抽出し、抽出した会員の識別情報が
前記グループ化手段によりグループ化されたグループと
同じグループに属する他の会員の識別情報を抽出する第
1の抽出手段と、前記第1の抽出手段により抽出された
他の会員の識別情報に対応して前記記憶手段に記憶され
た遊技機個別ユニットの識別情報に基づいて、該遊技機
個別ユニットの表示手段を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段により抽出された表示手段に、メッ
セージが表示されるように制御する制御手段と、を備え
ている。
【0039】即ち、請求項8記載の発明の遊技管理シス
テムの集中管理ユニットは、複数の遊技機個別ユニット
を集中管理する。
【0040】なお、各遊技機個別ユニットは、会員の識
別情報を入力する第1の入力手段、該入力された会員の
識別情報を出力する出力手段、メッセージの表示を指示
する指示手段、及び遊技機の周辺に配置された表示手段
を、複数の遊技機の各々に対応して備えている。
【0041】集中管理ユニットの記憶手段は、遊技機個
別ユニットの出力手段から出力された会員の識別情報を
遊技機個別ユニットの識別情報と対応して記憶する。
【0042】ところで、同じグループの他の遊技者にメ
ッセージを知らせることができるようにするため、同じ
グループの遊技者は、例えば、カウンタや前述した情報
報知ユニットに備えられた入力手段により会員カードか
ら会員の識別情報を入力させる。
【0043】このように会員の識別情報が入力される
と、グループ化手段は、複数の会員の識別情報をグルー
プ化しておく。なお、請求項8記載のグループ化手段
は、請求項3記載の発明に係るグループ化手段のよう
に、複数の会員の識別情報を一括してグループ化しても
よく、複数の会員の識別情報を一括してグループ化した
後、後から該グループに会員の識別情報を追加すること
によりグループ化してもよく、1つの会員の識別情報
に、後から会員の識別情報を追加することによりグルー
プ化してもよい。
【0044】遊技中に同じグループの他の遊技者にメッ
セージを知らせようと思った遊技者は、遊技機個別ユニ
ットの何れかの指示手段を介してメッセージの表示を指
示する。このように指示手段により該指示された場合、
第1の抽出手段は、遊技機個別ユニットの識別情報に対
応して記憶手段に記憶された会員の識別情報に基づい
て、該指示手段を備えた遊技機個別ユニットの識別情報
に対応して記憶された会員の識別情報を抽出し、抽出し
た会員の識別情報がグループ化手段によりグループ化さ
れたグループと同じグループに属する他の会員の識別情
報を抽出し、第2の抽出手段は、第1の抽出手段により
抽出された他の会員の識別情報に対応して記憶手段に記
憶された遊技機個別ユニットの識別情報に基づいて、該
遊技機個別ユニットの表示手段を抽出する。
【0045】そして、制御手段は、第2の抽出手段によ
り抽出された表示手段に、メッセージが表示されるよう
に制御する。
【0046】このように、遊技者が遊技の際に、同じグ
ループの他の遊技者にメッセージを知らせようとして、
遊技機個別ユニットの何れかの指示手段を介してメッセ
ージの表示が指示された場合、該指示手段を備えた遊技
機個別ユニットの識別情報に対応して記憶された会員の
識別情報を抽出し、抽出した会員の識別情報がグループ
化されたグループと同じグループに属する他の会員の識
別情報を抽出し、抽出された他の会員の識別情報に対応
して記憶された遊技機個別ユニットの識別情報に基づい
て、該遊技機個別ユニットの表示手段を抽出し、抽出さ
れた表示手段に、メッセージを表示する。
【0047】よって、同じグループの他の遊技者にメッ
セージを遊技を中断することなく知らせることができ、
遊技管理システムの利便性が向上する。
【0048】なお、請求項9記載の発明のように、制御
手段は、複数のメッセージから少なくとも1つを選択的
に表示するように制御してもよい。
【0049】また、請求項10記載の発明のように、複
数のメッセージは、グループ毎に独自に登録されたもの
であるとしてもよい。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本形態に係る遊技管理シス
テムは、図1に示すように、複数のパチンコ機個別ユニ
ット11P1、11P2 , 11P3 、11P4 、11P
5 ・・・を備えている。なお、これらのパチンコ機個別
ユニットは、図示しない複数の島の各々の両面(片面の
みの場合もある)に配置されたパチンコ(P)機毎に配
置されている。
【0051】ここで、複数のパチンコ機個別ユニット1
1P1 、11P2 , 11P3 、11P4 、11P5 ・・
・は各々略同一の構成となっているので、以下、パチン
コ機個別ユニット11P1 のみ説明し、他の説明を省略
する。パチンコ機個別ユニット11P1 は、パチンコ機
10P1 に図示しない接続装置を介して接続された表示
装置12P1 を備えている。なお、表示装置12P
1 は、パチンコ機10P1の周辺(本形態では、上部
(なお、上部以外に、下部、側部等でもよい))に配置
されている。表示装置12P1 は、液晶表示装置18、
会員カードを挿入するための会員カード挿入口12K、
遊技者選択ボタン12PB1 、及び送信メッセージ選択
ボタン12PB2 等が設けられている。
【0052】表示装置12P1 は図示しないコンピュー
タを備えており、このコンピュータに、前述した液晶表
示装置18、ボタン(12PB1 、12PB2 等)、会
員カード挿入口12Kに会員カードが挿入されたことを
検出する図示しない会員カード挿入検出センサ、会員カ
ードからIDコードを読み取る図示しない読取部が接続
されている。なお、パチンコ機個別ユニット11P1
接続装置のみ、ホールコンピュータシステム14が接続
され、他のパチンコ機個別ユニットの接続装置は他のパ
チンコ機個別ユニットの接続装置にLANを介して接続
されている。
【0053】なお、接続装置は、ホールコンピュータシ
ステム14に対してデータ転送の上流側に配置された接
続装置からのデータを下流側の接続装置に転送して、最
終的にホールコンピュータシステム14に転送する。
【0054】一方、ホールコンピュータシステム14
は、コンピュータ14C、外部記憶装置14Mを備えて
いる。そして、ホールコンピュータシステム14には情
報公開端末等のパーラーステーション16が接続されて
いる。
【0055】パーラーステーション16には、第1の表
示部16H1 、第2の表示部16H 2 、カード挿入口1
6K、グループ化ボタン16GI、グループ化終了ボタ
ン16GE、個人データ表示ボタン16HI、個人デー
タ印刷ボタン16P、及び用紙排出口16PKが設けら
れている。なお、パーラーステーション16には、図示
しないコンピュータを備えており、このコンピュータ
に、第1の表示部16H 1 、第2の表示部16H2 、上
記ボタン(16GI、16GE、16HI、16P)、
カード挿入口16Kに会員カードが挿入されたことを検
出する図示しない会員カード挿入検出センサ、会員カー
ドからIDコードを読み取る図示しない読取部、及び用
紙に遊技情報を印刷する印刷部が接続されている。
【0056】次に、本形態の作用を説明する。パチンコ
機で遊技をする際、遊技者は、遊技を所望するパチンコ
機の前に配置された椅子に座り、自己の会員カードを表
示装置のカード挿入口12Kに挿入する。このように会
員カードが挿入されるとカード挿入検出センサはこれを
検出し、検出信号を表示装置のコンピュータに出力す
る。このように検出信号を入力した該コンピュータは、
図2に示した制御ルーチンをスタートし、ステップ56
で、挿入された会員カードからIDコードを読み取り、
ステップ58で、IDコードとパチンコ機の台番をホー
ルコンピュータシステム14に出力して、終了する。
【0057】IDコード及び台番を入力したホールコン
ピュータシステム14は、後述するテーブルのIDコー
ドに対応する所定の領域に会員カード挿入中であること
を示すコード(1)を記憶する。
【0058】また、会員カードが挿入されている間にパ
チンコ機が稼働すると、パチンコ機からは、遊技情報と
して、パチンコ機に投入した玉数(以下、打った玉とい
う)、パチンコ機から排出された玉数(以下、打た玉と
いう)、及びパチンコ機の稼働状態(例えば、大当た
り、確率変動、無制限等)を、接続装置を介して表示装
置に出力する。これらのデータを入力した表示装置は、
入力したデータを、IDコード及び時刻データと共に、
接続装置を介してホールコンピュータシステム14に出
力する。
【0059】一方、パチンコ機での遊技を終了する際、
遊技者は、カード挿入口12Kから会員カードを排出す
る指示ボタンをオンする。これにより、会員カードが排
出されると共に、表示装置はIDコードと共に排出信号
を接続装置を介してホールコンピュータシステム14に
出力する。IDコード及び排出信号を入力したホールコ
ンピュータシステム14は、前述したテーブルのIDコ
ードに対応する所定の領域に会員カード未挿入であるこ
とを示すコード(0)を記憶する。
【0060】そして、ホールコンピュータシステム14
は、表示装置から排出信号を入力するまでに入力した打
った玉、出た玉の玉数データを累積し、外部記憶装置1
4Mに設けられたテーブルのIDコードに対応する所定
の領域に記憶する。また、ホールコンピュータシステム
14は、パチンコ機の稼働状態をテーブルのIDコード
に対応する所定の領域に記憶する。更に、ホールコンピ
ュータシステム14は、出た玉数から打った玉数を減算
した減算値(差引)を時系列に求めると共に、本日分の
差引の総数、及び今月の差引の総数を求める。そして、
これらの総数をテーブルのIDコードに対応する所定の
領域に記憶する。なお、外部記憶装置14Mには、ID
コードに対応して、IDコードにより識別される会員の
名前(パチンコネーム)や住所、年齢等、台番に対応し
てパチンコ機の機種、及び台番に対応するパチンコ機の
上部に配置された表示装置の識別コードも記憶してい
る。
【0061】次にパーラーステーション16の制御ルー
チンを図3を参照して説明する。図3のステップ51
で、グループ化ボタン16GIがオンされたか否か判断
し、グループ化ボタン16GIがオンされなければ、ス
テップ53で、個人データ表示ボタン16HIがオンさ
れたか否か判断し、個人データ表示ボタン16HIがオ
ンされなければ、ステップ55で、個人データ印刷ボタ
ン16Pがオンされたか否か判断し、個人データ印刷ボ
タン16Pがオンされなければ、ステップ51に戻る。
【0062】よって、パーラーステーション16は、グ
ループ化ボタン16GI、個人データ表示ボタン16H
I、及び個人データ印刷ボタン16Pのいずれかがオン
されるまで待機状態となっている。
【0063】ここで、複数の遊技者がグループ単位で遊
技することを望む場合、IDコードをグループ化するた
め、グループ化ボタン16GIをオンする。これによ
り、ステップ51が肯定判定となって、ステップ57
で、グループ化処理を実行する。
【0064】一方、自分の遊技情報(以下、個人データ
という)を表示して知りたいと思う遊技者は、個人デー
タ表示ボタン16HIをオンする。これにより、ステッ
プ53が肯定判定となって、ステップ59で、個人デー
タ表示処理を実行する。
【0065】更に、個人データが記録された用紙を欲し
いと思う遊技者は、個人データ印刷ボタン16Pをオン
する。これにより、ステップ55が肯定判定となって、
ステップ61で、個人データ印刷処理を実行する。
【0066】次に、グループ化処理(ステップ57)を
図4を参照して説明する。図4のステップ42で、「グ
ループ化をします。カードを挿入して下さい」の第一の
メッセージを第2の表示部16H2 に表示する。
【0067】ステップ44で、会員カードが挿入された
か判断する。会員カードが挿入された場合、ステップ4
6で、会員カードからIDコードを読み取り、ステップ
48で、会員カードを排出し、ステップ50で、「グル
ープ化する他の遊技者がいれば会員カードを挿入し、グ
ループ化する他の遊技者がいなければグループ化終了ボ
タンを押してください」の第2のメッセージを第2の表
示部16H2 表示してステップ44に戻る。
【0068】グループ化する他の遊技者が存在する場合
には、他の遊技者は会員カードをカード挿入口16Kに
挿入することになるので、この場合には、ステップ44
が肯定判定され、前述した処理(ステップ46〜ステッ
プ50)を実行する。一方、グループ化する他の遊技者
がいなければグループ化終了ボタン16Eがオンされる
ので、この場合にはステップ52が肯定判定され、ステ
ップ54で、読み取ったすべてのIDコードを含んだグ
ループ化指示信号をホールコンピュータシステム14に
出力して、終了する。
【0069】このように、グループ化指示信号を入力し
たコンピュータ14Cは、前述したテーブルのIDコー
ドに対応する所定の領域にグループコードを記憶する。
【0070】なお、グループ化処理(図4参照)では、
挿入された複数の会員カードから読み取られた複数のI
Dコードを一括してグループ化しているが、本発明はこ
れに限定されるものでなく、後から来店した遊技者にグ
ループへの加入を可能にするようにしてもよい。即ち、
上記テーブルに更に暗号を記憶する領域を設けて、グル
ープ化処理の際に、当該グループに属する遊技者間で取
り決めた暗号(例えば、3桁からなる数)を入力する。
そして、後から来店した遊技者がグループ化ボタン16
GIがオンされかつ会員カードが挿入された後、上記暗
号の入力があった場合に、当該会員カードからIDコー
ドを読み取り、IDコード及び暗号を含んだグループ化
指示信号をホールコンピュータシステム14に出力す
る。このように、グループ化指示信号を入力したコンピ
ュータ14Cは、グループ化指示信号からIDコード及
び暗号を抽出し、抽出した暗号と同じ暗号が記憶されて
いるIDコードをサーチし、更にサーチされたIDコー
ドに対応して記憶されているグループコードを読み出
し、読み出したグループコード及び該暗号を、抽出した
IDコードに対応する領域に記憶する。
【0071】その他、複数のIDコードを一括してグル
ープ化した後、該グループ化されたIDコードが記録さ
れた会員カードに続いて他の会員カードが挿入された場
合に、該他の会員カードに記録されたIDコートを該グ
ループに追加することによりグループ化(同一のグルー
プコードを付与)するようにしてもよい。
【0072】以上より、コンピュータ14Cは、外部記
憶装置14Mに設けられたテーブルのIDコードに対応
する所定の領域に、遊技情報、グループコード、会員カ
ード挿入中を示すコード(1)、会員カード未挿入中を
示すコード(0)、暗号、台番、及び氏名等を記憶する
ので、テーブルは表1に示すようにデータが記憶され
る。
【0073】
【表1】
【0074】このテーブル(表1参照)から理解される
ように、IDコード『00001 』、『00002 』、『00101
』、『00102 』で識別される会員が、同じグループ
(グループコードG1)に属することを認識することが
できる。また、IDコード『00001 』で識別される会員
は、台番「126 」で現在遊技中(会員カード挿入中
(1))であり、IDコード『00002 』で識別される会
員は、台番「256 」で現在遊技中(会員カード挿入中
(1))であり、IDコード『00101 』で識別される会
員は、台番「145 」での遊技が終了し(会員カード挿入
されていない(0))、IDコード『00102 』で識別さ
れる会員は、台番「086 」で現在遊技中(会員カード挿
入中(1))であることを認識することができる。
【0075】前述したように、遊技情報には、スタート
回数、打った玉(打玉)、出た玉(出玉)、差引(出玉
−打玉)、稼働状態、差引の時系列データ、本日の総差
引数、今月の総差引数があるので、遊技情報は、表2に
示すように、データが記憶される。
【0076】
【表2】
【0077】次に、個人データ表示処理(ステップ5
9)を図5を参照して説明する。ステップ63で、会員
カード挿入指示の表示として「会員カードを挿入してく
ださい」と第2の表示部16H2 に表示する。この表示
を見た遊技者は、自己の会員カードを会員カード挿入口
16Kに挿入する。このように、会員カードが挿入され
ると、会員カード挿入検出センサがこれを検出し、検出
信号を出力する。この検出信号を入力すると、ステップ
65が肯定判定となって、ステップ67で、挿入された
会員カードからIDコードを読み取る。
【0078】ステップ69で、IDコードを含んだ差引
(勝ち玉)のランキングデータの出力指示信号をホール
コンピュータシステム14に出力する。この出力指示信
号を入力したホールコンピュータシステム14は、外部
記憶装置14Mのテーブルから、IDコードに対応する
所定の領域から個人データとして今月分の差引データを
抽出し、抽出した今月分の差引データに対して多い順及
び少ない順に各2人、合計5人の名前を読み出すと共
に、これらを個人データとしてパーラーステーション1
6に出力する。これにより、ステップ71が肯定判定さ
れ、ステップ73で、個人データのランキングを表示す
る。
【0079】即ち、ホールコンピュータシステム14か
ら入力した合計5人の今月の勝ち玉(差引)のランキン
グを名前と共に、図7に示すフォーマットで、第1の表
示部16H1 に表示する。
【0080】このように、例えば、パチンコネームが
「ワイルド今村」の会員が自己の会員カードをパーラー
ステーション16に挿入することによりIDコードを入
力して、個人データの表示を指示した場合、遊技情報と
して、今月分の差引(勝玉)のランキングが表示される
ので、遊技者は、自己の成績を確認することができる。
【0081】次に、個人データ印刷処理(ステップ6
1)を図6を参照して説明する。個人データ印刷処理
(ステップ61)は、個人データ表示処理(ステップ5
9)と同様の作用部分があるので、同一の作用部分には
同一の符号を付してその説明を省略し、異なる作用部分
のみを説明する。ステップ63からステップ67を実行
したのち、ステップ69で、IDコードを含んだ個人ス
コア及び差引の時系列データの出力指示信号をホールコ
ンピュータシステム14に出力する。この出力指示信号
を入力したホールコンピュータシステム14は、外部記
憶装置14MからIDコードに対応して記憶された個人
データとして、台番、機種名、出た玉、打った玉、及び
差引を読み出すと共に、総会員に対する本日の打玉ラン
キング及び今月の出玉ランキングを求め、更に、差引の
時系列データを読み出して、これらのデータを個人デー
タとしてパーラーステーション16に出力する。これに
より、ステップ71が肯定判定され、ステップ75で、
個人スコアを所定のフォーマットで印刷すると共に、差
引データを時系列に印刷する。
【0082】これにより、個人スコアとして、用紙1枚
目に、図8(a)に示すように、本日の日付、IDコー
ドで識別される遊技者の本日遊技した遊技機の台番(2
56)及び機種名(ガムテックス)、この遊技機での遊
技情報として、出た玉(256)、打った玉(12
8)、差引きの数(128)、本日の出玉ランキング
(16位)及び今月の出玉ランキング(32位)を印刷
して、排出する。さらに、用紙2枚目に時間と差引との
関係を図8(b)に示すように折れ線グラフで印刷し
て、排出する。このように、時間の経過に対応して差引
の変化を認識することができ、会員は、遊技の止め時等
を反省することができる。
【0083】なお、前述したように、複数のIDコード
をグループ化しているので、例えば、出た玉、打った
玉、差引きの数の本日、過去1週間、過去1ヵ月のグル
ープ内のランキングを表示、印刷するようにしてもよ
い。
【0084】更に、上記表示、印刷する遊技情報とし
て、特賞発生回数、交換発生回数、連続発生回数、無制
限発生回数や、これら特賞発生回数、交換発生回数、連
続発生回数、無制限発生回数のグループ内のランキング
を含むようにしてもよい。
【0085】なお、パーラーステーションにスピーカを
設け、上記遊技情報を音声出力するようにしてもよい。
【0086】次に、表示装置の制御ルーチンを図9を参
照して説明する。本形態では、前述したように複数のI
Dコードをグループ化しているので、グループでの遊技
の際に、同一のグループ内の遊技者間で、表示装置を使
って、勝ち負けの度合いや大当たり、確変などの状態変
化を知らせ合ったり、「食事に行こう」とか「帰ろう」
とかのメッセージを送り合ったりするものである。
【0087】即ち、表示装置は、図9のステップ62
で、遊技者選択ボタン12PB1 がオンされたか否か判
断し、遊技者選択ボタン12PB1 がオンされていなけ
れば、ステップ66で、送信メッセージ選択ボタン12
PB2 がオンされたか否か判断し、送信メッセージ選択
ボタン12PB2 がオンされていなければ、ステップ7
2でデモ表示をしてステップ62に戻る。
【0088】よってこれらの遊技者選択ボタン12PB
1 、送信メッセージ選択ボタン12PB2 がオンされな
ければ表示装置は常にデモ表示を行っている。
【0089】そして、遊技中に同じグループ内の他の遊
技者の遊技状態を知ろうと思った遊技者は、遊技者選択
ボタン12PB1 をオンする。これにより、ステップ6
2が肯定判定となって、ステップ66で、会員カードが
挿入されているか否か判断する。会員カードが挿入され
ていなければステップ70で、会員カード未挿入の表示
をしてステップ62に戻る。会員カードが挿入されてい
る場合にはステップ100で、遊技状態出力指示処理を
実行してステップ62に戻る。
【0090】一方、遊技中に同じグループ内の他の遊技
者にメッセージを送りたいと思った遊技者は、送信メッ
セージ選択ボタン12PB2 をオンする。これにより、
ステップ66が肯定判定され、ステップ68で、会員カ
ードが挿入されているか否か判断する。会員カードが挿
入されていなければステップ70に進み、会員カードが
挿入されている場合には、ステップ200に進む。
【0091】次に、遊技状態出力指示処理(ステップ1
00)を図10を参照して説明する。遊技情報出力指示
処理は、図10に示すように、ステップ102で、挿入
された会員カードからIDコードを読み取り、IDコー
ドを含んだ遊技情報出力指示信号をホールコンピュータ
システム14に出力する。
【0092】遊技情報出力指示信号を入力したコンピュ
ータ14Cは、図12の制御ルーチンをスタートし、ス
テップ101で、テーブルからIDコードに対応するグ
ループコードを読み出し、ステップ103で、読み出し
たグループコードと同じグループコードが記憶されてい
る他のIDコード(同じグループの他のIDコード)を
サーチする。他のIDコードがある場合には、ステップ
105が肯定判定となって、ステップ107で、他のI
Dコードに対応する領域に、会員カード挿入中であるこ
とを示すコード(1)が記憶されているか判断する。そ
して、会員カード挿入中であることを示すコード(1)
が記憶されていれば、ステップ107が肯定判定となっ
て、ステップ109で、IDコードに対応する遊技情報
を読み出して、ステップ111で、表示装置(遊技情報
出力指示信号を出力した)に出力する。これにより、図
10のステップ104が肯定判定となる。
【0093】一方、前述した他のIDコードがない場合
(ステップ105;N)や、他の他のIDコードがあっ
ても会員カード挿入中であることを示すコード(1)が
記憶されていなければ(ステップ107;N)、ステッ
プ113で、他の遊技者否存在信号を表示装置(遊技情
報出力信号を出力した)に出力する。これにより、図1
0のステップ106が肯定判定となる。
【0094】図10のステップ104が肯定判定となっ
た場合には、ステップ108で、同じグループの他の遊
技者を識別する変数Cを0に初期化し、ステップ110
で、変数Cを1インクリメントし、ステップ112で、
Cで識別される遊技者の遊技情報を表示する。これによ
り表示装置18には、図11に示すように、Cで識別さ
れる遊技者が遊技している台番号(126)、遊技者の
氏名、スタート回数(1266)、打った玉(368
2)、出た玉(12637)、差し引き(+891
5)、遊技者が現在大当たり中であれば「大当たり」の
表示をし、さらにこの大当たりが所定の条件を満たして
発生する無制限中であればこれを表示し、さらに大当た
りの回数を表示する。
【0095】次のステップ114で、変数Cが、同じグ
ループで現在遊技している他の遊技者の総数C0以上か
否かを判断する。変数Cが総数C0より小さい場合に
は、未だ他の遊技者の遊技状態を表示していない遊技者
が存在するので、ステップ110に戻り、以上の処理
(ステップ110〜114)を実行する。これにより同
じグループの他の遊技者の遊技状態をすべて表示すれ
ば、変数Cが総数C0と一致し、この場合には、ステッ
プ114が肯定判定され、本ルーチンを終了する。
【0096】なお、ステップ106が肯定判定された場
合には、液晶表示装置18に「他の遊技者が存在しませ
ん」のメッセージを表示して本ルーチンを終了する。
【0097】次に、送信メッセージ出力処理(ステップ
200)を図13を参照して説明する。図13のステッ
プ202で、会員カードからIDコードを読み取り、I
Dコードを含む遊技者名出力指示信号をホールコンピュ
ータ14に出力する。
【0098】遊技者名出力指示信号を入力したホールコ
ンピュータ14は、図14に示した制御ルーチンをスタ
ートし、ステップ201で、遊技者名出力指示信号から
IDコードを抽出し、このIDコードに対応してテーブ
ルに記憶されたグループコードを読み出し、ステップ2
03で、読み出したグループコードが記憶された他のI
Dコード(同じグループの他のIDコード)をサーチ
し、ステップ205で、他のIDコードがあったか否か
を判断する。他のIDコードがあった場合には、ステッ
プ207で、他のIDコードに対応して記憶された名前
(遊技者名)を抽出し、抽出した遊技者名データを表示
装置(遊技者名出力指示信号を出力した)に出力する。
なお、他のIDコードがなければ、ステップ209で、
遊技者否存在信号を表示装置(遊技者名出力指示信号を
出力した)に出力する。
【0099】ホールコンピュータシステム14から遊技
者名データを入力した場合には、ステップ204が肯定
判定となって、ステップ208に進む。一方、ホールコ
ンピュータシステム14から遊技者否存在信号を入力し
た場合には、ステップ206が肯定判定となって、本ル
ーチンを終了する。
【0100】ステップ204が肯定判定となった場合に
は、ステップ208で、入力した遊技者名を識別する変
数dを0に初期化し、次のステップ214で、変数dを
1インクリメントし、ステップ212で、dで識別され
る遊技者名を表示し、ステップ214で、遊技者選択ボ
タンがオンされたか否かを判断する。遊技者選択ボタン
がオンされた場合には、この時点の変数dで識別される
遊技者が選択されたことになる。一方、遊技者選択ボタ
ンがオンされていなければ、ステップ216で、変数d
が同一のグループの他の遊技者の総数d0 以上か否かを
判断する。変数dが総数d0 より小さければ、ステップ
210に戻る。
【0101】以上により、送信メッセージを出力する遊
技者が選択されると、ステップ218で、メッセージを
識別する変数eを0に初期化し、ステップ220で変数
eを1インクリメントし、ステップ220にて、eで識
別されるメッセージを出力するかを問う表示をする。な
お、本形態では、「食事に行こう」や「帰ろう」等の複
数のメッセージが変数eに対応して記憶されている。
【0102】ステップ224で、送信メッセージ選択ボ
タンがオンされたか否かを判断する。送信メッセージ選
択ボタンがオンされた場合には、この時点の変数eで識
別されるメッセージ(例えば、「食事に行こう」)の出
力が選択されているので、ステップ226で、前述した
ように選択された遊技者(出力先)のIDコードと、選
択された送信メッセージコードをホールコンピュータシ
ステム14に出力して、本ルーチンを終了する。
【0103】IDコード及び送信メッセージコードを入
力したホールコンピュータシステム14は、図15に示
した制御ルーチンをスタートし、ステップ211で、テ
ーブルから入力したIDコードに対応する遊技機(ID
コードにより識別される遊技者が遊技している遊技機)
の台番を読み出し、ステップ213で、台番に対応して
記憶された表示装置の識別コードから台番に対応するパ
チンコ機の上部に配置された表示装置を抽出し、ステッ
プ215で、抽出した表示装置に、メッセージコード及
びメッセージの表示を指示した遊技者の名前データ、こ
の遊技者が遊技しているパチンコ機の台番データを出力
して、終了する。
【0104】よって、このメッセージコード、名前デー
タ、及び台番データを入力した表示装置は、図16に示
すように、メッセージを出力した遊技者名、この遊技者
が遊技しているパチンコ機の台番、伝言内容等が表示さ
れる。
【0105】なお、同じグループの他の遊技者を選択
し、選択された遊技者が遊技しているパチンコ機の表示
装置にメッセージを表示しているが、本発明はこれに限
定されるものでなく、同じグループの他の全ての遊技者
が遊技しているパチンコ機の表示装置に一括してメッセ
ージを表示するようにしてもよい。
【0106】また、グループ内で予め取り決めたメッセ
ージが表示されるようにしてもよい。即ち、前述したグ
ループ化処理(図4参照)において、グループ内で取り
決めたメッセージを予め登録し、同じグループの他の遊
技者を選択又は一括して、該登録したメッセージを表示
するようにしてもよい。
【0107】ここで、前述した実施の形態では、同じグ
ループの他の遊技者の遊技情報を自己が遊技しているパ
チンコ機の表示装置に表示するようにしているが、本発
明はこれに限定されるものでなく、ホールコンピュータ
システムは、表示装置からパチンコ機の稼働状態のデー
タを入力し、パチンコ機で所定の遊技状態(例えば、大
当たり等)が発生したことを検知できるので、所定の遊
技状態が発生した該遊技機の台番を抽出し、前述したテ
ーブルから、抽出した台番で識別される遊技機で遊技し
ている遊技者のIDコードを取込み、取り込んだIDコ
ードに対応して記録されたグループコードを抽出し、該
グループコードによりグループ化された遊技者のIDコ
ードに対応している記憶された台番を抽出し、該抽出し
た台番に対応する表示装置に、図17に示すように、大
当たりが発生したパチンコ機で遊技している遊技者の遊
技情報、例えば、当該パチンコ機の台番、遊技者の名
前、遊技状態の内容(大当たり)、遊技状態の発生回数
等を表示するようにしてもよい。
【0108】また、前述した実施の形態では、遊技した
遊技機の位置に関する情報を台番を用いているが、本発
明はこれに限定されるものでなく、店内の地図を用いて
もよい。この場合、台番に代えて地図が表示される当該
表示装置の位置や当該表示装置が配置されたパチンコ機
の位置及び同じグループの他の遊技者が遊技しているパ
チンコ機や表示装置の位置を、該地図上に色を代えて又
は点滅させて、表示する等の通常の表示態様とは異なる
表示態様で表示して、用意に認識できるようにしてもよ
い。
【0109】また、前述した実施の形態では、表示装置
及びパーラーステーションに会員カード挿入口を設け
て、会員カードを挿入し、挿入された会員カードから会
員のIDコートを読み取って入力するようにしている
が、本発明はこれに限定されるものでなく、会員カード
にIDコードをバーコードで記録し、該バーコートを走
査して読み取り、入力するようにしてもよい。
【0110】更に、前述した実施の形態で用いた遊技情
報は、パチンコ店内に配置された複数のパチンコ機を一
括てし集中管理しているが、遊技店の少なくとも1フロ
ア、該遊技店に設けられた遊技機の機種毎に管理しても
よく、複数の遊技店(系列店)のホールコンピュータシ
ステムを接続し、複数の遊技店の少なくとも1フロア、
該複数の遊技店に設けられた遊技機の機種毎に管理して
もよい。
【0111】加えて、前述した実施の形態では、パチン
コ機を例にとり説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、パチンコ機に代えて、又はパチンコ機と共
にパチスロ(スロットル機)を備えた場合にも同様に適
用してもよい。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、遊技を中
断することなく、自己の遊技情報を知ること、同じグル
ープの遊技者間で勝ち負けの度合いや大当たり等を知る
こと、メッセージを伝えあったりすることができるの
で、遊技管理システムの利便性が向上する、という効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の遊技管理システムの概略構成図であ
る。
【図2】会員コードが挿入された場合に実行する表示装
置の制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図3】パーラーステーションの制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のステップ57のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3のステップ59のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図6】図3のステップ61のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図7】パーラーステーションの第1の表示部に表示さ
れた個人データを示した図である。
【図8】パーラーステーションにより印刷された個人デ
ータを示した図である。
【図9】表示装置の制御ルーチンを示すフローチャート
である。
【図10】図9のステップ100のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図11】表示装置に表示された同じグループの他の会
員の遊技情報を示した図である。
【図12】図9のステップ100のサブルーチンが実行
されて遊技情報出力指示信号を入力したときにホールコ
ンピュータシステムが実行する制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図13】図9のステップ200のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図14】図9のステップ200のサブルーチンが実行
されて他の遊技者名出力指示信号を入力したときにホー
ルコンピュータシステムが実行する制御ルーチンを示す
フローチャートである。
【図15】図9のステップ200のサブルーチンが実行
されてIDコード及び送信メッセージコードを入力した
ときホールコンピュータシステムが実行する制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図16】伝言内容を示した図である。
【図17】何れかの遊技機で大当たりが発生したときに
同じグループに属する遊技者が遊技しているパチンコ機
の表示手段に表示される内容を示した図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 11 パチンコ機個別ユニット(遊技機個別ユニッ
ト) 14 ホールコンピュータシステム(集中管理ユニッ
ト) 16 パーラーステーション(情報報知ユニット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼賀 一寛 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内 (72)発明者 田口 幸子 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内 (72)発明者 和田 年晴 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会員の識別情報及び遊技機からの遊技情
    報を入力する第1の入力手段、及び該入力された会員の
    識別情報及び遊技情報を出力する第1の出力手段を複数
    の遊技機の各々に対応して備えた遊技機個別ユニット
    と、 会員の識別情報を入力する第2の入力手段、及び遊技情
    報を報知する報知手段を備えた情報報知ユニットと、 前記遊技機個別ユニット及び前記情報報知ユニットに接
    続されると共に、前記遊技機個別ユニットの第1の出力
    手段から出力された会員の識別情報及び遊技情報を各々
    対応して記憶する記憶手段、前記情報報知ユニットの第
    2の入力手段により入力された会員の識別情報に基づい
    て、該記憶手段から該会員の識別情報に対応する遊技情
    報を検索する検索手段、及び該検索された遊技情報を前
    記情報報知ユニットに出力する第2の出力手段を備えた
    集中管理ユニットと、 を備えた遊技管理システム。
  2. 【請求項2】 前記集中管理ユニットは、複数の会員の
    識別情報をグループ化するグループ化手段を更に備え、 前記検索手段は、前記情報報知ユニットの第2の入力手
    段により入力された会員の識別情報が前記グループ化さ
    れたグループに属する会員の識別情報に基づいて、該記
    憶手段から該会員の識別情報に対応する遊技情報を検索
    する、 ことを特徴とする請求項1記載の遊技管理システム。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、遊技情報を表示する表
    示手段、遊技情報を印刷する印刷手段、又は遊技情報を
    音声出力する音声出力手段の少なくとも1つにより構成
    されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊
    技管理システム。
  4. 【請求項4】 会員の識別情報及び遊技機からの遊技情
    報を入力する入力手段、該入力された会員の識別情報及
    び遊技情報を出力する出力手段、遊技情報の表示を指示
    する指示手段、及び該遊技機の周辺に配置された表示手
    段を、複数の遊技機の各々に対応して備えた遊技機個別
    ユニットを集中管理する集中管理ユニットを備えた遊技
    管理システムであって、 前記集中管理ユニットは、 前記遊技機個別ユニットの出力手段から出力された会員
    の識別情報及び遊技情報を遊技機個別ユニットの識別情
    報と対応して記憶する記憶手段と、 複数の会員の識別情報をグループ化するグループ化手段
    と、 複数の遊技機個別ユニットの何れかの指示手段により遊
    技情報の表示が指示された場合、遊技機個別ユニットの
    識別情報と対応して前記記憶手段に記憶された会員の識
    別情報及び遊技情報に基づいて、該指示手段を備えた遊
    技機個別ユニットの識別情報に対応して記憶された会員
    の識別情報を抽出し、抽出した会員の識別情報が前記グ
    ループ化手段によりグループ化されたグループに属する
    会員の識別情報に対応する遊技情報を抽出する第1の抽
    出手段と、 前記遊技情報の表示が指示された指示手段を備えた遊技
    機個別ユニットの表示手段を抽出する第2の抽出手段
    と、 前記第1の抽出手段により抽出された遊技情報が、前記
    第2の抽出手段により抽出された表示手段に表示される
    ように制御する制御手段と、 を備えた遊技管理システム。
  5. 【請求項5】 会員の識別情報及び遊技機からの遊技情
    報を入力する入力手段、該入力された会員の識別情報及
    び遊技情報を出力する出力手段、及び該遊技機の周辺に
    配置された表示手段を複数の遊技機の各々に対応して備
    えた遊技機個別ユニットを集中管理する集中管理ユニッ
    トを備えた遊技管理システムであって、 前記集中管理ユニットは、 前記遊技機個別ユニットの出力手段から出力された会員
    の識別情報及び遊技情報を遊技機個別ユニットの識別情
    報に対応して記憶する記憶手段と、 所定の遊技状態が発生した遊技機を検知する検知手段
    と、 複数の会員の識別情報をグループ化するグループ化手段
    と、 前記検知手段により前記遊技機が検知された場合、遊技
    機個別ユニットの識別情報と対応して前記記憶手段に記
    憶された会員の識別情報及び遊技情報に基づいて、該検
    知された遊技機に対応して備えられた遊技機個別ユニッ
    トの識別情報に対応して記憶された会員の識別情報を抽
    出し、抽出した会員の識別情報が前記グループ化手段に
    よりグループ化されたグループと同じグループに属する
    会員の識別情報に対応する遊技情報を抽出する第1の抽
    出手段と、 前記第1の抽出手段により抽出された遊技情報を出力し
    た出力手段を備えた遊技機個別ユニットの表示手段を抽
    出する第2の抽出手段と、 前記第1の抽出手段により抽出された遊技情報が、前記
    第2の抽出手段により抽出された表示手段に表示される
    ように制御する制御手段と、 を備えた遊技管理システム。
  6. 【請求項6】 前記遊技情報は、 遊技機から排出された遊技媒体数及び遊技機に投入した
    遊技媒体数の少なくとも一方に関する情報、遊技機に発
    生した所定の遊技状態の発生回数に関する情報、又は遊
    技した遊技機の位置に関する情報の少なくとも1つであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項
    に記載の遊技管理システム。
  7. 【請求項7】 前記遊技情報は、遊技店の少なくとも1
    フロア、該遊技店に設けられた遊技機の機種、及び複数
    の遊技店の少なくとも1つ毎に定まることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の遊技管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 会員の識別情報を入力する第1の入力手
    段、該入力された会員の識別情報を出力する出力手段、
    メッセージの表示を指示する指示手段、及び遊技機の周
    辺に配置された表示手段を、複数の遊技機の各々に対応
    して備えた遊技機個別ユニットを集中管理する集中管理
    ユニットを備えた遊技管理システムであって、 前記集中管理ユニットは、 前記遊技機個別ユニットの出力手段から出力された会員
    の識別情報を遊技機個別ユニットの識別情報に対応して
    記憶する記憶手段と、 複数の会員の識別情報をグループ化するグループ化手段
    と、 前記遊技機個別ユニットの何れかの指示手段によりメッ
    セージの表示が指示された場合、遊技機個別ユニットの
    識別情報に対応して前記記憶手段に記憶された会員の識
    別情報に基づいて、該指示手段を備えた遊技機個別ユニ
    ットの識別情報に対応して記憶された会員の識別情報を
    抽出し、抽出した会員の識別情報が前記グループ化手段
    によりグループ化されたグループと同じグループに属す
    る他の会員の識別情報を抽出する第1の抽出手段と、 前記第1の抽出手段により抽出された他の会員の識別情
    報に対応して前記記憶手段に記憶された遊技機個別ユニ
    ットの識別情報に基づいて、該遊技機個別ユニットの表
    示手段を抽出する第2の抽出手段と、 前記第2の抽出手段により抽出された表示手段に、メッ
    セージが表示されるように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技管理システム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、複数のメッセージから
    少なくとも1つを選択的に表示するように制御すること
    を特徴とする請求項8記載の遊技管理システム。
  10. 【請求項10】 前記複数のメッセージは、グループ毎
    に独自に登録されたことを特徴とする請求項8又は請求
    項9記載の遊技管理システム。
JP19510296A 1996-07-24 1996-07-24 遊技管理システム Expired - Fee Related JP4064478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19510296A JP4064478B2 (ja) 1996-07-24 1996-07-24 遊技管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19510296A JP4064478B2 (ja) 1996-07-24 1996-07-24 遊技管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1033821A true JPH1033821A (ja) 1998-02-10
JP4064478B2 JP4064478B2 (ja) 2008-03-19

Family

ID=16335562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19510296A Expired - Fee Related JP4064478B2 (ja) 1996-07-24 1996-07-24 遊技管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4064478B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10146432A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報公開システム
JP2001246115A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Oizumi Corp 遊技データ提供方法、遊技システム、遊技データ出力装置、遊技データ管理装置、及び遊技機
JP2003038834A (ja) * 2001-08-02 2003-02-12 Sun Corp 遊技情報提供装置
JP2003334281A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Aruze Corp 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2003334276A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Aruze Corp 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2007244888A (ja) * 2002-06-11 2007-09-27 Sega Corp ゲーム機
US8814690B2 (en) * 2002-06-11 2014-08-26 Kabushiki Kaisha Sega Game machine having data management ability

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10146432A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報公開システム
JP2001246115A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Oizumi Corp 遊技データ提供方法、遊技システム、遊技データ出力装置、遊技データ管理装置、及び遊技機
JP2003038834A (ja) * 2001-08-02 2003-02-12 Sun Corp 遊技情報提供装置
JP2003334281A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Aruze Corp 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2003334276A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Aruze Corp 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2007244888A (ja) * 2002-06-11 2007-09-27 Sega Corp ゲーム機
JP4492822B2 (ja) * 2002-06-11 2010-06-30 株式会社セガ ゲーム機
US8814690B2 (en) * 2002-06-11 2014-08-26 Kabushiki Kaisha Sega Game machine having data management ability

Also Published As

Publication number Publication date
JP4064478B2 (ja) 2008-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101189979B1 (ko) 게임 시스템, 기록 매체 및 게임 시스템의 게임 관리 방법
CN101199901B (zh) 游戏装置及游戏的进行方法
US8142270B2 (en) Game system and game control method
JP5032007B2 (ja) 遊技場管理システム
JP4862529B2 (ja) ゲーム機、ゲーム処理方法及びプログラムを記憶した記憶媒体
JP2008246130A (ja) 遊技機
JP4897367B2 (ja) 遊技情報提供システム
JP3729518B2 (ja) パチンコ機
EP2170472A2 (en) Process and apparatus for managing signals at a bowling alley or the like
JP4064478B2 (ja) 遊技管理システム
JP3830949B2 (ja) ゲーム進行制御装置、ゲーム進行制御方法及びゲーム進行制御プログラム
JP4816435B2 (ja) 文字入力処理方法
JP3980838B2 (ja) 遊技店用管理システム
TW201012524A (en) Match game system and opponent selection method in match game system
JPH10165612A (ja) 遊技機システム
JP2007029759A (ja) パチンコ遊技機
JP2004329274A (ja) 遊技場用管理システム
US20060068890A1 (en) Game system
JP2002263313A (ja) 遊技場用表示システム
JP4874783B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP4629484B2 (ja) 遊技場用店内放送システム
JP2006346090A (ja) 遊技場用データ管理システム及び遊技場用データ表示端末
JP2004089485A (ja) 遊技情報管理装置
JP2002177610A (ja) 遊技データ表示システム
JP2010200975A (ja) ゲームシステム、ゲーム管理方法及びゲーム管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071227

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees