JP2004329274A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Koji Mukoyama
幸治 向山
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Abstract

【課題】遊技店の利益を確保しつつ、遊技機の設定値を推測する楽しみを遊技客に与えることができる遊技場用管理システムを提供する。
【解決手段】会員がパチスロ機に対応して設けられた遊技機端末に会員カードを挿入しての遊技中に所定の遊技条件が成立したときは、遊技しているパチスロ機の設定値を推測する権利が与えられ、遊技機端末の液晶表示部11に推測した設定値を入力するためのPOP画面が表示される。会員が推測した設定値を選択すると、その設定値が登録され、会員が、後日において遊技機端末に会員カードを挿入すると、遊技機端末には推測した設定値が正解か否かが表示される。従って、推測した設定値が正解の場合は、会員は、自慢気に思うようになる。また、パチスロ機の設定値は変更されている可能性が高いので、過去の設定値を遊技客に教えるにしても、遊技場が不利益を被ることはない。
【選択図】 図25

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技客に特典を付与する遊技場用管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、遊技店は、遊技機の設定値を変更することによって出玉率を調整するようにしており、遊技客は、出玉状況から設定値を推測して遊技機を選択するようにしている。また、遊技を開始した後も、同様に設定値が高いのか低いのかを推測し、他の遊技機に移動した方がいいのかどうかを判断するようにしている。 このように、遊技機の設定値を推測することも遊技をする上での1つの楽しみとなっているが、現状は、推測した設定値と実際の設定値とが一致しているか否かを確認する手段がないので、遊技客は歯がゆい思いを抱いている。
【0003】
しかしながら、設定値を遊技客の全てに公開してしまうと、設定値の低い遊技機の稼働が低下してしまって、遊技店の利益に悪影響を及ぼしてしまう問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技店の利益を確保しつつ、遊技機の設定値を推測する楽しみを遊技客に与えることができる遊技場用管理システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技に関して所定条件が成立したときは、遊技機に設定された設定値を推測する権利を遊技客に許可する許可手段を設け、この許可手段により許可された遊技客に対して推測設定値の入力を可能とする推測設定値入力手段を設け、この推測設定値入力手段に入力された推測設定値と前記遊技機に設定されている実設定値とを比較判定する判定手段を設け、この判定手段による判定結果を前記許可手段により許可された遊技客に対して報知する報知手段を設けたものである(請求項1)。
【0005】
このような構成によれば、遊技に関して所定条件が成立すると、許可手段は、遊技機に設定された設定値を推測する権利を遊技客に許可する。すると、推測設定値入力手段は、許可手段により許可された遊技客に対して推測設定値の入力を可能とするので、遊技客は、推測設定値を入力する。これにより、判定手段は、推測設定値入力手段に入力された推測設定値と遊技機に設定されている実設定値とを比較判定し、報知手段は、判定手段による判定結果を報知する。従って、遊技客は、報知された判定結果により自分の推測が正しいかを確認することができるので、正しい場合には嬉しく思うようになる。また、判定結果が報知されるのは、許可手段により許可された遊技客に対してであることから、設定値の秘匿性が高く、遊技場が不利益を被ることはない。
【0006】
上記構成において、前記許可手段は、遊技客個人の遊技データが予め設定された値に達したときに前記所定条件が成立したとみなし、当該遊技客に対して前記権利を許可するようにしてもよい(請求項2)。
このような構成によれば、遊技客個人の遊技データを監視すればよいので、遊技場が遊技客の遊技データを蓄積する会員システムを導入している場合には、容易に適用することができる。
【0007】
また、前記報知手段は、予め設定された報知タイミングとなったときに前記判定手段による判定結果を報知するようにしてもよい(請求項3)。
このような構成によれば、予め設定された報知タイミングとなるまで遊技客に対して判定手段による判定結果が報知されないので、遊技場が不利益を被ることを一層防止することができる。
【0008】
また、前記報知タイミングは、当日の営業終了後或いは翌日の営業開始後であってもよい(請求項4)。
このような構成によれば、当日の営業終了後或いは翌日の営業開始後まで遊技客に対して判定手段による判定結果が報知されないので、遊技場が不利益を被ることを確実に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をパチンコホールの管理システムに適用した一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、全体構成を概略的に示している。この図1において、遊技機としてのパチスロ機1に対応してカードユニット2が設けられており、パチスロ機1は、カードユニット2がプリペードカードから読取った残金に応じてメダルを貸出すCR機として構成されている。
【0010】
また、カードユニット2に隣接して遊技機端末3が設けられている。この遊技機端末3は、遊技客が遊技しているパチスロ機1の稼動状態を表示したり、所定のパチスロ機1の稼動状態を表示したり、さらには遊技客が会員の場合は遊技客の過去の遊技履歴を表示可能となっている。
【0011】
2台のパチスロ機1及びカードユニット2に対応して入出力インタフェース4が設けられており、各パチスロ機1及びカードユニット2は入出力インタフェース4を通じて島毎に設置された遊技機管理装置5と接続されている。この遊技機管理装置5は、島全体のパチスロ機1のデータを収集管理して管理装置6に送信する。
【0012】
遊技機端末3は、島毎に設置された遊技機端末管理装置7と接続されている。この遊技機端末管理装置7は、入出力インタフェース4から遊技機管理装置5へ送信されるデータを常時サンプリングしており、サンプリングしたデータを自己のメモリに記憶すると共に、各遊技機端末3へ送信している。また、遊技機端末3から他のパチスロ機1のデータを要求されたときは、そのパチスロ機1が自島に属する場合は、当該パチスロ機1に対応するデータを自己のメモリから読み出して遊技機端末管理装置7から受信して要求元の遊技機端末3へ送信し、他島に属するパチスロ機1の場合は、管理装置6から該当するデータを受信し、要求元の遊技機端末3へ送信する。
管理装置(許可手段、判定手段に相当)6は、遊技機管理装置5を通じて各パチスロ機1の遊技状況及びカードユニット2の売上状態を管理すると共に、遊技機端末3と通信を行うことにより遊技機端末3に表示する画像を制御する。
【0013】
図1に戻って、パチスロ機1は、以下に示す各種信号をデータ管理のために管理装置6へ出力する。
▲1▼アウト信号……1メダル投入毎に1パルス出力
▲2▼セーフ信号……1メダル払出毎に1パルス出力
▲3▼ゲーム信号……ゲームが実行される毎に1パルス出力
▲4▼RB信号……レギュラーボーナス中レベル信号出力
▲5▼BB信号……ビッグボーナス中レベル信号出力
管理装置6は、パチスロ機1から出力される上記各信号に基づいて各パチスロ機1の稼働状態を管理する。
カードユニット2にはプリペードカードが挿入されるカード挿入口8が設けられている。
【0014】
図2は、遊技機端末3の斜視図である。この図2において、遊技機端末3には、状態表示ランプ9、タッチパネル10を有した液晶表示部11、ポイント表示部12、カード排出ボタン13、カード挿入口14が設けられている。状態表示ランプ9は、稼働状態及びエラー状態などを表示する。ポイント表示部12は、パチンコホールの会員が現在獲得しているポイントを表示する。カード挿入口14にはパチンコホールが発行した会員カードが挿入される。
【0015】
図3は遊技機端末3の電気的構成を概略的に示している。この図3において、遊技機端末3は制御部(推測設定値入力手段、報知手段に相当)15を主体として構成されている。この制御部15は、CPU16、ROM17、RAM18からなり、ROM17に記憶されたプログラムに基づいてCPU16が動作する。CPU16の動作としては、タッチパネル10に対するタッチ操作に応じて選択された遊技データ(例えば大当り回数、スタート回数など)の液晶表示部11に対する表示制御、カードリーダ19による会員カードからの会員番号の読取り、状態表示ランプ9の点灯制御、ポイント表示部12に対するデータ表示、カード排出ボタン13に対する操作状態の判断、送受信部20による遊技機端末管理装置7との通信制御がある。
【0016】
パチスロ機1内部には設定値スイッチ21が設けられており、遊技店の担当従業員は、その設定値スイッチ21に対する操作によりパチスロ機1の設定値を変更可能となっている。つまり、設定値として1〜6が設けられており、大きな設定値を設定するほど、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスの当たり確率が大きくなる。この設定値は、パチスロ機1の電源が投入された際に管理装置6に送信されるようになっており、これにより、管理装置6がパチスロ機1に設定された設定値を管理可能となっている。
尚、パチスロ機1から設定値を示す信号が出力されない場合は、管理装置6側で手入力すればよい。
【0017】
さて、遊技客がパチンコホールからの各種サービスを受けたいときは、会員登録する必要があり、会員登録された会員に対しては会員カードが発行される。この会員カードには、パチンコホール固有のホールIDデータと共に、遊技者固有の個人IDデータや発行年月日データ、有効期限データなどが記録されており、その会員カードを利用した周知の顧客サービス(会員毎の個人遊技データの収集、プリペイド機能、クレジット数の管理、貯玉サービスなど)を行い得るようになっている。
【0018】
ここで、管理装置6には、各パチスロ機1の稼働状態を管理すると共に、本発明を実施するのに必要となる遊技機データ、会員遊技データ、設定値推測データ、設定値推測許可条件データが設定されている。
図4は、遊技機データを示している。この図4において、遊技機データには、遊技機No.に対応して、設定値、アウト、セーフ、差メダル、出玉率、ゲーム数、BIG回数、REG回数、会員IDが設定されており、設定値として、営業開始までは前日における各パチスロ機1の設定値が登録され、営業開始後は当日における各パチスロ機1の設定値が登録される。また、営業開始時にあっては、設定値以外のデータはクリアされている。尚、図4に示す遊技機データファイルは遊技機がパチスロ機1の場合を示している。
【0019】
図5は、会員遊技データを示している。この図5において、会員遊技データには、当日遊技している会員の会員ID毎に、遊技機No.に対応して、アウト、セーフ、差メダル、ゲーム数、BIG回数、REG回数が設定されている。
図6は、設定値推測データを示している。この設定値推測データとは、後述するように会員が推測した設定値を登録するもので、設定値推測データには、当日遊技している会員の会員IDに対応して、遊技機No.、設定値、推測設定値が設定されている。
【0020】
図7は、設定値推測許可条件データの一例を示している。この設定値推測許可条件データは、会員に対して設定値を推測することを許可する条件を示すもので、機種No.001に関しては、本日の会員個人のBIG回数が20、或いは本日の会員個人のゲーム数が3000で設定値推測許可条件が成立するように設定されている。同様に、機種No.002に関しては、BIG回数が20、ゲーム数が5000に設定され、機種No.003に関しては、BIG回数が25、ゲーム数が6000に設定されている。
【0021】
次に上記構成の作用について説明する。
図16は、管理装置6のメイン動作のうち本発明に関連した動作を示すフローチャートである。この図16において、管理装置6は、設定値を受信するか(SB1)、会員IDを受信するか(SB3)、遊技データを受信するか(SB5)、推測データを受信するか(SB7)、カード排出通知を受信するか(SB9)を監視している。
【0022】
さて、営業開始するためにパチスロ機1の電源を投入すると、パチスロ機1は、設定値スイッチ21に設定されている設定値を入出力インタフェース4に出力するので、管理装置6は、入出力インタフェース4から設定値を受信するようになる。
【0023】
管理装置6は、パチスロ機1から設定値を受信したときは(SB1:YES)、設定値登録処理を実行する(SB2)。
図17は、管理装置6の設定値登録処理を示している。この図17において、管理装置6は、遊技機データを読込んでから(S501)、設定値を更新する(S502)。これにより、図4に示すように遊技機データに当日の各パチスロ機1に対応して設定値が登録される。尚、当日の設定値が更新されるまでは、前日の設定値が登録されている。従って、当日の設定値が変更されない場合は、前日の設定値が継続して登録されることになる。
【0024】
図11は、遊技機端末3のメイン動作のうち本発明に関連した動作を示すフローチャートである。この図11において、遊技機端末3は、カードが挿入されるか(SA1)、遊技データが入力するか(SA3)、「推測する」ボタンがオンするか(SA5)、カード排出ボタンがオンするか(SA7)を監視している。
【0025】
遊技機端末3は、通常においては、図22に一例として示す通常画面を表示している。この図22において、遊技機端末3の液晶表示部11には、通常画面として所定の遊技データが表示されている。つまり、只今ゲーム数(前回の大当たりからのゲーム数)、累計ゲーム数(本日の累計ゲーム数)、本日BIG回数(本日のビッグボーナス回数)、本日REG回数(本日のレギュラーボーナス回数)、前日BIG回数(前日のビッグボーナス回数)、前日REG回数(前日のレギュラーボーナス回数)が表示されている。
【0026】
また、ボーナス間のゲーム数履歴が10回分の棒グラフで表示されている。このボーナス間のゲーム数履歴は、例えば50回を1目盛とするもので、1〜50回は1目盛、51〜100回は2目盛、101〜150回は3目盛が点灯するようになっている。
そして、通常画面には、会員に対して会員カードの挿入を促すメッセージが表示されている。
【0027】
さて、パチンコホールからの提供サービスを受けたい会員が会員カードを遊技機端末3のカード挿入口14に挿入すると、遊技機端末3は、図11に示すように会員カードが挿入されたと判断し(SA1:YES)、カード挿入時処理を実行する(SA2)。
図12は、遊技機端末3のカード挿入時処理を示している。この図12において、遊技機端末3は、挿入された会員カードから会員IDを読取ると共に(S101)、会員データ画面へ切換えてから(S102)、保留会員データが有るかを判断する(S103)。
【0028】
この場合、遊技客が遊技場に入店してから初めて会員カードを遊技機端末3に挿入したときは、遊技機端末3は、保留会員データは無いと判断し(S103:NO)、初期データを表示する(S107)。
図23は、会員カード挿入時の会員画面の一例を示している。この図23において、会員画面には、通常画面のデータに加えて当日の会員の遊技データが初期データ(クリア状態)で表示されると共に、歓迎メッセージが表示される。この歓迎メッセージで表示される会員名は、会員カードから読取った名前である。
【0029】
尚、会員カードを遊技機端末3から抜取った会員が同一のパチスロ機1で遊技するために遊技機端末3に会員カードを再度差込んだ場合は、遊技機端末3は、図12に示すように保留会員データが有ると判断し(S103:YES)、会員IDが保留している会員IDと一致するかを判断する(S105)。この場合、会員IDが保留している会員IDと一致しているから(S105:YES)、カード排出時処理で記憶した保留会員データを表示する(S111)。これにより、遊技機端末3の液晶表示部11には会員カードを遊技機端末3から抜取った際のデータが表示されることになるので、遊技途中で会員カードを抜取っても会員個人のデータがクリアされることなく、継続して表示される。
【0030】
また、保留会員データが有るにしても、会員IDが保留している会員IDと一致しなかったときは(S105:NO)、異なる会員であると判断し、保留会員データを消去してから(S106)、初期データを表示する(S107)。
上述のようにして初期データを表示した遊技機端末3は、会員カードから読取った会員IDを管理装置6へ送信してから(S108)、管理装置6から設定値の実データ及び推測データが入力するか(S109)、設定時間が経過するか(S112)を監視するようになる。
【0031】
管理装置6は、図16に示すように遊技機端末3から会員IDを受信したときは(SB3:YES)、カード挿入時処理を実行する(SB4)。
図18は、管理装置6のカード挿入時処理を示している。この図18において、管理装置6は、図4に示す遊技機データを読込んでから(S601)、その遊技機データに会員IDを登録する(S602)。これにより、図8に示すように遊技機データとして、遊技機No.に対応して会員IDが登録されるようになる。
【0032】
続いて、図5に示す会員遊技データを読込んでから(S603)、当該会員の遊技データが有るかを判断する(S604)。この場合、当日において会員が初めて遊技するときは、当該会員の遊技データは無いことから(S604:NO)、図9に示すように当該会員の会員遊技データを作成し(S605)、新規レコードを追加する(S606)。つまり、当日において最初のカード挿入時に当該会員のデータを作成し、会員が遊技するパチスロ機1を変更する毎に、レコードを追加するのである。
【0033】
続いて、追加した新規レコードに遊技機No.を登録してから(S607)、図6に示す設定値推測データを読込み(S608)、当該会員IDが有るかを判断する(S609)。この場合、当該会員が以前に設定値を推測していないときは、当該会員IDが無いことから(S609:NO)、リターンする。
【0034】
尚、会員が同一のパチスロ機1で遊技を継続するために、前回遊技時と同一の遊技機端末3に会員カードを再挿入した場合は、会員遊技データに当該会員の遊技データが有るにしても(S604:YES)、最終レコードの遊技機No.は一致していることから(S612:YES)、レコードを追加する必要はないと判断してリターンする。
【0035】
また、会員が異なるパチスロ機1で遊技するために、前回の遊技時と異なる遊技機端末3に会員カードを挿入したときは、当該会員の遊技データの最終レコードの遊技機No.は今回の遊技機No.と異なることから(S612:NO)、新規レコードを追加すると共に(S613)、遊技機No.を登録してから(S614)、リターンする。
一方、管理装置6に会員IDを送信した遊技機端末3は、図12に示すように管理装置6からデータが入力することなく設定時間が経過することから(S112:YES)、リターンする。
【0036】
さて、遊技客が遊技を開始すると、パチスロ機1から遊技状態を示す各種遊技信号が出力されるので、遊技機端末3は、図11に示すように遊技データを入力したときは(SA3:YES)、遊技信号に基づいてデータ更新処理を実行する(SA4)。
【0037】
図13は、遊技機端末3のデータ更新処理を示している。この図13において、遊技機端末3は、管理装置6へ遊技データを送信してから(S201)、表示データを更新する(S202)。つまり、前回のボーナスからのゲーム数、本日の累計ゲーム数、本日のビッグ回数、本日のレギュラー回数を更新記憶する。これらの更新記憶されたデータは、遊技データとして表示内容に反映される。この場合、前日のビッグボーナス回数及びレギュラーボーナス回数は本日の営業が終了するまで継続して記憶するようになっており、これらの遊技データも表示に反映される。
【0038】
管理装置6は、遊技機端末3から遊技データを受信したときは(SB5:YES)、データ更新処理を実行する(SB6)。
図19は、管理装置6のデータ更新処理を示している。この図19において、管理装置6は、図8に示す遊技機データを読込み(S701)、その遊技機データを更新してから(S702)、図9に示す会員遊技データを読込み(S703)、その会員遊技データを更新して(S704)、リターンする。
【0039】
上述のように管理装置6に遊技データを送信した遊技機端末3は、図13に示すように推測許可条件が成立したかを判断する(S203)。この推測許可条件とは、会員に対して遊技しているパチスロ機1の設定値を推測することを許可するもので、本発明の特徴的部分である。
【0040】
さて、会員が遊技しているパチスロ機1の機種No.が001の場合は、遊技機端末3は、図7に示す設定値推測許可条件データに基づいて本日の当該会員のBIG回数が20か、当該会員の累計ゲーム数が3000となったところで、設定値の推測許可条件が成立したと判断し(S203:YES)、「推測する」ボタンを表示すると共に(S204)、推測許可メッセージを表示して(S205)、リターンする。
図24は、「推測する」ボタン及び推測許可メッセージが表示された会員画面で、会員による本日のゲーム数が3000となったことにより設定値の推測許可条件が成立した状態を示している。
【0041】
ここで、設定値を推測したい会員は、「推測する」ボタン22をタッチ操作する。すると、遊技機端末3は、図11に示すように「推測する」ボタン22がオンしたときは(SA5:YES)、設定値推測処理を実行する(SA6)。
図14は、遊技機端末3の設定値推測処理を示している。この図14において、遊技機端末3は、設定値推測画面をPOP表示する(S301)。
【0042】
図25は、設定値推測画面のPOP表示を示している。この図25において、POP表示として、1〜6の設定値を示す数字ボタン23、「決定」ボタン24及び「取消」ボタン25が表示されると共に、設定値を選択することを促すメッセージが表示される。
従って、会員は、自分が遊技しているパチスロ機1の設定値を推測し、その推測した設定値を示す数字ボタン23をタッチ操作してから、「決定」ボタン24をタッチ操作する。
【0043】
遊技機端末3は、図14に示すように設定値が選択されたときは(S302:YES)、その設定値を推測データとして記憶し(S307)、「決定」ボタン24がタッチ操作されたときは(S303:YES)、記憶している推測データを管理装置6へ送信する(S304)。そして、「推測する」ボタン22を消去すると共に(S305)、推測完了メッセージを表示してから(S306)、リターンする。
尚、遊技機端末3は、「取消」ボタン25が操作されたときは(S308:YES)、設定値推測画面を消去して(S309)、リターンする。
【0044】
管理装置6は、図16に示すように推測データを受信したときは(SB7:YES)、設定推測処理を実行する(SB8)。
図20は、管理装置6の設定値推測処理を示している。この図20において、管理装置6は、設定値推測データを読込んでから(S801)、新規レコードを追加し(S802)、設定値推測データを登録する(S803)。これにより、図10に示すように会員IDに対応して、会員が遊技している遊技機No.、実際の設定値及び推測設定値が登録される。
【0045】
そして、遊技客が遊技を終了するためにカード排出ボタン13を操作すると、遊技機端末3は、図11に示すようにカード排出ボタン13がオンしたと判断し(SA7:YES)、カード排出時処理を実行する(SA8)。
図15は、遊技機端末3のカード排出時処理を示している。この図15において、遊技機端末3は、管理装置6へカード排出通知を送信すると共に(S401)、保留会員データとして記憶してから(S402)、会員カードを排出して(S403)、リターンする。これにより、遊技機端末3から会員カードが排出されるので、会員は、遊技を終了したり、遊技するパチスロ機1を変更したりすることができる。
【0046】
管理装置6は、図16に示すように遊技機端末3からカード排出通知を受信したときは(SB9:YES)、カード排出時処理を実行する(SB10)。
図21は、管理装置6のカード排出時処理を示している。この図21において、管理装置6は、遊技機データを読込むと共に(S901)、会員IDを抹消してから(S902)、リターンする。
以上のようにして、会員が会員カードを利用して遊技した際に、遊技しているパチスロ機1の設定値の推測許可条件が成立した場合において推測設定値を入力したときは、その推測設定値が実際の設定値と共に記憶されることになる。
【0047】
さて、上述のようにして推測設定値を入力した会員が翌日以降に来店した際に遊技機端末3に会員カードを挿入すると、遊技機端末3は、図12に示すカード挿入時処理において、管理装置6へ会員カードから読取った会員IDを送信してから(S108)、管理装置6から設定値の実データ及び推測データが入力するかを監視する(S109)。
【0048】
この場合、図10に示すように当該会員が前回遊技した際に実行した設定値推測の結果として、設定値推測データに当該会員の会員IDが登録されているので、管理装置6は、図18に示すカード挿入時処理において、当該会員の会員IDが登録されていると判断し(S609:YES)、会員IDに対応して登録されている設定値の実データ及び推測データを遊技機端末3に送信してから(S610)、該当レコードを抹消して(S611)、リターンする。
【0049】
遊技機端末3は、図12に示すカード挿入時処理において、設定時間が経過するまでに設定値実データ及び設定値推測データが管理装置6から入力するので(S109:YES)、設定値推測データ及びそれらの比較結果をPOP表示してから(S110)、リターンする。
【0050】
図26は、設定値推測結果のPOP表示の一例を示している。この図26において、POP表示として、設定値推測結果及び「OK」ボタン26が表示される。従って、会員は、前回の設定値推測が正解か否かが分り、正解した場合は、自慢気に思うようになる。
【0051】
尚、不正解の場合は実設定値を教えるようにしてもよいが、完全に教えてしまうと推測する意味が薄れてしまうので、教えるにしてもある程度あいまいに教えるのがよい。例えば、推測した設定値よりも上なのか下なのかを教えるようにしてもよい。
【0052】
このような実施の形態によれば、パチスロ機1が特定の遊技状態となったときは、会員に対してパチスロ機1の設定値を推測する権利を許可し、会員が推測設定値を入力した場合は、後日において会員が遊技機端末3に会員カードを挿入した際に設定値の推測結果を表示するようにしたので、会員は、推測した設定値が正解か否かを知ることができる。従って、自分の推測が正解した場合には自慢気に思い、今回遊技するパチスロ機1の設定値を推測しながら遊技に熱中するようになる。
【0053】
この場合、前回の遊技時におけるパチスロ機1の設定値を遊技客に対して公開することになるものの、パチスロ機1の設定値は必要に応じて変更されるのが通常であるので、前回の遊技時におけるパチスロ機1の設定値が今回の遊技時まで同一の設定値のままであるとは限らない。従って、会員は、今回の遊技時に正解であることが判明した設定値のみだけでパチスロ機1を選択することはないので、遊技店の利益に悪影響を及ぼすことはない。
【0054】
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
会員が推測した設定値が正解か否かを営業終了後に報知するようにしてもよいし、当日の営業中において会員が設定値を推定した際、或いは所定時間経過後に報知するようにしてもよい。
【0055】
管理装置6は、遊技客個人の遊技データに基づいて設定値の推測を許可するか否かを判断するようにしたが、遊技機自体の累計データに基づいて判断するようにしてもよい。
会員が推測した設定値が正解か否かをメールで会員に報知したり、遊技場が運営するサイトで通知するようにしてもよい。
遊技機としてパチンコ機に適用するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の遊技場用管理システムによれば、遊技に関して所定条件が成立したときは、遊技機に設定された設定値を推測する権利を遊技客に許可し、遊技客が推測した設定値を入力したときは、その推測結果を遊技客に対して報知するようにしたので、遊技店の利益を確保しつつ、遊技機の設定値を推測する楽しみを遊技客に与えることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体構成を示す概略図
【図2】遊技機端末の斜視図
【図3】遊技機端末の電気的構成を示すブロック図
【図4】営業開始時の遊技機データを示す図
【図5】営業開始時の会員遊技データを示す図
【図6】営業開始時の設定値推測データを示す図
【図7】設定値推測許可条件データを示す図
【図8】営業中の遊技機データを示す図
【図9】営業中の会員遊技データを示す図
【図10】営業中の設定値推測データを示す図
【図11】遊技機端末のメイン動作を示すフローチャート
【図12】遊技機端末のカード挿入時処理を示すフローチャート
【図13】遊技機端末のデータ更新処理を示すフローチャート
【図14】遊技機端末の設定値推測処理を示すフローチャート
【図15】遊技機端末のカード排出時処理を示すフローチャート
【図16】管理装置のメイン動作を示すフローチャート
【図17】管理装置の設定値登録処理を示すフローチャート
【図18】管理装置のカード挿入時処理を示すフローチャート
【図19】管理装置のデータ更新処理を示すフローチャート
【図20】管理装置の設定値推測処理を示すフローチャート
【図21】管理装置のカード排出時処理を示すフローチャート
【図22】遊技機端末の通常画面を示す図
【図23】遊技機端末のカード挿入時における会員画面を示す図
【図24】遊技機端末の設定値推測権利発生時における会員画面を示す図
【図25】遊技機端末の設定値推測入力時における会員画面を示す図
【図26】遊技機端末の設定値推測結果発表時における会員画面を示す図
【符号の説明】
1はパチスロ機(遊技機)、2はカードユニット、3は遊技機端末、6は管理装置(許可手段、判定手段)、15は制御部(推測設定値入力手段、報知手段)である。

Claims (4)

  1. 遊技に関して所定条件が成立したときは、遊技機に設定された設定値を推測する権利を遊技客に許可する許可手段と、
    この許可手段により許可された遊技客に対して推測設定値の入力を可能とする推測設定値入力手段と、
    この推測設定値入力手段に入力された推測設定値と前記遊技機に設定されている実設定値とを比較判定する判定手段と、
    この判定手段による判定結果を前記許可手段により許可された遊技客に対して報知する報知手段とを備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 前記許可手段は、遊技客個人の遊技データが予め設定された値に達したときに前記所定条件が成立したとみなし、当該遊技客に対して前記権利を許可することを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記報知手段は、予め設定された報知タイミングとなったときに前記判定手段による判定結果を報知することを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用管理システム。
  4. 前記報知タイミングは、当日の営業終了後或いは翌日の営業開始後であることを特徴とする請求項3記載の遊技場用管理システム。
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