JPH10165612A - 遊技機システム - Google Patents

遊技機システム

Info

Publication number
JPH10165612A
JPH10165612A JP8330821A JP33082196A JPH10165612A JP H10165612 A JPH10165612 A JP H10165612A JP 8330821 A JP8330821 A JP 8330821A JP 33082196 A JP33082196 A JP 33082196A JP H10165612 A JPH10165612 A JP H10165612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize
image data
player
balls
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8330821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4171080B2 (ja
Inventor
Montarou Nishimori
門太郎 西森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP33082196A priority Critical patent/JP4171080B2/ja
Publication of JPH10165612A publication Critical patent/JPH10165612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4171080B2 publication Critical patent/JP4171080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技途中の段階で、遊技者の遊技媒体数と交換
できる景品を遊技者に効率良く把握させ、もって集客力
を高めることができる遊技機システムを提供すること。 【解決手段】パチンコ台14〜16と景品管理装置10
の間にそれぞれ介在するカード装着装置11〜13に表
示部11bを設け、遊技者の持ち玉が所定量変動した際
に、この持ち玉数に応答して景品管理装置10から送信
される景品の外観イメージを表示部11b上に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ等の遊技
者が遊技機を用いて遊技媒体を獲得し、獲得した遊技媒
体を景品管理装置が管理する所定の景品と交換する遊技
機システムに関し、特に、遊技途中の段階で、遊技者の
遊技媒体数と交換できる景品を遊技者に効率良く把握さ
せ、もって集客力を高めることができる遊技機システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ店の遊技者は、現金を支
払ってパチンコ玉を取得した後、取得したパチンコ玉を
パチンコ台に投入して遊技を行い、この遊技によって獲
得したパチンコ玉をその玉数に対応した景品に交換す
る。
【0003】すなわち、各遊技者は、獲得したパチンコ
玉数を実際に計数するまでは、獲得した玉数自体を正確
に把握することができないため、獲得したパチンコ玉を
いかなる景品と交換できるか不明であった。
【0004】このため、最近では、あらかじめ所定数の
パチンコ玉をパチンコ台に封入するとともに、該パチン
コ台に玉数を表示する表示部を設けることにより、各遊
技者が持ち玉数を適宜把握できるようにした遊技システ
ムが知られている。
【0005】例えば、特開昭63−99891号公報に
は、持ち玉数を表示する表示部を有する封入式のパチン
コ台を店内に配置し、持ち玉と実質的に等価な第2の有
価データを表示部に表示するよう構成したパチンコ遊技
システムが開示されている。
【0006】したがって、この従来技術を用いると、遊
技者が持ち玉数を常時把握できるため、カウンターに陳
列された各種景品に要する玉数と比較して、所望の景品
が取得できるか否かを判断することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術を用いたとしても、パチンコ店のカウンターに
は多種多様な景品が陳列されているため、遊技者が所望
の景品を得るためには、該景品に要するパチンコ玉数を
記憶するか筆記しておく必要がある。
【0008】特に最近では、豊富な景品を取り揃えた
り、お買い得な目玉商品を準備することによって他店と
の差別化を図るパチンコ店が増加する傾向にあるため、
景品に要する玉数を把握する際の遊技者の負担は大きく
なる。
【0009】また、たとえ近傍に位置するパチンコ店で
あっても、オーナーの意向や方針によって景品に要する
玉数はそれぞれ異なることが多いため、遊技者は店ごと
に景品に要する玉数を把握せねばならない。
【0010】さらに、初心者がパチンコを行う場合に
は、とりあえず持ち玉数を精算してから景品を選択する
ことが多いため、意図しない不要な景品を入手する可能
性が高い。
【0011】このため、遊技途中の段階で、パチンコ玉
数をいかなる景品と交換できるかを該遊技者にいかに効
率良く把握させるかが重要な課題となっており、また、
この課題を解決することができれば、豊富な品揃えや目
玉商品の準備に伴う他店との差別化を一層推進できるこ
とになる。
【0012】なお、かかる課題は、上記パチンコのみな
らず、スロットマシンや各種ゲーム機においても重要な
役割を果たしている。
【0013】そこで、本発明は、上記課題を解決し、遊
技途中の段階で、遊技者の遊技媒体数と交換できる景品
を遊技者に効率良く把握させ、もって集客力を高めるこ
とができる遊技機システムを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、遊技者が遊技機を用いて遊技媒体を
獲得し、獲得した遊技媒体を景品管理装置が管理する所
定の景品と交換する遊技機システムにおいて、前記景品
管理装置は、前記景品に係わる画像データを記憶する記
憶手段と、前記遊技機から遊技媒体数を受け付けた際
に、該遊技媒体数に対応する一又は複数の景品の画像デ
ータを前記記憶手段から取り出して前記遊技機に送信す
る画像データ送信手段とを備え、前記遊技機は、画像デ
ータを表示する表示手段と、遊技中の遊技者が保有する
遊技媒体数を計数する計数手段と、前記計数手段が計数
した遊技媒体数が所定量変動した際に、該遊技媒体数を
前記景品管理装置に送信する送信手段と、前記景品管理
装置から画像データを受信した際に、該画像データを前
記表示手段に表示制御する表示制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0015】また、第2の発明は、前記遊技機は、前記
遊技者の個人情報を前記景品管理装置に送信する個人情
報送信手段をさらに具備し、前記画像データ送信手段
は、前記遊技機から遊技媒体数を受け付けた際に、該遊
技媒体数に対応する一又は複数の景品の画像データのう
ち、前記遊技機から受信した個人情報に適合する画像デ
ータを前記記憶手段から取り出して前記遊技機に送信す
ることを特徴とする。
【0016】また、第3の発明は、画像データ送信手段
は、前記遊技機から遊技媒体数を受け付けた際に、該遊
技媒体数に対応する景品よりも1段階上位の景品に対応
する画像データを前記記憶手段から取り出して前記遊技
機に送信することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、
所定数のパチンコ玉をパチンコ台内にあらかじめ封入
し、遊技者の遊技によりパチンコ玉数が変動した際に、
この変動数をカード装着装置に対して出力するパチンコ
台を用いた場合について示すこととする。
【0018】図1は、第1の実施の形態で用いるパチン
コ遊技システムの全体構成を示す図である。
【0019】図1に示すパチンコ遊技システムは、遊技
者が所望のパチンコ台でパチンコ玉を獲得した際に、獲
得したパチンコ玉数で交換できる景品を、遊技途中で随
時確認できるよう構成したシステムである。
【0020】具体的には、遊技者が例えばパチンコ台1
4を使用して所定数のパチンコ玉を獲得したならば、該
パチンコ台14に対応して設けたカード装着装置11が
景品管理装置10から持ち玉と交換できる景品の画像デ
ータを受け取り、受け取った画像データを表示部11d
上に表示する。
【0021】このように、このパチンコ遊技システム
は、各パチンコ台14〜16にそれぞれ対応してカード
装着装置11〜13を設け、このカード装着装置11〜
13を介して景品管理装置10に接続されている。
【0022】この景品管理装置10は、遊技者が獲得し
たパチンコ玉と交換できる景品の外観イメージを示す画
像データを管理する管理装置であり、入力部10aと、
イメージスキャナ10bと、画像データ記憶部10c
と、ターミナルコントローラ10dとを有する。
【0023】入力部10aは、キーボードやマウス等の
入力デバイスであり、例えば各景品のパンフレットから
景品の外観イメージの読み取り操作等を行う場合などに
使用される。
【0024】イメージスキャナ10bは、各景品のパン
フレットなどから景品の外観イメージを光学的に読み取
り、読み取った画像データをターミナルコントローラ1
0dに出力する入力デバイスである。
【0025】画像データ記憶部10cは、ターミナルコ
ントローラ10dによってアクセスされるハードディス
ク等の記憶媒体であり、具体的には、この画像データ記
憶部10c内部には、イメージスキャナ10bによって
読み取られた画像データがファイルとして格納される。
【0026】ターミナルコントローラ10dは、画像デ
ータ記憶部10cに記憶した画像データを管理するとと
もに、各カード装着装置11〜13から持ち玉数を受信
した際に、持ち玉数に対応する景品の画像データを送出
する処理部である。
【0027】具体的には、このターミナルコントローラ
10dは、景品の外観イメージを示す画像データのファ
イル名と該景品に要するパチンコ玉数を対応づけてテー
ブル管理しており、例えばカード装着装置11からパチ
ンコ玉数を受け取ったならば、このテーブルを参照して
該パチンコ玉数に対応する景品の画像イメージを特定
し、特定した画像イメージを送信元のカード装着装置1
1に送信する。
【0028】かかる構成を有する景品管理装置10を用
いることにより、カード装着装置11〜13からパチン
コ玉数を受け取った際に、該パチンコ玉数に対応する景
品の外観イメージを示す画像データを要求元のカード装
着装置に送信することができる。
【0029】次に、カード装着装置11〜13及びパチ
ンコ台14〜16の構成について説明する。ただし、こ
こでは、各カード装着装置11〜13及びパチンコ台1
4〜16を同一機能としているため、以下では説明の便
宜上、カード装着装置11及びパチンコ台14のみにつ
いて説明することとする。
【0030】また、ここでは説明の便宜上、3台のパチ
ンコ台14〜16のみを有する場合について説明する
が、実際には、数百台のパチンコ台及びカード装着装置
が景品管理装置10に接続されることとなる。
【0031】すでに説明したように、パチンコ台14
は、所定数のパチンコ玉をあらかじめ内部に封入したパ
チンコ台であり、遊技者の持ち玉数は、カード装着装置
11の持ち玉数管理部11fで管理するよう構成されて
いる。
【0032】具体的には、遊技者がパチンコ台14の上
部に設けたカード装着装置11に会員カードを装着した
ならば、このパチンコ台14は待機状態から遊技可能状
態に移行する。
【0033】そして、遊技者がパチンコ台14に打ち出
したパチンコ玉数は、使用済みの玉数としてカード装着
装置11が管理する持ち玉数から減じられ、遊技者が打
ち出したパチンコ玉が入賞口に入賞した場合には、パチ
ンコ台14からカード装着装置11に対して所定数の獲
得玉数が送られ、該カード装着装置11が管理する遊技
者の持ち玉数に加算される。
【0034】また、カード装着装置11は、会員カード
を用いたパチンコ遊技を行うことができるようにパチン
コ台14に隣接して配設した装置であり、通信制御部1
1aと、カード読み書き部11bと、表示制御部11c
と、表示部11dと、通信制御部11eと、持ち玉数管
理部11fと、制御部11gとを有する。
【0035】通信制御部11aは、景品管理装置10と
の間のデータ通信を担う入出力部であり、具体的には、
景品管理装置10に対して持ち玉数を送信するととも
に、該景品管理装置10から景品の外観イメージを示す
画像データを受信する。
【0036】カード読み書き部11bは、遊技者の会員
カードからデータの読み取り及び会員カードへのデータ
の書き込みを行う処理部であり、具体的には、カード読
み書き部11bは、この会員カードに対して持ち玉数の
読み書きを行っている。
【0037】なお、その詳細は後述するが、第2の実施
の形態では、このカード読み書き部を用いて遊技者の個
人データを会員カードから読み出している。
【0038】表示制御部11cは、景品管理装置10か
ら受信した景品の画像データをカラー液晶パネル等で構
成される表示部11dに表示制御する制御部であり、通
信制御部11eは、パチンコ台14とのデータ通信をつ
かさどるデータ送受信部である。
【0039】持ち玉数管理部11fは、遊技者が現時点
で保有する持ち玉数を管理する管理部であり、具体的に
は、カード読み書き部11bに会員カードが装着された
ならば、会員カードに記憶した持ち玉数が設定される。
【0040】そして、遊技者が遊技を開始してパチンコ
台にパチンコ玉が打ち出されたならば、この打ち出し数
を示すデータをパチンコ台から受信して持ち玉数から減
じ、打ち出した玉がパチンコ台の入賞口に入賞した際に
は、獲得玉数を示すデータをパチンコ台から受け取って
持ち玉数に加算する。
【0041】制御部11gは、カード装着装置11の全
体制御及び景品管理装置10とのデータ授受等を行う制
御部であり、具体的には、カード読み書き部11bが会
員カードを受け付けたならば、パチンコ台14に動作開
始を指示するとともに、該パチンコ台14から打ち出し
数又は獲得玉数を示すデータを受け付けたならば、かか
るデータを持ち玉数管理部11fに出力する。
【0042】また、持ち玉数管理部11fが管理する遊
技者の持ち玉数が所定量変動したならば、該持ち玉数に
対応する景品の外観イメージを景品管理装置10に要求
し、該景品管理装置10から受け付けた画像データを表
示制御部11cに出力する。
【0043】上記構成を有するカード装着装置11及び
パチンコ台14を用いることにより、遊技者の持ち玉数
を常時監視するとともに、この持ち玉数に対応する景品
の画像イメージを表示部11dに表示することが可能と
なる。
【0044】次に、図1に示すパチンコ台14及びカー
ド装着装置11の外観について具体的に説明する。
【0045】図2は、図1に示すパチンコ台14及びカ
ード装着装置11の外観の一例を示す図である。
【0046】図2(a)は、パチンコ台14及びカード
装着装置11の正面図を示し、同図(b)は、カード装
着装置11の斜視図を示している。これらに図示したよ
うに、このカード装着装置11は、パチンコ台14の上
部に設置されており、パチンコ台14との間のデータ線
25と、景品管理装置10との通信回線21とを収容し
ている。
【0047】また、このカード装着装置11は、会員カ
ードに対するデータの読み書きを行うカード読み書き部
11bと、景品の外観イメージを表示する表示部11d
の他に、持ち玉数を表示する持ち玉数表示部22と、ス
ピーカ23と、呼出釦24と、ランプ25とを有してい
る。
【0048】そして、遊技者がかかるパチンコ台14を
使用する際に、カード読み書き部11bに対して会員カ
ードを装着すると、会員カードに記録された持ち玉数が
持ち玉数管理部11fを介して持ち玉数表示部22に表
示され、パチンコ台14が遊技可能状態に移行するとと
もに、この持ち玉数に対応する景品の画像データを景品
管理装置10から取得して表示部11dに表示する。
【0049】そして、遊技者がパチンコ台14を用いた
遊技を開始すると、当然ながらその持ち玉数は逐次変動
するため、持ち玉数表示部22の表示内容を逐次更新す
るとともに、この持ち玉数が所定量変動した場合には、
該持ち玉数に対応する景品の画像データを景品管理装置
10に要求して、表示部11dに表示した景品の外観イ
メージを更新する。
【0050】このため、パチンコ台14の遊技者は、遊
技途中で持ち玉と交換し得る景品の外観イメージを随時
確認できることとなる。
【0051】次に、上記パチンコ台14とカード装着装
置11の構成と処理手順について具体的に説明する。
【0052】図3は、図1に示すパチンコ台14の具体
的な構成を示すブロック図である。
【0053】図3に示すように、このパチンコ台14
は、パチンコ台の全体を制御する中央処理装置(CP
U)30と、パチンコ台14の前面に配設されるゲーム
表示部31と、各種キー釦32と、RAM及びROMか
らなるメモリ33と、ゲームプログラム34と、通信制
御部35と、ランプ、チューリップ、玉打ち部及びベル
等を駆動する駆動部36とからなる。
【0054】そして、パチンコ台14の電源が投入され
ると、CPU30がゲームプログラム34及びメモリ3
3に記憶した所定のデータをロードして動作可能状態に
移行する。具体的には、ゲーム表示部31の表示を開始
するとともに、各キー釦32の入力を受付可能状態と
し、通信制御部35を初期化する。
【0055】ただし、このパチンコ台は、一旦動作可能
状態となった後に所定時間が経過したならばカード装着
装置11からの指示を受け付けるまで待機状態に移行す
る。
【0056】なお、遊技者による遊技が開始されたなら
ば、CPU30は、遊技者が打ち出した玉数及び入賞し
た獲得玉数を把握して、通信制御部35を介してカード
装着装置11に通知する。
【0057】次に、図1に示すカード装着装置11の構
成について説明する。
【0058】図4は、図1に示すカード装着装置11の
具体的な構成を示すブロック図である。
【0059】図4に示すように、このカード装着装置1
1は、カード装着装置11の全体を制御する中央処理装
置(CPU)40と、景品の外観イメージを表示する表
示部11dと、各種キー釦41と、RAM及びROMか
らなるメモリ42と、カード装着装置11の動作プログ
ラム43と、カード読み書き部11bと、スピーカ制御
部44と、景品管理装置10向けの通信制御部11a
と、パチンコ台14向けの通信制御部11eとからな
る。
【0060】なお、図1に示す表示制御部11c、持ち
玉数管理部11f及び制御部11gという3つの機能部
の機能は、プログラム43及びメモリ42の所定のデー
タをロードしたCPU40が担うことになる。ただし、
例えば持ち玉数管理部11fの管理専用のCPUを設け
て並列処理することにより、処理の高速化を図ることも
できる。
【0061】そして、カード装着装置11の電源が投入
されると、CPU40がプログラム43及びメモリ42
の所定のデータをロードして、カード装着装置11が動
作可能モードに移行する。
【0062】その後、各種キー釦41、カード読み書き
部11b及びスピーカ制御部44が動作可能となったな
らば、カード読み書き部11bに遊技者の会員カードが
装着されるまでの間、待機状態に移行する。
【0063】そして、カード読み書き部11bが会員カ
ードを受け付けたならば、CPU40は、会員カードが
記憶する遊技者の持ち玉数を読み出してメモリ42のR
AM領域に記憶した後、通信制御部11eを介してパチ
ンコ台14に動作モードへの移行を指示するとともに、
該持ち玉数を通信制御部11aを介して景品管理装置1
0に送信する。なお、この景品管理装置10から持ち玉
数に対応する景品の画像データを受信したならば、該画
像データを表示部11dに表示する。
【0064】また、遊技者による遊技が開始され、通信
制御部11eを介してパチンコ台14に打ち込んだ玉数
及び獲得玉数を受け取ったならば、メモリ42に記憶し
た持ち玉数を更新する。なお、このメモリ42に記憶し
た持ち玉数が所定量変動した場合には、通信制御部11
aを介して景品管理装置10に持ち玉数を送信する。
【0065】次に、上記メモリ42のRAM領域に記憶
されるデータの構造について説明する。
【0066】図5は、図4に示すメモリ42のRAM領
域に記憶されるデータの一例を示す図である。
【0067】図5に示すように、このRAM領域50に
は、遊技者の会員番号等を示すカードに記憶された個人
データ51と、最初の持ち玉数52と、遊戯中の持ち玉
数53と、台番号54と、IN玉数55と、OUT玉数
56と、画像データ57とが記憶される。
【0068】そして、遊技により持ち玉数が変動した際
には、この持ち玉数53の内容データを更新し、また持
ち玉数の変動に応答して新たな画像データを景品管理装
置10から獲得した場合には、画像データ57を更新す
る。
【0069】次に、このカード装着装置11の処理手順
について説明する。ただし、ここでは説明の便宜上、カ
ード挿入直後の景品の画像イメージの表示処理の説明を
省略する。
【0070】図6は、図1に示すカード装着装置11の
処理手順を示すフローチャートである。
【0071】図6に示すように、このカード装着装置1
1は、遊技者によってカード読み書き部11bに会員カ
ードが装着されるまでの間待機状態にあり(ステップ6
01)、該カード読み書き部11bに会員カードが装着
されたならば(ステップ602)、該会員カードに記憶
された持ち玉数等を読み出して、持ち玉数管理部11f
で管理する(ステップ603)。
【0072】そして、パチンコ台14を用いた遊技者に
よる遊技が開始され、パチンコ台14へのパチンコ玉の
打ち込み及び入賞が生じると、かかる遊技状況に応じて
持ち玉数管理部11fが管理する持ち玉数を更新する
(ステップ604)。
【0073】また、この持ち玉数が所定量以上変動しな
い場合には(ステップ605)、景品が変化しないため
にステップ604の処理をくり返し、持ち玉が所定量以
上変動し、持ち玉と交換し得る景品が変動するようにな
ったならば、この持ち玉数を景品管理装置10に送信し
て新たな景品の画像データを要求する(ステップ60
6)。このとき、ステップ605で比較される所定量を
更新しておく。
【0074】そして、この景品管理装置10から画像デ
ータを受信したならば(ステップ607)、受信した画
像データを表示部11dに表示して景品の画像イメージ
を更新する(ステップ608)。
【0075】なお、遊技途中で遊技者がカード返却釦を
押下するまでは(ステップ609)、ステップ604に
移行して上記処理をくり返し、カード返却釦が押下され
たならば、現在の持ち玉数を会員カードに書き込んだ後
に(ステップ610)、遊技者に会員カードを返却する
(ステップ611)。
【0076】このように、このカード装着装置11は、
遊技者が現在の持ち玉と交換し得る画像データを常に表
示部11dに表示することとしている。
【0077】次に、カード装着装置11の表示部11d
に表示する景品の外観イメージの一例について説明す
る。
【0078】図7は、図1に示す表示部11dに表示す
る景品の外観イメージの一例を示す図である。
【0079】図7(a)に示すように、まず最初に遊技
者がカード読み書き部11bに会員カードを装着したな
らば、「いらっしゃいませ!」というメッセージを表示
しつつ、会員カードに記憶された持ち玉数に対応する景
品の画像を景品管理装置10から取得する。
【0080】例えば、この会員カードに記憶された持ち
玉数をA社製のハンカチと交換可能な場合には、同図
(b)に示すA社製のハンカチの外観イメージが表示部
11dに表示される。
【0081】その後、遊技者が所定量持ち玉数を増やし
た場合には、カード装着装置11は景品管理装置10に
持ち玉数を送信して新たな景品の画像データを要求す
る。
【0082】例えば、その時点で遊技者の持ち玉数をB
社製のハンカチと交換可能な場合には、表示部11dの
表示される画像データは同図(c)に示すB社製のハン
カチの外観イメージに更新される。
【0083】その後、遊技者がさらに持ち玉数を増や
し、その時点で遊技者の持ち玉数をC社製のハンドバッ
クと交換できることとなったならば、表示部11dに表
示される画像データは、同図(d)に示すC社製のハン
ドバックの外観イメージに更新される。
【0084】このように、このカード装着装置11で
は、遊技者の持ち玉数と交換可能な景品の外観イメージ
を遊戯中に順次更新することとしたので、各遊技者は、
一見して持ち玉の付加価値を把握することができる。
【0085】上述してきたように、第1の実施の形態で
は、パチンコ台14〜16と景品管理装置10の間にそ
れぞれ介在するカード装着装置11〜13に表示部11
bを設け、遊技者の持ち玉が所定量変動した際に、この
持ち玉数に応答して景品管理装置10から送信される景
品の外観イメージを表示部11b上に表示するよう構成
したので、下記に示す効果が得られる。
【0086】1)遊技途中の段階で、遊技者の持ち玉数
と交換できる景品を遊技者に効率良く把握させることが
できる。
【0087】2)顧客サービスの質的向上を図り、もっ
て集客力を高めることができる。
【0088】3)特殊景品を偏重しがちな業界の体質を
是正し、業界の健全化に寄与することができる。
【0089】4)パチンコ店ごとに設けた目玉商品を周
知させることができる。
【0090】なお、第1の実施の形態では説明の便宜
上、単に景品の外観イメージのみを景品管理装置10で
保持する場合について説明したが、景品の特徴を示すデ
ータや、該データを画像データと結合したデータを保持
することも可能である。
【0091】また、第1の実施の形態では、遊技者の持
ち玉数が所定数変動した際に、画像データの更新を行う
こととしたが、豊富な景品を有する場合には、リアルタ
イムで画像データを更新することも可能である。
【0092】ところで、上記第1の実施の形態では、単
に持ち玉と交換し得る景品を表示部に表示することとし
たため、表示した景品が遊技者にとって魅力あることが
条件となる。
【0093】しかしながら、遊技者の好みは、年齢、性
別及び趣味等によって千差万別であることから、あらゆ
る遊技者にとって魅力ある景品を常に表示部に表示する
ことは難しい。
【0094】そこで、以下では、遊技者の年齢、性別及
び趣味等を勘案して、遊技者にとって魅力ある景品を表
示する第2の実施の形態について説明する。ただし、第
2の実施の形態では、カード発行時に、遊技者の年齢、
性別及び趣味に関するデータを会員カードに記録するも
のとする。
【0095】図8は、第2の実施の形態で用いるパチン
コ遊技システムの構成を示すブロック図である。なお、
図1と同様の機能を有する機能部については同一符号を
付すこととしてその説明を省略する。
【0096】図8に示すパチンコ遊技システムは、会員
カードに記録した遊技者の年齢、性別及び趣味等の個人
データに基づいて、景品管理装置80が遊技者に適合し
た景品を選択し、選択した景品の外観イメージをカード
装着装置83の表示部11dに表示するよう構成したも
のである。なお、ここでは会員カードから上記個人個人
データを読み出すこととするが、会員カードの会員番号
をもとにして、パチンコ店の記憶装置に記憶済みの個人
データを利用することもできる。
【0097】具体的には、カード装着装置83では、カ
ード読み書き部11bに会員カードが装着された際に、
持ち玉数だけではなく、遊技者の年齢、性別及び趣味に
係わるデータを該会員カードから読み取り、制御部85
に出力する。
【0098】そして、これらのデータを受け取った制御
部85は、その持ち玉数を持ち玉数管理部11fに出力
するとともに、遊技者の年齢、性別及び趣味という個人
データを個人データ通知部84に出力する。
【0099】そして、この個人データを受け取った個人
データ通知部84は、通信制御部11aを介して該個人
データをパチンコ台の台番号とともに景品管理装置80
に送出する。
【0100】一方、この個人データを受け取った景品管
理装置80のターミナルコントローラ82は、該個人デ
ータをパチンコ台の台番号に対応づけて個人データ記憶
部81に記憶する。
【0101】図9は、図8に示す個人データ記憶部81
が記憶する個人データ管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【0102】図9に示すように、この個人データ管理テ
ーブル90は、パチンコ台の台番号91ごとに、遊技者
の年齢データ92、性別データ93及び趣味データ94
を記憶している。
【0103】ここで、遊技者の年齢データ92には、遊
技者の年齢に対応する数値が格納され、性別データ93
には、男性の場合には’1’が女性の場合には’0’が
格納される。また、趣味データ94には、遊技者の趣味
に対応するコード番号が最大3つまで格納される。
【0104】例えば、台番号「1」の遊技者は、20歳
の男性であり、テニス(コード番号22)、スキー(コ
ード番号31)及び旅行(コード番号46)を趣味とす
ることを示しており、また台番号「256」の遊技者
は、60歳の男性であり、ゴルフを趣味とすることを示
している。
【0105】そして、ターミナルコントローラ82がカ
ード装着装置83から持ち玉数及び台番号を受信したな
らば、この持ち玉数に対応する複数の景品のうち、かか
る個人データに最も適合した景品の画像データをカード
装着装置83に送信する。
【0106】このように、このパチンコ遊技システムで
は、遊技者の年齢、性別及び趣味等に基づいて、該遊技
者に最も適合した景品の外観イメージを表示部11dに
表示することとしている。
【0107】次に、図8に示すターミナルコントローラ
82が景品の画像データを送信する際の処理手順につい
て具体的に説明する。
【0108】図10は、図8に示すターミナルコントロ
ーラ82が景品の画像データを送信する際の処理手順を
示すフローチャートである。
【0109】図10に示すように、このターミナルコン
トローラ82は、カード装着装置83から持ち玉数を受
信したならば(ステップ1001)、画像データ記憶部
10cに記憶した画像データの中から、受信した持ち玉
数に対応する複数の景品の画像データ(以下「景品候補
画像データ」と言う。)を特定する(ステップ100
2)。
【0110】その後、このターミナルコントローラ82
は、この持ち玉数とともに受信した会員番号に対応する
遊技者の個人データを個人データ記憶部81から取り出
し(ステップ1003)、この個人データに最も適合す
る景品の画像データを上記複数の景品候補画像データか
ら選択し(ステップ1004)、選択した景品の画像デ
ータをカード装着装置83に出力する(ステップ100
5)。
【0111】なお、かかる個人データに基づく画像デー
タの選択を行うために、このターミナルコントローラ8
2は、年齢、性別及び趣味に景品を対応づけた景品管理
テーブルをあらかじめ内在している。
【0112】上述してきたように、第2の実施の形態で
は、遊技者が会員カードをカード装着装置83に装着し
た際に、該会員カードからの個人データを読み出して景
品管理装置80に送信しておく。なお、パチンコ店の記
憶装置に記憶した個人データを用いる場合には、会員カ
ード発行時に個人データを記憶装置に格納しておく。
【0113】そして、この個人データを管理する景品管
理装置80がカード装着装置83から持ち玉数を受け付
けたならば、この持ち玉数に対応する景品のうち、個人
データに最も適合する景品の画像データをカード装着装
置83に送信するよう構成したので、遊技者にとって魅
力のある景品を表示することができる。
【0114】ところで、上記第1及び第2の実施の形態
では、遊技者が現在保有する持ち玉数に対応する景品の
画像データを表示することとしたが、勝ちを意識して遊
技を続行する遊技者にとっては、現在の持ち玉数をさら
に増やした場合の景品を把握したいケースが多い。
【0115】そこで、以下では、景品を複数の段階にラ
ンクづけし、遊技者が現在保有する持ち玉数に対応する
ランクの景品の画像データと、1ランク上位の景品の画
像データを表示する第3の実施の形態について説明す
る。
【0116】なお、第3の実施の形態で用いるパチンコ
遊技システムの全体構成と、パチンコ台及びカード装着
装置の構成は、図8に示すものと同様のものとなるた
め、以下では景品管理装置を中心に説明することとす
る。
【0117】図11は、第3の実施の形態で用いる景品
管理装置110の構成を示すブロック図である。
【0118】図11に示す景品管理装置110は、遊技
者の持ち玉数をカード装着装置から受信した際に、該持
ち玉数に対応する景品よりも1ランク上位の景品の画像
データをカード装着装置に送信する装置であり、入力部
10aと、イメージスキャナ10bと、画像データ記憶
部10cと、景品管理テーブル111と、ターミナルコ
ントローラ112とからなる。
【0119】景品管理テーブル111は、遊技者の持ち
玉数と、該持ち玉数と交換できる景品とを対応づけたテ
ーブルであり、具体的には、持ち玉数に対応する数値と
画像データ記憶部10cに記憶するファイル名とを対応
づけて保持している。
【0120】ただし、この景品管理テーブル111で
は、景品を体系別に分類するとともに、各体系に含まれ
る景品をそれぞれランクづけして管理している。
【0121】図12は、かかる景品管理テーブル111
の一例を示す図である。
【0122】図12に示すように、この景品管理テーブ
ル111は、個人データ記憶部81に記憶した個人デー
タに沿って経験的に求めた区分に基づいて各景品が複数
の体系に分類されており、ここでは、「女性用ハンカ
チ、ハンドバック」、「ゴルフ用品」及び「テニス用
品」等の体系を設けた場合を示している。
【0123】また、各体系は、「ランク1」、「ランク
2」及び「ランク3」の3段階にランクづけられてお
り、例えば、「女性用ハンカチ、ハンドバック」の体系
の場合には、「A社製ハンカチ」がランク1に該当し、
「B社製ハンカチ」がランク2に該当し、「C社製ハン
ドバック」がランク3に該当する。
【0124】なお、ここでは説明の便宜上、テーブル内
に景品の説明を記載したが、実際には、「A1.da
t」、「A2.dat」及び「A3.dat」というよ
うな景品の画像データのファイル名が格納される。
【0125】このため、個人データに基づいて体系が特
定されると、遊技者の持ち玉数と特定した体系内の景品
に要する玉数を比較することにより、現在交換可能な景
品及びそのランクと、1ランク上位の景品を特定するこ
とができる。
【0126】再び図11の説明に戻ると、図11に示す
ターミナルコントローラ112は、カード装着装置から
個人データ及びパチンコ台の台番号を受信したならば、
該個人データを台番号に対応づけて個人データ記憶部8
1に格納する。
【0127】その後、かかるカード装着装置から持ち玉
数及び台番号を受け付けたならば、個人データ記憶部8
1に記憶した個人データに基づいて景品の体系を特定
し、遊技者の現持ち玉数と特定した体系に含まれる景品
に要する玉数とを景品管理テーブル111に基づいて比
較し、現持ち玉数と交換可能な景品のファイル名と、1
ランク上位の景品のファイル名を特定する。
【0128】そして、特定した景品の画像データと、1
ランク上位の景品の画像データを画像データ記憶部10
cから取り出し、カード装着装置に送信する。
【0129】このように、このターミナルコントローラ
112は、持ち玉数と交換できる景品の画像データだけ
でなく、該景品よりも1ランク上位の景品の画像データ
をカード装着装置に送信することとしている。
【0130】次に、上記景品管理装置110が送信した
画像データをカード装着装置の表示部に表示する一例に
ついて説明する。ただし、ここでは、個人データに基づ
いて「女性用ハンカチ、ハンドバック」の体系が特定さ
れたものとする。
【0131】図13は、図11に示す景品管理装置11
0が送信した画像データをカード装着装置の表示部に表
示する一例を示す図である。
【0132】図13(a)に示すように、まず最初に遊
技者が会員カードを装着したならば、「いらっしゃいま
せ!」というメッセージを表示する。
【0133】そして、例えばこの時点での遊技者の持ち
玉数をA社製のハンカチと交換可能な場合には、同図
(b)に示すA社製のハンカチの外観イメージと1レベ
ル上位のB社製のハンカチの外観イメージが表示部に表
示される。
【0134】その後、遊技者が所定量持ち玉数を増やし
た場合には、カード装着装置11は景品管理装置10に
持ち玉数を送信して新たな景品の画像データを要求す
る。
【0135】例えば、その時点で遊技者の持ち玉数をB
社製のハンカチと交換可能な場合には、表示部の表示さ
れる画像データは同図(c)に示すB社製のハンカチの
外観イメージと1レベル上位のC社製のハンドバックの
外観イメージに更新される。
【0136】その後、遊技者がさらに持ち玉数を増や
し、その時点で遊技者の持ち玉数をC社製のハンドバッ
クと交換できることとなったならば、表示部11dに表
示される画像データは、同図(d)に示すC社製のハン
ドバックの外観イメージのみに更新される。
【0137】上述してきたように、第3の実施の形態で
は、景品管理装置110がカード装着装置から持ち玉数
を受信した際に、該持ち玉数に対応する景品の画像デー
タと、1ランク上位の景品の画像データをカード装着装
置に送信するよう構成したので、遊技者に持ち玉数が増
加した際の景品を知らしめ、もって遊技者の遊技意欲を
増進させることができる。
【0138】なお、上記第1〜第3の実施の形態では、
パチンコ台の加工を低減するために、カード装着装置1
1〜13に表示部を設ける場合を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、パチンコ台の一部に表示
部を設けることも可能である。
【0139】また、上記第1〜第3の実施の形態では、
持ち玉数に対応する商品の外観イメージを表示する場合
を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
特殊景品の外観等を表示することも可能である。
【0140】さらに、上記第1〜第3の実施の形態で
は、持ち玉数の計数を容易にするために本発明を所定数
のパチンコ玉をパチンコ台に封入した場合を示すことと
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチ
ンコ遊技中に持ち玉数を計数する各種パチンコ台に適用
することができる。
【0141】例えば、上記封入方式のパチンコ台以外で
あっても、パチンコ玉の吸い込み口と払い出し口にカウ
ンターを設け、これらのカウンターの差から持ち玉数を
特定するパチンコ台に本発明を適用することも可能であ
る。
【0142】また、表示する交換可能な景品の系列をカ
ード装着装置に設けたスイッチによって選択できるよう
にし、同じ女性であっても、ハンカチの種類や、ハンド
バックの種類を変更することで、選択のバラエティを豊
富にすることも可能である。
【0143】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
景品管理装置が遊技者の保有する遊技媒体数を遊技機か
ら受信したならば、該遊技媒体数に対応する一又は複数
の景品の画像データを遊技機に送信し、該画像データを
受信した遊技機は、該画像データを表示手段に表示制御
するよう構成したので、下記に示す効果が得られる。
【0144】1)遊技途中の段階で、遊技者の遊技媒体
数と交換できる景品を遊技者に効率良く把握させること
が可能となる。
【0145】2)顧客サービスの質的向上を図り、もっ
て集客力を高めることが可能となる。
【0146】3)遊技店ごとに設けた目玉商品を遊技者
に周知させることが可能となる。
【0147】また、本発明は、遊技機が遊技者の個人情
報を景品管理装置に送信し、景品管理装置が遊技機から
遊技媒体数を受け付けた際に、該遊技媒体数に対応する
一又は複数の景品の画像データのうち、遊技機から受信
した個人情報に適合する画像データを遊技機に送信する
よう構成したので、遊技者にとって魅力のある景品を表
示することが可能となる。
【0148】また、本発明は、景品管理装置が遊技機か
ら遊技媒体数を受け付けた際に、該遊技媒体数に対応す
る景品よりも1段階上位の景品に対応する画像データを
遊技機に送信するよう構成したので、遊技者に遊技媒体
数が増加した際の景品を知らしめ、もって遊技者の遊技
意欲を増進させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で用いるパチンコ遊技システ
ムの全体構成を示す図。
【図2】図1に示すパチンコ台及びカード装着装置の外
観の一例を示す図。
【図3】図1に示すパチンコ台の具体的な構成を示すブ
ロック図。
【図4】図1に示すカード装着装置の具体的な構成を示
すブロック図。
【図5】図4に示すメモリのRAM領域に記憶されるデ
ータの一例を示す図。
【図6】図1に示すカード装着装置の処理手順を示すフ
ローチャート。
【図7】図1に示す表示部に表示する景品の外観イメー
ジの一例を示す図。
【図8】第2の実施の形態で用いるパチンコ遊技システ
ムの構成を示すブロック図。
【図9】図8に示す個人データ記憶部が記憶する個人デ
ータ管理テーブルの一例を示す図。
【図10】図8に示すターミナルコントローラが景品の
画像データを送信する際の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図11】第3の実施の形態で用いる景品管理装置の構
成を示すブロック図。
【図12】図11に示す景品管理テーブルの一例を示す
図。
【図13】図11に示す景品管理装置が送信した画像デ
ータをカード装着装置の表示部に表示する一例を示す
図。
【符号の説明】
10…景品管理装置、 10a…入力部、 10b…イ
メージスキャナ、10c…画像データ記憶部、 10d
…ターミナルコントローラ、11〜13…カード装着装
置、 11a…通信制御部、11b…カード読み書き
部、 11c…表示制御部、 11d…表示部、11e
…通信制御部、 11f…持ち玉数管理部、 11g…
制御部、14〜16…パチンコ台、21…通信回線、
22…持ち玉数表示部、 23…スピーカ、24…呼出
釦、 25…ランプ、30…CPU、 31…ゲーム表
示部、 32…各種キー釦、33…メモリ、 34…ゲ
ームプログラム、 35…通信制御部、40…CPU、
41…各種キー釦、 42…メモリ、43…プログラ
ム、 44…スピーカ制御部、 50…RAM領域、8
0…景品管理装置、 81…個人データ記憶部、82…
ターミナルコントローラ、 83,86,87…カード
装着装置、84…個人データ通知部、 85…制御部、
90…個人データ管理テーブル、110…景品管理装
置、 111…景品管理テーブル、112…ターミナル
コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が遊技機を用いて遊技媒体を獲得
    し、獲得した遊技媒体を景品管理装置が管理する所定の
    景品と交換する遊技機システムにおいて、 前記景品管理装置は、 前記景品に係わる画像データを記憶する記憶手段と、 前記遊技機から遊技媒体数を受け付けた際に、該遊技媒
    体数に対応する一又は複数の景品の画像データを前記記
    憶手段から取り出して前記遊技機に送信する画像データ
    送信手段とを備え、 前記遊技機は、 画像データを表示する表示手段と、 遊技中の遊技者が保有する遊技媒体数を計数する計数手
    段と、 前記計数手段が計数した遊技媒体数が所定量変動した際
    に、該遊技媒体数を前記景品管理装置に送信する送信手
    段と、 前記景品管理装置から画像データを受信した際に、該画
    像データを前記表示手段に表示制御する表示制御手段と
    を具備することを特徴とする遊技機システム。
  2. 【請求項2】 前記遊技機は、 前記遊技者の個人情報を前記景品管理装置に送信する個
    人情報送信手段をさらに具備し、 前記画像データ送信手段は、 前記遊技機から遊技媒体数を受け付けた際に、該遊技媒
    体数に対応する一又は複数の景品の画像データのうち、
    前記遊技機から受信した個人情報に適合する画像データ
    を前記記憶手段から取り出して前記遊技機に送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技機システム。
  3. 【請求項3】 画像データ送信手段は、 前記遊技機から遊技媒体数を受け付けた際に、該遊技媒
    体数に対応する景品よりも1段階上位の景品に対応する
    画像データを前記記憶手段から取り出して前記遊技機に
    送信することを特徴とする請求項1記載の遊技機システ
    ム。
JP33082196A 1996-12-11 1996-12-11 遊技機システム Expired - Fee Related JP4171080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33082196A JP4171080B2 (ja) 1996-12-11 1996-12-11 遊技機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33082196A JP4171080B2 (ja) 1996-12-11 1996-12-11 遊技機システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10165612A true JPH10165612A (ja) 1998-06-23
JP4171080B2 JP4171080B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=18236929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33082196A Expired - Fee Related JP4171080B2 (ja) 1996-12-11 1996-12-11 遊技機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4171080B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002099660A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Sankyo Kk 景品情報の提供方法
JP2002342636A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Nikon Corp 顧客登録方法
JP2003053009A (ja) * 2001-08-21 2003-02-25 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2008284380A (ja) * 2008-06-24 2008-11-27 Sun Corp 景品交換装置
JP2009268649A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Sankyo Co Ltd 景品交換装置
JP2010227556A (ja) * 2009-03-05 2010-10-14 Glory Ltd 各台計数システム、各台計数方法、台間装置、遊技システムおよび遊技方法
US8073831B2 (en) 2001-05-18 2011-12-06 Nikon Corporation Electronic shop providing method, site search method, and bulletin board providing method for searching a plurality of content registered onto a website
JP2014221314A (ja) * 2014-06-18 2014-11-27 グローリー株式会社 台間装置
JP2017018649A (ja) * 2016-09-26 2017-01-26 株式会社北電子 遊技用装置及び遊技用装置用プログラム
JP2018075496A (ja) * 2018-02-13 2018-05-17 株式会社北電子 遊技用装置、遊技用装置用プログラム及び遊技システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002099660A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Sankyo Kk 景品情報の提供方法
JP2002342636A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Nikon Corp 顧客登録方法
US8073831B2 (en) 2001-05-18 2011-12-06 Nikon Corporation Electronic shop providing method, site search method, and bulletin board providing method for searching a plurality of content registered onto a website
JP2003053009A (ja) * 2001-08-21 2003-02-25 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2009268649A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Sankyo Co Ltd 景品交換装置
JP2008284380A (ja) * 2008-06-24 2008-11-27 Sun Corp 景品交換装置
JP2010227556A (ja) * 2009-03-05 2010-10-14 Glory Ltd 各台計数システム、各台計数方法、台間装置、遊技システムおよび遊技方法
JP2014221314A (ja) * 2014-06-18 2014-11-27 グローリー株式会社 台間装置
JP2017018649A (ja) * 2016-09-26 2017-01-26 株式会社北電子 遊技用装置及び遊技用装置用プログラム
JP2018075496A (ja) * 2018-02-13 2018-05-17 株式会社北電子 遊技用装置、遊技用装置用プログラム及び遊技システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4171080B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6533658B1 (en) Electronic amusement device and method for operating same
US6312332B1 (en) Method and apparatus for team play of slot machines
US6569014B2 (en) Electronic poker device that provides a payout based on a number of cards replaced and method for operating same
RU2331921C2 (ru) Игровая система с централизованным определением, предоставляющая игроку возможность выбора результата
JP4839532B2 (ja) カードゲームシステム
WO2006123477A1 (ja) ゲームシステム
US20050003883A1 (en) Method and apparatus for previewing a game
US20040242298A1 (en) Gaming machine
JP2013226324A (ja) ゲームシステム、それに用いられる制御方法及び、コンピュータプログラム
JPH10165612A (ja) 遊技機システム
CN108939554A (zh) 游戏装置、记录介质以及游戏系统
JP2006187341A (ja) 遊技機及び遊技システム
JP5430252B2 (ja) ゲームシステム及びゲームプレイ料金設定方法
WO1995015801A1 (fr) Systeme de jeu
JP4176375B2 (ja) 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2001300106A (ja) 遊技場システム
JP2004141358A (ja) 遊技用表示システム
JP7173713B1 (ja) プログラム、及び、ゲーム装置
JP2002035415A (ja) 遊技システム
JP2018114326A (ja) ゲームシステム、ゲーム装置、ゲーム用物品及びプログラム
WO2023095598A1 (ja) ゲーム装置、及び、プログラム
JP4176374B2 (ja) 遊技機、サーバ及びプログラム
JPH07275479A (ja) 遊技情報提供装置
JP3916533B2 (ja) 遊技設備
JP4297482B2 (ja) 遊技用システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080808

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees