JPH07275479A - 遊技情報提供装置 - Google Patents

遊技情報提供装置

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JPH07275479A
JPH07275479A JP7506194A JP7506194A JPH07275479A JP H07275479 A JPH07275479 A JP H07275479A JP 7506194 A JP7506194 A JP 7506194A JP 7506194 A JP7506194 A JP 7506194A JP H07275479 A JPH07275479 A JP H07275479A
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JP7506194A
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Ichiro Masugi
杉 一 郎 馬
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技者に提供する遊技情報の取扱いに付加価
値の程度に応じた差異を設けることができる遊技情報提
供装置を提供する。 【構成】 一般用情報、会員用無償情報及び会員用有償
情報の区別を記憶するメモリ301bと、1種類の遊技情報
を遊技者に選択させるためのタッチパネル303 と、会員
か否か及び口座の特定を行うカードリーダ305 と、口座
が特定され且つ当該口座の貯玉数が所定数以上の場合に
はタッチパネル303 で選択された情報を小型モニタ202
に表示させ、口座が特定され且つ当該口座の貯玉数が所
定数未満の場合には一般用情報または会員用無償情報の
みを小型モニタ202 に表示させ、会員でない場合には一
般用情報のみを小型モニタ202 に表示させるCPU301a
と、CPU301aが小型モニタ202 に会員用有償情報を表
示させた場合に口座から前記所定数の賞球類を引き落と
す旨の信号を送信するLAN通信変換ボード308 とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会員となった遊技者ご
とに口座を設けた遊技システムにおいて使用する遊技情
報提供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ店等の遊技店で、遊
技台毎の稼働データ等を遊技者に提供する装置が知られ
ている。以下、この装置を、「遊技情報提供装置」と記
す。この遊技情報提供装置は、遊技者が自分で操作して
特定の遊技台を指定すると、その遊技台の過去(例えば
三日前から)の大当たり回数、特賞回数、打ち止め回数
等や、遊技台の機種ごとの優秀台一覧(例えば優秀台ベ
スト5)等の遊技情報をモニタ表示することができる。
【0003】また、かかる遊技情報提供装置として、会
員となった遊技者ごとに口座を設けた遊技システム(以
下、「貯玉管理システム」と称す)において使用される
ものが、従来知られている。これは、遊技情報装置に遊
技者が会員カードを挿入した場合にのみ遊技情報が表示
されることとして、このような遊技情報を会員登録を行
った遊技者にのみ提供するものである。かかる遊技情報
装置は、会員登録を行った遊技者に対する特典を提供す
るものであり、遊技店側が遊技者の会員登録を促す手段
として有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような遊技情報提
供装置では、装置の設置や遊技情報の管理等に経費がか
かり、遊技者に無料で情報を提供することは遊技店の負
担が過大であった。
【0005】その一方で、遊技情報は、その内容によっ
て付加価値に差異があり、すべての遊技情報を有償とす
ることは妥当ではない。すなわち、付加価値が非常に低
い遊技情報は無償とし、付加価値がやや高い遊技情報は
会員のみの特典とし、付加価値が非常に高い遊技情報は
有料とすることが望ましい。
【0006】このため、付加価値の程度に応じて遊技情
報の取扱いに差異を設けることができる遊技情報提供装
置の提供が嘱望されていた。
【0007】本発明は、このような従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであり、遊技者に提供する遊技情報の
取扱いに付加価値の程度に応じた差異を設けることがで
きる遊技情報提供装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる遊技情報
提供装置は、会員となった遊技者ごとに口座を設け、前
記会員が遊技により獲得した賞球類の自己の前記口座に
預け入れること及び前記口座に預け入れた賞球類を引き
出して遊技または景品交換をすることを認めた遊技シス
テムにおいて使用する遊技情報提供装置において、複数
種類の遊技情報のそれぞれについて、遊技者が会員であ
るか否かに拘らず提供する一般用情報か、会員登録した
遊技者に無償で提供する会員用無償情報か、会員登録し
た遊技者に有償で提供する会員用有償情報かの区別を記
憶する情報記憶手段と、1種類の前記遊技情報を遊技者
に選択させるための入力手段と、遊技者が会員であるか
否かの判断および前記口座の特定を行うための会員特定
手段と、前記会員特定手段によって会員と判断され且つ
口座に預け入れられた賞球類が所定数以上の場合には前
記入力手段で選択された前記一般用情報、前記会員用無
償情報または前記会員用有償情報を表示手段に表示さ
せ、前記会員特定手段によって会員と判断され且つ口座
に預け入れられた賞球類が所定数よりも少ない場合には
前記入力手段で選択された前記一般用情報または前記会
員用無償情報のみを前記表示手段に表示させ、前記会員
特定手段によって会員でないと判断された場合には前記
一般用情報のみを前記表示手段に表示させる表示制御手
段と、前記表示制御手段が前記表示手段に前記会員用有
償情報を表示された場合に、前記会員特定手段が特定し
た口座から前記所定数の賞球類を引き落とす旨の信号を
送信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、遊技者に提供する情報を一般用情
報、会員用無償情報および会員用有償情報に別けてその
区別を情報記憶手段に記憶させ、会員特定手段で遊技者
が会員であるか否かの判断および前記口座の特定を行
い、そして、入力手段で遊技者に遊技情報を選択させる
とともに、表示制御手段で当該表示の可否を判断して表
示手段を制御し、会員用有償情報を表示したときは通信
手段を用いて外部の口座管理手段の遊技者の口座から所
定数の賞球類を引き落とすものである。
【0010】これにより、一般用情報は会員・非会員を
問わず無償で提供するものとし、会員用無償情報は会員
のみに無償で提供するものとし、会員用有償情報は会員
のみに有料で提供するものとすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係わる遊技情報提供装置の一
実施例について説明する。
【0012】図1は、本発明に係る遊技情報提供装置を
用いた貯玉管理システムの全体の概略を示すシステムブ
ロック図である。
【0013】図1に示した貯玉管理装置は、ターミナル
コントローラ110、島端部120および景品交換管理
部130、経営コンピュータ140、補球コンピュータ
150および遊技情報提供装置160によって構成され
ている。これらの各部110〜160は、シリアル通信
回線(RS232C等)でつながっており、互いにデー
タ交換を行うことができる。
【0014】ターミナルコントローラ110は、ワーク
ステーション111、パーソナルコンピュータ112、
プリンタ113およびカード発行機114を備えてい
る。
【0015】ワークステーション111は、貯玉データ
や、口座を開設した会員の住所、氏名、年齢、性別、電
話番号からなる台帳データ、会員の来店データ等を記憶
・管理する。
【0016】パーソナルコンピュータ112は、ワーク
ステーション111に新規口座を登録する場合や、ワー
クステーション111に記憶されたデータの統計処理や
訂正を行ったりする際に、店員が操作する。新規口座を
登録する場合は、このパーソナルコンピュータ112に
よる制御に基づいて、カード発行機114により新規の
会員カードが発行される。
【0017】このターミナルコントローラ110は、経
営コンピュータ140と専用の通信回線で結ばれてい
る。これにより、この経営コンピュータ140を用いて
ワークステーション111内のデータを管理できるよう
になっている。経営コンピュータ140内のデータは、
後述するように、一般用情報、会員用無償情報および会
員用有償情報として、遊技情報提供装置160に送られ
る。
【0018】さらに、ターミナルコントローラ110
は、店内のパチンコ玉およびメダルの流れを管理する補
球コンピュータ150とも接続されており、店内のパチ
ンコ玉およびメダルの総合的な管理、把握ができるよう
になっている。
【0019】島端部120は、パチンコ玉引落機12
1、メダル引落機122、カードリーダ123,12
4、パチンコ玉計数機125およびメダル計数機126
を備えている。
【0020】パチンコ玉引落機121は、会員カードが
挿入された後、テンキーにより暗証番号と引落数とが入
力されると、パチンコ玉を放出する。
【0021】同様に、メダル引落機122は、会員カー
ドが挿入された後、テンキーにより暗証番号と引落数と
が入力されると、メダルを放出する。
【0022】カードリーダ123およびパチンコ玉計数
機125は、遊技者が遊技によって獲得したパチンコ玉
を景品に交換したり自己の口座に預け入れたりする場合
に使用される。
【0023】また、カードリーダ124およびメダル計
数機126は、遊技者が遊技によって獲得したメダルを
景品に交換したり自己の口座に預け入れたりする場合に
使用される。
【0024】計数機125,126はそれぞれ内臓プリ
ンタ(図示せず)を有しており、この内臓プリンタでバ
ーコードをプリントアウトした記録紙を遊技者が景品交
換所(景品交換管理部130)に持参して景品と交換す
る。
【0025】景品交換管理部130は、カードリーダ1
31、景品交換制御機132、スキャナ133、プリン
タ134、景品自動払出機135、パチンコ玉計数機1
36およびメダル計数機137を備えている。
【0026】カードリーダ131は、景品交換制御機1
32と接続されており、遊技者が自己の口座に預け入れ
たパチンコ玉やメダルを景品に交換する場合に、かかる
口座を特定するために使用される。
【0027】スキャナ133は、上述したように、計数
機125,126の各内蔵プリンタ(図示せず)が出力
した記録紙のバーコードを読み取る。そして、読み取っ
た情報(計数機125,126の計数結果および取り扱
う賞球類の種別)を、景品交換制御機132に送る。
【0028】プリンタ134は、景品交換制御機132
の管理データをプリントアウトするために使用される。
【0029】景品自動払出機135は、上述のように、
景品交換制御機132によって指令された景品を払い出
す。
【0030】遊技情報提供装置160は、後述するよう
に、遊技情報(一般用情報、会員用無償情報および会員
用有償情報)等を、遊技者に提供するために使用され
る。なお、この遊戯情報提供装置160は、光通信によ
り補球コンピュータ150と接続され、また、LANに
よりターミナルコンピュータ110および経営コンピュ
ータ140と接続されている。
【0031】図2は、本実施例に係わる遊技情報提供装
置160の外観を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【0032】同図に示したように、遊技情報提供装置1
60の本体200には、操作面201が設けられてい
る。そして、この操作面201には、遊技者が選択した
遊技情報等を表示する小型モニタ(本発明の「表示手
段」に該当する)202と、会員カードを挿入するため
のカード挿入孔203と、遊技者が選択した遊技情報等
をプリントアウトして出力するためのプリンタ出力口2
04とを備えている。また、小型モニタ202の表面に
は、この小型モニタ202の表示を用いて遊技者が遊技
情報提供装置160を操作するためのタッチパネル(図
2では図示せず)が設けられている。
【0033】また、本体200の上面には支持部220
によって、大型モニタ210が支持されている。この大
型モニタ210は、遊技情報提供装置160を操作して
いる遊技者以外の者も表示内容を見ることができる。後
述するように、大型モニタ210には主として一般用情
報が表示され、会員用無償情報および会員用有償情報は
表示されない。また、この大型モニタ210にテレビチ
ューナの出力を接続してテレビ放送を映し出すこととし
てもよいし、ビデオデッキを接続して遊技店の宣伝用ビ
デオ映像等を映し出すこととしてもよい。
【0034】図3は、遊技情報提供装置160の構成を
示すブロック図である。
【0035】同図において、第1のパーソナルコンピュ
ータ301は、CPU(Central Processing Unit) 30
1a、メモリ301b等を内部に備えており、後述する
各部302〜307を制御する。ここで、CPU301
aは本発明の表示制御手段に該当し、後述するようにし
て小型モニタ202の表示内容を制御する。また、メモ
リ301bは本発明の情報記憶手段に該当し、一般用情
報、会員用無償情報および会員用有償情報の区別を記憶
している。
【0036】小型モニタ202は、操作画面の表示と遊
技情報の表示とを行う。
【0037】タッチパネル303は、小型モニタ202
が操作画面を表示しているときに、この操作画面の表示
にしたがって遊技者がタッチすることにより遊技情報提
供装置160を操作するために使用される。
【0038】プリンタ304は、小型モニタ202に表
示された遊技情報等をプリントアウトするために使用さ
れる。また、遊技情報提供装置160を用いて遊技台を
予約することができる場合には、予約券を発行する手段
としても使用される。
【0039】カードリーダ305は、本発明の会員特定
手段に該当する。このカードリーダ305に、カード挿
入孔203(図2参照)から会員カードが取り込まれた
か否かによって、遊技者が会員であるか否かの判断が、
CPU301aによって行われる。そして、会員カード
が取り込まれた場合には、この会員カードに記録された
情報を読み取ることによって、この会員カードの口座が
特定される。
【0040】キーボード306は、本体200(図2参
照)の内部に設けられており、遊技情報提供装置160
のメンテナンスや設定変更等に使用される。
【0041】光通信変換ボード307は、補球コンピュ
ータ150とパーソナルコンピュータ301との通信に
使用される。
【0042】LAN通信変換ボード308は、本発明の
通信手段に該当し、ターミナルコントローラ110およ
び経営コンピュータ140(図1参照)とパーソナルコ
ンピュータ301との通信に使用される。これにより、
経営コンピュータ140から遊技情報を取り込むこと
や、カードリーダ305が特定した会員口座から所定数
の賞球類を引き落とす旨の制御信号をターミナルコント
ローラ110に対して送信することなどが可能となる。
【0043】第2のパーソナルコンピュータ302は、
第1のパーソナルコンピュータ301から入力される制
御信号等にしたがって、大型モニタ210の表示画面を
制御する。
【0044】電源309は、以上説明した各部301〜
309に電源を供給する。
【0045】次に、本実施例に係わる遊技情報提供装置
160の動作について説明する。
【0046】まず、遊技情報提供手段160の初期設定
を行う手順について説明する。
【0047】図4は、この初期設定を行うときの小型モ
ニタ202の表示画面を示す概念図である。
【0048】この初期設定では、予め定められた各遊技
情報について、一般用情報、会員用無償情報または会員
用有償情報の区別を、キーボード306(図3参照)を
用いて設定する。まず、一般用情報、すなわち一般遊技
者(非会員の遊技者)にも公開する遊技情報と会員遊技
者にのみ公開する遊技情報とを指定する。図4で画面表
示された各遊技情報において、「一般」の欄を「有」に
設定すると非会員の遊技者に公開され、「一般」の欄を
「無」に設定すると会員の遊技者に公開されない。ま
た、「会員」の欄を「有」に設定すると会員の遊技者に
公開され、「会員」の欄を「無」に設定すると会員の遊
技者に公開されない。すなわち、各遊技情報について、
「一般」の欄および「会員」の欄を「有」に設定すると
本発明の一般用情報として取り扱われ、「会員」の欄の
みを「有」に設定すると本発明の会員用無償情報または
会員用有償情報として取り扱われる。
【0049】次に、図4の画面表示において、「単価」
の欄を設定する。この「単価」の欄は、遊技情報を提供
した場合に当該会員の口座から引き落とす賞球類の数
を、パチンコ球とパチスロ用メダルとについて設定す
る。このとき賞球類数の設定値を「0」とした場合は本
発明の会員用無償情報として取り扱われ、「0」以外と
した場合は本発明の会員用有償情報として取り扱われ
る。
【0050】最後に、モニタ表示された遊技情報をプリ
ンタ304(図3参照)でプリントアウトする場合に当
該会員の口座から引き落とす賞球類の数を設定する。
【0051】本実施例のような表示画面を用いた場合に
は、以上により、遊技情報提供手段160の初期設定が
終了する。図4の画面表示においては、「打止台一覧表
示」、「大当りデータ表示・印字」および「バイオリズ
ム」が一般用情報に設定され、「貯玉数表示・印字」が
会員用無償情報に設定され、「スランプグラフ表示」、
「打止台一覧表示」、「台予約」および「メッセージ表
示」が会員用有償情報に設定されている。また、「遊技
台データ表示」および「特賞履歴一覧表示」は会員にも
非会員にも公開されない。なお、本発明の遊技情報に
は、上述の「バイオリズム」のように、遊技台の稼働デ
ータ以外の情報も含むものとする。
【0052】このような設定内容は、第1パーソナルコ
ンピュータ301内のメモリ301bに記憶される。
【0053】続いて、遊技者が遊技情報提供手段160
を操作する場合の操作手順について、画面表示に基づい
て説明する。図5〜図7は、かかる画面表示を示す概念
図である。
【0054】まず、一般用情報の提供を受ける場合の操
作例について説明する。
【0055】図5において、(a)は、初期状態(遊技
者が操作する前の状態)での小型モニタ202の画面表
示を示している。このように、初期状態では、スタート
を押すか会員カードを挿入するかを遊技者に選択させる
ための表示がなされる。なお、このとき、大型モニタ2
10には、テレビ映像やビデオ映像等、小型モニタ20
2とは異なる表示が行われているものとする。
【0056】遊技者が非会員である場合は、画面上(実
際には小型モニタ202上に設けられたタッチパネル3
03の表面、以下同じ)の、「スタート」と表示された
部分を指で触れる。これにより、小型モニタ202は、
図5(b)に示したような画面表示を行う。
【0057】遊技者は、小型モニタ202の画面に表示
された一般用情報名、すなわち「打止台一覧表示」、
「大当りデータ表示・印字」および「バイオリズム」の
中から、所望の情報名を一つ選択し、画面上の当該情報
名が表示された部分を指で触れることにより、遊技情報
の指定を行う。遊技情報が指定されると、小型モニタ2
02は、指定された表示部分(同図では「大当りデータ
表示・印字」の欄)の表示色を所定時間だけ変更した
後、図5(c)に示したような画面表示を行う。
【0058】遊技者は、図5(c)に示した表示画面の
うち、右側のテンキー表示を用いて、台番号を指定す
る。これにより、小型モニタ202の画面には、図5
(d)に示したように、指定された遊技台の大当たり回
数を、本日、昨日および一昨日について表示する。ここ
で、この大当りデータは、光通信変換ボード307(図
3参照)を介して、補球コンピュータ150(図1参
照)からパーソナルコンピュータ301に取り込まれ、
CPU301aの制御によって小型モニタ202に表示
される。なお、図5(d)に示したような画面を小型モ
ニタ202が表示している間は、大型モニタ210はテ
レビ映像等の表示を中断し、小型モニタ202と同じ画
面を表示する。
【0059】次に、会員登録をした遊技者が会員用有償
情報の提供を受ける場合の操作例について説明する。
【0060】図5(a)に示したような画面表示の状態
において、遊技者が、カード挿入孔203(図2参照)
から会員カードを挿入すると、カードリーダ305(図
3参照)が当該会員カードに記録された情報を読み取
る。そして、この情報がパーソナルコンピュータ301
からワークステーション111(図1参照)へ送られ
て、当該遊技者が会員であることの確認および会員口座
の特定が行われる。これらの確認・特定が終了すると、
小型モニタ202は、図6(a)に示したような画面表
示を行う。なお、このときも、一般用情報の場合と同
様、大型モニタ210には、テレビ映像やビデオ映像
等、小型モニタ202とは異なる表示が行われているも
のとする。
【0061】遊技者は、小型モニタ202の画面に表示
された遊技情報名、すなわち「スランプグラフ表示」、
「メッセージ表示」、「貯玉数表示・印字」、「大当り
データ表示・印字」、「打止台一覧表示」、「バイオリ
ズム」および「台予約」の中から所望の遊技情報名を一
つ選択し、画面上の当該情報名が表示された部分を指で
触れることにより、遊技情報の指定を行う。遊技情報が
指定されると、小型モニタ202は、指定された表示部
分(同図では「スランプグラフ表示」の欄)の表示色を
所定時間だけ変更した後、図6(b)に示したような画
面表示を行う。
【0062】図6(b)に示した表示画面は、指定され
た遊技情報が有料であることを遊技者に知らせるための
ものである。遊技者は、有料情報の提供を望まない場合
は、画面上の、「取消」と表示された部分を指で触れ
る。これにより、小型モニタ202の表示画面は、初期
状態(図5(a)参照)に戻る。
【0063】一方、遊技者が表示された数の賞球類を自
己の口座から引き落とされることを了承する場合は、画
面上の、「確認」と表示された部分を指で触れる。これ
により、小型モニタ202は、図6(c)に示したよう
な画面表示を行う。
【0064】図6(c)に示した表示画面は、遊技者の
現在の貯玉数(口座に蓄えられたパチンコ球の個数)
と、指定された遊技情報(ここでは「スランプグラフ表
示」)の情報提供料を差し引いた後の貯玉数とを遊技者
に知らせるためのものである。ここで、遊技者の貯玉数
は、ワークステーション111(図1参照)内に記憶さ
れており、LAN通信変換ボード308(図3参照)を
用いてパーソナルコンピュータ301内に取り込まれ
る。そして、CPU301aの制御により、小型モニタ
202に表示される。なお、遊技者の貯玉数が所定数
(ここでは100個)よりも少ない場合は、小型モニタ
202は、その旨を所定時間だけ表示し、初期状態(図
5(a)参照)に戻る。
【0065】遊技者は、この画面表示を見て遊技情報の
提供を望まなくなった場合は、画面上の、「取消」と表
示された部分を指で触れる。これにより、小型モニタ2
02の表示画面は、初期状態(図5(a)参照)に戻
る。
【0066】一方、遊技者が遊技情報の提供を望む場合
は、画面上の、「確認」と表示された部分を指で触れ
る。これにより、小型モニタ202は、テンキー等を画
面に表示する。
【0067】遊技者は、小型モニタ202の画面に表示
されたテンキー表示を用いて、台番号を指定する。これ
により、小型モニタ202の画面には、図5(d)に示
したように、指定された遊技台のスランプグラフを表示
する。このスランプグラフに係わるデータは、光通信変
換ボード307(図3参照)を介して、補球コンピュー
タ150(図1参照)からパーソナルコンピュータ30
1に取り込まれ、CPU301aの制御によって小型モ
ニタ202に表示される。なお、このような会員用有償
情報を小型モニタ202が表示している場合は、大型モ
ニタ210は当該情報の表示を行わず、テレビ映像等の
表示を続行する。
【0068】そして、CPU301aは、光通信変換ボ
ード307(図3参照)を介してワークステーション1
11に信号を送信し、当該遊技者の口座として記憶され
た貯玉数を所定数(ここでは100個)だけ差し引かせ
る。
【0069】なお、会員登録をした遊技者が会員用無償
情報の提供を受ける場合の操作は、指定された遊技情報
が有料であることを遊技者に知らせて確認を求めるため
の画面表示(図6(b)および(c)参照)が無いこと
および口座から貯玉を差し引かないこと以外は、上述し
た会員用有償情報の場合と同様である。
【0070】続いて、会員登録をした遊技者が表示情報
をプリントアウトする場合の操作例について説明する。
なお、本実施例では表示情報のプリントアウトを有料と
したので、会員登録をした遊技者のみがプリントアウト
を行えるものとする。
【0071】図5(a)に示したような画面表示の状態
において、遊技者が、カード挿入孔203から会員カー
ドを挿入すると、カードリーダ305が当該会員カード
に記録された情報を読み取り、上述の会員用有償情報の
取り扱いの場合と同様にして、当該遊技者が会員である
ことの確認および会員口座の特定が行われる。これらの
確認・特定が終了すると、小型モニタ202は、図7
(a)に示したような画面表示を行う。
【0072】遊技者は、上述の会員用有償情報の取り扱
いの場合と同様、小型モニタ202の画面に表示された
遊技情報名の中から所望の遊技情報名を一つ選択し、画
面上の当該遊技情報名が表示された部分を指で触れる。
遊技情報が指定されると、小型モニタ202は、指定さ
れた表示部分(同図では「大当りデータ表示・印字」の
欄)の表示色を所定時間だけ変更した後、図7(b)に
示したような画面表示を行う。
【0073】ここで、遊技者が指定した「大当りデータ
表示・印字」は一般用情報であるが、装置160を利用
する遊技者が会員である場合には、図7(b)に示した
ように、「玉50個(メダル10枚)で印字できま
す。」なる文字が表示され、さらに、テンキーの表示領
域に「印字」キーが追加される。この点で、非会員の遊
技者が一般用情報の提供を受ける場合の画面表示(図5
(c)参照)と相違している。
【0074】そして、遊技者が右側のテンキー表示を用
いて台番号を指定すると、一般用情報の提供を受ける場
合(図5(d)参照)と同様に、小型モニタ202の画
面には指定された遊技台の大当たり回数が、本日、昨日
および一昨日について表示される。
【0075】次に、遊技者が表示画面の「印字」の部分
に触れると、小型モニタ202は、図7(c)に示した
ような画面表示を行う。
【0076】図6(c)に示した表示画面は、遊技者の
現在の貯玉数と、印字の手数料を差し引いた後の貯玉数
とを遊技者に知らせるためのものである。遊技者の貯玉
数は、LAN通信変換ボード308を用いてワークステ
ーション111内からパーソナルコンピュータ301内
に取り込まれ、CPU301aの制御によって小型モニ
タ202に表示される。ここで、遊技者の貯玉数が所定
数(ここでは50個)よりも少ない場合は、小型モニタ
202は、その旨を所定時間だけ表示し、初期状態(図
5(a)参照)に戻る。
【0077】遊技者は、この表示を見てプリントアウト
を望まなくなった場合は、画面上の、「取消」と表示さ
れた部分を指で触れる。これにより、小型モニタ202
の表示画面は、初期状態(図5(a)参照)に戻る。
【0078】一方、遊技者がプリントアウトを望む場合
は、画面上の、「確認」と表示された部分を指で触れ
る。これにより、プリンタ304(図3参照)が表示画
面をそのままプリントアウトする。そして、このような
プリントアウトを行った記録紙が、プリンタ出力口20
4から出力される。
【0079】そして、CPU301aは、LAN通信変
換ボード308を介してワークステーション111に信
号を送信し、当該遊技者の口座として記憶された貯玉数
を所定数(ここでは50個)だけ差し引かせる。
【0080】このように、本実施例の遊技情報提供装置
160によれば、遊技者に提供する遊技情報を一般用情
報、会員用無償情報および会員用有償情報に別けて遊技
者に提供することができ、また、会員用有償情報を提供
する場合には当該遊技者の口座から所定数の賞球類を引
き落とすことができる。すなわち、遊技者に提供する遊
技情報の取扱いに、付加価値の程度に応じた差異を設け
ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、遊技者に提供する遊技情報の取扱いに付加価値の
程度に応じた差異を設けることができる遊技情報提供装
置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技情報提供装置を用いた貯玉管
理システムの全体の概略を示すシステムブロック図であ
る。
【図2】本発明に係わる遊技情報提供装置の外観の一例
を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】図2に示した遊技情報提供装置の内部構成を示
すブロック図である。
【図4】図2および図3に示した遊技情報提供装置の初
期設定を行うときの小型モニタの表示画面を示す概念図
である。
【図5】(a)〜(d)ともに、図2および図3に示し
た遊技情報提供装置を操作して一般用情報の提供を受け
る場合の、小型モニタの表示画面を示す概念図である。
【図6】(a)〜(d)ともに、図2および図3に示し
た遊技情報提供装置を操作して会員用有償情報の提供を
受ける場合の、小型モニタの表示画面を示す概念図であ
る。
【図7】(a)〜(c)ともに、図2および図3に示し
た遊技情報提供装置を操作して遊技情報をプリントアウ
トさせる場合の、小型モニタの表示画面を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
110 ターミナルコントローラ 111 ワークステーション 112 パーソナルコンピュータ 113 プリンタ 114 カード発行機 120 島端部 121 パチンコ玉引落機121 122 メダル引落機 123,124 カードリーダ 125 パチンコ玉計数機 126 メダル計数機 130 景品交換管理部 131 カードリーダ131 132 景品交換制御機 133 スキャナ 134 プリンタ 135 景品自動払出機 136 パチンコ玉計数機 137 メダル計数機 140 経営コンピュータ 150 補球コンピュータ 160 遊技情報提供装置 200 遊技情報提供装置の本体 201 操作面 202 小型モニタ 203 カード挿入孔 204 プリンタ出力口 210 大型モニタ 220 指示部 301 第1のパーソナルコンピュータ 301a CPU 301b メモリ 302 第2のパーソナルコンピュータ 303 タッチパネル 304 プリンタ 305 カードリーダ 306 キーボード 307 光通信変換ボード 308 LAN通信変換ボード 309 電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】会員となった遊技者ごとに口座を設け、前
    記会員が遊技により獲得した賞球類の自己の前記口座に
    預け入れること及び前記口座に預け入れた賞球類を引き
    出して遊技または景品交換をすることを認めた遊技シス
    テムにおいて使用する遊技情報提供装置において、 複数種類の遊技情報のそれぞれについて、遊技者が会員
    であるか否かに拘らず提供する一般用情報か、会員登録
    した遊技者に無償で提供する会員用無償情報か、会員登
    録した遊技者に有償で提供する会員用有償情報かの区別
    を記憶する情報記憶手段と、 1種類の前記遊技情報を遊技者に選択させるための入力
    手段と、 遊技者が会員であるか否かの判断および前記口座の特定
    を行うための会員特定手段と、 前記会員特定手段によって会員と判断され且つ口座に預
    け入れられた賞球類が所定数以上の場合には前記入力手
    段で選択された前記一般用情報、前記会員用無償情報ま
    たは前記会員用有償情報を表示手段に表示させ、前記会
    員特定手段によって会員と判断され且つ口座に預け入れ
    られた賞球類が所定数よりも少ない場合には前記入力手
    段で選択された前記一般用情報または前記会員用無償情
    報のみを前記表示手段に表示させ、前記会員特定手段に
    よって会員でないと判断された場合には前記一般用情報
    のみを前記表示手段に表示させる表示制御手段と、 前記表示制御手段が前記表示手段に前記会員用有償情報
    を表示された場合に、前記会員特定手段が特定した口座
    から前記所定数の賞球類を引き落とす旨の信号を送信す
    る通信手段と、 を備えたことを特徴とする遊技情報提供装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09253315A (ja) * 1996-03-27 1997-09-30 Sankyo Kk 遊技用装置
JP2003038839A (ja) * 2001-08-02 2003-02-12 Aruze Corp 遊技場情報提供システム及び遊技場情報提供装置
JP2007203112A (ja) * 2007-05-16 2007-08-16 Sankyo Kk 遊技用システム
JP2015037511A (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 ダイコク電機株式会社 遊技情報提供システム

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