JPH10192537A - 携帯型情報出力装置 - Google Patents

携帯型情報出力装置

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JPH10192537A
JPH10192537A JP20997A JP20997A JPH10192537A JP H10192537 A JPH10192537 A JP H10192537A JP 20997 A JP20997 A JP 20997A JP 20997 A JP20997 A JP 20997A JP H10192537 A JPH10192537 A JP H10192537A
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JP20997A
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Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が自己の遊技収支を容易かつ正確に把
握できる携帯型データ表示装置を提供する。 【解決手段】遊技者によって携帯される携帯型データ表
示装置において、遊技場に設置された情報開示・出力装
置から収支データを受信して記憶できるように構成し、
さらに必要に応じて遊技収支履歴を携帯型データ表示装
置の表示画面上に表示できるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者によって携
帯される携帯型情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の携帯型情報出力装置として従来
から一般的に知られているものに、たとえば、遊技者に
よって携帯される携帯型情報出力装置があった。従来、
遊技者は、前記携帯型情報出力装置に遊技における有価
価値の得失を把握できる得失情報を自らの手で入力し、
必要に応じてこれを出力して確認していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記携帯型情報出力装
置から出力される得失情報は、遊技者がこれまでの遊技
履歴を把握し、これからの遊技計画をたてる上で重要な
資料となる。しかしながら、従来においては、前記得失
情報は遊技者自らの手で直接、前記携帯型情報出力装置
に入力していたため、情報の入力操作が煩雑であり、ま
た、情報の入力ミスも生じ得るという不都合があった。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、前記得失情報を容易かつ正確に
入力し、出力可能な携帯型情報出力装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技者によって携帯される携帯型情報出力装置であ
って、遊技結果に基づいて算出された遊技者の遊技にお
ける有価価値の得失を把握できる得失情報を提供する得
失情報提供設備から該得失情報を入力可能な情報入力手
段と、該情報入力手段に入力された得失情報を記憶可能
な情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶された得失情
報を視覚的に認識可能な態様で出力可能な情報出力手段
とを含むことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記情報記憶手段は前記情報
入力手段に入力された得失情報を経時的に記憶し、前記
情報出力手段は前記情報記憶手段の記憶に基づいて前記
得失情報を経時的に出力可能であることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、情報入力手
段の働きにより、遊技結果に基づいて算出された遊技者
の遊技における有価価値の得失を把握できる得失情報を
提供する得失情報提供設備から該得失情報が入力され
る。情報記憶手段の働きにより、前記情報入力手段に入
力された得失情報が記憶される。情報出力手段の働きに
より、前記情報記憶手段に記憶された得失情報が視覚的
に認識可能な態様で出力される。
【0008】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、情報記憶手段の働きに
より、前記情報入力手段に入力された得失情報が経時的
に記憶される。また、情報出力手段の働きにより、前記
情報記憶手段の記憶に基づいて前記得失情報が経時的に
出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係る携帯型情報出力装置
の一例となる携帯型データ表示装置1の外観図である。
特に、図1(a)は、携帯型データ表示装置1の上蓋2
0が閉じられて遊技者によって携帯される際の状態を表
わしており、図1(b)は、上蓋20が開かれて携帯型
データ表示装置1が使用される際の状態を表わしてい
る。
【0011】携帯型データ表示装置1は、上蓋20と、
表示部90を含む本体21とから構成されている。上蓋
20は、表示部90などが設けられた操作面を保護する
ためのものである。この上蓋20は軸30により開閉可
能に軸支されており、携帯型データ表示装置1を使用す
る際には、凹部40に指を挿入して上蓋20を携帯型デ
ータ表示装置1の背面に移動させることができる。
【0012】携帯型データ表示装置1の上面部分には、
LED表示器80の表示画面より構成される表示部90
と、ON/OFFスイッチ23と、タッチペン22を収
納するための収納部とがそれぞれ設けられている。ON
/OFFスイッチ23は、携帯型データ表示装置1の電
源をON/OFFするための機能と、タッチペン22を
収納部より所定位置まで持ち上げる機能とを有してい
る。すなわち、ON/OFFスイッチ23をやや浅めに
押圧操作することにより、内部の電源スイッチ55(図
8参照)に作用して携帯型データ表示装置1の電源がO
N/OFFされ、深く押圧操作することにより内部の機
構に作用してタッチペン22の先端部(図中右側)が収
納部から所定位置まで持ち上げられる。
【0013】ON/OFFスイッチ23を押圧操作して
携帯型データ表示装置1の電源を投入すれば、表示部9
0にメインメニュー(図13(a)参照)が表示され
る。表示部90はタッチペン22により操作可能なタッ
チパネル部53(図8参照)で構成されており、タッチ
ペン22の接触位置に応じて後述するさまざまな情報が
表示される。
【0014】60はカード挿入口であり、後述する出玉
カード165やメンバーズカード163など、遊技者が
所持しているカードが挿入される。そして、装置内部の
カ−ドリーダ54(図8参照)により、挿入されたカー
ドの記録情報が読取られる。読取られた記録情報は、携
帯型データ表示装置1内部に記憶され、所定の操作に応
じて表示部90に表示させることができる。70は挿入
されたカードを排出させる際に使用するカード排出スイ
ッチである。
【0015】なお、携帯型データ表示装置1の図示後方
の側面部分(図では隠れて見えない)には、赤外線を媒
体として遊技に関する遊技データなどを受信可能な赤外
線受信部52(図8参照)が設けられている。
【0016】図2は、携帯型データ表示装置1に挿入さ
れるカードの一例となるメンバーズカード163の構成
を説明するための図である。メンバーズカード163
は、遊技場会員になることを希望する遊技者に対して遊
技場が発行するカードである。
【0017】本実施形態では、メンバーズカード163
は、遊技場に設置されたカード発行機4(図6参照)に
遊技者が自己の運転免許証を挿入して遊技者の個人情報
を提供することと引換えにカード発行機4より発行され
る。
【0018】遊技者は会員となることにより、非会員で
は入手することが許されない特別な遊技データを入手す
ることのできる権利が付与されたり、遊技場の利用状況
に応じて所定のポイントが付与されポイント数に応じた
景品が貰えるなどの種々の特典が得られる。メンバーズ
カード163には、磁気ストライプよりなる磁気記憶部
1630が形成されており、その磁気記憶部1630
に、カードNo.163a、発行日163b、セキュリ
ティコード163c、有効期限163d、店コード16
3e、および、免許証情報163fよりなる各種情報が
記録される。
【0019】カードNo.163aは、メンバーズカー
ド163に付されたカードナンバーを特定するための情
報である。発行日163bは、メンバーズカード163
の発行日を特定する情報である。セキュリティコード1
63cは、メンバーズカード163のセキュリティを保
持するためのコード情報である。有効期限163dは、
メンバーズカード163を使用可能な有効期限を特定す
る情報である。店コードは、遊技場(遊技店)163e
を特定するコード情報である。免許証情報163fは、
カード発行機4(図6参照)よりメンバーズカード16
3を発行する際に遊技者の運転免許証から読取った情報
であり、免許証番号および遊技者の氏名などの遊技者の
個人情報が含まれている。
【0020】図3は、ビジターカード164の構成を説
明するための図である。ビジターカード164は、遊技
場1の会員以外の遊技者が所有可能なカードであり、遊
技場に入場した遊技者が退場するまでに有効なカードで
ある。このビジターカード164もメンバーズカード1
63と同様にして、カード発行機4(図6参照)より発
行される。ビジターカード164には、磁気ストライプ
よりなる磁気記憶部1640が形成されており、その磁
気記憶部1640に、カードNo.164a、発行日1
64b、セキュリティコード164c、店コード164
d、および、免許証情報164eよりなる各種情報が記
録される。
【0021】カードNo.164aは、ビジターカード
164に付されたカードナンバーを特定するための情報
である。発行日164bは、ビジターカード164の発
行日を特定する情報である。セキュリティコード164
cは、ビジターカード164のセキュリティを保持する
ためのコード情報である。店コード164dは、遊技場
(遊技店)を特定するコード情報である。免許証情報1
64eは、ビジターカード164の発行の際に免許証か
ら読取った情報であり、免許証番号および遊技者の氏名
等の遊技者の個人情報が含まれている。
【0022】図4は、出玉カード165の構成を説明す
るための図である。出玉カード165は、遊技者が遊技
機で遊技を行なった結果獲得した遊技結果価値の一例と
なる出玉を特定可能なカードである。この出玉カード1
65は、遊技者が遊技の結果獲得したパチンコ玉などを
ジェットカウンタ9(図6参照)で精算した際に発行さ
れる。出玉カード165には、磁気ストライプよりなる
磁気記憶部1650が形成されており、その磁気記憶部
1650に、カードNo.165a、発行日165b、
セキュリティコード165c、有効期限165d、店コ
−ド165e、および出玉情報165fよりなる各種情
報が記録される。
【0023】カードNo.165aは、出玉カード16
5に付されたカードナンバーを特定するための情報であ
る。発行日165bは、出玉カード165の発行日を特
定する情報である。セキュリティコード165cは、出
玉カード165のセキュリティを保持するためのコード
情報である。有効期限165dには、出玉カード165
を有効に使用可能な期限に関する情報が記録されてい
る。店コード165eは、遊技場(遊技店)を特定する
ためのコード情報である。出玉情報165fは、遊技者
が所有する出玉を特定するための情報である。
【0024】なお、出玉カード165は、磁気カードに
限らずICカ−ドでもよいし、バーコードを書込んだレ
シート状のものでもよい。
【0025】図5は、メンバーズカード163を携帯型
データ表示装置1に挿入し、または排出させる際の手順
を説明するための説明図である。
【0026】まず、図5(a)を参照して、メンバーズ
カード163を挿入させる手順について説明する。メン
バーズカード163を携帯型データ表示装置1に挿入さ
せる際には、まず、携帯型データ表示装置1のON/O
FFスイッチ23を押圧して電源を投入する。次に、メ
ンバーズカード163をカード挿入口60に挿入する。
これにより、メンバーズカード163の磁気記憶部が携
帯型データ表示装置1内部のカードリーダ54(図8参
照)に接触する。そして、メンバーズカード163に記
録されている記録情報がカードリーダ54により読取ら
れる。
【0027】次に、図5(b)を参照して、メンバーズ
カード163を排出させる際の手順について説明する。
メンバーズカード163が携帯型データ表示装置1のカ
ード挿入口60に挿入されている状態で、カード排出ス
イッチ70を押圧操作すれば、メンバーズカード163
が図示する所定位置まで外部に排出される。あとはこれ
を手で抜き取ればよい。
【0028】図6は、携帯型データ表示装置1が利用さ
れる遊技場のシステムブロック図である。遊技場には、
集計管理装置2、カード発行機4、カード販売機5、カ
ードユニット7、遊技機8、ジェットカウンタ9、情報
開示・出力装置11、貯玉装置12、景品交換機13な
どが設けられている。集計管理装置2は、遊技場に設置
された各設備より情報を収集し管理するとともに、必要
に応じて情報を出力する。集計管理装置2は、カード発
行機4、カード販売機5、カードユニット7、遊技機
8、ジェットカウンタ9、表示器10、情報開示・出力
装置11、貯玉装置12、景品交換機13と接続されて
いる。
【0029】この遊技場のシステムの特徴は、遊技者が
メンバーズカード163あるいはビジターカード164
の発行を受けて初めて遊技場内の各設備を利用可能とな
る点にある。したがって、この遊技場で初めて遊技を行
なう遊技者は、カード発行機4において、まず、メンバ
ーズカード163もしくはビジターカード164の発行
を受ける。カード発行機4には、カード発行操作を行な
うための所定の操作部、表示部、遊技者が自己の運転免
許証を挿入するための所定の挿入部などが設けられてい
る。遊技者が自己の運転免許証をカード発行機4に挿入
してたとえばメンバーズカード163を発行するための
所定操作を行なえば、遊技者が既にメンバーズカード1
63を取得していないことを条件にしてメンバーズカー
ド163がカード発行機4より発行される。
【0030】カード発行機4は、集計管理装置2と接続
されており、新たに発行されたメンバーズカード163
のカードナンバーおよびこれに対応する運転免許証情報
などの情報がカード発行機4から集計管理装置2へ出力
される。集計管理装置2はこれらの情報を受信してメン
バーズカード163のカードナンバー別に免許証情報な
どの遊技者の個人情報を記憶し管理する。なお、カード
発行機4でメンバーズカード163を発行する際には、
カード発行機4に挿入された運転免許証の情報がカード
発行機4から集計管理装置2へ入力され、メンバーズカ
ード163の発行を希望する遊技者が既にメンバーズカ
ード163を取得していないかどうかが予めチェックさ
れて、その結果がカード発行機4へ出力されている。そ
して、カード発行機4は集計管理装置2より入力される
情報に基づいて新たなメンバーズカード163を発行
し、または、メンバーズカード163の発行を拒絶す
る。
【0031】なお、遊技者がメンバーズカード163で
はなく、ビジターカード164を発行することを希望す
る場合にも、同様の手順でビジターカード164が発行
される。図6では、説明を簡略化するために特に遊技場
でメンバーズカード163が利用される場合を想定して
いる。したがって、以下の説明においてもメンバーズカ
ード163が使用される場合を例として図6に示した遊
技場のシステムを説明する。
【0032】メンバーズカード163を所有する遊技者
は、遊技場に設置された複数台の遊技機8の中から遊技
を行ないたい遊技機8を選択して座席に着く。なお、図
6では、図示の簡略化のために1台の遊技機8が図示さ
れているが、実際には図7で後述するとおり、複数列の
遊技機設置島に対して複数台の遊技機8が並列して設置
されている。
【0033】各遊技機8には、これに対応してカードユ
ニット7と表示器10とが設けられている。遊技機8
は、たとえばパチンコ遊技機であり、カードユニット7
はたとえば全国共通カード(以下、単に共通カードとい
う)のカード残高を引落して遊技に必要なパチンコ玉を
貸出すための装置である。また、表示器10は、各種遊
技情報を表示するための情報表示装置であるとともにメ
ンバーズカード163を受付けて遊技機8での遊技を可
能にするための装置である。
【0034】遊技機8で遊技を行なうためには、まず、
メンバーズカード163を表示器10のカード挿入口
(図示省略)へ挿入する。表示器10には、挿入された
メンバーズカード163の記録情報を読取るためのカー
ドリーダライタが設けられており、読取られた記録情報
が集計管理装置2へ出力される。
【0035】集計管理装置2は表示器10より送信され
た情報と内部に記憶されている情報とを照合してメンバ
ーズカード163が正規のものであるか否かを判断す
る。そして正規のものである場合には表示器10および
遊技機8に遊技許容信号を出力するとともに、表示器1
0に対応する遊技機8でメンバーズカード163を所有
する遊技者による遊技が開始されたことを記憶する。一
方、メンバーズカード163が適正なものでない場合に
は遊技禁止信号が表示器10および遊技機8に出力さ
れ、遊技機8で遊技を行なうことが禁止される。
【0036】遊技機8での遊技が許容されたことを条件
にカードユニット7では、玉貸が可能となり、その旨が
所定の表示器の点灯により遊技者に表示される。遊技者
は、遊技を行なうために所有する共通カードをカードユ
ニット7に挿入して玉貸操作を行なう。
【0037】共通カードを持ち合わせていない遊技者
は、カード販売機5で共通カードを購入することができ
る。カード販売機5には、共通カードの額面を選択操作
するための操作部の他に、遊技者が所有するメンバーズ
カード163を挿入するためのカード挿入口や所定の表
示部などが設けられている。そして、このカード販売機
5では、適正なメンバーズカード163が挿入されるこ
とを条件に共通カードを購入可能となる。具体的には、
以下の手順により共通カードが販売される。
【0038】まず、正規のメンバーズカード163がカ
ード販売機5に挿入されたことを条件にしてカード販売
機5に設けられた所定の表示部にカードの購入が可能で
ある旨の表示がなされる。なお、メンバーズカード16
3の適否は、集計管理装置2で判断されるものである。
次に、遊技者がカード販売機5に紙幣などを挿入した
後、複数種類の共通カードの額面(1000円,300
0円,5000円など)の中から所望の額面を選択操作
すれば、挿入されている紙幣の金額が選択された共通カ
ードの額面以上であることを条件にして所望の額面の共
通カードがカード販売機5から払出される。一方、カー
ド販売機5から管理装置2へは販売された共通カードの
額面に関する情報が共通カード販売の際に利用されたメ
ンバーズカード163のカードナンバーに関する情報と
ともに出力される。集計管理装置2は、この情報を受信
してメンバーズカードのカードナンバーごとに共通カー
ドの販売履歴を管理する。これにより、集計管理装置2
では、共通カードの販売された日時や販売された額面
が、メンバーズカード163のカードナンバーごとに経
時的に把握される。
【0039】一方、遊技者がカードユニット7に共通カ
ードを挿入すれば、カードに記録されている残高数がカ
ードユニット7の内部で読取られ、読取られた残高数が
遊技機8に設けられた所定の残高表示部(図示省略)に
表示される。
【0040】遊技者が所定数以上の残高のあることを確
認して玉貸操作を行なえば、所定数のカード残高数(た
とえば500円相当)が共通カードのカード残高より引
落されてこれに相当する数のパチンコ玉が遊技機8より
貸出されるとともに残高表示部から所定数の残高が減算
更新される。したがって遊技者は、残高表示部を確認す
ることにより、遊技に使用した残高数を把握できる。
【0041】一方、玉貸操作に基づいてカード残高の引
落しが行なわれれば、引落情報がカードユニット7から
集計管理装置2へ出力される。引落情報には、カードユ
ニット7に対応する遊技機8の台番号、引落されたカー
ド残高数、および使用されているメンバーズカード16
3のカードナンバーなどが含まれている。集計管理装置
2は、引落情報に基づいて対応するメンバーズカード1
63のカードナンバーを割出し、メンバーズカード16
3のカードナンバー別に引落情報を集計して管理する。
これにより、集計管理装置2では、カード残高の引落が
行なわれた日時やカード残高の引落額、その他引落操作
が行なわれたカードユニット7に対応する遊技機8の台
番号に関する情報などがメンバーズカード163のカー
ドナンバー別に把握される。
【0042】遊技機8は、一般に知られている通常のパ
チンコ遊技機であり、たとえば、打玉が所定の始動口に
始動入賞することにともなって可変表示装置の可変表示
が開始される。そして、可変表示装置の可変表示結果が
予め定められた特定の表示態様となれば大当りが発生し
て可変入賞球装置が所定期間だけ繰返し継続して開放す
るなどの制御が行なわれる。打玉が可変入賞装置やその
他の入賞口に入賞すれば景品玉が上皿などに払出され
る。上皿あるいは下皿で貯留しきれなくなった景品玉は
所定の玉箱へ移動され、遊技者の周囲に置かれる。
【0043】遊技機8は、集計管理装置2と接続されて
いる。そして、遊技機8から集計管理装置2へは、大当
りの発生および終了を把握可能な大当り情報、始動入賞
の発生を把握可能な始動入賞情報、弾発発射された打玉
数を把握可能な打込玉数情報、打玉の入賞に伴って遊技
者に払出された景品玉数を特定可能な景品玉情報などの
各種遊技データが逐次入力される。集計管理装置2は、
遊技機8から入力されるこれらの遊技データを遊技機8
の台番号別に集計して管理するとともに、遊技中、使用
されているメンバーズカード163のカードナンバーに
対応づけてこれらの遊技データを管理している。これに
より、集計管理装置2では、メンバーズカード163の
カードナンバー別に遊技が行なわれた遊技台のナンバ
−、その遊技台で発生した大当りの回数などを経時的に
把握できる。
【0044】表示器10では、所定の操作を行なうこと
により表示器10に対応する遊技機8の遊技データを集
計管理装置2から呼出して表示させることが可能であ
る。なお、特に表示器10にビジターカード164では
なくメンバーズカード163が挿入されている場合に
は、表示器10に対応する遊技機8のみならず、他の遊
技機8に関する遊技データをも表示させることが可能で
ある。
【0045】遊技者が遊技を終了して表示器10に挿入
されているメンバーズカード163を排出させれば、遊
技終了情報が集計管理装置2へ出力される。これによ
り、集計管理装置2では、遊技機8での遊技が終了され
たことが把握される。
【0046】遊技者が遊技の結果獲得した景品玉はジェ
ットカウンタ9で精算できる。ジェットカウンタ9に
は、景品玉を投入するための所定の投入口,メンバーズ
カード163を挿入するためのカード挿入口,出玉カー
ド163を発行し、また、挿入するためのカード発行・
挿入口,景品玉の精算額などを表示するための所定の表
示部などが設けられている。
【0047】遊技者がメンバーズカード163をジェッ
トカウンタ9のカード挿入口に挿入すれば、ジェットカ
ウンタ9内部でメンバーズカード163の記録情報が読
取られて集計管理装置2へ送信され、メンバーズカード
163の適否が判定される。そして、メンバーズカード
163が正規のものであると判定されたことを条件に、
ジェットカウンタ9での景品玉の精算が可能となる。
【0048】ジェットカウンタ9の景品玉投入口に景品
玉を投入すれば、ジェットカウンタ9の計数部で景品玉
が1つずつ計数され、計数結果が所定の表示部に表示さ
れる。遊技者が未だ出玉カード165を持ち合わせてい
ない場合には、ジェットカウンタ9の所定の操作部を操
作することにより、計数された景品玉数を特定可能な出
玉情報の記録された出玉カード165がカード発行・挿
入口より新たに発行される。一方、既に出玉カード16
5を所有している場合には、その出玉カード165をカ
ード発行・挿入口に挿入すれば新たな出玉情報が出玉カ
ード165に書き加えられて排出される。ジェットカウ
ンタ9から集計管理装置2へは、出玉情報がメンバーズ
カード163のカードナンバーとともに出力される。集
計管理装置2はこれを受信して、メンバーズカード16
3のカードナンバー別に出玉情報を集計して管理する。
これにより集計管理装置2では、メンバーズカード16
3のカードナンバー別に遊技者の獲得した出玉を経時的
に記憶している。
【0049】遊技者は、貯玉装置12を使用して出玉カ
ード165に記録されている出玉を貯玉に変換して遊技
場に預けたり、既に遊技場に預けている貯玉を引落して
玉貸操作を行なうことができる。
【0050】ここで貯玉とは、遊技者が獲得した出玉を
変換して遊技場預かりとした遊技価値であって、遊技当
日以降も有効に保存される価値をいう。出玉カード16
5に記録された出玉は、後述する景品交換機13で景品
と交換したり、再度遊技に使用したりすることができる
が、日が変われば無効とされる。しかしながら、出玉カ
ード165に記憶されている出玉を貯玉に変換すること
により、遊技行為当日のみならず過去において獲得した
出玉を累積的に遊技場に保管しておくことができるので
ある。貯玉を繰返し行なうことにより、一度の遊技では
獲得することが困難な景品交換額の大きな景品とこれを
交換できるようになる。
【0051】貯玉装置12で貯玉を行なう場合には、メ
ンバーズカード163と出玉カード165とをそれぞれ
貯玉装置12の所定のカード挿入口へ挿入し、貯玉装置
12に設けられた操作部を操作して貯玉変換額を指定す
る。これにより、出玉カード165から貯玉変換相当数
の出玉が引落されて、その引落数とメンバーズカード1
63のカードナンバーとを把握可能な貯玉情報が貯玉装
置12から集計管理装置2へ送信される。集計管理装置
2は、貯玉情報によりメンバーズカード163のカード
ナンバーを特定し、カードナンバー別に貯玉所有額を更
新し、記憶する。さらに集計管理装置2は、貯玉の変換
操作が行なわれた日時と貯玉変換額とをメンバーズカー
ド163のカードナンバーごとに経時的に記憶する。こ
れにより、集計管理装置2では、メンバーズカード16
3のカードナンバー別に遊技者の所有している貯玉と貯
玉の変換操作に関する履歴とが把握される。
【0052】一方、貯玉装置12で貯玉を使用した玉貸
操作が行なわれて所定数の打玉が貸出された場合には、
集計管理装置2内にメンバーズカード163のカードナ
ンバー別に記憶されている貯玉から玉貸相当の貯玉が減
算更新されるとともに、その引落履歴が記憶される。
【0053】景品交換機13では、出玉カード165に
記憶されている出玉情報や、集計管理装置2に記憶され
ている貯玉を用いた景品交換のための操作を行なうこと
ができる。出玉カード165に記録されている出玉を使
用して景品交換を行ないたい遊技者は、景品交換機13
のカード挿入口にメンバーズカード163と出玉カード
165とをそれぞれ挿入する。そして、景品交換機13
に設けられている所定の表示部で景品を選択すれば、出
玉カード165から景品交換額相当分の出玉が引落さ
れ、景品の種類が特定されたレシートがレシート発行口
より出力される。遊技者は、このレシートをサービスカ
ウンタなどで提示することにより、所望の景品を受取
る。一方、景品交換機13から集計管理装置2へは、引
落された出玉数と景品交換機13に挿入されたメンバー
ズカード163のカードナンバー、および景品の種類な
どを特定可能な景品交換情報が出力される。集計管理装
置2は、この景品交換情報に基づいてメンバーズカード
163のカードナンバーを特定し、該当するカードナン
バーに対応して記憶している出玉数を減算するととも
に、景品交換の行なわれた日時や選択された景品の種類
などをカードナンバー別に経時的に記憶する。一方、貯
玉を使用して景品交換を行ないたい場合には、景品交換
機13へはメンバーズカード163のみを挿入すればよ
い。そして、所望の景品を選択すれば、出玉カード16
5を使用した場合と同様にして景品交換機13から景品
交換用のレシートが発行されるとともに、景品交換機1
3から集計管理装置2へ景品交換情報が出力される。集
計管理装置2は、この景品交換情報に基づいてカードナ
ンバーと景品交換に使用された貯玉数とを特定し、該当
するカードナンバーに対応して記憶している貯玉を減算
更新するとともに、貯玉によって景品交換が行なわれた
日時や引落された貯玉数、選択された景品の種類などに
関する情報をカードナンバー別に経時的に記憶する。
【0054】さらに遊技場内には、情報開示・出力装置
11が設置されている。情報開示・出力装置11は、集
計管理装置2と接続されている。情報開示・出力装置1
1には、表示部11a、操作部11b、データ出力部1
1c、カード挿入口11dなどが設けられている。メン
バーズカード163をカード挿入口11dに挿入して操
作部11bで所定操作を行なうことにより、メンバーズ
カード163に記録されている会員情報(遊技者の氏名
や住所など)やメンバーズカード163に対応して集計
管理装置2で記録されている遊技データなどが表示され
る。その他、所定操作を行なうことにより、遊技場内に
設置されている各遊技機8の詳細な遊技データや新機種
の遊技機の紹介情報などが表示される。
【0055】以上、メンバーズカード163を例にして
説明した各遊技場設備(カード販売機5、カードユニッ
ト7、ジェットカウンタ9、表示器10、情報開示・出
力装置11、景品交換機13)の動作は、ビジターカー
ド164を使用した場合にも同様である。ただし、ビジ
ターカード164を使用した場合には、表示器10で表
示させることのできる遊技データは、その表示器10に
対応する遊技機8に関するもののみに制限され、情報開
示・出力装置11で表示させることのできる遊技データ
についても、メンバーズカード163を挿入する場合と
比較して制限される。また、貯玉装置12は、メンバー
ズカード163を使用した場合にのみその操作を行なう
ことができる。したがって、会員登録を行ない、メンバ
ーズカード163を所有している遊技者しか貯玉を行な
うことはできない。
【0056】また、特に情報開示・出力装置11にメン
バーズカード164を挿入した場合には、情報開示・出
力装置11に表示される各種遊技データ(各遊技機8の
大当り回数や始動回数などのデータ)や収支データ(出
玉、貯玉、共通カードの使用額、景品交換に関する情報
など)を出力部11cを介して携帯型遊技データ表示装
置1に入力させることが可能となる。遊技者の所有する
携帯型データ表示装置1に遊技データや収支データを入
力させるためには、携帯型データ表示装置1をそれぞれ
のデータが受信可能なデータ入力モードに設定操作して
その側面部分に設けられている赤外線受信部52(図8
参照)を情報開示・出力装置11のデータ出力部11c
にセットする。さらに、メンバーズカード163を情報
開示・出力装置11のカード挿入口11dに挿入したう
えで遊技データや収支データをデータ出力部11cより
出力させる。これにより、データ出力部107cから赤
外線を媒体として遊技データや収支データが携帯型デー
タ表示装置1の赤外線受信部52に入力され、その内部
に記憶される。入力された遊技データや収支データは、
携帯型データ表示装置1の表示部90を操作して遊技デ
ータ表示モードにすることにより、表示部90上に呼出
して表示させることができる。
【0057】図7は、図6に示した遊技機8、カードユ
ニット7、および表示器10の配置関係を説明するため
の図である。
【0058】遊技機8、カードユニット7、表示器10
は、遊技機設置島6内の配線を介して図示しない集計管
理装置2と接続されている。遊技機8は、カードユニッ
ト7を挟んで遊技機設置島6に並列して設置されてお
り、各遊技機8の上方部分には、各遊技機8に対応した
表示器10が設けられている。遊技場に入場した遊技者
は、複数台の遊技機8の中から遊技を行ないたい遊技機
8を探し出し、その遊技機8に対応する表示器10のカ
ード挿入口10aにメンバーズカード163あるいはビ
ジターカード164を挿入して遊技椅子204に着く。
そして、共通カードをカードユニット7に挿入して玉貸
操作を行なった後、遊技を開始することになる。
【0059】なお、201は、各遊技機8へ景品玉を補
給するために遊技機設置島6の内部に設けられた補給装
置(図示省略)を覆う開閉可能な幕板であり、203は
遊技用椅子204を床面に取付けるための椅子台座であ
る。
【0060】図8は、携帯型データ表示装置1の構成を
説明するためのブロック図である。携帯型データ表示装
置1の内部には、制御動作を司る基本回路50が設けら
れている。基本回路50には、制御プログラムが記憶さ
れたROM(図示省略)や、制御プログラムに基づいて
制御動作を実行するCPU(図示省略)や、CPUの制
御動作に必要な各種カウンタなどを記憶するRAM(図
示省略)などが設けられている。入力回路51は、基本
回路50へ各種入力信号を入力するための回路である。
入力回路51には、赤外線受信部52、タッチパネル部
53、カードリーダ54、電源スイッチ55からの信号
がそれぞれ入力される。入力回路51はこれらの信号を
基本回路50へ入力する。
【0061】記憶回路57は、主として情報開示・出力
装置11から入力された遊技データ(遊技機8の大当り
回数や始動回数、打込玉数など)、収支データ(貯玉情
報、共通カードの使用額情報、景品交換情報、出玉情報
など)、その他メンバーズカード163に記録されてい
る会員情報などの各種情報が記憶される回路である。
【0062】また、LCD表示器80は携帯型データ表
示装置1の表示部90を構成するものであり、LCD回
路56を介して基本回路50により制御される。
【0063】各回路は電源スイッチ55の入力信号によ
り電源が投入され、有効となる。なお、記憶回路57
は、たとえば、EEPROMを有しており、このEEP
ROM内に遊技データや収支データ、その他の各種情報
が記憶されている。
【0064】基本回路50は、電源の投入に応じてLC
D回路56を介してLCD表示器80に初期画面(メイ
ンメニュー)を表示させる制御を実行する。遊技者が表
示部90のタッチパネル部53で所定操作を行なえば入
力回路51を介してその操作信号が基本回路50へ入力
される。基本回路50はこの操作信号に応じてLCD回
路56へ制御信号を出力し、LCD表示器80の表示内
容を変化させる。また、操作信号が情報の表示を要求す
るものである場合には、基本回路50は記憶回路57か
ら所望の情報を読出し、LCD回路56を介してLCD
表示器80にこの情報を表示させる制御を実行する。
【0065】メンバーズカード163が携帯型データ表
示装置1へ挿入されれば、その記録情報がカードリーダ
54で読出されて入力回路51を介して基本回路50へ
入力される。基本回路50はこの入力情報に応じてLC
D回路56に表示制御用信号を出力し、LCD表示器8
0にメンバーズカード163に記録されている記録情報
を表示させる制御を実行する。
【0066】また、タッチペン22を遊技者が使用して
タッチパネル部53で遊技者のスケジュールその他の情
報が入力されれば、基本回路50は入力回路51を介し
て使用額情報などの入力情報を受け、記憶回路57に記
憶する制御を行なう。
【0067】携帯型データ表示装置1の処理モードが遊
技データ入力モードや収支データ入力モードに設定され
ている状態において赤外線受信部52に遊技データや収
支データが入力されれば、基本回路50は、この入力情
報を記憶回路57へ記憶させる制御を実行する。そし
て、タッチパネル53で所定操作が行なわれることに応
答して記憶回路57に記憶させた情報をLCD表示器8
0に表示させる制御を実行する。
【0068】図9は、集計管理装置2の構成を示すブロ
ック図である。集計管理装置2は、入力部2a、制御部
2b、記憶部2c、出力部2d、表示部2f、印刷部2
g、および、操作部2hを含む。制御部2bには、種々
の演算処理を行なうための演算部2eが含まれている。
【0069】新たなメンバーズカード163が発行され
るなどすることに伴って、新規会員情報等のカード発行
機4からの情報が入力部2aを介して制御部2bへ供給
される。出玉情報等のジェットカウンタ9からの情報が
入力部2aを介して制御部2bへ供給される。カード照
合要求情報、購入金額情報などのカード販売機5からの
情報が入力部2aを介して制御部2bへ供給される。遊
技デ−タ送信要求等の表示器10からの情報が入力部2
aを介して制御部2bへ供給される。引落情報などのカ
ードユニット7からの情報が入力部2aを介して制御部
2bへ供給される。貯玉情報等の貯玉装置12からの情
報が入力部2aを介して制御部2bへ供給される。景品
交換に使用された貯玉や出玉に関する情報や交換された
景品に関する情報などの景品交換機13からの景品交換
情報が入力部2aを介して制御部2bへ供給される。
【0070】制御部2bは、CPU、RAMおよびRO
Mを含むマイクロコンピュータよりなり、CPUがRO
Mに記憶されている制御プログラムを読出し、RAMを
作業領域として用いて各種の制御を行なう。制御部2b
には、大容量のメモリよりなる記憶部2cが接続されて
おり、その記憶部2cには、メンバーズカード163の
カードナンバ−別に区分されて各種の遊技データ(大当
り情報、始動情報、打込玉情報など)や収支データ(出
玉情報、共通カードの購入金額情報、共通カードの使用
額情報など)が記憶され、管理される。制御部2bに
は、各種データを画面表示可能な表示部2fが接続され
ており、制御部2bからの指令に応じて表示部2fに各
種データが表示される。制御部2bには、各種データを
印刷可能な印刷部2gが接続されており、制御部2bか
らの指令に応じて印刷部2gに各種データが印刷され
る。制御部2bには、各種操作スイッチ等よりなる操作
部2hが接続されており、操作部2hからの操作情報に
応じて制御部2bが所定の制御を実行し、たとえば、表
示部2fでの表示および印刷部2gでの印刷が実行可能
である。また、カードナンバー照合結果情報などの情報
が、制御部2bから出力部2dを介してカード販売機5
へ供給され、遊技データや収支データなどが、制御部2
bから出力部2dを介して表示器10および情報開示・
出力装置11へ供給される。
【0071】図10は、情報開示・出力装置11の構成
を示すブロック図である。情報開示・出力装置11は、
表示部11a、操作部11b、出力部11c、カードR
/W(カードリーダライタ)11d、制御部11e、入
出力部11fを含む。
【0072】カードR/W(カードリーダライタ)11
dにカードが挿入されれば、その記録情報が読取られて
制御部11eへ供給される。制御部11eは、この記録
情報を入出力部を介して集計管理装置2へ出力する。集
計管理装置2はこの記録情報に基づいてカードナンバ−
を特定し、管理している情報と照合してその結果を情報
開示・出力装置11へ出力する。そして、挿入されたカ
ードが正規のメンバーズカード163またはビジターカ
ード165であるか否かが把握される。操作部11bで
所定の操作がおこなわれれば、その操作信号が制御部1
1eへ供給される。制御部11eは、操作内容に応じて
各種遊技データなどの送信要求情報を集計管理装置2へ
出力する。集計管理装置2はこれに応じて各種情報を出
力する。出力された各種情報は、制御部11eの制御に
より、表示部11aに表示される。
【0073】特に、正規のメンバーズカード163がカ
ードR/W(カードリーダライタ)11dに挿入されて
いる場合において操作部11bで収支データの送信を行
なうための操作が行なわれれば、情報開示・出力装置1
1は、挿入されているメンバーズカードのカードナンバ
−に対応する収支データを集計管理装置2から呼出して
出力部11より出力する。出力された収支データは、遊
技者が予め情報開示・出力装置11の所定位置にセット
した携帯型データ表示装置1に入力される。図11は、
スタート処理の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。このスタート処理の処理手順に基づく制御プ
ログラムは、図8に示した基本回路50のROM(図示
省略)内に記憶されており、基本回路50はこの制御プ
ログラムに基づいてスタート処理を実行する。また、図
12は、スタート処理に付随して実行されるデータ入力
処理の処理手順を示すフローチャートであり、図13
は、さらにデータ入力処理に付随して実行される収支デ
ータ入力処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0074】また、図15,図17は、表示部90に表
示される表示画面例を説明するための説明図である。以
下においては、図15,図17を必要に応じて参照しつ
つ、データ入力処理と収支データ入力処理の処理手順を
含めて、スタート処理の処理手順を説明する。
【0075】まず、図11を参照して、S1において、
電源が投入されたことに応答してイニシャライズ処理が
実行される。次に、S2において、表示部90にメイン
メニューを表示させる制御が実行される。この表示例を
図15(a)に示す。
【0076】図15(a)を参照して、表示部90に
は、タッチペン22を表示部90に接触させて選択する
ことが可能な9つのメニューが表示されている。
【0077】次に、再び図11を参照して、S2でメイ
ンメニューを表示させる制御が実行された後、処理がS
3に進む。S3では、メニューの選択操作が行なわれた
か否かが判断される。そして、選択操作が行なわれるま
で繰返しこの処理が実行される。一方、選択操作が実行
されれば、処理がS4に進む。
【0078】S4では、選択されたメニューの種類に応
じて、以下に説明するS5〜S13に移行して各処理が
実行される。
【0079】「収支データ表示」メニューが選択操作さ
れた場合には、S5に進み、収支データ表示処理が実行
される。収支データ表示処理は、携帯型データ表示装置
1の記憶回路57(図8参照)内に記憶されている収支
データを呼出して表示部90に表示させる際に実行され
る処理である。収支データ表示処理が実行されることに
より表示部90に表示される収支データの表示例を図1
7に示す。
【0080】図17には、3種類の収支データの表示例
が示されている。まず、図17(a)には、遊技者が遊
技を行なった年月日に対応した収支データが詳細に表示
されている。「出玉額」とは、遊技者がその遊技行為当
日に遊技で獲得した出玉額である。「貯玉額」とは、遊
技者が遊技行為当日に貯玉装置12で出玉を貯玉に変換
した額である。「使用額」とは、遊技行為当日に使用し
た共通カードの使用額である。「景品交換額」とは、遊
技行為当日に景品交換に使用した使用額であり、合わせ
て景品の種類と個数とが表示されている。「共通カード
購入額」とは、遊技行為当日に遊技者が購入した共通カ
ード額である。「貯玉総額」とは、遊技行為当日現在で
遊技者が所有している貯玉総額である。
【0081】遊技者は、この収支データを利用すること
により、遊技行為当日ごとの詳細な遊技状況を把握する
ことができる。なお、画面に表示されている「↓」をタ
ッチペン22で押圧することにより、表示されている年
月日以降の収支データをスクロール表示させることがで
き、「↑」をタッチペン22で押圧操作することによ
り、表示されている年月日以前の収支データをスクロー
ル表示させることができる。また、「EXIT」をタッ
チペン22で押圧操作すれば、図15(a)に示したメ
インメニューに画面が復帰する。
【0082】なお、ここでは、全て金額換算している
が、玉数による表示でもよい。また、それらを併用して
もよい。
【0083】図17(b)の表示例では、遊技が行なわ
れた「年月日」別に、図17(a)で説明した「出玉
額」と「使用額」とが表示され、さらに「出玉額」から
「使用額」を差し引いた額である「収支」が表示されて
いる。遊技者は、この収支データにより、遊技行為当日
ごとの収支状況を経時的に把握できる。なお、画面に表
示されている「↓」および「↑」をタッチペン22で押
圧操作することにより、表示されている年月日以外の収
支データをスクロール表示させることができ、また、
「EXIT」をタッチペン22で押圧操作することによ
り図15(a)に示したメインメニューに画面が復帰す
る。
【0084】このような表示がなされることにより、遊
技者は、たとえば、「出玉額」に表示されている金額を
「遊技データ」に表示されている「大当り回数」で除算
することで、大当り1回当たりの獲得金額をおおまかに
把握できる。
【0085】図17(c)の表示例では、図17(b)
に示した「出玉額」,「使用額」,「収支」に関するデ
ータが、月次別に表示されている。遊技者は、この収支
データを利用して月ごとの収支状況の変動を把握でき
る。なお、図17(b)の場合と同様に、「↓」,
「↑」の操作により表示されている月以外の収支データ
をスクロール表示させることができ、また、「EXI
T」の操作により画面がメインメニューに復帰する。
【0086】次に、再び図11を参照して、「遊技デー
タ表示」メニューが選択操作された場合には、S6に進
み、遊技データ表示処理が実行される。遊技データ表示
処理は、情報開示・出力装置11から入力され記憶回路
57(図8参照)に記憶されている遊技データを表示部
90に表示させる際に実行される処理である。この処理
が実行されることにより、遊技機8の大当り情報や始動
情報、打込玉数情報などが表示部90に表示される。
【0087】「電卓」が選択操作された場合には、S7
に進み、電卓機能処理が実行される。電卓機能処理は、
携帯型データ表示装置1が兼ね備えている電卓機能を呼
出してこれを使用する際に実行される処理である。
【0088】「時計機能」が選択操作された場合には、
S8に進み、時計機能処理が実行される。時計機能処理
は、携帯型データ表示装置1の内部で計時されている時
刻の調整を行なったり、時刻を表示部90に表示させた
りする際に実行される処理である。
【0089】「メモ帳」が選択操作された場合には、S
9に進み、メモ帳処理が実行される。メモ帳処理は、タ
ッチペン22を用いるなどして表示部90にメモ書きを
行なうことを可能にさせるための処理である。
【0090】「データ入力処理」が選択操作された場合
には、S10に進み、データ入力処理が実行される。デ
ータ入力処理の処理手順を、図12を用いて説明する。
【0091】図12を参照して、まずSA1において入
力データ選択表示画面を表示部90に表示させる処理が
実行される。この処理により、遊技者は、情報開示・出
力装置11から遊技データを入力させる処理を行なうの
か、あるいは収支データを入力させる処理を行なうのか
を選択できる。次にSA2に進み、選択操作が行なわれ
たか否かが判断される。そして、選択操作が行なわれて
いない場合には再びSA1に戻る。一方、選択操作が行
なわれた場合には、その操作に応じて処理が分岐する。
【0092】すなわち、収支データを入力するための操
作が行なわれた場合には、SA3に進み、収支データ入
力処理が実行される。収支データ入力処理の処理手順
を、図13を用いて説明する。
【0093】図13を参照して、まず、SB1におい
て、表示部90に収支データの受信待機状態にある旨の
表示がなされる。この表示例を図15(b)に示す。
【0094】図15(b)を参照して、表示部90に
は、情報開示・出力装置11におけるデータの送信操作
を促すメッセージが表示されている。
【0095】再び図13を参照して、SB1で受信待機
状態にある旨の表示がなされた後、処理がSB2に進
む。SB2では、収支データが入力されているか否かが
判断される。そして、収支データが入力されていない場
合には、SB6に進み、SB1で受信待機状態にある旨
の表示がなされてから所定時間が経過したか否かが判断
される。所定時間が経過していない場合には、再びSB
1に戻り、受信待機状態にある旨の表示が継続して行な
われる。一方、所定時間が経過している場合には、SB
7に進み、表示部90に受信エラーが発生した旨の表示
がなされ、処理が終了する。
【0096】一方、SB2で収支データが入力されてい
ると判断された場合には、SB3に進む。SB3では、
収支データが受信され、記憶される。次にSB4に進
み、収支データがすべて受信終了したか否かが判断され
る。収支データの受信が終了していない場合には、再び
SB3に戻り、継続してデータが受信され記憶される。
一方、収支データの受信が終了している場合には、SB
5に進み、収支データの受信が終了した旨の表示がなさ
れ、処理が終了する。ここで、データ受信終了表示画面
の表示例を図15(c)に示す。
【0097】図15(c)を参照して、表示部90に
は、受信された情報の種別とその情報に対応するメンバ
ーズカード163のカードナンバー、および会員の名前
が表示される。これにより遊技者は、自己の収支データ
が確実に携帯型データ表示装置1に受信されたことを確
認できる。
【0098】再び図11を参照して、「設定」が押圧操
作された場合には、S11に進み、設定処理が実行され
る。設定処理は、表示部90の画面の濃淡を調整する際
や選択操作が行なわれた場合にタッチ音を発生させるか
否かを選択する際、あるいは所定時間が経過すれば自動
的に電源がオフになるように設定を変更する際などに実
行される処理である。また、出玉カード165により取
込んだ出玉数を収支の金額に換算するための換金率(出
玉1個当たりの交換金額)の設定もここで行われる。
【0099】「スケジュール」が選択操作された場合に
は、S12に進み、スケジュール処理が実行される。ス
ケジュール処理は、遊技者のスケジュールを書込んだ
り、書込まれたスケジュールを表示部90に表示させた
りすることを可能にする処理である。
【0100】「カード」が選択操作された場合には、S
13に進み、カード処理が実行される。このカード処理
は、携帯型データ表示装置1に挿入されたメンバーズカ
ード163の記録情報を読込んで内部に記憶するととも
に、その情報(会員情報など)を表示部90に表示させ
る処理である。
【0101】以上説明した選択操作種類に応じて実行さ
れる上記S7〜S13の各処理が終了した後、再びS2
に処理が戻る。
【0102】図14は、収支データ出力処理の処理手順
を示すフローチャートである。この収支データ出力処理
は、情報開示・出力装置11で実行される処理であり、
情報開示・出力装置11の制御部11e(図10参照)
内にこのフローチャートに基づく制御プログラムが記憶
されている。
【0103】また、図16は、情報開示・出力装置11
の表示部11aに表示される表示画面例を示す。以下に
おいては、図16を必要に応じて参照し、収支データ出
力処理の処理手順について説明する。
【0104】まず、SC1において、メンバーズカード
163が挿入されているか否かが判断され、挿入されて
いない場合には処理が終了する。一方、メンバーズカー
ド163が挿入されている場合には、SC2に進む。S
C2では、操作部11b(図6参照)の操作により収支
データを表示させるための操作信号が入力されたか否か
が判断される。そしてそのような操作信号が入力されて
いない場合には処理が終了する。一方、収支データを表
示させるための操作信号が入力されている場合にはSC
3に進む。SC3では、挿入されているメンバーズカー
ド163のカードナンバ−と操作信号とに対応する出力
情報を表示部11a(図6参照)に表示させる制御が実
行される。この制御により表示部11aに表示される表
示画面制御を図16に示す。
【0105】図16を参照して、情報開示・出力装置1
1の表示部11aには、出力すべき情報の種別と、この
情報に対応するメンバーズカード163のカードナンバ
ー、および会員の名前が表示されるとともに、収支デー
タの送信を開始するためには「START」を押圧し、
収支データの送信を取り止める場合には「EXIT」を
押圧することを案内するメッセージが表示されている。
【0106】再び図14を参照して、SC3で出力デー
タの表示が行なわれた後、処理がSC4に進む。SC4
では、「START」が押圧操作されたか否かが判断さ
れる。押圧操作のない場合には、SC9に進み、「EX
IT」が押圧操作されたか否かが判断される。そして、
押圧操作のない場合には、処理がSC3に戻る。一方、
「EXIT」が押圧操作された場合には、処理が終了す
る。
【0107】さらに、SC4で「START」が押圧操
作された場合には、処理がSC5に進む。SC5では、
収支データの送信が開始される。次にSC6に進み、送
信エラーが発生しているか否かが判断される。送信エラ
ーが発生している場合とは、たとえば、所定ブロック数
のデータを送信した後、携帯型データ表示装置1よりそ
のデータを受信した旨を通知する情報が送信されない場
合などである。そして、送信エラーが発生している場合
には、SC10に進み、表示部11aに所定の送信エラ
ーのメッセージ表示を行なった後、処理が終了する。一
方、送信エラーが発生していない場合には、SC7に進
む。SC7では、すべてのデータ送信が終了したか否か
が判断される。データ送信が終了していない場合には、
再びSC5に戻り、引続きデータ送信が行なわれる。一
方、データの送信がすべて終了した場合には、SC8に
進み、収支データの送信が正常に完了した旨の表示がな
され、処理が終了する。
【0108】このように、この実施形態では、遊技者個
人の収支データを情報開示・出力装置11から出力させ
て携帯型データ表示装置1に入力させることができるた
め、収支データをタッチペン22などを用いて遊技者自
身が手入力する場合などと比較してデータ入力作業が格
段に効率的に行なえ、かつ、正確な収支データを入力で
きる。これにより、携帯型データ表示装置1をより積極
的に活用し、綿密な遊技計画を立てるなどすることがで
きる。
【0109】次に、以上説明した発明の実施の形態の変
形例や特徴点を以下に列挙する。 (1) この実施形態では、メンバーズカード163,
ビジターカード164,出玉カード165は、いずれも
磁気カードで構成しているが、これに代えて、それぞれ
をICカードで構成してもよい。
【0110】(2) この実施形態では、出玉カード1
65に出玉情報が記録されるように構成した。しかしな
がらこれに代えて、メンバーズカード163あるいはビ
ジターカード164に直接、出玉情報が記録されるよう
に構成してもよい。
【0111】(3) たとえば、図17(a)では、遊
技者の遊技行為当日ごとの詳細な収支データが表示され
ている。しかしながら、これらのデータに加えて、遊技
者が遊技を行なった遊技機8の遊技台ナンバーや、その
遊技機8で発生した大当り回数、始動入賞回数、打込玉
数などの遊技データも併せて表示されるように構成して
もよい。また、図17(b)や図17(c)では、表形
式で収支データが表示されるように構成したが、収支状
況がグラフで表示されるものであってもよい。
【0112】(4) 図17に示した収支データは、携
帯型表示装置1の表示部90に画像表示されるように構
成した。しかしながらこれに代えて、携帯型データ表示
装置1にプリンタ機能などを設けて図17に示した収支
データが携帯型データ表示装置1よりプリントアウトさ
れるように構成してもよい。
【0113】
【課題を解決するための手段の具体例】携帯型データ表
示装置1により、遊技者によって携帯される携帯型情報
出力装置が構成されている。
【0114】赤外線受信部52,入力回路51により、
遊技結果に基づいて算出された遊技者の遊技における有
価価値の得失を把握できる得失情報を提供する得失情報
提供設備から該得失情報を入力可能な情報入力手段が構
成されている。また、収支データ(出玉情報、共通カー
ドの使用額情報、貯玉情報、景品交換情報など)によ
り、前記得失情報が構成されており、情報開示・出力装
置11により前記得失情報提供設備が構成されている。
【0115】記憶回路57、図13のSB3により、前
記情報入力手段に入力された得失情報を記憶可能な情報
記憶手段が構成されている。
【0116】LCD表示器80により、前記情報記憶手
段に記憶された得失情報を視覚的に認識可能な態様で出
力可能な情報出力手段が構成されている。
【0117】記憶回路57により、前記情報入力手段に
入力された得失情報を経時的に記憶する情報記憶手段が
構成されており、図17(a),図17(b),図17
(c)には、前記情報出力手段により前記情報記憶手段
の記憶に基づいて経時的に出力された得失情報の出力例
が示されている。
【0118】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、前記得失情報提供設備から前記得失情報を
入力して携帯型情報出力装置内に記憶させ、記憶させた
得失情報を視覚的に認識可能な態様で出力できるため
に、前記携帯型情報出力装置を携帯する遊技者は容易か
つ正確に前記得失情報を入手し、必要に応じて確認する
ことができる。
【0119】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、前記得失情報は経時的に記憶され、その記
憶に基づいて該得失情報が経時的に出力されるために、
遊技者は遊技における有価価値の得失の変動状況を容易
に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯型データ表示装置の外観図である。
【図2】メンバーズカードの構成を説明するための説明
図である。
【図3】ビジターカードの構成を説明するための説明図
である。
【図4】出玉カードの構成を説明するための説明図であ
る。
【図5】携帯型データ表示装置へのカードの挿入・排出
手順を説明するための説明図である。
【図6】遊技場のシステムブロック図である。
【図7】遊技機、カードユニット、表示器の配置関係を
説明するための図である。
【図8】携帯型データ表示装置の構成を説明するための
ブロック図である。
【図9】集計管理装置の構成を説明するためのブロック
図である。
【図10】情報開示・出力装置の構成を説明するための
ブロック図である。
【図11】スタート処理の処理手順を説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】データ入力処理の処理手順を説明するための
フローチャートである。
【図13】収支データ入力処理の処理手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】携帯型データ表示装置の表示画面を説明する
ための説明図である。
【図15】携帯型データ表示装置の表示画面を説明する
ための説明図である。
【図16】情報開示・出力装置の表示画面を説明するた
めの説明図である。
【図17】携帯型データ表示装置の表示画面を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1は携帯型データ表示装置、2は集計管理装置、4はカ
ード発行機、7はカードユニット、8は遊技機、9はジ
ェットカウンタ、10は表示器、11は情報開示・出力
装置、12は貯玉装置、13は景品交換機、21は本
体、22はタッチペン、50は基本回路、52は赤外線
受信部、53はタッチパネル部、54はカードリーダ、
57は記憶回路、60はカード挿入口、80はLCD表
示器、90は表示部、163はメンバーズカード、16
4はビジターカード、165は出玉カードである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者によって携帯される携帯型情報出力
    装置であって、 遊技結果に基づいて算出された遊技者の遊技における有
    価価値の得失を把握できる得失情報を提供する得失情報
    提供設備から該得失情報を入力可能な情報入力手段と、 該情報入力手段に入力された得失情報を記憶可能な情報
    記憶手段と、 該情報記憶手段に記憶された得失情報を視覚的に認識可
    能な態様で出力可能な情報出力手段とを含むことを特徴
    とする、携帯型情報出力装置。
  2. 【請求項2】前記情報記憶手段は前記情報入力手段に入
    力された得失情報を経時的に記憶し、 前記情報出力手段は前記情報記憶手段の記憶に基づいて
    前記得失情報を経時的に出力可能であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の携帯型情報出力装置。
JP20997A 1997-01-06 1997-01-06 携帯型情報出力装置 Withdrawn JPH10192537A (ja)

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