JP7303731B2 - 景品払出システム - Google Patents

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Description

本発明は景品払出システムに関する。
従来、例えば特許文献1に記載されているような遊技場向けの景品払出装置が知られている。具体的には、いわゆる特殊景品と一般景品とが予め収納された景品払出装置に持玉数が記録されたカードを挿入した状態で従業員又は遊技者自らが操作することにより、遊技者が獲得した持玉を特殊景品及び一般景品に交換することが可能となっている。
特開2002-18084号公報
このような景品払出装置によれば、従業員がいちいち景品を手渡す必要が無くなり、遊技場側の負担を軽減するとともに、遊技者側の利便性も向上する効果が見込まれる。
しかしながら、遊技者の中にはセルフ運用での交換に不慣れな者も少なくないため、セルフ運用だけで運用するのは難しいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、必要なときは従業員による交換操作を可能にするとともに、従業員が不意に遊技者のセルフ交換操作を邪魔することのない景品払出システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、遊技者運用状態を適宜設定することにより、従業員側の作業負担を軽減することができる。また、遊技者運用状態においても必要に応じて即座に従業員運用状態へ切り替えられるようにしたので、不慣れな遊技者に対しては従業員が景品払出操作を行うという臨機応変な対応が可能となる。さらに、遊技者が景品払出操作を行っている最中は遊技者運用中操作が不能化されるので、不意に遊技者の景品払出操作を邪魔してしまうことがない。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を概略的に示す図 パチンコ遊技機及び計数貸出ユニットの正面図 計数貸出ユニットの機能ブロック図 POSの斜視図 POSの機能ブロック図 端玉交換券の正面図 POSの待機中画面を示す図 POSの一般カード挿入時の特殊景品確認画面を示す図 POSの一般景品確認画面を示す図 POSの最終確認画面を示す図 POSの会員カード挿入時画面を示す図 POSの会員口座選択画面を示す図 POSの会員景品個数指定画面を示す図 POSの会員最終確認画面を示す図 POSの景品不足エラー画面を示す図 POSの取引中止確認画面を示す図 POSの従業員待機中画面を示す図 POSの遊技者未操作中画面を示す図 POSの遊技者操作中画面を示す図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は遊技場用システムの全体構成を概略的に示しており、景品払出システムは遊技場用システムの一部として構成されている。遊技場内には複数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して計数貸出ユニット2と遊技情報表示装置3とが設置されている。これら遊技機1及び計数貸出ユニット2並びに遊技情報表示装置3は、複数台ずつ中継装置4と接続されている。中継装置4は、LAN5を介して管理装置6と接続されている。
管理装置6は、遊技機1、計数貸出ユニット2等の遊技機側の機器から送信される遊技信号を受信することにより、遊技機1毎の遊技データや会員登録された会員遊技者毎の個人データ等を管理する。
詳しい図示は省略するが、遊技場内には例えば数百台の遊技機が設置されており、遊技媒体の貸出単価(貸単価)が異なる複数の遊技機島が形成されている。図1では、遊技媒体としての玉の貸単価が4円の4円パチンコ島と、貸単価が1円の1円パチンコ島とを例示している。
遊技場内には、景品交換装置としてのPOS7(運用状態設定手段)や精算装置8も設置されており、これらPOS7及び精算装置8もLAN5を介して管理装置6と接続されている。
遊技者が獲得した遊技価値を特定するためのカードとしては、図3に示す一般記録媒体たる一般カード9(記録媒体)と、会員記録媒体たる会員カード10とがある。一般カード9は、当日限り有効なカードとして不特定多数の遊技者に対し発行される。一般カード9に内蔵されたICチップ9aには、当該カード9を特定可能な一般IDが記録されるとともに、計数貸出ユニット2に入金された入金残高を特定可能な入金残高情報、及び持玉数つまり当日中に遊技者が獲得した遊技価値を特定可能な獲得価値情報が貸単価毎に記録される。
会員カード10は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効なカードであり、予め会員登録した遊技者に対し発行される。会員カード10に対応する持玉数及び貯玉数は、管理装置6の会員口座に貸単価毎に記憶される。会員カード10に内蔵されたICチップ10aには、入金残高情報、及び会員口座の遊技価値を特定可能な情報として当該カード10の会員を特定可能な会員IDが記録される。
POS7は、遊技者が遊技価値を景品と交換するための景品交換コーナー(景品交換カウンタ)に複数台設置されている。POS7は、カード9,10に記録されている情報を読み取って遊技価値(入金残高、持玉数、貯玉数(会員カード10の場合))を特定し、当該遊技価値に相当する景品を払い出すための払出処理を実行する。POS7は、管理装置6に対して情報を出力する場合、複数台のPOS7のうちの何れのPOS7から出力された信号であるかを特定可能なPOSNo.(装置ID)を付加する。遊技価値のうち、持玉数とは当日中に獲得して計数した玉数であり、貯玉数とは会員が前日以前に獲得して貯玉した玉数である。
精算装置8は、一般カード9又は会員カード10がカード挿入口11に挿入されると、挿入されたカード9,10に記録されている入金残高を、図示しないカードR/W(リーダライタ)で読み取り、その読み取った入金残高分を紙幣や硬貨といった現金で返却口12から払い戻す返却処理を実行する。
尚、POS7及び精算装置8は、各カード9,10に記録されている遊技価値を取り扱うときは、管理装置6により各カード9,10に対応して予め記憶している遊技価値の大きさと照合した上で遊技価値の取り扱いを有効化するようになっている。
管理装置6は、図示しないCPUや記憶部を含む制御部、送受信部、モニタ13やプリンタ(図示せず)等の出力部、キーボード14やマウス(図示せず)等の操作部を備え、遊技場内の遊技機側の機器やPOS7等の各種機器の稼動状況を管理したり、各種機器から受信する各種の信号に基づいて遊技者毎の遊技価値の大きさや入金残高等を管理したりする。
図2に示すように遊技機1はCRパチンコ機であり、盤面15に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル16、上部受皿17、下部受皿18を有するとともに、盤面15に、液晶表示部19、始動口20、大入賞口21を有する。遊技者が操作ハンドル16を操作すると、玉が盤面15に発射され、その玉が始動口20に入賞すると、当該入賞に応じた数の玉を払い出したり、大当たり抽選を行ったりする。大当たり抽選では、液晶表示部19にて所謂特別図柄による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当たり図柄の場合に大当たりが発生する。大当たりが発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口21を開放する。
遊技機側の機器からは、遊技者による玉の打ち込みや、始動口20及び大入賞口21への入賞等の遊技の進行に応じて、遊技機1に投入された遊技媒体の数を示すアウト玉数を特定可能なアウト信号、遊技機1から入賞により払い出された遊技媒体の数を示すセーフ玉数を特定可能なセーフ信号、遊技機1で発生した大当たり状態等を特定可能な状態信号等の各種の遊技信号が出力される。
計数貸出ユニット2は、現在の運用状態を示す状態表示部22、紙幣が投入される紙幣投入口23、遊技者からの操作入力を受け付けるとともに、入金残高、持玉数及び貯玉数の情報等の各種データを表示するタッチパネル式の液晶表示部24、1単位分(500円相当)の玉を払い出すための払出ボタン25、払い出された玉が通過する払出ノズル26、従業員が携帯するリモコンからの信号を受信(受光)するリモコン受光部27、一般カード9や会員カード10が挿入されるカード挿入口28、遊技機1の下部受皿18に着脱可能に連接された計数受皿29等を有する。計数貸出ユニット2は、遊技機1に設けられている貸出ボタン30及び返却ボタン31の操作を検知可能となっている。
図3は、計数貸出ユニット2の機能ブロック図を示している。計数貸出ユニット2は、CPU32a、ROM32b、RAM32c、I/O32dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部32、当該制御部32と接続された周辺部を備えて構成されている。周辺部としては、管理装置6や遊技機1との間で各種の信号や各種の情報を送受信するI/F部33、紙幣投入口23に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部34、液晶表示部24、当該液晶表示部24上に設けられたタッチパネル35、カード挿入口28に挿入された一般カード9又は会員カード10に記録されている各種の情報を読み取ったり書込んだりするカードR/W36、最大10枚の一般カード9をストック可能なカードストック部37、リモコン受光部27、払出ボタン25、当該払出ボタン25が操作されたときに1単位分(例えば500円分)の玉を払出ノズル26から払い出す払出部38、計数受皿29から流入する玉を計数する計数部39等である。
計数貸出ユニット2は、以下に示す機能を備えている。
(1)紙幣が紙幣投入口23に投入されると、その投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶するとともに、投入金額(入金残高)を液晶表示部24に表示する。
(2)遊技機1の貸出ボタン30が操作されると、その貸出ボタン30の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉を払出部38から払い出す貸出処理を行う。4円パチンコ島に設置されている計数貸出ユニット2であれば125玉を払い出し、1円パチンコ島に設置されている計数貸出ユニット2であれば500玉を払い出す。このとき、遊技機1から計数貸出ユニット2に1度数分の玉を払い出したことを示す信号が送信されるので、液晶表示部24に表示されている入金残高から1度数(500円)を減額するとともに、貸し出した玉数を示す貸出玉数を特定可能な売上信号を管理装置6に送信する。この売上信号は1度数分の玉を払い出す毎に1パルスが送信されるので、管理装置6は、1パルスを500円分の売上額として特定する。
(3)遊技機1の下部受皿18から落下した玉が計数受皿29で受けられると、その計数受皿29で受けられた玉が計数部39に流入することで遊技媒体(遊技価値)である玉を計数する計数処理を行い、その計数した持玉数を液晶表示部24に表示する。
(4)払出ボタン25が操作されると、その払出ボタン25の操作に応じて持玉数又は貯玉数(会員カード10の場合)の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉を払出部38から払い出す。
(5)遊技機1の返却ボタン31が操作されると、その返却ボタン31の操作に応じてその時点の入金残高や持玉数を一般カード9に記録して発行する。会員カード10がカード挿入口28に挿入されている場合は、入金残高を会員カード10に記録し、暗証番号の入力を条件として持玉数を管理装置6に送信して会員カード10を発行する。一般カード9又は会員カード10を発行すると、一般IDや会員IDとともに、当該カード9,カード10に記録した情報(入金残高や持玉数)を特定可能な発行信号を管理装置6に送信することで、管理装置6側でも当該カード9,10に記録した情報を記憶して管理する。カード9,10の何れもカード挿入口28に挿入されていない場合は、カードストック部37にストックしている一般カード9の一枚を繰り出し、カードR/W36により入金残高及び持玉数を記録して発行する。
(6)一般カード9がカード挿入口28に挿入されると、一般カード9に記録されている入金残高及び持玉数をカードR/W36により読み出して液晶表示部24に表示する。一般カード9が受け付けられたときは、その一般カード9に記録されている入金残高及び持玉数の範囲内で貸出・返却処理を行う。
(7)会員カード10がカード挿入口28に挿入されると、会員カード10に記録されている入金残高をカードR/W36により読み出して液晶表示部24に表示するとともに、暗証番号の入力を条件として管理装置6の会員口座に記憶されている持玉数、貯玉数も表示する。会員カード10が受け付けられたときは、会員カード10に記録されている入金残高、及び会員口座の持玉数や貯玉数の範囲内で貸出・返却処理を行う。
POS7の構成について、図4及び図5も参照しながら説明する。
図4に示すようにPOS7は、本体部40、当該本体部40と通信可能な従業員用操作部41及び遊技者用操作部42から構成されている。本体部40にはタッチパネル式の従業員用表示部43と遊技者用表示部44とが一体に設けられており、従業員用表示部43及び遊技者用表示部44に景品交換を行うために必要な情報を表示するとともに、タッチパネルによる操作に応じて所定の払出処理を実行する。
このような従業員用表示部43及び従業員用タッチパネル49の組み合わせは従業員用操作部の一部を構成し、遊技者用表示部44及びタッチパネル50の組み合わせは遊技者用表示部の一部を構成するものである。
POS7には2種類の運用方式が設定されている。つまり、従業員が対面式で景品交換の操作を行う従業員運用と、従業員を介することなく遊技者自らが操作を行う遊技者運用とであり、それらが任意に切替可能に設定されている。
従業員用操作部41は、スキャナ45、カードR/W46、及びプリンタ47を一体化して構成されている。従業員用操作部41の上面側には、スキャナ45の読取面45a、カードR/W46のカード挿入口46a、プリンタ47の発行口47aが設けられている。カード挿入口46aには、カード9,10に加えて従業員カード(図示略)の挿入が可能である。
スキャナ45は、従業員が一般景品(日用品、タバコなど)のバーコードを読み取って景品情報を入力するもので、従業員運用時のみ使用し、遊技者運用時は使用不可となっている。
カードR/W46は、挿入されたカード9,10の情報を読み取るとともに、払出処理に応じて一般カード9に記憶された持玉数を書き換える。カードR/W46の内部には一般カード9を回収するためのカードストック部46b(図5参照)が設けられており、持玉数及び入金残高が無くなった一般カード9はカードストック部46bへ回収される。
プリンタ47は、払出処理に応じて後述する端玉交換券や保留券(景品交換を途中で保留した場合)を発行する。
遊技者用操作部42にはテンキー42aが設けられており、遊技者により暗証番号がキー入力可能となっている。
図5は、POS7の機能ブロック図を示している。POS7は、CPU48a、ROM48b、RAM48c、I/O48dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部48、この制御部48と接続された従業員用表示部43、当該従業員用表示部43上に配置された従業員用タッチパネル49、遊技者用表示部44、当該遊技者用表示部44上に配置された遊技者用タッチパネル50の他、管理装置6等との間で各種の信号や各種の情報を送受信するI/F部51を含んで構成されている。また、周辺部としては、従業員用操作部41のスキャナ45、カードR/W46及びプリンタ47、並びに遊技者用操作部42のテンキー42aを含んでいる。
(従業員運用での払出処理)
次に、POS7による従業員運用での払出処理について説明する。
(1)カード挿入口46aに挿入された従業員カードのオペレータ情報をカードR/W46で読み取り、担当従業員の認証を行う。オペレータ情報は、担当従業員のIDや名前等を含んでいる。POS7の記憶領域(管理装置6の記憶領域でもよい)には、全従業員IDテーブル(全従業員のオペレータ情報)が予め登録されており、担当従業員の認証は、カードR/W46で読み取ったオペレータ情報と記憶領域に予め記憶された全従業員IDテーブルとを照合することにより行う。
(2)カード挿入口46aに、従業員カードに代えて一般カード9又は会員カード10が挿入されると、一般ID又は会員IDといったID情報を含むカード9,10の情報(以下、カード情報)をカードR/W46により読み取り、管理装置6に対しカード情報を送信して、ID情報に対応する持玉数の照合を要求(依頼)する。尚、一般カード9がカード挿入口46aに挿入されている場合、カードR/W46で読み取られるカード情報には持玉数も含まれる。
(3)管理装置6から送信される照合結果に基づき、持玉数に関する情報の取り扱いを有効とする場合、その持玉数で交換可能な特殊景品数を貸単価毎に算出して、各表示部43,44に持玉数と特殊景品数とを夫々表示する一方、照合結果に基づき持玉数に関する情報を有効としない場合、これを「エラー」として少なくとも従業員用表示部43に表示させることで、担当従業員に当該カード9,10の真偽確認を促す。
(4)会員カード10で貯玉の景品交換を行う場合において、遊技者用操作部42のテンキー42aでの操作により暗証番号が入力されると、管理装置6へ該当する会員の貯玉数を要求し、その管理装置6から送信された貯玉数を表示する。この貯玉数の表示は、当該貯玉数と会員カード10に対応付けられた上記持玉数とを合算した合算玉数(持玉数+貯玉数)を、各表示部43,44に表示させることにより行う。
(5)従業員用表示部43でのタッチ操作による操作入力に基づき係る景品の種類を特定し、或いはスキャナ45で景品の識別コード(例えばバーコード)の読み取り操作による操作入力に基づき、特殊景品の種類を特定する。また、特定した特殊景品に相当する玉数(景品価値)を特定する演算処理を行う。
(6)交換する特殊景品を確定すると、その特殊景品に相当する玉数を持玉数(又は合算玉数)から減算した結果を最新の持玉数として算出する。また、カード9,10に入金残高又は持玉数がある場合には、その入金残高又は持玉数をカードR/W46によりカード9,10に記録(会員カード10の場合、入金残高のみ記録)する。その後、カード9,10は、担当従業員により遊技者へ返却される。
図1に示すようにPOS7には景品払出機52が接続されており、POS7は、上述したように交換する特殊景品を確定した場合は、景品払出機52に特殊景品の払出を指示する。景品払出機52は、本体内の図示しない景品ストック部に複数種類の特殊景品を収納しており、POS7からの払出指示に応じて特殊景品を自動的に払い出す。特殊景品はICチップを内蔵した樹脂製カードで、5000円、1000円、200円の3種類がある。景品交換を終えたときに端玉が発生した場合は、図6に示す端玉交換券を発券する。
端玉交換券53には、端玉の単位金額とその数(金額)を示す端玉交換情報54、金額の範囲内で選択可能な一般景品の種別とその数を示すメッセージ55が印刷されている。
図1に示すように遊技場内の一角には一般景品コーナー56が設けられており、端玉分に対応する各種の一般景品が陳列される。
遊技者は、景品交換コーナーで端玉交換券53を受け取ったときは、一般景品コーナー56へ移動して所望の一般景品を選ぶ。一般景品コーナー56は無人であり、交換可能な範囲内で遊技者が自由に景品を選んで持ち帰ることができる。一般景品は雑貨品や菓子類などで、金額別に陳列棚(A~E)が区分されている。一般景品の区分としては、Aは100円一般景品、Bは50円一般景品、Cは10円一般景品、Dは5円一般景品、Eは1円一般景品である。
(遊技者運用での払出処理)
次に、POS7による遊技者運用での払出処理について説明する。
POS7は、遊技者運用においては遊技者用表示部44に図7に示す待機中画面を表示している。待機中画面には、「係員呼出」ボタン57の他、カードの挿入を促すメッセージ58が表示される。
遊技者がカードR/W46のカード挿入口46aに一般カード9を挿入すると、POS7は、カードR/W46に挿入された一般カード9の一般IDと持玉数を読み取って表示してから、管理装置6へ読み取った情報を送信して照合を依頼し、管理装置6から照合結果を受信した場合は図8に示す特殊景品確認画面を表示する。
特殊景品確認画面には、「係員呼出」ボタン57、「交換を中止」ボタン59、「確認」ボタン60の他、カードの抜き取りを注意するメッセージ61、玉の単価(図8では4円)、及び一般カード9から読み取った持玉と端玉とを示す持玉・端玉情報62、交換可能な各特殊景品の数を示す特殊景品交換情報63、「確認」ボタン60を押下げることを要求するメッセージ64が表示される。特殊景品大は5000円、特殊景品中は1000円、特殊景品小は200円に相当する。
特殊景品数の算出例としては、例えば、4円パチンコ=1915玉(7660円)=1250玉×1+250玉×2+50玉×3+15玉=特殊景品大(5000円)×1+特殊景品中(1000円)×2+特殊景品小(200円)×3+端玉(60円)となる。
POS7は、遊技者により「確認」ボタン60が押下げられると、図9に示す一般景品確認画面を表示する。一般景品確認画面には、交換可能な各一般景品の数を示す一般景品交換情報65、「確認」ボタン60を押下げることを促すメッセージ66が表示される。
遊技者が一般景品確認画面において「確認」ボタン60を押下げた場合は、図10に示す最終確認画面を表示する。最終確認画面には、「確認」ボタン60に代えて「確定」ボタン67(払出操作手段)が表示されるとともに、交換可能な各特殊景品の数、及び交換可能な各一般景品の数を示す景品交換情報68、「確定」ボタン67を押下げることを促すメッセージ69が表示される。
ここで、「確定」ボタン67は無効化されており、遊技者が「確定」ボタン67を押下げるにしても払出処理が実行されることはないが、遊技者が一般カード9を排出すると「確定」ボタン67は有効化される。つまり、「確定」ボタン67は、一般カード9の受付状態が解除されることを条件として有効化される。「確定」ボタン67を単に無効から有効とするだけでなく、無効から有効とするのに伴って例えば赤色表示を青色表示に変更したり、点滅表示を点灯表示に変更したりすることで有効化されたことを視認可能としてもよい。
POS7は、遊技者により「確定」ボタン67が押下げられると、景品払出機52から表示されている数の特殊景品を払い出すとともに、端玉が有る場合は端玉交換券53を発行する。
一般カード9に入金残高が存在しない場合は、「確定」ボタン67が押下操作された場合に景品払出機52に対して特殊景品の払い出しを指示するとともに、カードR/W46内の一般カード9をカードストック部46bへ回収する。
以上のようにして、遊技者は、POS7に一般カード9を挿入することで獲得した遊技媒体を特殊景品に交換することができる。
次に、POS7による遊技者運用での会員カード10による払出処理について説明する。
POS7は、待機中画面の表示状態で会員カード10が挿入された場合は、カードR/W46に挿入された会員カード10のIDを読み取り、図11に示す会員カード挿入時画面を表示する。会員カード挿入時画面には、「係員呼出」ボタン57、「交換を中止」ボタン59の他、キーボード70、カードの抜き取りを注意するメッセージ61、暗証番号の入力を促すメッセージ71が表示される。
POS7は、遊技者により暗証番号が入力されると、管理装置6へ照合結果と会員の持玉数・貯玉数の情報を要求する。
POS7は、管理装置6から照合結果と持玉数・貯玉数情報を受信すると、図12に示す会員口座選択画面を表示する。会員口座選択画面には、口座選択ボタン、口座を選択することを要求するメッセージ74が表示される。図12では、「4円パチンコ口座」ボタン72と「1円パチンコ口座」ボタン73とが表示されている。各ボタン72,73には対応する口座残高が表示される。
POS7は、遊技者により口座のボタン72,73のいずれかが押下げられると、図13に示す会員景品個数指定画面を表示する。図13は、4円パチンコ口座の選択時を示している。会員景品個数指定画面には、「係員呼出」ボタン57、「交換を中止」ボタン59、「最大個数セット」ボタン75、「決定」ボタン76の他、取引数と口座残高とを示す口座取引情報77、各特殊景品に対応した「+」ボタン78及び「-」ボタン79、「決定」ボタン76を押下げることを促すメッセージ80が表示される。
POS7は、遊技者により「+」ボタン78が押下げられると、特殊景品に対応した交換玉数だけ4円パチンコ口座の引出数を増加するとともに口座残高を減少する。一方、「-」ボタン79が押下げられると、特殊景品に対応した交換玉数だけ4円パチンコ口座の引出数を減少するとともに口座残高を増加する。
尚、「最大個数セット」ボタン75が押下げられた場合は、口座残高の範囲内で最大となる各特殊景品の数を自動的にセットする。
POS7は、遊技者により「決定」ボタン76が押下げられると、図14に示す会員最終確認画面を表示する。会員最終確認画面には、「確認」ボタン60に代えて「確定」ボタン67(払出操作手段)が表示されるとともに、引出数及び口座残高を示す利用明細情報81、特殊景品数情報82、「確定」ボタン67を押下げることを要求するメッセージ83が表示される。この場合、「確定」ボタン67は押下げが無効化されており、遊技者が「確定」ボタン67を押下げるにしても払出処理が実行されることはないが、遊技者が会員カード10を排出すると有効化される。つまり、「確定」ボタン67は、会員カード10が排出されることを条件として有効化される。尚、会員カード10は有効期限が到来するまで継続的に使用されるものであるため、入金残高や持玉数・貯玉数の有無に関係なく必ず遊技者へ返却される。
POS7は、遊技者により「確定」ボタン67が押下げられると、景品払出機52から表示されている種類と数の特殊景品を払い出すとともに、端玉が有る場合は口座残高に加算する。
以上のようにして、遊技者は、POS7に会員カード10を挿入することで所望の口座残高を特殊景品に交換することができる。
POS7は、景品払出機52に収納されている景品が不足した場合は、図15に示すように景品不足エラー画面を表示する。景品不足エラー画面には、待機すること要求するメッセージ84が表示される。また、「交換を中止」ボタン59が押下げられた場合は、図16に示す取引中止確認画面を表示する。取引中止確認画面には、「中止する」ボタン85、「戻る」ボタン86、いずれかの各ボタン85,86の押下げを促すメッセージ87が表示される。
ところで、従業員の作業負担を軽減するには、上述したような従業員を介することなく遊技者自らが操作を行う遊技者運用(以下、セルフ運用)でPOS7を運用するのが望ましいが、遊技者の中には不慣れな者も少なくないため、セルフ運用だけで運用するのは難しいという問題がある。
そこで、本実施形態では、POS7の運用としてはセルフ運用を基本としながら、必要に応じてセルフ運用を中止して従業員が対面式で景品交換の操作を行う従業員運用での払出処理へ即座に切り替え可能な設定を可能とした。
即ち、従業員用表示部43には、図17に示す従業員待機中画面が表示されている。この従業員待機中画面には、景品交換表示部88、メニュー表示部89が表示され、メニュー表示部89には、「会員管理」ボタン90、「在庫管理」ボタン91、「メンテナンス管理」ボタン92、「設定管理」ボタン93が表示されている。
「設定管理」ボタン93をタッチ操作すると、セルフ運用及び従業員運用に関する設定が可能となるので、以下の設定を行う。
(1)デフォルトでセルフ運用または従業員運用の何れに設定するのか。
(2)上記(1)にてセルフ運用に設定した場合において、「中止」を可能とするか否か。
(3)上記(2)にて「中止」を可能とした場合において、中止後にセルフ運用へ自動的に復帰するか否か。
POS7が上記(1)の設定によりデフォルトでセルフ運用が設定され、さらに上記(2)の設定により「中止」が設定されている場合は、電源投入時にセルフ運用が初期設定された上で、従業員用表示部43には図18に示す遊技者未操作中画面が表示される。この遊技者未操作中画面では、セルフ運用中である旨のメッセージ95、「中止」ボタン96が表示される。
ここで、「中止」ボタン96は遊技者用操作部42において遊技者による景品払出操作が行われているか否かにより有効か無効かに設定される。即ち、遊技者用操作部42において遊技者による景品払出操作が行われていない場合は、「中止」ボタン96に対する操作が有効化される。つまり、従業員による景品払出操作が許可されている。
一方、遊技者用操作部42において遊技者による景品払出操作が行われている場合は、図19に示す遊技者操作中画面が表示され、「中止」ボタン96に対する操作が無効化(遊技者運用中止操作を不能化)される。つまり、従業員による景品払出操作が禁止されている。
さて、POS7がセルフ運用にて中止可能に設定されている場合において、セルフ運用での景品払出操作に不慣れな遊技者が従業員による景品交換を要望した場合は、従業員は「中止」ボタン96をタッチ操作(遊技者運用中止操作)する。
POS7は、「中止」ボタン96がタッチ操作された場合は、セルフ運用を中止して従業員運用へ切り替える。これにより、図17に示す従業員待機中画面が表示されるので、従業員は、従業員用操作部41を操作して景品交換表示部88に所定の景品交換情報を入力することで景品払出操作を行う。
ここで、上記(3)の設定によりセルフ運用にて中止可能に設定されている場合において、中止後にセルフ運用へ自動的に復帰することが設定されているときは、上述したような1回の景品払出操作が終了すると、従業員運用からセルフ運用に自動的に復帰する。これにより、従業員運用からセルフ運用に一々切り替えるための作業負担を軽減することができるので、景品払出操作の効率化を図ることができる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
POS7は、セルフ運用にて中止可能に設定されている場合はセルフ運用とした上で「中止」ボタン96を表示し、その「中止」ボタン96がタッチ操作された場合はセルフ運用を中止して従業員運用に切り替えることでセルフ運用においても必要に応じて即座に従業員運用へ切り替えられるようにしたので、不慣れな遊技者に対しては従業員が景品払出操作を行うという臨機応変な対応が可能となる。
遊技者が景品払出操作を行っている最中は「中止」ボタン96を無効化することでセルフ運用中は従業員による景品払出操作を不能化するようにしたので、不意に遊技者の景品払出操作を邪魔してしまうことがない。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組み合せたり、各変形例を組み合わせることができる。
カードR/W46に一般カード9を回収するカードストック部46bを設けるようにしたが、カードストック部46bは無くてもよい。この場合、カードR/W46の近傍に一般カード9の回収箱を別途設置し、遊技者が排出した一般カード9をその回収箱へ投入するようにするのが望ましい。
POS7の従業員運用及びセルフ運用それぞれの割合は、遊技者の利用状況を考慮して適宜設定することができる。つまり、セルフ運用に慣れた遊技者の増加に応じてセルフ運用の割合を大きくしていくのが望ましいといえる。
一般景品はいわゆるバイキング方式で遊技者自らが好みの景品を自由に持ち帰るようにしたが、従業員が遊技者の希望に応じて手渡すようにしてもよい。
景品の種類を特殊景品・一般景品の2種類のみとしたが、一般景品とは別の景品を用意してもよい。ただし、一般景品以外の景品と交換する場合にはセルフ運用では対応できないため、従業員運用のみの対応とするのが望ましい。
特殊景品の種類は本実施形態に限定されず、どのような形態・金額であってもよい。また、一般景品の種類も同様に、どのような形態・金額の景品であってもよい。
一般景品についても特殊景品と同様に自動で払い出す景品払出機を設置してもよい。
遊技媒体の貸出単価は、規則で定められた範囲内で遊技場側が任意に設定することができる。また、貸出単価は2種類に限らず3種類以上であってもよい。
入賞に応じて実際の遊技媒体を払い出すタイプの遊技機を例示したが、遊技媒体を払い出す代わりに得点を付与するタイプの封入式遊技機であってもよい。
遊技機としてパチンコ遊技機を例示したが、スロットマシンであってもよい。また、遊技媒体として玉を例示したが、メダルであってもよい。
図面中、7はPOS(運用状態設定手段)、41は従業員用操作部、42は遊技者用操作部である。

Claims (2)

  1. 遊技者が遊技により獲得した遊技価値に相当する景品の払出処理を実行する景品払出システムにおいて、
    遊技者が景品払出操作を行うための遊技者用操作部と、
    従業員が景品払出操作を行うための従業員用操作部と、
    遊技者による景品払出操作を許可するとともに従業員による景品払出操作を禁止する遊技者運用状態、及び従業員による景品払出操作を許可するとともに遊技者による景品払出操作を禁止する従業員運用状態の何れか一方の運用状態を設定する運用状態設定手段と、を備え、
    前記運用状態設定手段は、前記遊技者運用状態を設定している場合において、前記従業員用操作部に対する所定の遊技者運用中止操作に基づき前記遊技者運用状態から従業員運用状態へ切り替えることが可能に構成され、
    前記従業員用操作部は、前記遊技者用操作部で景品払出操作が行われているときは、前記遊技者運用中止操作を不能化することを特徴とする景品払出システム。
  2. 前記運用状態設定手段は、前記遊技者運用中止操作に基づき前記遊技者運用状態から従業員運用状態へ切り替えた後において、1回の景品払出処理が終了したことに応じて前記遊技者運用状態へ復帰させることを特徴とする請求項1に記載の景品払出システム。
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