JPH0671036A - 遊技用システム - Google Patents

遊技用システム

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JPH0671036A
JPH0671036A JP4230769A JP23076992A JPH0671036A JP H0671036 A JPH0671036 A JP H0671036A JP 4230769 A JP4230769 A JP 4230769A JP 23076992 A JP23076992 A JP 23076992A JP H0671036 A JPH0671036 A JP H0671036A
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JP
Japan
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card
prize
game
premium
amount
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Withdrawn
Application number
JP4230769A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0671036A publication Critical patent/JPH0671036A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機による遊技終了後における楽しみに多
様性を持たせる。 【構成】 遊技者の遊技機による遊技結果に応じた有価
価値としての得点を景品交換に使用した場合にその景品
交換の回数に応じたポイントをポイントカードに加算記
録し、そのポイントカードのポイント数が満点になった
場合に所定の点数が自動的に景品カードの持点に加算さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、パチンコ遊
技機やスロットマシン等の遊技機が設置された遊技場の
遊技用システムに関し、詳しくは、遊技を行なった結果
遊技者の所有となった有価価値を遊技者に付与する遊技
機を含む遊技用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用システムにおいて、従来
から一般的に知られているものに、たとえば、パチンコ
遊技機やスロットマシン等の遊技機が遊技場に設置され
ており、遊技者はその遊技機により遊技を行なった結
果、遊技結果に応じた有価価値が遊技者に付与されるよ
うに構成されたものがあった。そして従来、この遊技者
に付与された有価価値を景品交換できるように構成され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の遊
技用システムにおいては、遊技機による遊技が終了した
後においては、遊技者は、自己の所有となった有価価値
を景品交換するだけの楽しみしかなく、遊技終了後の楽
しみに多様性が欠けるという欠点があった。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技機による遊技終了の後にお
ける楽しみに多様性を持たせることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技を行なっ
た結果に応じて有価価値を遊技者に付与する遊技機を含
む遊技用システムであって、前記有価価値を景品交換に
使用するための有価価値景品交換使用手段と、遊技者の
前記遊技機による遊技結果に関連する情報を特定するた
めの遊技情報用記録媒体とを含み、前記遊技情報用記録
媒体により特定される情報が所定の内容になった場合に
該遊技情報用記録媒体に所定の付加価値を発生させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、有価価値景品交換使用手段の
働きにより、遊技の結果遊技者の所有となった有価価値
を景品交換に使用することが可能となる。また、遊技者
の前記遊技機による遊技結果に関連する情報が遊技情報
用記録媒体により特定される。そして、その遊技情報用
記録媒体により特定される情報が所定の内容になった場
合に、その遊技情報用記録媒体に所定の付加価値が発生
する。
【0007】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。
【0008】第1実施例 図1は、本発明に係る遊技用設備装置の全体の概略を示
すシステムブロック図である。
【0009】図中12は共通カード発行会社であり、C
PU,RAM,ROM等を内蔵するホール別売上集計用
の集中管理コンピュータ13が設置されている。この共
通カード発行会社12からは共通カード125(図3参
照)が発行されて各遊技場1,11…に出荷される。な
お、共通カード125は共通カード販売機2で販売する
ときに情報を書込むようにしてもよいし、予め情報を書
込んでおくようにしてもよい。各遊技場1,11…と共
通カード発行会社12の集中管理コンピュータ13とは
各遊技場1,11…に設置されているターミナルボック
ス6と通信回線により接続されており、情報の伝達が可
能に構成されている。
【0010】なお、遊技場11については、遊技場1と
同様の構成を有しているためにここでは、詳細な説明お
よび図示を省略する。
【0011】図中19は有価価値用記録媒体発行センタ
ー(会員用記録媒体発行センター)の一例の景品カード
発行会社であり、CPU,RAM,ROM等を内蔵する
集中管理コンピュータ20が設置されている。この集中
管理コンピュータ20と各遊技場1,11…に設置され
ているターミナルボックス7とが通信回線により接続さ
れており、情報の伝達が可能に構成されている。図中1
4,15は、景品カード発行会社19に加盟している会
員用記録媒体取扱店の一例の加盟店であり、それぞれ
に、CPU,RAM,ROMを内蔵する加盟店用管理コ
ンピュータ18が設置されている。これらの加盟店用管
理コンピュータ18およびターミナルボックス17と景
品カード発行会社の集中管理コンピュータ20とが通信
回線により接続されており、情報の伝達が可能に構成さ
れている。
【0012】図中21は銀行であり、CPU,RAM,
ROM等を内蔵するコンピュータ等からなる中央装置2
2が設置されている。この中央装置22はデータベース
23を含み、このデータベース23には、各遊技場1,
11や共通カード発行会社12,景品カード発行会社1
9,各加盟店14,15等の口座およびそれらの口座に
預金されている預金金額等が記憶されている。データベ
ース23内に図示された記号A,B,C,D,E,F
は、それぞれ共通カード発行会社12,遊技場1,遊技
場11,加盟店14,加盟店15,景品カード発行会社
19のそれぞれの口座を示し、図示された矢印は、ある
口座から他の口座に矢印方向に金が移ることを意味して
いる。
【0013】共通カード発行会社12から遊技場1に出
荷された共通カード125は共通カード販売機2により
利用者(遊技者)に販売される。利用者は代金または後
述する会員用記録媒体の一例の景品カード127(図4
参照)を共通カード販売機2に挿入することにより所定
の金額が記録された共通カードが付与される。利用者は
遊技場に設置されている複数の遊技機の一例のカード式
パチンコ機4やカード式スロットマシン5の中から遊技
してみたいカード式パチンコ機4やカード式スロットマ
シン5に対応したカード処理機3a,3bに前記共通カ
ード125を挿入する。そしてその共通カード125に
記録されている金額を使用してカード式パチンコ機4で
打玉を発射して遊技が可能となり、カード式スロットマ
シン5でリールの回転が開始されて遊技が可能となる。
【0014】カード式パチンコ機4やカード式スロット
マシン5は、遊技の最中に遊技状態に応じて得点が加算
記憶されるように構成されている。なお、この遊技状態
に応じて加算記憶される得点を、たとえばホール用管理
コンピュータ10等、遊技機4,5以外の場所で加算記
憶するようにしてもよい。そして、遊技が終了すれば、
遊技に使用した金額だけ共通カード125に記録されて
いる金額が減額更新されてその残額が記録された共通カ
ード125が遊技者に払出されるとともに、遊技機によ
る遊技の結果遊技者の所有となる有価価値の一例の前記
加算記憶された得点が価値記録媒体の一例の景品カード
に記録されて価値記録媒体処理装置の一例の景品カード
処理装置9a,9bから利用者に排出される。利用者
は、その排出された景品カード127(図4参照)をそ
の景品処理装置8に挿入する。この景品処理装置8で
は、挿入された景品カードに記録されている有価価値の
範囲内で、特殊景品129(図5参照)との交換を可能
にしたり、一般景品用レシート(図示せず)を発行した
りする機能を有する。
【0015】さらに、この景品処理装置8は、景品カー
ド127を新規発行する機能も有する。この景品カード
127とは、所定の会員向けに発行される会員用のカー
ドである。発行された一般景品用レシートを利用者がカ
ウンタに持参すればその一般景品用レシートに記録され
ている交換額の範囲内でタバコやチョコレート等の一般
景品との交換が可能に構成されている。なお、一般景品
用レシートを発行することなく、景品カードにより直接
一般景品との交換ができるようにしてもよい。
【0016】遊技場1内に設置された共通カード販売機
2,カード処理機3a,3b,カード式パチンコ機4,
カード式スロットマシン5,景品処理装置8,景品カー
ド処理装置9a,9bはそれぞれホール用管理コンピュ
ータ10に接続されており、情報の伝達が可能に構成さ
れている。このホール用管理コンピュータ10は、CP
U,RAM,ROM等を内蔵しており、共通カード販売
金額,共通カード使用金額,カード式パチンコ機4やカ
ード式スロットマシン5の利益球数や不利益球数、景品
処理装置8によって読取られた持点カードに記録されて
いる有価価値データ,一般景品用レシートを使用しての
一般景品の交換額情報,共通カードの増加更新情報,景
品カードの新規発行情報,特殊景品の交換額情報等の遊
技場から発生する種々の情報を集中管理する。なお、景
品処理装置8によって発行された一般景品用レシート
は、当該遊技場1でかつ当日限りという条件で景品交換
することが可能なものである。利用者に払出された景品
カード127を共通カード販売機2に挿入して景品カー
ド127に記録されている有価価値の範囲内で利用者が
共通カード125を購入することができる。
【0017】遊技場1に設置されている共通カード販売
機2の景品カード使用による売上額(販売額)に関する
情報がターミナルボックス7を介して通信回線により景
品カード発行会社19の集中管理コンピュータ20に伝
送される。なおこのターミナルボックス7と集中管理コ
ンピュータ20とは必ずしもオンラインにより接続する
必要はなく、共通カード販売額を集計してその集計金額
を記載した伝票等を作成し、その伝票等によるオフライ
ンにより共通カード販売額を集中管理コンピュータ20
に入力してもよい。
【0018】また、遊技場内に特殊景品交換装置を設
け、利用者が排出された特殊景品129をこの特殊景品
交換装置に挿入することによりその挿入された特殊景品
129に相当する金額の現金が利用者に払い出されるよ
うにしてもよい。なお、現金の払出しの代わりに利用者
の景品カード127の残額を増額更新するようにしても
よい。この特殊景品交換装置を設ける場合には、その特
殊景品交換装置をターミナルボックスを介して景品カー
ド発行会社19の集中管理コンピュータ20に接続し、
特殊景品129の景品カード発行会社19への入庫額が
集中管理コンピュータ20に伝送されるように構成する
のが望ましい。
【0019】なお、この特殊景品交換装置や景品処理装
置8を遊技場の外に設けられた景品交換所に設置しても
よい。
【0020】一方、後述するカタログによる景品交換で
はなく実際にこの景品を目で見て確かめて購入したいと
いう利用者は、景品カード127を持参して加盟店1
4,15に行き、その景品カード127を加盟店14,
15に設置されている景品カード処理装置16に挿入
し、加盟店14,15で販売されている商品やサービス
等の販売対象からなる景品で自己の欲するものの種類や
個数を景品カード処理装置16に入力する。するとその
入力された景品に相当する金額が景品カード127の残
額から減算されて減算された後の景品カード127が利
用者に返却される。このようにして利用者は目で実際に
景品を見て確かめて入手することもできる。なお、景品
カード発行会社19の集中管理コンピュータ20と各加
盟店14,15に設置されている加盟店用管理コンピュ
ータ18は必ずしもオンラインにより接続する必要はな
く、遊技場1,11から送信されてきた景品番号や景品
個数ならびにその景品番号に対応する利用者の住所,氏
名,電話番号等を集計して伝票等に記入し定期的に一括
してオフラインにより各加盟店14,15に送るように
してもよい。
【0021】特殊景品を現金に交換する特殊景品精算機
24が銀行21に設置されており、利用者は自己の所有
する特殊景品を銀行21に持参しその特殊景品を銀行2
1に設置されている特殊景品精算機24に挿入して現金
に交換することができる。この銀行21に設置されてい
る特殊景品精算機24はターミナルボックス25を介し
て景品カード発行会社19の集中管理コンピュータ20
に通信回線で接続されており、特殊景品129の交換額
がターミナルボックス25を介して集中管理コンピュー
タ20に伝送されるように構成されている。
【0022】景品カード発行会社19の集中管理コンピ
ュータ20と銀行21のデータベース23とが通信回線
により接続されており、集中管理コンピュータ20から
データベース23に次のような情報が伝送される。すな
わち、遊技場1,11に設けられている景品処理装置8
によって増額更新された景品カードの増額更新額情報、
遊技場1、11に設けられている共通カード販売機2を
利用して景品カードにより共通カードが販売されたその
共通カード売上額情報、各加盟店14,15での景品カ
ードを使用した景品の売上額情報(景品交換額情報)等
が伝送される。一方、共通カード販売会社12の集中管
理コンピュータ13からは、遊技場1,11において販
売された共通カード金額の合計と遊技場1、11で共通
カードが使用された使用金額合計との差額情報がデータ
ベース23に伝送されてくる。
【0023】データベース23で、前記各種伝送されて
きた情報に基づいて、各口座間で図示矢印で示した方向
に金を移動させる。すなわち、共通カード販売会社の口
座Aと各遊技場の口座C,Bとの間で共通カードの販売
金額の合計(カード代金)と共通カード処理機3a,3
bによって使用された共通カードの使用金額合計との差
額だけ金を移動させる。遊技場1,11に設けられてい
る共通カード販売機2を利用して景品カード127によ
り販売された共通カード125の売上合計金額から手数
料を差し引いた金額が景品カード発行会社の口座Fから
各遊技場1,11の口座B,Cに移動する。各遊技場
1,11に設けられている景品処理装置8によって増額
更新された景品カードの増額更新額と各遊技場1,11
が仕入れた特殊景品129の仕入れ代金に対し手数料を
上乗せした金額の合計が各遊技場1,11の口座B,C
から景品カード発行会社19の口座Fに移動する。な
お、実際には、口座FとC,Bとの間では、カード増額
更新額および特殊景品仕入れ代金(手数料上乗せ)と売
上額(手数料差し引く)とが相殺された金額だけが移動
するようになる。さらに、各加盟店14,15での景品
カード127を用いた景品の売上額(景品交換額から手
数料を差し引いた金額が景品カード発行会社19の口座
Fから各加盟店14,15の口座D,Eに移動する。
【0024】また、遊技場1,11においては、遊技者
が景品交換した場合には、遊技者にサービスとして或る
特典が与えられるようになっている。つまり、景品処理
装置8を利用して種々の景品交換をした場合には、後述
するように、遊技用情報記録媒体の一例のポイントカー
ド200,210(図6,図8参照)や景品カード15
0(図10参照)にポイントが加算記録される。そし
て、その加算記録されたポイント数がたとえば満点にな
った場合には、たとえば所定の点数を景品カードの持点
に加算するようになっている。つまり、ポイント数が所
定数になった時点でポイントカード200,210や景
品カード150に所定の付加価値が発生する。
【0025】図2は、遊技場の要部および銀行に設けら
れた特殊景品精算機を示す概略構成図である。
【0026】遊技場1に設置されている共通カード販売
機2は、紙幣挿入口32が設けられている、利用者(遊
技者)が紙幣を紙幣挿入口32から挿入することにより
その挿入された紙幣が紙幣識別器33で識別され、偽札
等の不正な紙幣であった場合には利用者に返却されるが
適正な紙幣であった場合には紙幣収納部34内に取り込
まれる。そして投入紙幣に相当する金額が金額/残額表
示器29により表示され、その表示額の範囲内でカード
選択ボタン44を選択操作する。共通カード125に
は、たとえば、1000円,2000円,3000円,
5000円,10000円の5種類の金額のカードがあ
り、カード選択ボタン44を選択して押圧操作すること
により前記5種類の共通カード125のうち希望する共
通カード125を指定することができる。このカード選
択ボタン44を押圧することにより、その押圧操作によ
って指定された金額の共通カード125を共通カード収
納部38から取り出してその取出された共通カード12
5が選択指定された金額の共通カード125であるか否
かを共通カード処理機37により識別し、選択された金
額の共通カードであると識別された場合に共通カード排
出口36からその共通カード125が払出される。その
後、釣銭がある場合には紙幣払出し装置40が作動して
紙幣払出口39から紙幣が利用者に払出される。なお図
中49は制御部であり、共通カード販売機2を制御する
ためのマイクロコンピュータ等から構成されている。
【0027】なお、図中26は販売機番号表示部であ
り、この共通カード販売機2の番号が表示される。また
27は販売中表示器、28は販売中止表示器である、こ
の共通カード販売機2が共通カード125を販売してい
る最中では販売中止表示器28が消灯して販売中表示器
27が点灯表示される。逆にこの共通カード販売機2が
販売中でなかった場合には販売中表示器27が消灯し、
販売中止表示器28が点灯表示される。図中46は投入
紙幣充満表示器であり、紙幣挿入口32から挿入された
紙幣により紙幣収納部34が満杯になりそれ以上紙幣が
挿入できない状態になった場合にこの投入紙幣満杯表示
器46が点灯または点滅表示され、投入紙幣が満杯にな
った旨を遊技場の係員に表示できるように構成されてい
る。47は払出紙幣欠乏表示器であり、紙幣払出装置4
0によって利用者に払出すために貯留している釣銭紙幣
が欠乏した場合にこの払出紙幣欠乏表示器47が点灯ま
たは点滅表示し、その旨を遊技場の係員に報知できるよ
うに構成されている。48は共通カード欠乏表示器であ
り、遊技者に販売するために貯留している共通カード1
25が欠乏した場合にこの共通カード欠乏表示器48が
点灯または点滅表示され、その旨を遊技場の係員に報知
できるように構成されている。
【0028】この共通カード販売機2によって販売され
た共通カード125を使用して利用者がパチンコ遊技を
行なう場合には、遊技場1のパチンコ機設置島50に設
置されている共通カード処理機3aの共通カード挿入口
52に共通カード125を挿入する。この共通カード処
理機3aは、パチンコ機設置島50に複数台設置されて
いる各カード式パチンコ機4に隣接して設けられてお
り、それぞれの隣接するカード式パチンコ機4に対応す
るものである。ゆえに、たとえば図示左側のカード式パ
チンコ機4によって遊技を行ないたい場合には図示左側
のカード式パチンコ機4の向かって左側に隣接している
共通カード処理機3aの共通カード挿入口52に共通カ
ード125を挿入する必要がある。共通カード挿入口5
2に共通カード125を挿入してカード残額表示器53
で表示される残額の範囲内で利用者がカード式パチンコ
機4で使用せんとする金額を使用額選択ボタン54を操
作して指定すれば、その指定された金額に対応する持点
が持点表示器56に表示されて、打玉を遊技領域に弾発
発射する弾球遊技が可能となる。そして、共通カード挿
入口52から挿入された共通カード125の残額から前
記使用額選択ボタン54によって選択された金額を減算
した残金額がカード残額表示器53により表示される。
一方弾球遊技に伴なって遊技領域に打込まれたパチンコ
球が入賞する等の所定の遊技状態が発生すればその所定
の遊技状態の発生に基づいて所定の得点が遊技者に付与
されるのであり、その付与される得点がディジタル表示
用の持点表示器56に加算表示される。このように、カ
ード式パチンコ機4には、遊技状態に応じて遊技者に付
与される得点を加算記憶する機能を有する。一方、前記
弾球遊技に用いられるパチンコ球数に相当する得点が持
点表示器56で表示されている得点から減算されてその
減算された後の得点が持点表示器56によって表示され
る。また、持点表示器56により表示される得点は得点
レベル表示器57によりレベル表示される。すなわち、
この得点レベル表示器57は複数の表示器をブロック状
に積み重ねて構成されており、得点に応じた数の表示器
が点灯してその得点をアナログ的にレベル表示するもの
である。なお、共通カード処理機3aにはマイクロコン
ピュータ等からなる制御部55が設けられている。
【0029】カード式パチンコ機4の上方には景品カー
ド処理装置9aが設けられている。遊技者がカード式パ
チンコ機4に設けられている精算ボタン58を押圧した
場合やカード式パチンコ機4が打止めになった場合に
は、メッセージ表示器74により遊技者所有の景品カー
ド127を挿入する旨のメッセージ表示が行なわれる。
遊技者は、そのメッセージに従って自己が所有する景品
カード127を景品カード挿入/排出口69に挿入する
と、景品カード処理器70によりその挿入された景品カ
ード127の磁気ストライプ128に記録されている記
録情報が読取られる。そして、景品カード処理器70に
より、読取情報に基づいてその挿入された景品カード1
27が適正な景品カードか否かの判断が行なわれ、不適
正な景品カードであった場合にはその原因をメッセージ
表示器74により表示するとともに、挿入された景品カ
ード127の排出を行なう。一方、挿入した景品カード
127が適正なカードである旨の判定が行なわれた場合
には、その景品カード127の磁気ストライプ128に
おける残額記録領域に記録されている残額に対し、現時
点における持点表示器56により表示されている持点に
相当する遊技価値が加算処理され、その加算更新された
景品カード127が景品カード挿入/排出口69から遊
技者側に排出される。そして、持点表示器56には持点
が「0」となった旨の表示が行なわれる。この段階で、
遊技の結果遊技者の所有となった有価価値を景品カード
27に蓄えるいわゆる貯玉が行なわれたことになる。そ
して、その排出された景品カード127は、他の遊技機
による遊技や景品交換に使用される。なお、図中72は
台番号表示部であり、この景品カード処理装置9aに対
応するカード式パチンコ機4の台番号が表示される。7
3はトラブルボタンであり、カード式パチンコ機4に異
常が発生した場合に遊技者によって操作されるものであ
り、その操作に応じてスピーカ75により遊技場の係員
にトラブルが発生したことが報知される。
【0030】遊技者は自己の景品カード127に記録さ
れている残額を用いてカード式パチンコ機4により再遊
技を行なう場合には、その景品カード127を景品カー
ド挿入/排出口69に挿入する。すると、挿入された景
品カード127に記録されている記録情報が景品カード
処理器70により読取られ、その景品カード処理器70
により挿入された景品カードの適否が判定される。そし
て、不適正な景品カードであった場合にはその原因がメ
ッセージ表示器74で表示されるとともに、挿入された
景品カード127が排出される。一方、挿入された景品
カード127が適正なカードであった場合には、メッセ
ージ表示器74により暗証番号を入力する旨のメッセー
ジが表示される。遊技者がそのメッセージに従って暗証
番号を暗証番号/再遊技使用額入力キー71により暗証
番号入力すると、その暗証番号の適否が判定され、不適
正な暗証番号であった場合にはメッセージ表示器74で
暗証番号の再入力指示のメッセージが表示される。な
お、暗証番号が不適正であった場合にはその時点で挿入
された景品カードを回収するようにしてもよい。一方、
入力された暗証番号が適正な番号であった場合には、メ
ッセージ表示器74で挿入された景品カードに記録され
ている残額が表示され、遊技者はその残額の範囲内で再
遊技使用額を暗証番号/再遊技使用額入力キー71から
入力する。この暗証番号/再遊技使用額入力キー71に
は、確認キーも含まれており、遊技者が暗証番号/再遊
技使用額入力キー71により確認キー操作を行なえば、
前記使用額+手数料が残額を越えている場合には、メッ
セージ表示器74で再入力を行なう旨のメッセージが表
示される。使用額+手数料が残額以下の場合には、使用
額(得点)を得点表示器56より表示し、残額−(使用
額+手数料)の値をメッセージ表示器74で表示する。
そして、景品カードの残額から(使用額+手数料)を減
算処理し、景品カード127の残額をその減算処理され
た後の値に更新して景品カード挿入/排出口69からそ
の景品カード127を遊技者側に排出する。なお、この
際に景品カード127を排出することなく装置内に保持
したままの状態にしてもよい。なお、この手数料(%)
は、景品カード処理装置9に固定的に記憶させておいて
もよく、また、変更設定スイッチ等を設けて遊技場の係
員が手数料(%)を変更設定できるようにしてもよい。
【0031】遊技者がスロットマシン設置島51に設置
されているカード式スロットマシン5により遊技を行な
う場合も、前述と同様に共通カード販売機2によって販
売された共通カード125を共通カード処理機3bの共
通カード挿入口52に挿入する。そして前述と同様に、
カード残額表示器53に表示されている残額の範囲内で
遊技者が使用額選択ボタン54を選択操作すると、その
選択された使用額に相当する持点が持点表示器60によ
り表示され、この持点表示器60により表示されている
持点の範囲内で遊技が可能となる。遊技者は、まず持点
使用ボタン62を押圧操作してカード式スロットマシン
5による1回の遊技に使用する持点(賭点)を設定入力
し、次にスタートボタン63を押圧操作する。すると、
リールが回転を開始し、次に遊技者が複数のリールのそ
れぞれに対応して設けられているストップボタン64を
押圧操作することにより、それぞれのストップボタンに
対応するリールの回転が停止される。そして横3本と斜
め対角線上に2本とからなる合計5本の当りライン上に
おいて、停止時のリールによって表示される識別上の組
合せが予め定められた特定の識別情報の組合せになれ
ば、所定の得点が加算記憶されて持点表示器60により
加算表示されたり、あるいは、以降のゲームにおいて高
確率で得点が与えられるボーナスゲームが発生したりす
る。このボーナスゲームを行なうことが可能な残り回数
がボーナスゲーム残回数表示器65により表示される。
図中66は払出点数表示器であり、1回のゲームの結果
遊技者に付与される得点がこの払出点数表示器66によ
り表示される。
【0032】カード式スロットマシン5の上方にも、カ
ード式パチンコ機4と同様に景品カード処理装置9bが
設けられており、この景品カード処理装置9bにも、景
品カード挿入/排出口69,景品カード処理器70,暗
証番号/再遊技使用額入力キー71,台番号表示部7
2,トラブルボタン73,メッセージ表示器74,スピ
ーカ75が設けられている。そして、前記カード式パチ
ンコ機4について説明したのと同様に、遊技者所有の景
品カード127を景品カード挿入/排出口69に挿入し
て、その景品カードに記録されている残額を使用してカ
ード式スロットマシン5により遊技が可能となる。この
景品カード127を使用したカード式スロットマシン5
の遊技は、前記カード式パチンコ機4の場合とまったく
同様であるために、ここでの説明の繰返しは省略する。
【0033】前記景品カード処理装置9a,9bは、ホ
ール用管理コンピュータ10に持続されているととも
に、ターミナルボックス7を介して景品カード発行会社
19の集中管理コンピュータ20に接続され、景品カー
ド127に貯玉した場合や景品カード127を用いての
遊技が行なわれた場合に、その貯玉額や遊技に使用した
使用額がホール用管理コンピュータ10や景品カード発
行会社19の集中管理コンピュータ20に送信される。
【0034】なお、共通カード処理器3a,3bと遊技
機4,5とを一体に構成するようにしてもよい。また、
遊技機4,5と景品カード処理装置9a,9bとを一体
に構成するようにしてもよい。前記景品カード挿入/排
出口69,カード処理器70,メッセージ表示器74に
より、前記有価価値用記録媒体の記録情報により特定さ
れた前記有価価値を前記遊技機により遊技を行なうため
に使用する有価価値遊技使用手段が構成されている。こ
の有価価値遊技使用手段は、前記遊技機に対応して設け
られ、前記有価価値用記録媒体の記録情報を読取り、該
読取情報に基づいて特定される前記有価価値を前記対応
する遊技機により遊技を行なうために直接使用できるよ
うに構成されている。なお、景品カード処理装置9a,
9bは、遊技機4,5に対応して設けられていれば、遊
技機2台に対し景品カード処理装置を1台設けて景品カ
ード挿入/排出口を2口設けるようにしてもよい。
【0035】前記カード式パチンコ機4やカード式スロ
ットマシン5により遊技を行なった結果遊技者の所有と
なった有価価値が蓄えられた景品カード127は、遊技
者によって景品処理装置8の景品カード挿入/排出口7
9に挿入される。その挿入された景品カードに記録され
ている有価価値が景品カード処理器80により読取られ
その読取った有価価値が持点表示器94により表示され
る。この景品処理装置8では、後述するように景品カー
ド127を新規発行したりその読取った有価価値の範囲
内で一般景品レシートや特殊景品128を払出したりす
る。
【0036】景品処理装置8により新規景品カード12
7を払出す場合には、遊技者に規定の用紙に住所,氏
名,電話番号等の必要事項を手書きで記入してもらい、
その記入用紙を記入用紙投入口82に投入してもらう。
記入用紙投入口82に投入された記入用紙は、たとえば
OCR等からなる文字読取装置83により読取られ、そ
の後記入用紙が用紙収納部84に収納される。文字読取
装置83で読取った結果識別可能と判断されれば可能な
旨の表示をメッセージ表示器96により表示し、識別不
可能であった場合には不能原因をメッセージ表示器96
により表示する。そして、識別可能であった場合には、
景品カード登録キー85を押圧操作する旨の表示をメッ
セージ表示器96により表示し、景品カード登録キー8
5を遊技者が押圧操作すれば、景品カード収納部81に
収納されている景品カードを1枚取り出して景品カード
処理器80により識別すると共に必要な情報をその景品
カード127に書込んで景品カード挿入/排出口79か
らその景品カード127を排出する。
【0037】次に、特殊景品128を払出す場合には、
まず遊技者が景品カード127を景品カード挿入/排出
口79に挿入する。すると、暗証番号をテンキー95か
ら入力する旨の指示がメッセージ表示器96で表示さ
れ、遊技者はそれに従って暗証番号をテンキー95から
入力する。その入力された暗証番号が不適正なものであ
った場合には再入力の指示がメッセージ表示器96で表
示される。その場合は挿入された景品カード127を機
内に回収してもよい。一方、入力された暗証番号が適正
なものであった場合には、挿入された景品カード127
の残額が持点表示器94により表示される。次に、特殊
景品払出キー97,一般景品交換用のレシート払出キー
98,景品番号指定キー100のいずれかを選択して押
圧操作する旨の指示がメッセージ表示器96により表示
される。
【0038】遊技者が特殊景品の払出しを希望する場合
には特殊景品払出キー97を押圧操作する。すると、テ
ンキー95により交換額を入力する旨の指示がメッセー
ジ表示器96により表示され、遊技者は、その指示に従
ってテンキー95により特殊景品の交換額を入力する。
次に、確認キー102を押圧操作する旨の指示がメッセ
ージ表示器96により表示され、遊技者はその指示に従
って確認キー102を押圧操作する。すると、テンキー
95で入力された金額に相当する特殊景品128が特殊
景品収納部88から取出されて特殊景品払出装置87よ
り特殊景品払出口86から遊技者側に払出される。その
後、レシート発行装置93により取引内容を記録したレ
シートが印字されてレシート発行口92から遊技者側に
払出される。
【0039】次に、遊技者が一般景品交換用の一般景品
用レシートの払出を希望する場合には、前述したメッセ
ージ表示器96により各操作キー97,98,100の
いずれかを選択操作する旨の指示が表示された段階で、
遊技者が一般景品用のレシート払出キー98を押圧操作
する。すると、テンキー95により一般景品用レシート
の交換額を入力する旨の表示がメッセージ表示器96に
より表示され、遊技者がテンキー95により希望する一
般景品用レシートの交換額を入力する。次に、確認キー
102を押圧する旨の表示がメッセージ表示器96によ
り表示され、遊技者が確認キー102を押圧操作するこ
とにより、レシート発行装置93から一般景品用レシー
トが印字されてレシート発行口92から払出される。そ
して、前述と同様に取引内容を記録したレシートが発行
される。
【0040】次に、利用者が自己の景品カード127を
使用して遊技場のカウンタ等に備えられている景品カー
ドを見てカタログに記載されている景品を入手したい場
合には、前述した各種操作キー97,98,100のい
ずれかを選択操作する旨の指示がメッセージ表示器96
で表示された段階で、遊技者が景品番号指定キー100
を押圧操作する。次に、景品番号をテンキー95から入
力する旨の指示がメッセージ表示器96で表示され、遊
技者は、カタログ等を見て予め決めている希望の景品の
景品番号をテンキー95から入力する。すると、景品個
数指定キー101を押圧操作する旨の指示がメッセージ
表示器96で表示され、遊技者はそれに従って景品個数
指定キー101を押圧操作する。次に、希望する景品個
数をテンキー95から入力する旨の指示がメッセージ表
示器96により表示され、遊技者は自己の希望する景品
個数をテンキー95から入力する。次に、確認キー10
2を押圧操作する旨の指示がメッセージ表示器96で表
示され、遊技者がそれに従って確認キー102を押圧操
作することにより、カタログを利用した景品交換操作が
終了する。
【0041】次に、前述した特殊景品の払出操作,一般
景品用レシートの払出操作,カタログ利用者の景品交換
の操作を行なって確認キーを押圧操作した段階で、持点
表示器94により表示されている残額を越える額が前記
テンキー95から入力されていた場合には、再入力の指
示がメッセージ表示器96で表示される。一方、テンキ
ー95で入力された額が持点表示器94で表示されてい
る残額以下であった場合にはそのテンキー95によって
入力された額を減額更新した新たな残額が持点表示器9
4で表示され、さらに、各種操作キー97,98,10
0,103のいずれかの押圧操作をする旨の指示がメッ
セージ表示器96で表示される。利用者が特殊景品払出
キー97,一般景品用のレシート払出器98,景品番号
指定キー100を押圧操作した場合には、前述した所定
の操作を行なうことにより再度特殊景品の払出し,一般
景品用レシートの払出し,カタログを利用した景品交換
が行なわれる。この特殊景品の払出し,一般景品用レシ
ートの払出し,カタログを利用した景品交換は、持点表
示器94により表示されている残額が残っている限り繰
返し行なうことができる。一方、利用者が自己の景品カ
ード127に記録されている残額を使用して前述した特
殊景品の払出し,一般景品用レシートの払出し,カタロ
グを利用した景品交換を行なって、取引終了キー103
を押圧操作すれば、特殊景品の払出し,一般景品用レシ
ートの払出し,カタログを利用した景品交換に要した額
だけ景品カード127に記録されている残額が減額更新
される。この減額更新は景品カード処理器80により行
なわれる。そして最終的に前述と同様にレシートが発行
される。
【0042】この景品処理装置8はターミナルボックス
7を介して前述した景品カード発行会社19の集中管理
コンピュータ20に接続されており、前述した景品カー
ド127の新規発行時に入力された利用者の住所,氏
名,電話番号等の必要事項に関する情報が景品カード発
行会社19の集中管理コンピュータ20に伝送される。
さらに、前述したテンキー95から入力された景品番号
や景品個数ならびに投入された景品カード127のカー
ドナンバー等がこのターミナルボックス7を介して景品
カード発行会社19の集中管理コンピュータ20に伝送
される。集中管理コンピュータ20では、伝送されてき
た利用者の住所,氏名,電話番号等の必要事項をその利
用者が所持している景品カード127の番号と対応させ
て記憶しており、景品カード127のカード番号が伝送
されてくればそのカード番号からその景品カード127
の所持者の住所,氏名,電話番号等の必要事項を割り出
し、その利用者の住所に近い加盟店の加盟店用管理コン
ピュータに景品番号とその個数情報ならびに景品の送り
先である利用者の住所,氏名,電話番号等が送信され
る。そして、後日その加盟店から利用者の希望する景品
が希望する個数だけ利用者に配達される。なお、図中1
04は景品処理装置8を制御するためのマイクロコンピ
ュータ等からなる制御部である。また、76は装置番号
表示部、77は作動中である旨を表示する作動中表示
器、78は作動を中止している旨を表示する作動中止表
示器である。景品カード挿入/排出口79,テンキー9
5,メッセージ表示器96,特殊景品払出キー97,確
認キー102,取引終了キー103,一般景品用のレシ
ート払出キー98,景品番号指定キー100,景品個数
指定キー101,制御部104,景品カード処理器80
により、前記遊技機による遊技の結果遊技者の所有とな
った有価価値を景品交換に使用するための有価価値景品
交換使用手段が構成されている。
【0043】一方、前述した景品カード127を使用し
て特殊景品128の払出や一般景品用レシートの払出あ
るいはカタログを利用しての景品交換を行なう場合に、
遊技者はそれらの景品交換に伴なうポイントを自己のポ
イントカード200,210に加算記録してもらいたい
場合には、そのポイントカード200,210をポイン
トカード挿入/排出口190に挿入する。このポイント
カードを挿入すべき旨の指示がメッセージ表示器96に
より行なわれる。このポイントカード挿入/排出口19
0に挿入されたポイントカードは、ポイントカード処理
器191によりデータの読取や書込が行なわれる。一
方、遊技者がポイントカードを持っていない場合には新
規発行ボタン193を押圧することにより、ポイントカ
ード収納部192内から、新たなポイントカード20
0,210が1枚取出されて発行されることになる。そ
して、景品交換回数に応じたポイントが挿入されたポイ
ントカード200,210あるいは新規発行されたポイ
ントカードに加算記録される。なお、交換回数の代わり
に景品交換の点数に応じたポイントを加算更新するよう
にしてもよい。この景品交換回数あるいは景品交換点数
に対応して付与されるポイントのレートは、ポイント設
定部194により設定される。たとえば、ポイント設定
部194により1/3と設定された場合には、景品交換
を3回行なって1ポイントが加算更新されることにな
る。なお、1ポイントに満たない端数回数あるいは端数
得点は、ポイントカード200,210の磁気ストライ
プ201,211のポイント端数記録領域に加算記録さ
れ、その端数が1ポイントに達した段階で1ポイント分
ポイントが加算更新されるとともに、ポイント端数記録
領域が1ポイント分減算更新される。このポイントカー
ド200,210に記録されるポイントは、ポイントカ
ード200,210の磁気ストライプ201,211の
ポイント数記録領域に加算記録されるばかりでなく、ポ
イントカード200,210の可視表示部202,21
2にも遊技者が視認可能な状態で加算記録される。な
お、前記各景品交換を行なう際には、メッセージ表示器
96によりポイントカードを挿入する旨のメッセージが
表示される。
【0044】ポイントカード200,210のポイント
が満点(たとえば50点)になった時点で所定の得点が
自動的に景品カード127の持ち点に加算され、ポイン
トカード200,210が機内に取り込まれる。つま
り、ポイントが満点になった時点でポイントカード20
0,210に所定の付加価値が生じるのである。なお、
機内に取り込む代わりに精算処理をして遊技者に返却し
てもよい。また、ポイントカード200,210が満点
になった時点で一般景品交換用のレシートを発行するよ
うにしてもよいし、また、共通カードと交換できるよう
にしてもよい。さらに、ポイントの更新がある決められ
たポイント更新日においてのみ許容されるようにしても
よく、さらに、1日のポイント更新回数を管理して1日
におけるポイント更新回数に上限(1回を含む)を設定
してもよい。
【0045】また、満点になったポイントカード20
0,210を使って抽選ゲームを行なわせ、その結果に
応じて付加価値の大きさを決めるようにしてもよい。ま
た、この実施例においては、共通カード125を使用し
てのみパチンコ遊技やスロットマシン遊技ができるもの
を取り上げて説明したが、共通カード125に加えてあ
るいはそれに代えて貨幣の投入により遊技ができるよう
に構成してもよい。
【0046】図中10はホール用管理コンピュータであ
り、景品処理装置8,共通カード販売機2,カード式パ
チンコ機4,カード式スロットマシン5,カード処理機
3a,3b,持点カード処理器9a,9bと接続されて
いる。図中105はキーボードであり、106はCRT
ディスプレイであり、107はプリンターである。ま
た、前記共通カード処理機3a,3bはターミナルボッ
クス6を介して共通カード発行会社12の集中管理コン
ピュータ13に接続されている。
【0047】景品処理装置8から払出された特殊景品を
現金に交換したい場合には、利用者は特殊景品128を
銀行21にまで持参し、銀行21に設置されている特殊
景品精算機24の特殊景品投入口114から特殊景品1
28を投入する。すると、投入された特殊景品128に
見合った金額が精算額表示器123により表示され、利
用者が確認キー122を押圧操作すれば、紙幣払出装置
112が作動して紙幣収納部113内の紙幣が紙幣払出
口111から利用者に払出されると共に、必要に応じて
硬貨払出装置118が作動して硬貨収納部119内の硬
貨が硬貨払出口117から利用者に払出される。その払
出される紙幣や硬貨からなる貨幣の金額は精算額表示器
123により表示された金額に一致するように制御され
る。その後レシート発行装置121が作動して所定事項
が印刷されたレシートがレシート発行口120から利用
者に発行される。なお図中124はマイクロコンピュー
タ等からなる制御部である。また108は精算機番号表
示部で、109は作動中表示器、110は作動中止表示
器である。また、この特殊景品精算機24がターミナル
ボックス20を介して景品カード発行会社の集中管理コ
ンピュータ20に接続されており、特殊景品128の景
品カード発行会社19への入庫数が集中管理コンピュー
タ20に伝送されるようになっている。
【0048】図3は、共通カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0049】共通カード125の磁気ストライプ126
には、共通カード125の番号であるカード番号,残額
情報,カードセキュリティを向上させるためのセキュリ
ティコード等が記録されている。
【0050】図4は、景品カードに記録されている記録
情報を説明するための説明図である。
【0051】景品カード127の磁気ストライプ128
には、この景品カード127の使用有効期限を特定する
ためのカード有効期限,景品カード127の番号である
カード番号,残額(残景品金額),景品カード127の
セキュリティを向上させるためのセキュリティコード等
が記録されている。
【0052】図5は、特殊景品を示す正面図である。
【0053】特殊景品129はプレート状の樹脂の一部
に磁気ストライプ130が形成された磁気カードで構成
されている。この磁気ストライプ130には、この特殊
景品129が発行された番号である発行番号,この特殊
景品129のセキュリティを向上させるためのセキュリ
ティコード等が記録されている。さらに、特殊景品12
9の一部には、その特殊景品129の景品価値に見合っ
た値打を有する金のチップ131が組込まれている。
【0054】第2実施例 次に、本発明の第2実施例を図15に基づいて説明す
る。図15は、第1実施例における図2に対応するもの
であり、図2に示された各種装置や部品と同じものにつ
いては共通の参照番号を付し、図2と共通する部分につ
いてはここでは説明の繰返しを省略する。
【0055】パチンコ機204やスロットマシン205
は、共通カード処理機3a,3bの共通カード挿入口5
2に挿入された共通カードや景品カード処理装置9a,
9bの景品カード挿入/排出口69に挿入された景品カ
ード127に記録されている有価価値を使用してまず打
球貯留皿162あるいはコイン貯留皿163にパチンコ
玉あるいはコインが玉払出装置あるいはコインホッパー
により払出される。そして、パチンコ機204において
は、その払出されたパチンコ玉を1つずつ遊技領域に弾
発発射して遊技が可能となる。また、スロットマシン2
05においては、その払出されたコインをスロットマシ
ン205内に投入して遊技が可能となる。なお、このス
ロットマシン205には、ゲーム切換ボタン161が設
けられており、このゲーム切換ボタン161を押圧操作
することにより、コインを投入した通常のゲームからク
レジットゲームへの切換またはその逆への切換が可能と
なる。クレジットゲームとは、コインの投入や遊技者に
払出されるべきコイン数を得点の形で記憶しておき、そ
の記憶された得点を使用して繰返し遊技を行なうゲーム
方式である。
【0056】そして、このパチンコ機204による遊技
の結果、景品玉が打球貯留皿162に払出され、遊技者
はその払出した景品玉を玉計数器158に投入する。玉
計数器158では、その投入されたパチンコ玉の数が計
数されてその計数結果が景品処理装置8に入力される。
一方、スロットマシン205によって遊技を行なった結
果払出されたコインは遊技者によってコイン計数器15
9に投入され、その投入されたコインの枚数が計数され
てその計数結果が景品処理装置8に入力される。なお、
これらの玉計数器158やコイン計数器159を景品処
理装置8内に組込んで設けてもよい。また、計数結果を
玉数カードに記録しそのカードを景品処理装置8で読取
らせて入力するようにしてもよい。景品処理装置8で
は、その入力された計数結果の範囲内で、景品カード1
27を新規発行したり増額更新したり特殊景品122を
払出する。前述した第1実施例では、景品カード127
に記録されている有価価値としての残額を使用して、特
殊景品を払出したり一般景品用のレシートを払出したり
カタログによる景品交換を行なったりしていたが、この
第2実施例においては、玉計数器158またはコイン計
数器159から入力された玉数やコインの数に基づいた
有価価値を使用して、特殊景品を払出したり一般景品用
のレシートを発行したりする点が相違する。
【0057】また、この第2実施例においては、景品処
理装置8を使用して、玉計数器158やコイン計数器1
59に投入された玉やコインが有する有価価値を景品カ
ード127に記録して蓄えておくいわゆる貯玉を行なう
ことができる。その場合には、メッセージ表示器74に
より各種操作ボタン97〜99のいずれかを選択操作す
る旨の表示がなされる。その段階で、遊技者が貯玉キー
99を押圧操作すれば、景品カード127を景品カード
挿入/排出口79に挿入する旨の指示がメッセージ表示
器74により表示され、遊技者はそれに従って自己の所
有する景品カード127を景品カード挿入/排出口79
に挿入する。次にテンキー95により暗証番号を入力す
る旨の指示がメッセージ表示器74により表示され、遊
技者がテンキー95により暗証番号を入力する。その入
力された暗証番号が不適正なものであった場合には再入
力をする旨の指示がメッセージ表示器74により表示さ
れる。その場合に景品カード127を機内に回収しても
よい。一方、入力された暗証番号が適正なものであった
場合には、挿入された景品カード127に記録されてい
る残額が持点表示器94により表示され、さらに、テン
キー95により貯玉額すなわち景品カード127に記録
して蓄えておく額を入力する旨の指示がメッセージ表示
器96により表示される。そして遊技者がテンキー95
によりその貯玉額を入力すれば、確認キー102を押圧
操作する旨の指示がメッセージ表示器96により表示さ
れ、遊技者が確認キー102を押圧操作すれば、入力さ
れた貯玉額だけに挿入されている景品カード127に記
録されている残額が加算更新される。その加算更新され
る額が、景品処理装置8からターミナルボックス7を介
して景品発行会社19の集中管理コンピュータ20に送
信される。一方、この第2実施例においても、景品カー
ド127の残額を用いて、特殊景品の払出し,一般景品
用レシートの発行あるいはカタログを利用しての景品交
換を行なうことも可能であり、その場合には、それらの
景品交換に用いられた景品カードの残額がその使用額だ
け減額更新され、その減額データが、景品処理装置8か
らターミナルボックス7を介して景品発行会社19の集
中管理コンピュータ20に送信される。
【0058】この第2実施例においても、第1実施例と
同様に、残額が記録されている景品カード127を用い
てパチンコ機204やスロットマシン205による遊技
を行なうことが可能である。その場合には、第1実施例
と同様に、景品カード127を景品カード処理装置9
a,9bの景品カード挿入/排出口69に挿入し、第1
実施例と同様の操作をすることにより遊技が可能とな
る。その際に、第1実施例と相違する点は、暗証番号/
再遊技使用額入力キー71から再遊技使用額を入力すれ
ば、パチンコ機204の場合にはその入力される額に相
当するだけのパチンコ玉が打球貯留皿162に払出さ
れ、そのパチンコ玉を打球して遊技が可能となり、スロ
ットマシン5の場合には、入力された再遊技使用額に相
当するだけのコインがコイン貯留皿163に払出され、
その払出されたコインを用いて遊技が可能となる点であ
る。なお、スロットマシン5の場合には、クレジットで
きる上限の範囲内で再遊技使用額に相当するコインの一
部または全部を得点の形で記憶させてクレジットゲーム
を行なえるようにしてもよい。
【0059】この第2実施例と後述の第3実施例におい
ては、ポイントカードが景品カード150で兼用されて
おり、ポイントデータが景品カード150の磁気ストラ
イプ151に記録される。すなわち、図10に示すよう
に、景品カード150の磁気ストライプ151には、カ
ード有効期限,カード番号,残額,セキュリティーコー
ドばかりでなく、ポイント数とポイント端数とが記録さ
れる。なお、第2,第3実施例においても、第1実施例
と同様にポイントカードにポイントを加算記録させるよ
うにしてもよい。
【0060】この第2実施例においても、景品処理装置
8の取引終了キー103が押圧操作されて景品交換の取
引が終了する毎に、第1実施例と同様に、景品交換回数
に応じたポイント(たとえば取引3回で1ポイント)
が、景品カード挿入/排出口79から挿入された景品カ
ード150のポイント数記録領域に加算記録されるとと
もに、端数がある場合にはその端数がポイント端数記録
領域に加算記録される。この加算記録は景品カード処理
器80により行なわれる。このポイント数とポイント端
数との加算更新が行なわれるたびにその更新データが景
品処理装置8からターミナルボックス7を介して景品カ
ード発行会社19の集中管理コンピュータ20に送信さ
れて集計される。なお、景品交換点数に応じたポイント
を加算更新するようにしてもよく、また、特殊景品への
交換,一般景品への交換,カタログを利用した景品交換
等の取引内容に応じて付与するポイント数を変化させて
もよい。
【0061】そして、ポイントカードのポイントが満点
になった時点で所定の点数が自動的に景品カード150
の残額記録領域に持ち点として加算され、ポイント数記
録領域から前記加算された持点分の点数が減算される。
【0062】図11は、景品カード発行会社の集中管理
コンピュータによって集計されたカード別集計データを
示す図である。
【0063】図中、一番上の行には景品カードのカード
番号が示されており、その下の行には前の月の景品カー
ドの景品残金額が示されている。そして、10月1日か
ら10月31日までの1か月の景品カードの増額更新額
と使用額が示されている。たとえば、10月1日にはカ
ード番号12001の景品カードが5,300円増額更
新されているとともに、15,000円使用されている
ことがわかる。そして、10月1日から10月31日ま
での1か月の増額更新額と使用金額それぞれの合計が算
出されて示され、前月残金額と増額更新額の合計との和
から使用金額合計を減算した金額は10月31日現在に
おける景品カードの残額30,400円となる。さら
に、10月1日から10月31日までの1か月の景品カ
ードに累積記録されたポイント数が「点数累計」の欄に
示され、かつ、ポイント端数が「端数」の欄に示されて
いる。このように、景品カード150を用いてポイント
の更新を行なうたびに送信されてきた更新データに基づ
いて、集中管理コンピュータ20がポイント数と端数と
を累積集計して管理する。
【0064】第3実施例 図12は、第3実施例におけるポイント付与システムを
示すシステムブロック図である。
【0065】この第3実施例においても、遊技場内の構
成は前記第1実施例の図2で示したものと同じである。
ただし、カード式パチンコ遊技機4は、複数種類の識別
情報を可変表示可能な可変表示装置が設けられたものを
採用する。ポイント設定/処理装置160は、たとえば
各遊技機設置島50,51毎に設置したりホール用管理
コンピュータ10に内蔵させてもよい。ポイント設定/
処理装置160内には、CPU等からなるポイント演算
部161と、ROM等からなる記憶部163と、外部と
の信号の整合性をとるための入出力制御部164と、設
定部162とを含む。設定部162は、大当り図柄毎の
付与ポイント数(レート)を設定するものであり、遊技
場の係員によって設定可能となっている。そしてその設
定内容が記憶部163に記憶される。このポイント設定
/処理装置160と、各遊技機のゲーム制御基板4a
と、各景品カード処理器70とが電気的に接続されてい
る。ゲーム制御基板4aからは、たとえばパチンコ機の
大当り発生時の可変表示装置の図柄の組合せデータがポ
イント設定/処理装置160に入力される。一方、ポイ
ント設定/処理装置160からは、その入力された大当
り図柄データに相当するポイント数を特定するためのポ
イントデータが景品カード処理器70に出力される。た
とえば、対象となるパチンコ機の大当り図柄の組合せが
0〜9のぞろめである場合に、前記設定部162で、
「777」で大当りになれば5ポイント、それ以外の奇
数で大当りになれば2ポイント、偶数(「0」を含む)
で大当りになれば1ポイントを付与するように設定され
ておれば、それぞれの図柄に相当するポイントデータを
大当りが発生したパチンコ機に対応する景品カード処理
器70に出力する。スロットマシンの場合も、前述した
パチンコ機と同様にリールの停止時の表示結果に対応す
るポイントが景品カード処理器70に出力される。な
お、大当り発生による付与ポイント数を、大当り図柄の
種類にかかわらず一律にしてもよい。
【0066】そして、遊技終了時には、前述したように
景品カード処理装置9a,9bにより景品カード残額の
更新が行なわれるとともに、ポイント数の更新も行なわ
れる。また、遊技の結果、得点が0になってしまっても
ポイント数の更新は可能になっている。なお、ポイント
が満点になった時の特典は前記第1,第2実施例と同様
である。また、ポイント満点時の特典としては、開放台
で優先的に遊技ができる等の特典にしてもよい。
【0067】次に、本発明の別実施例を説明する。
【0068】(1) 景品カードに貯玉された有価価値
を再遊技に使用する際に所定の制限を設けるようにして
もよい。たとえば、貯玉した遊技場においてのみ再遊技
に使用可能として顧客の固定化を図ったり、貯玉した遊
技場とその系列店においてのみ再遊技に使用可能とした
り、さらには、貯玉した遊技場の属する所定の地域内に
おいてのみ再遊技に使用可能とする。なお、貯玉の再遊
技にこのような制限を設ける場合には、景品カード12
7,150の磁気ストライプ128,151に貯玉を行
なった遊技場のコードを記録し、その景品カード12
7,151の使用時にチェックできるようにする必要が
ある。景品カード127,150の磁気ストライプ12
8,151には、さらに再遊技可能残額が記録されてお
り、この再遊技可能残額がたとえば最新の貯玉の内容に
書換更新されるように構成する。この遊技店コードとそ
の遊技店コードに相当する遊技場等において再遊技が可
能な再遊技可能残額との組合せを磁気ストライプ12
8,151に複数組記録させ、貯玉を行なった複数の遊
技場で再遊技できるようにしてもよい。
【0069】(2) 景品カードを再遊技に使用する際
の前述した手数料をなくしてもよい。また、この手数料
を景品カード127,150の磁気ストライプ128,
151に記録するようにしてもよい。景品カード12
7,150の磁気ストライプ128,151に、遊技店
コードを記録する領域を設け、再遊技可能残額分の貯玉
が行なわれた遊技店のコードすなわち手数料を設定した
遊技店のコードを記録してもよい。このようにすれば、
他店で再遊技する場合の手数料を順当なものにすること
ができる。また、手数料を貯玉が行なわれた遊技店の利
益とすることも可能であるので、手数料を遊技店が決め
かつ再遊技が可能な遊技店に特に制限を設けない場合に
も、各遊技店の手数料収入を順当なものにすることがで
きる。
【0070】(3) 貯玉を使用して再遊技を行なう際
に、必要に応じてある遊技場において1日に使用できる
貯玉の使用額に上限を設けてもよい。
【0071】(4) 各カード125,127,20
0,210,150において、カード番号,セキュリテ
ィコード以外の一部または全部の情報をホール別売上集
中管理コンピュータ13や加盟店別売上・ホール別景品
交換集中管理コンピュータ20あるいはホール用管理コ
ンピュータ10に記憶させ、前記各カードの使用時にそ
のカードに記録されている情報と前記管理コンピュータ
13,20,10に記憶されているカード情報とを照合
していわゆる背番号管理を行なってもよい。
【0072】(5) 特殊景品129を用いることな
く、景品カード127の有する有価価値(残額)を直接
現金化できるようにしてもよい。
【0073】(6) 景品処理装置8を、前述した特殊
景品払出機能,一般景品用レシート払出機能,貯玉機能
(第2実施例の場合),カタログを利用した景品交換機
能等の各機能毎に複数の装置に分けて構成してもよい。
また、景品処理装置8の操作を遊技店の店員に行なわせ
るようにしてもよい。
【0074】(7) 共通カード販売機2を銀行21の
データベース23とオンラインで接続し、キャッシュカ
ードを使用してその共通カード販売機2から共通カード
125が購入できるようにしてもよい。つまり、キャッ
シュカードを共通カード販売機2に挿入することによ
り、そのキャッシュカードに記録されている記録情報に
基づいて銀行21内におけるそのキャッシュカードの使
用者の口座を呼出し、その口座内の預金の一部を引落し
てその引落し額を使用して共通カード販売機2から共通
カード125を購入するようにしてもよい。
【0075】(8) ポイントカードの機能をも有する
景品カード150をたとえばICカード化して、景品カ
ード150に共通カードの機能も持たせるようにしても
よい。すなわち、共通カード販売機2に残額更新機能を
持たせて、景品カード挿入口42に景品カード127を
挿入し、紙幣挿入口32に紙幣を挿入することにより、
景品カード127の残額を更新するようにしてもよい。
【0076】(9) 共通カード処理機37に景品カー
ドを処理する機能を設けてもよい。その場合に、カード
挿入/排出口を、共通カードの挿入/排出口と共通にし
てもよいし、別途設けてもよい。
【0077】(10) ポイントカードあるいは景品カ
ードのポイントによる遊技者へのサービスに対する負担
については、各遊技場が負担するようにしてもよいし、
景品カード発行会社が負担するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明は、遊技者の遊技機による遊技結
果に関連する情報が遊技情報用記録媒体により特定さ
れ、その特定される情報が所定の内容になった場合にそ
の遊技情報用記録媒体に所定の付加価値が発生するため
に、遊技者の遊技機による遊技を行なった後における楽
しみにこの付加価値が発生するという新たな楽しみが加
わり、遊技終了の後における楽しみに多様性を持たせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における遊技用システムの一例の概略を
示すシステムブロック図である。
【図2】遊技場の要部を示す構成図である。
【図3】共通カードに記録される情報を説明するための
説明図である。
【図4】景品カードに記録される情報を説明するための
説明図である。
【図5】特殊景品を示す正面図である。
【図6】ポイントカードに記録される情報を説明するた
めの説明図である。
【図7】ポイントカードの可視表示部を示す図である。
【図8】他の例のポイントカードを示す正面図である。
【図9】第2実施例における遊技場の要部を示す構成図
である。
【図10】第2,第3実施例における景品カードに記録
される情報を説明するための説明図である。
【図11】景品カード発行会社の集中管理コンピュータ
によって集計されたカード別集計データを示す図であ
る。
【図12】第3実施例におけるポイント付与システムの
概略を示すシステムブロック図である。
【符号の説明】
1は遊技場、2は共通カード販売機、3a,3bは共通
カード処理機、4はカード式パチンコ機、5はカード式
スロットマシン、8は景品処理装置、9a,9bは景品
カード処理装置、10はホール用管理コンピュータ、1
6は景品カード処理装置、50はパチンコ機設置島、5
1はスロットマシン設置島、190はポイントカード挿
入/排出口、191はポイントカード処理器、192は
ポイントカード収納部、193は新規発行ボタン、19
4はポイント設定部、200,210はポイントカー
ド、201,211は磁気ストライプ、202は可視表
示部(サーマルマーク面)、212は可視表示部(磁気
表示面)、213は表示用磁気トラック、160はポイ
ント設定/処理装置、4aはゲーム制御基板、70は景
品カード処理器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技を行なった結果に応じて有価価値を
    遊技者に付与する遊技機を含む遊技用システムであっ
    て、 前記有価価値を景品交換に使用するための有価価値景品
    交換使用手段と、 遊技者の前記遊技機による遊技結果に関連する情報を特
    定するための遊技情報用記録媒体とを含み、 前記遊技情報用記録媒体により特定される情報が所定の
    内容になった場合に該遊技情報用記録媒体に所定の付加
    価値を発生させるようにしたことを特徴とする、遊技用
    システム。
JP4230769A 1992-08-31 1992-08-31 遊技用システム Withdrawn JPH0671036A (ja)

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