JP5032007B2 - 遊技場管理システム - Google Patents
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Description
上記各遊技機について、他の上記遊技機への遊技者の移動による遊技の終了を表す台移動信号を出力するように構成した台移動信号出力手段と、
上記遊技機における遊技者の有利度合いを表す設定データを、上記各遊技機ごとに記憶する設定記憶手段と、
上記各遊技機が出力する遊技信号を集計することにより、上記各遊技機における上記遊技者ごとの個別遊技データを生成すると共に、上記台移動信号出力手段から上記台移動信号を取り込んだときに集計を終了してデータ内容を確定した上記個別遊技データに対して台移動フラグをセットするように構成したデータ集計手段と、
上記各遊技機ごとに区別して上記個別遊技データを記憶する遊技データ記憶手段と、
上記個別遊技データに対して上記設定データを関連付けするように構成したデータリンク手段と、
上記遊技データ記憶手段を参照して特定の個別遊技データを抽出するように構成したデータ抽出手段と、
該データ抽出手段が抽出した上記特定の個別遊技データについて統計的な計算処理を実施して遊技データを生成するように構成したデータ処理手段と、
該データ処理手段が生成した遊技データを外部に提示するように構成した情報提示手段とを有しており、
上記データ抽出手段は、前記データリンク手段により関連付けられた上記設定データが共通する上記個別遊技データの内、上記台移動フラグがセットされた個別遊技データを上記特定の個別遊技データとして抽出するように構成してあり、
上記情報提示手段は、遊技場の管理者側及び遊技者側の少なくともいずれか一方に向けて、上記データ処理手段が上記特定の個別遊技データについて生成した遊技データを、対応する上記設定データと共に提示することを特徴とする遊技場管理システムにある(請求項1)。
さらに、上記遊技場管理システムは、上記設定データを上記個別遊技データに対して関連付ける上記データリンク手段を備えている。そのため、上記遊技場管理システムでは、上記設定データを関連付けて上記個別遊技データを管理することができる。
上記データ抽出手段によれば、上記のごとく上記設定データに関連付けて管理された上記個別遊技データの中から特定のものを抽出することができる。そして、上記情報提示手段によれば、上記データ抽出手段が抽出した上記特定の個別遊技データに基づいて、例えば、遊技者の台移動及び各遊技機での遊技状況と、上記有利度合いを表す上記設定データとの関連性を表す各種の情報を提示できる。
また、上記データ抽出手段が抽出する上記特定の個別遊技データによれば、上記遊技場を管理する管理者にとって有用な情報だけでなく、上記遊技場で遊技する遊技者にとって有用な情報をも生成し得る。上記管理者が遊技場を管理する上で有用な情報の場合は、例えば、管理用に設置した管理装置等を上記情報提示手段として用いることができる。上記遊技者の遊技を支援する情報の場合は、例えば、上記遊技機ごとに配設した台毎端末や、上記遊技場内のフロアに設置した集中情報端末等を上記情報提示手段として用いることができる。
上記データ処理手段は、上記データ抽出手段が抽出した全ての個別遊技データについて統計的な計算処理を実施して全遊技データを生成するように構成してあり、
上記情報提示手段は、上記特定の個別遊技データについて上記データ処理手段が生成した遊技データを上記設定データと共に外部に提示する場合に、上記全ての個別遊技データについて上記データ処理手段が生成した全遊技データを併せて提示するように構成してあることが好ましい(請求項2)。
また、上記台移動信号出力手段は、遊技者を特定する固有データを取得するように上記各遊技機ごとに設置した遊技者検出手段と、該遊技者検出手段が取得した上記固有データを検索キーデータとして設定し、上記検索キーデータと同じ固有データが関連付けされていると共に上記台移動フラグが未だセットされてない上記個別遊技データである検出遊技データを検出するように構成したデータサーチ手段とを有し、かつ、
上記台移動信号出力手段は、上記検索キーデータの遊技者が遊技する上記遊技機と、上記検出遊技データが属する上記遊技機とが異なっている場合に、当該検出遊技データが属する上記遊技機について上記台移動信号を出力するように構成してあり、
上記遊技データ記憶手段は、上記データサーチ手段によって上記検出遊技データが検出されない場合に、上記検索キーデータである固有データを関連付けした上記個別遊技データを新規レコードとして順次、記憶するように構成してあることが好ましい(請求項3)。
さらに、上記の場合には、遊技者を特定する上記固有データを関連付けしてあると共に上記遊技機ごとに区別した上記個別遊技データに基づいて、個々の遊技者について、上記遊技機ごとの遊技情報を把握することが可能となる。そのため、個々の遊技者の動向を一層、きめ細かく把握することができる。
この場合には、上記遊技者検出手段により上記遊技者を確実性高く特定することができる。さらに、上記固有データとして上記個人IDを用いれば、上記通信ネットワークを介して送受信するデータ量を抑制でき、上記遊技場管理システム全体のパフォーマンスを高く維持することができる。相対的に、上記遊技場管理システムにおける上記通信ネットワークの規模を抑制してシステム構成を簡略化でき、システム全体のコストを抑制することができる。
この場合には、上記台移動フラグがセットされた上記個別遊技データに基づく情報を、上記情報提示手段を介して外部に提示することができる。
この場合には、上記指標値に基づいて抽出した上記特定の個別遊技データに基づく情報を、上記情報提示手段を介して外部に提示することができる。
例えば、上記設定データが有利度合いの高い優良台に対応していると共に、上記指標値がしきい値よりも大きく、かつ、上記台移動フラグがセットされた個別遊技データによれば、優良台で遊技しており、しかも遊技収支が比較的良好であるにも関わらず台移動する遊技者の動向を把握することができる。例えば、このように台移動する遊技者が多い場合には、遊技者の多くが優良台であることを看破できていないと推測できる。このような状況は、優良台と非優良台との間における遊技者の偏在を抑制して遊技場全体の稼働率を向上し得るので、管理上好ましい状況である。
さらに、例えば、上記遊技機がパチンコ機である場合は、大当たり回数や、セーフ玉数とアウト玉数との差である差玉数や、貸出玉数と差玉数との和である持玉数や、確変突入回数や、確変中の大当たり回数や、確変継続期間中に発生した最高大当たり回数(いわゆる連チャン回数)や、大当たり確率等を上記指標値として採用することができる。
この場合には、抽出した上記個別遊技データを基にした加工情報としての上記管理情報を提示することで、管理者等が管理上の判断を的確に下せるようになる。
この場合には、抽出した上記個別遊技データを基にした加工情報としての上記遊技者支援情報を提示することで、遊技者に対して遊技に役立つ情報を分かりやすく提示することができる。そして、この遊技支援情報によって、遊技者の射幸心を煽って遊技を継続させることができれば、各遊技機の稼働率を高めることができる。
上記各個別インフォメーション端末は、優良台を示す上記設定データに対応する上記特定の個別遊技データについて上記データ処理手段が生成した遊技データを基準としてデータ範囲を設定し、対応する上記遊技機の集計中の上記個別遊技データが当該データ範囲に属しているとの判定に基づく所定のタイミングで、上記遊技者支援情報を提示するように構成してあることが好ましい(請求項5)。
スロットマシンとしては、遊技者の有利度合いを上記設定値として段階的に設定可能なように構成されたものがある。このようなスロットマシンが上記遊技機である場合には、上記設定データと上記個別遊技データとの相関関係が一層、顕著に現れてくる。それ故、本発明の遊技場管理システムが一層、有用なものになる。
本例は、遊技機2を設置した遊技場を管理するための遊技場管理システム1に関する例である。この内容について、図1〜図11を用いて説明する。
本例の遊技場管理システム1は、図1及び図2に示すごとく、通信ネットワーク10を介して電気的に接続した複数の遊技機2(本例では、スロットマシン。)を設置した遊技場を管理するためのシステムである。
この遊技場管理システム1は、各遊技機2について、他の遊技機2への遊技者の移動による遊技の終了を表す台移動信号を出力するように構成した台移動信号出力手段33と、遊技機2における遊技者の有利度合いを表す設定データを、各遊技機2ごとに記憶する設定記憶手段34と、各遊技機2が出力する遊技信号を集計することにより、各遊技機2における遊技者ごとの個別遊技データ5を生成するように構成したデータ集計手段31と、各遊技機2ごとに区別して個別遊技データ5を記憶する遊技データ記憶手段35と、個別遊技データ5に対して設定データを関連付けするように構成したデータリンク手段32と、遊技データ記憶手段35を参照して特定の個別遊技データ5を抽出するように構成したデータ抽出手段36と、このデータ抽出手段36が抽出した上記特定の個別遊技データに基づく情報を外部に提示するように構成した情報提示手段37とを有している。
上記データ集計手段31は、台移動信号出力手段33から取り込んだ台移動信号に応じてデータ集計を終了し、データ内容を確定した個別遊技データ5に対して台移動フラグをセットするように構成してある。
以下に、この内容について詳しく説明する。
また、本例の遊技データ記憶手段35は、データサーチ手段331によって上記検出遊技データ50が検出されない場合に、上記検索キーデータである固有データを関連付けした個別遊技データ5を新規レコードとして順次、記憶するように構成してある。
カードリーダユニット211は、カード挿入口に挿入された会員カード212から読み取った会員ID及び、会員カード212の抜き取りを表すカードアウト信号を中継器11に向けて出力するように構成してある。
集中情報端末42は、遊技に役立つ各種の情報を液晶パネル420に表示するように構成してある。本例の集中情報端末42は、遊技者が液晶パネル420に指先を触れることで、様々な情報を切り換えて表示するというユーザインターフェースを備えている。
PC本体301のCPUは、ソフトウェアプログラムを実行することにより、個別遊技データを集計するデータ集計手段31、個別遊技データ5に設定データを関連付けするデータリンク手段32、特定の個別遊技データ5を抽出するデータ抽出手段36及び、特定の遊技者の個別遊技データ5を検索するデータサーチ手段331としての役割をなすように構成してある。
なお、本例では、データリンク手段32とデータ抽出手段36とを独立して構成してある。これに代えて、データ抽出手段36の一部機能として、データリンク手段32の機能を組み込むこともできる。
管理PC3は、ステップS101において通信ネットワーク10を介してカードリーダユニット211の出力データを取り込む。この出力データが会員IDである場合には、ステップS102に移行し、その送信元を判断する。また、上記出力データが、会員IDカード212の抜き取りを表すカードアウト信号である場合には、ステップS151〜S153を実施する。
送信元がメダル計数機41である場合には、ステップS114に移行する。ステップS114において、データサーチ手段331は、取り込んだ会員IDを上記検索キーデータとして設定して遊技データ記憶手段35をサーチし、検索キーデータと同じ会員IDを有する検出遊技データ50(個別遊技データ5)を検出する。
続くステップS104においては、上記データサーチ手段331を用いて、上記会員IDの遊技者のものである個別遊技データ5をサーチする。具体的には、データサーチ手段331が、上記会員IDを検索キーデータとして設定し、上記遊技データ記憶手段35をサーチして上記検出遊技データ50を検出する。なお、本例では、離席フラグ552がセットされた個別遊技データ5をサーチ対象とすることで、サーチ効率を向上している。
なお、本例のステップS104では、上記のごとく、離席フラグ552がセットされた個別遊技データ5をサーチ対象とした。これに代えて、離席フラグ552あるいは退場フラグ554がセットされた個別遊技データ5をサーチ対象に設定するのも良い。この場合には、ステップS114〜S115を経由して退場フラグ554がセットされた個別遊技データ5について、退場フラグ554をキャンセルして台移動フラグ553をセットできる。このようなケースは、例えば、メダル計数機41で景品交換した後、遊技機2を変更して遊技を再開する遊技者について生じるケースである。
ステップS201において、遊技機2の遊技信号(アウト信号又はセーフ信号。)を取り込んだか否かを判断する。遊技信号を取り込んだ場合には、ステップS202において、この遊技信号に関連付けされたマシンIDを取得する。そして、ステップS203において、取得したマシンIDに基づいて、集計対象の個別遊技データ5を選択する。なお、本例では、上記遊技中フラグ551がセットされた個別遊技データ5に選択範囲を限定することで、集計対象の個別遊技データ5を効率良く選択した。
本例では、以上のような手順により各個別遊技データ5の集計処理を実施した。なお、上記の説明では省略したが、本例の遊技場管理システム1は、アウト信号、セーフ信号のほかにも、メダル貸出(売上げ)データや、BIG及びREGボーナスの発生回数データなどを集計する機能を備えている。
まず、情報提示手段37としての表示装置303が表示する各遊技機の台移動遊技者データ一覧62について説明する。図8に示すごとく、この各遊技機の台移動遊技者データ一覧62は、各遊技機2ごとの表示項目として、設定値621、全遊技データ622、台移動遊技者の遊技データ623、優良台判定624の各項目を有する。なお、本例では、設定記憶手段34を参照することで、特定の機種について(本例では、機種A。)上記各遊技機の台移動遊技者データ一覧62を表示している。
全遊技データ622の項目は、遊技者数の項目と平均差枚数の項目とよりなる。これらの項目に表示する数値を計算するに当たっては、まず、各遊技機2に属する全ての個別遊技データ5(図2参照。)のうち、台移動フラグ553あるいは退場フラグ554がオンであるもの、すなわち、遊技終了により確定した個別遊技データを抽出する。遊技者数の項目には、抽出した個別遊技データ5の数を表示した。平均差枚数の項目には、抽出した個別遊技データ5について、差枚数データ54の平均値を表示した。
本例は、実施例1の遊技場管理システムを基にして、台移動信号出力手段33及びデータ集計手段(図1参照。)の構成を変換した例である。この内容について、図12を用いて説明する。
本例の台移動信号出力手段33は、赤外線受光部335を設けた台ランプ20と、赤外線を発光するリモコン336とを組み合わせたものである。
本例のリモコン336は、フロア係の従業員が携帯するものである。リモコン336は、遊技者の台移動を表す第1の発光信号及び、遊技者の退場を表す第2の発光信号を出力するように構成してある。このリモコン336は、上記第1の発光信号を出力させるための台移動ボタン336aと、上記第2の発光信号を出力させるための退場ボタン336bとを備えている。
本例の台ランプ20は、リモコン336が出力する第1の発光信号を受信したときに遊技者の台移動を表す台移動信号を出力し、第2の発光信号を受信したときに遊技者の退場を表す退場信号を出力するように構成してある。
フロア係の従業員は、遊技者の台移動や退場を確認できたとき、当該遊技者が遊技していた遊技機の台ランプ20に対して上記リモコン336を向け、上記台移動ボタン336aあるいは上記退場ボタン336bを操作する。そうすると、台移動を表す上記第1の発光信号あるいは、退場を表す上記第2の発光信号がリモコン336から発光される。台ランプ20は、第1の発光信号を受光したとき上記台移動信号を出力し、第2の発光信号を受光したとき上記退場信号を出力する。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
さらに、本例では、赤外線受光部335を台ランプ20に設けたが、これに代えて、後述する実施例4の個別インフォメーション端末(図14参照。)に赤外線受光部を設けることも良い。
本例は、実施例1の遊技場管理システムを基にして、遊技機をパチンコ機(図示略)に変更したものである。この内容について、図13を用いて説明する。
本例のパチンコ機は、大当たり抽選の結果が当たりとなった場合に出玉率を高める大当たり状態となる、いわゆるセブン機である。そして、本例の個別遊技データは、実施例1の個別遊技データ5(図2参照。)のアウト枚数データ53及び差枚数データ54を、それぞれ、大当たり抽選のスタート回数データ、大当たり回数データに置換してある。
この設定毎の台移動遊技者データ一覧65は、実施例1の設定毎の台移動遊技者データ一覧63(図9参照)に対して、全遊技データ632における平均差枚数を平均大当たり回数651に、台移動遊技者の遊技データ633における平均アウト、平均差枚数及び最低差枚数を、それぞれ、平均総スタート652(回数)、平均大当たり回数654及び最高総スタート655(回数)に変更したものである。
台移動遊技者の遊技データ653に表示するデータは、大当たり回数が3回以下で台移動した遊技者の個別遊技データを基礎とした。そして、台移動遊技者の遊技データ653のタイトルを「大当たり「3」以下で台移動した遊技者の遊技データ」としてある。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
本例は、実施例1の遊技場管理システムを基にして、遊技を支援する遊技者支援情報を提示する機能を追加した例である。この内容について、図3及び図14を用いて説明する。
本例の遊技者支援情報は、実施例1の図9に示す設定毎の台移動遊技者データ一覧63における優良台(優良台判定634が「yes」のもの。)のデータを基にしたものである。具体的には、この優良台のデータのうち、遊技台数631(3台)、全遊技データ632における遊技者数(14人)、台移動遊技者の遊技データ633における遊技者数(5人)、同平均差枚数(−570枚)、同最低差枚数(−1250枚)の各値を利用した。これら各値に基づけば、例えば、「昨日のA機種に優良台(設定6)が3台ありました。遊技者14人、そのうち5人は差枚数「0」以下で台移動しています。その平均差枚数は、マイナス570枚で、最低差枚数はマイナス1250枚です。このように最高設定でもすぐには当たりません。あなたの現在の差枚数は、現在**枚ですから、もう少しがんばってみると良いでしょう。」というテロップを上記遊技者支援情報として提示することができる。なお、上記「**枚」としては、対象である遊技者の個別遊技データ5の集計中の差枚数データ54を表示した。
さらに、本例では、平均アウトに基づいて上記所定のタイミングを設定したが、これに代えて、平均スタート数や、平均セーフ枚数や、平均差枚数(パチンコ機の場合は差玉数。)などの各種の数値に基づいて、上記所定のタイミングを設定するのも良い。
さらになお、遊技場フロアに設置した集中情報端末42の液晶パネル420に、遊技者支援情報を表示することもできる。例えば、実施例1の設定毎の台移動遊技者データ一覧63(図9)における台移動遊技者の遊技データ633の各データは、遊技者が遊技するうえでも極めて有用な情報となり得るものである。
2 遊技機
20 台ランプ
211 IDリーダユニット
212 顧客特定媒体(会員カード)
3 管理装置
31 データ集計手段
32 データリンク手段
33 台移動信号出力手段
331 データサーチ手段
34 設定記憶手段
35 遊技データ記憶手段
36 データ抽出手段
37 情報提示手段
5 個別遊技データ
50 検出遊技データ
Claims (5)
- 通信ネットワークを介して電気的に接続した複数の遊技機を設置した遊技場を管理するための遊技場管理システムであって、
上記各遊技機について、他の上記遊技機への遊技者の移動による遊技の終了を表す台移動信号を出力するように構成した台移動信号出力手段と、
上記遊技機における遊技者の有利度合いを表す設定データを、上記各遊技機ごとに記憶する設定記憶手段と、
上記各遊技機が出力する遊技信号を集計することにより、上記各遊技機における上記遊技者ごとの個別遊技データを生成すると共に、上記台移動信号出力手段から上記台移動信号を取り込んだときに集計を終了してデータ内容を確定した上記個別遊技データに対して台移動フラグをセットするように構成したデータ集計手段と、
上記各遊技機ごとに区別して上記個別遊技データを記憶する遊技データ記憶手段と、
上記個別遊技データに対して上記設定データを関連付けするように構成したデータリンク手段と、
上記遊技データ記憶手段を参照して特定の個別遊技データを抽出するように構成したデータ抽出手段と、
該データ抽出手段が抽出した上記特定の個別遊技データについて統計的な計算処理を実施して遊技データを生成するように構成したデータ処理手段と、
該データ処理手段が生成した遊技データを外部に提示するように構成した情報提示手段とを有しており、
上記データ抽出手段は、前記データリンク手段により関連付けられた上記設定データが共通する上記個別遊技データの内、上記台移動フラグがセットされた個別遊技データを上記特定の個別遊技データとして抽出するように構成してあり、
上記情報提示手段は、遊技場の管理者側及び遊技者側の少なくともいずれか一方に向けて、上記データ処理手段が上記特定の個別遊技データについて生成した遊技データを、対応する上記設定データと共に提示することを特徴とする遊技場管理システム。 - 請求項1において、上記データ抽出手段は、前記データリンク手段により関連付けられた上記設定データが共通する全ての個別遊技データを抽出するように構成してあり、
上記データ処理手段は、上記データ抽出手段が抽出した全ての個別遊技データについて統計的な計算処理を実施して全遊技データを生成するように構成してあり、
上記情報提示手段は、上記特定の個別遊技データについて上記データ処理手段が生成した遊技データを上記設定データと共に外部に提示する場合に、上記全ての個別遊技データについて上記データ処理手段が生成した全遊技データを併せて提示するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システム。 - 請求項1又は2において、上記台移動信号出力手段は、遊技者を特定する固有データを取得するように上記各遊技機ごとに設置した遊技者検出手段と、該遊技者検出手段が取得した上記固有データを検索キーデータとして設定し、上記検索キーデータと同じ固有データが関連付けされていると共に上記台移動フラグが未だセットされてない上記個別遊技データである検出遊技データを検出するように構成したデータサーチ手段とを有し、かつ、
上記台移動信号出力手段は、上記検索キーデータの遊技者が遊技する上記遊技機と、上記検出遊技データが属する上記遊技機とが異なっている場合に、当該検出遊技データが属する上記遊技機について上記台移動信号を出力するように構成してあり、
上記遊技データ記憶手段は、上記データサーチ手段によって上記検出遊技データが検出されない場合に、上記検索キーデータである固有データを関連付けした上記個別遊技データを新規レコードとして順次、記憶するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システム。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、上記データ抽出手段は、上記データリンク手段により関連付けられた上記設定データが共通する上記個別遊技データの内、遊技の収支を表す指標値がしきい値よりも大きく、かつ、上記台移動フラグがセットされた個別遊技データ、あるいは上記指標値がしきい値よりも小さく、かつ、上記台移動フラグがセットされた個別遊技データ、を上記特定の個別遊技データとして抽出するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システム。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、上記情報提示手段は、上記遊技者支援情報を提示するための個別インフォメーション端末を上記遊技機ごとに有しており、
上記各個別インフォメーション端末は、優良台を示す上記設定データに対応する上記特定の個別遊技データについて上記データ処理手段が生成した遊技データを基準としてデータ範囲を設定し、対応する上記遊技機の集計中の上記個別遊技データが当該データ範囲に属しているとの判定に基づく所定のタイミングで、上記遊技者支援情報を提示するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システム。
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