JP5433137B2 - 会員管理システム及び会員管理方法 - Google Patents

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本発明は、会員の台稼働時間を管理するための台稼動管理テーブルを記憶しており、会員用記録媒体又は携帯端末を含む会員特定媒体の使用状況に基づいて、台稼動管理テーブルを更新する管理装置を有する会員管理システム及び会員管理方法に関する。
従来より、パチンコ遊技又はパチスロ遊技を提供する遊技店においては、人気の高い遊技台を分析したり、また、会員の遊技状況をモニタリングする観点から、会員カードの挿入時間に基づいて会員の台稼働時間が管理されている。
例えば、特許文献1には、カードリーダから顧客カードが抜き取られた後の所定時間内に、特賞状態が発生した場合、もしくは特賞状態が発生した後に顧客カードが抜き取られた場合は、該特賞状態が終了するまでの当該パチンコ遊技機から出力される遊技履歴データを、抜き取られた顧客カードに記憶された顧客の個人情報として引き続き収集する顧客情報収集方法が開示されている。
特開平10−328390号公報
ところで、遊技店では、会員カードを通じて会員サービスを提供することにより会員登録した遊技客とその他の遊技客との差別化を図っているが、遊技店内で利用される他の用途には利用されず、遊技客個人との結び付きが希薄であるため、遊技客による携帯率は芳しくなく、会員カードの利用が促進されていない。
このため、最近では、多数の遊技客が所持する携帯電話機やPHS等の携帯端末固有の識別情報を管理装置に登録させ、かかる携帯端末を会員カードの代わりに使用させる仕組みが考えられつつある。
しかしながら、会員特定媒体として携帯端末を使用させることを認めた場合には、会員によりかざし操作を行うだけで会員サービスを利用することができ、会員カードのように継続的に挿入されることはないため、遊技開始時刻は特定できても遊技終了時刻は特定することができず、会員の台稼働時間を管理することができないという問題点があった。
このことから、会員特定媒体として携帯端末を使用させることを認める場合に、いかにして遊技終了時刻を特定するかが極めて重要な課題となっている。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、会員特定媒体として携帯端末を使用させることを認める場合に、遊技終了時刻を推定し、もって会員の台稼働時間を管理することができる会員管理システム及び会員管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る会員管理システムは、会員の台稼働時間を管理するための台稼動管理テーブルを記憶しており、会員が所持する携帯端末を含む会員特定媒体の使用状況に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する機能を備えるとともに、前記会員特定媒体を識別する情報に対応付けて会員の貯遊技媒体を管理する機能を備えた管理装置を有し、前記携帯端末を使用でき、かつ、遊技機に併設される台間機並びに前記携帯端末を使用して前記貯遊技媒体に関する処理ができる遊技店内に配設された他の店内機器を有する会員管理システムであって、前記管理装置は、前記台間機で前記携帯端末を受け付け、再プレイ操作を受け付けた場合、その遊技台でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定時間継続して検出されない場合に、前記会員が当該遊技台で遊技中であると推定するとともに、前記台間機で再プレイ操作が所定時間継続して検出されず、かつ、その遊技台でイン又はアウトが所定時間継続して検出されない無動作状態が検出された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第1の遊技状態推定手段と、前記第1の遊技状態推定手段により遊技を終了したものと推定された遊技終了時刻の経過前に、前記台間機と同一ではない他の台間機で前記携帯端末の使用が検知された場合及び前記店内機器で前記携帯端末の使用が検知された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第2の遊技状態推定手段と、前記第1の遊技状態推定手段又は前記第2の遊技状態推定手段により推定された推定結果に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する更新手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る会員管理システムは、前記第1の遊技状態推定手段は、前記台間機で前回使用された携帯端末と同一でない携帯端末が使用された場合、もしくは前記台間機でその日初めて携帯端末が使用された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技開始時刻と推定することを特徴とする。
また、本発明に係る会員管理システムは、前記第2の遊技状態推定手段は、前記台間機と同一ではない他の台間機で前記携帯端末の使用が検知された場合及び前記店内機器で前記携帯端末の使用が検知された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技終了時刻と推定することを特徴とする。
また、本発明に係る会員管理システムは、前記会員ごとに当該会員の遊技履歴を記憶する遊技履歴記憶手段をさらに備え、前記第2の遊技状態推定手段は、前記遊技履歴記憶手段によって記憶された会員の遊技履歴に基づいて、前記遊技台での遊技終了時刻を推定することを特徴とする。
また、本発明に係る会員管理方法は、会員の台稼働時間を管理するための台稼動管理テーブルを記憶しており、会員が所持する携帯端末を含む会員特定媒体の使用状況に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する機能を備えるとともに、前記会員特定媒体を識別する情報に対応付けて会員の貯遊技媒体を管理する機能を備えた管理装置を有し、前記携帯端末を使用でき、かつ、遊技機に併設される台間機並びに前記携帯端末を使用して前記貯遊技媒体に関する処理ができる遊技店内に配設された他の店内機器を有する会員管理システムに用いる会員管理方法であって、前記管理装置が、前記台間機で前記携帯端末を受け付け、再プレイ操作を受け付けた場合、その遊技台でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定時間継続して検出されない場合に、前記会員が当該遊技台で遊技中であると推定するとともに、前記台間機で再プレイ操作が所定時間継続して検出されず、かつ、その遊技台でイン又はアウトが所定時間継続して検出されない無動作状態が検出された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第1の遊技状態推定工程と、前記第1の遊技状態推定工程により遊技を終了したものと推定された遊技終了時刻の経過前に、前記台間機と同一ではない他の台間機で前記携帯端末の使用が検知された場合及び前記店内機器で前記携帯端末の使用が検知された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第2の遊技状態推定工程と、前記第1の遊技状態推定工程又は前記第2の遊技状態推定工程により推定された推定結果に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する更新工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、管理装置が、台間機で携帯端末を受け付け、再プレイ操作を受け付けた場合、その遊技台でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定時間継続して検出されない場合に、会員が当該遊技台で遊技中であると推定するとともに、台間機で再プレイ操作が所定時間継続して検出されず、かつ、その遊技台でイン又はアウトが所定時間継続して検出されない無動作状態が検出された場合に、会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定し、遊技を終了したものと推定された遊技終了時刻の経過前に、台間機と同一ではない他の台間機で携帯端末の使用が検知された場合及び店内機器で携帯端末の使用が検知された場合に、会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定し、推定された推定結果に基づいて、台稼動管理テーブルを更新するように構成したので、会員特定媒体として携帯端末を使用させることを認めた場合でも遊技終了時刻を推定することができ、会員の台稼働時間を管理することが可能な会員管理システム及び会員管理方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、台間機で前回使用された会員特定媒体と同一でない会員特定媒体が使用された場合、もしくは台間機でその日初めて会員特定媒体が使用された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技開始時刻と推定するように構成したので、入替り時又は初回時に遊技する遊技客の遊技開始時刻を正確に推定することが可能な会員管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、台間機と同一ではない他の台間機で携帯端末の使用が検知された場合及び店内機器で携帯端末の使用が検知された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技終了時刻と推定するように構成したので、遊技客が台移動又は計数機等での遊技終了行為を行った場合でも遊技終了時刻を推定することが可能な会員管理システムが得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、会員ごとに当該会員の遊技履歴を記憶しておき、記憶した会員の遊技履歴に基づいて遊技台での遊技終了時刻を推定するように構成したので、会員特性に適合した遊技終了時刻を推定することができ、会員の台稼動時間を正確に推定することが可能な会員管理システムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る会員管理システム(会員管理方法)の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明をパチンコ遊技に適用する場合について説明することとする。
まず、本実施例1に係る会員管理システムのシステム構成について説明する。図1は、実施例1に係る会員管理システムのシステム構成を示す図である。この会員管理システムは、パチンコ店等の遊技店に登録された会員による遊技台の稼働時間(以下、台稼働時間という)を管理するものである。
同図に示すように、遊技店内には、遊技店にて予め登録処理された遊技客の会員情報を管理する会員管理用ターミナルコントローラ(以下、「会員管理T/C」と言う)10と、島コントローラ20と、カード処理ユニット(以下、「CRユニット」と言う)30と、パチンコ機40と、計数機50と、会員カード処理機70と、ホールコンピュータ100とが設けられている。
会員管理T/C10には、ホールコンピュータ100、会員カード処理機70及び島コントローラ20が接続されており、島コントローラ20には、各島に設置された複数のパチンコ機40それぞれに併設されたCRユニット30が接続されており、会員カード処理機70には、パチンコ玉数を計数する計数機50が接続されており、また、ホールコンピュータ100には、パチンコ機40それぞれに付設された台ユニット(以下、「DU」と言う)90が接続されている。
パチンコ機40は、パチンコ玉を遊技領域に発射して遊技者がパチンコ遊技を行う装置であり、本実施例1では、プリペイドカード対応のいわゆるCRパチンコ機であるものとしている。また、パチンコ機40は、パチンコ玉の払出し又は打込みを検知した場合に、そのパチンコ玉数をINパルス又はOUTパルスとしてDU90に送信している。
CRユニット30は、各プリペイドカードの残度数等を管理する図示しないプリペイドカード管理装置と各パチンコ機40との間に介在し、プリペイドカード管理装置に対してプリペイドカードの残度数の問い合わせや玉貸し要求を行うとともに、残度数がある場合にパチンコ機40に対して玉貸し指示を行う装置である。なお、本実施例1では、プリペイドカードに係る処理にその特徴はないため、以下ではプリペイドカードに関する説明を省略する。
また、このCRユニット30は、会員特定媒体の受付操作に応答して、会員管理T/C10に預け入れられた貯玉を引き落とすいわゆる再プレイの機能を有する。具体的には、携帯電話機80に対応するためにリーダライタ31を有しており、会員がCRユニット30に会員カードを挿入するか又は予め登録処理された携帯電話機80をリーダライタ31にかざして再プレイ操作を行うと、会員管理T/C10が管理する貯玉残高から再プレイ分の玉数を減算するとともに、パチンコ機40に対して玉投出指示を行う。このように、かかるCRユニット30は、携帯電話機80を用いた再プレイにも対応している。
計数機50は、遊技客が獲得したパチンコ玉を計数する計数機であり、その計数結果を会員カード処理機70に出力する。なお、本実施例1では、計数機50はパチンコ玉の計数機能のみを有することとし、計数結果がバーコード印字された計数レシートを発行する印字機能、並びに、会員管理T/C10にて記憶管理される貯玉残高に計数結果の一部または全部を貯玉加算させる計数貯玉機能は、後述する会員カード処理機70が有することとする。
会員カード処理機70は、携帯電話機80を用いた会員登録や登録済み会員による貯玉を行う際に利用される会員用端末装置であり、会員カードに記録した会員IDを読み取るカードリーダと携帯電話機80から会員ID(正確には後述するIDm)を読み取るリーダライタ75を備えている。本実施例1では、携帯電話機80内のICチップ81に保持されているユニークな識別情報(例えば、ICカードの製造番号であるIDm)を会員識別情報として用いている。
DU90は、パチンコ機40から受信したINパルス及びOUTパルス等の各種パルスをソフトウェア処理が可能なデジタル信号に変換する台ユニットであり、このようにしてデジタル信号に変換したイン信号又はアウト信号をホールコンピュータ100に通知している。
ホールコンピュータ100は、各遊技台(パチンコ機40)からDU90を通じて収集した遊技台情報を管理するコンピュータである。このホールコンピュータでは、イン信号から得られる払出し数、アウト信号から得られる打込み数の他、特賞回数、スタート回数、累計ゲーム数などの情報を遊技台ごとに管理している。
会員管理T/C10は、後述する会員管理テーブル14a及び台稼動管理テーブル14bを用いて遊技店に登録された会員の統括管理を行う管理装置である。この会員管理テーブル14aは、会員ID、IDm及び貯玉残高を対応付けて記憶している。そして、会員カード処理機70から貯玉加算依頼(計数貯玉依頼)を受け付けたならば該当する貯玉口座内の貯玉数を加算処理し、CRユニット30から貯玉減算依頼(再プレイ要求)を受け付けたならば該当する貯玉口座内の貯玉数を減算処理する。また、台稼動管理テーブル14bは、IDm、台番号、遊技開始時刻、遊技終了時刻、遊技状態フラグ及び最終動作検出時刻を対応付けて記憶している。そして、CRユニット30からの再プレイ要求、会員カード処理機70からの計数貯玉要求、もしくは、ホールコンピュータ100から転送されるイン/アウト信号に基づいて、台稼動管理テーブル14b内の遊技開始時刻、遊技終了時刻、遊技状態フラグ及び最終動作検出時刻を更新する。なお、本実施例1では、会員カードの挿入時間に基づいて台稼動時間を推定するのは既存技術であるため、会員によって携帯電話機80が使用される場合にいかにして台稼動時間を推定するかを重点的に説明する。
ここで、本実施例1に係る会員管理T/C10は、パチンコ機40に併設されるCRユニット30で再プレイ操作を受け付けた場合、そのパチンコ機40でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定期間継続して検出されない場合に、会員が当該遊技台で遊技中であると推定し、該推定結果に基づいて台稼動管理テーブル14bを更新する点にその特徴がある。
これを具体的に説明すると、入替り時又は初回時に遊技する遊技客の遊技開始時刻を正確に推定するために、会員管理T/C10では、CRユニット30で前回使用された携帯電話機80又は会員カードと同一でない携帯電話機80が使用された場合、もしくはCRユニット30でその日始めて携帯電話機80が使用された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技開始時刻Tと推定している。
その後、会員管理T/C10では、図2に示すように、このCRユニット30で再プレイ操作を受け付けた場合(1)には、遊技客に遊技継続意思があり、かつその再貸出しを受けたパチンコ玉がなくなるまで遊技を継続する蓋然性が高いので、その遊技客が当該パチンコ機40で遊技中であると推定し、遊技台でイン又はアウトが検出された場合(2)には、まさに遊技中である蓋然性が高いので、その遊技客が当該遊技台で遊技中であると推定し、また、これら両者が検出されない無動作状態が所定期間(例えば、「10分間」)継続して検出されない場合(3)には、遊技客が食料、飲料又はたばこ等を買出しに行っている蓋然性が高いので、同様に、遊技客が当該遊技台で遊技中であると推定している。
言い換えれば、上記した(1)、(2)及び(3)のいずれも満たさない場合には、遊技客が遊技を継続している蓋然性が低く、無動作状態が所定期間を超えて継続して検出された時点をもってその時刻を遊技終了時刻と推定することができる。これにより、1度の再プレイで遊技を止めた場合、所望回数の再プレイを行った場合、或いは、獲得玉で継続遊技された場合でも、遊技終了時刻Tを推定することができる。また、当該CRユニット30以外の他のCRユニット30あるいは計数機50に接続された会員カード処理機70で携帯電話機80が使用された場合には、遊技台を移動した、あるいは遊技を終了した蓋然性が高いので、上記した(3)を満たさずともその時点をもって遊技終了時刻Tを推定することができる。
したがって、本実施例1に係る会員管理T/C10によれば、パチンコ機40に併設されるCRユニット30で再プレイ操作を受け付けた場合、そのパチンコ機40でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定期間継続して検出されない場合に、会員が当該遊技台で遊技中であると推定し、該推定結果に基づいて台稼動管理テーブル14bを更新するように構成したので、会員特定媒体として携帯端末を使用させることを認めた場合でも遊技終了時刻を推定することができ、会員の台稼働時間を管理することが可能になる。
次に、図1に示した会員管理T/C10の構成について説明する。図3は、図1に示した会員管理T/C10の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この会員管理T/C10は、入力部11と、出力部12と、IF部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
入力部11は、キーボードやマウス等の入力デバイスであり、出力部12は、液晶パネルやディスプレイ等の表示デバイスであり、また、IF部13は、島コントローラ20、CRユニット30、計数機50、会員カード処理機70及びホールコンピュータ100との間でデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶部14は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、遊技店に会員登録した会員の会員情報を管理する会員管理テーブル14aと、会員の台稼動時間を管理する台稼動管理テーブル14bとを記憶する。
会員管理テーブル14aは、図4に示すように、会員ID(及びIDm)ごとに貯玉残高を記憶したテーブルである。ここで記憶される貯玉残高は、遊技客が最後に貯玉利用を行った後の貯玉数(最新の貯玉残高)である。
台稼動管理テーブル14bは、図5に示すように、IDmごとに、各遊技台の稼動に係る情報、たとえば台番号、遊技開始時刻、遊技終了時刻、遊技状態フラグ及び最終動作検出時刻を記憶したテーブルである。ここで、遊技開始時刻とは、特定の遊技台で遊技を始めた時刻を指し、また、遊技終了時刻とは、その遊技台での遊技を終了した時刻を指し、この遊技開始時刻から遊技終了時刻までの期間が台稼動時間となる。また、遊技状態フラグとは、遊技中及び遊技終了の2つの遊技状態を表すフラグであり、最終動作検出時刻とは、遊技台で最後の再プレイ操作が検出された時刻または最後にイン/アウトを検出した時刻を示している。
図5に示す例では、IDm「015021350C52D3E1」の会員が「11:25」から「11:48」まで台番号「007」の遊技台で遊技しており、続いて、「11:48」から台番号「008」の遊技台で遊技中であり、その遊技台での最終動作が「11:59」に行われた旨を表している。
制御部15は、会員管理T/C10を全体制御する制御部であり、貯玉管理部15aと、イン/アウト監視部15cと、無動作状態監視部15dと、遊技状態推定部15eと、テーブル更新部15fとを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行し、貯玉管理部15a、イン/アウト監視部15c、無動作状態監視部15d、遊技状態推定部15e及びテーブル更新部15fにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
貯玉管理部15aは、会員管理テーブル14aを利用して会員の貯玉残高を管理する管理部である。具体的には、CRユニット30又は会員カード処理機70からIDm(又は会員ID)を含む貯玉更新依頼を受け付けた場合に、会員管理テーブル14aに記憶される該当IDm(又は会員ID)の貯玉残高に対して更新依頼玉数分の加算処理または減算処理を行う。なお、当然のことながら、貯玉減算処理を行う際に貯玉残高が足りない場合には、会員カード処理機70にエラー信号が返信される。
また、この貯玉管理部15aは、再プレイ操作監視部15bを内在する。この再プレイ操作監視部15bは、会員による貯玉操作または再プレイ操作を監視する処理部である。具体的には、CRユニット30から再プレイ要求を受け付けた場合に、その会員が遊技を開始しようとしているのか否かを判別するために、台稼動管理テーブル14bを参照して、その再プレイ要求に含まれるIDmの遊技状態フラグが「遊技中」であるか否かを判定し、この時、遊技状態フラグが「遊技終了」である場合には、遊技状態推定部15eに判定結果を出力し、また、遊技状態フラグが「遊技中」である場合には、台移動が行われた否かを判定するために、再プレイ要求に含まれる台番号が台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号と一致するか否かをさらに判定する。
イン/アウト監視部15cは、ホールコンピュータ100から転送される各パチンコ機40のイン/アウト信号を監視する処理部である。具体的には、ホールコンピュータ100からイン/アウト信号が転送された場合に、そのイン/アウト信号を検出した台番号を遊技状態推定部15eに出力する。
無動作状態監視部15dは、台稼動管理テーブル14bに記憶されている最終動作検出時刻を監視する処理部である。具体的には、最終動作検出時刻が所定期間(例えば、「10分間」)を経過したIDmが存在する場合には、そのIDm(台番号でもよい)を遊技状態推定部15eに出力する。
遊技状態推定部15eは、会員の遊技状態を推定する処理部である。例えば、再プレイ操作監視部15bによって再プレイ要求に含まれるIDmの遊技状態フラグが「遊技終了」である場合には、新たな台選び等で遊技を終了していて台移動をして遊技を再開しようとしている蓋然性が高いので、現時刻を遊技開始時刻と推定し、台稼動管理テーブル14b内の台番号、遊技開始時刻(同時刻)、遊技状態フラグ(遊技中)及び最終動作検出時刻(同時刻)を更新するようにテーブル更新部15fに指示する。
また、遊技状態推定部15eは、再プレイ要求に含まれるIDmの遊技状態フラグが「遊技中」であり、かつ再プレイ要求に含まれる台番号が台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号と一致しない場合には、台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号の遊技台での遊技を終了し、新たな遊技台で遊技を始めた蓋然性が高いので、現時刻を遊技終了時刻と推定し、台稼動管理テーブル14b内の遊技状態フラグ(遊技終了)及び遊技終了時刻を更新するようにテーブル更新部15fに指示するとともに、同時刻を遊技開始時刻と推定し、台稼動管理テーブル14b内の台番号、遊技開始時刻(同時刻)、遊技状態フラグ(遊技中)及び最終動作検出時刻(同時刻)を更新するようにテーブル更新部15fに指示する。なお、会員カード処理機70から計数貯玉依頼を受け付けた場合に、この計数貯玉依頼に含まれるIDmの遊技状態フラグが「遊技中」であるならば、現登録の台番号の遊技台での遊技を終了しているので、現時刻を遊技終了時刻と推定し、遊技状態フラグ(遊技終了)と、遊技終了時刻とを台稼動管理テーブル14bに登録するようにテーブル更新部15fに指示する必要がある。
そして、遊技状態推定部15eは、再プレイ要求に含まれるIDmの遊技状態フラグが「遊技中」であり、かつ再プレイ要求に含まれる台番号が台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号と一致する場合には、再プレイを継続して行うことにより遊技を暫時継続する蓋然性が高いので、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を現時刻に更新するようにテーブル更新部15fに指示する。
さらに、遊技状態推定部15eは、イン/アウト監視部15cからイン/アウト信号を検出したパチンコ機40の台番号を受信した場合には、当該遊技台で遊技が継続されている蓋然性が高いので、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を現時刻に更新するようにテーブル更新部15fに指示する。
また、遊技状態推定部15eは、無動作状態監視部15dによって最終動作検出時刻が所定期間(例えば、「10分間」)を経過したIDmが存在すると判定された場合には、台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号の遊技台での遊技を放棄した蓋然性が高いので、現時刻を遊技終了時刻と推定し、台稼動管理テーブル14b内の遊技状態フラグ(遊技終了)及び遊技終了時刻を更新するようにテーブル更新部15fに指示する。
テーブル更新部15fは、遊技状態推定部15eの更新指示に基づいて台稼動管理テーブル14b内の各項目を更新する処理部である。具体的には、遊技状態推定部15eによって遊技開始時刻が推定された場合には、台稼動管理テーブル14b内の台番号、遊技開始時刻、遊技状態フラグ及び最終動作検出時刻を更新し、遊技終了時刻が推定された場合には、台稼動管理テーブル14b内の遊技状態フラグ及び遊技終了時刻を更新し、また、同一台番号の遊技台での遊技継続が推定された場合には、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を更新する。
次に、図3に示した再プレイ操作監視部15b及び遊技状態推定部15eによる再プレイ操作監視処理について説明する。図6は、再プレイ操作監視部15b及び遊技状態推定部15eによる再プレイ操作監視処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、遊技店の開店時刻から閉店時刻まで再帰的に行われる処理であり、CRユニット30から再プレイ要求を受け付けた場合に開始される。
同図に示すように、CRユニット30から再プレイ要求を受け付けると(ステップS601肯定)、再プレイ操作監視部15bは、台稼動管理テーブル14bを参照して、その再プレイ要求に含まれるIDmの遊技状態フラグが「遊技中」であるか否かを判定する(ステップS602)。
ここで、当該IDmの遊技状態フラグが「遊技終了」である場合(ステップS602否定)には、遊技状態推定部15eは、新たな台選び等で遊技を終了していて台移動をして遊技を再開しようとしている蓋然性が高いので、現時刻を遊技開始時刻と推定し(ステップS603)、台稼動管理テーブル14b内の台番号、遊技開始時刻(同時刻)、遊技状態フラグ(遊技中)及び最終動作検出時刻(同時刻)を更新するようにテーブル更新部15fに指示する(ステップS604)。
また、当該IDmの遊技状態フラグが「遊技中」である場合(ステップS602肯定)には、再プレイ操作監視部15bは、台移動が行われた否かを判定するために、再プレイ要求に含まれる台番号が台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号と一致するか否かをさらに判定する(ステップS605)。
このとき、再プレイ要求に含まれる台番号が台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号と一致しない場合(ステップS605否定)には、遊技状態推定部15eは、台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号の遊技台での遊技を終了し、新たな遊技台で遊技を始めた蓋然性が高いので、現時刻を遊技終了時刻と推定し(ステップS606)、台稼動管理テーブル14b内の遊技状態フラグ(遊技終了)及び遊技終了時刻を更新するようにテーブル更新部15fに指示するとともに(ステップS607)、同時刻を遊技開始時刻と推定し(ステップS603)、台稼動管理テーブル14b内の台番号、遊技開始時刻(同時刻)、遊技状態フラグ(遊技中)及び最終動作検出時刻(同時刻)を更新するようにテーブル更新部15fに指示する(ステップS604)。
一方、再プレイ要求に含まれる台番号が台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号と一致する場合(ステップS605肯定)には、再プレイを継続して行うことにより遊技を暫時継続する蓋然性が高いので、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を現時刻に更新するようにテーブル更新部15fに指示する(ステップS608)。
なお、上記したステップS601〜608までの処理は、遊技店の閉店時刻になるまで繰り返し行われる。そして、遊技店の閉店時刻になった場合には、遊技状態推定部15bは、遊技状態フラグが「遊技中」であるIDmのレコードすべてについて閉店時刻を遊技終了時刻と推定し、台稼動管理テーブル14b内の遊技状態フラグ(遊技終了)及び遊技終了時刻を更新するようにテーブル更新部15fに指示する。
次に、図3に示したイン/アウト信号監視部15c及び遊技状態推定部15eによるイン/アウト監視処理について説明する。図7は、イン/アウト信号監視部15c及び遊技状態推定部15eによるイン/アウト監視処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、遊技店の開店時刻から閉店時刻まで再帰的に行われる処理であり、ホールコンピュータ100からイン/アウト信号が転送された場合に開始される。
同図に示すように、ホールコンピュータ100からイン/アウト信号が転送された場合(ステップS701肯定)に、イン/アウト信号監視部15cは、そのイン/アウト信号を検出した台番号を遊技状態推定部15eに出力し、遊技状態推定部15eは、当該遊技台で遊技が継続されている蓋然性が高いので、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を現時刻に更新するようにテーブル更新部15fに指示し(ステップS702)、遊技店の閉店時刻になるまで上記したステップS701及びステップS702の処理を繰り返し行う。
次に、図3に示した無動作状態監視部15d及び遊技状態推定部15eによる無動作状態監視処理について説明する。図8は、無動作状態監視部15d及び遊技状態推定部15eによる無動作状態監視処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、遊技店の開店時刻から閉店時刻まで所定の周期(例えば、1分間隔)で行われる処理である。
同図に示すように、無動作状態監視部15dは、最終動作検出時刻が所定期間(例えば、「10分間」)を経過したIDmが存在するか否かを判定し(ステップS801)。その結果、かかるIDmが存在する場合(ステップS801肯定)には、そのIDm(台番号でもよい)を遊技状態推定部15eに出力する。
続いて、遊技状態推定部15eは、台稼動管理テーブル14bに登録されている台番号の遊技台での遊技を放棄した蓋然性が高いので、現時刻を遊技終了時刻と推定し(ステップS802)、台稼動管理テーブル14b内の遊技状態フラグ(遊技終了)及び遊技終了時刻を更新するようにテーブル更新部15fに指示し(ステップS803)、遊技店の閉店時刻になるまで上記したステップS801及びステップS803の処理を繰り返し行う。
上述してきたように、本実施例1に係る会員管理T/C10によれば、パチンコ機40に併設されるCRユニット30で再プレイ操作を受け付けた場合、そのパチンコ機40でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定期間継続して検出されない場合に、会員が当該遊技台で遊技中であると推定し、該推定結果に基づいて台稼動管理テーブル14bを更新するように構成したので、会員特定媒体として携帯端末を使用させることを認めた場合でも遊技終了時刻を推定することができ、会員の台稼働時間を管理することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)応用例
例えば、上記した実施例1では、無動作状態が所定期間(例えば、10分間)継続して検知された場合にその時刻を遊技終了時刻と推定する例を説明したが、無動作状態を検出してから所定期間内の区間であればいずれの時刻であってもかまわない。
すなわち、再プレイ操作監視部15bによって再プレイ操作が検出されず、かつイン/アウト信号監視部15cによってイン/アウト信号が検出されない状況下(図9参照)では、最後にイン/アウト信号を検出した時刻Tに即刻帰宅したのか、それとも遊技中であるかは不明である。
そこで、会員ごとに当該会員の遊技履歴(平均の台移動回数)を記憶しておき、記憶しておいた平均の台移動回数が所定値(例えば、「2回」)以上の場合には、台移動を考えて他の遊技台を探しており、未だに遊技店に残っている蓋然性が高いので、上記した実施例1で説明したように、無動作状態が所定期間(例えば、10分間)継続して検知した時点でその時刻を遊技終了時刻Tと推定する一方で、平均の台移動回数が所定値(例えば、「2回」)未満の場合には、諦めが早く、帰宅している蓋然性が高いので、最後にイン/アウト信号を検出した時点で帰宅したと見做し、その時刻Tを遊技終了時刻と推定するように会員管理T/C10を構成することで、会員特性に適合した遊技終了時刻を推定することができ、会員の台稼動時間を正確に推定することが可能になる。
また、上記した実施例1では、図10に示すように、条件1「別の店内機でかざし操作を検知すること」、もしくは条件2「イン/アウト信号又は貯玉/再プレイ操作の途絶が一定時間(例えば、10分間)継続すること」が成立したタイミング(図10の例では「13:25」)を「遊技終了時刻」と推定することとしたが、かかる遊技終了時刻「13:25」に遊技終了の判断を行うものの、「遊技終了時刻」は、最後にイン/アウトがあったタイミング(図10の例では「13:15」)に遡って推定するようにしてもかまわない。
さらに、上記した実施例1では、「遊技終了時刻」を推定する条件として、条件1「別の店内機でかざし操作を検知すること」、並びに、条件2「イン/アウト信号又は貯玉/再プレイ操作の途絶が一定時間(例えば、10分間)継続すること」を説明したが、これら条件1並びに条件2以外に、条件3「当該CRユニットにおいて他の携帯電話機や会員カードが検知すること」を追加することもできる。
例えば、図11の例では、一人目の遊技客(会員ID=001)が遊技を終えて席を離れた後に条件1及び条件2が成立しない状態であっても、当該CRユニットにおいて他の携帯電話機や会員カード(会員ID=003)が検知されれば(条件3が成立した場合)、一人目の遊技客(会員ID=001)が当該遊技台における遊技を終えたことは確実であるので、一人目の遊技客が遊技を終了したと判断し、最後にイン/アウトを検出した時刻から他の会員の携帯電話機または会員カードを検知した時刻までの期間のいずれかの時刻を遊技終了時刻と推定する。これにより、二人目の遊技客の遊技開始時刻を推定する処理に関しても整合性を担保することができる。
また、上記した実施例1では、計数貯玉操作及び再プレイ操作を対象として遊技終了時刻を推定する例を説明したが、遊技終了時刻を推定可能な事象はこれに留まらず、貯玉を用いた景品交換が行われた場合にも同様に遊技終了時刻を推定することができる。
なお、上記した実施例1では、貯玉に係る操作(計数貯玉操作や再プレイ操作等)で遊技終了時刻を推定する例を説明したが、プリペイド一体型の会員特定媒体である場合には、当該会員特定媒体の現金残高が使用された場合にも遊技が継続中であると推定し、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を更新させるようにしてもよい。
また、同様に、遊技店のパチンコ機40に付設される台データランプ(図示せず)には、一般的に「食事ボタン」が設けられているので、かかる「食事ボタン」がアクティブである場合には、同様に、遊技が継続中であると推定し、台稼動管理テーブル14b内の最終動作検出時刻を更新させるようにしてもよい。
(2)その他
また、上記した実施例1では、携帯電話機80を会員カードの代わりに使用させるために携帯電話機80内のICチップ81に記憶されたIDmを用いることとしたが、必ずしもIDmを用いる必要はなく、遊技客を一意に特定することができる識別情報(例えば、遊技店により発行される会員ID、電話番号、電子メールアドレスや携帯電話機80の製造番号等)であれば任意のものを用いることができる。例えば、会員の登録時に携帯電話機80内のICチップ81に会員IDを記憶させておき、貯玉利用時には、会員カード処理機70が携帯電話機80の会員IDを読み取り、該読み取った会員IDを会員管理T/C10に送信させるように貯玉管理システムを構成してもよい。
なお、上記した実施例1では、本発明をパチンコ遊技に適用する例を説明したが、パチスロ遊技を対象としてさらに含めた場合又はパチスロ遊技のみを対象とした場合にも本発明を同様に適用することができる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
以上のように、本発明に係る会員管理システム及び会員管理方法は、会員の台稼働時間を管理すること場合に適している。
実施例1に係る会員管理システムのシステム構成を示す図である。 実施例1に係る会員管理システムの特徴を説明するための説明図である。 図1に示した会員管理T/Cの構成を示す機能ブロック図である。 会員管理テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 台稼動管理テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 再プレイ操作監視部及び遊技状態推定部による再プレイ操作監視処理の手順を示すフローチャートである。 イン/アウト信号監視部及び遊技状態推定部によるイン/アウト監視処理の手順を示すフローチャートである。 無動作状態監視部及び遊技状態推定部による無動作状態監視処理の手順を示すフローチャートである。 応用例の概念を説明するための説明図である。 遊技終了時刻と推定可能な期間を説明するための説明図である。 遊技終了状態を推定する条件の応用例を説明するための説明図である。
符号の説明
10 会員管理T/C
11 入力部
12 出力部
13 IF部
14 記憶部
14a 会員管理テーブル
14b 台稼動管理テーブル
15 制御部
15a 貯玉管理部
15b 再プレイ操作監視部
15c イン/アウト信号監視部
15d 無動作状態監視部
15e 遊技状態推定部
15f テーブル更新部
20 島コントローラ
30 カード処理ユニット(CRユニット)
40 パチンコ機
50 計数機
70 会員カード処理機
80 携帯端末
81 ICチップ
90 DU
100 ホールコンピュータ

Claims (5)

  1. 会員の台稼働時間を管理するための台稼動管理テーブルを記憶しており、会員が所持する携帯端末を含む会員特定媒体の使用状況に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する機能を備えるとともに、前記会員特定媒体を識別する情報に対応付けて会員の貯遊技媒体を管理する機能を備えた管理装置を有し、前記携帯端末を使用でき、かつ、遊技機に併設される台間機並びに前記携帯端末を使用して前記貯遊技媒体に関する処理ができる遊技店内に配設された他の店内機器を有する会員管理システムであって、
    前記管理装置は、
    前記台間機で前記携帯端末を受け付け、再プレイ操作を受け付けた場合、その遊技台でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定時間継続して検出されない場合に、前記会員が当該遊技台で遊技中であると推定するとともに、前記台間機で再プレイ操作が所定時間継続して検出されず、かつ、その遊技台でイン又はアウトが所定時間継続して検出されない無動作状態が検出された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第1の遊技状態推定手段と、
    前記第1の遊技状態推定手段により遊技を終了したものと推定された遊技終了時刻の経過前に、前記台間機と同一ではない他の台間機で前記携帯端末の使用が検知された場合及び前記店内機器で前記携帯端末の使用が検知された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第2の遊技状態推定手段と、
    前記第1の遊技状態推定手段又は前記第2の遊技状態推定手段により推定された推定結果に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する更新手段と
    を備えたことを特徴とする会員管理システム。
  2. 前記第1の遊技状態推定手段は、前記台間機で前回使用された携帯端末と同一でない携帯端末が使用された場合、もしくは前記台間機でその日初めて携帯端末が使用された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技開始時刻と推定することを特徴とする請求項1に記載の会員管理システム。
  3. 前記第2の遊技状態推定手段は、前記台間機と同一ではない他の台間機で前記携帯端末の使用が検知された場合及び前記店内機器で前記携帯端末の使用が検知された場合に、その時刻を当該遊技台での遊技終了時刻と推定することを特徴とする請求項1または2に記載の会員管理システム。
  4. 前記会員ごとに当該会員の遊技履歴を記憶する遊技履歴記憶手段をさらに備え、
    前記第2の遊技状態推定手段は、前記遊技履歴記憶手段によって記憶された会員の遊技履歴に基づいて、前記遊技台での遊技終了時刻を推定することを特徴とする請求項3に記載の会員管理システム。
  5. 会員の台稼働時間を管理するための台稼動管理テーブルを記憶しており、会員が所持する携帯端末を含む会員特定媒体の使用状況に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する機能を備えるとともに、前記会員特定媒体を識別する情報に対応付けて会員の貯遊技媒体を管理する機能を備えた管理装置を有し、前記携帯端末を使用でき、かつ、遊技機に併設される台間機並びに前記携帯端末を使用して前記貯遊技媒体に関する処理ができる遊技店内に配設された他の店内機器を有する会員管理システムに用いる会員管理方法であって、
    前記管理装置が、
    前記台間機で前記携帯端末を受け付け、再プレイ操作を受け付けた場合、その遊技台でイン又はアウトが検出された場合、もしくは、これら両者が検出されない無動作状態が所定時間継続して検出されない場合に、前記会員が当該遊技台で遊技中であると推定するとともに、前記台間機で再プレイ操作が所定時間継続して検出されず、かつ、その遊技台でイン又はアウトが所定時間継続して検出されない無動作状態が検出された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第1の遊技状態推定工程と、
    前記第1の遊技状態推定工程により遊技を終了したものと推定された遊技終了時刻の経過前に、前記台間機と同一ではない他の台間機で前記携帯端末の使用が検知された場合及び前記店内機器で前記携帯端末の使用が検知された場合に、前記会員が当該遊技台での遊技を終了したものと推定する第2の遊技状態推定工程と、
    前記第1の遊技状態推定工程又は前記第2の遊技状態推定工程により推定された推定結果に基づいて、前記台稼動管理テーブルを更新する更新工程と
    を含んだことを特徴とする会員管理方法。
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