JP4808061B2 - 遊技場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機を設置した遊技店を管理する遊技場管理システムに関する。
従来より、例えば、遊技店に設置した遊技機の遊技データを集計して管理する遊技場管理システムがある(例えば、特許文献1参照。)。このような遊技場管理システムとしては、各遊技機が遊技媒体の打ち込みに応じて出力するアウト信号を該各遊技機の稼働を表す信号として取り込み、集計するものがある。
しかしながら、上記従来の遊技場管理システムでは、次のような問題がある。すなわち、遊技機の稼働率や稼働数の推移を事後的に把握できるものの、将来的に稼働率等が推移する動向を把握するには管理者等の経験や勘等が必要になり、遊技店全体の稼働状況が今後、良好に推移するか悪下するかの経営的な判断を容易になし得ないおそれがあるという問題があった。
特開2002−263331号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技機の稼働数等の推移を予測し得る遊技場管理システムを提供しようとするものである。
本発明は、遊技機の遊技データに関して遊技終了の可能性が高い特定データ範囲を記憶するデータ範囲記憶手段と、
上記遊技機について遊技者による遊技の継続を表す稼働を検知する稼働検知手段と、
該稼働検知手段により稼働を検知されている上記遊技機に関する上記遊技データである遊技経過データが上記特定データ範囲に属するか否かを判定する判定手段と、
上記遊技経過データが上記特定データ範囲に属すると上記判定手段により判定された上記遊技機の台数である要注意台数を算出する要注意台数算出手段と、
該要注意台数算出手段が算出した上記要注意台数に基づいて、上記遊技機の稼働状況について注意を要する注意稼働状況を上記遊技機のグループ毎に検知する注意稼働状況検知手段と、を備え、
該注意稼働状況検知手段は、上記グループに属する上記遊技機の台数である設置数、及び上記グループに属する上記遊技機のうちの上記稼働検知手段が稼働を検知した上記遊技機の台数である稼働数のうちの少なくともいずれか一方に基づく指標台数と、上記要注意台数との比較に基づいて上記注意稼働状況を検知するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システムにある(請求項1)。
本発明の遊技場管理システムは、上記遊技経過データが上記特定データ範囲に属するか否かを判定する上記判定手段と、該判定手段が正と判定した上記遊技機の台数である上記要注意台数を算出する上記要注意台数算出手段と、上記要注意台数に基づいて上記注意稼働状況を検知する上記注意稼働状況検知手段とを備えている。
ここで、上記特定データ範囲は、上記グループに属する上記遊技機を遊技する遊技者が遊技を終了する可能性がある上記遊技データの範囲である。したがって、上記遊技経過データが上記特定データ範囲に到達した上記遊技機については、遊技が終了されるおそれが多分にある。上記遊技場システムでは、上記遊技経過データが上記特定データ範囲に到達した上記遊技機の台数を上記要注意台数として算出する。
この要注意台数は、上記グループ内において遊技が終了されるおそれがある上記遊技機の台数を示すものである。それ故、この要注意台数に基づけば、今後、上記グループにおける稼働数が低下するおそれがあるというような上記注意稼働状況を精度高く検知することができる。したがって、この注意稼働状況を検知し得る上記遊技場管理システムは、上記各遊技機を設置した遊技店を管理し、稼働数や稼働率等を良好に維持するために非常に有用なシステムとなり得る。
以上のように、本発明の遊技場管理システムは、上記グループに属する遊技機の稼働数の推移を予測し得るものであり、遊技店を管理する上で非常に有用なシステムとなり得る。
本発明の遊技場管理システムを利用して管理する上記遊技機としては、パチンコ玉を遊技媒体としたパチンコ機(雀球機を含む。)や、メダルやコイン等を遊技媒体としたスロットマシン等が考えられる。さらに、上記スロットマシンは、メダルやコイン等を遊技媒体とした狭義のものに加えて、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)等を含んでいる。
また、遊技が終了される可能性が高い特定データ範囲とは、過去の遊技の実績や、対象とする遊技機の遊技性等に基づいて遊技終了の可能性が高いと判断し得る上記遊技データの範囲を意味している。この特定データ範囲を決定する方法としては、上記遊技データに関する統計処理結果等に基づいて決定する方法や、管理者等が経験的に決定して手入力する方法等がある。また、上記特定データ範囲としては、下限値と上限値とに挟まれた上記遊技データの範囲を設定しても良く、下限値あるいは上限値のみが設定された上記遊技データの範囲を設定することもできる。
また、上記判定手段が用いる上記遊技データとしては、例えば、遊技者が貸出しを受けた上記遊技媒体の数量である売上数や、遊技者が上記遊技機に投入した上記遊技媒体の数であるアウト数や、上記遊技機が払い出した上記遊技媒体の数量であるセーフ数と上記アウト数との差である差玉や、上記遊技機における大当たり抽選(パチンコ機の場合。スロットマシンではボーナス役抽選。)の抽選回数を表すスタート回数、遊技者が所有している上記遊技媒体の数量である持玉(スロットマシンにおけるメダル等を含む広義の持玉。)や、持玉を景品交換した場合における収支等を採用することができる。
また、上記遊技機のグループとしては、上記遊技機の機種毎のグループや、遊技島毎のグループや、種別毎のグループや、例えば、特別遊技状態となる確率が似通っていたり、特別遊技状態となったときの出玉率が似通っているなど遊技性が似通った機種のグループ等を設定できるほか、遊技店に設置した全遊技機を1つのグループとして設定することもできる。
また、上記注意稼働状況検知手段は、上記グループに属する上記遊技機の台数である設置数、及び上記グループに属する上記遊技機のうちの上記稼働検知手段が稼働を検知した上記遊技機の台数である稼働数のうちの少なくともいずれか一方に基づく指標台数と、上記要注意台数との比較に基づいて上記注意稼働状況を検知する
この場合には、上記設置数及び上記稼働数のうちの少なくともいずれか一方に基づく上記指標台数と、上記要注意台数との比較に基づいて上記注意稼働状況を一層、精度高く検知できるようになる。なお、上記指標台数と上記要注意台数とを比較する方法としては、例えば、両者の大小関係を比較する方法や、両者の割合を比較する方法など様々な方法がある。
また、上記遊技者に対して選択的に特典を付与、あるいは特典を付与する旨を告知する特典付与手段を備えており、該特典付与手段は、上記注意稼働状況を検知した上記グループに属する上記遊技機の遊技者を選択するように構成してあることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記注意稼働状況を検知した上記グループについて、当該グループに属する上記遊技機の遊技者を選択して上記特定を付与するか、あるいは上記特典を付与する旨を告知することができる。これにより、上記グループに属する上記遊技機の遊技者による遊技の粘りを引き出し、上記グループの稼働を良好に維持できるようになる。
また、上記遊技機について遊技者による遊技の終了を検知する遊技終了検知手段と、
該遊技終了検知手段により検知した遊技の終了の時点に基づいて、遊技者が遊技を終了した時点の上記遊技データである遊技終了データを抽出する遊技終了データ抽出手段と、
上記グループに属する上記遊技機の上記遊技終了データに関する統計処理を実施する統計処理手段と、
該統計処理手段による統計処理結果に基づいて上記特定データ範囲を決定する特定データ範囲決定手段とを備えていることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記遊技終了データに関する統計処理結果に基づいて、上記遊技機の人気や上記遊技店の特性等、様々な現実的な要因を反映した的確な上記特定データ範囲を決定し得る。そして、的確に決定された上記特定データ範囲に基づけば、上記注意稼働状況を一層、精度良く検知できるようになる。
(実施例1)
本例は、遊技機の稼働を管理する遊技場管理システム1に関する例である。この内容について、図1〜図15を用いて説明する。
本例の遊技場管理システム1は、図1に示すごとく、遊技機2の遊技データに関して遊技終了の可能性が高い特定データ範囲を記憶するデータ範囲記憶手段12と、遊技機2について遊技者による遊技の継続を表す稼働を検知する稼働検知手段16と、稼働検知手段12により稼働を検知されている遊技機2に関する遊技データである遊技経過データが特定データ範囲に属するか否かを判定する判定手段13と、遊技経過データが特定データ範囲に属すると判定手段13により判定された遊技機2の台数である要注意台数を算出する要注意台数算出手段14と、該要注意台数算出手段14が算出した要注意台数に基づいて、遊技機2の稼働状況について注意を要する注意稼働状況を遊技機2のグループ毎に検知する注意稼働状況検知手段15とを備えている。
以下に、この内容について詳しく説明する。
本例の遊技場管理システム1は、図1及び図2に示すごとく、通信ネットワーク30を介して複数の遊技機2等を通信可能な状態でデータ管理装置11に接続したシステムである。各遊技機2は、台ランプ21及び個別情報端末23と共に中継器22を介して通信ネットワーク30に接続してある。データ管理装置11は、内蔵する通信ポート(図示略)を介して通信ネットワーク30に接続してある。なお、図1では、台ランプ21、個別情報端末23及び中継器22を省略して図示してある。
本例では、図1及び図2に示すごとく、通信ネットワーク30としてCAN(Controller Area Network)を採用している。なお、通信ネットワークとしては、本例のCANに代えて、MOSTやイーサネット(R)などのLAN規格等、様々な仕様のものを採用することができる。
本例の遊技機2は、図1及び図2に示すごとく、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ機である。遊技機2は、払出玉10玉ごとのセーフ信号、役物動作回数(本例の様に特定の入賞口への入賞に応じて大当たり抽選を行い、その大当たり抽選に基づいて図柄変動を行うセブン機が管理対象であれば、特定の入賞口への入賞数、大当たり抽選を行った回数、あるいは図柄変動回数等。)を表すスタート信号、大当たり状態(本例のセブン機であれば、図柄変動の結果、大当たり図柄が表示され、特定の入賞口が開放し、出玉率が高くなる状態。)であることを表す大当たり信号等を遊技信号として出力するように構成してある。遊技信号の1つであるアウト信号は、遊技機2に対応して設置した玉回収装置(図示略。)が出力する信号である。この玉回収装置は、回収玉10玉毎にアウト信号を1回、出力するように構成してある。
なお、本例の遊技機2に代えて、遊技者が発射(打込)した玉数を示すアウト信号を直接出力する遊技機を採用することもできる。この場合には、上記玉回収装置を省略することができる。さらになお、上記遊技機2としては、本例のパチンコ機に限定されるものではなく、スロットマシン等の遊技機であっても良い。
台ランプ21は、図2に示すごとく、各遊技機2の鉛直方向上方に配設した表示装置である。この台ランプ21は、各種情報を表示するデータ表示部を中央に配設してなる。
中継器22は、遊技機2の遊技信号等を通信ネットワーク30上の通信データに変換すると共に、データ管理装置11が出力した通信データを取り込み、個別情報端末23や台ランプ21等が処理可能なデータに変換するように構成してある。この中継器22は、各遊技機2のマシンIDを関連付けした状態で上記遊技信号等を通信ネットワーク30に向けて送出すると共に、マシンIDが関連付けされた通信データを通信ネットワーク30側から取り込むように構成してある。
個別情報端末23は、図2及び図3に示すごとく、各遊技機2に個別に対応するよう、隣り合う遊技機2との台間スペースに設置してある。個別情報端末23は、貸玉代金としての貨幣を投入する貨幣投入口232と、遊技情報等を表示するタッチパネル式の液晶表示部230と、貸玉を遊技機2に供給する玉ノズル234と、会員カードを挿入するカードスリット231とを備えたものである。
個別情報端末23は、所定個数の貸玉(所定個数の貸玉に代えて、所定金額を設定するのも良い。)毎の売上信号、会員カードが挿入されたことを表すカード挿入信号、挿入された会員カードのカードID、及び会員カードが抜き取りされたことを表すカード排出信号を遊技データ管理装置1に向けて出力するように構成してある。なお、会員カードの挿入状態である旨を表すカード挿入中信号を出力するように個別情報端末23を構成しておくことも良い。この場合には、カード挿入フラグに応じて会員カードの挿入や抜き取りを管理することが可能になる。
データ管理装置11は、図1及び図2に示すごとく、出力手段としての液晶ディスプレイ103と、各種の演算処理を実行する装置本体101と、キーボード及びマウスを含む入力手段102とを備えている。データ管理装置11は、各遊技機2のアウト信号やセーフ信号等の遊技信号、個別情報端末23が出力する売上信号やカード挿入信号やカード排出信号等を受信するように構成してある。
本例のデータ管理装置11は、図1を用いて上記したごとく、遊技が終了される可能性が高い特定データ範囲を記憶するデータ範囲記憶手段12と、各遊技機2の稼働を検知する稼働検知手段16と、遊技経過データが特定データ範囲に属するか否かを判定する判定手段13と、遊技経過データが特定データ範囲に属していると判定手段13が判定した遊技機2の台数である要注意台数を算出する要注意台数算出手段14と、遊技機2の稼働数が低下する危険性がある注意稼働状況をグループ毎に検知する注意稼働状況検知手段15とを備えている。
データ管理装置11は、上記の構成に加えて、図1〜図3に示すごとく、各遊技機2毎に遊技データを集計する遊技データ集計手段111、遊技データよりなる遊技履歴レコード(本例では、図4を用いて後述する遊技終了レコードあるいは最終大当たりレコード。)を生成する遊技履歴生成手段112、遊技履歴レコード等を記憶するデータ記憶手段114、大当たりの終了を検知する遊技状態検知手段113、各遊技機2について遊技の終了を検知する遊技終了検知手段118、及び遊技者に選択的に特典を付与等する特典付与手段119を備えている。
遊技データ集計手段111は、図1〜図3に示すごとく、上記アウト信号、上記スタート信号、上記大当たり信号等を取り込みして集計する手段である。ここで、上記アウト信号は、回収玉10個に応じて玉回収装置(図示略)が出力する信号である。上記スタート信号及び上記大当たり信号は、各遊技機2側が出力する信号である。
本例の遊技データ集計手段111が集計する遊技データとしては、遊技者が遊技機2に打ち込みした玉数を表すアウト数、スタート回数を表すS、直近の大当たりから遊技終了までのスタート回数を表す終了S、及び前回の大当たりの発生後(あるいは遊技店の開店後。)から今回の大当たり発生までのスタート回数である大当たり発生Sの各データがある。
稼働検知手段16は、図1〜図3に示すごとく、遊技機2側から受信するアウト信号に基づいて遊技者による遊技の継続を表す稼働を検知する手段である。本例の稼働検知手段16は、所定時間として60秒をセットした稼働タイマ(図示略)を備えている。この稼働検知手段16は、アウト信号を受信したときに稼働フラグに1をセットすると共に稼働タイマをスタートする。そして、稼働タイマの作動中にスタート信号を受信せず、そのままタイムアップしたとき、稼働フラグにゼロをセットするように構成してある。
遊技終了検知手段118は、個別情報端末23から受信するカード排出信号等に基づいて遊技者による遊技の終了を検知する手段である。
なお、本例の稼働検知手段16に代えて、個別情報端末23から受信するカード挿入信号あるいはカード排出信号に基づいて遊技機2の稼働を検知する稼働検知手段を採用することもできる。さらに、本例の遊技終了検知手段118に代えて、アウト信号に基づいて遊技の終了を検知する遊技終了検知手段を採用することもできる。
なお、遊技の開始や終了等を認知したフロア係等の従業員がリモコン入力する情報に基づいて、各遊技機2の稼働あるいは遊技終了を検知することも良い。さらに、非稼働時間に応じて客交替による遊技終了を検知したり、非稼働後の売上の発生に応じて客交替による遊技終了を検知することも良い。
遊技状態検知手段113は、図1及び図2に示すごとく、遊技機2が出力する大当たり信号に基づいて大当たりの発生及び、大当たりの終了を検知する手段である。本例の遊技状態検知手段113では、大当たりの発生中であることを示す大当たりフラグを設定してある。
遊技履歴生成手段112は、稼働検知手段16により検知した各遊技機2の稼働や、遊技終了検知手段118により検知した遊技終了、あるいは遊技状態検知手段113により検知した大当たりの発生や終了に応じて、各遊技機2の遊技者毎の遊技履歴レコードをリアルタイムで生成する手段である。本例では、図4に示すごとく、遊技者毎の遊技履歴レコードを遊技機2毎に生成した。
ここで、遊技履歴生成手段112が生成する遊技履歴レコードの内容を図4を用いて説明する。同図中の「レコードNo.」は、遊技客毎に更新される遊技履歴レコードの番号を示している。発生時刻は、対応する遊技履歴レコードを確定した時刻、すなわち、最終大当たりレコードであれば最終大当たりの終了時刻、遊技終了レコードであれば遊技終了の時刻を示している。なお、上記発生時刻については、遊技履歴レコードが属する時刻を特定できれば良く、遊技履歴レコードを作成した時刻や、大当たりが発生した時刻など他の時刻を設定することもできる。
遊技履歴レコードとしては、図4に示すごとく、遊技者が遊技を開始してから最後の大当たり状態が終了するまでの間に集計した遊技データよりなる最終大当たりレコード(図中、「最終大当」として示す。)と、最後の大当たり状態が終了してからその遊技者が遊技を終了するまでの間に集計した遊技データよりなる遊技終了レコード(図中、「遊技終了」として示す。)とがある。なお、大当たりを1回も発生させることなく、遊技を終了した遊技者については、遊技終了レコードのみが生成され、最終大当たりレコードは生成されない。例えば、図4では、レコードNo.3あるいはレコードNo.6の遊技履歴レコードがこれに該当している。
図4におけるアウト数は、遊技者が遊技機2に打ち込みしたパチンコ玉の数量を表している。最終大当たりレコード中のアウト数は、遊技開始から最終の大当たりが終了するまでの間に打ち込みしたパチンコ玉の数量を表している。遊技終了レコード中のアウト数は、最終大当たりが終了してから遊技を終了するまでの間に打ち込みしたパチンコ玉の数量を表している。
図4におけるSは、対象とする遊技履歴レコード中のスタート回数を示している。最終大当たりレコード中のSは、対応する遊技者が遊技を開始してから最終の大当たりが終了するまでの間のスタート回数を表している。遊技終了レコード中のSは、最終の大当たりが終了してからの間のスタート回数を表している。
図4における終了Sは、前回の大当たりが終了してからのスタート回数を示している。したがって、最終大当たりレコード中の終了Sはゼロとなる。それ故、この終了Sは、遊技終了レコードのみに設定され、最終大当たりレコード中ではブランクとしてある。
なお、本例では、各遊技機2の稼働中にリアルタイムで上記S、終了S等の遊技経過データを集計し、順次、遊技履歴レコードを生成した。
次に、データ記憶手段114は、図1に示すごとく、遊技履歴生成手段112が上記のごとくリアルタイムで生成する遊技履歴レコード(本例では、遊技終了レコード及び最終大当たりレコード。)を記憶する手段である。さらに、本例のデータ記憶手段114は、前回の大当たりが終了してから(あるいは遊技店が開店してから)次の大当たりが発生するまでのスタート回数を表す上記大当たり発生Sを、各遊技機2の大当たり毎に記憶している。
データ範囲記憶手段12は、図1及び図5に示すごとく、上記特定データ範囲を記憶する手段である。本例では、遊技機2のグループである機種毎に、遊技終了の頻度が高い終了Sを客交替Sに設定し、この客交替Sを基準としたプラスマイナス50の範囲を上記特定データ範囲として設定した。本例では、特定データ範囲の上限の値、すなわち(客交替S+50)を特典を付与する終了Sの値である特典Sとし、下限の値、すなわち(客交替S−50)を特典の付与を予告する客交替候補Sとした。なお、特定データ範囲の上限の値とは別に特典Sを設定したり、特定データ範囲の下限の値とは別に客交替候補Sを設定することも良い。
なお、本例は、管理者等が遊技データを分析した結果に基づいて、特定データ範囲の中心をなす客交替Sを手入力した例である。
そして、本例では、遊技経過データである終了Sが客交替候補Sとなった時点で特典付与の予告を開始し、特典Sに到達したときに特典を付与するように設定した。
判定手段13は、図1及び図5に示すごとく、稼働中(上記稼働フラグが1の状態。)の遊技機2について、集計中の遊技終了レコードの終了S、すなわち遊技経過データとしての終了Sが上記特定データ範囲に属しているか否かを判定する手段である。本例では、判定手段13により正と判定できた遊技機2を交替候補フラグにより管理した。具体的には、上記のごとく正と判定できた遊技機2の交替候補フラグに1をセットし、それ以外にゼロをセットした。
要注意台数算出手段14は、交替候補フラグが1の遊技機2の台数を要注意台数として算出する手段である。
注意稼働状況検知手段15は、図1及び図6に示すごとく、遊技機2の稼働数が低下する危険性がある注意稼働状況をグループ毎(本例では、上記グループとして機種を設定。)に検知する手段である。具体的には、本例の注意稼働状況検知手段15は、稼働フラグ1の遊技機2の台数である稼働数に対して、交替候補フラグに1がセットされた遊技機2の台数である要注意台数の割合である客交替割合(図6、図14参照。)を算出する。そして、客交替割合が30%と以上となったときに、注意稼働状況を検知する。すなわち、本例では、上記要注意台数と比較するための指標台数として、上記稼働数を設定した。これに代えて、上記グループに属する遊技機2の台数である設置数を指標台数に設定したり、上記稼働数と上記設置数とに基づく指標台数を設定することも良い。
なお、データ管理装置11の出力手段である液晶ディスプレイ103を介して客交替割合を表示することも良い。さらに、客交替割合が30%を超えたときには、その旨を液晶ディスプレイ103に表示したり、ランプ、LED、スピーカー等を利用して警報することも良い。
特典付与手段119は、図1、図5及び図6に示すごとく、遊技者に対して選択的に特典を付与するための手段である。本例の特典付与手段119は、2種類の特典を付与するように構成してある。
第1の特典は、交替候補フラグに1がセットされた遊技者について、遊技経過データとしての終了Sが上記特典Sに達したときに付与する会員ポイント(本例では、10ポイント。)である。
第2の特典は、注意稼働状況を検知した遊技機2の機種について、貯玉再プレイ時の再プレイ手数料率の割引である。本例では、図6に示すごとく、上記客交替割合に応じて再プレイ手数料率の割引率が高くなるように設定してある。
さらに、特典付与手段119は、図1〜図3に示すごとく、個別情報端末23の液晶表示部230を利用して、特典付与を予告する特典予告画面(図12参照。同図中、符号235。)等を表示する。なお、上記第2の特典のごとく、特定の機種の遊技機2の遊技者全てに付与する特典であれば、個別遊技情報端末23を利用する方法のほか、遊技島端等に設置される集中情報表示装置(図示略)を利用して特典を付与する旨を報知することも良い。この場合には、特典を付与する旨を報知することで、新たな遊技者による遊技開始を促すことができる。
次に、以上のように構成した本例の遊技場管理システム1の動作について、図7〜図11、及び図13に示すフローチャートに沿って説明する。
図7は、データ管理装置11による処理の全体の流れを示している。データ管理装置11は、カードID入力処理P1、遊技信号入力処理P2、大当たり信号入力処理P3、及び再プレイ手数料設定処理P4を、この順番に沿って実施する。
カードID入力処理P1の流れについて、図8を用いて説明する。カードID入力処理P1では、まず、ステップS101のごとく、会員カードが挿入中であるか否かを判断する。会員カードが挿入中であれば、ステップS112のごとくカード排出を監視する。そして、カード排出された場合(ステップS112。)には、ステップS113のごとく稼働検知手段16の稼働タイマの作動を開始する。
会員カードが挿入されていなければ(ステップS101)、ステップS123及びS124のごとく作動中のタイマがタイムアップするまでの間、会員カードが挿入されるのを待機(ステップS102)する。会員カードが挿入された場合(ステップS102)には、ステップS103のごとく、その会員カードから読み取りしたカードIDと、以前に読み取りしたカードIDとを比較する。読み取りしたカードIDが新しいものである場合には、ステップS104のごとく、遊技履歴レコードとして新しい遊技終了レコードを作成する。そして、ステップS105のごとく、今までの遊技終了レコードの終了Sを新しい遊技終了レコードの終了Sに代入し、その後、ステップS106のごとく稼働タイマを停止する。
一方、会員カードが挿入されずにタイムアップした場合(ステップS123及びS124)には、新しい遊技終了レコードを作成し、稼働タイマを停止するという上記のステップS104〜S106までの処理を実施する。
遊技信号入力処理P2の流れについて、図9を用いて説明する。遊技信号入力処理P2では、まず、ステップS201のごとくアウト信号を入力したか否かを判断する。アウト信号を入力した場合には、後述するアウト数加算処理P21を実施する。ステップS202では、スタート信号を入力したか否かを判断する。スタート信号を入力した場合には、後述するスタート数加算処理P22を実施する。その後、全遊技履歴レコードのアウト数やスタート回数の合計等の演算を実施する演算処理P23を実施する。
一方、アウト信号もセーフ信号も受信しなかった場合には、ステップS203のごとく上記稼働検知手段16の稼働タイマがタイムアップしたか否かを判断する。そして、タイムアップの場合には、ステップS204のごとく上記稼働フラグにゼロをセットする。
上記アウト数加算処理P21の流れについて、図10を用いて説明する。ここでは、まず、ステップS251のごとくアウト数を加算する。次にステップS252のごとく、その遊技機2の稼働フラグがゼロであるか否か判断する。稼働フラグがゼロの場合には、ステップS253のごとく稼働フラグに1をセットし、ステップS254のごとく、稼働タイマをスタートする。一方、稼働フラグがゼロでなく「1」であった場合(ステップS252)には、ステップS263のごとく稼働タイマを再スタートさせる。
上記スタート数加算処理P22の流れについて、図11を用いて説明する。ここでは、まず、ステップS271のごとくスタート数を加算する。次にステップS272のごとく、上記判定手段13(図1参照。)が管理する上記交替候補フラグがゼロであるか否かを判断する。
交替候補フラグがゼロである場合、すなわち、遊技経過データとしての終了Sが特定データ範囲に達したことを未判定の場合には、ステップS273のごとく、遊技経過データとしての終了Sが特定データ範囲に属するか(本例では、客交替候補S≦終了S≦特典S。)であるか否かを判断する。終了Sが特定データ範囲に属している場合には、ステップS274のごとく、交替候補フラグに1をセットする。
なお、本例では、遊技経過データとしての終了Sが客交替候補Sに達したときに、図12に示すごとく、個別情報端末23の液晶表示部230を利用して会員ポイントの付与を予告する特典予告画面235を表示した。
一方、交替候補フラグがゼロでない場合(ステップS272)には、ステップS283のごとく、遊技経過データとしての終了Sが特典Sに到達したか否かを判断する。終了S=特典Sである場合には、ステップS284のごとく遊技者に特典を付与し、ステップS285のごとく上記交替候補フラグをリセットし、ゼロをセットする。
大当たり信号入力処理P3の流れについて、図8を用いて説明する。大当たり信号入力処理P3では、まず、ステップS301のごとく、大当たり状態であることを示す大当たりフラグが1であるか否か判断する。大当たりフラグが1である場合には、ステップS302のごとく大当たり信号の入力が終了したか否か判断する。大当たり信号の入力が終了した場合には、ステップS303のごとく大当たりフラグにゼロをセットする。
ステップS304のごとくその遊技者の初大当たりである場合には、ステップS305に移行して新しく最終大当たりレコードを作成し、ステップS306のごとくその最終大当たりレコードの各遊技データに対して遊技終了レコードの各遊技データを加算する(作成直後の最終大当たりレコードの遊技データは全てゼロである故、実質的には、遊技終了レコードの各遊技データの代入。)。その後、ステップS307のごとく遊技終了レコードの各遊技データをゼロリセットし、ステップS308では最終大当たりレコードの発生時刻に現在の時刻をセットする。
該当する遊技者の2回目以上の大当たりである場合(ステップS304)には、ステップS306のごとく、最終大当たりレコード中の各遊技データに対して遊技終了レコード中の各遊技データを加算することで、最終大当たりレコード中の各遊技データを更新する。その後、ステップS307のごとく、遊技終了レコード中の各遊技データをリセットし、最終大当たりレコードの発生時刻に現在の時刻をセット(ステップS308)した。
一方、大当たりフラグが1でない場合(ステップS301)には、ステップS312のごとく大当たり信号の入力の開始を監視する。大当たり信号の入力が開始された場合には、ステップS313のごとく大当たりフラグに1(オン)をセットする。
再プレイ手数料設定処理P4の流れについて、図14を用いて説明する。ここでは、まず、ステップS401のごとく、所定条件が成立しているか否かを判断する。なお、この所定条件としては、所定の時刻に至ったこと、稼働数あるいは要注意台数についてしきい値以上の変動が生じたこと等を設定することができる。
そして、所定条件が成立している場合(ステップS401)に、後続の処理を実施する。すなわち、所定条件が成立している場合には、ステップS402のごとく、対象とする機種について、稼働フラグが1の遊技機2を抽出して上記稼働数を求める。また、ステップS403のごとく、対象とする機種について、交替候補フラグが1の遊技機2を抽出して、上記要注意台数を求める。
続くステップS404では、指標台数である稼働数に対する要注意台数の割合である客交替割合を算出する。そして、算出した客交替割合の値を利用して、ステップS405のごとく再プレイ手数料率の設定を実施した。具体的には、客交替割合の値を利用して図6に示す再プレイ手数料率テーブルを参照することにより、遊技者に対する特典としてのお得な再プレイ手数料率を設定した。本例では、以上の手順により、図15に示すごとく、機種毎の稼働数、要注意台数、客交替割合を算出した。
以上のように、本例の遊技場管理システム1によれば、稼働数が低下し得るおそれがある注意稼働状況を遊技機2の機種(グループ)毎に精度高く把握し得る。そして、注意稼働状況を把握できれば、稼働数の低下を回避するための対策をタイミング良く、効果的に実施することができる。適切なタイミングで特典を付与等すれば、注意稼働状況にある遊技機2の機種(グループ)について遊技者による遊技の粘りを引き出し、稼働数の低下を未然に回避することができる。
なお、特典付与手段119により付与する特典としては、本例の会員ポイントの付与サービスのほか、遊技の有利度合いを高める「お得情報」の報知サービスや、優良台告知のくじ引きサービスや、ドリンクサービス等、各種のサービスを採用することもできる。
また、本例では、遊技機の機種のグループ毎に注意稼働状況を検知したが、これに代えて、種別のグループ、タイプ別のグループ、あるいは全遊技機のグループを設定することも良い。
さらに、本例では、終了Sについて上記特定データ範囲を設定したが、これに代えて、遊技者が貸出を受けたパチンコ玉の数量である売上玉や、遊技機2が払い出したパチンコ玉体の数量であるセーフ数とアウト数との差数である差玉や、遊技者が所有しているパチンコ玉の数量である持玉や、遊技者の収支や、発生時刻等、他の遊技データについて特定データ範囲を設定することも良い。
なお、本例では、対象とする遊技機2の機種が上記注意稼働状況にあるか否かに関わらず、終了Sが特典Sに達した遊技者に対して特典(本例では、会員ポイント。)を付与した。これに代えて、対象とする遊技機2の機種が注意稼働状況にあって、かつ、終了Sが特典Sに達した遊技者に対して特典を付与することも良い。さらに、遊技機2の機種について、特定データ範囲を複数、設定すると共に、各特定データ範囲について異なる特典を設定するのも良い。さらに、会員である遊技者毎に特定データ範囲を設定することも良い。
(実施例2)
本例は、実施例1の遊技場管理システムを基にして、データ管理装置11の構成を変更したものである。この内容について、図16〜図18を用いて説明する。
本例のデータ管理装置11は、実施例1の構成に加えて、遊技終了データ(本例では、終了S。以下、終了Sという。)を抽出する遊技終了データ抽出手段115、終了Sについて統計処理を実施する統計処理手段116、及び統計処理結果に基づいて上記特定データ範囲を決定する特定データ範囲決定手段117を備えている。
このデータ管理装置11では、集計が終了した遊技終了データとしての終了Sについて統計処理を実施し、特定データ範囲を決定するという一連の処理をオフラインで実行する。つまり、データ管理装置11では、集計が終了し、確定済みの遊技終了レコードを参照して、上記特定データ範囲を随時更新し、更新した特定データ範囲を上記判定手段に適用する。
遊技終了データ抽出手段115は、遊技者が遊技を終了した時点の遊技データである遊技終了データとして終了Sを抽出する手段である。本例では、データ記憶手段114に記憶した遊技終了レコードあるいは最終大当たりレコードを基にして、上記遊技終了データとしての終了Sを抽出した。
統計処理手段116は、遊技終了データ抽出手段115が抽出した終了Sに関する統計処理を実施する手段である。本例では、図17に示すごとく、終了Sの各値の度数(カウント数)を集計した。同図は、終了Sの度数が高い順のランキングを示すものである。なお、本例の終了Sに代えて、差玉、持玉、収支等を遊技終了データとして統計処理を実施することも良い。
特定データ範囲決定手段117は、統計処理手段116による統計処理結果に基づいて、特定データ範囲を決定する手段である。本例では、最も度数の高い終了Sの値「110」を客交替Sに設定し、(客交替S−50)から(客交替S+50)までの終了Sの範囲を特定データ範囲として決定した。
以上のように、本例の遊技場管理システム1は、遊技者が遊技を終了するタイミングである止め時に当たる終了Sを遊技機2の機種毎に求め、その終了Sに基づいて特定データ範囲を決定するものである。この遊技場管理システム1によれば、遊技機2の機種毎の止め時を的確に把握することができ、この止め時に基づく特定データ範囲を設定することで遊技終了の可能性が高い遊技機2を精度高く把握できる。それ故、その遊技機2の遊技者に対して、遊技を継続させるように仕向けるための対策を効果的に実施できる。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
また、本例では、遊技終了データである終了Sについて度数分布に基づいて特定データ範囲を決定した。これに代えて、Sや大当たり回数等の他の遊技終了データについての度数分布に基づいて特定データ範囲を決定することも良い。なお、遊技終了が発生する毎に遊技終了データを抽出し、リアルタイムで統計処理を実施することも良い。
さらに、閉店前の1時間以内の遊技終了に関する終了Sを統計処理の対象から除外することも良い。上記の時間帯での遊技終了には、そろそろ閉店だからきりが良いところで遊技を終了しようといった別の要因が動機付けとなり得る。それ故、上記のような終了Sを除外すれば、統計処理上でノイズとなるおそれがある終了Sを除外して遊技者の止め時情報を精度高く抽出できるようになる。さらにまた、遊技終了時の持玉が予め設定した所定値に満たない遊技者に関する終了Sを除外して統計処理を実施することも良い。
なお、図18に示すごとく、終了Sの数値範囲を区分するデータ範囲を設定し、データ範囲毎にカウントした度数に基づいて特定データ範囲を決定するのも良い。なお、同図中の大当たり発生Sの累積度数は、各大当たり発生Sが属するデータ範囲に加えて、そのデータ範囲よりも小さい側の各データ範囲の度数を1ずつ加算したものである。例えば、大当たり発生Sが45である場合、1〜10、11〜20、21〜30、31〜40、411〜50の5区分のデータ範囲の度数を1ずつ加算したものである。
そして、同図中の終了率1は、上記大当たり発生Sの累積度数により終了Sの度数を除算した値である。すなわち、終了率1=(終了Sの度数)÷(大当たり発生Sの累積度数)である。終了率2は、大当たり発生Sの累積度数から大当たり数を差し引いた値により終了Sの度数を除算した値である。すなわち、終了率2=(終了Sの度数)÷(大当たり発生Sの累積度数−大当たり数)である。これらの終了率1あるいは終了2に基づいて上記特定データ範囲を設定したり、終了率1及び終了率2に基づいて特定データ範囲を設定することも可能である。
実施例1における、遊技場管理システムの機能的な構成を示すシステムブロック図。 実施例1における、遊技場管理システムの構成を示すシステム図。 実施例1における、個別情報端末を示す正面図。 実施例1における、遊技履歴レコードを示す説明図。 実施例1における、特定データ範囲を示す説明図。 実施例1における、客交替割合に応じた再プレイ手数料率を示す説明図。 実施例1における、データ管理装置による処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、カードID入力処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、遊技信号入力処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、アウト数加算処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、スタート数加算処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、特典予告画面を示す正面図。 実施例1における、大当たり信号入力処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、再プレイ手数料設定処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、機種毎の稼働状況の一例を示す説明図。 実施例2における、遊技場管理システムの機能的な構成を示すシステムブロック図。 実施例2における、機種毎の終了Sの度数分布を示す説明図。 実施例2における、データ範囲毎の終了Sの度数分布を示す説明図。
符号の説明
1 遊技場管理システム
11 データ管理装置
113 遊技状態検知手段
114 データ記憶手段
115 遊技終了データ抽出手段
116 統計処理手段
117 特定データ範囲決定手段
118 遊技終了検知手段
119 特典付与手段
12 データ範囲記憶手段
13 判定手段
14 要注意台数算出手段
15 注意稼働状況検知手段
16 稼働検知手段
2 遊技機
23 個別情報端末
30 通信ネットワーク

Claims (3)

  1. 遊技機の遊技データに関して遊技終了の可能性が高い特定データ範囲を記憶するデータ範囲記憶手段と、
    上記遊技機について遊技者による遊技の継続を表す稼働を検知する稼働検知手段と、
    該稼働検知手段により稼働を検知されている上記遊技機に関する上記遊技データである遊技経過データが上記特定データ範囲に属するか否かを判定する判定手段と、
    上記遊技経過データが上記特定データ範囲に属すると上記判定手段により判定された上記遊技機の台数である要注意台数を算出する要注意台数算出手段と、
    該要注意台数算出手段が算出した上記要注意台数に基づいて、上記遊技機の稼働状況について注意を要する注意稼働状況を上記遊技機のグループ毎に検知する注意稼働状況検知手段と、を備え、
    該注意稼働状況検知手段は、上記グループに属する上記遊技機の台数である設置数、及び上記グループに属する上記遊技機のうちの上記稼働検知手段が稼働を検知した上記遊技機の台数である稼働数のうちの少なくともいずれか一方に基づく指標台数と、上記要注意台数との比較に基づいて上記注意稼働状況を検知するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 請求項において、上記遊技者に対して選択的に特典を付与、あるいは特典を付与する旨を告知する特典付与手段を備えており、該特典付与手段は、上記注意稼働状況を検知した上記グループに属する上記遊技機の遊技者を選択するように構成してあることを特徴とする遊技場管理システム。
  3. 請求項1又は2において、上記遊技機について遊技者による遊技の終了を検知する遊技終了検知手段と、
    該遊技終了検知手段により検知した遊技の終了の時点に基づいて、遊技者が遊技を終了した時点の上記遊技データである遊技終了データを抽出する遊技終了データ抽出手段と、
    上記グループに属する上記遊技機の上記遊技終了データに関する統計処理を実施する統計処理手段と、
    該統計処理手段による統計処理結果に基づいて上記特定データ範囲を決定する特定データ範囲決定手段とを備えたことを特徴とする遊技場管理システム。
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