JP4629484B2 - 遊技場用店内放送システム - Google Patents

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本発明は、多数台の遊技機が設置された遊技場用の店内放送システムに関する。
パチンコ台やスロットマシンのような遊技機が設置された遊技場では、遊技者が休憩(トイレの利用、飲み物の購入など)を目的として遊技機から離れる場合に、当該遊技機が遊技中或いは占拠中である旨を他の遊技者に向けて報知する必要がある。このため従来では、上記のような報知を目的として、遊技機に備えられた遊技媒体用受け皿に自身の持ち物(タバコなどの私物)を置くことが一般的に行われている(遊技中の場合は遊技媒体も受け皿に残された状態となる)。このような行為は、通常では、比較的短時間で現状復帰するため、遊技場側では顧客サービスの一環として許容している。
但し、遊技機が遊技されずに占拠された状態(以下、遊技者不在占拠状態と呼ぶ)が必要以上に長引いた場合、例えば、遊技者が、遊技機の受け皿に自身の持ち物を置いたままの状態で遊技場から退出した場合、或いは占拠状態とした遊技機以外の遊技機での遊技を継続した場合などには、遊技機の稼働率に悪影響が及んで遊技場の売上の低下に繋がってしまう。
このため、従来の遊技場用店内放送システムでは、そのような遊技機の存在を遊技場従業員が確認する毎に行われる放送開始操作に応じて、遊技者に向けて、当該遊技機へ戻るように促す店内放送(以下、客呼出放送と呼ぶ)を実施することが行われている。そして、このような放送後に所定時間が経過しても、呼出対象の遊技機における遊技者不在占拠状態が解消されなかった場合には、受皿内の載置物(遊技媒体がある場合には、当該遊技媒体も含む)を回収して別途に保管し、当該遊技機を誰でも遊技可能な開放状態(所謂空台)へ戻すことが行われている。この場合、遊技者不在占拠状態が所定時間続いた遊技機の存在を確認するために、例えば特許文献1に見られる手段、つまり、休憩開始後の経過時間をカウントダウン表示するデジタル表示部を備えたプレートを遊技機の近傍に設ける手段を利用することができる。
特開2001−79258号公報
上記のような手段を利用した場合でも、客呼出放送を実施するためには遊技者不在占拠状態が所定時間以上続いている遊技機の存在を遊技場従業員が確認する毎に放送開始操作を行う必要があるため、遊技場従業員の負担が増えるという問題点があった。つまり、従来の店内放送システムでは、1度の放送開始操作に応じて客呼出放送を1度しか行わないので、例えば、客呼出放送を1回行っただけで遊技機を空台へ戻した場合には、呼出対象の遊技者が放送を聞き逃す可能性もあり、その遊技機で他の遊技者が遊技を開始した場合に、遊技者間或いは遊技者と遊技場との間で、遊技機での遊技権利を巡るトラブルに発展する恐れがある。このようなトラブルの発生を未然に防ぐためには、遊技場従業員側で、遊技者不在占拠状態にある遊技機の状況を所定時間経過毎に確認する作業を複数回に渡って行い、その確認の都度に放送開始操作を行う、という非常に煩雑な手順を踏まねばならず、その負担増が避けられないことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技機での遊技権利に関連したトラブルの発生を、極めて簡単な操作により極力防止できるようになる遊技場用店内放送システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、多数台の遊技機が設置された遊技場に設けられる店内放送システムにおいて、前記遊技機で遊技場従業員による空台確認操作に応じて成立する予め決められた放送開始条件が成立したことを示す条件成立信号を出力する信号発生手段と、前記条件成立信号が出力されたときに、遊技場内の客を当該条件成立信号の出力要因となった遊技機まで呼び出すための客呼出放送を所定のインターバル時間をおいて規定回数だけ反復する放送制御手段と、前記遊技機で前記放送開始条件が消失したことを検出する検出手段とを備えた上で、前記検出手段は、前記遊技機の稼動状態を検出可能であり、その稼動状態の検出に応じて前記放送開始条件が消失したことを検出し、前記インターバル時間が経過する毎に複数回数である前記規定回数となるまで前記客呼出放送を反復して行い、当該客呼出放送を前記規定回数行った場合には、当該遊技機が空台となった旨の放送である空台放送を行う一方、前記放送制御手段を、前記検出手段が当該遊技機の稼動状態を検出することに応じて前記放送開始条件が消失したことの検出状態となったときに前記客呼出放送の反復動作を一旦強制終了し、更に当該強制終了後、所定時間以内に、前記検出手段が当該遊技機の稼動状態を検出しなかった場合に、前記客呼出放送の反復動作を一旦強制終了した時点から再開する構成としたものである。
請求項2記載の発明は、前記客呼出放送の内容は、後で実施される放送ほど遊技者に対する警告度合いが高くなる内容とし、前記インターバル時間は、前記客呼出回数が増えるのに応じて次第に短くなることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、信号発生手段から、遊技機で予め決められた放送開始条件が成立したことを示す条件成立信号が出力されると、放送制御手段が、遊技場内の客を当該条件成立信号の出力要因となった遊技機まで呼び出すための客呼出放送を所定のインターバル時間をおいて規定回数だけ反復するようになる。この場合、上記放送開始条件として、例えば遊技機が遊技されずに占拠された状態(以下、遊技者不在占拠状態と呼ぶ)を設定しておけば、そのような遊技者不在占拠状態となった遊技機が発生したときに信号発生手段から条件成立信号を1回出力させるだけで、規定回数の客呼出放送が行われることになる。つまり、遊技機での遊技権利を巡るトラブル発生を未然に防ぐためには、客呼出放送を複数回に渡って行う必要があるが、このような複数回の放送を実施しようとする場合に、従来の手段のように、遊技場従業員側で、遊技者不在占拠状態にある遊技機の状況を所定時間経過毎に確認する作業を複数回に渡って行い、その確認の都度に放送開始操作を行う、という非常に煩雑な手順を踏む必要がなくなり、遊技場従業員の負担減を実現できることになる。つまり、遊技機での遊技権利に関連したトラブルの発生を、極めて簡単な操作により極力防止できるようになる。また、遊技機で前記放送開始条件が消失したことが検出手段により検出されたときには、放送制御手段は、前記客呼出放送の反復動作を強制終了するようになる。従って、遊技者が客呼出放送対象の遊技機に戻って遊技を再開した場合、つまり遊技者不在占拠状態が解消されたときには、その旨を遊技場従業員が確認しなくても客呼出放送が終了することになるから、遊技場従業員側で客呼出放送を終了させるための操作を行う必要がなくなり、この面でも当該従業員の負担減を図り得るようになる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明よる店内放送システムを含む遊技場システム全体の概略的構成が示されている。この図1において、遊技場内に多数台ずつ設置されたパチンコ台1(遊技機に相当)及び台間玉貸機2は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。また、パチンコ台1の上方には、呼出ランプユニット3が設けられている。
呼出ランプユニット3と対応して設けられた中継装置4は、マイクロコンピュータを搭載した制御基板を内蔵しており、それら呼出ランプユニット3に対応したパチンコ台1及び台間玉貸機2に係る遊技データ及び売上データを、当該パチンコ台1から出力されるアウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号などに基づいて個別に演算・集計して記憶する機能、並びに呼出ランプユニット3と島毎管理装置5との間でのデータ中継機能を備えており、集計した遊技データを島毎管理装置5に与えるようになっている。
島毎管理装置5は、島全体のパチンコ台1に係る遊技データを収集する機能、並びに中継装置4と管理装置6(放送制御手段に相当)との間でのLAN7を介したデータ中継機能を備えている。尚、図示しないが、LAN7には、周知構成の遊技場用端末装置(遊技者向けの種々のデータを表示するための集中情報公開端末(例えばデータロボ(登録商標))、遊技者の獲得パチンコ玉を計数するためのパチンコ玉計数機、景品交換に使用するためのPOS端末など)が接続される。
管理装置6は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、島毎管理装置5からの転送データに基づいて、遊技場内の全部のパチンコ台1についての遊技データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、スタート数など)、及び個人遊技データ(差玉数(持ち玉数)、スタート数、大当たり回数などを、遊技者の交代毎に作成されるレコードに記録した履歴データ)、並びに遊技場内の全部の台間玉貸機2についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して格納するという周知のデータ集計機能を備えた構成となっている。
また、管理装置6は、店内放送用のメッセージ作成機能及び音声合成機能を備えており、作成したメッセージに対応した音声信号を、店内放送用スピーカ9を駆動するために設けられたオーディオアンプ8へ出力する構成となっている。
前記呼出ランプユニット3は、図2に示すように、3段に配置された表示ランプ3a、3b、3c、例えばバックライト付きの液晶パネルより成るデータ表示部3d、このデータ表示部3dによる表示内容を切換えるためのデータ切換ボタン3e、呼出ボタン3f、リモコン受光部3gなどを備えた周知構成のもので、内部にはCPUなどを含んで構成された制御回路(図示せず:検出手段に相当)が設けられている。
図3には、遊技場従業員が携帯するリモコン10(信号発生手段に相当)の正面外観が示されている。このリモコン10は、赤外光を送信媒体としたものであり、呼出ランプユニット3に設けられたリモコン受光部3gに向けて、後述する客呼出信号を含む種々の信号を送信できる構成となっている。つまり、リモコン10には、赤外線発光ダイオードを内蔵した送信ヘッド10a、液晶表示部10b、テンキースイッチを含む操作スイッチ群10cが設けられており、その操作に応じて種々の信号を選択的に送信できる構成となっている。
図4には、呼出ランプユニット3に内蔵された図示しない制御回路による制御内容のうち、客呼出制御ルーチンの内容が示されており、以下これについて、呼出ランプユニット3のデータ表示部3dでの表示例を示す図5も参照しながら説明する。
図4において、客呼出制御ルーチンにおいては、まず、リモコン受光部3gを通じて客呼出信号を受信したか否かを判断する(ステップA1)。尚、この客呼出信号は、本発明でいう条件成立信号に相当するものであり、遊技場従業員が携帯する前記リモコン10から送信されることは前に説明した。具体的には、リモコン10は、以下(1)、(2)のような操作が順次行われたときに送信ヘッド10aから客呼出信号を送信(出力)する構成となっている。
即ち、図3を参照して説明すると、
(1)操作スイッチ群10cの「呼出」キーを操作する、
(2)操作スイッチ群10cの「送信」キーを操作する、
尚、隣の呼出ランプユニット3が客呼出信号を誤受信する事態を防止するためには、上記(1)、(2)の操作の前に、当該客呼出信号の送信対象となった呼出ランプユニット3に対応したパチンコ台1の台番号をテンキースイッチにより入力する操作を行う構成とすれば良い。
この場合、遊技場従業員は、遊技者不在占拠状態とされたパチンコ台1、つまり、遊技者不在であって、尚且つ遊技中或いは占拠中である旨を示す報知が行われたパチンコ台1(玉受皿(図1に符号1aを付して示す)にタバコなどの私物が置かれた状態の台)を発見した場合、その後に遊技者の休憩(トイレの利用、飲み物の購入など)に必要な時間(例えば3〜5分程度)が経過しても遊技者不在状態が解消しなかったときに、放送開始条件が成立したものとみなして、リモコン10から呼出ランプユニット3のリモコン受光部3gに向けて前記客呼出信号を送信する操作を行うものである。 客呼出信号を受信した場合には、管理装置6へ呼出放送開始信号(この信号には、対応するパチンコ台1を特定可能な情報、例えば台番号情報が含まれる)を送信するステップA2、データ表示部3dでの客呼出表示を開始するステップA3、客呼出フラグをオン(=1)に変更するステップA4を順次実行した後に、客呼出フラグがオンか否かを判断する(ステップA5)。尚、上記客呼出表示は、データ表示部3dに対して、例えば図5(a)に示すような「客呼出中!!」というメッセージを表示することにより行われる。また、客呼出信号の非受信状態(ステップA1で「NO」)には、ステップA2〜A4をジャンプして判断ステップA5へ移行する。
上記判断ステップA5において客呼出フラグがオフ(=0)であると判断した場合にはそのままリターンするが、オンであると判断した場合には、対応するパチンコ台1において所定数(例えば100個)以上のアウト玉が発生したか否かを当該パチンコ台1からのアウト信号に基づいて判断する(ステップA6)。
このステップA6で「YES」と判断した場合には、前述した放送開始条件が消失したものと見なして管理装置6へ呼出放送終了信号(この信号には、対応するパチンコ台1を特定可能な情報、例えば台番号情報が含まれる)を送信するステップA7、データ表示部3dでの前記客呼出表示を終了するステップA8、客呼出フラグをオフ(=0)に変更するステップA9を順次実行した後にリターンする。
これに対して、ステップA6で「NO」と判断した場合には、管理装置6から後述のようなタイミングで送信される客呼出終了信号を受信したか否かを判断する(ステップA10)。当該客呼出終了信号の非受信状態ではそのままリターンするが、受信した場合には、データ表示部3dでの空台表示を開始し(ステップA11)、この後に前記ステップA9を実行してリターンする。尚、上記空台表示は、データ表示部3dに対して、例えば図5(b)に示すような「空台です!!」というメッセージを表示することにより行われる。
一方、図6には、管理装置6による制御内容のうち、呼出ランプユニット3から上述のように送信される呼出放送開始信号及び呼出放送終了信号に関連した店内放送制御ルーチンの内容が示されている。但し、この図6では、1台の呼出ランプユニット3に対応した制御内容のみが示されているが、実際には、多数台の呼出ランプユニット3について同様の制御が行われるものである。
図6において、管理装置6は、呼出ランプユニット3から前述のようなタイミング(ステップA2の実行)で送信される呼出放送開始信号を受信したか否かを判断する(ステップB1)。当該呼出放送開始信号を受信した場合には、呼出放送フラグをオン(=1)に変更するステップB2、放送反復回数Nを初期値「0」にリセットするステップB3、後述する客呼出放送のためのインターバル時間である例えば3分間でタイムアップする放送タイマを初期状態からスタートさせるステップB4を順次実行した後に、呼出放送フラグがオンか否かを判断する(ステップB5)。また、呼出放送開始信号の非受信状態(ステップB1で「NO」)には、ステップB2〜B4をジャンプしてステップB5へ移行する。
上記判断ステップB5において呼出放送フラグがオフ(=0)であると判断した場合にはそのままリターンするが、オンであると判断した場合には、前記放送タイマがタイムアップしたか否かを判断する(ステップB6)。
放送タイマがタイムアップしていない状態では、呼出ランプユニット3から前述のようなタイミング(ステップA7の実行)で送信される呼出放送終了信号を受信したか否かを判断する(ステップB7)。当該呼出放送終了信号の非受信状態ではそのままリターンするが、受信した場合には、呼出放送フラグをオフ(=0)に変更するステップB14を実行した後にリターンする。
これに対して、放送タイマがタイムアップした場合(ステップB6で「YES」)には、放送反復回数Nを「1」だけインクリメントし(ステップB8)、この後に、オーディオアンプ8及び店内放送用スピーカ9を通じて客呼出放送を実行する店内放送処理ルーチンB9を実行する。
この処理ルーチンB9では、その実行時点での放送反復回数Nに応じて以下に例示するようなメッセージを含む客呼出放送を行う(尚、Nの最大値は、後述の説明により明らかとなるように「4」である)。また、各メッセージ中の「○○」は、受信した呼出放送開始信号中の台番号情報により示される台番号(つまり、呼び出し放送開始信号の送信源となった呼出ランプユニット3に対応したパチンコ台1の台番号)を示すものである。
N=1の場合:「○○番台でご遊技中のお客様、いらっしゃいましたら確認のため遊技台までお戻りください。」
N=2の場合:「○○番台でご遊技中のお客様、いらっしゃいましたら確認のため遊技台までお戻りください。尚、お戻りにならない場合には遊技台を空台として開放する場合がございます。」
N=3の場合:「○○番台でご遊技中のお客様、いらっしゃいましたら確認のため遊技台までお戻り下さい。尚、お戻りにならない場合には遊技台を空台として開放いたします。」
N=4の場合:「○○番台でご遊技中のお客様、いらっしゃいましたら確認のため遊技台までお戻りください。尚、お戻りにならない場合には遊技台を空台として開放いたしますことをご了承下さい。」
上記のような店内放送処理ルーチンB9の実行後には、放送反復回数Nが規定回数である「4」であるか否かを判断する(ステップB10)。N<4の場合には、放送タイマをリスタートするステップB11を実行した後にリターンするが、N=4となった場合には、該当する呼出ランプユニット3へ向けて客呼出終了信号を送信するステップB12、オーディオアンプ8及び店内放送用スピーカ9を通じて空台放送を実行するステップB13、前記ステップB14を順次実行した後にリターンする。
この場合、上記空台放送は、例えば「長らくお待たせしました。ただいまから○○番台を空台として開放いたします。ご遊技を希望されるお客様は○○番台へお急ぎ下さい。」というメッセージを含むものである。
尚、パチンコ台1の玉受皿1a内の載置物は、空台放送が行われた後の適宜なタイミングで遊技場従業員によって回収されることになる。
以上要するに、本実施例の構成によれば、遊技場従業員が、遊技者不在占拠状態とされたパチンコ台1を発見した場合には、放送開始条件が成立したと見なし、リモコン10から当該パチンコ台1に対応した呼出ランプユニット3のリモコン受光部3gに向けて客呼出信号を送信する操作を行うものである。すると、呼出ランプユニット3内の図示しない制御回路から管理装置6へ呼出放送開始信号が送信されるようになり、この信号を受信した管理装置6では、遊技場内の客を上記客呼出信号の送信源となったパチンコ台1まで呼び出すための客呼出放送を所定のインターバル時間(3分)をおいて規定回数(4回)だけ反復するようになる。
この結果、遊技者不在占拠状態が所定時間以上継続された放送開始条件が成立したパチンコ台1が発生したときに、リモコン10から客呼出信号を1回出力させる操作を行うだけで、規定回数の客呼出放送が自動的に行われることになる。つまり、パチンコ台1での遊技権利を巡るトラブル発生を未然に防ぐためには、客呼出放送を複数回に渡って行う必要があるが、このような複数回の放送を実施しようとする場合に、従来の手段のように、遊技場従業員側で、遊技者不在占拠状態にあるパチンコ台1の状況を所定時間経過毎に確認する作業を複数回に渡って行い、その確認の都度に放送開始操作を行う、という非常に煩雑な手順を踏む必要がなくなり、遊技場従業員の負担減を実現できることになる。つまり、パチンコ台1での遊技権利に関連したトラブルの発生を、極めて簡単な操作により極力防止できるようになる。
また、呼出ランプユニット3内の制御回路は、パチンコ台1で前記放送開始条件が消失したことを、パチンコ台1におけるアウト玉数が所定数(例えば100個)以上となった状態(パチンコ台1での遊技が所定時間以上行われた状態)に基づいて検出すると共に、その検出に応じて、管理装置6へ呼出放送終了信号を送信する構成となっている。また、この呼出放送終了信号を受信した管理装置6では、前記客呼出放送の反復動作を強制終了する構成となっている。従って、遊技者が客呼出放送対象のパチンコ台1に戻って遊技を再開した場合、つまり遊技者不在占拠状態が解消されたときには、その旨を遊技場従業員が確認しなくても客呼出放送が終了することになるから、遊技場従業員側で客呼出放送を終了させるための操作を行う必要がなくなり、この面でも当該従業員の負担減を図り得るようになる。尚、このように客呼出放送対象のパチンコ台1において遊技が再開されたときに客呼出放送が自動的に終了される構成となっているから、遊技場従業員側では、遊技者不在占拠状態とされたパチンコ台1を発見したときに直ちに放送開始条件が成立したと見なす処理(客呼出放送を開始させる処理)を躊躇なく行うことができる。
尚、本実施例では、客呼出放送を4回繰り返す構成となっているが、その放送の内容は、後で実施される放送ほど遊技者に対する警告度合いが高くなる形態となっているから、客呼出放送の効果を高める上で有用になる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
呼出ランプユニット3内の制御回路は、対応するパチンコ台1に係る稼動データを集計して記憶するデータ集計手段として機能する構成となっているが、管理装置6による規定回数(4回)の客呼出放送が、放送開始条件の消失を見ることなく完了した場合に、記憶した稼動データを初期化する構成としても良い(但し、当該稼動データは初期化する前に管理装置6へ転送しておくことが望ましい)。
この構成によれば、遊技者が規定回数の客呼出放送に応じなかったと判断することで、パチンコ台1の遊技者が交代したものと見なして当該パチンコ台1の稼動データを初期化することになるから、遊技者毎の個人遊技データの管理を行う上で有益になる。また、管理装置6においても、管理装置6による規定回数(4回)の客呼出放送が、放送開始条件の消失を見ることなく完了した場合に、これを客交代(遊技終了)があったものと見なして、自身が集計管理している個人遊技データに初期化する構成(新たなレコードを作成するなどの構成)としても良い。勿論、このような初期化は、規定回数の客呼出放送が終了する前に放送開始条件が成立したときには実行しないものである。
尚、遊技場従業員側で、規定回数の客呼出放送が行われたことを確認したときに、例えばリモコン10により空台確認操作を行うことを前提とし、このような操作が行われた場合に、空台放送及び空台表示(図5(b)参照)を行い、これと同時に、上記制御回路が記憶した稼動データを初期化する構成としても良い。
パチンコ台1の稼動状態の検出(放送開始条件が消失したことの検出)を、呼出ランプユニット3内の制御回路により行う構成としたが、中継装置4、島毎管理装置5、管理装置6の何れかで行う構成としても良い。また、パチンコ台1の稼動状態の検出を、パチンコ台1でのアウト玉数を利用して行う構成としたが、セーフ玉数やスタート数などを利用しても良い。さらに、パチンコ台1での遊技者の有無を人センサ(例えば赤外線センサ)或いは他の手段により検出し、その検出状態が所定時間以上継続したときに、これをパチンコ台1の稼動状態と判断する構成としても良い。また、パチンコ台1でアウト玉が発生した状態と、パチンコ台1での遊技者を検知するように設けられた人センサ(例えば赤外線センサ)或いは他の手段による人検知状態とが同時に発生したときに、放送開始条件の消失したものと判断する構成としても良い。
パチンコ台1の稼動状態の検出(放送開始条件が消失したことの検出)を、リモコン10から客呼出終了信号を送信すること、或いは、パチンコ台1に戻った遊技者が呼出ランプユニット3の呼出ボタン3fを操作することで置き換えても良い。客呼出信号(条件成立信号)を出力するためにリモコン10を利用したが、他の手段(例えば呼出ランプユニット3に設けられた専用の操作ボタン)を利用しても良い。
現在時点までに行われた客呼出放送回数を示す情報、或いは、対応するパチンコ台1が空台として開放されるまでの残りの客呼出放送回数示す情報を、適宜な表示手段、例えば呼出ランプユニット3のデータ表示部3dにおいて表示する構成としても良い。また、同様の情報を客呼出放送中にメッセージ形式で含ませる構成としても良い。
客呼出放送の反復回数(規定回数)や各客呼出放送間のインターバル時間を、適宜に変更できる構成としても良い。また、上記インターバル時間は、客呼出回数が増えるのに応じて変化する構成(例えば、次第に短くなる構成)としても良い。
図4のフローチャートでは、放送開始条件が成立した後に3分間経過したときに最初の客呼出放送を行う構成となっているが、この最初の客呼出放送は、放送開始条件の成立後において直ちに行う構成としても良い。
パチンコ台1の玉受皿1aに残った遊技者の私物やパチンコ玉を遊技場従業員が回収するために、空台表示を複数段階(例えば2段階)に分けて行う構成としても良い。具体的には、例えば、1回目の空台表示時(図4のステップA11、図6のステップB13の実行タイミング)に「従業員の方、○○番台の空台処理をお願いします。」という放送を行うと共に、呼出ランプユニット3のデータ表示部3dにおいて「空台処理中、しばらくお待ちください。」というような空台表示を行い、その放送を聞きつけた遊技場従業員が空台処理(玉受皿1a内の載置物を回収して保管する処理)を行った後に、例えばリモコン10を通じて所定の空台操作を行ったときに、前記実施例で説明したような空台放送や空台表示を行う構成とすれば良い。
上記実施例では、パチンコ台1において所定数(例えば100個)以上のアウト玉が発生したことをもって放送開始条件が消失したものと判断する構成としたが、このような判断を複数段階(例えば2段階)に分けて行う構成としても良い。具体的には、例えば、パチンコ台1において所定数(例えば100個)以上のアウト玉が発生したときに、放送開始条件が消失したものと仮判断して客呼出放送を一旦終了し、その後の所定時間(例えば10分)以内に所定数(例えば500個)以上のアウト玉が発生しなかった場合には、客呼出操作(リモコン10による客呼出信号の送信操作)を待たずに客呼出放送を行う構成としても良い。この場合の、客呼出放送は、客呼出放送を一旦終了した時点から再開する形態、或いは客呼出放送を初期状態から実施する形態とすることができる。また、遊技場従業員向けの放送を別途に実施する構成としても良い。
このような構成によれば、遊技者による2台以上のパチンコ台1での掛け持ち遊技の有無の確認、放送開始条件を故意に消失させる行為(つまり、パチンコ台1で100個若しくはこれを若干だけ超えた数のアウト玉を発生させる行為)の検出に効果を発揮することになる。また、玉受皿1aに残った100個以上のパチンコ玉のみで遊技が行われ(つまり、放送開始条件が消失した状態とされ)、その後に空台となったパチンコ台1の早期発見にも効果を発揮することになる。
本発明の一実施例を示す遊技場システム全体の概略的構成図 呼出ランプユニットの正面図 リモコンの正面図 呼出ランプユニット内の制御回路による制御内容を示すフローチャート 呼出ランプユニットでの表示例を示す図 管理装置による制御内容を示すフローチャート
符号の説明
1はパチンコ台(遊技機)、2は台間玉貸機、3は呼出ランプユニット、6は管理装置(放送制御手段)、8はオーディオアンプ、9はスピーカ、10はリモコン(信号発生手段)を示す。

Claims (2)

  1. 多数台の遊技機が設置された遊技場に設けられる店内放送システムにおいて、
    前記遊技機で遊技場従業員による空台確認操作に応じて成立する予め決められた放送開始条件が成立したことを示す条件成立信号を出力する信号発生手段と、
    前記条件成立信号が出力されたときに、遊技場内の客を当該条件成立信号の出力要因となった遊技機まで呼び出すための客呼出放送を所定のインターバル時間をおいて規定回数だけ反復する放送制御手段と、
    前記遊技機で前記放送開始条件が消失したことを検出する検出手段と、
    を備え、
    前記検出手段は、前記遊技機の稼動状態を検出可能であり、その稼動状態の検出に応じて前記放送開始条件が消失したことを検出し、
    前記放送制御手段は、前記インターバル時間が経過する毎に複数回数である前記規定回数となるまで前記客呼出放送を反復して行い、当該客呼出放送を前記規定回数行った場合には、当該遊技機が空台となった旨の放送である空台放送を行う一方、前記検出手段が当該遊技機の稼動状態を検出することに応じて前記放送開始条件が消失したことの検出状態となったときに前記客呼出放送の反復動作を一旦強制終了し、更に当該強制終了後、所定時間以内に、前記検出手段が当該遊技機の稼動状態を検出しなかった場合に、前記客呼出放送の反復動作を一旦強制終了した時点から再開することを特徴とする遊技場用店内放送システム。
  2. 前記客呼出放送の内容は、後で実施される放送ほど遊技者に対する警告度合いが高くなる内容とし、前記インターバル時間は、前記客呼出回数が増えるのに応じて次第に短くなることを特徴とする請求項1記載の遊技場用店内放送システム。
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