JP5152828B2 - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場に設置された複数の遊技機の稼動状況を管理する遊技場用管理システムに関する。
例えばパチンコホールのような遊技場においては、遊技機の稼動率を高めることが売上・利益の向上に直結するので、遊技機の稼動率を高めるように日々努力がなされている。特に、実際には遊技していないのにも拘わらず少量の遊技媒体や持ち物(例えばタバコ)を残置して遊技機を長時間にわたって占有する行為(いわゆる不正占有)は稼動率を低下させる要因となるので、従業員は不正占有が行われていないかを常に監視しており、不正占有が行われていると判断したときには当該遊技機での遊技客を店内放送により呼出し、呼出した後に所定時間が経過しても遊技客が現れなかった場合には、その遊技機をいわゆる空き台と見なして占有物品(少量の遊技媒体や持ち物)を回収する作業、つまり、空き台整理を行い、不正占有されていた遊技機を他の遊技客に開放するという運営を行っている。
ところが、少量の遊技媒体や持ち物が残置されているからといって即座に不正占有が行われているとは断定することができず、たまたま所用で離席しているという場合も少なくないというのが実情であり、そのような場合にまで遊技客を一々呼出すのは面倒であり、遊技客に対する印象も悪化してしまうので、不正占有が行われていると判断して遊技客を呼出すタイミングを計るのが難しいというのが現実である。このような問題に対して、不正占有が行われているか否かを自動的に判定するシステムが供されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3006737号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載されているシステムでは、上皿の遊技媒体を検出するための特別な検出手段、あるいは遊技客の着座状態を検出するための特別な検出手段を設ける必要があるので、現実的であるとは言えず、結局は従業員による人為的な判断に頼らざるを得ないというのが実情である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不正占有が発生した後に従業員が適切なタイミングで遊技客の呼出及び遊技機の空き台整理を行えているか否かを把握することを可能とする遊技場用管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、遊技場に設置された複数の遊技機の稼動状況を管理する遊技場用管理システムにおいて、特定の遊技機に対して従業員が当該遊技機で遊技している遊技客を呼出す際に呼出指令を入力するための呼出指令入力手段と、特定の遊技機に対して従業員が当該遊技機を空き台整理する際に空き台整理指令を入力するための空き台整理指令入力手段と、少なくとも前記呼出指令入力手段が前記呼出指令を入力した時刻を表す呼出指令入力時刻及び前記空き台整理指令入力手段が前記空き台整理指令を入力した時刻を表す空き台整理指令入力時刻を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記履歴情報記憶手段が記憶している履歴情報を出力する履歴情報出力手段と、機種毎の従業員が前記呼出指令を前記呼出指令入力手段により入力した回数に対する前記空き台整理指令を前記空き台整理指令入力手段により入力した回数の割合を空き台整理率として計算する空き台整理率計算手段と、前記空き台整理率計算手段が計算した空き台整理率を出力する空き台整理率出力手段とを備えたところに特徴を有する。
請求項2に記載した発明は、特定の遊技機に対して従業員が当該遊技機を非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断する際に非稼動占有指令を入力するための非稼動占有指令入力手段を備え、前記履歴情報記憶手段は、前記呼出指令入力時刻及び前記空き台整理指令入力時刻に加えて前記非稼動占有指令入力手段が前記非稼動占有指令を入力した時刻を表す非稼動占有指令入力時刻をも含む履歴情報を記憶するところに特徴を有する。
請求項1に記載した発明によれば、不正占有が発生した遊技機に対して従業員が当該遊技機で遊技している遊技客を呼出す際に呼出指令を呼出指令入力手段により入力すると、その時刻を表す呼出指令入力時刻を履歴情報として記憶し、その後、呼出したにも拘わらず遊技客が戻らず従業員が当該遊技機を空き台整理する際に空き台整理指令を空き台整理指令入力手段により入力すると、その時刻を表す空き台整理指令入力時刻を履歴情報として記憶し、それら呼出指令入力時刻及び空き台整理指令入力時刻を含む履歴情報を出力するように構成したので、従業員が遊技客を呼出した時刻及び遊技機を空き台整理した時刻を履歴として確認することができ、従業員が適切なタイミングで遊技客の呼出及び遊技機の空き台整理を行えているか否かを把握することができる。
また、機種毎の従業員が呼出指令を入力した回数に対する空き台整理指令を入力した回数の割合を空き台整理率として計算して出力するように構成したので、機種毎の従業員が空き台整理した頻度をも把握することができる。そして、空き台整理率が低いとき、つまり、呼出回数に対する空き台整理回数の割合が低いときであれば、呼出した遊技客が直ぐに戻ってきた場合が多く、そのような場合には遊技客を呼出すタイミングを少し遅らせる必要があると判断することができ、一方、空き台整理率が高いとき、つまり、呼出回数に対する空き台整理回数の割合が高いときであれば、不正占有が行われている場合が多く、そのような場合には遊技客を呼出すタイミングを少し早める必要があると判断することができる。このように空き台整理率に基づいて遊技客を呼出すタイミングが適切であるか否かを判断することができる。
請求項2に記載した発明によれば、従業員が非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断する際に非稼動占有指令を非稼動占有指令入力手段により入力すると、その時刻を表す非稼動占有指令入力時刻を履歴情報として記憶し、上記した呼出指令入力時刻及び空き台整理指令入力時刻に加えて、非稼動占有指令入力時刻をも含む履歴情報をも出力するように構成したので、従業員が非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断した時刻をも履歴として確認することができ、それら時刻の差分を計算することにより、従業員が非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断した時刻から従業員が遊技客を呼出した時刻までの経過時間や遊技機を空き台整理した時刻までの経過時間をも把握することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、遊技場内のシステム構成を概略的に示している。遊技場内には複数台のスロットマシン1(本発明でいう遊技機)が設置されていると共に、各スロットマシン1に隣接して複数台のメダル貸出機2が設置されている。
スロットマシン1は、遊技客が遊技することに応じて少なくとも以下に示す(1)〜(6)の各種出力信号をデータ中継機能を有する呼出ランプユニット3及びLAN4を通じて管理装置5(本発明でいう履歴情報記憶手段、履歴情報出力手段、空き台整理率計算手段、空き台整理率出力手段)に送信する。
(1)アウト信号(1メダル投入毎または1クレジットメダル消化毎に1パルス出力)
(2)セーフ信号(1メダル払出毎に1パルス出力)
(3)ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)
(4)BIG信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力)
(5)REG信号(レギュラーボーナス期間中にレベル信号出力)
(6)RT信号(リプレイタイムゲーム期間中にレベル信号出力)
メダル貸出機2は、遊技客が貨幣を投入することに応じて投入金額に応じた数のメダル(遊技媒体)をスロットマシン1の下皿1aにノズル2aを介して供給すると共に、投入金額を表す売上信号をLAN4を通じて管理装置5に送信する。
管理装置5は、スロットマシン1から呼出ランプユニット3及びLAN4を通じて受信した各種出力信号及びメダル貸出機2からLAN4を通じて受信した売上信号に基づいて、遊技場内の全部のスロットマシン1についての遊技履歴データ(アウト数、セーフ数、差メダル数、ゲーム数、ビッグボーナス発生回数、レギュラーボーナス発生回数など)や、遊技場内の全部のメダル貸出機2についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して記憶するという周知のデータ集計処理を行う。
また、管理装置5は、LAN4に接続されている遊技場用放送装置6に対して各種放送指令信号を送信し、放送装置6は、管理装置5から受信した放送指令信号に応じて各種自動音声メッセージを出力する。尚、図示しないが、LAN4には遊技客が獲得した遊技媒体を計数する計数機及び景品交換に使用するPOS端末なども接続されている。
呼出ランプユニット3は、図2に示すように、3段に配置されているビッグボーナス表示ランプ3a、レギュラーボーナス表示ランプ3b、呼出ランプ3c、例えばバックライト付きのカラー液晶パネルからなるデータ表示部3d、データ表示部3dによる表示内容を切換えるためのデータ切換ボタン3e、呼出ボタン3f、リモコン受光部3gなどを備えており、ボーナス発生状態の表示機能、呼出ボタン3fの操作に伴う呼出状態の表示機能、自身に対応したスロットマシン1での稼動データに基づいて作成した遊技客向けデータの表示機能、スロットマシン1との間でのデータ入出力インタフェース機能などの各種機能を備えている。
従業員が携帯する操作リモコン7(本発明でいう呼出指令入力手段、空き台整理指令入力手段、非稼動占有指令入力手段)は、図3に示すように、赤外線発光ダイオードを内蔵した送信ヘッド7a、「食事」ボタン7b、「占有」ボタン7c、「整理」ボタン7d、「客呼出」ボタン7e、「客交代」ボタン7f、「打止」ボタン7g、「呼出OFF」ボタン7h、「表示OFF」ボタン7iが配列されて構成されており、従業員が呼出ランプユニット3のリモコン受光部3gに向けてボタンを操作すると、そのボタンに対応したリモコン信号(食事中表示指令信号、占有表示指令信号、空き台整理指令信号、客呼出信号、客交代信号、打止信号、呼出オフ信号、表示オフ信号)を赤外光を搬送波として選択的に送信する。尚、操作リモコン7には固有のリモコンIDが付与されており、上記したリモコン信号はリモコンIDを含む信号である。
図4は、上記した呼出ランプユニット3の電気的な構成を機能ブロックの組み合わせにより概略的に示している。制御部8は、CPU9、制御プログラムを記憶しているROM10及びワーキングエリア用のRAM11などと共にマイクロコンピュータを構成しており、データ表示部3dでの表示動作を制御すると共に、ランプ群(ビッグボーナス表示ランプ3a、レギュラーボーナス表示ランプ3b、呼出ランプ3c)の点滅動作を制御する。また、制御部8は、操作スイッチ群(データ切換ボタン3e、呼出ボタン3f)から操作信号を入力し、操作リモコン7からリモコン受光部3gに受信された各種リモコン信号を当該リモコン受光部3gから入力し、スロットマシン1から送受信部12に入力された各種出力信号を当該送受信部12から入力する。そして、制御部8は、それら操作信号、各種リモコン信号(食事中表示指令信号、占有表示指令信号、空き台整理指令信号、客呼出信号、客交代信号、打止信号、呼出オフ信号、表示オフ信号)及び各種出力信号(アウト信号、セーフ信号、ゲーム信号、BIG信号、REG信号、RT信号)を送受信部12から管理装置5に送信する。
図5は、データ表示部3dが表示する遊技客向けデータ画面の一例を示しており、図6は、当該遊技客向けデータ中に挿入するメッセージ表示の一例を示している。データ表示部3dが表示する遊技客向けデータ表示画面には、以下に示す(1)〜(9)の表示エリアが設定されている。
(1)ゲーム数表示エリアa:前回のボーナス(ビッグボーナス、レギュラーボーナス)の終了時点から現在時点までのゲーム数(ボーナス間ゲーム数)がデジタル表示される。但し、ボーナスが未発生の時点では、当日の営業開始時点から現在時点までのゲーム数がボーナス間ゲーム数としてデジタル表示される。また、ボーナス発生中はカウントされず、そのボーナス終了時にリセットされる。
(2)累計ゲーム数表示エリアb:当日の累計ゲーム数(当日のボーナス間ゲーム数の累計)がデジタル表示される。
(3)第1のボーナス発生回数表示エリアc:当日におけるビッグボーナス発生回数の累計値及びレギュラーボーナス発生回数の累計値がデジタル表示される。
(4)第2のボーナス発生回数表示エリアd:前日(非営業日は除く)におけるビッグボーナス発生回数及びレギュラーボーナス発生回数の累計値がデジタル表示される。
(5)第3のボーナス発生回数表示エリアe:前々日(非営業日は除く)におけるビッグボーナス発生回数及びレギュラーボーナス発生回数の累計値がデジタル表示される。
(6)最高記録表示エリアf:過去の営業日において記録されたビッグボーナス発生回数の最高値がデジタル表示される。
(7)継続中ゲーム数表示エリアg:「只今」の文字が表示されると共に、その文字と対応付けた状態で前回のボーナス終了時点(ボーナス未発生の状態では当日の営業開始時点)から現在時点までの期間におけるゲーム数(ボーナス間ゲーム数)が1目盛により1〜100回を表すデータセットからなる棒グラフにより表示される。
(8)ボーナス間ゲーム数履歴表示エリアh:前回のボーナス終了時点から次回のボーナス発生時点までのボーナス間ゲーム数(初回のボーナス発生については、当日の営業開始時点から当該ボーナス発生時点までのゲーム数)についての履歴データが過去10回分について1目盛により1〜100回を表すデータセットからなる棒グラフにより表示される。また、棒グラフにより示される回数のゲームが実行されるのに応じて発生したボーナスの種類がビッグボーナスであったときには、当該棒グラフと対応付けた状態で「★」印が表示される。
(9)メッセージ表示エリアi:操作リモコン7または管理装置5からの表示指令に応じて、各種のメッセージが例えば右方向から左方向にスクロール表示される。
遊技客向けデータ中に挿入するメッセージには、以下に示す(a)〜(e)がある。
(a)食事休憩中メッセージ:遊技客が食事休憩により遊技を中断している状態を報知するためのメッセージであり、「食事休憩」の文字と、許容された休憩時間(最大で例えば30分)の「残り時間」とが表示される。
(b)食事休憩タイムオーバーメッセージ:「食事休憩 タイムオーバー」の文字と、「タイムオーバー時間」(許容された休憩時間を過ぎた後の経過時間)とが表示される。
(c)非稼動占有中メッセージ:「非稼動占有」の文字と、非稼動占有状態(下皿1a内に少量のメダルやタバコなどが残置されてスロットマシン1が占有された状態)を従業員が発見した後の「経過時間」とが表示される。
(d)遊技客呼出中メッセージ:「遊技客呼出」の文字と、放送装置6を通じた店内放送により遊技客を呼出した後の「経過時間とが表示される。
(e)空き台整理済みメッセージ:「空き台整理時刻」の文字と、空き台整理作業(非稼動占有状態にあるスロットマシン1での遊技客を放送装置6を通じた店内放送により呼出した後に所定の呼出待機時間(例えば5〜10分程度)が経過しても遊技客が現れなかった場合には、そのスロットマシン1をいわゆる空き台と見なして占有物品(メダルやタバコなど)を回収する作業)した「時刻」と、「所持品はカウンタで保管中です」の文字とが表示される。
次に、上記した構成の作用について、図7及び図8を参照して説明する。
管理装置5は、メダル貸出機2及び呼出ランプユニット3から各種信号を受信したか否かを監視しており、スロットマシン1、メダル貸出機2及び呼出ランプユニットから各種信号を受信すると、台番毎のボーナスの発生状況及び非稼動・占有・呼出・整理の発生状況を時系列で表す履歴データを作成する(図7参照)。
具体的には、管理装置5は、呼出ランプユニット3からBIG信号あるいはREG信号を受信すると、呼出ランプユニット3から受信したゲーム信号に基づいてゲーム数(前回のボーナス終了時から今回のボーナス開始(入賞)時までに消化したボーナス間ゲーム数)を計算し、呼出ランプユニット3から受信したセーフ信号及びアウト信号に基づいてボーナス中の差メダル数(ボーナス発生期間中の払出メダル数から投入メダル数を差引いた数)を計算する。そして、管理装置5は、発生時刻の欄にBIG信号あるいはREG信号を受信した「時刻」を記録し、種別の欄に「ボーナスの種別(信号の種別)」を記録し、ゲーム数の欄に当該計算した「ボーナス間ゲーム数」を記録し、差メダル数の欄に当該計算した「ボーナス中の差メダル数」を記録し、ボーナスが発生したことを表す1レコードを作成して記録する。
ここで、管理装置5は、これらボーナスの発生状況に加えて、非稼動・占有・呼出・整理の発生状況を表す履歴を以下のようにして記録する。管理装置5は、例えば呼出ランプユニット3からの信号が所定時間連続して受信しなかったことにより、あるいは呼出ランプユニット3からスロットマシン1が非稼動状態であることを表す信号を受信したことにより、スロットマシン1が非稼動状態であることを検出すると、発生時刻の欄に非稼動を検出した「時刻」を記録し、種別の欄に「非稼動」を記録し、非稼動状態が発生したことを表す1レコードを作成して記録する。
さて、遊技場内を巡回中の従業員は、少量のメダルやタバコなどで占有された状態にあるスロットマシン1を発見すると、自身が携帯する操作リモコン7を当該スロットマシン1に対応した呼出ランプユニット3のリモコン受光部3gに向けて「占有」ボタン7cを操作し(本発明でいう非稼動占有指令を入力し)、占有表示指令信号を操作リモコン7から送信させる。呼出ランプユニット3の制御部8は、操作リモコン7から送信された占有表示指令信号をリモコン受光部3gにより受信すると、データ表示部3dのメッセージ表示エリアiに非稼動占有中メッセージ(図6(c)参照)を表示し、占有監視タイマをスタートさせると共に、自身に対応したスロットマシン1の台番号情報を含む占有表示指令信号を管理装置5に送信する。
管理装置5は、呼出ランプユニット3から占有表示指令信号を受信すると、これよりも先に非稼動を検出した時刻から占有表示指令信号を受信した時刻までの経過時間を計算する。そして、管理装置5は、発生時刻の欄に占有表示指令信号を受信した「時刻(本発明でいう非稼動占有指令入力時刻)」を記録し、種別の欄に「占有」を記録し、ゲーム数の欄に当該計算した「経過時間」を記録し、差メダル数の欄に占有表示指令信号の「リモコンID」を記録し、非稼動占有状態が発生したことを表す1レコードを作成して記録する。
尚、制御部8は、占有監視タイマに設定された限度時間(10〜15分程度)が経過するまで、あるいは、その限度時間が経過する前にスロットマシン1での遊技が開始されたとき、つまり、当該スロットマシン1を占有状態にした遊技客が戻ったときまで、非稼動占有中メッセージの表示を継続する。
この後、遊技場内を巡回中の従業員は、当該スロットマシン1の非稼動占有状態が継続しており、不正占有が行われていると判断すると、自身が携帯する操作リモコン7を当該スロットマシン1に対応した呼出ランプユニット3のリモコン受光部3gに向けて「客呼出」ボタン7eを操作し(本発明でいう呼出指令を入力し)、客呼出信号を操作リモコン7から送信させる。呼出ランプユニット3の制御部8は、操作リモコン7から送信された客呼出信号をリモコン受光部3gにより受信すると、データ表示部3dのメッセージ表示エリアiに遊技客呼出中メッセージ(図6(d)参照)を表示し、呼出監視タイマをスタートさせると共に、自身に対応したスロットマシン1の台番号情報を含む客呼出信号を管理装置5に送信する。
管理装置5は、呼出ランプユニット3から客呼出信号を受信すると、これよりも先に占有表示指令信号を受信した時刻から客呼出信号を受信した時刻までの経過時間を計算する。そして、管理装置5は、発生時刻の欄に客呼出信号を受信した「時刻(本発明でいう呼出指令入力時刻)」を記録し、種別の欄に「呼出」を記録し、ゲーム数の欄に当該計算した「経過時間」を記録し、差メダル数の欄に客呼出信号の「リモコンID」を記録し、呼出状態が発生したことを表す1レコードを作成して記録する。
また、この場合、管理装置5は、客呼出信号に含まれている台番号情報を含む客呼出放送指令信号を放送装置6に送信し、放送装置6は、管理装置5から客呼出放送指令信号を
受信すると、例えば「○○番台で遊技中のお客様、至急遊技台までお戻りください」というような自動音声メッセージによる遊技客呼出放送(店内放送)を行う。尚、上記した自動音声メッセージ中の「○○番台」は、上記した客呼出信号に含まれている台番号情報に対応する。
さらに、この後、遊技場内を巡回中の従業員は、当該スロットマシン1の呼出状態が継続しており、遊技客が戻ってこないと判断すると、自身が携帯する操作リモコン7を当該スロットマシン1に対応した呼出ランプユニット3のリモコン受光部3gに向けて「整理」ボタン7dを操作し(本発明でいう空き台整理指令を入力し)、空き台整理指令信号を操作リモコン7から送信させる。呼出ランプユニット3の制御部8は、操作リモコン7から送信された空き台整理指令信号をリモコン受光部3gにより受信すると、データ表示部3dのメッセージ表示エリアiに空き台整理済みメッセージ(図6(e)参照)を表示し、自身に対応したスロットマシン1の台番号情報を含む空き台整理指令信号を管理装置5に送信する。
管理装置5は、呼出ランプユニット3から空き台整理指令信号を受信すると、これよりも先に客呼出信号を受信した時刻から空き台整理指令信号を受信した時刻までの経過時間を計算する。そして、管理装置5は、発生時刻の欄に空き台整理指令信号を受信した「時刻(本発明でいう空き台整理指令入力時刻)」を記録し、種別の欄に「整理」を記録し、ゲーム数の欄に当該計算した「経過時間」を記録し、差メダル数の欄に客呼出信号の「リモコンID」を記録し、空き台整理状態が発生したことを表す1レコードを作成して記録する。
尚、制御部8は、客呼出タイマに設定された呼出待機時間(5〜10分程度)が経過するまでの期間は操作リモコン7からの空き台整理指令信号の受付を拒否した状態となり、その呼出待機時間が経過した以降(タイムアップした以降)に、操作リモコン7からの空き台整理指令信号を受付可能な状態となり、このように呼出待機時間が経過したときに限って空き台整理を可能にすることで、空き台整理の濫用を防止している。
また、管理装置5は、上記したメダル貸出機2及び呼出ランプユニット3から受信した各種信号に基づいて機種毎の占有、呼出、整理の発生状況を機種集計データとして集計して作成する(図8参照)。ここで、「アウト」とは1台あたりの平均投入メダル数であり、「セーフ」とは1台あたりの平均払出メダル数であり、「差」とは1台あたりの平均差メダル数(1台あたりの平均払出メダル数−1台あたりの平均投入メダル数)であり、「売上」とは1台あたりの平均売上であり、「粗利」とは1台あたりの平均粗利であり、「占有」とは集計対象である全遊技機での合計非稼動占有回数であり、「呼出」とは集計対象である全遊技機での合計遊技客呼出回数であり、「整理」とは集計対象である全遊技機での合計空き台整理回数であり、「整理/呼出」とは(集計対象である全遊技機での合計空き台整理回数/全遊技機での合計遊技客呼出回数)である。
尚、管理装置5は、上記のようにして作成した履歴データ及び機種集計データを印字または表示により出力することが可能である。
以上に説明したように本実施形態によれば、遊技場用管理システムにおいて、不正占有が行われていると判断したスロットマシン1に対して従業員が当該スロットマシン1で遊技している遊技客を呼出す際に「客呼出」ボタン7eを操作すると、その従業員が遊技客を呼出した時刻を記録し、その後、呼出したにも拘わらず遊技客が戻らず従業員が当該スロットマシン1を空き台整理する際に「整理」ボタン7dを操作すると、その従業員が空き台整理した時刻を記録し、それら従業員が遊技客を呼出した時刻及びスロットマシン1を空き台整理した時刻を出力するように構成したので、従業員が遊技客を呼出した時刻及びスロットマシン1を空き台整理した時刻を履歴として確認することができ、従業員が適切なタイミングで遊技客の呼出及び遊技機の空き台整理を行えているか否かを把握することができる。
また、従業員がスロットマシン1を非稼動占有されていると判断する際に「占有」ボタン7cを操作すると、その従業員が非稼動占有されていると判断した時刻を記録し、上記した従業員が遊技客を呼出した時刻及びスロットマシン1を空き台整理した時刻に加えて従業員が非稼動占有されていると判断した時刻をも出力するように構成したので、従業員が非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断した時刻をも履歴として確認することができる。また、それら時刻の差分を計算して出力するように構成したので、従業員が非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断した時刻から従業員が遊技客を呼出した時刻までの経過時間やスロットマシン1を空き台整理した時刻までの経過時間をも把握することができる。
さらに、機種毎の従業員が遊技客を呼出した回数に対するスロットマシン1を空き台整理した回数の割合を空き台整理率として計算して出力するように構成したので、機種毎の従業員が空き台整理した頻度をも把握することができる。そして、空き台整理率が低いとき、つまり、呼出回数に対する空き台整理回数の割合が低いときであれば、呼出した遊技客が直ぐに戻ってきた場合が多く、そのような場合には遊技客を呼出すタイミングを少し遅らせる必要があると判断することができ、一方、空き台整理率が高いとき、つまり、呼出回数に対する空き台整理回数の割合が高いときであれば、不正占有が行われている場合が多く、そのような場合には遊技客を呼出すタイミングを少し早める必要があると判断することができる。このように空き台整理率に基づいて遊技客を呼出すタイミングが適切であるか否かを判断することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
呼出指令入力手段、空き台整理指令入力手段及び非稼動占有指令入力手段を遊技場の適宜場所(例えば遊技場島や景品カウンタなど)に固定的に設ける構成であっても良い。
本発明の一実施形態を示す遊技場内システムの全体構成図 呼出ランプユニットの正面図 操作リモコンの正面図 呼出ランプユニットの電気的構成を示す機能ブロック図 データ表示部での表示の一例を示す図 メッセージ表示の一例を示す図 履歴データの一例を示す図 機種集計データの一例を示す図
符号の説明
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、5は管理装置(履歴情報記憶手段、履歴情報出力手段、空き台整理率計算手段、空き台整理率出力手段)、7は操作リモコン(呼出指令入力手段、空き台整理指令入力手段、非稼動占有指令入力手段)である。

Claims (2)

  1. 遊技場に設置された複数の遊技機の稼動状況を管理する遊技場用管理システムにおいて、
    特定の遊技機に対して従業員が当該遊技機で遊技している遊技客を呼出す際に呼出指令を入力するための呼出指令入力手段と、
    特定の遊技機に対して従業員が当該遊技機を空き台整理する際に空き台整理指令を入力するための空き台整理指令入力手段と、
    少なくとも前記呼出指令入力手段が前記呼出指令を入力した時刻を表す呼出指令入力時刻及び前記空き台整理指令入力手段が前記空き台整理指令を入力した時刻を表す空き台整理指令入力時刻を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記履歴情報記憶手段が記憶している履歴情報を出力する履歴情報出力手段と
    機種毎の従業員が前記呼出指令を前記呼出指令入力手段により入力した回数に対する前記空き台整理指令を前記空き台整理指令入力手段により入力した回数の割合を空き台整理率として計算する空き台整理率計算手段と、
    前記空き台整理率計算手段が計算した空き台整理率を出力する空き台整理率出力手段とを備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
  2. 特定の遊技機に対して従業員が当該遊技機を非稼動であるにも拘わらず占有されていると判断する際に非稼動占有指令を入力するための非稼動占有指令入力手段を備え、
    前記履歴情報記憶手段は、前記呼出指令入力時刻及び前記空き台整理指令入力時刻に加えて前記非稼動占有指令入力手段が前記非稼動占有指令を入力した時刻を表す非稼動占有指令入力時刻をも含む履歴情報を記憶することを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理システム。
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