JP2015171459A - 端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法 - Google Patents

端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法 Download PDF

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英幸 石丸
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Abstract

【課題】迅速かつ簡易に店内放送を行うことができる、端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法を提供する。
【解決手段】端末装置140は、放送情報の入力が可能な放送情報入力手段と、管理コンピュータ30に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて管理コンピュータ30に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段と、を備える。
【選択図】図18

Description

本発明は、パチンコやパチスロなどの遊技機が設置された遊技店において各種管理に使用される、端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法に関する。
近年、パチンコやパチスロなどが設置された遊技店の多くは、各種の遊技情報を収集・管理するための遊技管理装置を備えている。
例えば、特許文献1には、店内放送の内容を、放送装置を介して、遊技店の店員等が携帯する端末装置に送信することが可能な遊技管理装置が開示されている。
特開2006−223390号公報
しかしながら、このような従来の遊技管理装置は、通常、遊技機が設置されたホールとは別の事務所等に設置されているため、各種の店内放送を行うためには、一旦、ホールから事務所等まで赴く必要がある。このため、各種の店内放送を行うまでに必要以上の時間と手間がかかってしまうといった問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであって、迅速かつ簡易に店内放送を行うことができる、端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報の入力が可能な放送情報入力手段と、管理端末に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
また、本発明は、端末装置を、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報の入力が可能な放送情報入力手段、管理端末に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムである。
また、本発明は、端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信可能な放送情報受信手段と、遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行することが可能な放送実行手段と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
また、本発明は、端末装置と、管理端末と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、前記端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信可能な放送情報受信手段と、遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行することが可能な放送実行手段と、を備え、前記端末装置は、前記放送情報の入力が可能な放送情報入力手段と、前記管理端末に前記放送情報を送信することで、前記放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
また、本発明は、端末装置と、管理端末と、を用いた遊技管理方法において、前記管理端末が、前記端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信し、遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行し、前記端末装置が、前記放送情報を入力させ、前記管理端末に前記放送情報を送信することで、前記放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させる、ことを特徴とする遊技管理方法である。
本発明に係る端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法によれば、迅速かつ簡易に店内放送を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態に係る遊技管理装置10のシステム構成を模式的に示すブロック図である。 管理コンピュータ30、島コンピュータ50、および、台コンピュータ70の内部構成の一例を示したブロック図である。 遊技機130の一例であるパチンコ機の概略正面図である。 遊技機130が出力可能な稼働信号の波形の一例を示した図である。 遊技機130の制御部の回路ブロック図を示したものである。 (a)一般的な台間機の概略正面図である。(b)台間機90の主要構成の一例を示したブロック図である。 (a)端末装置140の一例を示した正面図である。(b)端末装置140の主要構成の一例を示したブロック図である。 (a)台番号と遊技用装置を関連付けして記憶した台番号管理テーブルの一例である。(b)所定期間内における遊技用装置の稼働情報を記録するための累積稼働情報テーブルの一例である。(c)所定期間内における遊技用装置の遊技状態別稼働情報を記憶するための遊技状態別稼働情報テーブルの一例である。 (a)、(b)遊技用装置の稼働情報の履歴を所定時間毎に記録するための稼働履歴情報テーブルの一例である。 (a)景品の在庫管理方法を記憶するための在庫管理情報テーブルの一例である。(b)景品に関する情報を記憶するための景品情報テーブルの一例である。(c)景品の機械在庫と実在庫を保管場所毎に記憶するための在庫情報テーブルの一例である。 端末装置メイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。 管理コンピュータメイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。 (a)遊技機メイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。(b)台間機メイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。 アラーム履歴機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 (a)〜(c)エラー報知の表示例を示した図である。 特賞履歴機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 特賞履歴情報の表示例を示した図である。 店内放送操作機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 店内放送操作機能のメニュー画面の表示例を示した図である。 開閉店操作機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 開閉店操作機能のメニュー画面の表示例を示した図である。 各台データ機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 各台データの表示例を示した図である。 ゲージ機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 (a)調整リストの表示例を示した図である。(b)(c)ゲージ機能における表示例を示した図である。 在庫調整機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 在庫調整における各種表示例を示した図である。 景品情報の表示例を示した図である。 会員照会機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 会員照会における各種表示例を示した図である。 頭取り機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 店舗基本情報の表示例を示した図である。 アンケート機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。 (a)アンケート項目の一例を示した図である。(b)管理コンピュータ30から受信したアンケート項目の表示例を示した図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技管理装置について詳細に説明する。
<遊技管理装置の全体構成>
最初に、本発明の実施形態に係る遊技管理装置10の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る遊技管理装置10のシステム構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、遊技管理装置10は、装置全体を制御する管理コンピュータ30と、この管理コンピュータ30の配下にネットワークLNWを介して接続された複数の島コンピュータ50と、この島コンピュータ50の配下にネットワークLNWを介して接続された複数の台コンピュータ70と、この台コンピュータ70の配下にネットワークLNWを介して接続された複数の台間機(サンド(登録商標))90および呼出ランプ110と、この呼出ランプ110を介して台コンピュータ70に接続された複数の遊技機130と、管理コンピュータ30とネットワークWNWを介して相互に通信可能な複数の端末装置140と、を有して構成されている。
本実施形態の遊技管理装置10では、遊技機130から送信される稼働信号(以下、「遊技機稼働信号」と称する場合がある。詳細は後述)は、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および、島コンピュータ50を介して管理コンピュータ30へ伝達され、管理コンピュータ30で収集・管理される。
なお、この例では、遊技機130と管理コンピュータ30を、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および、島コンピュータ50を介して接続しているが、遊技機130から送信される稼働信号を、管理コンピュータ30が収集できる構成であればよい。したがって、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および、島コンピュータ50のうちの一つまたは複数を省いてもよく、例えば、遊技機130から送信される稼働信号を、呼出ランプ110の代わりに台コンピュータ70(または、島コンピュータ50)が受信する構成とすることで、一部または全ての呼出ランプ110を省いてもよい。また、ネットワークLNW上に、遊技機稼働信号を中継する他の機器を新たに加えてもよい。
また、本実施形態の遊技管理装置10では、台間機90から送信される稼働信号(以下、「関連装置稼働信号」と称する場合がある。詳細は後述)は、台コンピュータ70および島コンピュータ50を介して管理コンピュータ30へ伝達され、管理コンピュータ30で収集・管理される。
なお、この例では、台間機90と管理コンピュータ30を、台コンピュータ70および島コンピュータ50を介して接続しているが、台間機90から送信される稼働信号を管理コンピュータ30が収集できる構成であればよく、例えば、台コンピュータ70および島コンピュータ50のうちの一つまたは複数を省いてもよいし、ネットワークLNW上に、関連装置稼働信号を中継する他の機器を新たに加えてもよい。
また、この例では、装置全体を1台の管理コンピュータ30で制御する例を示したが、2台以上の管理コンピュータによって装置全体を制御してもよい。このような構成とすれば、装置全体の制御に要する制御負担を分散することができ、装置全体の処理能力を高め、遊技機130や台間機90からの稼働信号を迅速に収集して適切な処理を行うことが可能となる。また、島コンピュータ50、台コンピュータ70、台間機90、呼出ランプ110、遊技機130、および、端末装置140のそれぞれの台数も、例示した台数に限定されるものではない。
また、稼働状態を示す稼働信号を送信することが可能な他の機器をネットワークLNW上に接続し、管理コンピュータ30が、当該機器からの稼働信号を収集できるように構成してもよい。例えば、ネットワークLNW上に計数機(いわゆる、ジェットカウンター)を接続し、管理コンピュータ30が、当該計数機によって計数された遊技媒体の量(遊技球の数、遊技メダルの枚数など)を示す稼働信号を収集できるように構成してもよい。
また、遊技管理装置10を構成する各装置(ハードウェア)の一部または全てを、当該装置(ハードウェア)と同等の機能を実現するソフトウェアに置き換えてもよい。また、遊技管理装置10に適用するネットワークLNWは、典型的には、LAN(Local Area Network)であるが、通信の形態は有線/無線を問わず、各装置間で相互に通信可能な回線であればよい。また、遊技管理装置10に適用するネットワークWNWは、典型的には、WAN(Wide Area Network)であるが、通信の形態は有線/無線を問わず、各装置間で相互に通信可能な回線であればよい。
また、端末装置140と管理コンピュータ30をネットワークWNWを介して相互に通信可能に接続する例を示したが、端末装置140と他の機器(例えば、遊技機130、呼出ランプ110、台間機90、台コンピュータ70、島コンピュータ50等のホールに設置されている機器)をネットワークWNWを介して相互に通信可能に接続してもよい。また、各遊技店に設置された管理コンピュータを、本部管理コンピュータに通信可能に接続し、この本部管理コンピュータによって複数の管理コンピュータから各種情報を取得可能に構成することで、本部管理コンピュータを、本実施形態に係る管理コンピュータ30として機能させてもよい。
<管理コンピュータ>
次に、図2を用いて、管理コンピュータ30について詳細に説明する。なお、図2は、管理コンピュータ30、島コンピュータ50、および、台コンピュータ70の内部構成の一例を示したブロック図である。
管理コンピュータ30は、配下の島コンピュータ50からパケット(稼働信号を含む電子メッセージ情報。詳細は後述)を受信し、受信したパケットに基づいて各種処理を行うためのコンピュータである。本実施形態の管理コンピュータ30は、コンピュータ全体を制御するCPU31と、基本I/Oプログラムや各種データを記憶するためのROM32と、一時的にデータを記憶するためのRAM33と、CD−ROMやDVDなどの記録媒体34に対するデータの読み書きが可能な外部記憶ドライブ35と、データを記憶するための記憶装置36と、管理コンピュータ30に対するコマンド等を入力するための入力装置37と、各種表示を行うための表示装置38と、島コンピュータ50とネットワークLNWを介して通信を行うとともに端末装置140とネットワークWNWを介して通信を行うための通信部39と、時間や回数等を計測するためのタイマ41と、を有して構成されている。このような管理コンピュータ30は、例えば、従来公知のサーバやパーソナルコンピュータ(PC)などによって実現することができる。
CPU31は、図示しない水晶発振器が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、ROM32や記憶装置36等に格納されているアプリケーションプログラムやオペレーティングシステム(OS)等を実行する処理や、プログラムの実行に必要なデータやファイル等をRAM33や記憶装置36等に記憶する処理などを行う。
記憶装置36は、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を記憶するものであり、例えば、ハードディスク(HDD)等によって実現することができる。入力装置37は、管理コンピュータ30に対するコマンド(指令)等を入力するためのものであり、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウス等)、タッチパネル等によって実現することができる。表示装置38は、入力装置37によって入力されたコマンドや、当該コマンドに対する管理コンピュータ30の応答出力等を表示するものであり、例えば、液晶表示装置、プラズマディスプレイ等によって実現することができる。
なお、管理コンピュータ30のRAM33や記憶装置36には、「会員情報」を記憶することが可能である。ここで、「会員情報」とは、遊技者の会員番号、この会員番号に関連付けされて記憶される氏名、性別、生年月日、会員属性、貯玉数、ポイント数等の情報のことであり、遊技管理装置10では、後述する会員照会機能によって照会が可能である。
<島コンピュータ>
次に、図2を用いて、島コンピュータ50について詳細に説明する。この島コンピュータ50は、配下の台コンピュータ70からパケットを受信し、受信したパケットに所定の処理を施して、ネットワークLNWを介して管理コンピュータ30へ送信するコンピュータである。
本実施形態の島コンピュータ50は、コンピュータ全体を制御するCPU51と、基本I/Oプログラムや各種データを記憶するためのROM52と、一時的にデータを記憶するためのRAM53と、管理コンピュータ30とネットワークLNWを介して通信を行うための管理コンピュータ通信部55と、台コンピュータ70とネットワークLNWを介して通信を行うための台コンピュータ通信部56と、を有して構成されている。このような島コンピュータ50は、例えば、従来公知のサーバやパーソナルコンピュータ(PC)などによって実現することができる。
島コンピュータ50のCPU51は、台コンピュータ通信部56が台コンピュータ70からのパケットを受信した場合に、受信したパケットの情報をRAM53に記憶した後に、管理コンピュータ通信部55に対してパケットの送信要求を行う。この送信要求を受けた管理コンピュータ通信部55は、RAM53に記憶されたパケットの情報を読み取り、当該情報に島コンピュータ50の識別情報(ID)を付与した後、ネットワークLNWを介して管理コンピュータ30に送信する。
また、島コンピュータ50のCPU51は、台コンピュータ70から受信したパケットに、後述する遊技機130の状態を表す遊技状態情報(大当り状態情報、小当り状態情報、確変状態情報、または、エラー状態情報等)が含まれている場合に、受信した遊技状態情報をRAM53に記憶するとともに、定期的に(例えば、1〜5秒毎に)、管理コンピュータ通信部55に対して遊技状態情報の送信要求を行う。この送信要求を受けた管理コンピュータ通信部55は、RAM53に記憶された遊技状態情報を読み取り、この遊技状態情報に島コンピュータ50の識別情報(ID)を付与した後、ネットワークLNWを介して管理コンピュータ30に送信する。
<台コンピュータ>
次に、図2を用いて、台コンピュータ70について詳細に説明する。この台コンピュータ70は、配下の台間機90や呼出ランプ110からパケットを受信し、受信したパケットに所定の処理を施して、ネットワークLNWを介して島コンピュータ50へ送信するコンピュータである。
本実施形態の台コンピュータ70は、コンピュータ全体を制御するCPU71と、基本I/Oプログラムや各種データを記憶するためのROM72と、一時的にデータを記憶するためのRAM73と、島コンピュータ50とネットワークLNWを介して通信を行うための島コンピュータ通信部75と、台間機90や呼出ランプ110とネットワークLNWを介して通信を行うための遊技設備通信部76と、を有して構成されている。このような台コンピュータ70は、例えば、従来公知のサーバやパーソナルコンピュータ(PC)などによって実現することができる。
台コンピュータ70のCPU71は、遊技設備通信部76が台間機90や呼出ランプ110からのパケットを受信した場合に、受信したパケットの情報をRAM73に記憶した後に、島コンピュータ通信部75に対してパケットの送信要求を行う。この送信要求を受けた島コンピュータ通信部75は、RAM73に記憶されたパケットの情報を読み取り、当該情報に台コンピュータ70の識別情報(ID)と、送信元の台間機90または遊技機130の識別情報(ID)を付与した後、ネットワークLNWを介して島コンピュータ50に送信する。
また、台コンピュータ70のCPU71は、台間機90や呼出ランプ110から受信したパケットに、後述する遊技機130の状態を表す遊技状態情報(大当り状態情報、小当り状態情報、確変状態情報、または、エラー状態情報等)が含まれている場合に、受信した遊技状態情報をRAM73に記憶するとともに、定期的に(例えば、1〜5秒毎に)、島コンピュータ通信部75に対して遊技状態情報の送信要求を行う。この送信要求を受けた島コンピュータ通信部75は、RAM73に記憶された遊技状態情報を読み取り、当該情報に台コンピュータ70の識別情報(ID)と、送信元の台間機90または遊技機130の識別情報(ID)を付与した後、ネットワークLNWを介して島コンピュータ50に送信する。
このように、台コンピュータ70では、パケットに対して、送信元の台間機90または遊技機130の識別情報と、その台コンピュータ70の識別情報を付与し、さらに島コンピュータ50では、その島コンピュータ50の識別情報を付与した後に、当該パケットを管理コンピュータ30へ送信する。このため、管理コンピュータ30は、受信したパケットに付与されている識別情報を参照することで、当該パケットに含まれる稼働信号が、どの台間機90または遊技機130からのものなのか、また、どのような経路を通過して届いたのかを判別することができる。
<遊技機>
次に、図3および図4を用いて、遊技機130について説明する。なお、図3は、遊技機130の一例であるパチンコ機の概略正面図であり、図4は、遊技機130が出力可能な稼働信号の波形の一例を示した図である。
本実施形態に係る遊技機130は、所定の入賞イベントに応じて遊技者に遊技媒体(例えば、遊技球、遊技メダル)の払い出しを行う遊技装置であり、例えば、図3に示すパチンコ機によって実現される。また、遊技機130は、当該遊技機130の稼働状況(打玉数、大当り遊技など)を示す稼働信号を、外部(本実施形態では、呼出ランプ110)へ向けて送信するための外部出力端子(図示省略)を備えている。
図4に示すように、本実施形態の遊技機130が送信可能な稼働信号(遊技機稼働信号)は、オン信号(例えば、ハイレベル信号)とオフ信号(例えば、ローレベル信号)のいずれかの信号からなるパルス信号によって実現される。遊技機130は、稼働信号のオン信号をオフ信号に変化させるか、オフ信号をオン信号に変化させるかのいずれかによってパルス信号を生成し、生成したパルス信号を呼出ランプ110へ向けて送信する。なお、稼働信号の具体的な実現方法はこれに限られず、稼働信号の一部または全てを、後述する台間機90のように、パケット(電子メッセージ情報)で実現してもよいし、パルス信号の形態は、シリアル信号またはパラレル信号のいずれでもよい。
図3を用いて遊技機130の一例であるパチンコ機について説明すると、遊技機(パチンコ機)130は、遊技盤面131の略中央に液晶表示装置132を配設し、その周囲に、一般入賞口133と、普図始動口134と、特図始動口135と、可変入賞口136と、を配設している。
一般入賞口133は、本例では遊技盤面131に複数配設している。一般入賞口133に入賞した場合(一般入賞口133に遊技球が入った場合)には、所定の個数(例えば、10個)の遊技球を上皿137に排出する。遊技機130は、遊技球を上皿137に排出した場合に、遊技球が払い出されたことを示す稼働信号(出玉信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(b)に示すように、出玉信号として、遊技球を1個払い出すたびに1つのパルス信号を出力する。この出玉信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、出玉信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130において遊技球の払い出しがあったことを把握することができ、また、出玉信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、遊技機130において払い出された遊技球の量(出玉数)の情報を取得することもできる。なお、遊技機130から払い出される遊技球は、出玉のほか、賞球やセーフ玉と呼ばれることがあり、出玉数は、賞球数やセーフ玉数と呼ばれることがある。
普図始動口134は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技盤面131の所定の領域を遊技球が通過したか否かを判定するための装置であり、本例では遊技盤面131の左右に1つずつ配設している。遊技球が普図始動口134を通過した場合には、図示しない普図表示装置による普図変動遊技を開始する。遊技機130は、遊技球が普図始動口134を通過した場合に、遊技球が普図始動口134に入賞したことを示す稼働信号(始動信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(c)に示すように、始動信号として、普図始動口134に入賞するたびに(普図始動口134を遊技球が通過するたびに)、または、後述する特図始動口135に入賞するたびに(特図始動口135に遊技球が入るたびに)、1つのパルス信号を出力する。この始動信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、始動信号を含むパケットを受信することで、遊技機130において遊技球が普図始動口134(または特図始動口135)に入賞したことを把握することができる。
特図始動口135は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本例では中央に1つだけ配設している。この特図始動口135は、左右に開閉自在な羽根部材を備え、羽根部材の閉鎖中は遊技球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置が当たり図柄を停止表示した場合に、羽根部材が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図始動口135に入賞した場合(特図始動口135に遊技球が入った場合)には、所定の個数(例えば、4個)の遊技球を上皿137に排出するとともに、図示しない特図表示装置による特図変動遊技を開始する。
遊技機130は、特図始動口135に入賞した場合に、遊技球が特図始動口135に入賞したことを示す稼働信号(始動信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。始動信号の内容は、図4(c)を用いて説明したとおりである。また、遊技機130は、特図始動口135の入賞により遊技球を上皿137に排出した場合に、遊技球が払い出されたことを示す稼働信号(出玉信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。出玉信号の内容は、図4(b)を用いて説明したとおりである。
可変入賞口136は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本例では特図始動口135の真下に1つだけ配設している。この可変入賞口136は、開閉自在な扉部材を備え、扉部材の閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄または小当り図柄を停止表示した場合に、扉部材が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。遊技機130は、特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合(大当り遊技に当選した場合)に、遊技機130において大当たりが発生していることを示す稼働信号(大当信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(e)に示すように、大当信号として、大当り遊技に当選したときにオフ信号をオン信号に変化させ、大当り遊技が終了したときにオン信号をオフ信号に変化させる信号を出力する。この大当信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、大当信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130における大当りの開始と終了を把握することができ、また、大当信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、遊技機130における大当り遊技の回数の情報を取得することもできる。
なお、大当り図柄には、大当り遊技後の特図変動遊技において、大当りに当選する確率が相対的に高くなる確変大当り図柄と、大当り遊技後の特図変動遊技において、大当りに当選する確率が相対的に低くなる非確変大当り図柄とがある。遊技機130は、確変大当り図柄を停止表示し、遊技状態が非確変状態から確変状態に変化する場合に、遊技機130において確変大当たりが発生していることを示す稼働信号(確変信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(g)に示すように、確変信号として、遊技状態が非確変状態から確変状態に変化したときにオフ信号をオン信号に変化させ、遊技状態が確変状態から非確変状態に変化したときにオン信号をオフ信号に変化させる信号を出力する。この確変信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、確変信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130における確変状態の開始と終了を知ることができる。
また、遊技機130は、特図表示装置が小当り図柄を停止表示した場合(小当り遊技に当選した場合)に、遊技機130において小当たりが発生していることを示す稼働信号(小当信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(f)に示すように、小当信号として、小当り遊技に当選したときにオフ信号をオン信号に変化させ、小当り遊技が終了したときにオン信号をオフ信号に変化させる信号を出力する。この小当信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、小当信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130における小当りの開始と終了を把握することができ、また、小当信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、遊技機130における小当り遊技の回数の情報を取得することもできる。
また、遊技機130は、特図表示装置が図柄(大当り図柄、小当り図柄、ハズレ図柄など)を停止表示した場合に、遊技機130において図柄が停止表示されたことを示す稼働信号(スタート信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(d)に示すように、スタート信号として、特図表示装置が図柄を停止表示するたびに1つのパルス信号を出力する。このスタート信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、スタート信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130において図柄が停止表示されたことを把握することができ、また、スタート信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、特図表示装置の図柄変動回数の情報を取得することもできる。
また、遊技機130は、可変入賞口136に入賞した場合には、所定の個数(例えば、15個)の遊技球を上皿137に排出する。遊技機130は、遊技球を上皿137に排出した場合に、遊技球が払い出されたことを示す稼働信号(出玉信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。出玉信号の内容は、図4(b)を用いて説明したとおりである。
また、遊技機130の背面には、遊技盤面131に打ち出された遊技球の数(打玉数)を計数可能な打玉計数機(図示省略)を備えたアウトボックス(図示省略)が配設されている。遊技機130は、アウトボックスの打玉計数機からの情報に基づいて、遊技球が遊技盤面131に向けて打ち出されたことを示す稼働信号(打玉信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。なお、遊技盤面131に打ち出された遊技球は、打玉のほか、アウト玉と呼ばれることがあり、打玉数は、アウト玉数と呼ばれることがある。
本実施形態では、図4(a)に示すように、打玉信号として、遊技球が1個打ち出されるたびに(消費されるたびに)1つのパルスを出力する。この打玉信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、打玉信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130において遊技球が遊技盤面131に向けて打ち出されたことを把握することができ、また、打玉信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、打ち出された遊技球の量(打玉数)の情報を取得することもできる。
また、遊技機130は、各種の異常(エラー)を検出した場合に、遊技状態をエラー状態に移行させるとともに、遊技状態がエラー状態であることを示す稼働信号(エラー信号)を、呼出ランプ110へ向けて外部出力端子から出力する。
本実施形態では、図4(h)に示すように、エラー信号として、エラー状態になったときにオフ信号をオン信号に変化させ、エラー状態が解除されたとき(非エラー状態になったとき)にオン信号をオフ信号に変化させる信号を出力する。このエラー信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、エラー信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機130におけるエラー状態の開始と終了を把握することができる。
ここで、遊技機130において検出可能なエラーとしては、例えば、遊技機に対する不正を検出するために、異常な磁気を検出した場合の磁気エラー、異常な電波を検出した場合の電波エラー、振動を検知した場合の振動エラー、大当たり時や小当り時以外に遊技球が可変入賞口136に入賞した場合等の不正入賞エラー、出玉数が規定値を超えた場合の不正払出エラー、扉が開放された場合の扉開放エラー、ガラスが開放された場合のガラス開放エラー、遊技球が入賞口や始動口に詰まった場合の球詰まりエラー、各種センサー(例えば、入賞口や始動口の入口に配設された球検出センサ)が故障した場合のセンサーエラー、制御部間の通信に異常が起きた場合の通信エラー、電源系統に異常が発生した場合の電源エラーなどが含まれる。
なお、本実施形態において説明した遊技機130の稼働信号は一例であり、稼働信号は遊技機の種類や機種によって異なる。従って、例えば、時短状態であることを示す稼働信号(時短信号)や、アウトボックス等が満杯になって出玉計数機での計数ができない場合に遊技機が有する出玉情報に基づいて理論上の出玉数(理論出玉数)を出力するための稼働信号(入賞セーフ信号)や、遊技機130に補充された遊技媒体の数を示す稼働信号(補給信号)などを稼働信号に含めてもよい。
また、本実施形態に係る遊技機130は、遊技機130の稼働状態を示す稼働信号を外部に向けて送信する機能を備えたものであればよく、パチンコ機以外にも、例えば、パチスロ機(スロットマシン)や、パチンコ用の遊技球を遊技媒体として使用するパチスロ機(いわゆるパチロット機)や、遊技機130内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機)によっても実現可能である。なお、封入式遊技機の場合には、パチンコ機から出力される上述の各種信号の一部または全てと同一または類似の信号が出力される。
例えば、遊技機130としてスロットマシンを採用した場合、BB(ビッグボーナス)遊技やRB(レギュラーボーナス)遊技が開始されたことを示す稼働信号、AT(アシストタイム)中であることを示す稼働信号、リールが回転中であることを示す稼働信号、スタートレバーが操作されたことを示す稼働信号、停止ボタン(ストップボタン)が操作されたことを示す稼働信号、遊技メダルが投入されたことを示す稼働信号、遊技メダルがベットされたことを示す稼働信号、遊技メダルの払い出しを行ったことを示す稼働信号、内部抽選を行ったことを示す稼働信号、入賞役が決定したことを示す稼働信号、などを出力してもよい。
また、遊技メダルを貯留するためのホッパーに異常が発生した場合のホッパーエラー、払出メダル数が規定数を超えた場合の払い出しエラー、扉が開放された場合の扉開放エラー、遊技メダルが詰まった場合のメダル詰まりエラー、各種センサー(例えば、メダル投入口に配設されたメダル検出センサ)が故障した場合のセンサーエラー、制御部間の通信に異常が起きた場合の通信エラー、電源系統に異常が発生した場合の電源エラーの稼働信号を出力してもよい。
<遊技機/制御部>
次に、図5を用いて、遊技機130の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、図5は、遊技機130の制御部の回路ブロック図を示したものである。
遊技機130の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部150と、主制御部150が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う副制御部170と、主制御部150が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部210と、遊技球の発射制御を行う発射制御部230と、によって構成されている。なお、制御部の構成は本例に限定されるものではなく、遊技機130を、本例よりも少ない数の制御部で構成してもよいし、本例よりも多い数の制御部で構成してもよい。
<遊技機/制御部/主制御部>
主制御部150は、主制御部150の全体を制御する基本回路(マイクロコンピュータ)151を備えており、この基本回路151には、CPU152と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM153と、一時的にデータを記憶するためのRAM154と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O155と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ156が搭載されている。なお、CPU152の内部にROM153やRAM154を内蔵してもよい(他のCPUについても同様)。
また、基本回路151には、水晶発振器157が出力するクロック信号を受信する度に数値を変動させるカウンタ回路158と、各種センサ159(例えば、各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するための球検出センサ等)が出力する信号を受信するセンサ回路160と、各種の図柄表示装置161(例えば、特図表示装置や普図表示装置)の表示制御を行うための駆動回路162と、各種状態表示部163(例えば、普図保留ランプ、特図保留ランプ等)の表示制御を行うための駆動回路164と、各種の可動部材(例えば、特図始動口135の羽根部材や可変入賞口136の扉部材等)を開閉駆動する各種ソレノイド165を制御するための駆動回路166が接続されている。
さらに、基本回路151には、情報出力回路167が接続されており、上述のとおり、主制御部150は、この情報出力回路167の外部出力端子を介して呼出ランプ110に遊技機130の稼働情報や固有情報を出力することが可能である。
また、主制御部150には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路168が配設されており、CPU152は、この起動信号出力回路168から起動信号を入力した場合に、後述する遊技制御を開始する。また、主制御部150は、副制御部170にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部210にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、副制御部170および払出制御部210との通信が可能である。
<遊技機/制御部/副制御部>
副制御部170は、主に主制御部150が送信したコマンド等に基づいて副制御部170の全体を制御する基本回路(マイクロコンピュータ)171を備えており、この基本回路171には、CPU172と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM173と、一時的にデータを記憶するためのRAM174と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O175と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ176が搭載されている。
また、基本回路171には、スピーカ177の制御を行う音源IC178と、各種ランプ184の制御を行うための駆動回路179と、各種センサ180からの検出信号を受信するセンサ回路181と、演出表示などを行うための液晶表示装置182を接続している。
<遊技機/制御部/払出制御部、発射制御部>
払出制御部210は、主制御部150から受信したコマンド等の信号に基づいて、払出装置(図示省略)を駆動する払出モータ211を制御するとともに、払出センサ212が出力する制御信号に基づいて遊技球の払い出しが完了したか否かを検出する。発射制御部230は、払出制御部210が出力する制御信号や、遊技者による球発射ハンドル231の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射モータ232の制御等を行う。
<呼出ランプ>
図3に示すように、遊技機130の上部には、呼出ランプ110が設けられている。この呼出ランプ110は、所定の入賞イベント(例えば、大当り遊技)に応じて所定の表示(例えば、点滅表示)を行う表示器(例えば、液晶表示装置)を備えた装置であり、本実施形態では、遊技機130から送信された稼働信号を、台コンピュータ70へ伝達する機能も有している。また、呼出ランプには、図示しないスピーカが設けられており、遊技者(お客様)が遊技店の店員等を呼び出すことが可能である。
具体的には、呼出ランプ110は、遊技機130から稼働信号を受信した場合(本実施形態では、稼働信号の立上りエッジを検出した場合)に、当該稼働信号に相当するパケット(電子メッセージ情報)を生成する。また、受信したパケットに、当該稼働信号の送信元の遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加した後、台コンピュータ70に送信する。
本実施形態では、台番号と稼働信号とは、単一のパケットにより送信され、例えば、台番号「100」の遊技機130から「打玉信号」を受信した場合、呼出ランプ110は、「台番号=100、稼働信号=打玉信号」の情報を含む単一のパケットを生成し、台コンピュータ70に送信する。なお、台番号と稼働信号の具体的な実現方法はこれに限られず、例えば、台番号と稼働信号を別々のパケットによって送信してもよいし、台番号と稼働信号をパルス信号の形式で送信してもよい。
また、呼出ランプ110は、遊技機130から受信した大当信号がオフ信号からオン信号に変化したことを検出した場合(大当信号の立上りエッジを検出した場合)には、遊技状態が大当り状態であることを示す遊技状態情報(大当り状態情報)をオンに設定し、この遊技状態情報(大当り状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該大当信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
一方、遊技機130から受信した大当信号がオン信号からオフ信号に変化したことを検出した場合(大当信号の立下りエッジを検出した場合)には、遊技状態情報(大当り状態情報)をオフに設定し、この遊技状態情報(大当り状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該大当信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
また、呼出ランプ110は、遊技機130から受信した小当信号がオフ信号からオン信号に変化したことを検出した場合(小当信号の立上りエッジを検出した場合)には、遊技状態が小当り状態であることを示す遊技状態情報(小当り状態情報)をオンに設定し、この遊技状態情報(小当り状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該小当信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
一方、遊技機130から受信した小当信号がオン信号からオフ信号に変化したことを検出した場合(小当信号の立下りエッジを検出した場合)には、遊技状態情報(小当り状態情報)をオフに設定し、この遊技状態情報(小当り状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該小当信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
また、呼出ランプ110は、遊技機130から受信した確変信号がオフ信号からオン信号に変化したことを検出した場合(確変信号の立上りエッジを検出した場合)には、遊技状態が確変状態であることを示す遊技状態情報(確変状態情報)をオンに設定し、この遊技状態情報(確変状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該確変信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
一方、遊技機130から受信した確変信号がオン信号からオフ信号に変化したことを検出した場合(確変信号の立下りエッジを検出した場合)には、遊技状態情報(確変状態情報)をオフに設定し、この遊技状態情報(確変状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該確変信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
また、呼出ランプ110は、遊技機130から受信したエラー信号がオフ信号からオン信号に変化したことを検出した場合(エラー信号の立上りエッジを検出した場合)には、遊技状態がエラー状態であることを示す遊技状態情報(エラー状態情報)をオンに設定し、この遊技状態情報(エラー状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該エラー信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
一方、遊技機130から受信したエラー信号がオン信号からオフ信号に変化したことを検出した場合(エラー信号の立下りエッジを検出した場合)には、遊技状態情報(エラー状態情報)をオフに設定し、この遊技状態情報(エラー状態情報)を含むパケットを生成するとともに、当該エラー信号を送信した遊技機130を識別するための識別情報(台番号)を付加して、台コンピュータ70に送信する。
なお、本実施形態では、呼出ランプ110に、遊技機130から受信した稼働信号を台コンピュータ70へ伝達する機能を持たせているが、当該機能を呼出ランプ110以外の装置に持たせてもよいし、遊技機130から台コンピュータ70へ直接、稼働信号を送信し、台コンピュータ70において稼働信号をパケットに変換する処理を行うように構成してもよい。
また、遊技機130に加えて、呼出ランプ110が稼働信号を送信可能に構成してもよく、例えば、呼出ランプ110の近傍に呼出ボタンを配設し、当該呼出ボタンが押下操作された場合に、呼出ランプ110が呼出ボタンの押下操作の有無を示す稼働信号(呼出信号)を送信するように構成してもよい。また、この例では、遊技機130に1対1に対応させて呼出ランプ110を設ける例を示したが、呼出ランプ110と遊技機130の数の対応関係は、これに限定されない。
<台間機>
次に、図6を用いて、台間機90について詳細に説明する。図6(a)は、一般的な台間機の概略正面図である。
台間機90は、現金や会員カードの挿入に応じて遊技球の貸し出しを行う玉貸機(サンド)であり、例えば、上記図1に示すように、各遊技機130の隣に各遊技機130ごとに1台ずつ設置する。なお、各遊技機130に対応して設置される関連装置は、台間機90に限定されるものではなく、例えば、カードリーダ、玉貸機、メダル貸機、賞球メータ(賞球の計数を行う装置)なども含まれる。
また、遊技機130に1対1に対応させて台間機90を設ける例を示したが、台間機90と遊技機130の数の対応関係は、これに限定されない。すなわち、台間機90は、本例のように、1台の遊技機130につき1台を必要とする「CRユニット」に限定されるものではなく、2台の遊技機130に対して1台で動作可能な「ニコイチCRユニット」や、3台以上の遊技機130に対して1台で動作可能な台間機等も含まれる。また、液晶表示装置等のモニタを備えた台間機も含まれる。
図6(a)に示すように、台間機90は、紙幣挿入口91と、ICコイン挿入口92と、ICコイン排出口93と、会員カード挿入口94と、ランプ95等を備えている。また、台間機90は、台間機90における稼働状況(売上玉数、ICコインの有無など)を示す稼働信号(関連装置稼働信号)を、管理コンピュータ30に向けて送信するための通信デバイス(図示省略)を備えている。
紙幣挿入口91は、遊技者が遊技球の貸し出しを受けるために現金を挿入する挿入口である。台間機90は、紙幣挿入口91に現金が挿入された場合に、図示しない通信デバイスから、現金が入金されたことを示す稼働信号(入金信号)の情報を含むパケットを出力する。この入金信号の情報を含むパケットは、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、入金信号の情報を含むパケットを受信することで、台間機90において現金が入金されたことを把握することができる。
ICコイン挿入口92およびICコイン排出口93は、ICコインの挿入、排出を行うための開口部である。ここで、ICコインとは、コイン型の筐体に記憶媒体を内蔵したものであり、遊技媒体の数量をデータ化して記憶させ、遊技者による持ち運びを容易にするために使用されている。
台間機90は、現金またはICコインにより遊技者が玉貸しを受けた場合に、図示しない通信デバイスから、入金状態で遊技者が玉貸しを受けたこと、すなわち、売上が上がったことを示す稼働信号(売上信号)の情報を含むパケットを出力する。本実施形態では、台間機90が遊技球を1個貸し出すごとに、売上信号の情報を含むパケットを1つ出力する。
この売上信号を含むパケットは、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、売上信号を含むパケットを受信することで、台間機90において遊技球の貸し出しがあったことを把握することができ、また、売上信号を含むパケットの数をカウントすることで、貸し出しされた遊技球の量(売上玉数)の情報を取得することもできる。なお、売上玉は、貸玉と呼ばれることがあり、売上玉数は、貸玉数(貯玉(の引き出し)を含む。以下同じ)と呼ばれることがある。
なお、本実施形態では、台間機90から出力する稼働信号を、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信する例を示したが、上述のとおり、台間機90から出力する稼働信号を、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由することなく、管理コンピュータ30に送信してもよく、遊技機130から出力する稼働信号についても同様のことが言える。また、現金またはICコインにより遊技者が玉貸しを受けた場合に売上信号を含むパケットを送信する例を示したが、現金またはICコインと同等の金銭的価値を有する媒体(例えば、クレジットカード、電子マネー)により遊技者が玉貸しを受けた場合に売上信号を含むパケットを出力するように構成してもよい。
会員カード挿入口94は、遊技店の会員に予め配布されている会員カード(カード型の記録媒体)の挿入を受け付ける挿入口である。本実施形態では、各会員カードにはカード識別情報が記録されており、台間機90の会員カード挿入口94に遊技者の会員カードが挿入されると、会員カード挿入口94から連通する内部に設けられたカードリーダ(図示省略)が、その会員カードのカード識別情報を読み取るように構成している。
台間機90は、会員カード挿入口94に会員カードが挿入された場合に、図示しない通信デバイスから、会員カードが挿入されたことを示す稼働信号(会員カード挿入信号)の情報を含むパケットを出力する。この会員カード挿入信号の情報を含むパケットは、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、会員カード挿入信号を含むパケットを受信することで、台間機90において会員カード挿入口94に会員カードが挿入されたことを把握することができる。
また、台間機90は、カードリーダが会員カードのカード識別情報を読み取った場合に、図示しない通信デバイスから、会員カードを識別するための情報を示す稼働信号の情報(会員カード識別情報)を含むパケットを出力する。この会員カード識別情報を含むパケットは、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、会員カード識別情報を含むパケットを受信することで、会員カードを識別するための情報を把握することができる。
また、台間機90は、会員カードに関連付けられた貯玉情報に基づく貯玉が払い出された場合に、図示しない通信デバイスから、貯玉が払い出されたことを示す稼働信号(貯玉払い出し信号)の情報を含むパケットを出力する。この貯玉払い出し信号の情報を含むパケットは、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、貯玉払い出し信号の情報を含むパケットを受信することで、台間機90において会員カードに関連付けられた貯玉情報に基づく貯玉が払い出されたことを把握することができ、また、貯玉払い出し信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、貯玉数の情報を取得することもできる。
また、台間機90は、会員カード挿入口94から会員カードが排出された場合に、図示しない通信デバイスから、会員カードが排出されたことを示す稼働信号の情報(会員カード排出信号情報)を含むパケットを出力する。この会員カード排出信号情報を含むパケットは、台コンピュータ70および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。したがって、管理コンピュータ30は、会員カード排出信号情報を含むパケットを受信することで、台間機90において会員カード挿入口94から会員カードが排出されたことを把握することができる。
本実施形態では、会員カード識別情報と、会員カード挿入信号/会員カード排出信号とは、単一のパケットにより送信される。例えば、カード識別情報が「01234」の会員カードが挿入/排出された場合、台間機90は、「挿入、01234」の情報や「排出、01234」の情報を含むパケットを生成して送信する。
ただし、会員カード識別情報、会員カード挿入信号、会員カード排出信号の具体的な実現方法はこれに限られない。例えば、会員カード識別情報と、会員カード挿入信号/会員カード挿入信号とを別々のパケットによって送信してもよいし、一部または全ての稼働情報をパルス信号の形式で送信してもよい。
ランプ95は、対応する遊技機130や当該台間機90の状態を表示するためのものである。本実施形態では、会員カードが台間機90から排出されなかった場合に所定の色(例えば、赤色)を表示して会員カードの取り忘れの警報を報知する報知手段として機能する。
なお、本実施形態において説明した台間機90の稼働信号は一例であり、稼働信号は台間機の種類によって異なる。従って、台間機の機種によっては、異常(エラー)が発生していることを示すエラー信号などを稼働信号に含めてもよい。
ここで、台間機90において検出可能な異常(エラー)としては、例えば、会員カードのカード識別情報に異常を検出した場合のカード識別エラー、振動を検知した場合の振動エラー、扉が開放された場合の扉開放エラー、紙幣が紙幣挿入口91に詰まった場合の紙幣詰まりエラー、ICコインがICコイン挿入口92に詰まった場合のICコイン詰まりエラー、会員カードが会員カード挿入口94に詰まった場合のカード詰まりエラー、各種センサー(例えば、紙幣挿入口91、ICコイン挿入口92、会員カード挿入口94に配設された挿入検出センサ)が故障した場合のセンサーエラー、台コンピュータ70との通信に異常が起きた場合の通信エラー、電源系統に異常が発生した場合の電源エラーなどが含まれる。
<台間機/主要構成>
次に、図6(b)を用いて、台間機90の主要構成について説明する。図6(b)は、台間機90の主要構成の一例を示したブロック図である。
台間機90は、図6(b)に示すように、入力手段96と、表示手段97と、制御手段98と、通信手段99と、記憶手段100と、を有して構成されている。入力手段96は、例えば、上述の紙幣挿入口91,ICコイン挿入口92,会員カード挿入口94に配設された挿入検出センサ、テンキー、キーボード、タッチパネルであって、遊技者等のユーザによる入力操作を受け付けるものである。表示手段97は、例えば、上述のランプ95、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイであって、入力手段96から入力されたコマンドや、それに対する応答出力等を表示するものである。
制御手段98は、例えば、CPUであって、台間機90全体の制御を行うものである。通信手段99は、外部機器との通信を司るものであり、本例では、台コンピュータ70との通信を行う。記憶手段100は、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラムなどを記憶するものであり、例えば、ハードディスク(HDD)などによって実現することができる。
<端末装置>
次に、図7を用いて、端末装置140について詳細に説明する。図7(a)は、端末装置140の一例を示した正面図であり、図7(b)は、端末装置140の主要構成の一例を示したブロック図である。
端末装置140は、遊技店の店員等が業務で使用する携帯型や据え置き型の情報処理装置等を含み、例えば、リモコン、ハンディターミナル、PDA(=Personal Digital Assistant)、スマートフォンなどによって実現することができる。なお、端末装置140は、主として遊技店の店員等が業務で使用する情報処理装置であるが、後述するアンケート機能等においては、一時的に遊技者が使用することも考えられ、遊技店の店員だけが使用する情報処理装置に限定されるものではない。
端末装置140は、図7(b)に示すように、入力手段141と、表示手段142と、制御手段143と、通信手段144と、記憶手段146と、を有して構成されている。入力手段141は、例えば、テンキー、キーボード、タッチパネルであって、遊技店の店員等のユーザによる入力操作を受け付けるものである。表示手段142は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイであって、入力手段141から入力されたコマンドや、それに対する応答出力等を表示するものである。
制御手段143は、例えば、CPUであって、端末装置140全体の制御を行うものである。通信手段144は、外部機器との通信を司るものであり、各種情報を電波等に変換して外部に送出するとともに、管理コンピュータ30から各種情報に係る電波等を受信する。記憶手段146は、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラムなどを記憶するものであり、例えば、ハードディスク(HDD)、半導体メモリなどによって実現することができる。
<遊技用装置管理情報>
次に、図8および図9を用いて、管理コンピュータ30のRAM33や記憶装置36に記憶される遊技用装置管理情報について説明する。
ここで、遊技用装置管理情報とは、管理コンピュータ30の管理下にある遊技用装置(本実施形態では、島コンピュータ50、台コンピュータ70、台間機90、呼出ランプ110、遊技機130)の管理を行うために使用する情報である。本実施形態では、遊技用装置管理情報として、図8(a)に示す台番号管理テーブル、図8(b)に示す累積稼働情報テーブル、図8(c)に示す遊技状態別稼働情報テーブル、図9(a)、(b)に示す稼働履歴情報テーブルを備えている。以下、各々のテーブルについて詳細に説明する。
<遊技用装置管理情報/台番号管理テーブル>
図8(a)は、台番号と遊技用装置を関連付けして記憶した台番号管理テーブルの一例である。この台番号管理テーブルには、台番号に関連付けされて、遊技機130を識別するための遊技機識別情報と、遊技機130に対応して設けられている台間機90を識別するための台間機識別情報と、が記憶されている。
管理コンピュータ30は、この台番号管理テーブルを参照することで、例えば、台番号100には、遊技機識別情報A001が付与された遊技機130と、台間機識別情報U001が付与された台間機90が設置されていることや、台間機識別情報U003が付与された台間機90が出力した売上信号は、遊技機識別情報A003が付与された、台番号102の遊技機130についての売上であること、などの認識が可能である。なお、本例では、台番号を100から始まる連番の正の整数としているが、これに限定されるものではない。
<遊技用装置管理情報/累積稼働情報>
図8(b)は、所定期間内における遊技用装置の稼働情報を記録するための累積稼働情報テーブルの一例である。この累積稼働情報には、台番号に関連付けされて、遊技店の開店からの、累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、累積再プレイ数、累積始動回数、累積大当回数、累積小当回数、累積スタート回数、および、稼働状況が記憶される。
ここで、累積出玉数は、遊技機130において払い出された遊技球の数(出玉数)を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される出玉信号に基づいて加算処理を行う。累積打玉数は、各遊技機130において遊技盤面131に打ち出された遊技球の数(打玉数)を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される打玉信号に基づいて加算処理を行う。
累積売上玉数は、台間機90において貸し出しされた遊技球の数(売上玉数)を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各台間機90から送信される売上信号に基づいて加算処理を行う。累積再プレイ数は、再プレイによって遊技者に払い戻された遊技媒体数(再プレイ数)を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各台間機90から送信される再プレイ信号に基づいて加算処理を行う。
累積始動回数は、遊技機130における普図始動口134または特図始動口135の入賞回数を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される始動信号に基づいて加算処理を行う。累積大当回数は、遊技機130における大当り遊技の回数を管理するためのカウンタであり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される大当信号に基づいて加算処理を行う。
累積小当回数は、遊技機130における小当り遊技の回数を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される小当信号に基づいて加算処理を行う。累積スタート回数は、遊技機130において特図表示装置が図柄を停止表示した回数を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信されるスタート信号に基づいて加算処理を行う。
稼働状況は、遊技機130が、遊技者によって遊技が行われている稼働状態か、遊技者によって遊技が行われていない非稼働状態か、を管理するための情報であり、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される各種信号に基づいて、遊技機130が稼働状態であると判定した場合に数値の1を設定し、遊技機130が非稼働状態であると判定した場合に数値の0を設定する。
例えば、図8(b)に示す例では、台番号100が付与された遊技機130の、ある時点における累積出玉数は52270個、累積打玉数は36690個、累積売上玉数は12500個、累積再プレイ数は3000個、累積始動回数は910回、累積大当回数は37回、累積小当回数は14回、累積スタート回数(図柄変動回数)は870回、遊技機130が稼働状態であることを表している。
<遊技用装置管理情報/遊技状態別稼働情報>
図8(c)は、所定期間内における遊技用装置の遊技状態別稼働情報を記憶するための遊技状態別稼働情報テーブルの一例である。この遊技状態別稼働情報には、台番号および遊技状態に関連付けされて、遊技店の開店からの、累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、および、累積再プレイ数が、それぞれ、状態別出玉数、状態別打玉数、状態別売上玉数、および、状態別再プレイ数として記憶される。
ここで、本例では、遊技機130の状態を、通常状態、大当り状態、確変状態、確変大当り状態の4つに分類している。管理コンピュータ30は、後述する管理コンピュータメイン処理のパケット処理において、各遊技機130から送信される大当信号がオフ信号、かつ、確変信号がオフ信号の場合には通常状態と判定し、当該通常状態における状態別出玉数、状態別打玉数、状態別売上玉数、および、状態別再プレイ数の更新を行う。また、各遊技機130から送信される大当信号がオン信号、かつ、確変信号がオフ信号の場合には大当り状態(大当り)と判定し、当該大当り状態における状態別出玉数、状態別打玉数、状態別売上玉数、および、状態別再プレイ数の更新を行う。
また、各遊技機130から送信される大当信号がオフ信号、かつ、確変信号がオン信号の場合には確変状態(確変)と判定し、当該確変状態における状態別出玉数、状態別打玉数、状態別売上玉数、および、状態別再プレイ数の更新を行う。また、各遊技機130から送信される大当信号がオン信号、かつ、確変信号がオン信号の場合には確変大当り状態(確変大当り)と判定し、確変大当り状態における状態別出玉数、状態別打玉数、状態別売上玉数、および、状態別再プレイ数の更新を行う。
この遊技状態別稼働情報テーブルは、後述する管理コンピュータ30の特賞履歴処理(ステップS203)などにおいて、端末装置140に向けて特賞履歴情報を送信する処理などで使用される。
<各種管理情報/稼働履歴情報>
図9(a)、(b)は、遊技用装置の稼働情報の履歴を所定時間毎に記録するための稼働履歴情報テーブルの一例である。この稼働履歴情報には、台番号と、一定時間毎の時間帯情報とに関連付けされて、一定時間毎の、累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、累積再プレイ数、累積始動回数、累積大当回数、累積小当回数、および、累積スタート回数の履歴が記憶される。
具体的には、図9(a)に示す稼働履歴情報には、1時間毎に時間を区切って、各遊技機130の累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、累積再プレイ数、累積始動回数、累積大当回数、累積小当回数、および、累積スタート回数の履歴が記憶される。例えば、遊技時間10:00−11:00に対応する稼働情報は、「10時00分〜11時00分」の時間帯における遊技機130の累積出玉数が9290個、累積打玉数が4050個、累積売上玉数が3500個、累積再プレイ数が0個、累積始動回数が31回、累積大当回数が3回、累積小当回数が2回、および、累積スタート回数が26回であることを表している。
また、図9(b)に示す稼働履歴情報には、5分毎に時間を区切って、各遊技機130の累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、累積再プレイ数、累積始動回数、累積大当回数、累積小当回数、および、累積スタート回数の履歴が記憶される。例えば、遊技時間10:05−10:10に対応する稼働情報は、「10時05分〜10時10分」の時間帯における遊技機130の累積出玉数が270個、累積打玉数が330個、累積売上玉数が375個、累積再プレイ数が0個、累積始動回数が5回、累積大当回数が0回、累積小当回数が0回、および、累積スタート回数が5回であることを表している。
なお、本例では、1時間毎と5分毎に時間を区切って各遊技機100の稼働履歴情報を記憶する例を示したが、各遊技店の用途や目的に応じて時間の区切りを変更したり、他の時間(例えば、2時間単位や1日単位)で区切った稼働履歴情報をさらに記憶するように構成してもよい。
この稼働履歴情報テーブルは、後述する管理コンピュータ30の特賞履歴処理(ステップS203)などにおいて、端末装置140に向けて特賞履歴情報を送信する処理などで使用される。
<景品在庫情報>
次に、図10を用いて、管理コンピュータ30のRAM33や記憶装置36に記憶される景品在庫情報について説明する。
ここで、景品在庫情報とは、遊技店における景品の在庫数の管理を行うために使用する情報である。本実施形態では、景品在庫情報として、図10(a)に示す在庫管理情報テーブル、図10(b)に示す景品情報テーブル、図10(c)に示す在庫情報テーブルを備えている。以下、各々のテーブルについて詳細に説明する。
<景品在庫情報/在庫管理情報テーブル>
図10(a)は、景品の在庫管理方法を記憶するための在庫管理情報テーブルの一例である。この在庫管理情報テーブルには、最終締め日、在庫管理区分、POS台数、などの情報が関連付けされて記憶される。ここで、最終締め日とは、景品在庫情報を最後に更新した年月日の情報であり、同図(a)に示す例では、景品在庫情報の最後の更新が2012年2月20日であることを示している。
また、在庫管理区分とは、景品の在庫の保管方法に関する情報であり、数字の1は、倉庫だけの1ヶ所で在庫を保管していることを示し、数字の2は、倉庫と1つのカウンタの2ヶ所で在庫を保管していることを示し、数字の3は、倉庫と複数のカウンタの3ヶ所以上で在庫を保管していることを示している。したがって、同図(a)に示す例は、倉庫と複数のカウンタの3ヶ所以上で在庫を保管していることを示している。
また、POS台数とは、在庫管理区分が3の場合におけるPOSの台数(カウンタの数)の情報であり、同図(a)に示す例では、カウンタの数が3であることを示している。したがって、同図(a)に示す在庫管理区分とPOS台数は、倉庫と3つのカウンタの計4ヶ所で在庫を保管していることを示している。
この在庫管理情報テーブルは、後述する管理コンピュータ30の在庫調整処理(ステップS208)などにおいて、端末装置140に向けて在庫管理情報を送信する処理などで使用される。
<景品在庫情報/景品情報テーブル>
図10(b)は、景品に関する情報を記憶するための景品情報テーブルの一例である。この景品情報テーブルには、景品を識別するために景品毎に付与された景品コード、この景品コードに対応するバーコード情報、景品名称、などの情報が関連付けされて記憶される。
この景品情報テーブルは、後述する管理コンピュータ30の在庫調整処理(ステップS208)などにおいて、景品コードに基づいて景品名称を取得したり、バーコード情報に基づいて景品コードや景品名称を取得したりする処理に使用される。
<景品在庫情報/在庫情報テーブル>
図10(c)は、景品の機械在庫と実在庫を保管場所毎に記憶するための在庫情報テーブルの一例である。この在庫情報テーブルには、上述の景品コード、場所ID、機械在庫数、実在庫数、などの情報が関連付けされて記憶される。ここで、「機械在庫数」とは、在庫情報テーブルで管理されている在庫数のことであり、帳簿在庫数や理論在庫数等とも称される。また、「実在庫数」とは、倉庫やカウンタ等に実際に存在する景品(現物)の数のことである。
この在庫情報テーブルは、後述する管理コンピュータ30の在庫調整処理(ステップS208)などにおいて、景品コードと場所IDに基づいて実在庫数を更新する処理などで使用される。
<端末装置メイン処理>
次に、図11を用いて、端末装置140の制御手段143が実行するメイン処理(端末装置メイン処理)について説明する。なお、図11は、端末装置メイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。
この端末装置メイン処理は、端末装置140の記憶手段146に記憶されたプログラム(アプリケーション)によって実行される処理の一部である。端末装置140の制御手段143は、例えば、入力手段141に対する操作(例えば、タッチパネルに対するクリック操作)によって当該プログラムの実行指示があった場合に、ステップS101の初期設定処理から実行を開始する。
ステップS101の初期設定処理では、例えば、記憶手段146の記憶領域の一部を0に初期化する処理や、記憶手段146の記憶領域の一部に初期値を設定する処理や、表示手段142(例えば、液晶ディスプレイ)に初期画面(例えば、上記図7(a)に示すメニュー画面)を表示する処理や、通信手段144(例えば、無線通信モジュール)の初期設定を実行して管理コンピュータ30との通信を許可する処理などを行う。
ステップS102では、アラーム履歴処理を行う。詳細は後述するが、このアラーム履歴処理では、端末装置140のアラーム履歴機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS103では、特賞履歴処理を行う。詳細は後述するが、この特賞履歴処理では、端末装置140の特賞履歴機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS104では、店内放送操作処理を行う。詳細は後述するが、この店内放送操作処理では、端末装置140の店内放送操作機能を実現するための各種処理を実行する。
ステップS105では、開閉店操作処理を行う。詳細は後述するが、この開閉店操作処理では、端末装置140の開閉店操作機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS106では、各台データ処理を行う。詳細は後述するが、この各台データ処理では、端末装置140の各台データ機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS107では、ゲージ処理を行う。詳細は後述するが、このゲージ処理では、端末装置140のゲージ機能を実現するための各種処理を実行する。
ステップS108では、在庫調整処理を行う。詳細は後述するが、この在庫調整処理では、端末装置140の在庫調整機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS109では、会員照会処理を行う。詳細は後述するが、この会員照会処理では、端末装置140の会員照会機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS110では、頭取り処理を行う。詳細は後述するが、この頭取り処理では、端末装置140の頭取り機能を実現するための各種処理を実行する。
ステップS111では、アンケート処理を行う。詳細は後述するが、このアンケート処理では、端末装置140のアンケート機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS112では、管理コンピュータ30との通信処理など、その他の処理などを行った後に、ステップS102のアラーム履歴処理に戻る。以降、端末装置140の制御手段143は、入力手段141に対する操作(例えば、タッチパネルに対するクリック操作)などによってプログラムの実行終了の指示が無い限り、ステップS102〜ステップS112の処理を繰り返し実行する。
<管理コンピュータのメイン処理>
次に、図12を用いて、管理コンピュータ30のCPU31が実行するメイン処理(管理コンピュータメイン処理)について説明する。なお、図12は、管理コンピュータメイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。
この管理コンピュータメイン処理は、管理コンピュータ30の記憶手段(例えば、記憶装置36)に記憶されたプログラム(アプリケーション)によって実行される処理の一部である。管理コンピュータ30のCPU31は、例えば、入力装置37に対する操作(例えば、マウスに対するクリック操作)によって当該プログラムの実行指示があった場合に、ステップS201の初期設定処理から実行を開始する。
ステップS201の初期設定処理では、例えば、RAM33の記憶領域の一部を0に初期化する処理や、RAM33の記憶領域の一部に初期値を設定する処理や、表示装置38(例えば、液晶ディスプレイ)に初期画面を表示する処理や、通信部39(例えば、無線通信モジュール)の初期設定を実行して島コンピュータ50との通信を許可する処理などを行う。
ステップS202では、アラーム履歴処理を行う。詳細は後述するが、このアラーム履歴処理では、端末装置140のアラーム履歴機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS203では、特賞履歴処理を行う。詳細は後述するが、この特賞履歴処理では、端末装置140の特賞履歴機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS204では、店内放送操作処理を行う。詳細は後述するが、この店内放送操作処理では、端末装置140の店内放送操作機能を実現するための各種処理を実行する。
ステップS205では、開閉店操作処理を行う。詳細は後述するが、この開閉店操作処理では、端末装置140の開閉店操作機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS206では、各台データ処理を行う。詳細は後述するが、この各台データ処理では、端末装置140の各台データ機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS207では、ゲージ処理を行う。詳細は後述するが、このゲージ処理では、端末装置140のゲージ機能を実現するための各種処理を実行する。
ステップS208では、在庫調整処理を行う。詳細は後述するが、この在庫調整処理では、端末装置140の在庫調整機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS209では、会員照会処理を行う。詳細は後述するが、この会員照会処理では、端末装置140の会員照会機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS210では、頭取り処理を行う。詳細は後述するが、この頭取り処理では、端末装置140の頭取り機能を実現するための各種処理を実行する。
ステップS211では、アンケート処理を行う。詳細は後述するが、このアンケート処理では、端末装置140のアンケート機能を実現するための各種処理を実行する。ステップS212では、パケット処理を行う。このパケット処理では、各遊技機130や各台間機90から受信した稼働信号に基づいて、累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、累積再プレイ数、累積始動回数、累積大当回数、累積小当回数、累積スタート回数(上記図8(a)参照)を加算する処理や、遊技機130の稼働状況(上記図8(a)参照)を更新する処理や、遊技状態別稼働情報(上記図8(b)参照)を更新する処理や、稼働履歴情報(上記図8(c)参照)を更新する処理などを行う。
ステップS213では、端末装置140や遊技用装置との通信処理など、その他の処理などを行った後に、ステップS202のアラーム履歴処理に戻る。以降、管理コンピュータ30のCPU31は、入力装置37に対する操作(例えば、マウスに対するクリック操作)などによってプログラムの実行終了の指示が無い限り、ステップS202〜ステップS212の処理を繰り返し実行する。
<遊技機メイン処理>
次に、図13(a)を用いて、遊技機130の主制御部150のCPU152が実行するメイン処理(遊技機メイン処理)について説明する。図13(a)は、遊技機メイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。
この遊技機メイン処理は、遊技機130の主制御部150のROM153に記憶されたプログラム(アプリケーション)によって実行される処理の一部である。主制御部150のCPU152は、例えば起動信号出力回路168から起動信号を入力した場合に、ステップS301の初期設定処理から実行を開始する。
ステップS301の初期設定処理では、例えば、RAM154の記憶領域の一部を0に初期化する処理や、RAM154の記憶領域の一部に初期値を設定する処理や、情報出力回路167の初期設定を実行して管理コンピュータ30への稼働信号の出力を許可する処理などを行う。
ステップS302では、稼働信号出力処理を行う。この稼働信号出力処理では、上述の稼働信号(遊技機稼働信号)を管理コンピュータ30に向けて出力するための各種処理を行う。ステップS303では、遊技制御や、呼出ランプ110との通信処理などを行った後に、ステップS302の稼働信号出力処理に戻る。以降、主制御部150のCPU152は、ステップS302〜ステップS303の処理を繰り返し実行する。
<台間機メイン処理>
次に、図13(b)を用いて、台間機90の制御手段98が実行するメイン処理(台間機メイン処理)について説明する。図13(b)は、台間機メイン処理の流れの一例を示したフローチャートである。
この台間機メイン処理は、台間機90の記憶手段100に記憶されたプログラム(アプリケーション)によって実行される処理の一部である。台間機90の制御手段98は、例えば、外部から電源の供給があった場合に、ステップS401の初期設定処理から実行を開始する。
ステップS401の初期設定処理では、例えば、記憶手段100の記憶領域の一部を0に初期化する処理や、記憶手段100の記憶領域の一部に初期値を設定する処理や、管理コンピュータ30への稼働信号の出力を許可する処理などを行う。
ステップS402では、稼働信号出力処理を行う。この稼働信号出力処理では、上述の稼働信号(関連装置稼働信号)を管理コンピュータ30に向けて出力するための各種処理を行う。ステップS403では、台間機90の制御や、台コンピュータ70との通信処理などを行った後に、ステップS402の稼働信号出力処理に戻る。以降、制御手段98は、ステップS402〜ステップS403の処理を繰り返し実行する。
<アラーム履歴機能>
次に、端末装置140のアラーム履歴機能について詳細に説明する。図14は、アラーム履歴機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
このアラーム履歴機能は、遊技用装置、管理コンピュータ30、端末装置140などにおいて何らかの異常が発生した場合に、当該異常に関する情報(エラー情報)を端末装置140に通知する機能である。本例のアラーム履歴機能は、主として、端末装置140によるアラーム履歴処理(ステップS102)と、管理コンピュータ30によるアラーム履歴処理(ステップS202)と、遊技用装置(遊技機130、台間機90)による稼働信号出力処理(ステップS302、S402)と、によって実現される。
なお、ここでは、遊技機130や台間機90で検知された異常に関するエラー情報を端末装置140に通知する例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。したがって、例えば、管理コンピュータ30で検知された異常に関するエラー情報だけを端末装置140に通知する場合には、端末装置140と管理コンピュータ30によってアラーム履歴機能を実現することができる。また、端末装置140で検知された異常に関するエラー情報だけを自身(端末装置140)に通知する場合には、端末装置140だけでアラーム履歴機能を実現することができる。
また、遊技用装置で検知された異常に関するエラー情報(例えば、呼出ランプ110に配設された呼出ボタンの押下操作の検知に関するエラー情報など)を、管理コンピュータ30を介することなく、端末装置140に直接、送信するように構成してもよい。このような構成とすれば、管理コンピュータ30を介する場合に比べ、エラー情報を迅速に端末装置140に通知することができる。
<アラーム履歴機能/通知可能なエラー情報>
アラーム履歴機能によって通知可能なエラー情報には、遊技機130において検出可能な異常、例えば、上述の磁石エラー、電波エラー、振動エラー、不正入賞エラー、不正払出エラー、扉開放エラー、ガラス開放エラー、球詰まりエラー、センサーエラー、通信エラー、電源エラーなどに関する各種エラー情報が少なくとも含まれる。
また、台間機90において検出可能な異常、例えば、上述のカード識別エラー、振動エラー、扉開放エラー、紙幣詰まりエラー、ICコイン詰まりエラー、カード詰まりエラー、センサーエラー、通信エラー、電源エラーなどに関する各種エラー情報も含まれる。
また、管理コンピュータ30、台コンピュータ70、島コンピュータ50、端末装置140において検出可能な異常、例えば、他の遊技用装置との通信に異常が起きた場合の通信エラー、異常なパケットを受信した場合のパケットエラーなどに関するエラー情報も含まれる。また、図示は省略するが、遊技店内に設置された防犯カメラよって検知可能な異常や、ネットワークLNW,WNWの一部を構成する通信機器などによって検知可能な異常に関するエラー情報も含まれる。
また、アラーム履歴処理によって通知可能なエラー情報は、機器の不具合(故障)に関するエラー情報に限定されるものではなく、呼出(例えば、呼出ランプ110に配設された呼出ボタンの押下操作の検知)に関するエラー情報や、警告/警報(例えば、防犯カメラによって人物の画像認識を行い、要注意人物が検知された場合の警告や、ICコインや会員カードが台間機90から排出されなかった場合の取り忘れの警報、台間機90に挿入された会員カードが不正カードの場合の警告、台間機90に入力された会員のパスワードが誤っている場合の警告)に関するエラー情報なども含まれる。
<アラーム履歴機能/各種処理の流れ>
次に、アラーム履歴機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。遊技用装置(本例では、遊技機130、台間機90)は、稼働信号出力処理のステップS3021(S4021)において、上述の複数種類の異常のうちのいずれかの異常を検知した場合に、ステップS3022(S4022)に進んで、検知した異常に対応するエラー信号(稼働信号)を管理コンピュータ30に向けて出力する。
遊技機130から出力されたエラー信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。また、台間機90から出力されるエラー信号は、台間機90においてパケットの形式に変換された後、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。
管理コンピュータ30は、アラーム履歴処理のステップS2021において、エラー信号を含むパケットを受信したか否かを判定し、エラー信号を含むパケットを受信した場合にはステップS2022に進み、エラー信号を含むパケットを受信していない場合にはステップS2026に進む。ステップS2022では、後述する「エラー情報」をRAM33に記憶した後、ステップS2023に進んで、RAM33に記憶しているエラーカウンタ(エラー回数を管理するためのカウンタ)に1を加算する。
ここで、ステップS2022でRAM33に記憶する「エラー情報」としては、例えば、受信したパケットに含まれるエラー信号の内容(上述の磁石エラー、電波エラーなど)や、エラーの発生場所の情報(例えば、受信したパケットの送信元の台番号や、対応する遊技機130や台間機90の識別情報)と、エラーの発生時刻の情報(例えば、エラー信号を含むパケットの受信日時)、エラーの種別(例えば、不具合(故障)、呼出、警告/警報の区別)などが挙げられる。
また、管理コンピュータ30は、ステップS2024において、エラー情報の送信条件が成立しているか否かを判定し、条件が成立している場合にはステップS2025に進んで、RAM33に記憶しているエラー情報を、端末装置140に向けて出力し、条件が成立していない場合にはステップS2026に進む。
ここで、「エラー情報の送信条件が成立している場合」とは、例えば、予め定めた特定のエラー(例えば、不正行為に関連する磁石エラーや電波エラー)を受信した場合や、受信したエラー信号に基づいて生成した数値(例えば、「出玉数(セーフ玉数)−打玉数(アウト玉数)」で算出される差玉数や、「売上玉数(貸玉数)+出玉数(セーフ玉数)−打玉数(アウト玉数)」で算出される持玉数)が予め定めた閾値を超えた場合や、受信したエラーの種別が予め定めた特定のエラーの種別(例えば、不具合(故障))と一致した場合や、エラー情報の送信先に制限を設けているときに、通信可能な端末装置140の中にエラー情報の送信が許容されている端末装置140が存在する場合や、ステップS2023で更新したエラー回数が予め定めた回数(例えば、3回)を超えた場合や、エラーの発生時刻が予め定めた特定期間内(例えば、遊技店の営業時間内)に検知された場合などが挙げられる。
端末装置140は、アラーム履歴処理のステップS1021において、エラー情報を含むパケットを受信したか否かを判定し、エラー情報を含むパケットを受信した場合にはステップS1022に進み、エラー情報を含むパケットを受信していない場合にはステップS1024に進む。ステップS1022では、受信したパケットに含まれるエラー情報を記憶手段146に記憶した後、ステップS1023に進んで、表示手段142を用いてエラー報知を実行する。
図15(a)〜(c)は、ステップS1023で実行するエラー報知の表示例を示した図である。本例では、エラー報知として、端末装置140がエラー情報を受信した時点で、同図(a)に示すように、エラー情報を受信したことを知らせる通知(この例では、「アラーム情報を受信しました」の文字表示)を行うとともに、端末装置140のバイブレーション機能を作動させ、さらに音声(アラーム音やメロディ)を出力するように構成している。
また、このエラー報知を所定時間、表示させた後に、同図(b)に示すように、過去に受信したエラー情報の履歴一覧として、エラー内容、台番号、発生時刻などを表示し、入力手段141によってエラー情報を選択する操作(例えば、タッチパネルに対するクリック操作)が行われた場合には、同図(c)に示すように、選択されたエラー情報の詳細として、エラー内容の詳細、台番号、機種名(台番号に対応する遊技機130の機種名)、発生時刻、復旧時刻、ソフト/ハードの区別、警告レベルなどを表示するように構成している。
なお、エラー報知は、図15(a)に示す報知態様に限定されず、例えば、エラー情報を受信したことを知らせる通知に加えて、異常の対処方法(例えば、リセットボタンの押下操作や電源のオンオフ操作などの操作方法、過去の対処事例など)を報知してもよい。このような構成とすれば、端末装置140に表示される対処方法に従って異常を解消することができるため、異常対処の経験が少ない店員でも様々な異常に対処することが可能となる上に、店員が正確な対処方法を知ることができるため、異常を適切かつ迅速に解消することが可能となる。
また、エラー報知によって、異常の対処を行わせる作業担当者の氏名を報知してもよい。このような構成とすれば、管理コンピュータ30において作業担当者を指定することができるため、異常に対して適切な作業担当者を割り当てることができ、異常を適切かつ迅速に解消することが可能となる。
また、エラー報知の報知態様は、表示手段142を用いた表示による報知に限定されず、例えば、図示しない出音手段(例えば、スピーカ)を用いた音(例えば、音声、メロディ)による報知でもよいし、図示しない発光手段(例えば、ランプ)を用いた光(例えば、色分け、点滅)による報知などでもよい。また、上述の複数種類の報知のうちの複数を同時に実行してもよい。
図14に戻って、端末装置140は、アラーム履歴処理のステップS1024において、対応完了ボタンの操作を受け付けたか否かを判定し、操作を受け付けた場合に、ステップS1025に進んで、異常に対する対応が完了したことを知らせる対応完了情報を管理コンピュータ30に向けて送信する。また、操作を受け付けていない場合には、ステップS1026に進む。
管理コンピュータ30は、アラーム履歴処理のステップS2026において、対応完了情報を受信したか否かを判定し、対応完了情報を受信した場合に、ステップS2027に進んで、ステップS2022でRAM33に記憶したエラー内容に関連付けして、対応完了情報を記憶した後に、次のステップS2028において、異常に対する対応が完了したことを一斉に知らせる対応完了一斉通知をすべての端末装置140に向けて送信する。
端末装置140は、アラーム履歴処理のステップS1026において、対応完了一斉通知を受信したか否かを判定し、対応完了一斉通知を受信した場合に、ステップS1027に進んで、受信した対応完了一斉通知を表示手段142に表示する。このような構成とすれば、異常が解消したか否かを迅速に把握することができ、店員の作業効率を高めることができる。なお、ステップS1027で表示させる情報は対応完了一斉通知に限定されず、例えば、エラーの復旧時刻の情報(例えば、対応完了一斉通知の受信日時)や、エラーに対処した店員の氏名などを表示してもよい。
また、端末装置140は、ステップS1028において、アラーム履歴機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合にはアラーム履歴機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1021に戻ってアラーム履歴処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)で検知される異常に関する異常情報を受信可能な異常情報受信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS102)のステップS1021の処理)と、前記異常情報に基づいた異常報知を実行可能な異常報知手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS102)のステップS1023の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、不正遊技や遊技用装置の各種異常を確実に通知し、不正遊技や遊技用装置の各種異常に迅速に対応することができる。このため、遊技店におけるサービスの品質を高め、顧客吸引力を向上させることができる。
また、前記異常への対応が完了したことを示す対応完了情報を管理端末(例えば、管理コンピュータ30)に向けて送信可能な完了情報送信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS102)のステップS1025の処理)を備えてもよい。
このような構成とすれば、異常への対応が完了したか否かを管理端末のオペレータが容易に把握することができる。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、遊技店内に設置された遊技用装置で検知される異常に関する異常情報を受信可能な異常情報受信手段、前記異常情報に基づいた異常報知を実行可能な異常報知手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)で検知される異常に関する異常情報を受信可能な異常情報受信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS202)のステップS2021の処理)と、前記異常情報を端末装置(例えば、端末装置140)に向けて送信可能な異常情報送信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS202)のステップS2025の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、不正遊技や遊技用装置の各種異常を確実に通知し、不正遊技や遊技用装置の各種異常に迅速に対応することができる。
また、前記異常情報を少なくとも記憶可能な異常情報記憶手段(例えば、RAM33や記憶装置36)と、前記異常のうちの特定の異常の発生回数を計数可能な計数手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS202)のステップS2023の処理)と、を備え、前記異常情報送信手段は、前記異常の発生回数を含む前記異常情報を送信してもよい。
また、前記異常情報送信手段は、前記異常の発生回数が予め定めた回数を超えた場合に、当該異常に対応する前記異常情報を送信してもよい。
また、前記異常情報送信手段は、前記異常への対処方法に関する対処情報(例えば、エラーを解除するための操作方法や、過去の対処事例)を前記異常情報に含めて送信してもよい。
また、前記異常への対応が完了したことを示す対応完了情報を前記管理端末と通信可能な前記端末装置の全てまたは一部に向けて送信可能な完了情報一斉送信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS202)のステップS2028の処理)を備えてもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、前記遊技用装置で検知された異常に関する異常情報を受信可能な異常情報受信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS202)のステップS2021の処理)と、前記異常情報を前記端末装置に向けて送信可能な異常情報送信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS202)のステップS2025の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記異常情報を受信可能な異常情報受信手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS102)のステップS1021の処理)と、前記異常情報に基づいた異常報知を実行可能な異常報知手段(例えば、図14に示すアラーム履歴処理(ステップS102)のステップS1023の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、不正遊技や遊技用装置の各種異常を確実に通知し、不正遊技や遊技用装置の各種異常に迅速に対応することができる。
また、前記異常には、前記遊技用装置の不具合(故障)、呼出、および警告/警報のうちの少なくとも1つが含まれ、前記異常情報には、前記遊技用装置の不具合(故障)に関するエラー情報、呼出に関するエラー情報、および警告/警報に関するエラー情報のうちの少なくとも1つが含まれる。
また、前記異常報知には、振動手段を用いた振動による報知、表示手段を用いた表示による報知、出音手段を用いた音による報知、発光手段を用いた光による報知、前記異常の発生回数の表示のうちの少なくとも1つが含まれる。
また、前記異常情報送信手段は、前記管理端末と通信可能な前記端末装置のうち、予め前記異常情報の受信の許可を与えている前記端末装置のみ(例えば、店員Aが使用している端末装置のみ)に前記異常情報を送信するように構成してもよい。
また、前記異常情報送信手段は、前記異常情報の受信の許可を与える前記端末装置を、前記異常情報毎に設定可能であってもよい。
また、前記異常情報送信手段は、前記異常情報のうち、予め送信の許可を設定している前記異常情報のみ(例えば、遊技用装置の呼出に関するエラー情報のみ)を送信するように構成してもよい。
<特賞履歴機能>
次に、端末装置140の特賞履歴機能について詳細に説明する。図16は、特賞履歴機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この特賞履歴機能は、管理コンピュータ30のRAM33や記憶装置36に記憶された特賞履歴情報(詳細は後述)を、端末装置140で閲覧する機能である。本例の特賞履歴機能は、主として、端末装置140による特賞履歴処理(ステップS103)と、管理コンピュータ30によるパケット処理(ステップS212)および特賞履歴処理(ステップS203)と、遊技用装置(遊技機130、台間機90)による稼働信号出力処理(ステップS302、S402)と、によって実現される。
<特賞履歴機能/各種処理の流れ>
次に、特賞履歴機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。遊技用装置(本例では、遊技機130、台間機90)は、稼働信号出力処理のステップS3023(S4023)において、上述の稼働信号(打玉信号、出玉信号、売上信号など)の出力条件が成立した場合に、ステップS3024(S4024)に進んで、出力条件が成立した稼働信号を管理コンピュータ30に向けて出力する。
遊技機130から出力された稼働信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。また、台間機90から出力される稼働信号は、台間機90においてパケットの形式に変換された後、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。
管理コンピュータ30は、パケット処理のステップS2121において、稼働信号を含むパケットを受信したか否かを判定し、該当するパケットを受信した場合には、ステップS2122において、上述の累積稼働情報(上記図8(b)参照)と、遊技状態別稼働情報(上記図8(c)参照)と、稼働履歴情報(上記図9(a)、(b)参照)を必要に応じて更新する。
端末装置140は、特賞履歴処理のステップS1031において、特賞履歴処理の起動直後か否かを判定し、該当する場合には、ステップS1032に進んで、台番号に初期値を設定するとともに、特賞履歴情報を取得するための特賞履歴情報要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、台番号に設定する初期値は、全ての台番号のうち、最も番号が小さい台番号(本例では100)でもよいし、稼働状態にある遊技機130に対応する台番号のうち、最も番号が小さい台番号でもよいし、前回の特賞履歴機能の終了時に記憶した台番号でもよい。
また、端末装置140は、ステップS1033において、特定の操作を受け付けたか否かを判定し、特定の操作を受け付けた場合に、ステップS1034に進んで、台番号を設定するとともに、特賞履歴情報を取得するための特賞履歴情報要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、特定の操作としては、例えば、タッチパネルに対するフリック操作(タッチパネルに触れた指やペンを少しだけスライドさせる操作)が挙げられる。また、特定の操作に基づいて設定する台番号は、特定の操作直前に表示している台番号に1を加算(または減算)した台番号でもよいし、稼働状態にある遊技機130に対応する台番号でもよいし、特定の台番号(例えば、4や9)を除いた台番号であってもよい。
管理コンピュータ30は、特賞履歴処理のステップS2031において、特賞履歴情報要求を受信したか否かを判定し、特賞履歴情報要求を受信した場合に、ステップS2032に進んで、RAM33や記憶装置36に記憶された特賞履歴情報を検索・取得し、次のステップS2033において、特賞履歴情報を端末装置140に向けて送信する。
ここで、ステップS2032で検索・取得する「特賞履歴情報」としては、例えば、遊技状態別稼働情報テーブル(上記図8(c)参照)に記憶された遊技状態別稼働情報(例えば、遊技状態毎の状態別出玉数、状態別打玉数)や、稼働履歴情報テーブル(上記図9(a)、(b)参照)に記憶された稼働履歴情報(例えば、一定時間毎の、累積出玉数、累積打玉数、累積売上玉数、累積再プレイ数、累積始動回数、累積大当回数、累積小当回数、および、累積スタート回数)や、これらの遊技状態別稼働情報や稼働履歴情報に基づいて生成される各種情報(例えば、状態別差玉数)などが挙げられる。
端末装置140は、特賞履歴処理のステップS1035において、特賞履歴情報を受信したか否かを判定し、特賞履歴情報を受信した場合に、ステップS1036に進んで、特賞履歴情報を記憶手段146に記憶し、次のステップS1037において、特賞履歴情報を表示手段142に表示する。
図17は、特賞履歴情報の表示例を示した図である。本例では、特賞履歴情報の表示として、遊技機130の遊技状態(通常状態、大当り、確変、確変大当り)、状態別出玉数、状態別打玉数、状態別差玉数を表示するように構成している。なお、特賞履歴情報の表示は、図17に示す内容に限定されず、その他の特賞履歴情報を表示してもよい。
図16に戻って、端末装置140は、ステップS1038において、特賞履歴機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には特賞履歴機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1031に戻って特賞履歴処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、特定の操作(例えば、フリック操作)を検出可能な操作手段(例えば、タッチパネル)と、前記特定の操作を検出した場合に、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)を識別するための識別情報(例えば、台番号)を外部に向けて送信可能な識別情報送信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS103)のステップS1034の処理)と、前記遊技用装置が出力する稼働情報に基づいて生成される履歴情報のうち、前記識別情報に対応する前記遊技用装置の前記履歴情報を受信可能な履歴情報受信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS103)のステップS1035の処理)と、前記履歴情報を表示可能な履歴情報表示手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS103)のステップS1037の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、迅速かつ簡易に遊技情報(履歴情報)を閲覧することができる。
また、前記履歴情報は、前記遊技用装置のうちの遊技機および/または台間機が出力する稼働情報に基づいて生成される特賞履歴情報であってもよい。
また、前記識別情報送信手段は、前記特定の操作を検出した場合に、前記識別情報のうち、特定の条件を満たす前記識別情報(例えば、特定の操作の直前に表示している台番号に1を加算(または減算)した台番号、稼働状態にある遊技機に対応する台番号、特定の台番号(例えば、4や9)を除いた台番号)のみを送信してもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、特定の操作を検出可能な操作手段、前記特定の操作を検出した場合に、遊技店内に設置された遊技用装置を識別するための識別情報を外部に送信可能な識別情報送信手段、前記遊技用装置が出力する稼働情報に基づいて生成される履歴情報のうち、前記識別情報に対応する前記遊技用装置の前記履歴情報を受信可能な履歴情報受信手段、前記履歴情報を表示可能な履歴情報表示手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)が出力する稼働情報を受信可能な稼働情報受信手段(例えば、図16に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2121の処理)と、前記稼働情報に基づいて履歴情報を生成する履歴情報生成手段(例えば、図16に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2122の処理)と、前記遊技用装置を識別するための識別情報を受信可能な識別情報受信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS203)のステップS2031の処理)と、前記識別情報に対応する前記遊技用装置の前記履歴情報を端末装置(例えば、端末装置140)に向けて送信可能な履歴情報送信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS203)のステップS2033の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、迅速かつ簡易に遊技情報を閲覧することができる。
また、前記履歴情報は、前記遊技用装置のうちの遊技機および/または台間機が出力する稼働情報に基づいて生成される特賞履歴情報であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、前記遊技用装置が出力する稼働情報を受信可能な稼働情報受信手段(例えば、図16に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2121の処理)と、前記稼働情報に基づいて履歴情報を生成する履歴情報生成手段(例えば、図16に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2122の処理)と、前記遊技用装置を識別するための識別情報を受信可能な識別情報受信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS203)のステップS2031の処理)と、前記識別情報に対応する前記遊技用装置の前記履歴情報を前記端末装置に向けて送信可能な履歴情報送信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS203)のステップS2033の処理)と、を備え、前記端末装置は、特定の操作(例えば、フリック操作)を検出可能な操作手段(例えば、タッチパネル)と、前記特定の操作を検出した場合に、前記遊技用装置を識別するための識別情報を前記管理端末に向けて送信可能な識別情報送信手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS103)のステップS1034の処理)と、前記識別情報に対応する前記遊技用装置の前記履歴情報を受信可能な履歴情報受信手段と、前記履歴情報を表示可能な遊技用装置情報表示手段(例えば、図16に示す特賞履歴処理(ステップS103)のステップS1037の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、迅速かつ簡易に遊技情報を閲覧することができる。
<店内放送操作機能>
次に、端末装置140の店内放送操作機能について詳細に説明する。図18は、店内放送操作機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この店内放送操作機能は、お客様や従業員の呼び出しなどの店内放送を端末装置140で行う機能である。本例の店内放送操作機能は、主として、端末装置140による店内放送操作処理(ステップS104)と、管理コンピュータ30による店内放送操作処理(ステップS204)と、によって実現される。
<店内放送操作機能/各種処理の流れ>
次に、店内放送操作機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、店内放送操作処理のステップS1041において、管理コンピュータ30から、後述する「音声情報」を取得済みか否かを判定し、音声情報を取得していない場合には、ステップS1042に進んで、音声情報取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
管理コンピュータ30は、店内放送操作処理のステップS2041において、端末装置140から音声情報取得要求を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、音声情報取得要求を受信している場合には、ステップS2042に進んで、ROM32に予め記憶された「音声情報」を取得した後、次のステップS2043において、取得した音声情報を端末装置140に向けて送信する。一方、音声情報取得要求を受信していない場合には、ステップS2042、S2043の処理を実行せずにステップS2044に進む。
ここで、ステップS2042で取得する「音声情報」としては、例えば、管理コンピュータ30によって管理される遊技店に設置された放送設備(例えば、スピーカ,アンプなどを備えたPA音響機器)の設置数の情報(例えば、7個、10個)、放送設備の設置場所に関する情報(例えば、1F中央、1F出口付近)、定常的に使用する定型の店内放送の内容、(例えば、開店の挨拶、閉店の挨拶、店員の呼び出し)、定型の店内放送の音声データなどが挙げられる。
端末装置140は、店内放送操作処理のステップS1043において、管理コンピュータ30から音声情報を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、音声情報を受信している場合には、ステップS1044に進んで、受信した音声情報を記憶手段146に記憶してステップS1045に進み、音声情報を受信していない場合にはステップS1044の処理を実行せずにステップS1045に進む。ステップS1045では、取得した音声情報を含むメニュー画面を表示手段142に表示する。
図19は、店内放送操作機能のメニュー画面の表示例を示した図である。本例では、店内放送操作機能のメニュー画面の表示として、放送種別(お客様呼出t1、係員呼出t2、手動放送t3)のボタン、台番号の入力欄t4、ソフトウェアキーボード、放送設備の選択入力欄t5、放送の文字を付した放送ボタンt6を表示するように構成している。
図18に戻って、端末装置140は、ステップS1046において、放送種別の選択入力処理を行う。この放送種別の選択入力処理では、複数種類の放送種別(お客様呼出、係員呼出、手動放送など)の各々に対応する複数種類のボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つのボタンを択一的に選択させることで、複数類の放送種別の中から1つの放送種別を選択させる処理を行う。本例では、図19(a)に示すように、3種類の放送種別(お客様呼出、係員呼出、手動放送)の各々に対応する3つのボタンt1、t2、t3を表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つのボタンを択一的に選択させる。
また、端末装置140は、ステップS1047において、台番号の入力処理を行う。この台番号の入力処理では、例えば、図19(a)に示すように、数字の0〜9のボタンを含むソフトウェアキーボードを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって台番号を入力させる処理を行う。
また、端末装置140は、3種類の放送種別(お客様呼出、係員呼出、手動放送)のうちの手動放送が選択された場合に、ステップS1048において、放送内容の選択入力処理を行う。この放送内容の選択入力処理では、複数種類の放送内容(開店の挨拶、閉店の挨拶など)の各々に対応する複数種類のボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つのボタンを択一的に選択させることで、複数種類の放送内容の中から1つの放送内容を選択させる処理を行う。
本例では、図19(b)に示すように、複数種類の放送内容(開店の挨拶、閉店の挨拶など)の各々に対応するボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つのボタンを択一的に選択させることで、複数種類の放送内容の中から1つの放送内容を選択させる。
なお、本例では、予め用意した定型の店内放送から放送内容を選択させる例を示したが、例えば、文字に対応するボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって文字入力を行わせることで、放送内容を任意の文字の組み合わせによって生成できるように構成してもよい。この場合、管理コンピュータ30が、端末装置140から受信した文字情報を音声に変換して出力するように構成してもよいし、端末装置140において文字情報を音声データに変換した後、管理コンピュータ30が、端末装置140から受信した音声データを音声に変換して出力するように構成してもよい。
また、端末装置140は、ステップS1049において、放送設備の選択入力処理を行う。この放送設備の選択入力では、例えば、図19(a)、(b)に示すように、放送設備に対応するボタンt5を表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つまたは複数のボタンを選択(チェック)させることで、店内放送に使用する放送設備を選択させる処理を行う。
また、端末装置140は、ステップS1050において、例えば、図19(a)、(b)に示すように、「放送」という文字を付した放送ボタンt6を表示手段142に表示させた後、入力手段141によって放送ボタンt6の押下操作の有無を検出する。そして、放送ボタンt6の押下操作があった場合にはステップS1051に進み、放送ボタンt6の押下操作が無い場合にはステップS1046〜S1049の処理を繰り返し実行する。ステップS1051では、後述する「放送情報」を含む放送実行要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
ここで、ステップS1051で送信する「放送情報」としては、ステップS1046で選択入力された放送種別、ステップ1047で入力された台番号、ステップ1048で入力された放送内容、ステップS1049で選択入力された放送設備、の情報等が挙げられる。
管理コンピュータ30は、ステップS2044において、端末装置140から放送実行要求を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、放送実行要求を受信していない場合には、後続の処理に進み、放送実行要求を受信している場合には、ステップS2045に進んで、受信した放送情報に基づいた店内放送を実行する。
例えば、受信した放送情報に、放送種別が「お客様呼出」、台番号が「101」、放送設備が「1F中央、2F中央」の放送情報が含まれている場合には、1F中央と2F中央に設置された放送設備を用いて、お客様に台番号101の遊技機に戻ってもらうように促す店内放送(例えば、「台番号101で遊技中のお客様、ご連絡事項がございますので、お席までお戻り下さいませ」といった店内放送)を実行する。
また、受信した放送情報に、放送種別が「係員呼出」、台番号が「101」、放送設備が「スタッフルーム」の放送情報が含まれている場合には、スタッフルームに設置された放送設備を用いて、係員を台番号101の遊技機に向かわせる店内放送(例えば、「台番号101付近にいる係員は、台番号101に向かってください」といった店内放送)を実行する。
また、受信した放送情報に、放送種別が「手動放送」、放送内容が「閉店の挨拶」、放送設備が「1F中央、1F入口、1F出口、2F中央、2F入口、2F出口」の放送情報が含まれている場合には、1F中央、1F入口、1F出口、2F中央、2F入口、2F出口に設置された放送設備を用いて、閉店の挨拶に関する定型の店内放送(例えば、「当店は間もなく閉店のお時間となります。本日は当店をご利用頂き、誠にありがとうございました」といった店内放送)を実行する。
また、端末装置140は、ステップS1052において、店内放送操作機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には店内放送操作機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1043に戻って店内放送操作処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報の入力が可能な放送情報入力手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS104)のステップS1046〜S1049の処理)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS104)のステップS1051の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、迅速かつ簡易に店内放送を行うことができる。
また、前記放送設備に関する情報を少なくとも含む音声情報を前記管理端末から取得可能な音声情報取得手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS104)のステップS1043の処理)を備えてもよい。
また、前記放送には、遊技店に設置された遊技用装置のうちの特定の遊技用装置で遊技を行う遊技者向けの放送、前記特定の遊技用装置に前記遊技店の店員を向かわせるための店員向けの放送、または、前記遊技者向けの放送および前記店員向けの放送であって定型文からなる放送、が少なくとも含まれる。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報の入力が可能な放送情報入力手段、管理端末に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムである。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、端末装置(例えば、端末装置140)から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信可能な放送情報受信手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS204)のステップS2044の処理)と、遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行することが可能な放送実行手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS204)のステップS2045の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、迅速かつ簡易に店内放送を行うことができる。
また、前記放送設備に関する情報を少なくとも含む音声情報を送信可能な音声情報送信手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS204)のステップS2043の処理)を備えてもよい。
また、前記放送には、遊技店に設置された遊技用装置のうちの特定の遊技用装置で遊技を行う遊技者向けの放送、前記特定の遊技用装置に前記遊技店の店員を向かわせるための店員向けの放送、または、前記遊技者向けの放送および前記店員向けの放送であって定型文からなる放送、が少なくとも含まれる。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、前記端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信可能な放送情報受信手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS204)のステップS2044の処理)と、遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行することが可能な放送実行手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS204)のステップS2045の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記放送情報の入力が可能な放送情報入力手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS104)のステップS1046〜S1049の処理)と、前記管理端末に前記放送情報を送信することで、前記放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段(例えば、図18に示す店内放送操作処理(ステップS104)のステップS1051の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、迅速かつ簡易に店内放送を行うことができる。
また、前記端末装置は、文字情報を入力可能な文字入力手段と、前記文字情報に基づいて音声データを生成可能な音声データ生成手段と、前記音声データを前記管理端末に送信可能な音声データ送信手段と、を備え、前記管理端末の前記放送実行手段は、前記音声データに基づく放送を実行することが可能であってもよい。
<開閉店操作機能>
次に、端末装置140の開閉店操作機能について詳細に説明する。図20は、開閉店操作機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この開閉店操作機能は、遊技店の開店時や閉店時などに行う処理の一部を端末装置140で行う機能である。本例の開閉店操作機能は、主として、端末装置140による開閉店操作処理(ステップS105)と、管理コンピュータ30による開閉店操作処理(ステップS205)と、によって実現される。
<開閉店操作機能/各種処理の流れ>
次に、開閉店操作機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、開閉店操作処理のステップS1051において、管理コンピュータ30から、後述する「営業情報」を取得済みか否かを判定し、営業情報を取得していない場合に、ステップS1052に進んで、営業情報取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
管理コンピュータ30は、開閉店操作処理のステップS2051において、端末装置140から営業情報取得要求を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、営業情報取得要求を受信している場合には、ステップS2052に進んで、RAM33に記憶された「営業情報」を取得した後、次のステップS2053において、取得した営業情報を端末装置140に向けて送信する。一方、営業情報取得要求を受信していない場合には、ステップS2052、S2053の処理を実行せずにステップS2054に進む。
ここで、ステップS2052で取得する営業情報としては、例えば、管理コンピュータ30によって管理される遊技店の稼働状態(例えば、開店状態、閉店状態、テスト打ち状態、営業中、休業中、改装中など)の情報などが挙げられる。
端末装置140は、開閉店操作処理のステップS1053において、管理コンピュータ30から営業情報を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、営業情報を受信している場合には、ステップS1054に進んで、受信した営業情報を記憶手段146に記憶し、営業情報を受信していない場合には、ステップS1054の処理を実行せずにステップS1055に進む。ステップS1055では、取得した営業情報を含むメニュー画面を表示手段142に表示する。
図21は、開閉店操作機能のメニュー画面の表示例を示した図である。本例では、開閉店操作機能のメニュー画面の表示として、現在の遊技店の稼働状態k1(本例では、開店中)、営業終了時間k2(本例では、23:00)、営業種別(開店k3、閉店k4、テスト打ち開始k5、テスト打ち終了k6、台データクリアk7)のボタンを表示するように構成している。
図20に戻って、端末装置140は、ステップS1056において、営業種別の選択入力処理を行う。この営業種別の選択入力処理では、複数種類の営業種別の各々に対応する複数種類のボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つのボタンを択一的に選択させることで、複数種類の営業種別の中から1つの営業種別を選択させる処理を行う。
本例では、図21(a)に示すように、5種類の営業種別(開店k3、閉店k4、テスト打ち開始k5、テスト打ち終了k6、台データクリアk7)の各々に対応する5つのボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、いずれか1つのボタンを択一的に選択させる。なお、開店に対応するボタンk3は、閉店時のみに選択可能なボタンであることから、管理コンピュータ30から受信した営業情報に含まれる稼働状態が閉店状態を示している場合にのみ選択可能な状態とされる。また、閉店に対応するボタンk4は、開店時のみに選択可能なボタンであることから、管理コンピュータ30から受信した営業情報に含まれる稼働状態が開店状態を示している場合にのみ選択可能な状態とされる。
また、テスト打ち開始に対応するボタンk5は、閉店時のみに選択可能なボタンであることから、管理コンピュータ30から受信した営業情報に含まれる稼働状態が閉店状態を示している場合にのみ選択可能な状態とされる。また、テスト打ち終了に対応するボタンk6は、テスト打ち状態のみに選択可能なボタンであることから、管理コンピュータ30から受信した営業情報に含まれる稼働状態がテスト打ち状態を示している場合にのみ選択可能な状態とされる。
また、端末装置140は、ステップS1057において、各種パラメータの入力処理を行う。この各種パラメータの入力処理では、ステップS1056で開店または閉店に対応するボタンk3、k4が選択された場合には、開店/閉店時間の入力処理を行い、ステップS1056でテスト打ち開始に対応するボタンk5が選択された場合には、年月日の入力処理を行い、ステップS1056で台データクリアに対応するボタンk7が選択された場合には、台番号の入力処理を行う。
具体的には、開店または閉店に対応するボタンk3、k4が選択された場合の開店/閉店時間の入力処理では、例えば、図21(b)に示すように、時間を設定するためのボタンk10と、分を設定するためのボタンk11を表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、開店時間または閉店時間を入力させる処理を行う。なお、本例では、時間を設定するためのボタンk10と、分を設定するためのボタンk11によって開店時間や閉店時間を入力させる例を示したが、例えば、数字に対応するボタンを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって数字入力を行わせることで、開店時間や閉店時間を数字で入力するように構成してもよい。
また、テスト打ち開始に対応するボタンk5が選択された場合の年月日の入力処理では、例えば、図21(c)に示すように、年月日を設定するためのソフトウェアキーボードを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、年月日を入力させる処理を行う。また、台データクリアに対応するボタンk7が選択された場合の台番号の入力処理では、例えば、図21(d)に示すように、ソフトウェアキーボードを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、データをクリアする台番号を入力させる処理を行う。
図20に戻って、また、端末装置140は、ステップS1058において、「開店実行」または「実行」という文字が付された実行ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって実行ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、実行ボタンの押下操作があった場合にはステップS1059に進み、実行ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1056〜S1058の処理を繰り返し実行する。
また、端末装置140は、ステップS1059において、パスワードの入力画面(図示省略)を表示手段142に表示させた後、入力手段141によってパスワードの入力の有無を検出する。そして、入力されたパスワードが正規のパスワードと一致した場合にはステップS1060に進み、入力されたパスワードが正規のパスワードと一致しない場合にはステップS1056〜S1059の処理を繰り返し実行する。
ステップS1061では、「営業指示情報」を含む開閉店実行要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、「営業指示情報」とは、ステップS1056で選択入力された営業種別、ステップS1057で入力された開店/閉店時間を含む情報である。
管理コンピュータ30は、ステップS2054において、端末装置140から開閉店実行要求を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、開閉店実行要求を受信していない場合には、後続の処理に進み、開閉店実行要求を受信している場合には、ステップS2055に進んで、受信した営業指示情報に基づく開閉店制御を実行する。
例えば、受信した営業指示情報に、営業種別が「開店」、閉店時間が「22:00」の営業指示情報が含まれている場合には、開店処理を実行する。この開店処理では、上述の累積稼働情報(図8(b)参照)と、遊技状態別稼働情報(図8(c)参照)と、稼働履歴情報(図9(a)、(b)参照)の情報を初期化した後に、これらの情報の記録を開始する処理を行う。また、開店処理を行った後に、当日の閉店時間として22:00を設定し、22:00になったときに、後述する閉店処理を実行する。
また、受信した営業指示情報に、営業種別が「閉店」、開店時間が「10:00」の営業指示情報が含まれている場合には、閉店処理を実行する。この閉店処理では、上述の累積稼働情報(図8(b)参照)と、遊技状態別稼働情報(図8(c)参照)と、稼働履歴情報(図9(a)、(b)参照)に関して各情報の更新を停止する処理を行う。また、次の営業日の開店時間として10:00を設定し、10:00になったときに、開店処理を実行する。
また、受信した営業指示情報に、営業種別が「テスト打ち開始」、年月日「2013年1月1日」の営業指示情報が含まれている場合には、上述の累積稼働情報(図8(b)参照)と、遊技状態別稼働情報(図8(c)参照)と、稼働履歴情報(図9(a)、(b)参照)の各情報を初期化した後に、これらの情報の記録を開始する処理を行う。
また、受信した営業指示情報に、営業種別が「台データクリア」、台番号「101」の営業指示情報が含まれている場合には、上述の累積稼働情報(図8(b)参照)と、遊技状態別稼働情報(図8(c)参照)と、稼働履歴情報(図9(a)、(b)参照)の情報のうち、台番号101に対応する情報のみを0に初期化する処理を行う。
また、管理コンピュータ30は、ステップS2056において、開閉店実行後に営業情報を更新し、更新後の営業情報を端末装置140に向けて送信する。例えば、開店状態において営業種別が「閉店」の営業指示情報を受信した場合には、営業情報を開店から閉店に更新した後に、営業情報として閉店を示す情報を送信する。また、閉店状態において営業種別が「開店」の営業指示情報を受信した場合には、営業情報を閉店から開店に更新した後に、営業情報として開店を示す情報を送信する。
端末装置140は、開閉店操作処理のステップS1061において、管理コンピュータ30から営業情報を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、営業情報を受信している場合には、ステップS1062に進んで、受信した営業情報を記憶手段146に記憶した後、次のステップS1063において、取得した営業情報を表示手段142に表示する。一方、営業情報を受信していない場合には、ステップS1062、S1063の処理を実行せずに後続の処理に進む。
また、端末装置140は、ステップS1064において、開閉店操作機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には開閉店操作機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1056に戻って開閉店操作処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)から、遊技店の稼働状態の情報を少なくとも含む営業情報(例えば、開店状態、閉店状態、テスト打ち状態などの遊技店の稼働状態の情報)を取得可能な営業情報取得手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1053の処理)と、前記営業情報を表示可能な営業情報表示手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1055の処理)と、前記営業情報に基づいて営業指示情報(例えば、営業種別(開店、閉店、テスト打ち開始、テスト打ち終了、台データクリア)、開店/閉店時間などの情報)を入力可能な営業指示情報入力手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1056〜S1057の処理)と、前記営業指示情報を前記管理端末に向けて送信可能な営業指示情報送信手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1060の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、迅速かつ簡易に開店時や閉店時などにおける操作を行うことができる。
また、前記営業指示情報入力手段は、前記営業指示情報のうち有効な前記営業指示情報のみを選択可能に構成されていてもよい。
また、前記営業情報取得手段は、前記管理端末から更新後の前記営業情報を取得可能であってもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、管理端末から、遊技店の稼働状態の情報を少なくとも含む営業情報を取得可能な営業情報取得手段、前記営業情報を表示可能な営業情報表示手段、前記営業情報に基づいて営業指示情報を入力可能な営業指示情報入力手段、前記営業指示情報を前記管理端末に向けて送信可能な営業指示情報送信手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、営業情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記営業情報の少なくとも一部または全部を端末装置(例えば、端末装置140)に向けて送信可能な営業情報送信手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS205)のステップS2053の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、迅速かつ簡易に開店時や閉店時などにおける操作を行うことができる。
また、営業指示情報を受信可能な営業指示情報受信手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS205)のステップS2054の処理)と、前記営業指示情報に基づいて営業情報を更新する営業情報更新手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS205)のステップS2055の処理)と、を備えていてもよい。
また、前記営業情報送信手段は、前記営業情報更新手段によって更新記憶された前記営業情報を前記端末装置に向けて送信してもよい(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS205)のステップS2056の処理)。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、遊技店の稼働状態の情報を少なくとも含む営業情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記営業情報の少なくとも一部または全部を前記端末装置に向けて送信可能な営業情報送信手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS205)のステップS2053の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記管理端末から営業情報を取得可能な営業情報取得手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1053の処理)と、前記営業情報を表示可能な営業情報表示手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1055の処理)と、前記営業情報に基づいて営業指示情報を入力可能な営業指示情報入力手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1058〜S1059の処理)と、前記営業指示情報を前記管理端末に向けて送信可能な営業指示情報送信手段(例えば、図20に示す開閉店操作処理(ステップS105)のステップS1060の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、迅速かつ簡易に開店時や閉店時などにおける操作を行うことができる。
また、前記管理端末は、前記営業指示情報として開店指示を受信した場合に、前記遊技用装置から出力される稼働情報の集計を開始し、前記営業指示情報として閉店指示を受信した場合に、前記稼働情報の集計を終了するように構成してもよい。
また、前記営業指示情報送信手段は、予め定められたパスワードの入力があった場合にのみ、前記営業指示情報を前記管理端末に向けて送信するようにしてもよい。
また、前記管理端末は、前記営業指示情報として開店時間が指定された開店指示を受信した場合に、前記開店時間よりも前に前記端末装置に向けて前記開店指示を確認するための確認情報を送信するように構成してもよい。
また、前記管理端末は、前記営業指示情報として閉店時間が指定された閉店指示を受信した場合に、前記閉店時間よりも前に前記端末装置に向けて前記閉店指示を確認するための確認情報を送信するように構成してもよい。
<各台データ機能>
次に、端末装置140の各台データ機能について詳細に説明する。図22は、各台データ機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この各台データ機能は、管理コンピュータ30に記憶された累積稼働情報(図8(b)参照)と、この累積稼働情報に基づいて算出された各種情報を、端末装置140で閲覧する機能である。本例の各台データ機能は、主として、端末装置140による各台データ処理(ステップS106)と、管理コンピュータ30によるパケット処理(ステップS212)および各台データ処理(ステップS206)と、遊技用装置(遊技機130、台間機90)による稼働信号出力処理(ステップS302、S402)と、によって実現される。
<各台データ機能/各種処理の流れ>
次に、各台データ機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。遊技用装置(本例では、遊技機130、台間機90)は、稼働信号出力処理のステップS3023(S4023)において、上述の稼働信号(打玉信号、出玉信号、売上信号など)の出力条件が成立した場合に、ステップS3024(S4024)に進んで、出力条件が成立した稼働信号を管理コンピュータ30に向けて出力する。
遊技機130から出力された稼働信号は、呼出ランプ110においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ110、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。また、台間機90から出力される稼働信号は、台間機90においてパケットの形式に変換された後、台コンピュータ70、および島コンピュータ50を経由して、管理コンピュータ30に送信される。
管理コンピュータ30は、パケット処理のステップS2121において、稼働信号を含むパケットを受信したか否かを判定し、該当するパケットを受信した場合には、ステップS2122において、上述の累積稼働情報(図8(b)参照)と、遊技状態別稼働情報(図8(c)参照)と、稼働履歴情報(図9(a)、(b)参照)を必要に応じて更新する。
端末装置140は、各台データ処理のステップS1061において、各台データ機能の起動直後か否かを判定し、該当する場合に、ステップS1062に進んで、台番号に初期値を設定するとともに、各台データを取得するための各台データ取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、台番号に設定する初期値は、全ての台番号のうち、最も番号が小さい台番号(本例では100)でもよいし、遊技機130が稼働状態にある全ての台番号のうち、最も番号が小さい台番号でもよいし、前回の各台データ機能の終了時に記憶した台番号でもよい。
また、端末装置140は、ステップS1063において、特定の操作を受け付けたか否かを判定し、特定の操作を受け付けた場合に、ステップS1064に進んで、台番号を設定するとともに、各台データを取得するための各台データ取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、特定の操作としては、例えば、タッチパネルに対するフリック操作(タッチパネルに触れた指やペンを少しだけスライドさせる操作)が挙げられる。また、特定の操作に基づいて設定する台番号は、特定の操作直前に表示している台番号に1を加算(または減算)した台番号でもよいし、稼働状態にある遊技機130に対応する台番号でもよいし、特定の台番号(例えば、4や9)を除いた台番号であってもよい。
管理コンピュータ30は、各台データ処理のステップS2061において、各台データ取得要求を受信したか否かを判定する。そして、各台データ取得要求を受信した場合に、ステップS2062に進んで、累積稼働情報の中から、後述する「各台データ」の一部を検索して取得するとともに、取得した各台データに基づいて他の各台データを算出し、次のステップS2063において、取得または生成した各台データを端末装置140に向けて送信する。
ここで、ステップS2062で取得する「各台データ」とは、遊技機130や台間機90が出力する稼働信号に基づいて生成される各種情報のことである。具体的には、遊技機130の稼働信号に基づいて加算される累積出玉数,累積打玉数,累積始動回数,累積大当回数,累積小当回数,累積スタート回数や、台間機90の稼働信号に基づいて加算される累積売上玉数,累積再プレイ数や、これらの情報に基づいて算出される「千FT」,「SF」,「KS%」,「始%」などの情報が該当する。
なお、「千FT」は、現金千円当たりのスタート回数を示すものであり、「SF」は、大当りの確率を示すものである。また、「KS%」は、遊技機130の遊技状態が確率変動状態の場合の打玉数100個当たりのスタート回数を示すものであり、「始%」は、遊技機130の遊技状態が通常状態の場合の打玉数100個当たりの始動回数を示すものである。
端末装置140は、各台データ処理のステップS1065において、各台データを受信したか否かを判定し、各台データを受信した場合に、ステップS1066に進んで、各台データを記憶手段146に記憶し、次のステップS1067において、図23に示すように、各台データを表示手段142に表示する。また、端末装置140は、ステップS1068において、各台データ機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には各台データ機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1061に戻って各台データ処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、特定の操作(例えば、フリック操作)を検出可能な操作手段(例えば、タッチパネル)と、前記特定の操作を検出した場合に、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)を識別するための識別情報(例えば、台番号)を外部に向けて送信可能な識別情報送信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS1064の処理)と、前記遊技用装置が出力する稼働情報(例えば、出玉信号、エラー信号)および/または前記稼働情報に基づいて生成される遊技用装置情報(例えば、遊技機130の稼働信号に基づいて加算される累積出玉数,累積打玉数,累積始動回数,累積大当回数,累積小当回数,累積スタート回数や、台間機90の稼働信号に基づいて加算される累積売上玉数,累積再プレイ数や、これらの情報に基づいて算出される「千FT」,「SF」,「KS%」,「始%」などの情報)のうち、前記識別情報に対応する前記稼働情報および/または遊技用装置情報を受信可能な遊技用装置情報受信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS1065の処理)と、前記遊技用装置情報を表示可能な遊技用装置情報表示手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS1067の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、迅速かつ簡易に遊技情報を閲覧することができる。
また、前記遊技用装置情報は、前記遊技用装置のうちの遊技機および/または台間機が出力する稼働情報に基づいて生成される情報であってもよい。
また、前記識別情報送信手段は、前記特定の操作を検出した場合に、前記識別情報のうち、特定の条件を満たす前記識別情報のみを送信してもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、特定の操作を検出可能な操作手段、前記特定の操作を検出した場合に、遊技店内に設置された遊技用装置を識別するための識別情報を外部に送信可能な識別情報送信手段、前記遊技用装置が出力する稼働情報および/または前記稼働情報に基づいて生成される遊技用装置情報のうち、前記識別情報に対応する前記稼働情報および/または前記遊技用装置情報を受信可能な遊技用装置情報受信手段、前記遊技用装置情報を表示可能な遊技用装置情報表示手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、遊技店内に設置された遊技用装置が出力する稼働情報を受信可能な稼働情報受信手段(例えば、図22に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2121の処理)と、前記稼働情報に基づいて遊技用装置情報を生成する遊技用装置情報生成手段(例えば、図22に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2122の処理)と、前記遊技用装置を識別するための識別情報を受信可能な識別情報受信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS206)のステップS2061の処理)と、前記識別情報に対応する前記稼働情報および/または前記遊技用装置情報を端末装置に向けて送信可能な遊技用装置情報送信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS2063の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末であってもよい。
本実施形態に係る管理端末によれば、迅速かつ簡易に遊技情報を閲覧することができる。
また、前記遊技用装置情報は、前記遊技用装置のうちの遊技機および/または台間機が出力する稼働情報に基づいて生成される情報であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90)と、管理端末(管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、前記遊技用装置が出力する稼働情報を受信可能な稼働情報受信手段(例えば、図22に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2121の処理)と、前記稼働情報に基づいて遊技用装置情報を生成する遊技用装置情報生成手段(例えば、図22に示すパケット処理(ステップS212)のステップS2122の処理)と、前記遊技用装置を識別するための識別情報を受信可能な識別情報受信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS206)のステップS2061の処理)と、前記識別情報に対応する前記稼働情報および/または前記遊技用装置情報を前記端末装置に向けて送信可能な遊技用装置情報送信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS2063の処理)と、を備え、前記端末装置は、特定の操作(例えば、フリック操作)を検出可能な操作手段(例えば、タッチパネル)と、前記特定の操作を検出した場合に、前記遊技用装置を識別するための識別情報を前記管理端末に向けて送信可能な識別情報送信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS1064の処理)と、前記識別情報に対応する前記稼働情報および/または前記遊技用装置情報を受信可能な遊技用装置情報受信手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS1065処理)と、前記遊技用装置情報を表示可能な遊技用装置情報表示手段(例えば、図22に示す各台データ処理(ステップS106)のステップS1067処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置であってもよい。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、迅速かつ簡易に遊技情報を閲覧することができる。
<ゲージ機能>
次に、端末装置140のゲージ機能について詳細に説明する。図24は、ゲージ機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
このゲージ機能は、管理コンピュータ30に記憶された調整リスト(後述)を端末装置140で閲覧したり、調整リストの内容を更新する機能である。本例のゲージ機能は、主として、端末装置140によるゲージ処理(ステップS107)と、管理コンピュータ30によるゲージ処理(ステップS207)と、によって実現される。
<ゲージ機能/各種処理の流れ>
次に、ゲージ機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、ゲージ処理のステップS1071において、後述する「調整リスト」を取得済みか否かを判定し、取得済みではない場合に、ステップS1072に進んで、調整リストを取得するための調整リスト取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
管理コンピュータ30は、ゲージ処理のステップS2071において、調整リスト取得要求を受信したか否かを判定し、調整リスト取得要求を受信した場合に、ステップS2072に進んで、調整リストを検索・取得し、次のステップS2073において、調整リストを端末装置140に向けて送信する。
ここで、ステップS2072で取得する「調整リスト」とは、遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90、その他の周辺装置)において整備や調整が必要な調整対象と、調整対象に関するパラメータと、各パラメータの調整値などの情報が記憶されたリストのことである。例えば、遊技用装置が遊技機130(パチンコ)である場合には、調整対象の一例として、釘が挙げられ、パラメータの一例として、釘の位置や釘の幅が挙げられ、調整値の一例として、釘の幅の長さが挙げられる。また、遊技用装置が遊技機130(スロットマシン)である場合には、調整対象の一例として、入賞役の当選確率が挙げられ、パラメータの一例として、設定値が挙げられ、調整値の一例として、設定1〜設定6が挙げられる。また、遊技用装置が遊技機島である場合には、調整対象の一例として、灰皿、ランプなどの備品が挙げられ、パラメータの一例として、備品の有無が挙げられる。
端末装置140は、ゲージ処理のステップS1073において、調整リストを受信したか否かを判定し、調整リストを受信した場合に、ステップS1074に進んで、調整リストを記憶手段146に記憶し、次のステップS1075において、調整リストを表示手段142に表示する。図25(a)は、ゲージ機能における調整リストの表示例を示した図である。本例では、調整リストとして、遊技機130(パチンコ)の台番号g1と、釘の位置g2と、釘の幅g3と、ランクg4などを表示している。
また、端末装置140は、ステップS1076において、台番号の入力処理を行う。この台番号の入力処理では、例えば、図25(a)に示す調整リストに表示された台番号のいずれかに触れることで(台番号が表示されている領域のタッチパネルへタッチ操作を行うことで)、図25(b)に示すように、対応する台番号の調整内容を表示させる処理を行う。なお、入力手段141として数字の0〜9の入力が可能なソフトウェアキーボードを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって台番号を入力させる処理を行うように構成してもよい。
また、端末装置140は、調整値の調整後に、端末装置ステップS1077において、上述の調整値の入力処理を行う。この調整値の入力処理では、例えば、図25(b)に示す調整内容に表示された調整対象のいずれかに触れることで(調整内容が表示されている領域のタッチパネルへタッチ操作を行うことで)、図25(c)に示すように、対応する調整対象の調整値を選択させる処理を行う。
また、端末装置140は、ステップS1078において、「更新」という文字が付された更新ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって更新ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、更新ボタンの押下操作があった場合にはステップS1079に進み、更新ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1076〜S1078の処理を繰り返し実行する。ステップS1079では、調整値情報を含む調整値更新要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、調整値情報とは、ステップS1076で選択された台番号、ステップ1077で選択された調整値、の情報を少なくとも含む情報である。
管理コンピュータ30は、ステップS2074において、調整値更新要求を受信したか否かを判定し、調整値更新要求を受信した場合に、ステップS2075に進んで、受信した調整値に基づいて調整リストの更新を行い、次のステップS2076において、更新後の調整リストを端末装置140に向けて送信する。
端末装置140は、ゲージ処理のステップS1080において、ゲージ機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合にはゲージ機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1073に戻ってゲージ処理を継続する。なお、管理コンピュータ30から更新後の調整リストを受信している場合には、次回のステップS1073〜S1075の処理の実行後に、最新の調整リストが記憶・表示される。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)から、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90など)において確認または調整が必要な複数の項目が登録された調整リストを取得可能な調整リスト取得手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1073の処理)と、前記調整リストを表示可能な調整リスト表示手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1075の処理)と、前記調整リストに登録された項目の調整値を入力可能な調整値入力手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1076〜S1077の処理)と、前記調整値を前記管理端末に向けて送信可能な調整値送信手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1079の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、遊技機に関する各種調整を簡易に行うことができ、調整後の調整値を迅速かつ容易に確認することができる。
また、前記調整リスト取得手段は、前記管理端末から、前記調整値が更新された後の前記調整リストを取得可能であってもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、管理端末から、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90など)において確認または調整が必要な複数の項目が登録された調整リストを取得可能な調整リスト取得手段、前記調整リストを表示可能な調整リスト表示手段、前記調整リストに基づいて遊技機に関する調整値を入力可能な調整値入力手段、前記調整リストに記録された項目の調整値を前記管理端末に向けて送信可能な調整値送信手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90など)において確認または調整が必要な複数の項目が登録された調整リストを少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33や記憶装置36)と、前記調整リストの少なくとも一部を端末装置(例えば、端末装置140)に向けて送信可能な調整リスト送信手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS207)のステップS2073の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、遊技機に関する各種調整を簡易に行うことができ、調整後の調整値を迅速かつ容易に確認することができる。また、手元で調整リストを確認しながら調整できるので調整し忘れを防止できる。
また、前記調整リストに記録された項目の調整値を受信可能な調整値受信手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS207)のステップS2074の処理)と、前記調整値を前記項目に関連付けして前記記憶手段に記憶させることが可能な調整値集計手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS207)のステップS2075の処理)と、を備えてもよい。
また、前記調整リスト送信手段は、前記調整値集計手段によって更新された前記調整リストを前記端末装置に向けて送信してもよい。
また、前記調整リスト送信手段は、前記調整リストに登録された複数の項目のうち、予め定められた項目のみを前記端末装置に向けて送信してもよい。また、前記端末装置から前記調整リストに登録された複数の項目のうち、必要な項目を要求し、前記調整リスト送信手段は、要求された項目のみを前記端末装置に向けて送信してもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、遊技店内に設置された遊技用装置(例えば、遊技機130、台間機90など)において確認または調整が必要な複数の項目が登録された調整リストを少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33や記憶装置36)と、前記調整リストの少なくとも一部を前記端末装置に向けて送信可能な調整リスト送信手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS207)のステップS2073の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記管理端末から前記調整リストを取得可能な調整リスト取得手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1073の処理)と、前記調整リストを表示可能な調整リスト表示手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1075の処理)と、前記調整リストに登録された項目の調整値を入力可能な調整値入力手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1076〜S1077の処理)と、前記調整値を前記管理端末に向けて送信可能な調整値送信手段(例えば、図24に示すゲージ処理(ステップS107)のステップS1079の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、遊技機に関する各種調整を簡易に行うことができ、調整後の調整値を迅速かつ容易に確認することができる。また、手元で調整リストを確認しながら調整できるので調整し忘れを防止できる。
また、前記管理端末は、調整前後の前記調整値を比較する調整値比較手段を備えていてもよい。
また、前記端末装置は、前記項目の調整を行った作業者を特定することが可能な作業者情報を前記管理端末に向けて送信し、前記管理端末は、前記端末装置から前記作業者情報を受信し、受信した前記作業者情報を、前記項目に関連付けして前記記憶手段に記憶するように構成してもよい。
<在庫調整機能>
次に、端末装置140の在庫調整機能について詳細に説明する。図26は、在庫調整機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この在庫調整機能は、遊技店における景品の在庫数の調整を端末装置140で行う機能である。本例の在庫調整機能は、主として、端末装置140による在庫調整処理(ステップS108)と、管理コンピュータ30による在庫調整処理(ステップS208)と、によって実現される。
<在庫調整機能/各種処理の流れ>
次に、在庫調整機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、在庫調整処理のステップS1081において、管理コンピュータ30から景品在庫情報を取得済みか否かを判定し、景品在庫情報を取得していない場合に、ステップS1082に進んで、景品在庫情報取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
管理コンピュータ30は、在庫調整処理のステップS2081において、端末装置140から景品在庫情報取得要求を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、景品在庫情報取得要求を受信している場合には、ステップS2082に進んで、上述の景品在庫情報(上記図10(a)参照)を取得した後、次のステップS2083において、取得した景品在庫情報を端末装置140に向けて送信する。一方、景品在庫情報取得要求を受信していない場合には、ステップS2082、S2083の処理を実行せずにステップS2084に進む。
端末装置140は、在庫調整処理のステップS1083において、管理コンピュータ30から景品在庫情報を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、景品在庫情報を受信している場合には、ステップS1084に進んで、受信した景品在庫情報を記憶手段146に記憶した後、次のステップS1085において、例えば、図27(a)に示すように、取得した景品在庫情報に基づいた情報(本例では、最終締め日(営業日)、在庫の保管場所(倉庫、カウンタ1〜5))を表示手段142に表示する。一方、景品在庫情報を受信していない場合には、ステップS1084、S1085の処理を実行せずにステップS1086に進む。
また、端末装置140は、ステップS1086において、「景品コードの入力処理」を行う。この「景品コードの入力処理」では、例えば、図27(b)に示すメニュー画面で「景品コード」が選択された場合には、図27(c)に示すように、表示手段142にソフトウェアキーボードを表示させ、景品毎に付与された景品コードを入力手段141を用いて遊技店の店員などに、直接、入力させる。また、図27(b)に示すメニュー画面で「バーコード」が選択された場合には、図27(d)に示すように、景品に貼付されたバーコードを入力手段141(例えば、カメラ)を用いて読み取らせて景品コードに変換することで、景品コードを遊技店の店員などに取得させる処理を行う。
図26に戻って、また、端末装置140は、ステップS1087において、「決定」という文字が付された決定ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって決定ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、決定ボタンの押下操作があった場合にはステップS1088に進み、決定ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1086〜S1087の処理を繰り返し実行する。ステップS1088では、ステップS1086で入力された景品コードを含む景品情報取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
管理コンピュータ30は、ステップS2084において、端末装置140から景品情報取得要求を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、景品情報取得要求を受信していない場合には、ステップS2086に進み、景品情報取得要求を受信している場合には、ステップS2085に進み、上述の景品情報テーブル(上記図10(b)参照)を参照し、受信した景品コードに関連付けされた景品情報を送信する。
例えば、受信した景品コードが9001である場合には、9001に関連付けされた景品名称「特殊景品(大)」を景品情報として送信し、受信した景品コードが0001である場合には、0001に関連付けされた景品名称「タバコA」を景品情報として送信する。
端末装置140は、在庫調整処理のステップS1089において、管理コンピュータ30から景品情報を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、景品情報を受信している場合には、ステップS1090に進んで、受信した景品情報を記憶手段146に記憶した後、次のステップS1091において、取得した景品情報を表示手段142に表示する。図28は、在庫調整機能における景品情報の表示例である。本例では、景品コードとして「0001」を表示し、景品名称として「タバコA」を表示している。
図26に戻って、端末装置140は、ステップS1089で景品情報を受信していないと判定した場合には、ステップS1090、S1091の処理を実行せずにステップS1092に進む。ステップS1092では、景品の実在庫数の入力処理を行う。この景品の実在庫数の入力処理では、例えば、上記図28に示すように、入力手段141としてソフトウェアキーボードを表示させ、景品の実在庫数を入力手段141を用いて入力させる処理を行う。
また、端末装置140は、ステップS1093において、「決定」という文字が付された決定ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって決定ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、決定ボタンの押下操作があった場合にはステップS1094に進み、決定ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1092〜S1093の処理を繰り返し実行する。
ステップS1094では、ステップS1092で入力された「実在庫情報」を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、「実在庫情報」とは、景品の実在庫数を少なくとも含む情報のことであり、本例の実在庫情報は、ステップS1084で記憶手段146に記憶した景品在庫情報のうちの最終締め日の情報および場所IDと、ステップS1090で記憶手段146に記憶した景品情報のうちの景品コードと、ステップS1092で入力された実在庫数の情報と、を含む情報である。
管理コンピュータ30は、ステップS2086において、端末装置140から実在庫情報を受信しているか否かを判定する。この判定の結果、実在庫情報を受信していない場合には、後続の処理に進み、実在庫情報を受信している場合には、ステップS2087に進んで、受信した実在庫情報(最終締め日の情報、景品コード、場所ID、実在庫数)に基づいて在庫情報テーブル(上記図10(c)参照)の更新を行った後に、更新の通知を端末装置140に向けて送信する。
端末装置140は、ステップS1095において、管理コンピュータ30から受信した通知を表示した後、次のステップS1096では、在庫調整機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には在庫調整機能を終了して後続の処理に進み、受け付けていない場合にはステップS1086に戻って在庫調整機能を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)から、遊技店内に保管されている景品に関する景品情報(例えば、景品情報テーブルに記憶された景品情報)を取得可能な景品情報取得手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1089の処理)と、前記景品情報を表示可能な景品情報表示手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1091の処理)と、前記景品情報に基づいて前記景品の在庫数の情報を少なくとも含む実在庫情報を入力可能な実在庫情報入力手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1092の処理)と、前記実在庫情報を前記管理端末に向けて送信可能な実在庫情報送信手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1094の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、遊技店内の倉庫やカウンタなどに分かれて保管されている景品の在庫を適切かつ簡易に管理することができる。
また、前記管理端末から前記景品の在庫場所に関する景品在庫情報を取得可能な景品在庫情報取得手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1083の処理)を備え、前記実在庫情報入力手段は、前記在庫場所毎に前記実在庫情報を入力可能であってもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、管理端末から、遊技店内に保管されている景品に関する景品情報を取得可能な景品情報取得手段、前記景品情報を表示可能な景品情報表示手段、前記景品情報に基づいて前記景品の実在庫情報を入力可能な実在庫情報入力手段、前記実在庫情報を前記管理端末に向けて送信可能な実在庫情報送信手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、遊技店内に保管されている景品に関する景品情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記景品情報の少なくとも一部または全部を端末装置に向けて送信可能な景品情報送信手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS208)のステップS2085の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、遊技店内の倉庫やカウンタなどに分かれて保管されている景品の在庫を適切かつ簡易に管理することができる。また、管理端末が倉庫やカウンタから離れた事務所等に設置されている場合でも、景品の在庫管理(実在庫数の更新)のために事務所に赴く必要がなく、利便性を高めることができる。
また、前記景品の実在庫情報を受信可能な実在庫情報受信手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS208)のステップS2086の処理)と、前記実在庫情報を前記景品情報として前記記憶手段に記憶させることが可能な景品情報集計手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS208)のステップS2087の処理)と、を備えてもよい。
また、前記景品情報送信手段は、前記景品情報集計手段によって更新された前記実在庫情報を前記端末装置に向けて送信してもよい。
また、前記景品情報送信手段は、前記実在庫情報が予め定めた数値を下回った場合に、その旨を前記端末装置に向けて送信してもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、遊技店内に保管されている景品に関する景品情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記景品情報の少なくとも一部または全部を前記端末装置に向けて送信可能な景品情報送信手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS208)のステップS2085の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記管理端末から前記景品情報を取得可能な景品情報取得手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1089の処理)と、前記景品情報を表示可能な景品情報表示手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1091の処理)と、前記景品情報に基づいて前記景品の実在庫情報を入力可能な実在庫情報入力手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1092の処理)と、前記実在庫情報を前記管理端末に向けて送信可能な実在庫情報送信手段(例えば、図26に示す在庫調整処理(ステップS108)のステップS1094の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、遊技店内の倉庫やカウンタなどに分かれて保管されている景品の在庫を適切かつ簡易に管理することができる。
また、前記管理端末は、前記実在庫情報が予め定めた数値を下回った場合に、前記景品の発注を促すための通知を行う発注通知手段を備えていてもよい。
また、前記景品情報送信手段は、機械在庫数と前記実在庫情報との差が予め定めた数値を上回った場合に、その旨を前記端末装置に向けて送信するように構成してもよい。このような構成とすれば、機械在庫数や実在庫数の入力ミス、景品交換ミス、店員等による景品の盗難等にいち早く気付くことができ、遊技店における景品の管理方法の見直し等の対応を迅速に行うことができる。
<会員照会機能>
次に、端末装置140の会員照会機能について詳細に説明する。図29は、会員照会機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この会員照会機能は、管理コンピュータ30に蓄積された会員情報を端末装置140で閲覧する機能である。本例の会員照会機能は、主として、端末装置140による会員照会処理(ステップS109)と、管理コンピュータ30による会員照会処理(ステップS209)と、によって実現される。
<会員照会機能/各種処理の流れ>
次に、会員照会機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、会員照会処理のステップS1091において、会員番号の入力処理を行う。この会員番号の入力処理は、会員を特定するための情報として会員番号を入力させる処理であり、例えば、図30(a)に示すように、数字(0〜9)の入力が可能なソフトウェアキーボードなどを表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって、会員番号を遊技店の店員などに入力させる処理を行う。
図29に戻って、また、端末装置140は、ステップS1092において、「決定」という文字が付された決定ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって決定ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、決定ボタンの押下操作があった場合にはステップS1093に進み、決定ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1091〜S1092の処理を繰り返し実行する。
ステップS1093では、「会員情報」を含む会員情報取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。ここで、「会員情報」とは、会員の特定が可能な情報のことであり、本例では、ステップS1091で入力された会員情報を含む情報である。なお、会員情報は、会員番号に限定されるものではなく、会員の特定が可能な情報であればよい。したがって、例えば、会員の氏名、生年月日、電話番号、住所などの個人情報でもよく、このような個人情報を用いて会員照会機能を実現する場合には、上記ステップS1091の会員番号の入力処理に代えて(または加えて)、個人情報を入力させる処理を行い、上記ステップS1093において、個人情報を含む会員情報を送信すればよい。
管理コンピュータ30は、ステップS2091において、会員情報取得要求を受信したか否かを判定し、会員情報取得要求を受信した場合に、ステップS2092に進んで「会員情報取得処理」を実行し、次のステップS2093において、取得した会員情報を端末装置140に向けて送信する。
ここで、ステップS2092で実行する「会員情報取得処理」とは、管理コンピュータ30のRAM33や記憶装置36に記憶された会員情報を参照し、端末装置140から受信した会員番号に関連付けされた氏名、性別、生年月日、会員属性、貯玉数、ポイント数などを取得する処理のことである。
端末装置140は、ステップS1094において、会員情報を受信したか否かを判定し、会員情報を受信した場合に、ステップS1095に進んで、受信した会員情報を記憶手段146に記憶し、次のステップS1096において、会員情報を表示手段142に表示する。
図30(b)は、会員照会機能における会員情報の表示例を示した図である。本例では、会員情報として、会員番号k1、氏名(名前,カナ)k2、性別k3、生年月日k4、メモ(会員に関する情報)k5、会員属性k6、暗証番号k7、貯玉数k8、ポイント数k9などを表示している。
図29に戻って、端末装置140は、ステップS1097において、会員情報の表示を終了するための表示終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には会員情報の表示を終了して次のステップS1098に進み、受け付けていない場合にはステップS1096に戻って会員情報の表示を継続する。また、ステップS1098では、会員照会機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には会員照会機能を終了して後続の処理に進み、受け付けていない場合にはステップS1091に戻って会員照会機能を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、会員情報を照会する会員を特定するための会員特定情報を入力可能な会員特定情報入力手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS109)のステップS1091の処理)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)から前記会員特定情報に基づいた前記会員情報を取得可能な会員情報取得手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS109)のステップS1094の処理)と、前記会員情報を表示可能な会員情報表示手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS109)のステップS1096の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、迅速かつ簡易に会員情報を閲覧することができる。
また、前記会員特定情報は、前記会員の会員番号または前記会員の個人情報であってもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、会員情報を照会する会員を特定するための会員特定情報を入力可能な会員特定情報入力手段、管理端末から前記会員特定情報に基づいた前記会員情報を取得可能な会員情報取得手段、前記会員情報を表示可能な会員情報表示手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムである。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、会員情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記会員情報を照会する会員を特定するための会員特定情報を受信可能な会員特定情報受信手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS209)のステップS2091の処理)と、前記会員特定情報に基づいた前記会員情報の少なくとも一部または全部を端末装置に向けて送信可能な会員情報送信手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS209)のステップS2093の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、迅速かつ簡易に会員情報を閲覧することができる。
また、前記記憶手段は、アンケート項目を少なくとも記憶可能であり、前記会員情報に基づいて前記アンケート項目の中から特定のアンケート項目を選択可能なアンケート項目選択手段(例えば、後述する、図33に示すアンケート会員照会処理(ステップS211)のステップS2112の処理)と、前記特定のアンケート項目を前記端末装置に向けて送信可能なアンケート送信手段(例えば、後述する、図33に示すアンケート会員照会処理(ステップS211)のステップS2113の処理)と、を備えてもよい。
また、前記アンケート項目に対するアンケート結果を受信可能なアンケート結果受信手段(例えば、後述する、図33に示すアンケート会員照会処理(ステップS211)のステップS2114の処理)と、前記アンケート結果を前記会員情報と前記アンケート項目に関連付けして前記記憶手段に記憶させることが可能なアンケート結果集計手段(例えば、後述する、図33に示すアンケート会員照会処理(ステップS211)のステップS2115の処理)と、を備えてもよい。
また、前記記憶手段は、遊技店内に設置された遊技用装置で検知される異常に関する異常情報を少なくとも記憶可能であり、前記異常情報と前記会員情報を照合可能な異常情報照合手段と、前記異常情報照合手段によって前記異常情報と前記会員番号が一致したと判定された場合に、一致した旨を前記端末装置に向けて送信可能な異常情報送信手段と、を備えてもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、会員情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記会員情報を照会する会員を特定するための会員特定情報を受信可能な会員特定情報受信手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS209)のステップS2091の処理)と、前記会員特定情報に基づいた前記会員情報の少なくとも一部または全部を前記端末装置に向けて送信可能な会員情報送信手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS209)のステップS2093の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記会員情報を照会する会員を特定するための会員特定情報を入力可能な会員特定情報入力手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS109)のステップS1091の処理)と、前記管理端末から前記会員特定情報に基づいた前記会員情報を取得可能な会員情報取得手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS109)のステップS1094の処理)と、前記会員情報を表示可能な会員情報表示手段(例えば、図29に示す会員照会処理(ステップS109)のステップS1096の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、迅速かつ簡易に会員情報を閲覧することができる。
<頭取り機能>
次に、端末装置140の頭取り機能について詳細に説明する。図31は、頭取り機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
この頭取り機能は、端末装置140を用いて遊技店における市場調査(頭取り)を実施する機能である。本例の頭取り機能は、主として、端末装置140による頭取り処理(ステップS110)と、管理コンピュータ30による頭取り処理(ステップS210)と、によって実現される。
<頭取り機能/各種処理の流れ>
次に、頭取り機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、頭取り処理のステップS1101において、「基本情報取得」という文字が付された基本情報取得ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって基本情報取得ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、基本情報取得ボタンの押下操作があった場合にはステップS1102に進み、基本情報取得ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1103に進む。ステップS1102では、基本情報取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
管理コンピュータ30は、頭取り処理のステップS2101において、基本情報取得要求を受信したか否かを判定し、基本情報取得要求を受信した場合に、ステップS2102に進んで、RAM33や記憶装置36に記憶している「店舗基本情報」を取得し、次のステップS2103において、ステップS2112で取得した「店舗基本情報」を端末装置140に向けて送信する。
ここで、ステップS2112で取得する「店舗基本情報」とは、遊技店の名称、遊技店の住所,電話番号、遊技店に設置されている遊技機の機種名,メーカー名,種類(パチンコ/スロットマシン等),台数などの情報のことである。
端末装置140は、ステップS1103において、店舗基本情報を受信したか否かを判定し、店舗基本情報を受信した場合に、ステップS1104に進んで、受信した店舗基本情報を記憶手段146に記憶し、次のステップS1105において、店舗基本情報を表示手段142に表示する。
図32は、店舗基本情報の表示例を示した図である。図32(a)に示す表示例では、端末装置140の表示手段142に、店舗基本情報に含まれる遊技店名(店舗名)や、頭取りを最後に実施した最終実施日時を表示している。また、図32(b)に示す表示例では、端末装置140の表示手段142の上段b1に、特定の遊技店に設置されているパチンコ機(P)の機種名(グループ名)、パチンコ機の台数、(前回の頭取りで更新した)パチンコ機の遊技者の人数を表示するとともに、表示手段142の中段b2に、特定の遊技店に設置されているスロットマシン(S)の機種名(グループ名)、スロットマシンの台数、(前回の頭取りで更新した)スロットマシンの遊技者の人数などを表示している。
図31に戻って、端末装置140は、ステップS1106において、「データ入力」という文字が付されたデータ入力ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によってデータ入力ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、データ入力ボタンの押下操作があった場合にはステップS1107に進み、データ入力ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1109に進む。ステップS1107では、後述する「頭取りデータ入力処理」を実行する。また、ステップS1108では、頭取りデータ入力処理を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には頭取りデータ入力処理を終了し、受け付けていない場合にはステップS1107に戻って頭取りデータ入力処理を継続する。
ステップS1107で実行する「頭取りデータ入力処理」では、端末装置140は、頭取りデータ入力画面を表示手段142に表示させた後、入力手段141による操作によって、店舗基本情報に含まれる遊技店に設置されている遊技機の遊技者の人数、ドル箱の数、遊技機の入れ替えの有無などの情報を入力させる処理を行う。
図32(c)は、頭取りデータ入力画面の一例を示した図である。本例では、グループ毎(例えば、機種毎や遊技機島毎)に、「+(プラス)」のアイコンに触れた後(アイコンが表示されている表示領域のタッチパネルへのタッチ操作を行った後に)に、「人数」や「箱数」の右横の矩形状の表示領域に触れるたびに(矩形状の表示領域が表示されている部分のタッチパネルへのタッチ操作を行うたびに)、遊技者の人数やドル箱の数を1つ加算し、更新後の数を頭取りデータとして記憶手段146に記憶する。
また、「−(マイナス)」のアイコンに触れた後に(アイコンが表示されている表示領域のタッチパネルへのタッチ操作を行った後に)、「人数」や「箱数」の右横の矩形状の表示領域に触れるたびに(矩形状の表示領域が表示されている部分のタッチパネルへのタッチ操作を行うたびに)、遊技者の人数やドル箱の数を1つ減算し、更新後の数字を頭取りデータとして記憶手段146に記憶する。また、「入替」の右横の矩形状の表示領域に触れることで(矩形状の表示領域が表示されている部分のタッチパネルへのタッチ操作を行うことで)、レ点の表示/非表示を切り替えることで、遊技機の入れ替えの有無を頭取りデータとして記憶手段146に記憶する。
なお、頭取りデータ入力処理は、本例に限定されず、例えば、「人数」や「箱数」の右横の矩形状の表示領域を長押しした場合に(矩形状の表示領域が表示されている部分のタッチパネルへのタッチ操作を所定時間以上、継続した場合に)ソフトウェアキーボードを表示させ、「人数」や「箱数」の数字を直接、入力するように構成してもよい。
図31に戻って、端末装置140は、ステップS1109において、「データ送信」という文字が付されたデータ送信ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によってデータ送信ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、データ送信ボタンの押下操作があった場合にはステップS1110に進み、データ送信ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1111に進む。ステップS1110では、「頭取りデータ」を管理コンピュータ30に向けて送信する。
ここで、ステップS1110で送信する「頭取りデータ」は、遊技店の店員などが、基本店舗情報に含まれる特定の遊技店に出向いて収集した情報のことであり、特定の遊技店の営業状況を把握するための情報である。本例の頭取りデータは、ステップS1107の頭取りデータ入力処理で入力された遊技者の人数、ドル箱の数、遊技機の入れ替えの有無を含む情報である。頭取りデータに含まれる各種情報を取得する頻度は特に限定されないが、頭取りデータの分析結果の精度を高めるためには、1日に数回、同時刻に行うことが好ましい。
管理コンピュータ30は、頭取り処理のステップS2104において、頭取りデータを受信したか否かを判定し、頭取りデータを受信した場合に、ステップS2105に進んで、上述の店舗基本情報に頭取りデータを保存して店舗基本情報を更新し、次のステップS2106において、更新後の店舗基本情報を端末装置140に向けて送信する。
端末装置140は、ステップS1111において、頭取り機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合には頭取り機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1101に戻って頭取り処理を継続する。なお、管理コンピュータ30から更新後の店舗基本情報を受信している場合には、次回のステップS1103〜S1105の処理の実行後に、最新の店舗基本情報が記憶・表示される。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)から他店の店舗に関する店舗基本情報(例えば、遊技店の名称、遊技店に設置されている遊技機の機種名,メーカー名,種類(パチンコ/スロットマシン等),台数などの情報)を取得可能な店舗情報取得手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1103の処理)と、前記店舗基本情報を表示可能な店舗基本情報表示手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1105の処理)と、前記店舗基本情報に関連する他店の営業情報を入力可能な他店情報入力手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1107の処理)と、前記他店の営業情報を前記管理端末に向けて送信可能な他店情報送信手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1110の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、作業者が迅速かつ簡易に頭取り情報を収集することができる。
また、前記他店情報入力手段は、単一の操作(例えば、タッチパネルへのタッチ操作や、クリック操作)で前記他店の営業情報を変更可能な他店情報変更手段であってもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、管理端末から他店の店舗に関する店舗基本情報を取得可能な店舗情報取得手段、前記店舗基本情報を表示可能な店舗基本情報表示手段、前記店舗基本情報に関連する他店の営業情報を入力可能な他店情報入力手段、前記他店の営業情報を前記管理端末に向けて送信可能な他店情報送信手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムであってもよい。
また、本実施形態に係る管理端末(管理コンピュータ30)は、他店の店舗に関する店舗基本情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記店舗基本情報の少なくとも一部または全部を端末装置に向けて送信可能な店舗基本情報送信手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS210)のステップS2103の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、迅速かつ簡易に頭取り情報を収集することができる。
また、前記店舗基本情報に関連する他店の営業情報を受信可能な他店情報受信手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS210)のステップS2104の処理)と、前記他店の営業情報を前記店舗基本情報に関連付けして前記記憶手段に記憶させることが可能な他店情報集計手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS210)のステップS2105の処理)と、を備えてもよい。
また、前記店舗基本情報送信手段は、前記他店情報集計手段によって新たに記憶された前記他店の営業情報を前記端末装置に向けて送信してもよい。
また、前記他店の営業情報に基づいて分析情報(例えば、遊技台の機種毎の遊技人数やドル箱の数、遊技機島毎の遊技人数やドル箱の数、遊技店毎の遊技人数やドル箱の数)を生成する他店分析情報生成手段を備えてもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理装置(例えば、遊技管理装置30)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、他店の店舗に関する店舗基本情報を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶装置36)と、前記店舗基本情報の少なくとも一部または全部を前記端末装置に向けて送信可能な店舗基本情報送信手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS210)のステップS2103の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記管理端末から前記店舗基本情報を取得可能な店舗情報取得手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1103の処理)と、前記店舗基本情報を表示可能な店舗基本情報表示手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1105の処理)と、前記店舗基本情報に関連する他店の営業情報を入力可能な他店情報入力手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1107の処理)と、前記他店の営業情報を前記管理端末に向けて送信可能な他店情報送信手段(例えば、図31に示す頭取り処理(ステップS110)のステップS1110の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、迅速かつ簡易に頭取り情報を収集することができる。
また、前記管理端末は、複数の前記端末装置と相互に通信可能なデータセンタであってもよいし、複数の前記端末装置と相互に通信可能な本部管理端末であってもよい。
<アンケート機能>
次に、端末装置140のアンケート機能について詳細に説明する。図33は、アンケート機能を実現するための各種処理の流れを示すフローチャートである。
このアンケート機能は、端末装置140を用いて管理コンピュータ30からアンケート項目を取得し、端末装置140を用いて遊技者に対するアンケートを実施することが可能な機能である。本例のアンケート機能は、主として、端末装置140によるアンケート処理(ステップS111)と、管理コンピュータ30によるアンケート処理(ステップS211)と、によって実現される。
<アンケート機能/各種処理の流れ>
次に、アンケート機能を実現するための各種処理の流れについて説明する。端末装置140は、アンケート処理のステップS1111において、遊技機の「機種情報」の入力処理を行う。ここで、「機種情報」とは、これからアンケートを実施しようとする遊技者(アンケート対象者)が遊技を行っている遊技機130の機種名、メーカー、型番、遊技機の種類(パチンコ/スロットマシン等)などの情報のことである。ステップS1111の機種情報の入力処理では、端末装置140は、例えば、機種情報を表示手段142に表示させ、入力手段141による操作によって機種情報を入力させる処理を行う。
また、端末装置140は、ステップS1112において、「アンケート対象者情報」の入力処理を行う。ここで、「アンケート対象者情報」とは、これからアンケートを実施しようとする遊技者(アンケート対象者)に関する情報のことであり、例えば、性別、年齢、遊技歴などが該当する。ステップS1112のアンケート対象者情報の入力処理では、例えば、端末装置140の入力手段141による操作によってアンケート対象者情報を入力させる処理を行う。
また、端末装置140は、ステップS1113において、「要求」という文字が付された要求ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって要求ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、要求ボタンの押下操作があった場合にはステップS1114に進み、要求ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1111〜S1113の処理を繰り返し実行する。ステップS1114では、「アンケート基礎情報」を含むアンケート取得要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
ここで、「アンケート基礎情報」とは、上記ステップS1111で入力され、端末装置140の記憶手段146に記憶された機種情報や、上記ステップ1112で入力され、端末装置140の記憶手段146に記憶されたアンケート対象者情報を含む情報のことであり、後述するステップS2112において管理コンピュータ30が複数種類のアンケート項目から特定のアンケート項目を抽出する際に参照する情報のことである。なお、アンケート基礎情報は、例示した情報に限定されるものではなく、例えば、アンケート実施日の天気、季節、曜日、時間帯、気温、湿度、アンケート実施店の経度や緯度など、の情報のうちの一つまたは複数を含んでいてもよい。
管理コンピュータ30は、アンケート処理のステップS2111において、アンケート取得要求を受信したか否かを判定し、アンケート取得要求を受信した場合に、ステップS2112に進んで「アンケート取得項目処理」を実行し、次のステップS2113において、ステップS2112で取得したアンケート項目を端末装置140に向けて送信する。
ステップS2112の「アンケート項目取得処理」では、端末装置140から受信したアンケート取得要求に含まれるアンケート基礎情報を参照し、RAM33や記憶装置36に予め記憶した複数種類のアンケート項目の中から、アンケート基礎情報に適したアンケート項目を取得する処理を行う。
例えば、アンケート基礎情報に含まれる機種情報が機種Aである場合には、機種Aのユーザ向けに予め用意した質問事項をアンケート項目として取得し、機種情報が機種Bである場合には、機種Bのユーザ向けに予め用意した質問事項をアンケート項目として取得する。また、アンケート基礎情報に含まれる機種情報がパチンコである場合には、パチンコのユーザ向けに予め用意した質問事項をアンケート項目として取得し、機種情報がスロットマシンである場合には、スロットマシンのユーザ向けに予め用意した質問事項をアンケート項目として取得する。
また、アンケート基礎情報に含まれるアンケート対象者情報(性別)が男性である場合には、男性向けに予め用意した質問事項をアンケート項目として取得し、アンケート対象者情報(性別)が女性である場合には、女性向けに予め用意した質問事項をアンケート項目として取得する。また、アンケート基礎情報に含まれるアンケート対象者情報(年齢)が40歳以上である場合には、中高年向けに用意した質問事項をアンケート項目として取得し、アンケート対象者情報(年齢)が40歳未満である場合には、若者向けに用意した質問事項をアンケート項目として取得する。
なお、アンケート項目取得処理は、本例に限定されず、端末装置140から受信した他のアンケート基礎情報(例えば、アンケート実施日の天気、季節、曜日、時間帯、気温、湿度、アンケート実施店の経度や緯度など)に基づいてアンケート項目を取得してもよいし、アンケート基礎情報以外の情報(例えば、管理コンピュータ30側で取得した、アンケート実施日の天気、季節、曜日、時間帯、気温、湿度、アンケート実施店の経度や緯度など)に基づいてアンケート項目を取得してもよいし、端末装置140から受信したアンケート基礎情報と管理コンピュータ30が取得した情報を併用してアンケート項目を取得してもよい。また、端末装置140によって、複数種類のアンケート項目の中から、一つまたは複数のアンケート項目を選択できるように構成してもよい。
また、アンケート項目の形式も特に限定されず、例えば、図34(a)の符号a1に示すように、1つの質問(例えば、「当店までの交通手段を教えてください」という質問)に対して複数の回答(例えば、電車、車、自転車、徒歩、その他)の中から1つの回答を選択する「単一選択」の形式でもよい。また、図34(a)の符号a2に示すように、1つの質問(例えば、「好きな機種を教えて下さい」という質問)に対して複数の回答(例えば、機種A、機種B、機種C)の中から複数の回答を選択する「複数選択」の形式でもよい。
また、図34(a)の符号a3に示すように、1つの質問(例えば、「当店の満足度を教えて下さい」という質問)に対して複数の段階(例えば、1〜10の10段階)の中から1つの段階を選択する「段階評価」の形式でもよいし、図34(a)の符号a4に示すように、1つの質問(例えば、「本日の投資金額を教えて下さい」という質問)に対して数値(例えば、10000円)で回答する「数値入力」でもよいし、図34(a)の符号a5に示すように、1つの質問(例えば、「当店に対するご意見があれば教えて下さい」という質問)に対して文字や数字で自由に回答する「自由記入」の形式でもよい。
図33に戻って、端末装置140は、アンケート処理のステップS1115において、アンケート項目を受信したか否かを判定し、アンケート項目を受信した場合に、ステップS1116に進んで、アンケート項目を記憶手段146に記憶し、次のステップS1117において、アンケート項目を表示手段142に表示する。
図34(b)は、管理コンピュータ30から受信したアンケート項目の表示例を示した図である。本例では、アンケート項目として、上述の「単一選択」の形式であるアンケート項目a1、「複数選択」の形式であるアンケート項目a2、「段階評価」の形式であるアンケート項目a3、「数値入力」の形式であるアンケート項目a4、「自由記入」の形式であるアンケート項目a5をそれぞれ表示している。なお、アンケート項目の表示は、本例に限定されるものではない。
図33に戻って、端末装置140は、アンケート処理のステップS1118において、アンケート結果の入力処理を行う。このアンケート結果の入力処理では、端末装置140は、入力手段141による操作によって、遊技店の店員や遊技者などにアンケート結果を入力させる処理を行う。また、端末装置140は、ステップS1119において、台番号の入力処理を行う。この台番号の入力処理では、端末装置140は、例えば、入力手段141による操作によって、遊技店の店員などに台番号を入力させる処理を行う。
また、端末装置140は、ステップS1120において、「送信」という文字が付された送信ボタンを表示手段142に表示させた後、入力手段141によって送信ボタンの押下操作の有無を検出する。そして、送信ボタンの押下操作があった場合にはステップS1121に進み、送信ボタンの押下操作が無い場合にはステップS1118〜S1120の処理を繰り返し実行する。ステップS1121では、「アンケート結果情報」を含むアンケート結果登録要求を管理コンピュータ30に向けて送信する。
ここで、「アンケート結果情報」とは、管理コンピュータ30において管理するアンケートに関連する情報のことであり、本例では、上記ステップS1118で入力されたアンケート結果や、上記ステップ1119で入力された台番号を含む情報である。なお、アンケート結果情報は、これらの情報に限定されず、例えば、アンケートを実施した店員の社員番号や氏名の情報、アンケート対象者の会員番号や氏名の情報などでもよいし、台番号を含まない情報であってもよい。
管理コンピュータ30は、アンケート処理のステップS2114において、アンケート結果登録要求を受信したか否かを判定し、アンケート結果登録要求を受信した場合に、ステップS2115に進んでアンケート結果情報をRAM33や記憶装置36にアンケートDBとして蓄積し、次のステップS2116において、アンケートDBから取得した「アンケート登録情報」を端末装置140に向けて送信する。
ここで、「アンケート登録情報」とは、管理コンピュータ30が端末装置140から受信する情報に基づいて生成する情報であって、アンケートの実施後にアンケートDBに登録される情報のことであり、例えば、特定の店員が実施したアンケートの累積件数や、累積件数のランキングや、各々の店員のアンケート処理件数の目標件数や、特定のアンケート対象者によるアンケートの回答回数などが該当する。
本例では、管理コンピュータ30が、店員を特定するための情報(例えば、店員が使用している端末装置140の固有ID、店員の社員番号や氏名)などを端末装置140から受信し、これらの情報に基づいて、アンケートの累積件数のカウントを行い、アンケートの累積件数のランキングを算出する。また、管理コンピュータ30は、アンケート対象者を特定するための情報(例えば、遊技者の会員番号や氏名)などを端末装置140から受信し、これらの情報に基づいて、特定のアンケート対象者による回答回数のカウントを行い、特定のアンケート対象者による回答回数のランキングを算出する。
端末装置140は、アンケート処理のステップS1122において、アンケート登録情報を受信したか否かを判定し、アンケート登録情報を受信した場合に、ステップS1123に進んでアンケート登録情報を表示手段142に表示する。例えば、上述の特定の店員が実施したアンケートの累積件数や、累積件数のランキングや、各々の店員のアンケート処理件数の目標件数などを端末装置140の表示手段142に表示するように構成すれば、店員は、自身のアンケートの累積件数、ランキング、目標件数などを即座に把握することができ、店員のアンケート実施へのインセンティブを高めることができる。
また、上述の特定のアンケート対象者による回答回数などを表示するように構成すれば、回答回数に応じてアンケート対象者に景品などを贈呈することができ、遊技者の満足度を向上させることで、遊技機の稼働率を高めることが可能となる。
また、端末装置140は、ステップS1124において、アンケート機能を終了するための終了操作を受け付けたか否かを判定し、受け付けた場合にはアンケート機能を終了し、受け付けていない場合にはステップS1115に戻ってアンケート処理を継続する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)は、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)からアンケート項目を取得可能なアンケート取得手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1115の処理)と、前記アンケート項目を表示可能なアンケート表示手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1117の処理)と、前記アンケート項目に対するアンケート結果を入力可能なアンケート結果入力手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1118の処理)と、前記アンケート結果を前記管理端末に向けて送信可能なアンケート結果送信手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1121の処理)と、を備える、ことを特徴とする端末装置である。
本実施形態に係る端末装置によれば、アンケートのバリエーションを容易に増やすことができ、従来よりも遊技店の経営や遊技機の新機種開発等に役立つ有用な情報をより多く取得することができる。
また、アンケート対象者に関するアンケート対象者情報を入力可能なアンケート対象者情報入力手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1112の処理)を備え、前記アンケート取得手段は、前記管理端末から前記アンケート対象者情報に基づいた前記アンケート項目を取得してもよい。
また、本実施形態に係る端末装置(例えば、端末装置140)のプログラムは、端末装置を、管理端末からアンケート項目を取得可能なアンケート取得手段、前記アンケート項目を表示可能なアンケート表示手段、前記アンケート項目に対するアンケート結果を入力可能なアンケート結果入力手段、前記アンケート結果を前記管理端末に向けて送信可能なアンケート結果送信手段、として機能させる、ことを特徴とする端末装置のプログラムである。
また、本実施形態に係る管理端末(例えば、管理コンピュータ30)は、アンケート項目を少なくとも記憶可能な記憶手段(例えば、RAM33、記憶手段36)と、前記アンケート項目の少なくとも一部または全部を端末装置(例えば、端末装置140)に向けて送信可能なアンケート送信手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS211)のステップS2113の処理)と、を備える、ことを特徴とする管理端末である。
本実施形態に係る管理端末によれば、アンケートのバリエーションを容易に増やすことができ、従来よりも遊技店の経営や遊技機の新機種開発等に役立つ有用な情報をより多く取得することができる。
また、アンケート対象者に関するアンケート対象者情報を受信可能なアンケート対象者情報受信手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS211)のステップS2111の処理)と、前記アンケート対象者情報に基づいて前記アンケート項目の中から特定のアンケート項目を選択可能なアンケート項目選択手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS211)のステップS2112の処理)と、を備え、前記アンケート送信手段は、前記特定のアンケート項目を送信してもよい。
また、前記アンケート項目に対するアンケート結果を受信可能なアンケート結果受信手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS211)のステップS2114の処理)と、前記アンケート結果を前記アンケート項目に関連付けして前記記憶手段に記憶させることが可能なアンケート結果集計手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS211)のステップS2115の処理)と、を備えてもよい。
また、前記アンケート結果に基づいて分析情報(例えば、アンケート結果のランキング、複数種類のアンケート結果の相関関係、性別や年齢毎のアンケート結果のランキング、遊技店に設置する遊技機の機種や台数の適正、遊技店の満足度や改善点など)を生成するアンケート分析情報生成手段を備えてもよい。
また、本実施形態に係る遊技管理端末(例えば、遊技管理端末10)は、端末装置(例えば、端末装置140)と、管理端末(例えば、管理コンピュータ30)と、を備えた遊技管理装置において、前記管理端末は、アンケート項目を少なくとも記憶可能な記憶手段例えば、RAM33、記憶手段36)と、前記アンケート項目の少なくとも一部または全部を前記端末装置に向けて送信可能なアンケート送信手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS211)のステップS2113の処理)と、を備え、前記端末装置は、前記管理端末からアンケート項目を取得可能なアンケート取得手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1115の処理)と、前記アンケート項目を表示可能なアンケート表示手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1117の処理)と、前記アンケート項目に対するアンケート結果を入力可能なアンケート結果入力手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1118の処理)と、前記アンケート結果を前記管理端末に向けて送信可能なアンケート結果送信手段(例えば、図33に示すアンケート処理(ステップS111)のステップS1121の処理)と、を備える、ことを特徴とする遊技管理装置である。
本実施形態に係る遊技管理装置によれば、アンケートのバリエーションを容易に増やすことができ、従来よりも遊技店の経営や遊技機の新機種開発等に役立つ有用な情報をより多く取得することができる。
また、前記端末装置は、遊技店に設置された遊技用装置(例えば、遊技機、台間機など)に関する情報(例えば、台番号、機種名、メーカー名)を入力可能な遊技用装置情報入力手段を備え、前記アンケート取得手段は、前記管理端末から前記遊技用装置情報に基づいた前記アンケート項目(例えば、島別、機種別、またはメーカー別に用意されたアンケート項目)を取得するように構成してもよい。
また、前記端末装置は、アンケート実施時の情報(例えば、年月日、曜日、実施場所、天気、気温、湿度など)を入力可能なアンケート実施時情報入力手段を備え、前記アンケート取得手段は、前記管理端末から前記アンケート実施時情報に基づいた前記アンケート項目を取得するように構成してもよい。
また、前記アンケート分析情報生成手段は、前記遊技店における特定の店員が実施した前記アンケートの累積件数、前記累積件数のランキング、前記アンケート対象者による前記アンケートの回答回数の少なくとも1つを集計するように構成してもよい。また、これらの情報の少なくとも1つを前記端末装置に向けて送信するように構成してもよい。
また、本発明の実施形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。また、本発明の実施形態に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することで、より一層、効果を高めることができる場合がある。また、一の実施形態に記載した構成を、他の実施形態に記載した構成に適用することで、より一層、効果を高めることができる場合がある。
本発明に係る端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法は、パチンコやパチスロに代表される遊技機が設置された遊技店などにおいて広く利用することができる。
WNW、LNW ネットワーク
10 遊技管理装置
30 管理コンピュータ
31、51、71 CPU
32、52、72 ROM
33、53、73 RAM
34 記録媒体
35 外部記憶ドライブ
36 記憶装置
37 入力装置
38 表示装置
39 通信部
41 タイマ
50 島コンピュータ
55 管理コンピュータ通信部
56 台コンピュータ通信部
70 台コンピュータ
75 島コンピュータ通信部
76 遊技設備通信部
90 台間機
91 紙幣挿入口
92 ICコイン挿入口
93 ICコイン排出口
94 会員カード挿入口
95 ランプ
96 入力手段
97 表示手段
98 制御手段
99 通信手段
100 記憶手段
110 呼出ランプ
130 遊技機
131 遊技盤面
132 液晶表示装置
133 一般入賞口
134 普図始動口
135 特図始動口
136 可変入賞口
137 上皿
140 端末装置
141 入力手段
142 表示手段
143 制御手段
144 通信手段
146 記憶手段

Claims (9)

  1. 放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報の入力が可能な放送情報入力手段と、
    管理端末に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段と、を備える、
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置において、
    前記放送設備に関する情報を少なくとも含む音声情報を前記管理端末から取得可能な音声情報取得手段を備える、
    ことを特徴とする端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の端末装置において、
    前記放送情報には、遊技店に設置された遊技用装置のうちの特定の遊技用装置で遊技を行う遊技者向けの放送、前記特定の遊技用装置に前記遊技店の店員を向かわせるための店員向けの放送、または、前記遊技者向けの放送および前記店員向けの放送であって定型文からなる放送、が少なくとも含まれる、
    ことを特徴とする端末装置。
  4. 端末装置を、
    放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報の入力が可能な放送情報入力手段、
    管理端末に前記放送情報を送信することで、遊技店に設置された放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段、として機能させる、
    ことを特徴とする端末装置のプログラム。
  5. 端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信可能な放送情報受信手段と、
    遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行することが可能な放送実行手段と、を備える、
    ことを特徴とする管理端末。
  6. 請求項5に記載の管理端末において、
    前記放送設備に関する情報を少なくとも含む音声情報を送信可能な音声情報送信手段を備える、
    ことを特徴とする管理端末。
  7. 請求項5または6に記載の端末装置において、
    前記放送情報には、遊技店に設置された遊技用装置のうちの特定の遊技用装置で遊技を行う遊技者向けの放送、前記特定の遊技用装置に前記遊技店の店員を向かわせるための店員向けの放送、または、前記遊技者向けの放送および前記店員向けの放送であって定型文からなる放送、が少なくとも含まれる、
    ことを特徴とする端末装置。
  8. 端末装置と、管理端末と、を備えた遊技管理装置において、
    前記管理端末は、
    前記端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信可能な放送情報受信手段と、
    遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行することが可能な放送実行手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記放送情報の入力が可能な放送情報入力手段と、
    前記管理端末に前記放送情報を送信することで、前記放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させることが可能な放送実行要求手段と、を備える、
    ことを特徴とする遊技管理装置。
  9. 端末装置と、管理端末と、を用いた遊技管理方法において、
    前記管理端末が、
    前記端末装置から、放送の種類を示す放送種別の情報を少なくとも含む放送情報を受信し、遊技店に設置された放送設備を用いて前記放送情報に基づく放送を実行し、
    前記端末装置が、
    前記放送情報を入力させ、前記管理端末に前記放送情報を送信することで、前記放送設備を用いて前記管理端末に前記放送情報に基づく放送を実行させる、
    ことを特徴とする遊技管理方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01230386A (ja) * 1987-11-11 1989-09-13 Noboru Iwamoto 遠隔操作によるパチンコ遊技店の店内放送装置並びに遊技管理装置
JP2006296556A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用店内放送システム

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