JP2002177610A - 遊技データ表示システム - Google Patents

遊技データ表示システム

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JP2002177610A
JP2002177610A JP2000376893A JP2000376893A JP2002177610A JP 2002177610 A JP2002177610 A JP 2002177610A JP 2000376893 A JP2000376893 A JP 2000376893A JP 2000376893 A JP2000376893 A JP 2000376893A JP 2002177610 A JP2002177610 A JP 2002177610A
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JP2000376893A
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Satoshi Tokita
聡 時田
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Daikoku Denki Co Ltd
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技台の状態が、上昇傾向にあるのか下降傾
向にあるのかを容易に判断することが可能となる遊技デ
ータ表示システムを提供する。 【解決手段】 所定の時間帯の間に発生した遊技データ
と、その時間帯とは別の時間帯に発生した遊技データと
を比較して得られた結果をもとに、遊技台が上昇傾向に
あるのか下降傾向にあるのかを遊技者が判断できるよう
に、状態判別欄54に表示した遊技データ表示システム
によると、現在どの遊技台が上昇傾向にあり、どの遊技
台が下降傾向にあるのかをある程度推測できるので、遊
技台をじっくり選ぶ楽しみ、選んだ遊技台が本当に上昇
傾向の良い状態にあるのかを確かめる楽しみが新たに生
じ、結果として、遊技に対する興趣を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技店に設置され
た複数の遊技台について、遊技者が遊技を行うことに基
づいて発生する複数種の遊技データを受信し、各遊技台
に関する遊技データを表示する遊技データ表示システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台やスロットマシンとい
った遊技機(以後、遊技台とも言う)を設置した遊技店
において、遊技者が遊技を行うことに伴って発生する遊
技データを遊技者が閲覧できるようにした遊技データ表
示システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遊技店におけるパチン
コ台やスロットマシンといった遊技台は、遊技機種ごと
に定められた確率に基づいて、大当りや、その大当りに
付随する遊技者にとって有利な遊技状態が発生するもの
である。しかし、遊技店の1日の営業時間程度では大当
り等の分布は一様にならず、ある短時間の内に大当りが
集中するかと思えば、数時間全く当たらなかったりと、
見かけ上遊技台の状態が良かったり悪かったりする。勝
負に勝つためには、そのような、大当りの集中するよう
な時を見極めて遊技するとよい。遊技者がどの遊技台を
遊技をするのか選択するに際しては、その時点における
遊技台の状態が大当りの集中するような上昇傾向にある
のか、大当りが発生し難いような下降傾向にあるのかを
正確に判断することが重要である。
【0004】しかしながら、従来の遊技データ表示シス
テムにおいては、営業開始時点から大当り回数等の遊技
データを表示しているだけであるため、遊技を開始する
時点でその遊技台の状態が上昇傾向にあるのか下降傾向
にあるのかを判断することが難しかった。本発明は上記
事情に鑑み、各遊技台の状態が、上昇傾向にあるのか下
降傾向にあるのかを容易に判断することが可能となる遊
技データ表示システムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために本発明の遊技データ表示システムは、
遊技店に設置された複数の遊技台について、遊技者が遊
技を行うことに基づいて発生する複数種の遊技データを
集計し記憶する遊技データ集計記憶手段と、この遊技デ
ータ集計記憶手段が記憶する遊技データを表示する、遊
技データ表示手段とを備えた遊技データ表示システムに
おいて、前記遊技データ集計記憶手段は、所定の時間帯
Aの間に発生した遊技データを第一遊技データ、該時間
帯Aと時間幅が同一である時間帯Bの間に発生した遊技
データを第二遊技データとして集計記憶し、前記遊技デ
ータ表示手段は、前記遊技データ集計記憶手段が記憶す
る前記第一遊技データ及び前記第二遊技データの少なく
とも何れか一方を表示するとともに、該第一遊技データ
と該第二遊技データとを比較して得られた結果を反映す
る識別情報を併せて表示することを特徴とする。
【0006】遊技者がパチンコ台、スロットマシン等で
遊技を行うには遊技球、遊技メダル等の遊技媒体を各遊
技台に投入(投資)する。一方、遊技を行うことによっ
て入賞があった場合、遊技台から遊技媒体が遊技者に対
して払い出される。また、遊技を行っていると大当り
や、大当りに付随して発生する特別な遊技状態が発生す
る。それら遊技媒体の遊技台への出入りや大当り発生回
数等の遊技データは、遊技店が収支計算を行うためにも
必要である。また一般に遊技者は、少しでも有利な遊技
台を選ぶためにそれらの遊技データを知ろうとする。遊
技データ表示システムは、顧客のニーズを満足させるサ
ービスの1つとして用意されるものであり、すなわち、
各遊技台ごとに集計記録した遊技データを遊技者に開示
し、遊技台を選択する楽しみを与えるものである。
【0007】そして、本発明の遊技データ表示システム
は、ある時間帯の間に発生した遊技データと、その時間
帯とは別の時間帯の間に発生した遊技データとを比較
し、得られた結果をもとにその遊技台が上昇傾向にある
のか下降傾向にあるのかを、遊技者が判断できる形で表
示する手段を新たに備えた。本発明の遊技データ表示シ
ステムによると、遊技者は現在どの遊技台が上昇傾向に
あり、どの遊技台が下降傾向にあるのかをある程度推測
できるので、遊技台をじっくり選ぶ楽しみ、選んだ遊技
台が本当に上昇傾向の良い状態にあるのかを確かめる楽
しみが新たに生じる。
【0008】また、前記時間帯AはX時間前から現時点
までの時間帯であり、前記時間帯Bは(X+x)時間前
からx時間前までの時間帯であり、前記遊技データは、
大当り発生データであることを特徴とする。
【0009】また、前記遊技データ集計記憶手段は、所
定時間が経過する毎にその所定時間内に発生した遊技デ
ータを累積して単位レコードを作成し、さらにそれらを
まとめた直近レコードを作成するように構成され、前記
遊技データ表示手段は、その直近レコードから前記時間
帯A及び前記時間帯Bの遊技データを特定し、これらを
比較する。
【0010】各遊技台からの遊技データは、本システム
の一部を担う集中管理装置に向けて送信される。累計レ
コードは、遊技データを受信するたびに順次データを累
積して作成されるものである。他方、例えば5分間、1
0分間の間に受信した遊技データを累積してその時間ご
とのレコード(単位レコード)を作成し、さらに、それ
らを時間ごとに途切れることなくまとめてこれを直近レ
コードとする。直近レコードをすべて累積すると累計レ
コードと同じレコードが得られる。すなわち、直近レコ
ードは、累計レコードを単位時間5分間なら5分間ごと
に区切ったものとみなしてよい。これらのレコードは、
上記集中管理装置において作成され記憶されている。
【0011】特に、直近レコードによれば、例えば、遊
技者が遊技台を選んで遊技を行おうとしている時点から
X時間前までの大当り回数、X時間前から(X+1)時
間前までの大当り回数、(X+1)時間前から(X+
2)時間前までの大当り回数…というように、それぞれ
別々に集計済みデータを読み出すことができる。さらに
は、これらの時間帯別のデータを加算したり減算したり
することもできる。このように、別々の時間帯別に読み
出したデータとデータとを比較して、その時の遊技台の
状態の良し悪しを判定することができる。
【0012】読み出される遊技データとしては、例えば
パチンコ台では、デジタル変動(スタートともいう)回
数データ、大当り(特賞ともいう)発生データ、確率変
動(大当り確率が高くなり、通常よりも大当りしやすい
状態になること)の発生データ、遊技者によって打ち込
まれた遊技球(アウト球ともいう)数データ、遊技者に
払い出された遊技球(セーフ球ともいう)数データ等が
挙げられる。スロットマシンでは、遊技者の行ったゲー
ム回数データ、大当り発生データ、チャレンジタイム、
アシストタイム等(大当り終了後、遊技者に有利な遊技
状態になること)の発生データ、遊技者によって投入さ
れた遊技メダル(アウトメダルともいう)数データ、遊
技者に払い出された遊技メダル(セーフメダルともい
う)数データ等が挙げられる。
【0013】遊技台の状態の良し悪しを判断するための
データとして、中でも大当り発生データが好適である。
なぜなら、遊技者は大当りが多く発生している遊技台を
状態の良い台、大当りのあまり発生していない遊技台を
状態の悪い台と判断する傾向にあるからである。なお、
大当り発生データとは通常、大当りが発生した回数のこ
とを言うが、本明細書中では大当りの発生回数データ、
大当りの開始を知らせる大当り開始データ、大当りの終
了を知らせる大当り終了データ、大当り中のセーフ球数
データ、アウト球数データ等、大当り中に発生する遊技
データを広く含むこととする。
【0014】以上のような処理を実行する手段を備える
遊技データ表示システムによって、遊技者は遊技台に関
する情報を従来の遊技データ表示システムより、より多
く、より詳しく得ることができるようになった。あわせ
て、本発明の遊技データ表示システムによって状態の良
さそうな遊技台を選ぶことが可能となるので、遊技に対
する興趣も一層増す。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の遊技データ表示
システムの概念図である。遊技者が遊技を行うと、様々
な遊技データが遊技台内部で発生する。そのような遊技
データはパチンコ台では、デジタル変動(スタートとも
いう)回数データ、大当り(特賞ともいう)発生デー
タ、確率変動(大当り確率が高くなり、通常よりも大当
りしやすい状態になること)発生データ、遊技者によっ
て打ち込まれた遊技球(アウト球ともいう)数データ、
遊技者に払い出された遊技球(セーフ球ともいう)数デ
ータ等が挙げられる。スロットマシンでは、遊技者の行
ったゲーム回数データ、大当り発生データ、チャレンジ
タイム、アシストタイム等(大当り終了後、遊技者に有
利な遊技状態になること)の発生データ、遊技者によっ
て投入された遊技メダル(アウトメダルともいう)数デ
ータ、遊技者に払い出された遊技メダル(セーフメダル
ともいう)数データ等が挙げられる。パチンコ台であっ
てもスロットマシンであっても、集計記憶すべきデータ
はほぼ同様であるため、実施の形態としては主としてパ
チンコ台の場合を例にして記載していく。
【0016】上記のような遊技データはそれぞれの遊技
台に設けられた遊技データ受信端末10を経て、集中管
理装置(ホールコンピュータともいう)100に送られ
る。店内に設置された遊技台の数にもよるが、すべての
遊技台が一度に集中管理装置100にデータを送信する
ことはできないので、遊技データを一時スプールするた
めの中継器11を設けてもよい。各遊技台の遊技データ
を受信した集中管理装置100は、遊技データ毎に集計
・記録するとともに、その集計・記録した遊技データを
遊技データ表示端末に送信する。遊技データ表示端末
は、集中管理装置100より送られてくる遊技データを
本体送受信部より受信する。図1において、遊技台以外
のすべての構成について本発明の技術的範囲が及ぶ。
【0017】遊技データを収集して集計記憶するための
記憶媒体、プログラム等は集中管理装置が備えており、
さらに詳しくは、集中管理装置が備えるCPU、ROM
及びRAM等(図示せず)によって遊技をデータ集計す
るためのプログラムが実行され、ハードディスク等の記
憶媒体に記憶される。
【0018】図2は、本発明の遊技データ表示端末本体
部の一例を示す図である。遊技データ表示端末103
は、本体部とモニタ30が一体となっている。モニタ3
0がタッチパネルになっており、遊技者はこのタッチパ
ネル30(モニタ)上より操作を行い、遊技データを閲
覧する。また、予めその遊技店の会員になっていなけれ
ば、このような遊技データ表示システムを自由に操作で
きなくすることもできる。すなわち、非会員である場合
は、遊技データ等の閲覧できる情報が制限されるように
もできる。その遊技店の会員であることを示すIDとし
て、会員カードを発行するような場合、31のカード挿
入口より会員カードを挿入したのちに、遊技データを閲
覧できる。逆に、IDを必要とせず、すべての遊技者が
自由に遊技データを閲覧できるようにしてもよい。ま
た、この遊技データ表示端末はプリント機能を有してお
り、モニタ30上に表示される遊技データを印刷するこ
とが可能であり、印刷結果はプリント出口32より排出
される。
【0019】図3は、本発明の遊技データ表示端末の構
成を示すブロック図である。集中管理装置100からの
遊技データは送受信部27を経て制御部102へ送られ
る。制御部102内にはCPU20、RAM22及びR
OM21が設けられている。集中管理装置100から遊
技データを受信した時、ROM22に格納されているプ
ログラムが呼び出され、RAM22をワークエリアとし
てCPU20によって実行される。すなわち、データを
受信してからモニタ上に表示するまでの一連の処理は、
決められたプログラムに従い、主としてCPU20、R
AM22によって実行される。モニタ23、タッチパネ
ル24、プリンタ25及びカードリーダー26のそれぞ
れは、制御部102からの命令に従い動作する。
【0020】一方、遊技データを受信した集中管理装置
は、各遊技台ごとに様々なレコードを作成する。遊技デ
ータ表示端末は、集中管理装置の作成するレコードに基
づいて遊技データを読み出す。図4は、集中管理装置が
遊技データを受信した時に作成するレコードの概念図で
ある(パチンコ台の場合を想定)。まず、図4(a)
は、各遊技台から遊技データを受信するごとに該当する
記憶値を次々とインクリメントしていく累計レコードで
ある。各遊技台には台番号が付してあるため、その台番
号に対応する累計レコードが作成される。この累計レコ
ードから、トータルの特賞回数やスタート回数といった
遊技データを得ることは可能であるが、特定の時間帯に
おける特賞回数やスタート回数といった遊技データを得
ることはできない。
【0021】他方、図4(b)は、所定時間のあいだに
各遊技台より受信した遊技データを累積した、その所定
時間ごとのレコード(単位レコード)と、さらにそれら
をまとめた直近レコードの概念図である。所定時間は任
意に選ぶことができるが、例えば、5分に設定したとす
る。集中管理装置は、5分間経過するごとに台番号に該
当する遊技台より受信した遊技データを累積して単位レ
コードを作成する。その単位レコードを時系列的に並べ
て直近レコードとする。すなわち、直近レコードは前述
した累計レコードを5分ごとに区切ったものと考えてよ
い。図から9:05、9:10、9:15…というよう
に5分おきのレコードが作成されている様子が理解でき
る。この直近レコードから、例えば、現在〜2時間前ま
での特賞回数、1時間前〜3時間前までの特賞回数、と
いうように任意の時間範囲内だけの遊技データを読み出
すことができる。なお、図中において差球数、出球率は
直接遊技台から送られてきた遊技データではなく、集中
管理装置の集計による遊技データである。また、(差球
数)=(セーフ球数)−(アウト球数)、(出球率)=
100×(セーフ球数)/(アウト球数)である。
【0022】また、遊技者が遊技を行って大当り(特
賞)となった場合、大当りの開始に伴う信号、大当りの
終了に伴う信号が大当り発生データとして集中管理装置
に送られる。集中管理装置は、大当りの発生及び終了を
検出し、大当り中の遊技データのみを集計して履歴レコ
ードを作成する。図4(c)は、その履歴レコードの概
念図である。大当り中の遊技データとともに、確率変動
中の遊技データも履歴レコードに加える。この履歴レコ
ードより、いつ大当りが発生したのか、いつ確率変動が
発生して確率変動中には何回スタートしたのか、大当り
中に遊技球は何個払い出されたのか、といった遊技デー
タを容易に得ることができる。
【0023】また、集中管理装置は、各遊技機の機種ご
とに特賞回数が過去最高となった時の累計レコード、履
歴レコード(過去最高レコード)を記憶している。そし
て、遊技店の1日の営業終了時点で各機種ごとに、それ
ぞれの遊技台の当日の特賞回数と過去最高特賞回数とを
比較し、当日の特賞回数が過去最高特賞回数を上回って
いれば過去最高レコードを更新する。さらに、それらの
過去最高データを遊技データ表示端末に表示させること
もできる。
【0024】遊技データ表示端末は、上記のようなレコ
ードを作成する集中管理装置より遊技データを受信す
る。そして、累計レコード、直近レコード、履歴レコー
ド及び過去最高レコードに基づく、遊技者が容易に読み
取れる形に変換した遊技データを画面上に表示する。以
下、遊技データ表示端末103のモニタ30に映し出さ
れる画面の例、端末内で実行される処理の流れ図等を用
いて実施の形態を説明していく。
【0025】遊技データ表示端末は多数の機能を有する
が、発明と関連する部分のみ記載する。図5は、遊技デ
ータ表示端末に表示される主要な画面の推移を示すブロ
ック図である。遊技者が主に閲覧する画面は、図のよう
なブロックに大きく分けて表すことができる。遊技者
は、まずメインメニュー画面より遊技データの閲覧を希
望する遊技機種を選択して、それらの遊技台のデータ一
覧画面に移ることができる。データ一覧画面からは、大
当り履歴画面、ランキング画面に移ることができる。大
当り履歴画面は、各遊技台が当日どの時間帯に大当りし
ているかを示すものである。ランキング画面は、大当り
回数、獲得出球数、大当り確率等の上位順位の遊技台を
示すものである。これらの画面上に示される遊技データ
は、集中管理装置の前述した複数のレコードに基づいて
遊技データ表示端末上で処理された結果として表示され
るものである。
【0026】図6は、図5のブロック図におけるメイン
メニュー画面の一例である。この画面では遊技者が、閲
覧を希望する遊技機種を選択するために、機種名40と
設置台数41とを記載した項目ごとに分けられている。
遊技者は、タッチパネル式の画面より所望の機種を選ん
で、遊技データを表示するデータ一覧画面を閲覧するこ
とができる。また、パチスロ一覧42を選択すると、画
面に表示される遊技機種がスロットマシンの一覧に切り
替わる。遊技店に設置してあるすべての遊技機種が一度
に表示できず複数ページにわたる場合は、画面切替項目
43でページを切り替えることができる。
【0027】図7は、図5のブロック図におけるデータ
一覧画面の一例である。メインメニュー画面上で閲覧し
たい機種を選択すると、図7のような遊技データ画面が
表示される。まず、60にはメインメニューで選択した
遊技機種が表示される。遊技台1台1台に固有の台番号
50が表示されるので、いずれの機種の何番台がどのよ
うな遊技データを有するのかといったことが、直ちに理
解できるようになっている。51には、その遊技台が現
在稼働中なのか、あるいは誰も遊技していない空台であ
るのか、あるいは大当り中、確率変動中であるのかとい
った稼働状況が示される。遊技者は、稼働状況を確認し
て空台の中から遊技すべき遊技台を選択することができ
る。大当り回数52は、当日その遊技台が大当りとなっ
た回数を示すものであり、絶対的な基準ではないが、こ
の大当り回数が優秀な遊技台を見分ける1つの目安とな
る。
【0028】ところが、いくら優秀な遊技台であっても
1日を通して見た時、なかなか大当りが発生しない時も
ある。特に、遊技する遊技台を今から選ぼうとしている
遊技者にとっては、各遊技台の現在の状態が重要であ
る。何時間も前の大当りが、現在の状態を推測する材料
になるとは考え難い。そこで53に示すように、2時間
前に遡った時点までの大当り回数が表示されるようにす
る。なお、時間範囲の設定は2時間に限定されず、集中
管理装置内に記憶されている直近レコードから読み出せ
る範囲内であれば、任意の時間範囲を選ぶことができ
る。
【0029】さらに、2時間遡った時点までの大当り回
数を表示するのみでは不十分であるから、1時間前〜3
時間前までの大当り回数を直近レコードより読み出し、
53に表示されたここ2時間の大当り回数と比較して、
その比較結果より遊技台の状態を判断し、上昇傾向なら
は上向き矢印(識別情報1)、下降傾向ならば下向き矢
印(識別情報2)、横ばい傾向ならば横向き矢印(識別
情報3)が状態判別欄54に表示されるようにした。図
の例では、1時間前〜3時間前までの大当り回数を表示
させていないが、これを表示させてもよい。
【0030】比較する方法としては、例えば、ここ2時
間の大当り回数をR、1時間前〜3時間前までの大当
り回数をRとするとき、RとRの大小で状態を判
断する方法が挙げられる。すなわち、(R−R)の
値が0よりも大きければ上昇傾向、0に等しければ横ば
い傾向、0よりも小さければ下降傾向と判断されるよう
にプログラムを組む。図8に、この状態判別処理の流れ
を示すフローチャートを示す。
【0031】まず、集中管理装置に記憶されている直近
レコードより、現在〜X時間前までの特賞回数Rが読
み込まれる(ST1)。前後して、x時間前〜(X+
x)時間前までの特賞回数Rが読み込まれる(ST
2)。これらの読み込み済みデータRとRについ
て、(R−R)の演算が実行され、演算結果が0よ
り大きいか否か判定される(ST3)。演算結果が0よ
りも大きい場合、その遊技台は上昇傾向にあると判断さ
れて、状態判別欄に識別情報1が表示される(ST
4)。
【0032】ST3においてNOである場合は、演算結
果が0であるか否か判定される(ST5)。演算結果が
0である場合は、その遊技台は上昇傾向でも下降傾向で
もない横ばい傾向にあると判断されて、状態判別欄に識
別情報2が表示される(ST6)。それ以外は、演算結
果が0よりも小さい場合なので、その遊技台は下降傾向
にあると判断されて、状態判別欄に識別情報3が表示さ
れる(ST7)。識別情報1、2、3は図中ではそれぞ
れ矢印の向きで上昇傾向、横ばい傾向、下降傾向を表す
ものであったが、矢印に限定されず、文字、色、図柄
等、遊技者が遊技台の状態を理解できればどのような情
報でもよい。
【0033】また、本実施例においては、大当り回数の
大小比較の結果から状態の判別を行ったが、この他の比
較方法を採用してもよい。例えば、上記方法においては
遊技台がX時間前〜現在まで稼動中であったか、あるい
は途中で非稼働の時間帯があったか、ということは考慮
されていなかったので、遊技台の稼働時間(遊技がなさ
れていた正味の時間)でそれぞれの時間帯の大当り回数
を除してのちに比較してもよい(稼働時間がゼロの場合
を除く)。また、大当り回数のほかに、セーフ球数、ア
ウト球数をパラメータとして加えてもよいし、セーフ球
数、アウト球数より状態を判別するようにしてもよい。
また、遊技台の状態を上昇傾向、下降傾向及び横ばい傾
向の3種類のみでなく、さらに細かく分類して表示して
もよい。
【0034】図7に示されるデータ一覧画面の例におい
ては、メニュー55、大当り履歴56、ランキング57
を選択してそれぞれの画面に移ることができる。一度に
表示できる遊技データ数は限られるため、58の画面切
替を選んで遊技データを順次表示させる。プリント59
を選ぶと、これらの画面に表示されている内容が印刷さ
れて排出される。これらの機能はすべての画面で共通で
ある。
【0035】図9は、図5のブロック図における大当り
発生履歴画面の一例である。図7のデータ一覧画面にお
いて、大当り履歴56を選択するとこの画面が表示され
る。画面左側の縦の並びに遊技台番号が表示されてお
り、それぞれの遊技台に対応する大当りの発生履歴が、
横軸に示される時間の経過とともに表示されている。さ
らに、トータルの大当り回数が画面右端に表示されてい
る。発生した大当りが確率変動に結びついた場合には6
0の大当り記号を使用し、それ以外の確率変動に結びつ
かない大当りの場合は61の大当り記号を使用して大当
り履歴が表示されている。この履歴画面によると、1日
の営業時間の中で、どの遊技台が大体どの時間帯に大当
りしているか瞬時に理解できる。
【0036】また、各遊技台の非稼働の時間帯62を大
当り履歴とともに表示させてもよい。というのも、ある
時間帯に全く大当りが発生していないのは、誰も遊技を
行っていなかったからということが考えられるからであ
る。1日のトータルの大当り回数は、優秀な遊技台を判
断する材料であるが、稼働時間も考慮すると更に正確な
判断材料となり得る。
【0037】また、各遊技台の大当り発生履歴ととも
に、図中下段に示されるように、その遊技機種における
過去最高大当り回数を記録した遊技台の、その時の大当
り発生履歴を表示させてもよい。集中管理装置内には過
去最高レコードが記憶されているため、この大当り履歴
を表示させることは容易である。さらに、これらの大当
り発生履歴を出球数の推移とともに表示させるようにし
てもよく、その場合は、図10に示すような出球推移グ
ラフを画面に表示させることができる。
【0038】図10の出球推移グラフ画面の例では、横
軸を時間の推移、縦軸を差球数としている。グラフの急
峻な立ち上がりが、大当りとなったことを意味してい
る。グラフの破線部は、その遊技台が非稼働状態となっ
た時間帯を示している。このグラフによると、大当りの
発生した回数も、非稼働であった時間帯も、トータルの
差球数も、すべての遊技データが瞬時に視覚的に理解で
きる。グラフがマイナスの領域にあった場合には、その
日の調子はあまりよくなさそうであるとか、しばらく大
当りしていないからそろそろ当たりそうであるとか、遊
技者は様々な推測をめぐらせる。そして、図7における
遊技台の状態を示す状態判別欄54の結果と併せて、遊
技台の状態を再検討することにより、より調子の良さそ
うな遊技台を選ぶことができる。このようにして、遊技
者に遊技台の状態を推測させることができるので、遊技
者にとっては遊技台の状態を推測するという楽しみが増
し、結果として、遊技に対する興趣が高まる。
【0039】図11は、図5のブロック図におけるラン
キング画面の一例である。図7のデータ一覧画面におい
て、ランキング57を選択するとこの画面が表示され
る。このランキング画面によると、2時間前までの大当
り回数が多い遊技台、本日トータルの大当り回数が多い
遊技台、ここ1週間のうち1日トータルの大当り回数が
多かった遊技台の中からベスト5が選ばれて表示され
る。
【0040】また、大当り回数のみでなく、獲得球数や
大当り確率についても同様に表示できる。さらに、ここ
2時間については、その遊技台の状態を示す識別情報
(図中では矢印)が併せて表示される。獲得球数は、セ
ーフ球数とアウト球数の差で表されるから、大当り回数
の多い遊技台が必ずしも獲得球数が多いわけではない。
大当り確率についても同様で、より少ないスタート回数
で効率よく大当りを引き当てるのが良い遊技台である。
この画面においては、そのような遊技データを一部の遊
技台についてではあるが閲覧できるようになっている。
もちろん、すべての遊技台についてこれらの遊技データ
が閲覧できるようにしてもよい。
【0041】本実施例においては、図1のシステム概念
図に示したように、遊技データ表示端末を各遊技機とは
別体的に設置する形態を示したが、図2に示したような
筐体を有するものでは、設置できる場所が限定されてし
まう可能性がある。よって、遊技データ表示端末を小型
化した上で各遊技台毎に対応させて設置し、遊技者が遊
技を行いながら遊技データを参照できるようにしてもよ
い。その場合は、図1に示す遊技データ受信端末10と
兼用させてもよい。このようにすると、遊技者は遊技を
行いながら店内の遊技台の状態を知ることができるの
で、調子の良さそうな遊技台が空台になった場合に、直
ちにその遊技台に移動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技データ表示システムの概念図。
【図2】遊技データ表示端末の一例を示す図。
【図3】図2の遊技データ表示端末の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】集中管理装置が遊技データを受信した時に作成
するレコードの概念図。
【図5】遊技データ表示端末に表示される主要な画面の
推移を示すブロック図。
【図6】メインメニュー画面の一例。
【図7】データ一覧画面の一例。
【図8】状態判別処理の流れを示すフローチャート。
【図9】大当り発生履歴画面の一例。
【図10】出球推移グラフ画面の一例。
【図11】ランキング画面の一例。
【符号の説明】
100 集中管理装置 103 遊技データ表示端末 10 遊技データ受信端末 11 中継器 20 CPU 21 ROM 22 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技店に設置された複数の遊技台につい
    て、遊技者が遊技を行うことに基づいて発生する複数種
    の遊技データを集計し記憶する遊技データ集計記憶手段
    と、 この遊技データ集計記憶手段が記憶する遊技データを表
    示する、遊技データ表示手段とを備えた遊技データ表示
    システムにおいて、 前記遊技データ集計記憶手段は、所定の時間帯Aの間に
    発生した遊技データを第一遊技データ、該時間帯Aと時
    間幅が同一である時間帯Bの間に発生した遊技データを
    第二遊技データとして集計記憶し、 前記遊技データ表示手段は、前記遊技データ集計記憶手
    段が記憶する前記第一遊技データ及び前記第二遊技デー
    タの少なくとも何れか一方を表示するとともに、該第一
    遊技データと該第二遊技データとを比較して得られた結
    果を反映する識別情報を併せて表示することを特徴とす
    る遊技データ表示システム。
  2. 【請求項2】 前記時間帯AはX時間前から現時点まで
    の時間帯であり、前記時間帯Bは(X+x)時間前から
    x時間前までの時間帯であることを特徴とする請求項1
    記載の遊技データ表示システム。
  3. 【請求項3】 前記遊技データは、大当り発生データで
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技デー
    タ表示システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技データ集計記憶手段は、所定時
    間が経過する毎にその所定時間内に発生した遊技データ
    を累積して単位レコードを作成し、さらにそれらをまと
    めた直近レコードを作成するように構成され、 前記遊技データ表示手段は、その直近レコードから前記
    時間帯A及び前記時間帯Bの遊技データを特定し、これ
    らを比較する請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技
    データ表示システム。
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