JP2004033308A - 遊技情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の遊技情報に基づいて有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる遊技情報管理相違を提供する。
【解決手段】各遊技機50の遊技情報を管理する管理装置10は、記憶手段に記憶されている各遊技機の遊技情報から、所定の条件を満たしている遊技情報(例えば、単位始動数の平均値に基づいて算出した下限値未満であること。)を除外して各遊技機の遊技機評価値(例えば、単位始動数の平均値)を算出し、遊技機評価値提供装置を用いて提供する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遊技店、例えば、パチンコ店ではホールコンピュータ(管理装置)を用いてパチンコ機毎の出玉率や単位始動数等の遊技情報を管理している。
ここで、単位始動数とは、単位アウト数あたりの始動数であり、パチンコ機やその周辺機器から出力されるアウト信号や始動信号を用いてホールコンピュータで演算される。また、出玉率とは、単位アウト数あたりのセーフ数の比率であり、パチンコ機やその周辺機器から出力されるアウト信号やセーフ信号を用いてホールコンピュータで演算される。
ところで、一般的にパチンコ店では、ホールコンピュータで1日の営業の終了操作を行うと、パチンコ機の釘を調整する際に参考にする帳票が、所定のプリンタからプリントアウトされるように設定されている。例えば、この帳票には、図15に示すように、各パチンコ機の日付に対応させた単位始動数や出玉率の当日一日の平均値が印字されている。図15に示す帳票では、例えば、150番台の6月1日の単位始動数の平均値は、「6.4」、6月2日の単位始動数の平均値は、「6.2」である。例えば、6月3日の単位始動数の平均値を「6.8」にしようとする場合、釘の調整を行う者は、6月2日の単位始動数の平均値が「6.2」であるので、釘を開ける方向に調整する。また、160番台の6月1日の単位始動数の平均値は、「6.8」、6月2日の単位始動数の平均値は、「7.0」である。例えば、6月3日の単位始動数の平均値を「6.8」にしようとする場合、釘調整を行う者は、6月2日の単位始動数の平均値が「7.0」であるので、釘を閉める方向に調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、帳票に印字された日付毎の各パチンコ機の単位始動数の平均値を参照して釘を調整する場合、以下のような問題点があった。
例えば、あるパチンコ機で、偶々、遊技者がうまく遊技ができないと、帳票に印字される単位始動数の平均値が極端に低くなる可能性がある。また、ある時間帯において、遊技者が偶然的に上手く遊技ができなかった場合も、帳票に印字される単位始動数の平均値が極端に低くなる可能性がある。釘の調整を行う者は、帳票に印字されたデータに基づいて釘を調整するので、このような場合、単位始動数の平均値が釘の調整が原因ではなく低いにも関わらず、釘を開く方向に調整してしまう。すると、当該パチンコ機の単位始動数が必要以上に大きくなり、遊技場の経営を圧迫する可能性がある。上記従来の技術では、単位始動数の平均値を用いて釘を調整する場合について説明したが、例えば、出玉率の平均値を用いて調整する場合でも同様である。
そこで、本発明は、遊技機の遊技情報に基づいて有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる遊技情報管理装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技情報管理装置である。
請求項1に記載の遊技情報管理装置では、記憶装置に記憶されている各遊技機の遊技情報から、所定の条件を満たす遊技情報を除外して各遊技機の遊技機評価値を算出する。
ここで、「遊技機評価値」とは、例えば、各遊技機の1日の単位始動数や出玉率の平均値とする。「遊技機評価値」は、例えば、各遊技機の釘を調整する際に参考にする。また、「所定の条件を満たす」とは、例えば、単位始動数が、予め設定された下限値、もしくは、全体の単位始動数の平均値から算出した下限値未満の場合である。
請求項1に記載された遊技情報管理装置を用いれば、所定の条件を満たす遊技情報を除外して遊技機評価値を算出することができるので、有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる。
【0005】
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技情報管理装置である。
請求項2に記載の遊技情報管理装置では、管理装置は、記憶装置に記憶されている遊技者識別情報に対応する各遊技機の遊技情報から、所定の条件を満たす遊技者識別情報に対応する遊技情報を除外して遊技機評価値を算出する。
ここで、「遊技者識別情報」とは、例えば、会員IDである。
また、遊技者識別情報に対応する遊技情報を除外する場合、所定期間中の遊技者識別情報に対応する遊技者情報の全てを除外してもよいし、遊技者識別情報に対応する遊技情報のうち、除外する条件を満たす遊技情報だけを除外してもよい。例えば、遊技者識別情報に対応する遊技情報のうち、除外する条件を満たす遊技情報だけを除外する場合、所定の会員が6月1日の10:00〜10:20と16:00〜16:20に遊技を行い、10:00〜10:20の遊技情報は除外する条件を満たしていないが、16:00〜16:20の遊技情報は除外する条件を満たしている場合、16:00〜16:20の遊技情報のみを除外する。請求項2に記載された遊技情報管理装置を用いれば、所定の条件を満たす遊技者識別情報に対応する遊技情報を除外して遊技機評価値を算出することができるので、有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる。
【0006】
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技情報管理装置である。
請求項3に記載の遊技情報管理装置では、記憶装置に、時間情報に対応する各遊技機の遊技情報が記憶されていて、管理装置は、記憶装置に記憶されている時間情報に対応する各遊技機の遊技情報から、遊技機の稼動がないと判別される遊技情報の前後で時間情報に対応する遊技情報をブロック分割し、所定の条件を満たす遊技情報のブロックを除外して遊技機評価値を算出する。
請求項3に記載された遊技情報管理装置を用いれば、遊技者識別情報の有無にかかわらず、遊技機の稼動がないと判別される遊技情報の前後(遊技の切れ目)で遊技情報をブロック分割し、所定の条件を満たす遊技情報のブロックを除外して遊技機評価値を算出することができるので、有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる。
【0007】
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの遊技情報管理装置である。
請求項4に記載の遊技情報管理装置では、記憶装置には、遊技媒体の所定の投入数、もしくは所定の時間に対応する各遊技機の遊技情報が記憶されていて、管理装置は、遊技媒体の所定の投入数、もしくは所定の時間毎に遊技情報をブロック化し、所定の条件を満たす遊技情報のブロックを除外して遊技機評価値を算出する。
請求項4に記載された遊技情報管理装置を用いれば、所定の条件を満たす遊技情報を除外して遊技機評価値を算出することができるので、有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
◆第1の実施の形態(遊技者識別情報毎の遊技情報を用いる場合)
以下に本発明の第1の実施の形態を図1〜図4を用いて説明する。図1は、本発明の遊技情報管理装置を、パチンコ店に適用した場合の概略構成図を示している。
第1の実施の形態では、所定の遊技機(パチンコ機)で遊技を行った会員の一日の単位始動数が下限値未満であれば、初心者等の他の会員と比較してうまく遊技ができない会員であることを判別し、当該会員の遊技情報は除外した遊技情報から釘調整用の遊技機評価値(単位始動数の平均値)を算出する場合について説明する。
遊技場には、島毎に複数の遊技機50が配設されている。各遊技機50には、各遊技機50に対応する遊技機管理ユニット22及び表示装置30及び台端末装置40が設けられている。各遊技機50に設けられた遊技機管理ユニット22は、島毎に島管理ユニット20に接続されている。そして、各島の島管理ユニット20は管理装置(ホールコンピュータ)10に接続されている。また、各遊技機50に対応する台端末装置40は管理装置10に接続されている。
【0009】
表示装置30は、表示手段を備えており、遊技機50の遊技情報(投入遊技媒体数、払出遊技媒体数、入賞回数、大当り回数等)を検出して表示する。
遊技機管理ユニット22は、遊技機50の遊技情報として、例えば、所定時間毎(1分毎等)の、セーフ数(遊技媒体の払出数)、アウト数(遊技媒体の投入数)、特賞回数(入賞して特賞を引き当てた回数)等を、島管理ユニット20を介して管理装置10に送信する。
台端末装置40には、会員識別情報受付手段42が設けられている。そして、台端末装置40は、会員識別情報受付手段42に挿入された会員カードから会員識別情報を読み取り、読み取った会員識別情報を管理装置10に送信する。
管理装置10には、本体部12と、表示手段16と、帳票出力装置(遊技機評価値提供装置)18が設けられている。また、本体部12の内部に記憶手段(図示していない。)が設けられている。なお、記憶手段は、管理装置10からアクセス可能であれば、どこに配置されていてもよい。管理装置10は、台端末装置40から送信される遊技機50で遊技をしている遊技者の会員識別情報や、遊技機管理ユニット22から島管理ユニット20を介して送信されてくる遊技機50の遊技情報を記憶手段に記憶させている。また、管理装置10で1日の営業の終了操作が行われると、各遊技機毎の遊技機評価値が印字された釘調整用の帳票が帳票出力装置18から出力されるように設定されている。
【0010】
次に、第1の実施の形態の動作を説明する。
例えば、管理装置10の記憶手段に記憶されている150番台の遊技情報を、図2に示す。図2に示す表のa行では、10時10分から10時40分までの間は、会員ID“aaaa”の会員が遊技し、この間の単位始動数は“6.9”、出玉率は“36%”であることを示している。また、図2に示す表のb行では、10時50分から12時00分までの間は、会員ID“bbbb”の会員が遊技し、この間の単位始動数は“6.5”、出玉率は“33%”であることを示している。また、図2に示す表のc行では、12時10分から12時20分までの間は、会員ID“cccc”の会員が遊技し、この間の単位始動数は“5.2”、出玉率は“25%”であることを示している。また、図2に示す表のd行では、12時40分から15時20分までの間は、会員ID“dddd”の会員が遊技し、この間の単位始動数は“6.6”、出玉率は“34%”であることを示している。また、図2に示す表のe行では、16時00分から17時50分までの間は、会員ID“eeee”の会員が遊技し、この間の単位始動数は“6.8”、出玉率は“35%”であることを示している。
【0011】
釘調整用のデータとして、単位始動数の平均値(遊技機評価値)を算出する場合に、まず、各会員に対応する単位始動数全てを用いて単位始動数の平均値(Lave)を算出する。そして、平均値(Lave)を用いて単位始動数の下限値を算出し、下限値以上の単位始動数のみを用いて平均値(Lave+)を算出し直す。そして、算出した平均値(Lave+)を「遊技機評価値」とする。すなわち、下限値未満の単位始動数は除外して「遊技機評価値」を算出する。
例えば、図2に示す150番台の場合には、単位始動数の下限値が“6.0”であるとすれば、図2に示す会員ID“aaaa” 、“bbbb”、 “dddd”、 “eeee”の単位始動数は、“6.0”以上であるが、会員ID“cccc”の単位始動数は、“6.0”未満である。そこで、会員ID“cccc”の単位始動数“5.2”は除外して「遊技機評価値」を算出する。
下限値未満の単位始動数の遊技情報がない場合には、
「遊技機評価値」=平均値(Lave)=平均値(Lave+)
となる。
【0012】
遊技情報の平均値を用いて下限値を設定する方法は、任意である。例えば、単位始動数全てを用いた単位始動数の平均値(Lave)から標準偏差値(σ)を算出し、{平均値(Lave)−標準偏差値(σ)}を下限値としてもよい。
また、下限値だけではなく、上限値を設定してもよい。
【0013】
そして、パチンコ店の1日の営業の終了操作をすると、帳票出力装置18から図3のA、Bに示すような釘調整用の帳票が印字され出力される。
図3のAには、6月2日の150番台の釘調整用の単位始動数の平均値が“6.8”と表示されている。6月3日の単位始動数の平均値を“6.8”にしようとする場合、150番台の釘の調整は不要である。
また、図3Bには、6月2日の151番台の釘調整用の単位始動数の平均値が“6.6”と表示されている。6月3日の単位始動数の平均値を“6.8”にしようとする場合、150番台の釘を開く方向に調整する。
このように、従来では、150番台で遊技した遊技者全ての単位始動数に基づいて単位始動数の平均値を算出していたので、図15に示すように、6月2日の150番台の釘調整用の単位始動数の平均値は“6.2”であり、釘を開く方向に調整する必要があるという結果であったが、初心者等の他の会員と比較してうまく遊技ができない会員ID“cccc”の会員の単位始動数を除外することで、釘を開く方向に調整する必要はないという結果がでた。
【0014】
また、必要に応じて、図4に示すように、会員ID毎の単位始動数を印字させることもできる。
図4のCのm行に示すように、6月1日の150番台での会員ID“cccc”の会員の単位始動数は、“5.2”であるが、他の会員の単位始動数は、“6.0”以上である。また、図4のDのn行に示すように、6月1日の151番台での会員ID“cccc”の会員の単位始動数は、“5.3”であるが、他の会員の単位始動数は、“6.0”以上である。このように、会員ID“cccc”の会員は初心者等の他の会員と比較してうまく遊技ができない会員であることを確認することもできる。
【0015】
また、例えば、6月1日〜6月30日と所定の期間を設定して、その間の150番台での会員ID毎の単位始動数を印字することもできる。このように、会員毎の単位始動数を帳票出力装置18で印字することができるので、遊技店で、会員毎の単位始動数や出玉率のばらつきを把握することができる。これにより、初心者等の他の会員と比較してうまく遊技ができない会員へ、釘の甘い遊技台を紹介する等の個人レベルの特別サービスを実施することもできる。
【0016】
◆第2の実施の形態(所定の時間毎の遊技情報を用いる場合)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態では、所定の遊技機で行われた遊技を単位時間毎(第2の実施の形態では10分毎)に区切って、所定の条件に基づいてブロック化し、各ブロックにおける単位始動数の平均値を算出し、算出した平均値が下限値未満であれば、釘調整用の遊技機評価値(単位始動数の平均値)を算出する際に、当該ブロックの単位始動数は除外して算出する場合について説明する。
【0017】
第2の実施の形態の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同様であるので省略する。
そこで、第2の実施の形態の動作を図5、図6を用いて説明する。
図6に示すフローチャートは、第2の実施の形態の動作を実行するための管理装置10の処理手順について図6のフローチャート図を用いて説明する。
この処理手順は、管理装置10内の記憶手段(図示していない)に記憶されたプログラムに基づいて管理装置10内のCPU(図示していない)が実行するものである。
まず、ステップS9で、例えば、150番台で遊技が開始され、アウト数が“0”ではなくなり、遊技媒体が投入されたか否かを判別する。遊技媒体が投入されていれば(YES)、ステップS10に進む。遊技媒体が投入されていなければ、待機する。
ステップS10では、記憶手段に記憶されている遊技情報(例えば、アウト数、単位始動数、出玉率)を10分毎に集計する。
例えば、図5のEに示すように、遊技情報(L1)〜(Lmax)として集計し、記憶手段に記憶させる。遊技情報(L1)は、10時10分から10時20分までの間で、アウト数は“520”、単位始動数は“6.1”、出玉率は“31%”であることを示している。また、遊技情報(L2)は、10時20分から10時30分までの間で、アウト数は“970”、単位始動数は“6.5”、出玉率は“33%”であることを示している。
このように10分毎に集計をしてステップS12に進む。
【0018】
ステップS12では、遊技情報(L1)〜(Lmax)の単位始動数の平均値(Lave)( 平均値(Lave)=[各遊技情報(L1)〜(Lmax)の単位始動数の総和]/max])を算出する。そして、平均値(Lave)を用いて単位始動数の平均値の下限値を設定する。
例えば、図5に示す遊技情報の例では、平均値(Lave)が“6.5”、下限値を“6.0”と設定する。
そして、ステップS14に進む。
【0019】
ステップS14では、遊技情報(Ln)、所定の条件に基づいて遊技情報(Ln)をブロック化したブロック(x)の“n”に“1”、“x”に“1”を設定して、ステップS16に進む。
ステップS16では、遊技情報(Ln)のアウト数が“0”か否かを判別する。
例えば、図5に示す遊技情報(L5)では、10時50分から11時00分までの間で、アウト数は“0”、単位始動数は「データなし」、出玉率は「データなし」であることを示している。このように、アウト数が“0”であるということから、この時間帯は150番台は稼動していないと判別する。例えば、所定の遊技者が遊技を終了し、誰も遊技をしていない場合である。
遊技情報(Ln)のアウト数が“0”であれば、ステップS18に進む。遊技情報(Ln)のアウト数が“0”ではなければ、ステップS22に進む。
例えば、遊技情報(L1)は、アウト数が“0”ではないので、ステップS22に進む。
【0020】
ステップS22では、遊技情報(Ln)をブロック(x)にスタックする。
例えば、図5に示す遊技情報では、まず、ステップS22で、遊技情報(L1)がブロック(1)にスタックされる。そして、ステップS24に進む。
ステップS24では、“n”が“max”であるか否か判別する。すなわち、当日の150番台の(10分毎に集計した)最後の遊技情報であるか否かを判別する。“n”が“max”でなければ(No)、ステップS26に進む。“n”が“max”であれば(Yes)、ステップS28に進む。
例えば、遊技情報(L1)は“n”が“1”であるので、ステップS26に進む。
ステップS26では、“n”に1が加算される。
例えば、遊技情報(L1)の次は、“n”に1が加算されて、遊技情報(L2)である。そして、ステップS16に戻り、今度は、遊技情報(L2)を検証する。
【0021】
一方、ステップS16で、遊技情報(Ln)のアウト数が“0”である場合(Yes)には、ステップS18に進み、ブロック(x)にスタックした遊技情報(Ln)の単位始動数の平均値を算出する。
例えば、図5に示す遊技情報では、遊技情報L5のアウト数が“0”であるので、ブロック(1)には、遊技情報(L1)〜(L4)がスタックされている。そこで、遊技情報(L1)〜(L4)の単位始動数の平均値を算出し、ブロック(1)の単位始動数の平均値とする。
そして、ステップS20に進む。
【0022】
ステップS20では、“x”に1が加算される。そして、ステップS16に戻る。
このように、ステップS16〜S26の処理により、例えば、図5に示す遊技情報では、遊技情報(L5)のアウト数が“0”であるので、ブロック(1)は遊技情報(L1)〜(L4)、遊技情報(L9)のアウト数が“0”であるので、ブロック(2)は遊技情報(L6)〜(L8)というようにブロック分割され、各ブロックの平均値を算出する。
【0023】
一方、ステップS24で、“n”が“max”であれば(Yes)、ステップS28に進み、最後の遊技情報(Lmax)を含むブロックの単位始動数の平均値を算出する。そして、ステップS30に進む。
ステップS30では、ブロックの単位始動数の平均値が下限値Ls未満のブロックがあるか否か検証する。下限値Ls未満のブロックがなければ(No)、ステップS32に進む。下限値Ls未満のブロックがあれば(Yes)、ステップS34に進む。
例えば、図5に示す遊技情報では、ブロック(2)の単位始動数の平均値が下限値Ls(第2の実施の形態では、“6.0”)未満である。そこで、ステップS34に進む。
【0024】
ステップS34では、ブロックの単位始動数の平均値が下限値Ls未満のブロックは除外して、単位始動数の平均値を算出しなおす。そして、算出しなおした平均値(Lave+)を遊技機評価値とする。
例えば、図5に示す遊技情報では、ブロック(2)の単位始動数(遊技情報(L6)〜(L8))は除外して単位始動数の平均値を算出しなおす。そして、終了する。
一方、ステップS30で、ブロックの単位始動数の平均値が下限値Ls未満のブロックがなければ(No)、ステップS32に進み、単位始動数の平均値(Lave)を遊技機評価値とする。そして、終了する。
【0025】
そして、パチンコ店の1日の営業の終了操作をすると、帳票出力装置18から図5のFに示すような釘調整用の帳票が印字され出力される。
図5のFには、6月2日の150番台の釘調整用の単位始動数の平均値が“6.8”と表示されている。6月3日の単位始動数の平均値を“6.8”にしようとする場合、150番台の釘の調整は不要である。6月3日の単位始動数の平均値を“7.0”にしようとする場合、釘を開く方向に調整する。
【0026】
このように、従来は、例えば、150番台の10分毎の単位始動数全てに基づいて単位始動数の平均値を算出して、遊技機評価値としていたが、第2の実施の形態では、遊技機の稼動がないと判別した時(例えば、アウト数が“0”)を境に10分毎の遊技情報をブロック分けする。そして、各ブロックの単位始動数の平均値を下限値と比較し、単位始動数の平均値が下限値未満のブロックの遊技情報を除外して150番台の単位始動数の平均値を算出し、遊技機評価値とする。すなわち、初心者等の他の遊技者と比較してうまく遊技ができないと思われる遊技者が遊技した可能性があるブロックの遊技情報を除外することで、遊技機評価値が不要に低くなる事を防止する。これによって、釘を調整する者が釘を開きすぎることが防止される。
また、第2の実施の形態によれば、遊技者が会員ではなく会員ID(遊技者識別情報)がない場合でも、初心者等の他の遊技者と比較してうまく遊技ができないと思われる遊技者を判別することができる。
第2の実施の形態では、アウト数が“0”であることで、遊技機の稼動がないと判別し、これにより、遊技者が交代した可能性があることを判別しているが、遊技者は交代していなくてもよい。
また、稼動していないことはどのようにして判別してもよい。
また、稼動していないことを判別して、遊技情報をブロック化したが、所定の時間毎又は所定のアウト数毎にブロック化して、所定の条件を満たすブロックを除外してもよい。
【0027】
第2の実施の形態では、所定の遊技機で行われた遊技の遊技情報を単位時間毎(第2の実施の形態では10分毎)に区切った場合について説明したが、所定の遊技機で行われた遊技の遊技情報を所定のアウト数毎(例えば、1000球毎)に区切ってもよい。この場合も、遊技機の稼動がないと判別した時(例えば、アウト数が所定の時間“0”である時)を境に所定のアウト数毎の遊技情報をブロック分割して判別するとよい。
【0028】
◆第3の実施の形態(遊技機評価値提供装置が表示手段、入力手段を有している場合)
次に、本発明の第3の実施の形態を図7〜図14を用いて説明する。
第3の実施の形態では、遊技情報表示端末(遊技機評価値提供装置)の表示手段に、所定の遊技機の遊技機評価値(単位始動数の平均値)が表示される場合について説明する。
図7に示すように、遊技場1には、島毎に複数の遊技機(パチンコ機)50が配設されている。各遊技機50には、各遊技機50に対応する遊技機管理ユニット22及び表示装置30及び台端末装置40が設けられている。各遊技機50に設けられた遊技機管理ユニット22は、島毎に島管理ユニット20に接続されている。そして、各島の島管理ユニット20は管理装置(ホールコンピュータ)10に接続されている。また、各遊技機50に対応する台端末装置40は管理装置10に接続されている。また、遊技情報表示端末60が管理装置10に接続されている。
【0029】
遊技情報表示端末60には、操作キーと表示手段(図示していない。)が設けられている。特定の従業員が所定の設定をすることで、会員の過去の遊技の履歴や当日の遊技台の状況等を表示手段に表示させることができる。
第3の実施の形態では、遊技情報表示端末60で、例えば、遊技場の店員や釘の調整を行う者が、所定の操作をする(例えば、キーを挿し込む)と、遊技機評価値を表示手段に表示させることができる場合について説明する。また、操作キーを用いて、表示させる遊技機評価値の種類(遊技機評価値の算出方法)を設定することができる。
【0030】
次に、遊技情報表示端末60の表示例(図8〜図12)に基づいて、第3の実施の形態の動作を説明する。
例えば、ホールの店員、もしくは釘を調整する者が、遊技情報表示端末60で所定の操作をすると、図8に示すような「遊技機評価値設定画面」70が表示される。「遊技機評価値設定画面」70には、“遊技機評価値を算出します。下記のいずれかを選択して下さい。”と表示されたコメント欄70a、会員毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出すること(例えば、本明細書の第1の実施の形態)を選択するキー70b、所定の時間毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出すること(例えば、本明細書の第2の実施の形態)を選択するキー70c、所定のアウト数毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出することを選択するキー70b、遊技機評価値を算出する際の詳細を設定する機能を選択するキー70eが設けられている。
【0031】
「遊技機評価値設定画面」70で、キー70bを選択すると、図9に示すように、会員毎の遊技情報を用いて算出した各遊技機の遊技機評価値が「遊技機評価値表示画面」71に表示される。「遊技機評価値表示画面」71には、“会員毎の遊技情報を用いて算出した遊技機評価値です。”というコメントが表示されたコメント欄70a、遊技機の番号表示71b、遊技機評価値表示欄71c、ページスクロールキー71d、終了キー71eが設けられている。遊技店の店員や釘を調整する者は、遊技機評価値表示欄71cを見て各遊技機の釘を調整するか否か判別する。ページスクロールキー71dを操作することで、各遊技機の遊技機評価値を全て表示させることができる。また、終了キー71eを操作すると、遊技情報表示端末60は初期状態に戻り、例えば、スクリーンセイバー等を表示する。
【0032】
一方、「遊技機評価値設定画面」70で、キー70cが操作されると、第2の実施の形態のように、時間毎の遊技情報を用いて算出した各遊技機の遊技機評価値が表示される「遊技機評価値表示画面」が表示される。
また、「遊技機評価値設定画面」70で、キー70dが操作されると、所定のアウト数毎の遊技情報を用いて算出した各遊技機の遊技機評価値が表示される「遊技機評価値表示画面」が表示される。
【0033】
また、「遊技機評価値設定画面」70で、キー70eが操作されると、図10に示す「詳細設定画面」72が表示される。
「詳細設定画面」72には、会員毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出する際の設定画面を選択するキー72a、時間毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出する際の設定画面を選択するキー72b、所定のアウト数毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出する際の設定画面を選択するキー72c、が設けられている。
【0034】
「詳細設定画面」72で、キー72aが操作されると、図11に示す、会員毎の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出する際の「設定画面」73が表示される。
「設定画面」73には、会員毎の遊技情報を表示するキー73a、遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報の設定を選択するキー73bが設けられている。
【0035】
「設定画面」73で、キー73aが操作されると、図2に示すような、当日の遊技者毎の遊技情報、もしくは、図3に示すような、所定の期間の遊技者毎の遊技情報を表示することができる。
また、「設定画面」73で、キー73bが操作されると、図12に示すような、遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報の設定ができる「設定画面」74が表示される。
【0036】
「設定画面」74では、遊技機評価値を算出する際に用いる遊技情報の下限値のみを設定(下限値未満の遊技情報は除外する。)するか、下限値と上限値を設定(下限値未満と上限値よりも大きい遊技情報を除外する。)するかを選択する選択キー74a、全体の平均値からの偏差を何%許容するかを設定する設定欄74b、終了キー74cが設けられている。
例えば、選択キー74aで「下限値のみ」を選択し、設定欄74bの、“全体の平均値の__%以内 ”と表示されている、“__”部分にカーソルを移動し、数字“95”を記入する。すると、下限値が算出され、例えば、設定欄74bに“下限値6.0”と表示される。
【0037】
次に第3の実施の形態の動作を実行するための管理装置10の処理手順について図13のフローチャート図を用いて説明する。
この処理手順は、管理装置10内の記憶手段(図示していない)に記憶されたプログラムに基づいて管理装置10内のCPU(図示していない)が実行するものである。
まず、ステップS40で、遊技機評価値が要求されているか否かを判別する。
例えば、遊技情報表示端末60を用いて、遊技店の店員や釘を調整する者が遊技機評価値を要求しているか否か判別する。遊技機評価値の要求があれば、ステップS42に進む。要求がなければ、待機する。
ステップS42では、記憶手段から遊技情報を読み出す。そして、ステップS44に進む。
ステップS44では、記憶手段から読み出した遊技情報に基づいて遊技機評価値を算出する。この際、遊技情報表示端末60の設定に基づいた算出の方法を用いて算出する。例えば、会員毎、もしくは時間毎、もしくは所定のアウト数毎(図8に示す「遊技機評価値設定画面」70で選択)の遊技情報を用いて遊技機評価値を算出する。そして、ステップS46に進む。
ステップS46では、ステップS44で算出した遊技機評価値を遊技情報表示端末60に送信し、終了する。
【0038】
次に第3の実施の形態の動作を実行するための遊技情報表示端末60の処理手順について図14のフローチャート図を用いて説明する。
この処理手順は、遊技情報表示端末60内の記憶手段(図示していない)に記憶されたプログラムに基づいて遊技情報表示端末60内のCPU(図示していない)が実行するものである。
まず、ステップS50で、遊技機評価値が要求されているか否か判別する。
例えば、遊技情報表示端末60を用いて、遊技店の店員や釘を調整する者が遊技機評価値を要求しているか否か判別する。遊技機評価値の要求があれば、ステップS52に進む。要求がなければ、待機する。
ステップS52では、会員毎、もしくは時間毎、もしくは所定のアウト数毎のいずれの遊技情報を用いた遊技機評価値を表示するのか、または詳細設定をする画面を表示するのかを選択し、選択した結果を管理装置10に送信する。
例えば、図8に示す「遊技機評価値設定画面」70で、キー70b、キー70c、キー70dのいずれのキーが操作されているかを判別する。そして、キー70bが操作されていれば、会員毎の遊技情報を用いた遊技機評価値を、管理装置10に要求し、ステップS54に進む。また、キー70cが操作されていれば、時間毎の遊技情報を用いた遊技機評価値を、管理装置10に要求し、ステップS58に進む。また、キー70dが操作されていれば、所定のアウト数毎の遊技情報を用いた遊技機評価値を、管理装置10に要求し、ステップS62に進む。
【0039】
ステップS54では、管理装置10から受信した会員毎の遊技情報を用いて算出した遊技機評価値を表示手段に表示する。そして、終了操作がされたら(図3に示す「遊技機評価値表示画面」71で、終了キー71eが操作されたら)、遊技機評価値の表示を終了して、初期画面に戻る。
ステップS58では、管理装置10から受信した時間毎の遊技情報を用いて算出した遊技機評価値を表示手段に表示する。そして、終了操作がされたら、遊技機評価値の表示を終了して、初期画面に戻る。
ステップS62では、管理装置10から受信した所定アウト数毎の遊技情報を用いて算出した遊技機評価値を表示手段に表示する。そして、終了操作がされたら、遊技機評価値の表示を終了して、初期画面に戻る。
【0040】
一方、ステップS52で、詳細設定をする画面が表示されることが選択されると、ステップS66に進み、図10に示す「詳細設定画面」72を表示する。そして、ステップS68に進む。
ステップS68では、会員毎、もしくは時間毎、もしくは所定アウト数毎のいずれの遊技情報を用いて遊技機評価値を算出する場合の詳細設定をするのかを選択する。
例えば、図10に示す「詳細設定画面」72で、キー72a、キー72b、キー72cのいずれのキーが操作されているかを判別する。そして、キー72aが操作されていれば、会員毎の遊技情報を用いた遊技機評価値を算出する場合の詳細設定であると判別し、ステップS70に進み、図11に示す「設定画面」73を表示する。そして、ステップS72に進む。一方、「詳細設定画面」72でキー72bが操作されていれば、ステップS80に進み、時間毎の遊技情報を用いた遊技機評価値を算出する場合の詳細設定をする画面を表示し、ステップS82に進む。また、「詳細設定画面」72でキー72cが操作されていれば、ステップS90に進み、所定アウト数毎の遊技情報を用いた遊技機評価値を算出する場合の詳細設定をする画面を表示し、ステップS92に進む。
【0041】
ステップS72では、会員毎の遊技情報を表示するか、もしくは遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報の条件を設定するかを判別する。
例えば、図11で、キー73aが操作されたら、会員毎の遊技情報を表示することが選択されたことを判別し、ステップS74に進む。そして、ステップS74で、図2に示すような会員毎の遊技情報を表示する。そして、終了操作がされたら、遊技情報の表示を終了して、初期画面に戻る。
また、図11で、キー73bが操作されたら、ステップS76に進み、遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報を設定する設定画面74を表示する。設定が終了して終了キー74cが操作されると、設定画面74の表示を終了して、初期画面に戻る。
また、ステップS82では、時間毎の遊技情報を表示するか、もしくは遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報の条件を設定するかを判別する。
時間毎の遊技情報を表示することが選択されていれば、ステップS84に進む。そして、ステップS84で、時間毎の遊技情報を表示する。そして、終了操作がされたら、遊技情報の表示を終了して、初期画面に戻る。
また、除外する遊技情報の条件を設定することが選択されていれば、ステップS86に進み、遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報を設定する画面を表示する。そして、設定が終了して終了操作がされると、初期画面に戻る。
また、ステップS92では、所定のアウト数毎の遊技情報を表示するか、もしくは遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報の条件を設定するかを判別する。
所定のアウト数毎の遊技情報を表示することが選択されていれば、ステップS94に進む。そして、ステップS94で、所定のアウト数毎の遊技情報を表示する。そして、終了操作がされたら、遊技情報の表示を終了して、初期画面に戻る。
また、除外する遊技情報の条件を設定することが選択されていれば、ステップS96に進み、遊技機評価値を算出する際に除外する遊技情報を設定する画面を表示する。そして、設定が終了して終了操作がされると、初期画面に戻る。
【0042】
このように、第3の実施の形態によれば、遊技機評価値を釘調整用の帳票に印字せず、遊技情報表示端末60に表示させることができる。また、遊技機評価値の算出方法を容易に選択することができるので、遊技場の状況(例えば、客層、天候、会員数)次第で、最適な算出方法を選択することができる。
遊技情報表示端末60の表示の内容については、図8〜図12に示す、第3の実施の形態に限定されるものではない。
また、遊技情報表示端末60は、管理装置10に含まれていてもよい。この場合、管理装置10の本体部12や表示手段16とは別体になっていてもよいし、管理装置10の機能であってもよい。すなわち、図14に示すフローチャート図の処理手順は、管理装置10で実行されてもよい。
また、遊技情報表示端末60は、遊技機評価値を表示するための専用の装置でもよい。
また、遊技情報表示端末60が遊技機評価値を表示可能となるための操作(例えば、所定のキーを挿入する。)は、任意である。
【0043】
本発明の遊技情報管理装置は、第1〜第3の実施の形態で説明した構成、外観、接続、用途、動作等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
第2、第3の実施の形態で説明した動作において、図6、図13、図14に示したフローチャートは一例であり、本フローチャートの処理手順等に限定されるものではない。
また、第1〜第3の実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
また、第1〜第3の実施の形態では、遊技機評価値は、単位始動数の平均値である場合について説明したが、例えば、出玉率の平均値でもよい。
また、特別に設定がなければ、例えば、会員毎の遊技情報を用いた遊技機評価値が選択(イニシァル設定)されるようになっていてもよい。
また、技情報の下限値や上限値の設定の仕方は任意である。
また、遊技機評価値の算出方法は任意である。すなわち、平均値ではなくてもよい。
また、遊技者識別情報は、会員IDではなくてもよく、例えば、球貸カードに識別情報が記憶されていてもよい。また、会員の場合は会員ID、非会員の場合は玉貸カードの識別情報と自動的に選別されるようにしてもよい。
また、第1〜第3の実施の形態では、単位始動数の平均値を用いて下限値を算出したが、過去に設定した下限値の履歴から選択できるようになっていてもよい。このようにして、上限値も設定することができるようになっていてもよい。
また、第3の実施の形態では、遊技情報表示端末60の表示手段にタッチセンサーキーが表示される場合について説明したが、入力手段はどのような構成であってもよい。例えば、遊技機評価値を表示させるために特化したキーがあってもよいし、キーボードで入力するようにしてもよい。
また、第1、第2に実施の形態では、1日の営業の終了操作を行った時に、帳票出力装置18から、遊技機評価値が印字された帳票が出力されたが、例えば、営業中でも所定の操作を行うことで帳票を出力することができるし、営業終了時以外の所定の時刻に帳票が出力されるように設定することもできる。また、管理装置10の表示手段16に表示することもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜4に記載された遊技情報管理装置を用いれば、遊技機の遊技情報に基づいて有用性、信頼性の高い遊技機評価値を提供することができる遊技情報管理装置を提供することを課題とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技情報管理装置の第1及び第2の実施の形態の概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態で用いる遊技者識別情報毎の遊技情報を説明する図である。
【図3】帳票出力装置18で印字される遊技機評価値を説明する図である。
【図4】帳票出力装置18で印字される会員ID毎の遊技情報の説明する図である。
【図5】第2の実施の形態で用いる所定時間毎の遊技情報と、帳票出力装置18で印字される遊技機評価値を説明する図である。
【図6】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート図である。
【図7】第3の実施の形態の概略構成図である。
【図8】遊技情報表示端末60に表示される表示例を説明する図である。
【図9】遊技情報表示端末60に表示される表示例を説明する図である。
【図10】遊技情報表示端末60に表示される表示例を説明する図である。
【図11】遊技情報表示端末60に表示される表示例を説明する図である。
【図12】遊技情報表示端末60に表示される表示例を説明する図である。
【図13】第3の実施の形態の動作を示すフローチャート図である。
【図14】第3の実施の形態の動作を示すフローチャート図である。
【図15】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10  管理装置
20  島管理ユニット
22  遊技機管理ユニット
30  表示装置
40  台端末装置
50  遊技機
60  遊技情報表示端末

Claims (4)

  1. 各遊技機の遊技情報を管理する管理装置と、各遊技機の遊技情報が記憶されている記憶装置と、管理装置で算出した各遊技機の遊技機評価値を提供する遊技機評価値提供装置とを備え、
    管理装置は、記憶装置に記憶されている各遊技機の遊技情報から、所定の条件を満たす遊技情報を除外して各遊技機の遊技機評価値を算出する、
    遊技情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の遊技情報管理装置であって、
    記憶装置には、遊技者識別情報に対応する各遊技機の遊技情報が記憶されていて、
    管理装置は、記憶装置に記憶されている遊技者識別情報に対応する各遊技機の遊技情報から、所定の条件を満たす遊技者識別情報に対応する遊技情報を除外して遊技機評価値を算出する、
    遊技情報管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の遊技情報管理装置であって、
    記憶装置には、時間情報に対応する各遊技機の遊技情報が記憶されていて、
    管理装置は、記憶装置に記憶されている時間情報に対応する各遊技機の遊技情報から、遊技機の稼動がないと判別される遊技情報の前後で時間情報に対応する遊技情報をブロック分割し、所定の条件を満たす遊技情報のブロックを除外して遊技機評価値を算出する、
    遊技情報管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の遊技情報管理装置であって、
    記憶装置には、遊技媒体の所定の投入数、もしくは所定の時間に対応する各遊技機の遊技情報が記憶されていて、
    管理装置は、遊技媒体の所定の投入数、もしくは所定の時間毎に遊技情報をブロック化し、所定の条件を満たす遊技情報のブロックを除外して遊技機評価値を算出する、
    遊技情報管理装置。
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