JPH10337244A - 吊下具 - Google Patents

吊下具

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JPH10337244A
JPH10337244A JP18048197A JP18048197A JPH10337244A JP H10337244 A JPH10337244 A JP H10337244A JP 18048197 A JP18048197 A JP 18048197A JP 18048197 A JP18048197 A JP 18048197A JP H10337244 A JPH10337244 A JP H10337244A
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JP
Japan
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hook
band
base end
diameter
attached
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Application number
JP18048197A
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English (en)
Inventor
Keisuke Ichii
圭介 一居
Naoki Kusakabe
直己 日下部
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Nitoms Inc
Original Assignee
Nitoms Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被掛止物の太さに限定されることなく植木鉢
などの物品を吊り下げられるようにするとともに、被掛
止物の延びる方向が横方向もしくは縦方向であっても、
下げやすい状態で吊り下げられ、さらに重い吊り下げ荷
重にも対応できるようにする。 【解決手段】 基端部2から帯状体3が延びているバン
ド部材4と、基端部2に設けたフック5とからなる吊下
具1で、バンド部材4の基端部2に係止爪13を有する
挿入孔8を設けるとともに、帯状体3に係止爪13の相
手となる多数の係止溝15を形成する。帯状体3を被掛
止物Aに掛け回して、その先端を挿入孔8に挿入して所
定の係止溝15に係止爪13を係止する。これにより、
バンド部材4がしっかりと被掛止物Aに取り付けられ、
フック5は基端部2から垂下された状態で保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として物品を吊り
下げる際に用いられる吊下具に関し、さらに詳しく言え
ば、例えば、庭のフェンスやベランダ、テラス、屋上に
おける柵や物干し竿、またはテラスなどの支柱に、植木
鉢、園芸用品、洗濯ハンガー、衣類、傘などの様々な物
品を吊り下げるのに適した吊下具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吊りかごやに網状のかごに植木鉢を入れ
て、庭のフェンスのネットや、ベランダなどの物干し竿
に引っかけて、植木鉢を庭やベランダの装飾の一つとす
ることはよく見かけるところである。また、庭先にじょ
うろやスコップなどの園芸用品を吊り下げることも行わ
れている。さらに、ベランダや屋上の物干し場などに、
洗濯ハンガーを吊して洗濯物を吊して干すことは日常的
に行われている。また、屋外だけでなく、屋内にあって
も衣類や傘などの物品を吊り下げることはよくある。
【0003】このように、植木鉢や園芸用品もしくは洗
濯ハンガー、その他の物品を吊すにあたっては、従来、
図19に示すような「S環」と称される吊下具がよく利
用されている。また、実開昭55−116585号公報
においては、フックの付いた吊下具「フック付挟持具」
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したS環は、上部
の円弧状鈎部71と、それよりも大径である下部の円弧
状鈎部72とをS字状に折り曲げたものからなるが、鈎
部71,72はその径が一定であるため、このS環を掛
ける相手である例えば物干し竿などの被掛止物(以下、
被掛止物という)の太さが一方の大径鈎部72の径より
小さいものに限定されてしまう。
【0005】そのうえ、被掛止物が物干し竿のように横
に延びているものに限定され、縦に延びるポールや柱材
などには利用できないという問題点がある。また、この
S環はただ単に被掛止物に引っ掛けて使用されるもので
あるため、S環の向きが左右に揺れて安定せず、鈎部7
2(もしくは71)に吊下物を掛けにくいばかりか、吊
り下げても吊下物が安定しないという問題点もある。特
に風が強いときには、揺れが激しくなり、S環が物干し
竿の片端に寄せられたり、ひどい場合には吊下物である
植木鉢や洗濯ハンガーなどが落下することもある。
【0006】実開昭55−116585号公報によるフ
ック付挟持具は、洗濯バサミとほぼ同構成の挟持具本体
の下部にフックが取り付けられた構造である。この吊下
具においても、その挟持具本体の開口口径が一定である
ため、被掛止物の太さが大きいと使用できず被掛止物が
限定されることに変わりはない。また、S環と同じよう
に、縦に延びるポールや柱材などには利用できない。そ
のうえ、被掛止物に対する挟持力をバネ力に頼っている
ことから吊り下げ荷重に限界があり、吊下物が重いと、
吊下具そのものが被掛止物から落下してしまうと言うす
る問題も指摘されている。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は、使用するうえで被掛
止物の太さにほとんど制限がなく、また、被掛止物の延
びる方向が横方向もしくは縦方向であっても固く緊締し
て安定よく利用できるとともに、場合によっては、適度
に緩く締めて吊下物を揺動させることができ、さらに
は、重い吊り下げ荷重にも対応でき、そのうえ、建設現
場でのシート張り具などとしても応用が可能な吊下具を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明による吊下具は、基端部および一端が同
基端部に対して一体的に連設された帯状体からなるバン
ド部材と、上記基端部に設けられたフックとを備え、上
記基端部には上記帯状体の他端側が挿通可能であるとと
もに、内部に出没可能な係止爪を有する挿入孔が形成さ
れており、上記帯状体には上記係止爪を相手方とする係
止溝が所定の間隔をもって多数設けられていて、上記バ
ンド部材は上記帯状体を上記挿入孔に挿入することによ
って環状となり、かつ、上記係止爪に対する上記係止溝
の係止位置を選択することにより上記環状の径が調整可
能であることを特徴としている。
【0009】第2の発明による吊下具は、基端部および
一端が同基端部に対して一体的に連設された紐体からな
るバンド部材と、上記基端部に設けられたフックとを備
え、上記基端部には上記紐体の他端側が挿通可能である
とともに、その挿通方向に沿って順次縮径する狭窄孔を
有する挿入孔が形成されており、上記紐体には上記狭窄
孔の最大径と最小径との間の中間径とされた球状係止部
が所定の間隔をもって多数形成されており、上記バンド
部材は上記紐体を上記挿入孔に挿入することによって環
状となり、かつ、上記狭窄孔に対する上記球状係止部の
係止位置を選択することにより上記環状の径が調整可能
であることを特徴としている。
【0010】この場合、上記狭窄孔および上記球状係止
部の少なくともいずれか一方が弾性変形可能とされる。
【0011】第4の発明による吊下具は、一方の面側に
面状ファスナーの雄部材を、他方の面側に面状ファスナ
ーの雌部材を有する長尺の帯状体と、同帯状体に設けら
れたフックとを備え、上記帯状体は上記雄部材を上記雌
部材に係着することにより所定径の環状となることを特
徴としている。
【0012】第5の発明による吊下具は、筒状体および
紐体とから構成される留め具と、この留め具に取り付け
られるフックとを備え、上記筒状体の内部に紐体の両端
を通すことにより同紐体による環状部が形成され、か
つ、上記筒状体を紐体に対して摺動することによって上
記環状部の径が調整可能であることを特徴としている。
【0013】これらの構成によると、被掛止物に取り付
けられる環状体の径がいずれも調整可能であるため、多
くの被掛止物に対して、固く緊締もしくは適度な緩みを
もって取り付けられることができる。したがって、被掛
止物の径および縦、横の配置形態に限定されることな
く、ほとんどの被掛止物に適用可能である。
【0014】上記フックはその延びる方向が上記環状体
の形成面に対して平行となるように取り付けられてもよ
いし、上記環状体の形成面に対して直交するように取り
付けられてもよい。さらには、フックをバンド部材の基
端部に対して自在継手(ユニバーサル継手)連結しても
よい。
【0015】フックを環状体の形成面に対して平行にす
ると、環状体を水平方向に延びる被掛止物に取り付けた
場合、フックは下方へ延びて、吊下物が吊り下げやすく
なる。これに対して、フックを環状体の形成面に対して
直交にすると、環状体を垂直方向に延びる被掛止物に取
り付けた場合、フックは下方へ延びて、吊下物が吊り下
げやすくなる。
【0016】また、上記フックを登山具として用いられ
ているようなカラビナとしてもよく、これによれば、強
風などで吊下物がかなり揺動しても、吊下物が落下する
ことはない。
【0017】さらに、第6の発明による吊下具は、基端
部としてのバックルおよび一端が同バックルに対して一
体的に連設された帯状体からなるバンド部材と、同バン
ド部材に移動可能に挿通されるフック支持部材と、同フ
ック支持部材に回転可能に取り付けられたフックとを備
え、上記帯状体の他端を上記バックルに挿通することに
より、任意の径の環状体が形成されることを特徴として
いる。
【0018】また、第7の発明による吊下具は、基端部
としてのバックルおよび一端が同バックルに対して一体
的に連設された帯状体からなるバンド部材と、同バンド
部材に対してその表面と平行な平面内において回転可能
に取り付けられたフックとを備え、上記帯状体の他端を
上記バックルに挿通することにより、任意の径の環状体
が形成されることを特徴としている。
【0019】この第7の発明において、上記フックがL
字型のホルダーを介して上記バンド部材に取り付けられ
ることが好ましく、これによればフックの向きを用途に
応じて自在に変更することができる。
【0020】この第6および第7の発明によれば、幅の
広い帯状体からなるバンド部材を用いることにより、よ
り耐加重の大きな吊下具が得られるとともに、フックを
種々の向きに変えることができるため、多用途な吊下具
とすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するうえで、図面を参照しながら、その実施の
形態について説明する。
【0022】図1は本発明の第1実施例による吊下具1
の正面図、図2は一部を省略し、かつ、一部を切截して
示す側面図、図3は帯状体が挿入孔に挿入されたときの
断面部分図、図4は被掛止物に吊下具を吊り下げたとき
の斜視図である。
【0023】この吊下具1は、基端部2および一端が同
基端部2に対して一体的に連設された帯状体3からなる
バンド部材4と、基端部2に設けられたフック5とを備
えている。
【0024】基端部2は、正面ほぼ長方形の筒状体であ
り、上下方向に対向する2つの短尺な側壁9,9と左右
方向に対向する2つの長尺な側壁10,10とによって
形成され、この筒状体内にはスリット状の挿入孔8が貫
通している。この挿入孔8の一端が差込孔6とされ、他
端が送出孔7とされている。
【0025】また、挿入孔8の近傍には支軸12を支点
として弾性的に回動するくの字形の弾性片11が設けら
れており、その先端は係止爪13となって、上記挿入孔
8に出没可能であるとともに、支軸12を挟んで係止爪
13とは反対側が弾性片11の操作片14となってい
る。
【0026】また、上記基端部2の一方の側壁9の外面
からは、長尺な帯状体3が延出されている。この帯状体
3は、基端部2とほぼ同幅で、その一方の面(図2にお
いて右側の面)には幅方向に多数の係止溝15が形成さ
れている。
【0027】このように形成したバンド部材4は、全て
弾性力を有する合成樹脂によって一体成形されるもの
で、したがって、上記係止爪13と操作片14とを備え
た弾性片11も弾性力を有している。
【0028】また、上記基端部2の帯状体3を設けた側
壁9とは反対側(図2において下側)の側壁9の外面に
は、ほぼJ字形をなすフック5が帯状体3と逆方向に延
びるように設けられている。この実施例において、フッ
ク5はその下部のU字形の掛止部16が上記基端部2の
差込孔6側へ向けられて取り付けられている。
【0029】なお、このフック5の材質は合成樹脂もし
くは金属のいずれであってもよいが、合成樹脂の場合に
はバンド部材4と一体成形することが好ましい。これに
対して、金属の場合には、バンド部材4を射出成形する
際、あらかじめその金型内に配置することにより同バン
ド部材4に対して一体的に連結される。
【0030】他方、フック5側に雄ねじを、基端部2側
に雌ねじを形成して螺合させてもよく、また、フック5
を基端部2に溶着するようにしてもよい。さらには、フ
ック5と基端部2とを嵌合できる構成として、はめ込み
手段により連結してもよい。
【0031】このように構成した吊下具1は、図4に示
すように、横方向に延びる被掛止物としての例えば竿
(ロッド)Aに取り付けるのに適している。取り付ける
には、まず、バンド部材4の帯状体3を環状に曲げて竿
Aに掛け回し、帯状体3の先端を基端部2の差込孔6か
ら挿入孔8へ差し込んで、送出孔7より突出させる。こ
の場合、各係止溝15は係止爪13に対してラチェット
となるように形成されており、送出孔7より突出してい
る帯状体3を引っ張ることにより、各係止溝15は係止
爪13を乗り越えて進行する。
【0032】そして、被掛止物Aを固く緊締するか、も
しくは適度に緩められる位置で、帯状体3の差し込み動
作を止める。すると、係止爪13がその弾性復元力によ
って、係止溝15の一つに噛合し、バンド部材4が竿A
に掛け回された状態で係止されることになる。これによ
り、そのフック5に植木鉢などを吊り下げることができ
る。
【0033】なお、吊下具1を竿Aから外すには、弾性
片11の操作片14を押圧すればよい。すなわち、操作
片14を押圧することにより、係止爪13が支軸12を
支点として図3において時計方向に回動して係止溝15
との係合が解除され、この状態で帯状体3を挿入孔8か
ら引き抜けばよい。
【0034】この第1実施例では、帯状体3を環状に曲
げて形成される面に対して、フック5の延びる方向が平
行で、横方向に延びる竿Aに取り付けると、フック5が
下方へ延びるため、主に横方向に延びる竿Aに対して好
適である。
【0035】次に、第2実施例について説明する。図5
はこの第2実施例による吊下具1を被掛止物に取り付け
たときの斜視図である。なお、上記第1実施例と同一構
成箇所には同一符号を付し、その構成、作用を省略す
る。
【0036】上記第1実施例ではフック5を基端部2に
おける下部側の側壁9に、帯状体3による環状体の形成
面に対してほぼ平行となるように取り付けているが、こ
の第2実施例は、フック5を基端部2の左右方向にある
一方の側壁10に取り付けたものである。この側壁10
は、上記第1実施例において、フック5を取り付けた側
壁9と直交する方向に位置している。
【0037】このように構成した吊下具1は、図5に示
すように、縦方向に延びる竿(ポール)Aに取り付ける
のに適している。すなわち、フック5を下方に位置させ
た状態で、上記第1実施例と同様に、帯状体3を環状に
曲げてポールAに掛け回して、係止爪13と係止溝15
とを係止させて吊下具1をポールAに取り付けることに
より、フック5が下方へ延びる状態とされる。
【0038】このように、第2実施例では、帯状体3を
環状にして形成される面に対して、フック5の延びる方
向が直交するため、縦方向に延びる竿Aに取り付ける
と、フック5が下方へ延びることから、主に、縦方向に
延びる被掛止物Aに対して好適である。
【0039】次に、第3実施例を説明する。図6はこの
第3実施例の吊下具1を被掛止物に吊り下げたときの斜
視図である。なお、上記第1実施例と同一構成箇所は同
一符号をもって示し、その構成、作用を省略する。
【0040】この第3実施例は、フック18にカラビナ
を用いたもので、このフック18を第1実施例と同様に
基端部2における下部側の側壁9に取り付けたものであ
る。カラビナは、植木鉢のつるなどを入れるときに、開
閉部材19を手で開ける必要はないが、取り外すとき
は、開閉部材19を手動で開けない限り、取り外すこと
ができないので、フック18に吊り下げた吊下物は強風
などで大きく揺動しても、まず落下することがない。
【0041】次に、第4実施例について説明する。図7
はこの第4実施例による吊下具21の正面図、図8はそ
の一部を省略し、かつ、一部を切截した側面図、図9は
球状係止部と狭窄孔との係止状態を示した部分断面図、
図10は被掛止物に吊下具を吊り下げたときの斜視図で
ある。
【0042】この第4実施例の吊下具21は、基端部2
2から多数の球状係止部23を有する紐体24が延びて
いるバンド部材25と、基端部22に設けたフック25
とから構成される。
【0043】基端部22は、正面ほぼ長円形の筒状体で
あり、円弧状の一方(図7,8において上側)の端部3
2に上記紐体24の一端が一体的に取り付けられてい
る。この実施例において、基端部22には上記紐体24
の延設方向と同方向に並んで2つの挿入孔27,27が
穿設されている。
【0044】この場合、挿入孔27,27は同一形状で
あり、その一方の端面には差込孔28が開口されている
とともに、他方の端面側には差込孔28よりも径が小さ
くされた狭窄孔29が開口している。また、各挿入孔2
7には狭窄孔29側から差込孔28側に向けて所定深さ
のスリット30が対向的にそれぞれ形成されており、こ
れにより狭窄孔29が弾性的に拡径可能となっている。
なお、基端部22の長手方向には各挿入孔を囲む側壁3
2が設けられている。
【0045】紐体24は、上記差込孔28よりは小径で
あるが、狭窄孔29,29よりはやや大径の球状係止部
23を等間隔に有している。このバンド部材25は、す
べて弾性力を有する合成樹脂によって一体成形され、球
状係止部23を狭窄孔29に通過させる際、同狭窄孔2
9はスリット30によって外側へ弾性変形する。
【0046】また、基端部22の紐体24が設けられた
端部とは反対側(図7,8において下側)の端部32に
は、紐体24と逆方向に延びるぼJ字形のフック26が
設けられている。このフック26はその下部のU字形の
掛止部33が基端部22の差込孔28側へ向けられて取
り付けられている。このフック26は第1実施例のフッ
ク5と同じく合成樹脂もしくは金属のいずれであっても
よく、また、連結手段としても第1実施例と同じく種々
のものが選択できる。
【0047】この吊下具21は、図10に示すように、
横方向に延びる被掛止物としての例えば竿Aに取り付け
るのに適している。先ず、バンド部材25の紐体24を
環状に曲げて竿Aに掛け回す。そして、紐体24の先端
を、2つの挿入孔27,27の内でいずれか適切の方を
選択し、差込孔28から挿入孔27へ差し込む。このと
き、球状係止部23が狭窄孔29に当接するが、やや強
めに差し込むことにより、狭窄孔29がスリット30に
よって外側へ弾性変形させられ、球状係止部23は狭窄
孔29を拡げて通過する。その通過後、狭窄孔29は弾
性力で元の小径状態に戻る。
【0048】この動作を繰り返しながら紐体24を挿入
孔27に差し込み、竿Aを固く緊締するか、もしくは適
度に緩められる位置で、紐体24の差し込み動作を止め
ることにより、狭窄孔29を通過後の球状係止部23が
狭窄孔29に係止される(図9参照)。このようにし
て、バンド部材25が竿Aに掛け回され、フック26が
垂下された状態で、吊下具21が竿Aに取り付けられる
こととなる。なお、吊下具21を外すときは、紐体24
をやや強めに引っ張って、球状係止部23を強制的に狭
窄孔29から抜き出すようにすればよい。
【0049】この第4実施例では、紐体24を環状に曲
げて形成される面に対して、フック26の延びる方向が
平行であるため、主として横方向に延びる被掛止物Aに
対して好適であるが、図11には縦方向に延びる被掛止
物(竿、ポールもしくは柱材)に好適な第5実施例とし
ての吊下具の斜視図が示されている。なお、同実施例
中、上記第4実施例と同一構成箇所は同一符号をもって
示し、その構成、作用を省略する。
【0050】すなわち、第4実施例ではフック26を基
端部22の上側の端部32側に取り付けているが、この
第5実施例においては、フック26を基端部22の側壁
31に取り付けたものである。側壁31は、上記第4実
施例において、紐体24の延設方向と直交する方向に位
置している。
【0051】この第5実施例の吊下具21によれば、紐
体24を環状に曲げて形成される面に対してフック26
の延びる方向が直交するため、図11に示すように、縦
方向に延びる被掛止物Aに取り付けた場合、自然形態と
してフック26が下方へ延びることになり、縦方向に延
びる被掛止物Aに対して好適と言える。なお、第4およ
び第5実施例において、フック26にカラビナを用いて
もよい。カラビナを用いることによって、第3実施例と
同様の効果が得られる。
【0052】図12には第6実施例としての吊下具41
を被掛止物Aに取り付けたときの斜視図が示されてい
る。これによると、この吊下具41は、面状ファスナー
42を備えた長尺の帯状体43と、上端にスリット状の
挿入孔44を有するフック45とから構成される。
【0053】帯状体43は、一方の面の端部から所定の
長さに亘って面状ファスナー42のループ(雌側)46
が縫着されているとともに、他方の面の端部に面状ファ
スナー42の鈎部(雄側)47が縫着されている。
【0054】この実施例において、フック45はほぼJ
字形をなし、その上端には同フック45の延びる方向と
直交する方向に挿通部材48が一体的に設けられてお
り、この挿通部材48に、帯状体43を挿通するための
スリット状の挿入孔44がその長さ方向に沿って形成さ
れている。
【0055】この吊下具41は、帯状体43を挿入孔4
4に挿通することにより構成され、図12に示すよう
に、横方向に延びる被掛止物Aに吊り下げるのに適して
いる。まず、フック45を下方に位置させた状態で、帯
状体43を環状に丸めて、被掛止物Aに掛け回す。そし
て、鈎部47をループ46に係着して止める。係着位置
は、被掛止物Aを固く緊締するか、もしくは適度に緩め
られる位置である。これにより、フック45が垂下され
た状態で、吊下具41が被掛止物Aに取り付けられる。
【0056】このように、第6実施例では、帯状体43
を環状に丸めて形成される面に対して、フック45の延
びる方向が平行であるため、主として横方向に延びる被
掛止物Aに好適に使用されるが、挿入孔44をフック4
5の延びる方向と同方向に形成して、この挿入孔44に
帯状体43を挿通させる構成としてもよい。これによれ
ば、帯状体43を環状に丸めて形成される面に対してフ
ック45の延びる方向が直交状となるため、縦方向に延
びる被掛止物Aに取り付けるのに好適とすることができ
る。
【0057】図13には第7実施例としての吊下具51
を被掛止物に取り付けた状態の斜視図が示されている。
この吊下具51は、紐体52の両端を筒状の締め輪53
の内部に通して形成される留め具54と、この留め具5
4に取り付けられるフック55とから構成される。
【0058】この場合、締め輪53は環状に曲げられた
紐体52の両端部57,57を適度な摩擦力をもって引
き抜き可能に保持するもので、好ましくはゴム材や軟質
合成樹脂から形成されるが、硬質合成樹脂もしくは金属
製であってもよい。
【0059】フック55は、ほぼJ字形で上端に円形の
挿入孔56を有しており、同挿入孔56内に紐体52を
通すことによって留め具54に取り付けられる。なお、
挿入孔56の内径は紐体52に対して回動自由な程度の
大きさであることが好ましく、これによれば、フック5
5を回して、紐体52を環状に曲げて形成される面に対
して、フック55の延びる方向が直交するように、もし
くは平行になるように、さらには、斜めになるように位
置させることが可能である。
【0060】この吊下具51を横方向に延びる被掛止物
Aに吊り下げるには、図13に示すように、紐体52の
一方の端部57を締め輪53から引き抜いて、紐体52
を被掛止物Aに掛け回して、再び締め輪53に貫通させ
る。そして、締め輪53から突出された紐体52の両端
部57,57を一方の手で持つとともに、他方の手で締
め輪53を持って、締め輪53を被掛止物A方向へ移動
させることによって、紐体52によって形成される環状
の径を徐々に縮めて、紐体52が被掛止物Aを固く緊締
するか、或いは適度に緩められる位置で止める。これに
より、フック55が垂下された状態で、吊下具51が被
掛止物Aに取り付けられる。
【0061】この実施例では、フック55の挿入孔56
に紐体52を挿通するようにしているが、場合によって
は、フック55を締め輪53に一体成形や溶着などの手
段によって連結してもよい。
【0062】なお、上記第1〜第6実施例では、被掛止
物Aが斜め方向に延びていても使用できるが、特にこの
第7実施例によれば、紐体52を環状に曲げて形成され
る面に対して、フック55の延びる方向が斜めになるよ
うに位置させることが可能であるから、例えば、ネット
のように被掛止物Aが斜め方向に延びていても、フック
55を下方へ垂下させて適切な状態で吊り下げることが
可能である。
【0063】また、上記第1〜第7実施例ではフック
5,16,26,45,55に植木鉢などの吊下物を吊
り下げる吊下具としての使い方で説明したが、本発明
は、その他の応用も考えられる。
【0064】例えば、図14に示すように、建設現場に
応用される。これを第1実施例の吊下具1で説明する
と、建設現場の足場を構築する横方向あるいは縦方向の
パイプに、バンド部材4を固定して、シート61の鳩目
62にフック5を掛けることによって、シート61を張
設することができる。
【0065】さらには、図15に示すように、上記第1
〜第5実施例におけるフック5,26をバンド部材4,
25の基端部2,22に自在継手(ユニバーサル継手)
60を介して連結することもできる。なお、同図の例で
は十文字状の継手メンバーを有する自在継手を使用して
いるが、ボールジョイント型の自在継手であってもよ
い。
【0066】また、本発明は次の第8実施例ないし第1
0実施例を含むものであり、まず、図16の第8実施例
について説明する。第8実施例としての吊下具80は、
第1実施例と同様、基端部81および一端が同基端部8
1に連設された帯状体82を有するバンド部材83を備
えているが、この場合、基端部81にはバックルが用い
られ、帯状体82には幅の広いベルトが用いられてい
る。
【0067】この実施例において、基端部81としての
バックルは、帯状体82を挿通する挿通口81aと、そ
の挿通口81a内で帯状体82を係止する係止爪81b
とを有する公知のものであってよい。帯状体82にはフ
ック支持部材84が摺動可能に取り付けられている。
【0068】また、この実施例において、フック支持部
材84は内部に帯状体82が挿通される角筒体からな
り、その一方の面、すなわちバンド部材83が環状とさ
れたときに、外側となる表面84aにはフック85が取
り付けられている。
【0069】フック85は、その基部85aがフック支
持部材84の表面84aと直交する軸線を中心として回
転するように、同フック支持部材84に取り付けられて
いる。すなわち、フック85はフック支持部材84の表
面84aと平行な平面内において矢印A方向に回動可能
になっている。なお、フック85のフック支持部材84
に対する取付手段としては、ネジやピンなどが採用可能
である。
【0070】この第8実施例の吊下具80も上記各実施
例と同じくバンド部材83が任意の径に調節可能である
ため、径の異なる被掛止物(ロッドやポールなど)に対
して巻き付けて固定することができる。また、バンド部
材83に対してフック支持部材84が移動可能であると
ともに、フック支持部材84に対してフック85が回転
可能であるため、被掛止物は垂直に立設された柱状体で
あってもよいし、水平に掛け渡された竿などであっても
よく、いずれの場合においても植木鉢などを確実に吊り
下げることができる。
【0071】図17の第9実施例は上記第8実施例の変
形例であり、この吊下具90においては、上記したバン
ド部材83の帯状体82に対してフック85が直接的に
取り付けられている。
【0072】すなわち、フック85はその基部85aが
帯状体82の表面82a側(同帯状体82が環状とされ
たときの外側となる面)と直交する軸線を中心として回
転するように、図示しないネジやピンなどにより同帯状
体82に取り付けられており、上記第8実施例と同じ
く、帯状体82の表面82aと平行な平面内において矢
印A方向に回動可能になっている。
【0073】図18の第10実施例は上記第9実施例を
さらに変形したものである。この吊下具100において
も、上記バンド部材83の帯状体82に対してフック8
5が直接的に取り付けられるのであるが、この場合に
は、その取付具としてのホルダー101を用いることに
より、フック85をより多彩に回転できるようにしてい
る。
【0074】すなわち、このホルダー101はほぼL字
型をなし、その垂直片102の上端には帯状体82に対
する取付孔103が設けられている。また、水平片10
4の端部にはフック85を回転可能に保持する保持孔1
05が形成されている。
【0075】フック85を取り付けるにあたっては、帯
状体82の所定位置に孔82bを穿設し、この孔82b
にホルダー101の取付孔103を合致させて、それら
の孔に回転ピン106を挿通し、帯状体82の裏面側で
同回転ピン106を受けナット107で止める。これに
より、ホルダー101は回転ピン106を中心として、
帯状体82の表面82aと平行な平面内で矢印A方向に
回転可能となる。
【0076】そして、ホルダー101の保持孔105に
フック85を回転可能に取り付ける。この取り付けに際
しては、フック85の基端に保持孔105よりも径大の
フランジ85bを形成し、例えばフック85をその先端
側から保持孔105に差し込むようにしてもよいし、も
しくはフック85の基端を保持孔105に差し込んだ
後、その基端をかしめてフランジ85bを形成するよう
にしてもよい。
【0077】いずれにしても、フック85は保持孔10
5の軸線を中心として矢印B方向に回転可能となる。し
たがって、この第10実施例によれば、ホルダー101
が矢印A方向に回転可能なことを合わせると、フック8
5の向きを自在に変えることができ、より多くの用途に
適用可能となる。
【0078】なお、このホルダー101の取付構造を第
8実施例のフック支持部材84に適用することも可能で
ある。すなわち、フック85をホルダー101を介して
フック支持部材84に取り付けることにより、フック8
5の向きを自在に変えることができることに加えて、フ
ック85の移動も可能となる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被掛止物の太さが異なっても、その太さに限定されるこ
となく適用可能であるとともに、フックの取り付け位置
を、バンド部材によって形成される環状の面に対して、
直交あるいは平行となるように取り付けることによっ
て、被掛止物の延びる方向が横方向もしくは縦方向であ
っても、吊下具として利用しやすい状態で取り付けるこ
とができる。
【0080】また、帯状体や紐体によって形成される環
状の径を自由に選択できることから、被掛止物に固く緊
締して安定よく吊り下げたり、適度に緩くして吊下物を
揺動させることもできる。
【0081】さらには、係止爪と係止溝、球状係止部と
狭窄孔などのロック手段によりバンド部材の環状形態が
保持されるため、吊り下げ許容荷重が大きく、重い物を
吊り下げても落下するおそれはない。また、フックにカ
ラビナを用いて構成すれば、強風などで吊下物が大きく
揺動しても落下することがない。
【0082】第6および第7実施例のように、フックに
帯状体や紐体が挿入される挿入孔を形成すれば、フック
を帯状体や紐体の任意の位置に移動させることが可能で
あるから、フックの吊り下げ位置を吊り下げる場所など
に応じて、吊下具の取り付け後においても、フックのみ
を適切な位置に移動させることができる。
【0083】また、例えば建設現場のシートを張設する
係止具としても応用ができ、本発明の応用範囲は広いも
のである。
【0084】さらに、第8実施例ないし第10実施例の
ように、幅の広い帯状体からなるバンド部材を用いるこ
とにより、より耐加重の大きな吊下具が得られるととも
に、フックを種々の向きに変えることができるため、多
用途な吊下具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の吊下具の正面図である。
【図2】第1実施例の一部を省略し、かつ、一部を切截
した側面図である。
【図3】第1実施例の吊下具の帯状体が挿入孔に挿入さ
れたときの断面部分図である。
【図4】第1実施例の吊下具を被掛止物に取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例の吊下具を被掛止物に取り
付けたときの斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例の吊下具を被掛止物に取り
付けたときの斜視図である。
【図7】本発明の第4実施例の吊下具の正面図である。
【図8】第4実施例の一部を省略し、かつ、一部を切截
した側面図である。
【図9】第4実施例による吊下具の球状係止部と狭窄孔
とが係止したときの断面部分図である。
【図10】第4実施例の吊下具を被掛止物に取り付けた
ときの斜視図である。
【図11】本発明の第5実施例の吊下具を被掛止物に取
り付けたときの斜視図である。
【図12】本発明の第6実施例の吊下具を被掛止物に取
り付けたときの斜視図である。
【図13】本発明の第7実施例の吊下具を被掛止物に取
り付けたときの斜視図である。
【図14】本発明の吊下具を他の用途に応用したときの
概略正面図である。
【図15】本発明の第1〜第5実施例におけるフックと
バンド部材の基端部とを自在継手にて連結した状態を示
す側面図である。
【図16】本発明の第8実施例の吊下具を示した斜視図
である。
【図17】本発明の第9実施例の吊下具を示した斜視図
である。
【図18】本発明の第10実施例の吊下具を示した分解
斜視図である。
【図19】従来技術の正面図である。
【符号の説明】
1,21,41,51 吊下具 2,22 基端部 3,43 帯状体 4,25 バンド部材 5,16,26,45,55 フック 8,27,44,56 挿入孔 13 係止爪 15 係止溝 16,31 掛止部 23 球状係止部 24,52 紐体 29 狭窄孔 42 面状ファスナー 53 締め輪 54 留め具 60 自在継手

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部および一端が同基端部に対して一
    体的に連設された帯状体からなるバンド部材と、上記基
    端部に設けられたフックとを備え、上記基端部には上記
    帯状体の他端側が挿通可能であるとともに、内部に出没
    可能な係止爪を有する挿入孔が形成されており、上記帯
    状体には上記係止爪を相手方とする係止溝が所定の間隔
    をもって多数設けられていて、上記バンド部材は上記帯
    状体を上記挿入孔に挿入することによって環状となり、
    かつ、上記係止爪に対する上記係止溝の係止位置を選択
    することにより上記環状の径が調整可能であることを特
    徴とする吊下具。
  2. 【請求項2】 基端部および一端が同基端部に対して一
    体的に連設された紐体からなるバンド部材と、上記基端
    部に設けられたフックとを備え、上記基端部には上記紐
    体の他端側が挿通可能であるとともに、その挿通方向に
    沿って順次縮径する狭窄孔を有する挿入孔が形成されて
    おり、上記紐体には上記狭窄孔の最大径と最小径との間
    の中間径とされた球状係止部が所定の間隔をもって多数
    形成されており、上記バンド部材は上記紐体を上記挿入
    孔に挿入することによって環状となり、かつ、上記狭窄
    孔に対する上記球状係止部の係止位置を選択することに
    より上記環状の径が調整可能であることを特徴とする吊
    下具。
  3. 【請求項3】 上記狭窄孔および上記球状係止部の少な
    くともいずれか一方が弾性変形可能であることを特徴と
    する請求項2に記載の吊下具。
  4. 【請求項4】 一方の面側に面状ファスナーの雄部材
    を、他方の面側に面状ファスナーの雌部材を有する長尺
    の帯状体と、同帯状体に設けられたフックとを備え、上
    記帯状体は上記雄部材を上記雌部材に係着することによ
    り所定径の環状となることを特徴とする吊下具。
  5. 【請求項5】 筒状体および紐体とから構成される留め
    具と、この留め具に取り付けられるフックとを備え、上
    記筒状体の内部に紐体の両端を通すことにより同紐体に
    よる環状部が形成され、かつ、上記筒状体を紐体に対し
    て摺動することによって上記環状部の径が調整可能であ
    ることを特徴とする吊下具。
  6. 【請求項6】 上記フックはその垂下方向が上記環状に
    形成される面に対して平行となるように取り付けられて
    いる請求項1ないし5のいずれか1項に記載の吊下具。
  7. 【請求項7】 上記フックはその垂下方向が上記環状に
    形成される面に対して直交するように取り付けられてい
    る請求項1ないし5のいずれか1項に記載の吊下具。
  8. 【請求項8】 上記フックがカラビナである請求項1な
    いし7のいずれか1項に記載の吊下具。
  9. 【請求項9】 上記フックが自在継手を介して上記バン
    ド部材の基端部に連結されている請求項1または2に記
    載の吊下具。
  10. 【請求項10】 基端部としてのバックルおよび一端が
    同バックルに対して一体的に連設された帯状体からなる
    バンド部材と、同バンド部材に移動可能に挿通されるフ
    ック支持部材と、同フック支持部材に回転可能に取り付
    けられたフックとを備え、上記帯状体の他端を上記バッ
    クルに挿通することにより、任意の径の環状体が形成さ
    れることを特徴とする吊下具。
  11. 【請求項11】 基端部としてのバックルおよび一端が
    同バックルに対して一体的に連設された帯状体からなる
    バンド部材と、同バンド部材に対してその表面と平行な
    平面内において回転可能に取り付けられたフックとを備
    え、上記帯状体の他端を上記バックルに挿通することに
    より、任意の径の環状体が形成されることを特徴とする
    吊下具。
  12. 【請求項12】 上記フックがL字型のホルダーを介し
    て上記バンド部材に取り付けられることを特徴とする請
    求項11に記載の吊下具。
JP18048197A 1997-04-10 1997-06-20 吊下具 Pending JPH10337244A (ja)

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