JP2001321598A - ハンガー吊下用具 - Google Patents

ハンガー吊下用具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯物を掛けたハンガー等の物干し竿への取
りつけ及び取り外しが容易であると共に、強風の際に物
干し竿からハンガー等が落下し難いハンガー吊下用具を
提供する。 【解決手段】 ハンガー吊下用具は、物干し竿20の外
周にその長手方向に移動可能に嵌合される環状の竿挿嵌
部12と、竿挿嵌部の外周側にて竿挿嵌部に略直交した
状態で固定された竿挿嵌部より小径である環状の連結部
13とからなる複数個の吊り部材11と、吊り部材にそ
れぞれ固定されて各吊り部材間を連結するひも状の連結
線材である鎖15と、鎖の両端側に固定されて物干し竿
に着脱可能に固定される固定部材16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンガー等を物干
し竿に吊す際に用いるハンガー吊下用具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
衣類等の洗濯物を物干し竿に吊るすときには、各種ハン
ガーが用いられている。しかし、通常のハンガーでは、
強い風が吹いた場合に簡単に竿から外れて落下してしま
うという問題がある。これに対して、例えば実開昭57
−161989号公報に示すように、竿部分を折りたた
み式にし、掛け具をピンチ式にした折りたたみ式ピンチ
ハンガーが知られている。この折りたたみ式ピンチハン
ガーによれば、襟首の丸い衣服でも容易にハンガーに挿
入でき、しかもハンガーは、掛け具によって物干し竿に
固定されているので、洗濯物が風によって吹き寄せられ
たり、吹き飛ばされたりしないという効果が得られる。
【0003】しかし、上記折りたたみ式ピンチハンガー
の場合、洗濯物の乾燥時に洗濯物を掛けた個々のハンガ
ーを、それぞれ掛け具によって物干し竿に固定しなけれ
ばならず、さらに洗濯物の取り込みの際にも、個々のハ
ンガーを掛け具によって物干し竿から取り外さなければ
ならないため、単にハンガーを物干し竿に掛けたり外し
たりする作業に比べても非常に煩雑であった。特に、突
然の降雨の発生時等の洗濯物の急な取り込みが必要にな
るような場合に、簡単に洗濯物を取り込むことができ
ず、乾燥中の洗濯物を濡らしてしまうというような問題
もあった。
【0004】本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、洗濯物を掛けたハンガー等の物干し竿への取
りつけ及び取り外しが容易であると共に、強風の際に物
干し竿からハンガー等が落下し難いハンガー吊下用具を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に上記請求項1の発明の構成上の特徴は、物干し竿の外
周にその長手方向に移動可能に勘合される環状の竿挿嵌
部と、竿挿嵌部の外周側にて竿挿嵌部に略直交した状態
で固定された竿挿嵌部より小径である環状の吊下部とか
らなる複数個の吊り部材と、複数個の吊り部材にそれぞ
れ固定されて各吊り部材間を連結するひも状の連結線材
と、連結線材の長手方向両端側に固定されて物干し竿に
着脱可能に固定される固定部材とを備えたことにある。
【0006】上記のように構成した請求項1の発明にお
いては、環状の竿挿嵌部を物干し竿の外周に嵌合するこ
とにより、吊下部が下側に配置された状態で複数個の吊
り部材が物干し竿に吊るされる。さらに、連結線材を一
杯に引張った状態で、その両端側に固定された固定部材
を物干し竿に固定することにより、各吊り部材は移動で
きない状態で物干し竿に固定される。この状態で各吊り
部材の吊下部に洗濯物を取り付けたハンガー等を引っ掛
けることにより、ハンガー等も容易には動けない状態で
吊下げられる。また、洗濯物を取り込むときは、一方の
固定部材を物干し竿から取り外し、各吊り部材の竿挿嵌
部を物干し竿を滑らせることにより、他方の固定部材側
に畳み込み、さらに他方の固定部材を物干し竿から取り
外した後、吊り部材をまとめて物干し竿の端部から引抜
くことにより、容易に洗濯物を取り込むことができる。
【0007】また、上記請求項2の発明の構成上の特徴
は、前記請求項1に記載のハンガー吊下用具において、
連結線材が鎖であることにある。
【0008】また、上記請求項3の発明の構成上の特徴
は、前記請求項1または請求項2に記載のハンガー吊下
用具において、連結線材が吊り部材に取り外し可能に固
定されているものであることにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて説明すると、図1は同実施形態である
ハンガー吊下用具を物干し竿に取り付けた状態を正面図
により示したものであり、図2は吊り部材を正面図及び
側面図により示したものであり、さらに図3は固定部材
を正面図により示したものである。ハンガー吊下用具
は、吊り部材11と、連結線材である鎖15と、固定部
材16とにより構成されている。
【0010】吊り部材11は、樹脂製であり、リング状
の竿挿嵌部12と、竿挿嵌部12の外周に設けた連結部
13を介して竿挿嵌部12に直交した状態で一体的に固
定されたリング状のハンガー吊下部14とを備えてい
る。竿挿嵌部12は、内径が物干し竿20の外径よりわ
ずかに大きくなっており、物干し竿20の外周に嵌合さ
れたときに物干し竿20との間にわずかな隙間が設けら
れ、物干し竿20の長手方向に沿って摺動可能なように
なっている。そして、竿挿嵌部12とハンガー吊下部1
4とを連結する連結部13には、鎖15を通して固定す
るための一対の取付孔13aが設けられている。
【0011】固定部材16は、図3に示すように、半円
形の挟み部17aと棒状の把持部17bとからなる一対
の固定片17を有しており、一対の固定片17は、挟み
部17aが円形を形成するように相対向して対称形状に
重ね合わされており、挟み部17aと把持部17bとの
連結部分の間に円柱形の中心部17cが挟まれている。
この中心部17cを略中心として弾性を有する金属線で
ある環状の締付部材18が配設されており、締付部材1
8は、両把持部17bを貫通し、その両端が挟み部17
aの外側面に当接して、挟み部17aを外側から付勢し
ている。固定部材16の固定片17または締付部材18
に鎖15の端部が係合固定される。そして、固定部材1
6の把持部17b間に手で挟んで力を加えることによ
り、締付部材18の付勢力に対抗して挟み部17aを開
放させることができる。なお、固定部材については、類
似形状の洗濯バサミを用いてもよい。
【0012】上記吊り部材11の連結部13の取付孔1
3aに鎖15を固定し、複数の吊り部材11を所定間隔
で連結し、さらに鎖15の両端に固定部材16を固定す
ることにより、ハンガー吊下用具に形成される。
【0013】このハンガー吊下用具は、竿挿嵌部12を
まとめて物干し竿20の外周に挿嵌することにより、ハ
ンガー吊下部14が下側に配置された状態で複数個の吊
り部材11が物干し竿20に吊るされる。物干し竿20
の一端側に一方の固定部材16を固定し、さらに鎖15
の他端側を引張って鎖15を延びきった状態とし、他方
の固定部材16を物干し竿20の他端側に固定すること
により、各吊り部材11は移動できない状態で物干し竿
20に固定される。この状態で、各吊り部材11のハン
ガー吊下部14に洗濯物を取り付けたハンガー等を引っ
掛けることにより、ハンガー等も容易に動けない状態で
吊下げられる。
【0014】また、洗濯物を取り込むときは、一方の固
定部材16を物干し竿20から取り外し、各吊り部材1
1の竿挿嵌部12を物干し竿20を滑らせることによ
り、他方の固定部材16側に畳み込み、さらに他方の固
定部材16を物干し竿20から取り外した後、吊り部材
11をまとめて物干し竿20の端部から引抜くことによ
り、容易に洗濯物を取り込むことができる。
【0015】以上に説明したように、上記実施形態によ
れば、各吊り部材11のハンガー吊下部14に引っ掛け
られた洗濯物を取り付けたハンガー等が容易には動けな
い状態で吊り下げられるため、強風が吹くようなときで
も、ハンガー等が物干し竿20から外れる不都合を確実
に防止できる。また、洗濯物を取り付けたハンガー等の
物干し竿20への取り付け、及びハンガー等の取り込み
も容易であるため、これらの作業の労力を軽減できる。
特に、急な降雨の際等に、極めて容易に洗濯物を取り込
むことができるので、洗濯物をほとんど濡らすこともな
く非常に便利である。
【0016】また、連結線材を鎖15とすることによ
り、吊り部材11への固定が容易である、吊り部材11
間の間隔保持にも適している。さらに、鎖15が吊り部
材11に取り外し可能に固定されていることにより、吊
り部材11の鎖15に対する取付個数、取付位置を必要
に応じて調節することができる。
【0017】なお、上記ハンガー吊下用具については、
図4に示すように、物干し竿20から取り外した状態
で、吊り部材11の竿挿嵌部12及び固定部材16に支
持棒21を挿通して竿挿嵌部12及び固定部材16を直
線状態で支持すると共に、一対の固定部材16には、そ
れぞれ略S字状の取付部材22の一方の曲り部22aを
引っ掛けて係合させ、他方の曲り部22bを鴨居等に引
っ掛けることにより、雨天や夜等においても、室内で使
用することができるので便利である。なお、取付部材の
構造については、図示したものに限るものではない。ま
た、必要に応じて、支持棒21は使用しないようにする
ことも可能である。
【0018】なお、連結線材については、鎖15に限ら
ず、その他のひも状のものを使用することができる。ま
た、固定部材16については、上記実施形態に示したも
のに限らず、鎖を物干し竿に固定できるような類似の形
状のものを使用することができる。その他、上記各実施
形態に示したハンガー吊下用具については、一例であ
り、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更実
施することが可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、各吊り部材の吊下部に
引っ掛けられた洗濯物を取り付けたハンガー等が容易に
は動けない状態で吊り下げられるため、強風が吹くよう
なときでも、ハンガー等が物干し竿から外れる不都合を
確実に防止できる。また、洗濯物を取り付けたハンガー
等の物干し竿への取り付け、及びハンガー等の取り込み
も容易であるため、これらの作業の労力を軽減できる。
特に、急な降雨の際等に、極めて容易に洗濯物を取り込
むことができるので、洗濯物をほとんど濡らすこともな
く非常に便利である。
【0020】また、連結線材を鎖とすることにより、吊
り部材への固定が容易であり、吊り部材間の間隔保持に
も適している。さらに、連結線材が吊り部材に取り外し
可能に固定されていることにより、吊り部材の連結線材
に対する取付個数、取付位置を必要に応じて調節するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるハンガー吊下用具の
使用状態を示す正面図である。
【図2】ハンガー吊下用具の吊り部材を示す正面図及び
側面図である。
【図3】ハンガー吊下用具の固定部材を示す正面図であ
る。
【図4】ハンガー吊下用具の他の使用例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】 11…吊り部材、12…竿挿嵌部、13…連結部、14
…ハンガー吊下部、15…鎖、16…固定部材、20…
物干し竿、21…支持棒、22…取付部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し竿の外周にその長手方向に移動可
    能に勘合される環状の竿挿嵌部と、該竿挿嵌部の外周側
    にて該竿挿嵌部に略直交した状態で固定された該竿挿嵌
    部より小径である環状の吊下部とからなる複数個の吊り
    部材と、 該複数個の吊り部材にそれぞれ固定されて各吊り部材間
    を連結するひも状の連結線材と、 該連結線材の長手方向両端側に固定されて物干し竿に着
    脱可能に固定される固定部材とを備えたことを特徴とす
    るハンガー吊下用具。
  2. 【請求項2】 前記連結線材が鎖であることを特徴とす
    る前記請求項1に記載のハンガー吊下用具。
  3. 【請求項3】 前記連結線材が前記吊り部材に取り外し
    可能に固定されているものであることを特徴とする前記
    請求項1または請求項2に記載のハンガー吊下用具。
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