JPS5845567Y2 - 防鳥網用支線支持器 - Google Patents

防鳥網用支線支持器

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JPS5845567Y2
JPS5845567Y2 JP1979132672U JP13267279U JPS5845567Y2 JP S5845567 Y2 JPS5845567 Y2 JP S5845567Y2 JP 1979132672 U JP1979132672 U JP 1979132672U JP 13267279 U JP13267279 U JP 13267279U JP S5845567 Y2 JPS5845567 Y2 JP S5845567Y2
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JP
Japan
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JP1979132672U
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JPS5650257U (ja
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弘 草間
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防鳥網用支線支持器に関し、一層詳細には、防
鳥網を支える支線をさらに支えるために使用する防鳥網
用支線支持器に関する。
従来から鳥類による被害から水田を守るために水田の上
面に防鳥網を張り廻らす方法がとられている。
防鳥網を水田上面に張り廻らす最も原始的な方法は、防
鳥網を水田の上面に広げると共に、水田の周囲に打った
杭の頭部に防鳥網の端縁部を結び付けて水田の上面に張
設するようにしたものである。
この方法は、防鳥網の中途部がたるんで水稲の稲穂や、
茎部に防鳥網の一部が接触し、風などが吹く時に防鳥網
に水稲が当り、水稲を傷める恐れがある。
そのため従来は頭部を布等で包んだ支柱をいくつか水田
内の適宜箇所に立設し、防鳥網の中途部を支柱で支える
ようにする方法がとられている。
しかしながら上記方法は防鳥網を水田の上面に張った後
、防張網下方に侵入して支柱を水田内に立設しなければ
ならないなど困難な作業を伴うものであり、また防鳥網
の中途部の一部分のみを支柱で支えるようにしているた
め、支柱で支えられていない防鳥網の他の部分はたるん
でし1い、防鳥網を完全に水稲上方に浮かせることがで
きない。
また、防鳥網を張る他の方法として、水田の周囲に打っ
た杭の頭をワイヤー等の支線で結んで支線を水田の上面
に縦横に張り廻らし、その支線の上に防鳥網を滑らせて
拡げ、防鳥網の周囲を杭に固定する方法がある。
この場合にも、防鳥網が垂れ下って稲穂に接触しないよ
うに倒木かの支柱を適宜水田内に立設し、支線の中途部
を支えることが必要である。
しかしながらこの場合には支柱に支線を固定するために
支柱の先端を支線上部に突出させなければならない。
そのために、支線より突出した支柱の先に防鳥網が引っ
掛り、防鳥網の張設作業がう1くいかなかったり、曾た
強風を受けたときなどに防鳥網が支柱に引っ掛り破損す
る難点がある。
なお、上記難点を解消するために水田内に立設する支柱
の頭部に固着し、支線上部に支柱が突出しないように支
線中途部を支持することができる支線支持器(特開昭5
1−100477 )も開発されているが、これは支線
の交叉部分を支線支持器の溝部に単に嵌挿させるように
して支線を支持するようにしたものであり、強風などが
吹いて支線が揺れたりした場合に、支線が支線支持器よ
り抜は落ちてし1う難点があり、完全なものと言えない
特に最近は、防鳥網を水田上面に張設し易くするために
、防鳥網は通常ロール状に巻かれておらず、蛇腹状に折
り畳重れて販売されており、防鳥網の両側端縁にはルー
プが一定の間隔ごとに設けられていてワイヤーを防鳥網
のループ内に挿通した後、水田の周縁に沿って先づ上記
ワイヤーを張り、そのワイヤーて防鳥網の側端縁を支持
させながら、ワイヤーに沿って防鳥網を水田上面に容易
に広げることができるようになっている。
そのため、強風などが次いて防鳥網が支線上を移動する
方向は、主として防鳥網の側端縁のループに挿通したワ
イヤ一方向であり、ワイヤーと直交する方向にはワイヤ
ーに防鳥網の側端縁が固定されているため移動してもわ
ずかである。
このように張設した防鳥網の中途部を支える支線をさら
に支持する支線支持器として上述の皿状の支線支持器(
特開昭5l−100477)は、一方向のみ支線上を平
滑に防鳥網が移動できれば充分であるのに、いずれの方
向へ移動しても良いように出来ており無駄な部分が多く
高価なものとなっている。
本考案の目的は、上述難点を解消すべく、水田の周囲の
杭間に張り廻らす支線の中途部を完全に支持することが
でき、風などが吹いても支線が外れることがなく、かつ
構造が簡単で無駄がなく支柱頭部に取り着けて使用する
、垂直杆の上端に、両側が下方に漸次降下している上面
が滑らかな円弧状杆を、全体形状がほぼT字状を成すよ
うに水平方向に固着し、円弧状杆の長手方向に沿って円
弧状杆の上縁から下方に向ってすり割りを設け、すり割
り内に支線を挿通したときに支線が移動しないようにす
り割りの間隔を締め付ける手段を設け、垂直杆に前記支
線と交叉する支線を固定する支線係止具を設けたことを
特徴とする防鳥網用支線支持器を提供するにある。
以下本考案の実施例につき、図面に従い説明する。
10は垂直杆であり、後述する水田内に立設された支柱
の頭部に固着できるようにパイプ状を威している。
12ば、円弧状杆であり、合成樹脂製のパイプを曲げて
形成されている。
円弧状杆12の中央部は、上記垂直杆10の上端に水平
方向に固着されてあり、その両側が下方に漸次降下して
いる。
円弧状杆12の上面は滑らかに形成されており、防鳥網
が円弧状杆12の表面をいずれの方向へも円滑に摺動で
きるようになっている。
円弧状杆12には、長手方向中央部に、円弧状杆12の
上縁から下方に向って円弧状杆12の端部に昔で達しな
いすり割り14が設けられている。
また、垂直杆10の上端部にも、上記円弧状杆12のす
り割り14を含む、垂直面と同一面上に、縦方向に垂直
杆10の中途部捷で達し、円弧状杆のすり割り14と通
ずるすり割り16が設けられている。
なト、円弧状杆12に設けであるすり割り14ば、円弧
状杆12の端部に達するものでも良く、この場合は、後
述する上記すり割り14を締め付けるための締め付はボ
ルトを円弧状杆12の端部などに設け、円弧状杆12の
すり割り14に挿通する支線が円弧状杆12下方に外れ
ず締付はボルトに係止されるようにすると良い。
垂直杆10の上端は、円弧状杆12中央部を嵌挿するた
めにコの字状にえぐられており、そのえぐられた円弧状
杆12の嵌入部18に円弧状杆12の中央部が嵌挿され
、嵌入部18の左、右の側壁のそれぞれと、すり割り1
4により分離された円弧状杆12の左右のそれぞれの側
壁面とが雄ネジ20a、20bによりネジ止めされてい
る。
円弧状杆12と垂直杆10とを一体成形せずこの様に分
離可能としたのは、当該支線支持器の製作を容易とする
ためと、運搬時に支線支持器を分解して嵩張ることがな
いようにすることができるようにするためである。
22は締め付はボルトであり、垂直杆10のすり割り面
に対して垂直方向に、垂直杆10を貫通させて垂直杆1
0の側壁に取り付けられており、上記締め付はボルト2
2により、垂直杆10のすり割り16および垂直杆に固
着した円弧状杆12のすり割り14を共に締め付けるこ
とができるようになっている。
この様にすり割り14.16を締付はボルト22で自在
に締め付けることができるようにするために、円弧状杆
12、および垂直杆10は弾力性ある材料を用いること
が必要であり、当該実施例においては両杆共合成樹脂製
パイプを用いている。
なお、上記締付はボルト22ば、場合によっては垂直杆
10の側壁でなく、円弧杆12の側壁に設けるようにし
ても良い。
また、すり割り14.16を締め付ける手段としては、
上述の締付ボルト22に螺合するナツトを蝶ナツトとす
れば工具等を用いずに容易にすり割り14.16を締め
付けることができる。
そのほか、周知の締付バンド、クリップ、ゴムバンド等
を用いるもの等種々のものが考えられる。
なお、締め付けを一層確実にするために円弧状杆12の
スリ割り14の両端部近傍にもそれぞれ締め付はボルト
(図示せず)を設けて、スリ割り14を締め付けるよう
にしてもよい。
また、スリ割りを、垂直杆10には設けず円弧状杆12
にのみ設け、スリ割りの両端部近傍に締め付はボルト(
図示せず)を設けて締め付けるようにしてもよい。
そのほか、支線50自身を円弧状杆12外周上に巻きつ
けるようにした上で、支線50をすり割り14で挾持し
張設するとか、円弧状杆12のすり割り14を横切るよ
うに針金を設け、この針金に支線50をからげて支線5
0を引くと、針金が撓んですり割り14が狭くなるなど
、支線50の張力によって支線50がすり割り14に強
固に挾持されるようにしてもよい。
次に、30は支線係止具であり、垂直杆10の中途部の
側壁面に、垂直杆10に固着する円弧状杆12と平行に
垂直杆10を貫通して設けられている。
支線係止具30ば、第1図に示すごとく円柱状の棒の先
端をブック状に曲折させると共に、その後端に雄ネジ3
2を刻切したものであり、垂直杆10の側壁面に水平に
穿設した貫通孔34に上記支線係止具30を貫挿し、そ
の後端をナツト36でネジ止めすることができるように
なっている。
なお、当該実施例においては支線係止具30のフック状
に曲折した先端部分は、別途垂直杆10の側壁に穿設し
た嵌入孔38に嵌入できるようになっており、支線係止
具30先端のフック40内に係止させる支線が絶対にフ
ック40内から外れないように係止できるようになって
いる。
オた、この様な支線係止具30としては、他に種々のも
のが考えられ上記実施例に限られるものではないことは
もち論である。
この様な支線支持器を、水田の上面に張り廻らした支線
の交叉部に円弧状杆を防鳥網の側端縁に張設したワイヤ
一方向に向けて固定し、支線支持器を介して水田内に立
設した支柱頭部に支線を支持させるようにする。
支線支持器の支線50の交叉部の固定方法は、円弧状杆
12のすり割り14部分に交叉部分の支線50の防鳥網
の張設用のワイヤ一方向の支線を嵌挿し、締付はネジ2
2を用いてすり割り14を締め付けて支線50がすり割
り14より抜は出ないようにする。
筐た上記支線14と交叉する他の支線52を、垂直杆1
0の側壁の支線係止具30に係止させるようにして支線
支持器を支線50゜52の交叉部に固定する。
支線支持器のパイプ伏の垂直杆10の下端部内には、支
柱60の頭部を押し込むようにして垂直杆10を支柱6
0に固着する。
なチ・、第4図に示すごとく、支柱60頭部に別途連結
管γ0を嵌着し、連結管70の上端部内に垂直杆10下
端を、上下自在に移動できるように遊嵌するようにする
か、あるいは逆に垂直杆10の下端に別途連結管70を
嵌着し、連結管γ0の下端部内に支柱60を遊嵌するよ
うにして支柱60に支線支持器を支持させるようにして
も良い。
第5図は、防鳥網用支線支持器の垂直杆10を下方から
挿通して支持するための大径の支柱60の1例を示して
いる。
大径の支柱の上端に小径の支杆を針金で巻付けて固定し
ており、容易に固定支持が行なえる。
この様に本考案に係る支線支持器を水田上面に張設する
防鳥網を支える支線の交叉部に固定させて、支線支持器
を介して支柱に支線を支持させるようにすれば、支柱頭
部に防鳥網が引っ掛り、強風が吹いた時などに防鳥網を
破損することがない。
また、水田上面に張り廻らせた支線上に防鳥網を広げよ
うとする際に、防鳥網が支柱頭部に引っ掛ることがなく
円滑に防鳥網の張設作業が行える。
さらに、強風が吹いても支線が支線支持器から外れるこ
とがなく、安定して支線を支持することができる。
さらにまた、当該支線支持器は特に防鳥網が移動し易い
張設用のワイヤ一方向に防鳥網が円滑に摺動できるよう
に円弧状杆が曲折しており、無駄がなく構造が簡単であ
って安価に製作できる等の著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、考案
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は支線支持器の正
面図であり、第2図はその側面図、第3図はその平面図
を示す。 第4図は連結管を介して支柱に支線支持器を支持させる
方法を示す一部破断正面図である。 第5図は支線支持器を支持する支柱の他の実施例を示す
縮小部分破断正面図である。 10・・・・・・垂直杆、12・・・・・・円弧状杆、
14,16・・・・・・すり割り、18・・・・・・嵌
入部、20a、20b・・・・・・雄ネジ、22・・・
・・・ボルト、30・・・・・・支線係止具、32・・
・・・・雄ネジ、34・・・・・・貫通孔、36・・・
・・・ナツト、38・・・・・・嵌入孔、40・・・・
・・フック、50・・・・・・支線、52−・・・・・
支線、60・・・・・・支柱、70・・・・・・連結管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直杆の上端に、両側が下方に漸次降下している上面が
    滑らかな円弧状杆を、全体形状がほぼT字状を成すよう
    に水平方向に固着し、円弧状杆の長手方向に沿って円弧
    状杆の上縁から下方に向ってすり割りを設け、すり割り
    内に支線を挿通したときに支線が移動しないようにすり
    割りの間隙を締め付ける手段を設け、垂直杆に前記支線
    と交叉する支線を固定する支線係止具を設けたことを特
    徴とする防鳥網用支線支持器。
JP1979132672U 1979-09-26 1979-09-26 防鳥網用支線支持器 Expired JPS5845567Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979132672U JPS5845567Y2 (ja) 1979-09-26 1979-09-26 防鳥網用支線支持器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979132672U JPS5845567Y2 (ja) 1979-09-26 1979-09-26 防鳥網用支線支持器

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Publication Number Publication Date
JPS5650257U JPS5650257U (ja) 1981-05-02
JPS5845567Y2 true JPS5845567Y2 (ja) 1983-10-17

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ID=29364281

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JP1979132672U Expired JPS5845567Y2 (ja) 1979-09-26 1979-09-26 防鳥網用支線支持器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082714A (ja) * 1983-10-13 1985-05-10 Daihachiro Murase 固形燃料供給装置

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JPS5134381A (ja) * 1974-09-18 1976-03-24 Hitachi Ltd Seigyosochihenodeetasetsuteisochi
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JPS5380932A (en) * 1976-12-27 1978-07-17 Hitachi Ltd Input/output control unit

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