JPH0372789B2 - - Google Patents

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JPH0372789B2
JPH0372789B2 JP60010542A JP1054285A JPH0372789B2 JP H0372789 B2 JPH0372789 B2 JP H0372789B2 JP 60010542 A JP60010542 A JP 60010542A JP 1054285 A JP1054285 A JP 1054285A JP H0372789 B2 JPH0372789 B2 JP H0372789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
rim
wire
aluminum
coated steel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60010542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61169584A (ja
Inventor
Mikishiro Hirato
Kenichiro Sagawa
Katsuo Kimura
Masashi Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Koiwa Kanaami Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Koiwa Kanaami Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd, Koiwa Kanaami Co Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP1054285A priority Critical patent/JPS61169584A/ja
Publication of JPS61169584A publication Critical patent/JPS61169584A/ja
Publication of JPH0372789B2 publication Critical patent/JPH0372789B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフエンスの改良された構築方法に関す
るものである。
[従来の技術] 従来より一般に使用されているフエンスは、例
えば第2図に示すように、主柱2,2間に胴縁
3′,3′を取付け、その間に金網(例えば図に示
すような菱形金網)を張つたものであつた。この
ような胴縁3′を設けるのは、金網自体がビニル
被覆線や亜鉛メツキ線等より構成されているた
め、それのみでは破断強度が弱く、胴縁による補
強が必要なためである。さらに、フエンスが設け
られる場所は雑草などの生い繁るところが多く、
湿度が高いために、短期間に腐食し、そのために
強度が低下することもあつて、かかる胴縁による
補強が不可欠なものであつた。
出願人は、上記のような実情に着目し、先に強
度が格段に大きくかつ耐蝕性能を飛躍的に向上せ
しめ得るアルミ被覆鋼線製に金網を提案し、かか
る金網を用いたフエンスを市場に供給した。
[発明が解決しようとする問題点] 上記新提案のアルミ被覆鋼線製の金網は、それ
自身長期間の寿命を保持し得るが、折角金網の寿
命を延ばしても、胴縁の寿命がそれについていけ
ないという結果がみられるようになつた。このた
め折角の金網の長所が阻害されてしまい、金網の
寿命に見合つただけフエンス全体の寿命を保持し
得るフエンスの出現を望む声が強く、それと同時
により構成が簡易で軽量なフエンスの出現を求め
る声が強かつた。
そして、かかる問題点を解決するもつとも簡単
な方法として着目されたのが、胴縁の金網と同じ
性能を有するアルミ被覆鋼線を造ることであつ
た。
すなわち、前記アルミ被覆鋼線製の金網の一つ
の大きな特徴は、金網全体の強度が大きく、従来
のような強力な材料により構成された胴縁による
補強おるいは外部形状の固定を必要としないこと
である。従つて、胴縁を従来例のようにがつちり
した剛性の棒状体で構成せず可撓性の線条体によ
り構成しても、フエンスとしての形状を十分保ち
得ることがわかつた。すなわち、アルミ被覆鋼線
製の金網を用い胴縁もアルミ被覆鋼線で構成して
も強度的に問題のないことがなかつたが、その場
合つぎのような新な問題の存在することも判明し
た。
アルミ被覆鋼線の単線あるいは撚線を用いて胴
縁とした場合には、材料自体が可撓性を有するた
め、それを一定形状に保持するには、アルミ被覆
鋼線の胴縁に所定の張力が付与しておく必要があ
る。このように張力の付与は、フエンスが直線状
態に布設されている場合は張力の均衡により余り
問題はないが、第3図に示すように直角に方向転
換して布設されるような場合には、隅柱1におい
て第3図にそれぞれ矢印で示したような張力が付
加され、隅柱1はその合成力が働いて、図面上手
前側に掛れかかるような力が加わる。このような
力に抗するためには、控柱6以外に倒壊方向に支
える支柱10を配置することが必須となるのであ
る。かかるフエンスは、一般に公園やテニスコー
トなどのように人の出入の多い所に構築されるこ
とが多く、このように内側に突き出た支柱10が
あると、うつかり躓いたりして人身の怪我の原因
になりかねない。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記のような事情に鑑み、剛性材料に
よらずに可撓性の線条体を用い張力付加状態で胴
縁を構成しても、前記支柱を設けることなくフエ
ンスを布設することができるフエンスの構築方法
を提供しようとするものであつて、その要旨とす
るところは、すくなくとも横胴縁を張力付加状態
の線条体により構成し、当該横胴縁の張力を隅柱
部分において当該柱の下部で支承せしめるフエン
スの構築方法にある。
[実施例] 以下に本発明について実施例により説明する。
第4図は、本発明に係る構築方法によりフエンス
を布設した状態を示す説明図である。支柱2,2
の間には胴縁3,3となるアルミ被覆鋼線がター
ンバツクル5,5により引留められ張力状態で張
り渡され、アルミ被覆鋼線製の金網4がそれらの
間に取付けられている。本発明においては、隅柱
1において胴縁3を引留めているターンバツクル
5,5は隅柱1の下部においてのみ固定され、胴
縁の張力を支えるように構築される。このように
ターンバツクルが固定されれば、その張力は第4
図中に矢印をもつて示したような方向に付加さ
れ、前記第3図の場合とその方向が相違するか
ら、前記のような隅柱1の倒れる方向への分力の
発生は生じない。従つて、前記支柱10を設ける
必要がないのである。このような張力支持は、長
尺にわたり1本の長い連続状態の線条体で胴縁を
構成しその一端を引留める構成であつてもよい
し、第1図の詳細図のように、胴縁の水平部分は
主柱2で一旦固定し、主柱と隅柱との連結のみを
別個の引留線条3aにより張力支持せしめるよう
にしたものであつてもよい。胴縁と金網の連結は
適当な常用手段により行えばよく、胴縁としての
線条の構成も単線でも撚線でもよいし、必要によ
つては有棘線の構造に構成してもよい。なお、主
柱2と隅柱1との間の上側胴縁3の部分別途ゆる
い張力付加により独立に配設された別線条を設け
ればよく、このような張力によつて隅柱1に前記
倒壊力の発生するおそれはないのである。また、
とくに邪魔となるおそれのない控柱6について
は、これを設けることは差支えなく、この場合に
第1図にみるように、控柱6の基礎と隅柱1の基
礎とを連結状態にしておけば、胴縁3の張力によ
り上方への分力によつて隅柱1が引き抜けたりす
る危険性が防止できる。この控柱は図にみえるよ
うに棒状体に限らず、アルミ被覆鋼線を用いるも
のであつてもよい。
上記の実施例は横胴縁のみをアルミ被覆鋼線と
する例を示したが、縦胴縁をも部分的に同じアル
ミ被覆鋼線をもつて構成するようにしてもよいこ
とはいうまでもない。さらに、前記の実施例は金
網としてアルミ被覆鋼線を用いたものとして説明
したが、その使用環境によつては金網として亜鉛
メツキ鋼線を用いたものであつてもよい。上記の
実施例において、胴縁材料はアルミ被覆鋼線を使
用するものとし説明したが、本発明の技術的思想
からすれば耐食性と機械的強度を有するものであ
ればよく、例えばステンレス線のごときものを用
いてもよいことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上、本発明に係る構築方法によるフエンスを
構築すれば、その本来の目的である耐蝕性能の大
幅な向上が達成され、フエンスの寿命を著しく延
ばし得ることは勿論、胴縁が全体に連続構築とな
ることにより従来のように胴縁を一つ一つボルト
などにより連結してやる手間が省略され全体構造
そのものが簡略かつ軽量なものとなるという副次
的効果をも発揮し、さらに胴縁が線条体であるか
らこれを乗り越えようとしても不安定で乗り越え
にくく、一部に有差鉄線を併設することでいわゆ
る忍び返しを省略できるなど、従来にない効果を
期待できるものであり、その効用はまことに大き
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法によりフエンスを構
築した場合の控柱近傍の様子を示す説明図、第2
図は従来のフエンスの構成を示す説明図、第3図
は控柱の上部に胴縁の一方を支承せしめた状態を
示す説明図、第4図は本発明に係る方法によりフ
エンスを構築した状態を示す説明図である。 1;控柱、2;主柱、3,3′;胴縁、4;金
網、5;ターンバツクル、10;支柱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 すくなくとも横胴縁を張力付加状態の線条体
    により構成し、当該横胴縁の張力を隅柱部分にお
    いて当該柱の下部で支承せしめるフエンスの構築
    方法。 2 線条体がアルミ被覆鋼線の単線あるいは撚線
    により構成される特許請求の範囲第1項記載のフ
    エンスの構築方法。
JP1054285A 1985-01-23 1985-01-23 フェンスの構築方法 Granted JPS61169584A (ja)

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JP1054285A JPS61169584A (ja) 1985-01-23 1985-01-23 フェンスの構築方法

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JPS61169584A JPS61169584A (ja) 1986-07-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06254128A (ja) * 1993-03-10 1994-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気泡発生ノズル装置
JPH0674760U (ja) * 1993-09-09 1994-10-21 三和鋼器株式会社 昇塔柱防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256942U (ja) * 1975-10-23 1977-04-25

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JPS61169584A (ja) 1986-07-31

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