JPH084535Y2 - フェンス - Google Patents

フェンス

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JPH084535Y2
JPH084535Y2 JP8937989U JP8937989U JPH084535Y2 JP H084535 Y2 JPH084535 Y2 JP H084535Y2 JP 8937989 U JP8937989 U JP 8937989U JP 8937989 U JP8937989 U JP 8937989U JP H084535 Y2 JPH084535 Y2 JP H084535Y2
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JP
Japan
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flat plate
furring strip
plate portion
posts
wire mesh
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JP8937989U
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JPH0329667U (ja
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祐一 嶋村
恭一 生駒
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ポストの相互間に簡単に取付けることがで
きる金網を配設したフェンスに関する。
〔従来の技術〕
従来、高速道路や鉄道敷への立ち入り防護棚とて、あ
るいはテニスコートの外棚などとして配置されているフ
ェンスは、ポストやポスト間に掛け渡す梁材として主に
L形鋼が用いられており、L形鋼の裏面んが裏側になる
ようにポストや梁材を設置し、金網の端部をポストや梁
材の裏側に掛止させていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のフェンスではポストの梁材の外観が表
側と裏側とで全く異なり、裏側からはL形鋼の裏面や金
網の端部がそのまま見えて、外観が非常に見苦しいもの
であった。またフェンス全体の高級感や重厚さに乏しい
という点も改良の余地があった。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、表側と
裏側の外観が同じかまたはほぼ同じで、表裏のどちらか
ら見ても外観が見苦しくなく、しかも高級感、重厚さを
持ち併せたフェンスを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のフェンスは、前面平板部と後面平板部とそれ
らを中央で結ぶ中央平板部とによって形成された断面略
H形のポストが所定間隔を隔てて立設され、該ポストの
前記三つの平板部によって囲まれた溝のそれぞれの上部
と下部に断面略逆U字状の上胴縁及び断面略U字状の下
胴縁を平行にポスト間に掛け渡し、これらの二本のポス
トと上下の胴縁でつくられた四角形の4つの角にあたる
位置の前面平板部、胴縁及び後面平板部のすべてにそれ
ぞれ小孔を穿設し、該小孔にボルトを連通させると共
に、前記四角形内に金網を展延状態で配設し、該金網の
左端及び右端には、それぞれの網目の端部に前記上下の
ボルト間よりも長い棒体を挿通させ、該左端の棒体及び
該右端の棒体をそれぞれ、前記ポストの中央平板部と前
記ボルトとの間に位置させ、前記金網の上端及び下端に
も胴縁の長さと略同長の棒体を網目に挿通させ、上端の
棒体は上の胴縁内に、下端の棒体は下胴縁内に収納させ
ると共に上端の棒体は、前記上のボルトの上側に、下端
の棒体は前記下のボルトの下側に位置させて金網を張設
したものである。
〔作用〕
本考案のフェンスによれば、金網の上端及び下端は胴
縁内に収納され、左右の端部はポストの溝内にあるた
め、表から見ても裏から見てもほとんど同様に見えると
同時に、金網の端が見えないため美観が優れたものとな
る。又、金網の端部に棒体を挿通し、該棒体を、ポスト
及び上下の胴縁に連通したボルトで支持する構造とした
ので金網が緊張状態に張られるか否かにかかわらず金網
が、胴縁から外れたり、ポストから外れたりすることが
ない。すなわち、隣接する二本のポストと上下の胴縁と
によって囲まれた四角形内に金網を展延状態で配設し、
該金網の左端及び右端に棒体を挿通させ、該棒体をポス
トの溝内に位置させる。そして該左右二本の棒体は金網
を左右に引っ張り合うように、ポストの前面平板部及び
後面平板部の上方と下方に取付けられる四本のボルトに
よって、その動きが止められてある。金網の上下方向に
おいても同様に上端下端の棒体は、該四本のボルトでそ
の動きが止められてある。従って金網が胴縁やポストか
ら外れたりすることはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の実施例によるフェンスの正面図であ
る。1,1′はそれぞれ上胴縁、下胴縁であり、2,2′はポ
スト、3,3′は金網である。4,4′、5,5′、6,6′、7,
7′はそれぞれポストの上部と下部とに挿通されたボル
トである。
第2図や第3図はいずれも本考案のフェンスに使用さ
れるポスト2の要部を示す斜視図であって、10は前面平
板部、11は後面平板部、12は中央平板部である。
前面平板部10、後面平板部11及び中央平板部12はそれ
ぞれ中空の連なったもので、断面は、略H形をしている
ものである。前面平板部10及び後面平板部11の横巾は40
〜50mmであり、ポストとしての高さは1〜1.2mである。
前面平板部10の上部にはボルト挿通用の小孔40,42が、
後面平板部11の上部には小孔41,43が穿設されてあり、
小孔40と小孔41及び小孔42と小孔43とはそれぞれ1本の
ボルトが挿通できるように穿設されている。第3図のポ
スト2は前面平板部10や後面平板部11の正面及び背面が
曲面状となっているだけで、その他の部分は第2図と同
様であるため説明は省略する。これらポスト2の上には
キャップ(不図示)が載置される。ポストは第2図や第
3図のような中空のものだけでなく中実のものでもよ
く、形を断面略H形であれば特に限定されない。材質は
鉄、アルミニウム、ステンレス等が好適に採用される。
第4図は本考案のフェンスに使用される上胴縁の一端
部を示す斜視図であって、断面は略逆U字状をしてい
る。該上胴縁1の端には小孔46,47があり、ボルトが挿
通されるようになっている。
第5図は本考案に使用される金網3の部分正面図であ
って、網目の上端部には棒体20が挿通され左端部には棒
体30が挿通されている。
金網3を構成する線材は通常フェンスとして使用され
る鉄線にポリ塩化ビニル樹脂被覆の施されたものであ
る。鉄線の外径が2〜4mm、樹脂の被覆厚みが0.3〜0.6m
m程度のものが好適に使用される。亦、棒体は金網の下
端部にも右端部にも挿通されるものである。
金網3の上、下、左右の4辺に使用される棒体は直径
が6〜8mmの鉄の棒であって表面にはメッキなどの防錆
処理が施されてあるものが望ましい。断面形状は丸棒で
も角棒でもその他の形状でもよい。
棒体20及び棒体30の交点付近にはボルト4が図示され
てあるが、ボルト4は第4図で示された上胴縁の小孔46
に挿通されるもので、金網3の上端部が上胴縁の中に装
着された後に、存在するであろうと思われるボルト4の
位置を表しているものである。すなわちボルト4は棒体
20の下に位置し、棒体20が下方に下がるのを防止し、
又、左端部の棒体30の右側に位置し、棒体30が右方に動
くことを規制しているものである。
第1図に示されたボルト4,5,6,7の位置は上の棒体で
囲まれる四辺形のコーナーのすべて内側に位置するもの
である。それによって金網3は上、下、左右に引っ張ら
れ、緊張状態で張設されるものである。
第6図は本考案のフェンスに使用される下胴縁1′の
端部を示す斜視図であって、その断面は略U字状をして
いるものである。そして、その端に小孔48,49があり、
ボルトが挿通されるようになっている。
第4図、第6図の上胴縁及び下胴縁の大きさは巾が2
〜3cm、高さ4〜5cm、長さが約2mであって、アルミニウ
ム又は鉄、ステンレス等の金属が好適に採用される。上
胴縁も下胴縁も金網3の端部を隠す役目もあり、その形
状は略断面U字状のものであれば多少変形した形であっ
ても本考案の趣旨を逸脱するものではない。下胴縁に
は、設置後雨水が溜まりやすいため約50cm間隔で水抜き
穴を底壁に設けておくことが望ましい。
第7図は本考案のフェンスの要部を示す斜視図であっ
て、ポスト2の前面平板部10と後面平板部11との間に形
成される溝22に上胴縁1が挿着され、網目に棒体20及び
30が挿通された金網3が該溝22及び上胴縁1内に入る位
置に引っ張られ、ボルト4が前面平板部10の上部の小孔
40に挿し込まれ、さらに上胴縁1の小孔46、そして後面
平板部11の上部の小孔41を通りナット8によって螺着さ
れる。ポストの両側の金網が取付けられた後、キャップ
9がポストの上に取付けられる。金網3の四角のポスト
への接続は略同様に行うため、他の部分の説明は省略す
る。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案のフェンスは
断面略H形のポストを使用し、前面平板部と後面平板部
との間の溝に上胴縁及び下胴縁を掛け渡し、金網の端部
をすべてポストの上記溝や上下の胴縁で隠れているた
め、フェンスの重厚さや美観に優れるという効果を奏す
る。亦、正面から見ても背面から見てもポストや胴縁は
同一に見えるためフェンスに表裏がないので従来のフェ
ンスのような外観の見苦しさがないという利点がある。
亦、金網の端に棒体を挿通し、コーナー部をボルトで止
める構成となっているので、取付け取外しがボルトの着
脱だけで行えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるフェンスの正面図、第2
図、第3図はそれぞれ本考案に使用されるポストの部分
斜視図、第4図は本考案に使用される上胴縁の部分斜視
図、第5図は本考案に使用される金網の部分正面図、第
6図は本考案に使用される下胴縁の部分斜視図、第7図
は本考案のフェンスの要部を示す斜視図である。 1……上胴縁、1′……下胴縁、2,2′……ポスト、3
……金網、4,5,6,7……ボルト、10……前面平板部、11
……後面平板部、20,30……棒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面平板部と後面平板部とそれらを中央で
    結ぶ中央平板部とによって形成された断面略H形のポス
    トが所定間隔を隔てて立設され、該ポストの前記三つの
    平板部によって囲まれた溝のそれぞれの上部と下部に断
    面略逆U字状の上胴縁及び断面略U字状の下胴縁を平行
    にポスト間に掛け渡し、これらの二本のポストと上下の
    胴縁でつくられた四角形の4つの角にあたる位置の前面
    平板部、胴縁及び後面平板部のすべてにそれぞれ小孔を
    穿設し、該小孔にボルトを連通させると共に、前記四角
    形内に金網を展延状態で配設し、該金網の左端及び右端
    には、それぞれの網目の端部に前記上下のボルト間より
    も長い棒体を挿通させ、該左端の棒体及び該右端の棒体
    をそれぞれ、前記ポストの中央平板部と前記ボルトとの
    間に位置させ、前記金網の上端及び下端にも胴縁の長さ
    と略同長の棒体を網目に挿通させ、上端の棒体は上胴縁
    内に、下端の棒体は下胴縁内に収納させると共に上端の
    棒体は、前記上のボルトの上側に、下端の棒体は前記下
    のボルトの下側に位置させて金網を張設したことを特徴
    とするフェンス。
JP8937989U 1989-07-28 1989-07-28 フェンス Expired - Lifetime JPH084535Y2 (ja)

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JP8937989U JPH084535Y2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 フェンス

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Publication Number Publication Date
JPH0329667U JPH0329667U (ja) 1991-03-25
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