JPH10329766A - クローラ走行装置 - Google Patents

クローラ走行装置

Info

Publication number
JPH10329766A
JPH10329766A JP9146500A JP14650097A JPH10329766A JP H10329766 A JPH10329766 A JP H10329766A JP 9146500 A JP9146500 A JP 9146500A JP 14650097 A JP14650097 A JP 14650097A JP H10329766 A JPH10329766 A JP H10329766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
connecting frame
traveling device
crawler
crawler belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9146500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3312108B2 (ja
Inventor
Nobumi Komoto
香本  信美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14650097A priority Critical patent/JP3312108B2/ja
Publication of JPH10329766A publication Critical patent/JPH10329766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3312108B2 publication Critical patent/JP3312108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結フレームのコストダウンを図る。 【解決手段】 機体フレーム2に左右一対のトラックフ
レーム7を連結フレーム6を介して連結してあるクロー
ラ走行装置であって、前記連結フレーム6を、中央部が
左右両端部よりも上方に位置する湾曲状に構成するとと
もに角パイプから構成し、この連結フレーム6の左右両
端に前記トラックフレーム7を連結し、前記連結フレー
ム6のうち、トラックフレーム7に巻回支持されるクロ
ーラベルト9の内端に対向する部分に、クローラベルト
9の連結フレーム6への接触を阻止するプロテクター1
1を付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインなどの
走行装置として用いられるクローラ走行装置で、詳しく
は、機体フレームに左右一対のトラックフレームを連結
フレームを介して連結してあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクローラ走行装置では、所定の形
状に切断したり折り曲げたりした板材を溶接などで接合
することにより、ボックス構造などの立体構造の連結フ
レームを構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、連結フレームの形状を自由に選定でき
るものの、複数の板材を組み合わせて連結フレームを構
成するため、連結フレームの製作に手数を要してコスト
が高く付くといった欠点があった。
【0004】本発明の目的は、連結フレームのコストダ
ウンを図る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕機体フレームに左右一対のトラッ
クフレームを連結フレームを介して連結してあるクロー
ラ走行装置であって、前記連結フレームを、中央部が左
右両端部よりも上方に位置する湾曲状に構成するととも
に角パイプから構成し、この連結フレームの左右両端に
前記トラックフレームを連結し、前記連結フレームのう
ち、トラックフレームに巻回支持されるクローラベルト
の内端に対向する部分に、クローラベルトの連結フレー
ムへの接触を阻止するプロテクターを付設してある点に
ある。
【0007】〔作用〕本第1発明によるときは、連結フ
レームを、中央部が左右両端部よりも上方に位置する湾
曲状に構成するとともに角パイプから構成してあるか
ら、角パイプを湾曲状に曲げる手数だけで連結フレーム
を構成することができる。
【0008】角パイプは湾曲状に曲げることができるも
のの、複雑な湾曲状に曲げることは難しく、そのような
複雑な形状にするとコストアップを招来する。その結
果、連結フレームを単純形状に曲げるのであるが、その
ようにすると、連結フレームのうち、トラックフレーム
に巻回支持されるクローラベルトの内端に対向する部分
がクローラベルトの内端に接近位置し易い構成となり、
特に、湿田用などの幅広クローラベルトの場合、クロー
ラベルトの内端の角部が常時連結フレームに接触しない
ものの走行に伴い上下に振れた際、連結フレームの磨滅
損傷を招来する連結フレームへのクローラベルトの接触
を誘発し易い。
【0009】上記の点に着目して、連結フレームのうち
クローラベルトの内端に対向する部分にプロテクターを
付設して、クローラベルト内端の角部の連結フレームへ
の接触を回避するようにしてあるから、連結フレームを
単純形状の湾曲状に構成しながらも、連結フレームの磨
滅損傷を防止できる。
【0010】〔効果〕従って、本第1発明によれば、連
結フレームのコストダウンを図ることができ、しかも、
そのようにしながらも、連結フレームの耐久性を向上で
きるようになった。
【0011】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0012】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、
前記クローラベルトの内端面と内周面とを傾斜面で接続
してある点にある。
【0013】〔作用〕本第2発明によるときは、クロー
ラベルトの内端面と内周面とを傾斜面で接続させて、ク
ローラベルトの内端の角部でなく傾斜面でプロテクター
に接触させる、つまり、面接触させるようにしてあるか
ら、接触時における接触圧を低減できる。
【0014】〔効果〕従って、本第2発明によれば、ク
ローラベルトとの接触によるプロテクターの磨滅をも抑
制できるようになった。
【0015】
【発明の実施の形態】作業機の一例であるコンバイン
は、図1に示すように、クローラ走行装置1を備えた機
体フレーム2に脱穀装置3、搭乗操縦部4を搭載し、機
体フレーム2の前部に、植立穀稈を刈り取って脱穀装置
3に供給する刈取部5を昇降操作自在に連結して構成さ
れている。
【0016】前記クローラ走行装置1は、図2,図3に
示すように、前記機体フレーム2に前後一対の連結フレ
ーム6を介して左右一対のトラックフレーム7を連結
し、これらトラックフレーム7のそれぞれに駆動スプロ
ッケト8A、テンション輪8B複数の転輪8Cを介して
クローラベルト9を駆動回動自在に巻回支持させて構成
されている。
【0017】前記連結フレーム6は、左右中央部が左右
両端部よりも上方に位置する湾曲状に構成されるととも
に、角パイプから構成されていて、左右一対の支持フレ
ーム10を介して機体フレーム2に連結されており、前
記トラックフレーム7は、この連結フレーム6の左右両
端に連結されている。
【0018】そして、図4,図5にも示すように、前記
連結フレーム6のうち、クローラベルト9の内端に対向
する部分には、クローラベルト9の連結フレーム6への
接触を阻止するプロテクター11が付設されている。こ
のプロテクター11は、連結フレーム6の上面及び前後
両面を覆うコの字形の下部プロテクター部11Aと、支
持フレーム10に固着連結するコの字形の上部部分11
Bとを備えており、上部部分11Bは支持フレーム10
の補強フレームとなっている。
【0019】かつ、前記クローラベルト9の内端面9a
と内周面9bとは、傾斜面9cで接続して、プロテクタ
ー11に接触する際、その傾斜面9cで接触することに
より接触面圧を小さくして接触によるプロテクター11
自体の磨滅をも抑制するように構成されている。
【0020】〔別実施形態〕上記実施の形態では、コン
バインへの適用例を示したが、本発明のクローラ走行装
置は、運搬車、ハーベスターなど各種の作業機の走行装
置に適用することができる。
【0021】上記実施の形態では、支持フレーム10と
プロテクター11とを固着連結したが、連結せずに実施
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】クローラ走行装置の側面図
【図3】クローラ走行装置の縦断正面図
【図4】要部の切り欠き平面図
【図5】プロテクターの斜視図
【符号の説明】
2 機体フレーム 6 連結フレーム 7 トラックフレーム 9 クローラベルト 9a 内端面 9b 内周面 9c 傾斜面 11 プロテクター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体フレームに左右一対のトラックフレ
    ームを連結フレームを介して連結してあるクローラ走行
    装置であって、前記連結フレームを、中央部が左右両端
    部よりも上方に位置する湾曲状に構成するとともに角パ
    イプから構成し、この連結フレームの左右両端に前記ト
    ラックフレームを連結し、前記連結フレームのうち、ト
    ラックフレームに巻回支持されるクローラベルトの内端
    に対向する部分に、クローラベルトの連結フレームへの
    接触を阻止するプロテクターを付設してあるクローラ走
    行装置。
  2. 【請求項2】 前記クローラベルトの内端面と内周面と
    を傾斜面で接続してある請求項1記載のクローラ走行装
    置。
JP14650097A 1997-06-04 1997-06-04 クローラ走行装置 Expired - Fee Related JP3312108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14650097A JP3312108B2 (ja) 1997-06-04 1997-06-04 クローラ走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14650097A JP3312108B2 (ja) 1997-06-04 1997-06-04 クローラ走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10329766A true JPH10329766A (ja) 1998-12-15
JP3312108B2 JP3312108B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=15409040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14650097A Expired - Fee Related JP3312108B2 (ja) 1997-06-04 1997-06-04 クローラ走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3312108B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161585U (ja) * 1981-04-06 1982-10-09
JPS5922073U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 日立建機株式会社 装軌式車両
JPH03114488U (ja) * 1990-03-08 1991-11-25
JPH0434184U (ja) * 1990-07-19 1992-03-19
JPH0657786U (ja) * 1993-01-20 1994-08-12 新キャタピラー三菱株式会社 低接地圧履帯式車両のフレーム構造
JPH08183484A (ja) * 1995-01-06 1996-07-16 Kubota Corp クローラ式走行装置
JPH0928165A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Kubota Corp コンバイン

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161585U (ja) * 1981-04-06 1982-10-09
JPS5922073U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 日立建機株式会社 装軌式車両
JPH03114488U (ja) * 1990-03-08 1991-11-25
JPH0434184U (ja) * 1990-07-19 1992-03-19
JPH0657786U (ja) * 1993-01-20 1994-08-12 新キャタピラー三菱株式会社 低接地圧履帯式車両のフレーム構造
JPH08183484A (ja) * 1995-01-06 1996-07-16 Kubota Corp クローラ式走行装置
JPH0928165A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Kubota Corp コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP3312108B2 (ja) 2002-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6127227B2 (ja)
JP2002029461A (ja) 弾性クローラ
JPH10329766A (ja) クローラ走行装置
JP3283630B2 (ja) クローラベルト
JP2000072053A (ja) 作業車のクローラ走行装置
JP2002053085A (ja) 建設機械用走行体の遊動輪支持装置
JPH11196657A (ja) 脱穀装置
JP3483754B2 (ja) 弾性クローラ
JPH0826154A (ja) ゴムクロ−ラ用芯金
JP4279535B2 (ja) ゴムクローラの構造
JP2002127955A (ja) ゴム履帯走行装置
JPH0127505Y2 (ja)
JP2525278Y2 (ja) クローラ走行装置
JP2000302069A (ja) クローラ走行装置
JP6797743B2 (ja) 弾性クローラ
JP4287710B2 (ja) 耳切れを防止したゴムクローラ
JPH04129888A (ja) ゴムクローラの芯金
JPH0535569U (ja) 弾性クローラ
JP3283149B2 (ja) ゴムクロ−ラ用芯金
JP2003182657A (ja) クローラ式走行装置
JPH08324467A (ja) ゴムクローラ
JPH11348847A (ja) ゴムクロ−ラ及びこれに用いる芯金
JPH04201786A (ja) ゴムクローラ
JPH0442223Y2 (ja)
JP2022059688A (ja) 弾性クローラ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140524

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees