JP2002127955A - ゴム履帯走行装置 - Google Patents

ゴム履帯走行装置

Info

Publication number
JP2002127955A
JP2002127955A JP2000323222A JP2000323222A JP2002127955A JP 2002127955 A JP2002127955 A JP 2002127955A JP 2000323222 A JP2000323222 A JP 2000323222A JP 2000323222 A JP2000323222 A JP 2000323222A JP 2002127955 A JP2002127955 A JP 2002127955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber belt
rubber
belt
width
rolling wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000323222A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Hori
一俊 堀
Hiroaki Watanabe
裕明 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2000323222A priority Critical patent/JP2002127955A/ja
Publication of JP2002127955A publication Critical patent/JP2002127955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム履帯の幅方向両端部の耳切れを低減する 【解決手段】 転輪(30)の左右ローラ(31,31) の外側端
面部(33)の直径dを転動面(34)の直径Dより小さくし、
転輪(30)の幅方向の所定の位置から外側端面部(33)の直
径dに向けて、滑らかな曲面部(35)で接続する。これで
走行時にゴム履帯(1) の左右端部に負荷が加わっても、
ゴムベルト(2) の外周部に応力集中が発生することは無
く、耳切れの恐れは少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルドーザや油圧
ショベル等の装軌車両に巻装されるゴム履帯走行装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブルドーザや油圧ショベル等の装
軌車両には、複数個の芯金をゴムで覆って無端状に成形
したゴム履帯が多く用いられてきたが、近年、リサイク
ル等の問題から芯金のないゴム履帯が用いられるように
なってきた。図11は芯金のないゴム履帯1の外周接地
面側を示す平面図である。図11において、図示しない
装軌車両の走行体に巻き付けられるゴム履帯1の、無端
状のゴムベルト2の内周側の幅方向の中央部には、図示
しない起動輪の歯に噛み合う駆動突起部3が、周方向に
一定の間隔で設けられ、外周接地面側にはラグ4が設け
られている。
【0003】図12は図11のE−E断面図であり、ゴ
ム履帯1と転輪10aとの関係を示した一部断面正面図
である。図12において、ゴムベルト2の内部には、複
数本の無端状の芯線5が、周方向に向けて幅方向に並列
に埋設され、周方向の引っ張り強度を強化している。転
輪10aは駆動突起部3を跨ぐ一対のローラ11a,1
1aと、ローラ11a,11aを結合する胴体12とか
らなっており、転輪10aの幅Gはゴムベルト2の幅F
に近く、F>Gである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、図12に示すように、ゴム履帯1の端部
が岩等に乗り上げ、転輪10aの外側端面部13より外
側の、ゴムベルト2の端部に白矢印に示すような力が加
わった場合、ゴムベルト2は転輪10aの外側端面部1
3で急激に曲げられるため、ゴムベルト2の外周面のH
部に大きな応力が発生して亀裂を生じ、ついには欠損に
至る恐れがある。この現象は一般に耳切れと呼ばれる。
【0005】本発明は上記の問題点に着目し、耳切れの
発生の恐れの少ないゴム履帯走行装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、本発明に係るゴム履帯の破損防
止構造の第1発明は、外周接地面側にラグを形成し、内
部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅にわたっ
て並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端状
のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴムベル
トの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪とから
なるゴム履帯走行装置において、前記転輪を、転輪の左
右の外側端面部の外径を転動面の外径より小さくし、断
面形状において外側端面部の外径と転動面の外径とを直
線で、又は直線及び滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線
で接続する転輪とした構成としている。
【0007】上記構成によれば、転輪の端部に面取り
部、又は曲面を設けたため、ゴム履帯の端部に力が加わ
った場合、ゴムベルトに発生する局部応力は小さくな
り、耳切れの恐れは少ない。
【0008】第2発明は、外周接地面側にラグを形成
し、内部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅に
わたって並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる
無端状のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴ
ムベルトの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪
とからなるゴム履帯走行装置において、前記ゴムベルト
を、ゴムベルトの幅方向の両端部側に、前記芯線よりラ
グ側に位置して、複数本の補強芯線を埋設してなるゴム
ベルトとした構成としている。
【0009】上記構成によれば、ゴムベルトの幅方向の
両端部が補強芯線により強化されているため、ゴムベル
トの幅方向の端部に負荷が加わった場合のゴムベルトの
耳切れの発生は低減する。
【0010】第3発明は、外周接地面側にラグを形成
し、内部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅に
わたって並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる
無端状のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴ
ムベルトの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪
とからなるゴム履帯走行装置において、前記ゴムベルト
を接地面側のラグとラグの間のゴムベルト厚さを、幅方
向の両端部側のみ厚くした補強部を有するゴムベルトと
した構成としている。
【0011】上記構成によれば、ゴムベルトの幅方向の
両端部が補強部によって強化されているため、ゴムベル
トの幅方向の端部に負荷が加わった場合のゴムベルトの
耳切れの発生は低減する。
【0012】第4発明は、外周接地面側にラグを形成
し、内部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅に
わたって並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる
無端状のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴ
ムベルトの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪
とからなるゴム履帯走行装置において、前記ゴムベルト
を接地面側のラグとラグの間のゴムベルト厚さを、幅方
向の両端部側のみ厚くした補強部を有すると共に、前記
補強部に前記芯線よりラグ側に位置して、複数本の補強
芯線を埋設してなるゴムベルトとした構成としている。
【0013】上記構成によれば、ゴムベルトの幅方向の
両端部が補強部と補強芯線とによって強化されているた
め、ゴムベルトの幅方向の端部に負荷が加わった場合の
ゴムベルトの耳切れの発生は低減する。
【0014】第5発明は、外周接地面側にラグを形成
し、内部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅に
わたって並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる
無端状のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴ
ムベルトの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪
とからなるゴム履帯走行装置において、前記転輪の左右
の外側端面部の外径を転動面の外径より小さくし、断面
形状において外側端面部の外径と転動面の外径とを直線
で、又は直線及び滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で
接続した転輪と、前記ゴムベルトの幅方向の両端部側
に、前記芯線よりラグ側に位置して、複数本の補強芯線
を埋設してなるゴムベルトとを組合せて構成している。
【0015】上記構成によれば、転輪の端部に面取り
部、又は曲面を設けたため、ゴム履帯の端部に力が加わ
った場合、ゴムベルトに発生する局部応力は小さくな
り、耳切れの恐れは少なく、さらに、ゴムベルトの幅方
向の両端部が補強芯線によって強化されているため、ゴ
ムベルトの幅方向の端部に負荷が加わった場合のゴムベ
ルトの耳切れの発生は低減する。
【0016】第6発明は、外周接地面側にラグを形成
し、内部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅に
わたって並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる
無端状のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴ
ムベルトの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪
とからなるゴム履帯走行装置において、前記転輪の左右
の外側端面部の外径を転動面の外径より小さくし、断面
形状において外側端面部の外径と転動面の外径とを直線
で、又は直線及び滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で
接続した転輪と、前記ゴムベルトの接地面側のラグとラ
グの間のゴムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚く
した補強部を有するゴムベルトとを組合せて構成してい
る。
【0017】上記構成によれば、転輪の端部に面取り
部、又は曲面を設けたため、ゴム履帯の端部に力が加わ
った場合、ゴムベルトに発生する局部応力は小さくな
り、耳切れの恐れは少なく、さらに、ゴムベルトの幅方
向の両端部が補強部により強化されているため、ゴムベ
ルトの幅方向の端部に負荷が加わった場合のゴムベルト
の耳切れの発生は低減する。
【0018】第7発明は、外周接地面側にラグを形成
し、内部に複数本の芯線を、周方向に向けてほぼ全幅に
わたって並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる
無端状のゴムベルトと、前記ゴムベルトの内周面上をゴ
ムベルトの幅に近い幅でもって転動するようにした転輪
とからなるゴム履帯走行装置において、前記転輪の左右
の外側端面部の外径を転動面の外径より小さくし、断面
形状において外側端面部の外径と転動面の外径とを直線
で、又は直線及び滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で
接続した転輪と、前記ゴムベルトの接地面側のラグとラ
グの間のゴムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚く
した補強部を有し、前記補強部に前記芯線よりラグ側に
位置して、複数本の補強芯線を埋設してなるゴムベルト
とを組合せて構成している。
【0019】上記構成によれば、転輪の端部に面取り
部、又は曲面を設けたため、ゴム履帯の端部に力が加わ
った場合、ゴムベルトに発生する局部応力は小さくな
り、耳切れの恐れは少なく、さらに、ゴムベルトの幅方
向の両端部が補強部と補強芯線とによって強化されてい
るため、ゴムベルトの幅方向の端部に負荷が加わった場
合のゴムベルトの耳切れの発生はさらに低減する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るゴム履帯走行
装置の実施形態について、図面を参照して詳述する。
【0021】図1は本発明の第1実施形態のゴム履帯走
行装置の図面であり、ゴム履帯1と転輪10との関係を
示す一部断面正面図である。図示しない装軌車両の走行
体に巻き付けられるゴム履帯1の無端状のゴムベルト2
の内周側には、幅方向の中央部に、図示しない起動輪の
歯に噛み合う駆動突起部3が、周方向に一定の間隔で設
けられている。ゴムベルト2の外周接地面側にはラグ4
が設けられており、ゴムベルト2の内部には複数本の無
端状の芯線5が、周方向にほぼ全幅にわたって並列に埋
設されている。ゴムベルト2の内周面に転動する転輪1
0は駆動突起部3を跨ぐ一対のローラ11,11と、ロ
ーラ11,11を結合する胴体12とからなっている。
ローラ11,11の外側端面部13の直径dは、転動面
14の直径Dより所定の寸法(例えば5〜10mm)だけ
小さく設定されている。そして、ローラ11の外側面か
ら所定の寸法L(例えば5〜20mm)の位置の転動面1
4から、外側端面部13の直径dに向けて滑らかな曲線
部15により接続している。
【0022】上記のような構成にしたため、図1に示す
ゴムベルト2の左端部の白矢印に示す外力が加わった場
合、ゴムベルト2は転輪10の曲線部15に沿って曲げ
られるため、ゴムベルト2の外周面の一箇所に大きな応
力が集中して発生することはなく、耳切れを発生する恐
れは少ない。
【0023】なお、本実施形態では、曲線部15を設け
たが、大きなR、あるいは図2に示すような直線テーパ
部15aを設けても良いし、また、図3に示すように直
線とRにて構成したテーパ部15bを設けても良い。図
2に示すように、ローラ11aの外側面から所定の寸法
L(例えば5〜20mm)の位置の転動面14から、外側
端面部13の直径dに向けて直線テーパ部15aにより
接続している。また、図3に示すように、ローラ11b
の外側面から所定の寸法L(例えば5〜20mm)の位置
の転動面14から、外側端面部13の直径dに向けて直
線とR1、R2で構成したテーパ部15bにより接続し
ている。
【0024】上記のような構成にしても、図2又は図3
に示すゴムベルト2の左端部の白矢印に示す外力が加わ
った場合、ゴムベルト2は転輪10の直線テーパ部15
a、又はテーパ部15b、又は大きなRに沿って曲げら
れるため、ゴムベルト2の外周面の一箇所に大きな応力
が集中して発生することはなく、耳切れを発生する恐れ
は少ない。
【0025】図4はゴム履帯走行装置の第2実施形態を
示すゴム履帯1aの正面断面図である。図4においてゴ
ムベルト2の芯線5よりラグ4側の、幅方向の両端部の
所定の幅Wの範囲に、それぞれ複数本の無端状の補強芯
線6を埋設している。そのため、ゴムベルト2の左右両
端部の強度は増大し、耳切れの発生は低減する。
【0026】図5はゴム履帯走行装置の第3実施形態を
示すゴム履帯1bの正面断面図であり、図6は第3実施
形態を示すゴム履帯の外周接地面側の平面図である。図
5及び図6において、ゴムベルト2の幅方向の両端部
に、ゴムベルト2の厚さtよりラグ4側に厚い、厚さT
で、幅Mの補強部7を設けている。又、前記補強部7は
前記ゴムベルト2の接地面側のラグ4とラグ4の間のゴ
ムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚くしている。
そのため、ゴム履帯1bの左右両端部の強度は増大す
る。
【0027】図7はゴム履帯走行装置の第4実施形態を
示すゴム履帯1cの正面断面図である。図7において、
ゴムベルト2の幅方向の両端部に、ゴムベルト2の厚さ
tよりラグ4側に厚い、厚さTで、幅Mの補強部7を設
け、その内部の芯線5よりラグ4側に、複数本の補強芯
線6を埋設している。そのため、ゴム履帯1cの左右両
端部の強度は増大する。
【0028】図8はゴム履帯走行装置の第5実施形態を
示すゴム履帯1aと転輪10との関係を示す一部断面正
面図である。図8において、転輪10を、図1、図2、
図3に示すように、転輪10の左右の外側端面部の外径
を転動面の外径より小さくし、断面形状において外側端
面部の外径と転動面の外径とを直線で、又は直線及び滑
らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続する転輪とし、
ゴムベルト2の芯線5よりラグ4側の、幅方向の両端部
の所定の幅Wの範囲に、それぞれ複数本の無端状の補強
芯線6を埋設している。そのため、ゴム履帯1aの端部
に力が加わった場合、ゴムベルト2に発生する局部応力
は小さくなり、耳切れの恐れは少なく、さらに、ゴムベ
ルト2の幅方向の両端部が補強芯線6によって強化され
ているため、ゴムベルト2の幅方向の端部に負荷が加わ
った場合のゴムベルトの耳切れの発生は低減する。
【0029】図9はゴム履帯走行装置の第6実施形態を
示すゴム履帯1bと転輪10との関係を示す一部断面正
面図である。図9において、転輪10を、図1、図2、
図3に示すように、転輪10の左右の外側端面部の外径
を転動面の外径より小さくし、断面形状において外側端
面部の外径と転動面の外径とを直線で、又は直線及び滑
らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続する転輪とし、
ゴムベルト2の幅方向の両端部に、ゴムベルト2の厚さ
tよりラグ4側に厚い、厚さTで、幅Mの補強部7を設
けている。そのため、ゴム履帯1bの端部に力が加わっ
た場合、ゴムベルト2に発生する局部応力は小さくな
り、耳切れの恐れは少なく、さらに、ゴムベルト2の幅
方向の両端部が補強部7により強化されているため、ゴ
ムベルト2の幅方向の端部に負荷が加わった場合のゴム
ベルトの耳切れの発生は低減する。
【0030】図10はゴム履帯走行装置の第7実施形態
を示すゴム履帯1cと転輪10との関係を示す一部断面
正面図である。図10において、転輪10を、図1、図
2、図3に示すように、転輪10の左右の外側端面部の
外径を転動面の外径より小さくし、断面形状において外
側端面部の外径と転動面の外径とを直線で、又は直線及
び滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続する転輪と
し、ゴムベルト2の幅方向の両端部に、ゴムベルト2の
厚さtよりラグ4側に厚い、厚さTで、幅Mの補強部7
を設け、補強部7にその内部の芯線5よりラグ4側に、
複数本の補強芯線6を埋設している。そのため、ゴム履
帯1bの端部に力が加わった場合、ゴムベルト2に発生
する局部応力は小さくなり、耳切れの恐れは少なく、さ
らに、ゴムベルト2の幅方向の両端部が補強部7と補強
芯線6とにより強化されているため、ゴムベルト2の幅
方向の端部に負荷が加わった場合のゴムベルトの耳切れ
の発生は低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、ゴム履帯走行装置の第1実施形態
の、ゴム履帯と転輪との関係を示す一部断面正面図であ
る。
【図2】本発明の、ゴム履帯走行装置の第1実施形態
の、他の実施形態のゴム履帯と転輪との関係を示す一部
断面正面図である。
【図3】本発明の、ゴム履帯走行装置の第1実施形態
の、他の実施形態のゴム履帯と転輪との関係を示す一部
断面正面図である。
【図4】本発明の、ゴム履帯走行装置の第2実施形態を
示すゴム履帯の正面断図面である。
【図5】本発明の、ゴム履帯走行装置の第3実施形態を
示すゴム履帯の正面断図面である。
【図6】本発明の、ゴム履帯走行装置の第3実施形態を
示すゴム履帯の外周接地面側の平面図である。
【図7】本発明の、ゴム履帯走行装置の第4実施形態を
示すゴム履帯の正面断図面である。
【図8】本発明の、ゴム履帯走行装置の第5実施形態を
示した、ゴム履帯と転輪との関係を示す一部断面正面図
である。
【図9】本発明の、ゴム履帯走行装置の第6実施形態を
示した、ゴム履帯と転輪との関係を示す一部断面正面図
である。
【図10】本発明の、ゴム履帯走行装置の第7実施形態
を示した、ゴム履帯と転輪との関係を示す一部断面正面
図である。
【図11】従来のゴム履帯の外周接地面側の平面図であ
る。
【図12】従来のゴム履帯と転輪との関係を示す一部断
面正面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c:ゴム履帯、2:ゴムベルト、
4:ラグ、5:芯線、6:補強芯線、7:補強部、1
0:転輪、11:ローラ、13:外側端面部、14:転
動面、15:曲面部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記転輪(10)を、転輪の左右の外側端面部(13)の外径を
    転動面(14)の外径より小さくし、断面形状において外側
    端面部(13)の外径と転動面(14)の外径とを直線で、又は
    直線及び滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続する
    転輪としたことを特徴とするゴム履帯走行装置。
  2. 【請求項2】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記ゴムベルト(2) を、ゴムベルトの幅方向の両端部側
    に、前記芯線(5) よりラグ(4) 側に位置して、複数本の
    補強芯線(6) を埋設してなるゴムベルトとしたことを特
    徴とするゴム履帯走行装置。
  3. 【請求項3】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記ゴムベルト(2) を接地面側のラグ(4) とラグ(4) の
    間のゴムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚くした
    補強部(7) を有するゴムベルトとしたことを特徴とする
    ゴム履帯走行装置。
  4. 【請求項4】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記ゴムベルト(2) を接地面側のラグ(4) とラグ(4) の
    間のゴムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚くした
    補強部(7) を有すると共に、前記補強部(7) に前記芯線
    (5) よりラグ(4) 側に位置して、複数本の補強芯線(6)
    を埋設してなるゴムベルトとしたことを特徴とするゴム
    履帯走行装置。
  5. 【請求項5】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記転輪(10)の左右の外側端面部(13)の外径を転動面(1
    4)の外径より小さくし、断面形状において外側端面部(1
    3)の外径と転動面(14)の外径とを直線で、又は直線及び
    滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続した転輪と、
    前記ゴムベルト(2) の幅方向の両端部側に、前記芯線
    (5) よりラグ(4) 側に位置して、複数本の補強芯線(6)
    を埋設してなるゴムベルトとを組合せて構成したことを
    特徴とするゴム履帯走行装置。
  6. 【請求項6】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記転輪(10)の左右の外側端面部(13)の外径を転動面(1
    4)の外径より小さくし、断面形状において外側端面部(1
    3)の外径と転動面(14)の外径とを直線で、又は直線及び
    滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続した転輪と、
    前記ゴムベルト(2) の接地面側のラグ(4) とラグ(4) の
    間のゴムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚くした
    補強部(7) を有するゴムベルトとを組合せて構成したこ
    とを特徴とするゴム履帯走行装置。
  7. 【請求項7】 外周接地面側にラグ(4) を形成し、内部
    に複数本の芯線(5)を、周方向に向けてほぼ全幅にわた
    って並列に埋設してなる、走行体に巻き付けられる無端
    状のゴムベルト(2) と、前記ゴムベルト(2) の内周面上
    をゴムベルト(2) の幅に近い幅でもって転動するように
    した転輪(10)とからなるゴム履帯走行装置において、 前記転輪(10)の左右の外側端面部(13)の外径を転動面(1
    4)の外径より小さくし、断面形状において外側端面部(1
    3)の外径と転動面(14)の外径とを直線で、又は直線及び
    滑らかな曲線で、又は滑らかな曲線で接続した転輪と、
    前記ゴムベルト(2) の接地面側のラグ(4) とラグ(4) の
    間のゴムベルト厚さを、幅方向の両端部側のみ厚くした
    補強部(7) を有し、前記補強部(7) に前記芯線(5) より
    ラグ(4)側に位置して、複数本の補強芯線(6) を埋設し
    てなるゴムベルトとを組合わせて構成したことを特徴と
    するゴム履帯走行装置。
JP2000323222A 2000-10-23 2000-10-23 ゴム履帯走行装置 Pending JP2002127955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323222A JP2002127955A (ja) 2000-10-23 2000-10-23 ゴム履帯走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323222A JP2002127955A (ja) 2000-10-23 2000-10-23 ゴム履帯走行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002127955A true JP2002127955A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18800950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000323222A Pending JP2002127955A (ja) 2000-10-23 2000-10-23 ゴム履帯走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002127955A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003097434A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-27 Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha Chenille en caoutchouc
WO2005073060A1 (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Bridgestone Corporation 芯金レスゴムクローラ走行装置
JP2007118792A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Sumitomo Rubber Ind Ltd 弾性クローラ
CN102556192A (zh) * 2012-01-17 2012-07-11 上海华向橡胶履带有限公司 无铁齿导向块橡胶履带
WO2019123872A1 (ja) * 2017-12-18 2019-06-27 株式会社ブリヂストン 車輪及び該車輪を用いたゴムクローラ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003097434A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-27 Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha Chenille en caoutchouc
WO2005073060A1 (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Bridgestone Corporation 芯金レスゴムクローラ走行装置
JPWO2005073060A1 (ja) * 2004-01-29 2007-09-06 株式会社ブリヂストン 芯金レスゴムクロ−ラ走行装置
JP4763461B2 (ja) * 2004-01-29 2011-08-31 株式会社ブリヂストン 芯金レスゴムクロ−ラ走行装置
US8083297B2 (en) 2004-01-29 2011-12-27 Bridgestone Corporation Coreless rubber crawler traveling device
JP2007118792A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Sumitomo Rubber Ind Ltd 弾性クローラ
CN102556192A (zh) * 2012-01-17 2012-07-11 上海华向橡胶履带有限公司 无铁齿导向块橡胶履带
WO2019123872A1 (ja) * 2017-12-18 2019-06-27 株式会社ブリヂストン 車輪及び該車輪を用いたゴムクローラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2654620B2 (ja) ゴムクローラ
JPWO2007061013A1 (ja) 芯金レスゴムクローラ
JP2002127955A (ja) ゴム履帯走行装置
JPS63312276A (ja) クロ−ラ装置
WO2006103753A1 (ja) ゴムクローラ用芯金
JPH05221345A (ja) ゴムクロ−ラ用芯金
JP2004142478A (ja) スチールラジアルタイヤ及びその製造方法
JPH0826154A (ja) ゴムクロ−ラ用芯金
US8672423B2 (en) Rubber track
JP5048367B2 (ja) ゴムクローラ
JPWO2006043616A1 (ja) 芯金レスクロ−ラの構造
JP3073347B2 (ja) 弾性クローラ用芯金及び弾性クローラ
JPH0661672U (ja) ゴムクローラの構造
JP3283630B2 (ja) クローラベルト
JPH01153385A (ja) クローラ装置
JP2000159162A (ja) ゴムクローラ接続部構造
JPH11334658A (ja) ゴムクロ−ラの構造
JPH0127505Y2 (ja)
JP2000095158A (ja) ゴム履帯
JP4481434B2 (ja) ゴムクローラ
JP3744976B2 (ja) ゴムクロ−ラの構造
JP2815840B2 (ja) ゴムクローラ
JP2006151140A (ja) 弾性クローラ
JP4530465B2 (ja) 弾性履帯
JP2898008B2 (ja) 弾性無限軌道帯