JPH0442223Y2 - - Google Patents

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JPH0442223Y2
JPH0442223Y2 JP1986119320U JP11932086U JPH0442223Y2 JP H0442223 Y2 JPH0442223 Y2 JP H0442223Y2 JP 1986119320 U JP1986119320 U JP 1986119320U JP 11932086 U JP11932086 U JP 11932086U JP H0442223 Y2 JPH0442223 Y2 JP H0442223Y2
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JP
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protrusion
main body
crawler belt
connecting portion
protrusion main
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JP1986119320U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、芯金が備えられたゴムクローラベル
トを設けると共に、このゴムクローラベルトの接
地側に作用する弾性体製内転輪を設けた農作業車
のクローラ走行装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる農作業車のクローラ走行装置において、
従来では、例えば、実開昭60−181475号公報に示
されるように、芯金に備えてある脱輪防止用突起
がゴムクローラベルトの長手方向に長い板状に形
成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の場合、脱輪防止用突起の強度を十分なも
のにすると、脱輪防止用突起の全体が厚肉なもの
になつて芯金が非常に重くなり、改善の余地があ
つた。
本考案の目的は、脱輪防止用突起の強度確保が
芯金の軽量化、及び、弾性体製内転輪の損傷防止
を図りながら行なえるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒記した農作業車のクロ
ーラ走行装置において前記芯金に備えてある脱輪
防止用突起が突起本体、及び、この突起本体のク
ローラベルト横外側の側面と前記芯金との連結部
の夫々から成り、前記連結部をクローラベルト長
手方向巾が前記突起本体の長手方向巾より小であ
る板状に形成するとともに、この連結部の突出高
さを前記突起本体よりも高く形成して、その高く
形成した部分に内転輪に対するガイド面を形成し
た点にあり、その作用及び効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
すなわち、連結部が突つ張りにより突起本体を
強固に支持するのである。
連結部のクローラベルト長手方向巾と突起本体
のクローラベルト長手方向巾との相違により突起
本体のクローラベルト長手方向巾を大にして突起
本体の弾性体製内転輪に接触する面積を大にして
も、かつ、脱輪防止用突起の強度が必要なものに
しても、芯金が不必要に重くなることを抑制でき
る。
また、内転輪が最も接触し難い突起本体の上端
部分を連結部の一部で構成してあるから、より突
起本体の軽量化がはかれる。
〔考案の効果〕
突起本体の弾性体製内転輪に接触する面積を大
にできることから、転輪損傷を極力防止できて耐
久性の優れたものにできながら、かつ、連結部の
支持作用によつて脱輪防止用突起の強度を十分に
確保できて強度面でも優れたものにできながら、
芯金重量の増大を極力抑制できることにより、極
力軽量にできて湿田作業が有利にできるものにで
きた。
さらにまた、内転輪が最も接触し難い突起本体
の上端部分を連結部の一部で構成してあるから、
脱輪防止機能を発揮しながら突起本体の軽量化が
はかれ、全体として、より脱輪防止突起の軽量化
がはかれる。
〔実施例〕
第3図に示すように、植立穀稈を機体後方側へ
掻込むリール1、掻込まれた穀稈を刈取る刈刃
2、刈取穀稈を受止めて機体横巾方向中央側に集
めて機体後方へ送り出すオーガ3、刈取穀稈を機
体後方に搬送するコンベア4を備えた刈取部5
を、この刈取部5からの刈取穀稈の全体が扱室に
供給されて脱穀する装置6、及び、クローラ走行
装置7を有した走行機体の前部に備えさせて、コ
ンバインを構成してある。
前記クローラ走行装置7について詳述すれば、
前端に駆動スプロケツト8、後端に緊張用転輪
9、及び、それらの間に配置された4個の接地用
転輪10……に亘つてゴムクローラベルト11を
巻回すると共に、このゴムクローラベルト11の
横巾方向略中央に位置させて、クローラベルト1
1の全長に亘つて適当間隔おきに設けてある複数
個の係合孔11A……に駆動スプロケツト8が係
合することによつて、クローラベルト11が回動
されるようにしてある。
4個の前記接地用転輪10……を、第1図に示
すように、隣り合う2つの前記係合孔11A,1
1Aの間に1つずつ位置させてクローラベルト1
1に備えさせた複数個の芯金12……夫々におけ
る一対の突起12A,12Aの間に位置するよう
に内転輪式に構成することにより、脱輪を防止で
きるようにしてある。又、前記接地用転輪10…
…の接地用転輪本体10A……の外周部夫々にゴ
ムやプラスチツク等の弾性体13……を取付ける
ことにより接地用転輪10……を弾性体製に構成
して、走行振動が発生することを抑制できるよう
にしてある。
前記脱輪防止用突起12Aは、第2図に示すよ
うに、板状の突起本体12a、及び、この突起本
体12aのクローラベルト横外側の側面と前記芯
金12との連結部12bの夫々から成り、連結部
12bによる突つ張り作用により大なる機体重量
が加わる突起本体12aの保形強度を高めるよう
にこれら突起本体12a及び連結部12bを芯金
12と一体成形してある。そして、前記連結部1
2bをクローラベルト長手方向巾が前記突起本体
12aのクローラベルト長手方向巾より小なる板
状に形成してあり、芯金12の重量が重くなるこ
とを極力抑制できるようにしてある。
さらに、接地用転輪10が最も接触し難い突起
本体12aの上端部分を連結部12bの一部によ
つて構成することにより、つまり、連結部12b
の突出高さを前記突起本体12aよりも高く形成
して、その高く形成した部分に接地用転輪10に
対するガイド面fを形成して、前記突起本体12
aの絶対突出高さを確保しながら、前記突起本体
12aの相対的な高さを低くして、より脱輪防止
突起の軽量化をはかつてある。
尚、4個の前記弾性体製内転輪10……のうち
の前側の2個と後側の2個との間の位置に機体の
重心が位置するように機体を配置することによつ
て、畦越え時のシヨツクが軽減できるようにして
ある。
〔別実施例〕
前記弾性体製内転輪10を次に示す如く構成し
てもよい。つまり、第4図に示すように、弾性体
製内転輪本体10Aに取付けられる弾性体13内
に複数本のスチールコード14……を埋設して、
芯金12との接触による弾性体13の摩耗を極力
抑制できるようにしてある。
本考案は、コンバインに適用できる他、クロー
ラ走行装置7を備えた各種の農作業車に適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農作業車のクローラ走行装
置の実施例を示し、第1図は弾性体製内転輪の装
着部の一部切欠き断面図、第2図は芯金の斜視
図、第3図はコンバイン全体の側面図、第4図は
弾性体製内転輪の別実施例を示す一部切欠き断面
図である。 10……弾性体製内転輪、11……ゴムクロー
ラベルト、12……芯金、12A……脱輪防止用
突起、12a……突起本体、12b……連結部、
f……ガイド面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯金12が備えられたゴムクローラベルト11
    を設けると共に、このゴムクローラベルト11の
    接地側に作用する弾性体製内転輪10を設けた農
    作業車のクローラ走行装置であつて、前記芯金1
    2に備えてある脱輪防止用突起12Aが突起本体
    12a、及び、この突起本体12aのクローラベ
    ルト横外側の側面と前記芯金12との連結部12
    bの夫々から成り、前記連結部12bをクローラ
    ベルト長手方向巾が前記突起本体12aの長手方
    向巾より小である板状に形成するとともに、この
    連結部12bの突出高さを前記突起本体12aよ
    りも高く形成して、その高く形成した部分に内転
    輪10に対するガイド面fを形成してある農作業
    車のクローラ走行装置。
JP1986119320U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH0442223Y2 (ja)

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JP1986119320U JPH0442223Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

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JP1986119320U JPH0442223Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325685U JPS6325685U (ja) 1988-02-19
JPH0442223Y2 true JPH0442223Y2 (ja) 1992-10-05

Family

ID=31006580

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JP1986119320U Expired JPH0442223Y2 (ja) 1986-08-01 1986-08-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549801U (ja) * 1977-06-24 1979-01-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549801U (ja) * 1977-06-24 1979-01-23

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JPS6325685U (ja) 1988-02-19

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