JPH0312624Y2 - - Google Patents

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JPH0312624Y2
JPH0312624Y2 JP442785U JP442785U JPH0312624Y2 JP H0312624 Y2 JPH0312624 Y2 JP H0312624Y2 JP 442785 U JP442785 U JP 442785U JP 442785 U JP442785 U JP 442785U JP H0312624 Y2 JPH0312624 Y2 JP H0312624Y2
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traveling device
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JP442785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバインやハーベスタなどの作業
車に装備されるクローラ式走行装置で、詳しく
は、トラツクフレームの上部に、前後方向に沿う
少なくとも左右一対のフレームを、クローラベル
トの上側回動ベルト部分の横内側辺近くを通る状
態で取付けるとともに、これら前後方向フレーム
の上部に亘つて、左右方向に沿う複数本の主フレ
ームを架設してあるクローラ式走行装置に関す
る。
〔従来の技術〕
この種のクローラ式走行装置では、第6図で示
すように、前後方向フレーム08の上面と主フレ
ーム09…の前後側面との間に形成される空間S
がクローラベルト03の上側回動ベルト部分側に
ストレートに開口する状態に構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来のフレーム構造では、クローラベルト
03の上側回動ベルト部分によつて持し込まれた
泥土が主フレーム09の後側面及び前後方向フレ
ーム08,08の横外側面に付着した際、その付
着泥土の一部が前記空間S側に押し出され易いた
め、このような泥土の付着に伴つて前後方向フレ
ーム08上で泥土が塊り状に成長することは免れ
ず、その結果、この塊り状泥土によつて主フレー
ム09…上に搭載される装置が局部的に押圧され
て変形などを招来する問題がある。特に、コンバ
インの場合では、唐箕のケースが塊り状泥土によ
つて内方に押圧変形されると、そのケース内周面
に近接して駆動回転される羽根とケースの変形部
分とが衝突して、これら両者の破損を招くことが
ある。
本考案は、上述の従来問題点を改善する点に目
的を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるクローラ式走行装置の特徴構成
は、前記主フレームの下面と前後方向フレームの
横外側面とのなす角部に、最前部の主フレームか
ら最後部の主フレームに亘る状態でL字状の泥除
けカバーを取付けた点にあり、その作用効果は次
の通りである。
〔作用〕
つまり、クローラベルトの上側回動ベルト部分
によつて持ち込まれた泥土が主フレームの後側面
及び前後方向フレームの横外側面に付着したとき
でも、その付着泥土の一部が前後方向フレームの
上面と主フレームの前後側面との間に形成される
空間側に侵入することをL字状泥除けカバーにて
回避することができる。
〔考案の効果〕
従つて、前記主フレームと前後方向フレームと
の角部に前述のようなL字状の泥除けカバーを付
設するだけの簡単な改造をもつて、従来のように
前後フレーム上で塊り状に成長した泥土によつて
主フレーム上の搭載装置が局部的に押圧されるこ
とに起因する変形、破損を抑制し得るに至つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図で示すクローラ式走行装置を
構成するに、前端に駆動スプロケツト1、後端に
テンシヨン用転輪2を配置し、両者1,2の間に
亘つてゴム製のクローラベルト3を巻回張設する
とともに、前記クローラベルト3の横方向略中心
位置に全長に亘つて適当間隔隔てて複数個の係合
孔3aを設け、もつて、前記駆動スプロケツト1
との嵌係合によるクローラベルト3の回動によつ
て駆動走行可能に構成している。
また、前記駆動スプロケツト1とテンシヨン用
転輪2との間に位置するトラツクフレーム4部分
に、前後方向に適宜間隔を隔てて8個の接地転輪
5,6を取付け、そのうち、前後中間に位置する
2個の接地転輪6を夫々、前記トラツクフレーム
4に対して横軸芯P周りで上下揺動自在なアーム
7の先端部に支承させるとともに、これら揺動ア
ーム7を介して接地転輪6を下方に弾性的に押圧
付勢すべく構成している。
前記トラツクフレーム4は、前記接地転輪5,
6を軸支するためのボス4aを備えた前後方向に
沿う左右一対のフレーム部4b,4bとこれら左
右の前後方向フレーム部4b,4b同志を繁ぐ3
つの左右方向に沿うフレーム部4c…とから構成
されている。
前記トラツクフレーム4の各左右方向フレーム
部4c,4cに夫々、左右のクローラベルト3,
3の上側回動ベルト部分の横内側辺近くを通る状
態で左右一対の縦フレーム部4d,4dを立設
し、そのうち、前後方向で夫々3個宛並列位置す
る縦フレーム部4d,4d…に亘つて、前後方向
に沿う角パイプ状の左右一対のフレーム8,8を
架設するとともに、これら前後方向フレーム8,
8の上部に亘つて左右方向に沿う3本の主フレー
ム9…を架設し、更に、前記主フレーム9…の下
面と前後方向フレーム8,8の横外側面とのなす
左右の角部には夫々、最前部の主フレーム9から
最後部の主フレーム9に亘る状態でL字状の泥除
けカバー10,10を取付けている。
そして、前記泥除けカバー10,10により、
クローラベルト3,3の上側回動ベルト部分によ
つて持ち込まれた泥土が主フレーム9…の後側面
及び前後方向フレーム8,8の横外側面に付着し
たときでも、その付着泥土の一部が前後方向フレ
ーム8,8の上面と主フレーム9…の前後側面と
の間に形成される空間S側に侵入することを回避
することができるから、この空間S内で泥土が塊
り状に成長することがなく、このような塊り状泥
土による主フレーム9…上の搭載装置の不当な押
圧を抑制することができるのである。
尚、図中11,11はクローラベルト3,3に
対するスクレーバーである。
第4図は上述の如く構成されたクローラ式走行
装置を全稈投入型コンバインに適用した場合を示
す。このコンバインは、車体の前部に、植立穀稈
を後方へ掻込むリール11、掻込まれた穀稈の株
元を刈る刈刃12、刈取つた穀稈を後方へ送るオ
ーガ13、ならびに、オーガ13からの穀稈を持
ち上げて搬送するコンベヤ14などからなる刈取
部を設けるとともに、車体上には、刈取部からの
穀稈を脱穀する脱穀装置15、穀粒を収納するタ
ンク16、原動部17、操縦部18を搭載してい
る。
〔別実施例〕
(イ) 第5図で示すように、前記泥除けカバー10
の下面に横外側ほどクローラベルト回動方向下
手側に位置するような傾斜姿勢の複数個のスク
レーパー10aを固着する。
この実施例による場合は、クローラベルト3
の上側回動ベルト部分によつて持ち込まれる泥
土の移動力を利用して、泥除けカバー10の下
面に付着する泥土をスクレーパー10aに沿つ
て横外側方に排出することができる利点があ
る。
(ロ) 前記泥除けカバー10を、クローラベルト3
の上側回動ベルト部分の上部全体を覆うことが
可能な大きさに構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係るクローラ式走
行装置の実施例を示し、第1図は要部の縦断正面
図、第2図は全体側面図、第3図はフレームの平
面図、第4図は使用の一例を示すコンバイン全体
の側面図である。第5図は別の実施例を示す要部
の斜視図であり、第6図は従来のクローラ式走行
装置を示す要部の縦断正面図である。 3……クローラベルト、4……トラツクフレー
ム、8……前後方向フレーム、9……主フレー
ム、10……泥除けカバー、10a……スクレー
パー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラツクフレーム4の上部に、前後方向に沿
    う少なくとも左右一対のフレーム8,8を、ク
    ローラベルト3の上側回動ベルト部分の横内側
    辺近くを通る状態で取付けるとともに、これら
    前後方向フレーム8,8の上部に亘つて、左右
    方向に沿う複数本の主フレーム9…を架設して
    あるクローラ式走行装置であつて、前記主フレ
    ーム9…の下面と前後方向フレーム8,8の横
    外側面とのなす角部に、最前部の主フレーム9
    から最後部の主フレーム9に亘る状態でL字状
    の泥除けカバー10,10を取付けてあるクロ
    ーラ式走行装置。 前記泥除けカバー10がその下面に横外側ほ
    ど回動方向下手側に位置するような傾斜姿勢の
    スクレーパー10aを備えたものである実用新
    案登録請求の範囲第項に記載のクローラ式走
    行装置。
JP442785U 1985-01-16 1985-01-16 Expired JPH0312624Y2 (ja)

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JP442785U JPH0312624Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JP442785U JPH0312624Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JPS61119886U JPS61119886U (ja) 1986-07-29
JPH0312624Y2 true JPH0312624Y2 (ja) 1991-03-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4567528B2 (ja) * 2005-05-31 2010-10-20 三菱農機株式会社 作業車両のクローラー型走行装置
JP5204818B2 (ja) * 2010-08-30 2013-06-05 株式会社クボタ コンバイン

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Publication number Publication date
JPS61119886U (ja) 1986-07-29

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