JPS6342706Y2 - - Google Patents

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JPS6342706Y2
JPS6342706Y2 JP14383683U JP14383683U JPS6342706Y2 JP S6342706 Y2 JPS6342706 Y2 JP S6342706Y2 JP 14383683 U JP14383683 U JP 14383683U JP 14383683 U JP14383683 U JP 14383683U JP S6342706 Y2 JPS6342706 Y2 JP S6342706Y2
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JP
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crawler belt
core
protrusions
crawler
wheels
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JP14383683U
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JPS6050087U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、非接地面側に横幅方向に適宜間隔を
隔てて一対の芯金突起を突設したクローラベルト
の前記芯金突起の外側位置に夫々転輪を配置する
とともに、前記一対の芯金突起間に入り込む状態
で脱輪防止具を設けてある作業車のクローラ装置
に関する。
従来のこの種クローラ装置においては、前記転
輪の外周壁部が回転軸芯方向全長に亘つて直円状
周壁に構成されていたが、このものにおいては、
前記クローラ装置が畦際等の傾斜面を走行する
際、第3図に示すように前記クローラベルト02
が傾斜面に沿つた姿勢に傾き、その傾きが一定以
上になると前記脱輪防止具04が前記芯金突起0
1,01間から脱して、脱輪が起るという問題が
あつた。
また、従来は、転輪のクローラベルトからの脱
輪防止を目的とするものではないが、例えば実開
昭54−46434号公報に開示されたもののように、
転輪の外側がわに円錐台状輪体を設け、機体が一
定以上の傾斜姿勢となつた際にその円錐台状輪体
をクローラベルトに接当させるようにして、機体
の転倒防止を図つたものが知られている。
さらに、従来は、第3図や、上記実開昭54−
46434号公報に開示たれたもののように、芯金突
起01,01の外側壁面01a,01aも内側壁
面01b,01bも、クローラベルト02の非接
地面02aに対してほぼ同じ緩傾斜に形成して、
それら壁面01a,01bが転輪や脱輪防止具に
接当状態となるのを極力避けるようにして、その
接当による摩耗の低減化が図られていた。
しかしながら、第3図に示すものも、また、上
記の円錐台状輪体を設けたものの、機体が大きく
傾いた際に、一対の外転輪のうち円錐台状輪体を
設けていない側の転輪がクローラベルトの芯金突
起から離れるのを阻止する構造を有していないの
で、円錐台状輪体を設けていない側の転輪が芯金
突起の上端より高く位置することがあり、このた
め、その転輪が芯金突起に乗り上げ、脱輪すると
いう虞れがあつた。
本考案は、かかる実情に鑑み、前記転輪に簡単
な改造を施すことによつて、前記した畦際等の傾
斜地走行においても、脱輪を確実に防止すること
が出来るものを提供する点に目的を有する。
上記目的を達成すべくなされた本考案に係る作
業車のクローラ装置における特徴構成は、冒記し
た作業車のクローラ装置において、前記各芯金突
起の外側壁面を、前記クローラベルトの非接地面
に対し内側壁面よりも急傾斜に形成するととも
に、前記両転輪を、その内側面が前記芯金突起の
外側壁面に沿う状態に設け、さらに、前記各転輪
の外周壁部を、前記芯金突起近くのクローラベル
トの前記非接地面に接して、かつ転輪回転軸芯と
平行な円柱状周壁部と、前記脱輪防止具が前記芯
金突起間から脱しない範囲で前記転輪に対して前
記クローラベルトが一定以上に傾倒したとき前記
クローラベルトの前記非接地面に接当する傾斜周
壁部とから構成してある点にある。
このような特徴構成を有する本考案の作用効果
は次の通りである。
つまり、前記転輪の外周壁部を前記直円状周壁
部と前記傾斜周壁部とから構成することにより平
担地走行時には直円状周壁部をクローラベルトの
非接地面に摺接させて転輪ガイドにより円滑な走
行を行なわせることができながら、畦際など傾斜
地走行時には、第2図仮想線で示すように、転輪
に対しクローラベルトが傾いても、一定以上の傾
きは、転輪の傾斜周壁部とクローラベルトとの接
当により阻止できる。また、芯金突起の外側壁面
を、クローラベルトの非接地面に対し内側壁面よ
りも急傾斜に形成して、両転輪の内側面を、芯金
突起の外側壁面に沿う状態に設けてあるから、ク
ローラベルトから離れようとするがわの転輪の内
側面は芯金突起の外側壁面に接当することになつ
て、その転輪の内側面がクローラベルトを引つ掛
けた状態となり、また芯金突起の内側壁面が脱輪
防止具に接当するため、その転輪が芯金突起の上
端よりも高く位置することが阻止され、よつて、
芯金突起に転輪が乗り上げるのも阻止されるの
で、転輪が芯金突起から外れるのを回避し易く、
もつて、畦際等の傾斜地走行時の脱輪を確実に防
止することができるに至つた。
以下、本考案構成の実施例を図面に基いて説明
する。
コンバイン等の農作業車や運搬車等の土工作業
車等に備えられるクローラ走行装置を構成する
に、左右一対のトラツクフレーム6,6夫々の長
手方向一端側に駆動輪体7を、他端側にクローラ
緊張用の輪体8を、かつ、それら輪体7,8間に
案内用輪体の転輪3・・を取付けると共に、前記
輪体7,8,3・・にわたつて硬質ゴム等の合成
樹脂製のクローラベルト2を巻回してある。
前記転輪3及びクローラベルト2について詳述
すると、前記転輪3,3を前記トラツクフレーム
6の両側で、かつ、非接地面側に及び横幅方向に
適宜間隔を隔てて一対の芯金突起1,1を突設し
た前記クローラベルト2の前記芯金突起1,1の
外側位置に配置するとともに、前記トラツクフレ
ーム6直下に枢支延設された橇状の脱輪防止具4
を前記一対の芯金突起1,1間に入り込む状態で
設けてある。そして、前記芯金突起1,1の外側
壁面1a,1aを、前記クローラベルト2の非接
地面2aに対し内側壁面1b,1bよりも急傾斜
に形成するとともに、前記各転輪3,3を、その
内周面3a,3aが前記芯金突起1,1の外側壁
面1a,1aに沿う状態に設けてある。尚、前記
脱輪防止具4として、輪体状のものであつてもよ
い。
前記各転輪3,3の外周壁部5,5を前記芯金
突起1,1近くのクローラベルト2の非接地面2
aに摺接する転輪回転軸芯と平行な直円状周壁部
5Aと前記脱輪防止具4が芯金突起1,1間から
脱しない範囲で転輪に対してクローラベルト2が
第2図想像線で示すように一定以上に傾倒したと
きクローラベルト2の非接地面に接当する傾斜周
壁部5Bとから構成してある。この傾斜周壁部5
Bと、芯金突起1,1の外側壁面1a,1a形状
並びにその外側壁面1a,1aに対する転輪1
a,1aの配設構成とをもつて、畦際での走行に
おいて、クローラベルト2が傾斜面に沿つて傾斜
したとしても、脱輪を極力押えることができるよ
うにしてある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車のクローラ装置の実
施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は要部
拡大縦断正面図、第3図は従来例を示す要部拡大
縦断正面図である。 1……芯金突起、2……クローラベルト、3…
…転輪、4……脱輪防止具、5……外周壁部、5
A……円柱状周壁部、5B……傾斜周壁部、1a
……外側壁面、1b……内側壁面、2a……非接
地面、3a……内側面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 非接地面側に横幅方向に適宜間隔を隔てて一
    対の芯金突起1,1を突設したクローラベルト
    2の前記芯金突起1,1の外側位置に夫々転輪
    3,3を配置するとともに、前記一対の芯金突
    起1,1間に入り込む状態で脱輪防止具4を設
    けてある作業車のクローラ装置において、前記
    各芯金突起1,1の外側壁面1a,1aを、前
    記クローラベルト2の非接地面2aに対し内側
    壁面1b,1bよりも急傾斜に形成するととも
    に、前記両転輪3,3を、その内側面3a,3
    aが前記芯金突起1,1の外側壁面1a,1a
    に沿う状態に設け、さらに、前記各転輪3,3
    の外周壁部5,5を、前記芯金突起1,1近く
    のクローラベルト2の前記非接地面2aに接し
    て、かつ転輪回転軸芯と平行な円柱状周壁部5
    A,5Aと、前記脱輪防止具4が前記芯金突起
    1,1間から脱しない範囲で前記転輪3,3に
    対して前記クローラベルト2が一定以上に傾倒
    したとき前記クローラベルト2の前記非接地面
    2aに接当する傾斜周壁部5B,5Bとから構
    成してあることを特徴とする作業車のクローラ
    装置。 2 前記脱輪防止具4が橇状のものである実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の作業車のクロ
    ーラ装置。
JP14383683U 1983-09-14 1983-09-14 作業車のクロ−ラ装置 Granted JPS6050087U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14383683U JPS6050087U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 作業車のクロ−ラ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14383683U JPS6050087U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 作業車のクロ−ラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6050087U JPS6050087U (ja) 1985-04-08
JPS6342706Y2 true JPS6342706Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30320939

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14383683U Granted JPS6050087U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 作業車のクロ−ラ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4763461B2 (ja) * 2004-01-29 2011-08-31 株式会社ブリヂストン 芯金レスゴムクロ−ラ走行装置
JP5066869B2 (ja) * 2006-08-29 2012-11-07 井関農機株式会社 クローラ式走行装置
US9580121B2 (en) * 2014-03-13 2017-02-28 Ati, Inc. Vehicle track assembly having tapered wheels

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JPS6050087U (ja) 1985-04-08

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