JPH0417430Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417430Y2
JPH0417430Y2 JP10256186U JP10256186U JPH0417430Y2 JP H0417430 Y2 JPH0417430 Y2 JP H0417430Y2 JP 10256186 U JP10256186 U JP 10256186U JP 10256186 U JP10256186 U JP 10256186U JP H0417430 Y2 JPH0417430 Y2 JP H0417430Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber crawler
core metal
detachment prevention
core
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10256186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS638170U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10256186U priority Critical patent/JPH0417430Y2/ja
Publication of JPS638170U publication Critical patent/JPS638170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0417430Y2 publication Critical patent/JPH0417430Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラツクフレームに取付けた転輪
に、ゴムクローラに埋設した芯金に形成した左右
一対の芯金突起間に入込む環状係入部を形成し、
前記両芯金突起の横外側面近くで前記芯金の上方
近くに配置した左右一対のゴムクローラ用外れ防
止具を前記トラツクフレームに固定したゴムクロ
ーラ式走行装置、詳しくはゴムクローラの改良に
関する。
〔従来の技術〕
従来、第5図に示すように、芯金18の全体を
ゴムクローラ19に埋設し、外れ防止具20を芯
金18の上部で両芯金突起21の根元側近くに位
置するゴム部分19aに接当するように構成し、
外れ防止具20とゴム部分19a及び両芯金突起
21との接当によつて転輪22とゴムクローラ1
9の相対的な位置や姿勢の変化を抑制し、転輪2
2の環状係入部23が両芯金突起21間から外れ
ることを防止していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ゴム部分19aが外れ防止具20との
摺接によつて短期に摩耗し、外れ防止具20と摩
耗したゴム部分19a又は露出した芯金18との
隙間が大きくなり、転輪22とゴムクローラ19
の相対揺動角が大きくなり、環状係入部23が芯
金突起21間から外れやすくなる欠点があつた。
本考案の目的は、上述のようなゴム部分の摩耗
による悪影響が無い状態で、長期にわたつて良好
に外れ防止具による脱輪防止機能を維持できるよ
うにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、ゴムクローラに埋設した
芯金のうち、左右の芯金突起の横外側面近くでゴ
ムクローラ用外れ防止具に接当する部分を露出し
たことにあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕 つまり、芯金はゴムに比してはるかに耐摩耗性
に優れているから、芯金に外れ防止具が摺接して
も長期にわたつて余り芯金の摩耗が無く、芯金と
外れ防止具の隙間を初期設定どうり小さい状態に
維持でき、転輪とゴムクローラの相対揺動角を芯
金と外れ防止具の当りで確実に小さくでき、左右
の芯金突起の間に対して転輪の環状係入部を確実
に通過させて、転輪のゴムクローラからの脱輪を
長期にわたつて確実に防止できる。
〔考案の効果〕
その結果、走行中にゴムクローラから転輪が外
れて、ゴムクローラ取付けのために多大の労力と
時間を要するというトラブルを、長期にわたつて
確実に無くせ、走行性能の優れたゴムクローラ式
走行装置を提供できるようになつた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第3図に示すように、ゴムクローラ式走行装置
1に取付けた機台2に、荷台3、その後方で左右
に並べた原動部4と搭乗運転部を設けて、不整地
走行に適した小型の運搬車を形成してある。
第1図及び第2図に示すように、クローラ駆動
用スプロケツト5とクローラ緊張用アイドラー6
とにわたつて巻回したゴムクローラ7に、芯金8
をほぼ等間隔で埋込んだ状態で並設し、芯金8
夫々に左右一対の芯金突起9を、ゴムクローラ7
の内側に突出する状態で備えてある。
ゴムクローラ7の接地側に作用する5個の車体
支持用転輪10a,10b,10cと上方側に作
用する1個の上部転輪11を設け、車体支持用転
輪のうち3個10a,10b,10cをスプロケ
ツト5の近くにかつ2個10a,10bをアイド
ラー6の近くに夫々前後に接近並設してある。車
体支持用転輪10a,10b,10c夫々を、中
央の環状係入部15が両端側部分16a,16b
よりも大径になつた形状に形成し、トラツクフレ
ーム12に取付けた支軸13にベアリング14で
回転自在に取付け、転輪10a,10b,10c
の両端側部分16a,16bを芯金突起9の上面
に載せ、かつ、環状係入部15を左右の芯金突起
9の間に入込ませて、ゴムクローラ7が転輪10
a,10b,10cから外れないようにしてあ
る。
環状係入部15に、その横断面視においてほぼ
台形状の先細り先端部を形成して、環状係入部1
5が芯金突起9に乗り上がらないように構成して
ある。また、スプロケツト5からアイドラー6に
わたる防石板兼用のクローラ用外れ防止具17を
トラツクフレーム12の左右夫々に固定し、外れ
防止具17の下端側を彎曲形成し、左右の芯金突
起9の横外側面近くで芯金9の上方近くに外れ防
止具17の彎曲下端部を配置し、芯金8のうち両
外れ防止具17に接当する部分8aをゴムで覆わ
ずに露出させ、両芯金突起9と芯金8の露出部分
8aに対する両外れ防止具17の接当によつて、
転輪10a,10b,10cとゴムクローラ7の
相対的な位置及び姿勢の変化を抑制できるように
構成し、転輪10a,10b,10cのゴムクロ
ーラ7からの脱輪を防止してある。そして、外れ
防止具17が芯金8の露出部分8aに対向する巾
Dを大にして、外れ防止具17及び芯金8が互の
摺接で摩耗しにくいように構成し、長期にわたり
脱輪防止機能が良好に維持されるようにしてあ
る。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
転輪10a,10b,10cは、設置数、形
状、取付構造、その他において適当に変更でき、
例えば環状係入部15を芯金突起9間で芯金8に
載せるように形成してもよい。
外れ防止具17は、前述実施例のように防石板
兼用にして芯金突起9間への土砂侵入を防止でき
るように設けると、脱輪防止を一段と確実にでき
るが、形状、配置、材料、その他において適当に
変更でき、例えば第4図イに示すように、鉄鋼板
を溶接したものや、第4図ロに示すように、下端
側が平板状になつた鉄鋼板や、鉄鋼棒を屈曲した
もの等を利用できる。
芯金8や芯金突起9は形状、その他において適
当に変更できる。
本考案のゴムクローラ式走行装置は適用車種に
限定を受けない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は走行装置の側面図、第2図は走行装置の
断面図、第3図は運搬車の側面図である。第4図
イ,ロは本考案の各別の実施例を示す要部断面図
である。第5図は従来例の要部断面図である。 7……ゴムクローラ、8……芯金、8a……露
出部分、9……芯金突起、10a〜10c……転
輪、12……トラツクフレーム、15……環状係
入部、17……外れ防止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラツクフレーム12に取付けた転輪10a〜
    10cに、ゴムクローラ7に埋設した芯金8に形
    成した左右一対の芯金突起9間に入込む環状係入
    部15を形成し、前記両芯金突起9の横外側面近
    くで前記芯金8の上方近くに配置した左右一対の
    ゴムクローラ用外れ防止具17を前記トラツクフ
    レーム12に固定したゴムクローラ式走行装置で
    あつて、前記芯金8のうち前記両外れ防止具17
    に接当する部分8aを露出してあるゴムクローラ
    式走行装置。
JP10256186U 1986-07-03 1986-07-03 Expired JPH0417430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10256186U JPH0417430Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10256186U JPH0417430Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638170U JPS638170U (ja) 1988-01-20
JPH0417430Y2 true JPH0417430Y2 (ja) 1992-04-17

Family

ID=30974320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10256186U Expired JPH0417430Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417430Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5236585B2 (ja) * 2009-07-06 2013-07-17 日立建機株式会社 装軌式車両の走行体
WO2015178524A1 (ko) * 2014-05-22 2015-11-26 동일고무벨트 주식회사 다지형 로더용 언더캐리지

Also Published As

Publication number Publication date
JPS638170U (ja) 1988-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0417430Y2 (ja)
JP2543716Y2 (ja) クローラ脱輪防止装置
JP4160185B2 (ja) ゴムクローラ走行装置およびゴムクローラ並びにこれに用いる芯金
JPS6124460Y2 (ja)
JP3386529B2 (ja) クローラの転輪装置
JP3917243B2 (ja) ゴムクロ−ラ用芯金及びそれを用いたゴムクロ−ラ
JPH0226781Y2 (ja)
JPH063748Y2 (ja) クローラ走行装置の転輪取付部構造
JP2000072053A (ja) 作業車のクローラ走行装置
JPS6342706Y2 (ja)
JP2604295Y2 (ja) ゴムクローラ
JPS5823747Y2 (ja) コンバイン等のクロ−ラ
JPH0539065A (ja) ゴムクロ−ラの脱輪防止機構及びその転輪
JP3616596B2 (ja) 弾性クローラ
JP3636763B2 (ja) 脱輪性能を改善したゴムクロ−ラの構造
JPH0126544Y2 (ja)
JP4916359B2 (ja) 弾性クローラ
JPH0885480A (ja) クローラ構造
JP2523571Y2 (ja) クローラ装置
JP2000211562A (ja) 旋回性にすぐれたクロ―ラ
JPH0441478U (ja)
JPH08324467A (ja) ゴムクローラ
JPH02142389U (ja)
JPS58152680A (ja) 移動農機の走行装置
JP2000159160A (ja) ゴムクロ−ラ