JPH0126544Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126544Y2 JPH0126544Y2 JP15899284U JP15899284U JPH0126544Y2 JP H0126544 Y2 JPH0126544 Y2 JP H0126544Y2 JP 15899284 U JP15899284 U JP 15899284U JP 15899284 U JP15899284 U JP 15899284U JP H0126544 Y2 JPH0126544 Y2 JP H0126544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- truck
- roller
- bracket
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Combines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はコンバインや、自走自脱装置や、小型
の運搬車等に用いられるゴムクローラー装置の脱
輪防止構造に関するものである。
の運搬車等に用いられるゴムクローラー装置の脱
輪防止構造に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来からクローラー装置において、クローラー
が伸びてゆるんだ場合の脱輪防止装置として、ロ
ーラーガイドの間にＵ字形のガイドを嵌入する構
造は実開昭53−45387号の如きものがあつたので
ある。
が伸びてゆるんだ場合の脱輪防止装置として、ロ
ーラーガイドの間にＵ字形のガイドを嵌入する構
造は実開昭53−45387号の如きものがあつたので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は従来からの脱輪防止装置がトラツクロ
ーラーの位置と干渉して、取付け、取外し、清掃
等が困難であつたのでこれを解消すべくすると共
に、この脱輪防止用のガイド杆をそれ自体トラツ
クローラーのイコライザー装置のブラケツトとし
て利用し、脱輪防止の他に車輌への積み降ろし
や、畦越え時にトラツクローラーが地表面の凸部
に従つて後退回避し、機体を大きく持上げること
なくスムーズに越えられるように構成したもので
ある。
ーラーの位置と干渉して、取付け、取外し、清掃
等が困難であつたのでこれを解消すべくすると共
に、この脱輪防止用のガイド杆をそれ自体トラツ
クローラーのイコライザー装置のブラケツトとし
て利用し、脱輪防止の他に車輌への積み降ろし
や、畦越え時にトラツクローラーが地表面の凸部
に従つて後退回避し、機体を大きく持上げること
なくスムーズに越えられるように構成したもので
ある。
(ニ) 問題を解決する為の手段
本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
成する為の構成を説明すると。
トラツクフレーム２に設けた回動枢支点３を中
心に、トラツクローラーブラケツト１を回動自在
とし、トラツクローラー５をトラツクフレーム２
に対して上下動可能としたものにおいて、トラツ
クローラーブラケツト１の下端部が左右のローラ
ーガイドの間に嵌入すべく構成したものである。
心に、トラツクローラーブラケツト１を回動自在
とし、トラツクローラー５をトラツクフレーム２
に対して上下動可能としたものにおいて、トラツ
クローラーブラケツト１の下端部が左右のローラ
ーガイドの間に嵌入すべく構成したものである。
(ホ) 実施例と作用
本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と作用を説明す
ると。
添付の図面に示した実施例の構成と作用を説明す
ると。
第１図は本考案のクローラー装置を装着したコ
ンバインを歩み板を介してトラツクの荷台に積み
込む状態の側面図。第２図は本考案のクローラー
装置の全体側面図。第３図は同じくトラツクロー
ラー部の拡大側面図。第４図は従来のイコライザ
ー装置のブラケツトの構造を示す側面図。第５
図、第６図はトラツクフレームと、クローラーの
中心が偏心している場合のトラツクローラー部の
後面断面図。第７図、第８図はトラツクフレーム
と、クローラーの中心が一致している場合の後面
断面図である。
ンバインを歩み板を介してトラツクの荷台に積み
込む状態の側面図。第２図は本考案のクローラー
装置の全体側面図。第３図は同じくトラツクロー
ラー部の拡大側面図。第４図は従来のイコライザ
ー装置のブラケツトの構造を示す側面図。第５
図、第６図はトラツクフレームと、クローラーの
中心が偏心している場合のトラツクローラー部の
後面断面図。第７図、第８図はトラツクフレーム
と、クローラーの中心が一致している場合の後面
断面図である。
第１図において、Ａはトラツクの運転室、Ｆは
荷台、Ｅはコンバインの積み込みの為に架設した
歩み板である。コンバインは走行速度が遅いので
遠距離を運搬する際にはトラツクの荷台に乗せて
運搬する必要があるのである。この場合にクロー
ラー７を支持するトラツクローラーがトラツクフ
レームに対して固定状態であると、第１図の如く
クローラーが密着せずにコンバイン前部の刈取装
置Ｂが大きく荷台上に突出してから、コンバイン
の重心が凸部を越えると一気に前方が荷台上に落
下するという不具合いがあつたのである。
荷台、Ｅはコンバインの積み込みの為に架設した
歩み板である。コンバインは走行速度が遅いので
遠距離を運搬する際にはトラツクの荷台に乗せて
運搬する必要があるのである。この場合にクロー
ラー７を支持するトラツクローラーがトラツクフ
レームに対して固定状態であると、第１図の如く
クローラーが密着せずにコンバイン前部の刈取装
置Ｂが大きく荷台上に突出してから、コンバイン
の重心が凸部を越えると一気に前方が荷台上に落
下するという不具合いがあつたのである。
この危険を回避する為に、凸部等の如く一点に
大きな負荷がかかると、その部分のトラツクロー
ラーが上方へ退避し、スムーズにクローラーの屈
曲を行わせるのがイコライザー装置である。
大きな負荷がかかると、その部分のトラツクロー
ラーが上方へ退避し、スムーズにクローラーの屈
曲を行わせるのがイコライザー装置である。
本考案ではこのイコライザー装置の為のトラツ
クローラーに設けた回動用のトラツクローラーブ
ラケツトを、更にＵ字形に突出してローラーガイ
ド突起６，６の間に嵌入させて、脱輪防止構造と
したものである。
クローラーに設けた回動用のトラツクローラーブ
ラケツトを、更にＵ字形に突出してローラーガイ
ド突起６，６の間に嵌入させて、脱輪防止構造と
したものである。
従来からもイコライザー装置はあつたのであ
り、第４図の如く構成されていたのである。即ち
トラツクローラーブラケツト１は水平に延設され
たのみで、ローラーガイド６，６の間に嵌入され
ていなかつたのである。
り、第４図の如く構成されていたのである。即ち
トラツクローラーブラケツト１は水平に延設され
たのみで、ローラーガイド６，６の間に嵌入され
ていなかつたのである。
本考案では第２図、第３図の如く構成している
のである。
のである。
１２は走行ミツシヨンケースから突出した軸に
より駆動される駆動スプロケツトであり、クロー
ラーの後端はアイドラー１０にてクローラーの緊
張方向に押されている。トラツクフレーム２は車
体側から突設支持され、上面にアイドルローラー
１３，１３がクローラーの垂れ下がり防止の為に
遊転させられている。
より駆動される駆動スプロケツトであり、クロー
ラーの後端はアイドラー１０にてクローラーの緊
張方向に押されている。トラツクフレーム２は車
体側から突設支持され、上面にアイドルローラー
１３，１３がクローラーの垂れ下がり防止の為に
遊転させられている。
本考案の要部であるトラツクローラーはクロー
ラー７を上面から押しつけ乍ら遊転するものであ
り、クローラーの形状を規定しているのである。
本考案のクローラー装置ではトラツクへの積降ろ
しや、畦越え時の危険を回避する為にトラツクロ
ーラーブラケツト１の先端と、トラツクフレーム
２の間に弾性体４を介装し、この弾性体の伸縮幅
の分だけトラツクローラー５を退避可能としてい
る。１４は固定されたトラツクローラーである。
ラー７を上面から押しつけ乍ら遊転するものであ
り、クローラーの形状を規定しているのである。
本考案のクローラー装置ではトラツクへの積降ろ
しや、畦越え時の危険を回避する為にトラツクロ
ーラーブラケツト１の先端と、トラツクフレーム
２の間に弾性体４を介装し、この弾性体の伸縮幅
の分だけトラツクローラー５を退避可能としてい
る。１４は固定されたトラツクローラーである。
第３図、第５図、第６図において示す実施例で
は、トラツクフレーム２とクローラー７の中心と
が偏心している。トラツクフレーム２よりＵ字形
のトラツクローラーブラケツト１を突出し、回動
枢支軸３の周囲に回動自在としている。
は、トラツクフレーム２とクローラー７の中心と
が偏心している。トラツクフレーム２よりＵ字形
のトラツクローラーブラケツト１を突出し、回動
枢支軸３の周囲に回動自在としている。
そして、トラツクローラー５はトラツクローラ
ーブラケツト１に枢支軸９にて枢支されている。
ーブラケツト１に枢支軸９にて枢支されている。
ブラケツト１は更に延長され、先端とトラツク
フレーム側から突出した部分との間に弾性体４を
介装している。又、クローラー７はゴム製である
ので内部に芯金を封じ込んでおり、この芯金の一
部が内方へ突出して左右のローラーガイド６，６
の突起となつている。本考案のトラツクローラー
ブラケツトの下端はこのローラーガイド６，６の
間に第５図、第７図の如く嵌入しているのであ
る。
フレーム側から突出した部分との間に弾性体４を
介装している。又、クローラー７はゴム製である
ので内部に芯金を封じ込んでおり、この芯金の一
部が内方へ突出して左右のローラーガイド６，６
の突起となつている。本考案のトラツクローラー
ブラケツトの下端はこのローラーガイド６，６の
間に第５図、第７図の如く嵌入しているのであ
る。
このように構成することにより、第６図、第８
図の如くクローラー７が緩んで外れかかつた場合
にも、ブラケツト１がローラーガイド６に接当
し、外れを防ぐことが出来るのである。
図の如くクローラー７が緩んで外れかかつた場合
にも、ブラケツト１がローラーガイド６に接当
し、外れを防ぐことが出来るのである。
第７図、第８図はトラツクフレーム２と、クロ
ーラー７の中心が一致している場合であり、本実
施例ではトラツクフレーム２内でブラケツト１を
枢支しているが、ブラケツトをＹ字形としてトラ
ツクフレーム２の両側で枢支してもよいことは勿
論である。
ーラー７の中心が一致している場合であり、本実
施例ではトラツクフレーム２内でブラケツト１を
枢支しているが、ブラケツトをＹ字形としてトラ
ツクフレーム２の両側で枢支してもよいことは勿
論である。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので次のような効
果を奏するものである。
果を奏するものである。
第１に、従来の脱輪防止具は実公昭53−45387
号の如く固定式の為に地面の凹凸により、クロー
ラーのローラーガイド突起と接触して早期摩耗
や、走行抵抗の増加という不具合があつたが本考
案の如く構成することにより、トラツクローラー
と共に退避するのでローラーガイドと、ブラケツ
トが摺動を続けるという不具合いは解消したもの
である。
号の如く固定式の為に地面の凹凸により、クロー
ラーのローラーガイド突起と接触して早期摩耗
や、走行抵抗の増加という不具合があつたが本考
案の如く構成することにより、トラツクローラー
と共に退避するのでローラーガイドと、ブラケツ
トが摺動を続けるという不具合いは解消したもの
である。
第２に、第３図に示す如くブラケツト１の下端
部とクローラー上面との間隙ａをできるだけ近ず
けることができ、クローラーの外れを確実に防止
することができるのである。
部とクローラー上面との間隙ａをできるだけ近ず
けることができ、クローラーの外れを確実に防止
することができるのである。
第３に、クローラー外れ防止金具と、イコライ
ザー装置のブラケツトを兼用することができたも
のであり両装置により外れにくく、かつ畦越えや
トラツクへの積み降ろしの安全なクローラー装置
とすることができたものである。
ザー装置のブラケツトを兼用することができたも
のであり両装置により外れにくく、かつ畦越えや
トラツクへの積み降ろしの安全なクローラー装置
とすることができたものである。
第１図は本考案のクローラー装置を装着したコ
ンバインをトラツクの荷台に積み込む状態の側面
図。第２図は本考案のクローラー装置の全体側面
図。第３図は同じくトラツクローラー部の拡大側
面図。第４図は従来のブラケツトの構造を示す側
面図。第５図、第６図はトラツクフレームとクロ
ーラーの中心が偏心している場合のトラツクロー
ラー部の後面断面図。第７図、第８図はトラツク
フレームとクローラーの中心が一致している場合
の後面断面図である。 １……トラツクローラーブラケツト、２……ト
ラツクフレーム、３……回動枢支軸、５……トラ
ツクローラー、４……弾性体。
ンバインをトラツクの荷台に積み込む状態の側面
図。第２図は本考案のクローラー装置の全体側面
図。第３図は同じくトラツクローラー部の拡大側
面図。第４図は従来のブラケツトの構造を示す側
面図。第５図、第６図はトラツクフレームとクロ
ーラーの中心が偏心している場合のトラツクロー
ラー部の後面断面図。第７図、第８図はトラツク
フレームとクローラーの中心が一致している場合
の後面断面図である。 １……トラツクローラーブラケツト、２……ト
ラツクフレーム、３……回動枢支軸、５……トラ
ツクローラー、４……弾性体。
Claims (1)
- トラツクフレーム２に設けた回動枢支軸３を中
心に、トラツクローラーブラケツト１を回動自在
とし、トラツクローラー５をトラツクフレーム２
に対して上下動可能としたものにおいて、トラツ
クローラーブラケツト１の下端部が左右のローラ
ーガイド６，６の間に嵌入すべく構成したことを
特徴とするクローラーの脱輪防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15899284U JPH0126544Y2 (ja) | 1984-10-20 | 1984-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15899284U JPH0126544Y2 (ja) | 1984-10-20 | 1984-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173485U JPS6173485U (ja) | 1986-05-19 |
| JPH0126544Y2 true JPH0126544Y2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=30716955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15899284U Expired JPH0126544Y2 (ja) | 1984-10-20 | 1984-10-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0126544Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5243727B2 (ja) * | 2007-04-10 | 2013-07-24 | 住友ゴム工業株式会社 | クローラ式走行装置 |
-
1984
- 1984-10-20 JP JP15899284U patent/JPH0126544Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173485U (ja) | 1986-05-19 |
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