JPH10326389A - 火災受信機 - Google Patents

火災受信機

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JPH10326389A
JPH10326389A JP13530597A JP13530597A JPH10326389A JP H10326389 A JPH10326389 A JP H10326389A JP 13530597 A JP13530597 A JP 13530597A JP 13530597 A JP13530597 A JP 13530597A JP H10326389 A JPH10326389 A JP H10326389A
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Atsushi Ishikawa
淳 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災の発生地区を容易かつ確実に確認するこ
とができ、警戒地区表示用の台紙の着脱もきわめて簡単
な火災受信機をうること。 【解決手段】 本体フレーム1、表示窓16が開口され
本体フレーム1に開閉自在に装着される扉15、本体フ
レーム1内に設置されるプリント基板、及びこのプリン
ト基板上に載置される操作パネル31を備え、操作パネ
ル31の前面片側に複数の火災警戒地区を表示する火災
表示部36を縦長に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災報知設備にお
ける火災受信機に係り、さらに詳しくは、複数の火災警
戒地区を各火災警戒地区ごとに火災表示するようにした
火災受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災受信機は、一般に、本体フレ
ーム、本体フレーム内に設置されたプリント基板及び操
作パネル、この操作パネルの一部が露出する表示窓を有
し本体フレームに開閉自在に装着された扉等からなって
いる。そして、操作パネル上には、例えば特開平9−1
02093号公報に記載されているように、火災灯、警
戒地区を各地区ごとに火災表示する複数の地区窓からな
る火災表示部、及び各種のスイッチ群からなり地区窓の
下方に設けられた操作部等を備えており、操作部は、音
響停止スイッチのように常にパネル上に露出しているス
イッチ群と、メンテナンス用スイッチ等の如く常時は使
用しないため保護カバーで覆われているスイッチ群とか
らなっている。
【0003】上記のような火災受信機においては、複数
の地区窓は横方向に並べられており、警戒地区が多くな
るとこれを縦方向に複数段設けている。そして、各地区
窓には地区表示用の台紙が個々に取付けられ、その上
を、両側に地区窓に設けた係止穴に係止する突起部を有
する透明な合成樹脂板からなるカバーでそれぞれ覆って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の火災受信機は、
地区窓が警戒地区の高さ方向の位置と関係なく横方向に
並べられており、さらに、必要に応じてこれを縦方向に
複数段設けるようにしてるので、見難いばかりでなく、
地区窓の位置と警戒地区の位置とがイメージ的に一致し
ない。このため、最近のように建造物の高層化が進んで
例えば20階の建造物の各階をそれぞれ警戒地区とした
場合、火災に際してどの警戒地区(何階)で発生したか
を素速く確認することが困難である。
【0005】また、多数の地区窓には、個々に地区表示
用の台紙及びカバーを取付けなければならないので、そ
の着脱がきわめて面倒である。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、火災の発生地区を容易かつ確実に確認す
ることができ、警戒地区表示用の台紙及びカバーの着脱
もきわめて簡単な火災受信機を得ることを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る火災受信機は、本体フレーム、表示
窓が開口され前記本体フレームに開閉自在に装着される
扉、前記本体フレーム内に設置されるプリント基板、及
び該プリント基板上に設置される操作パネルを備え、前
記操作パネルの前面片側に複数の火災警戒地区を表示す
る火災表示部を縦長に設けたものである。
【0008】(2)上記(1)の火災表示部の下部の横
方向に隣接してメンテナンス用のプッシュボタン等を覆
う保護カバーを設けた。
【0009】(3)上記(1)又は(2)の火災表示部
を、縦方向に設けた複数の導光穴と、複数の警戒地区を
表示する台紙と、前記導光穴に対応した透光窓を有し前
記導光穴と台紙を覆うカバーとによって構成した。
【0010】(4)上記(3)の操作パネルの背面に突
設された導光スタッドに設けた導光穴の断面積を、先端
部側から基部側に向って徐々に拡大した。
【0011】(5)上記(1)の操作パネルのプッシュ
ボタン群のほぼ中央部の背面に、プリント基板に設けた
係止穴に係止する係止片を設けた。
【0012】(6)また、本発明に係る火災受信機は、
本体フレームと、表示窓が開口され前記本体フレームに
開閉自在に装着される扉と、前記本体フレーム内に設置
されるプリント基板と、該プリント基板上に設置され前
記表示窓から露出される操作パネルと、該操作パネルに
設けられ、警戒地区を表示する台紙及び透光窓を有し前
記台紙を覆うカバーとによって構成された火災表示部と
を備え、前記扉を閉じたときに該扉が前記カバーを押圧
するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の正面
図、上面図及び側面図、図2は図1の扉を開いた状態を
示す平面図、図3は一部を省略して示した本体フレーム
の平面図である。図において、1は底板2と周壁3に囲
まれた箱状の本体フレームで、底板2には後述のプリン
ト基板21を設置するリブ4、複数の支持スタッド5、
段部6aを有しねじ穴が設けられた段付きねじスタッド
6及びねじ穴を有するねじスタッド7a,7bが設けら
れており、これら支持スタッド5、段付きねじスタッド
6の段部6a、及びねじスタッド7a,7bの高さは等
しく、かつ周壁3より低く形成されている。8aはプリ
ント基板21を係止するL字状の複数の係止片で、ねじ
スタッド7aとの間にはすき間が形成されている。8b
は係止爪を有する複数の係止片である。9はプリント基
板21の位置決めリブ、10は外部配線の取込口、11
は電源ケーブルの取込口、12は本体フレーム1を壁面
等に取付けるためのねじ挿通穴である。
【0014】15はヒンジ17により本体フレーム1に
開閉可能に取付けられた扉で、浅い箱状に形成されてお
り、前面板には後述の操作パネル31の一部が露出する
表示窓16が開口されている。
【0015】図4は導電パターン及び搭載された電気部
品の一部を省略して示したプリント基板21の平面図で
ある。22は音響停止スイッチ、23は複数のメンテナ
ンス用スイッチで、以下これらをスイッチ群Sという。
24は各メンテナンス用スイッチ23に対応して実装さ
れ、当該スイッチの操作状態を表示するLEDの如き発
光素子である。25a,25bはプリント基板21の一
方の側の上下方向に並設されて外部配線が接続される端
子台、25cは電源ケーブルが接続される電源端子、2
6は端子台25aに沿って上下方向(縦方向)に所定の
間隔で搭載され、警戒地区の火災を表示するLEDの如
き複数の発光素子である。
【0016】27はスイッチ群Sの側方に設けられた複
数のヒューズ、28a,28bはスイッチ群Sのほぼ中
央部に設けられ、後述の操作パネル31に設けた係止爪
が係止する一対の係止穴、29は本体フレーム1の段付
きねじスタッド6に嵌合し、段部6aに当接する嵌合
穴、30aは端子台25a,25bの反対側に設けられ
たねじ挿通穴、30bは端子台25a,25b側の隅部
に設けられたねじ挿通穴である。
【0017】31は操作パネルで、図5に示すように、
前面板32と周壁33とからなり、前面板32には操作
部34が設けられた上下方向(縦方向)に長い第1の凹
部35と、第1の凹部35に並設され、この凹部35よ
り浅く形成されて火災表示部36が設けられる縦長の第
2の凹部37とが設けられている。なお、操作パネルの
前面板32において、火災表示部36は上端から下端に
わたって、片側(左側)に縦長に設けられる。そして、
第1の凹部35には、各種の表示部38、プリント基板
21の音響停止スイッチ22を操作する操作部39(以
下音響停止用プッシュボタンという)、回線選択スイッ
チ等を操作する操作部40(以下回線選択用プッシュボ
タンという)、及びプリント基板21のメンテナンス用
スイッチ23をそれぞれ操作する操作部41(以下メン
テナンス用プッシュボタンという)などが設けられてい
る。なお、上記の各プッシュボタン40,41を合せて
プッシュボタン群PBという。
【0018】42(図6参照)はプリント基板21に設
けた各発光素子24に対応して第1の凹部35の背面に
それぞれ突設された導光スタッドで、軸方向には導光穴
43が貫設されている。44a,44bはプッシュボタ
ン群PBのほぼ中央部において、第1の凹部35の背面
に突設された係止爪を有する一対の係止片で、プリント
基板21の係止穴28a,28bに係止する。45は下
部両側にヒンジピン46を有する保護カバーで、操作部
34の下方において前面板32から突出して設けた軸受
47にヒンジピン46を嵌入して開閉可能に保持され、
常時は閉じられてプッシュボタン群PBを覆っている。
なお、メンテナンス用のプッシュボタン等を覆う保護カ
バー45は火災表示部36の下部の横方向に隣接して設
けられる。
【0019】48(図7参照)はプリント基板21に設
けた火災表示用の各発光素子26に対応して、第2の凹
部37の背面にそれぞれ突設された導光スタッドで、軸
方向には導光穴49が貫設されている。そして、この導
光穴49の断面積は、先端部から基部に向って徐々に拡
大され、発光素子26からの小さい光を大きく表示する
ようになっている。上述の導光スタッド42,48は、
導光穴43,49の下端部が発光素子24,26に嵌合
しうる大きさに形成されており、また、操作パネル31
をプリント基板21上にセットしたときに、プリント基
板21の表面を抑える高さに設定されている。なお、導
光穴43,49内に光ガイド部材を設けるようにしても
よく、この光ガイド部材は、透明なアクリル樹脂等で構
成し、後述の火災表示部36のカバー56と一体に成形
してもよい。また、導光穴43,49の下端部と、発光
素子24,26とは嵌合させなくてもよい。
【0020】50a,50bは第2の凹部37の一方の
側壁に設けた係合穴、51a(51b)は第2の凹部3
7の上下の側壁に設けた嵌入穴である(51bは図示し
てない)。53a,53b,53cは第2の凹部37の
他方の側壁に設けた切除部で、上下の切除部53a,5
3bにはねじ穴54が設けられている。55は本体フレ
ーム1の段付きねじスタッド6に対応して第2の凹部3
7の背面に突設したスタッド(図示せず)の軸方向に貫
設したねじ挿通穴で、その先端部は、操作パネル31を
プリント基板21上にセットしたときに段付ねじスタッ
ド6に嵌合し、段部6aに当接するようになっている。
【0021】56は火災表示部36のカバーで、各導光
穴49に対応してそれぞれ透光窓57が設けられてお
り、各透光窓57の側方には透明な地区窓58が形成さ
れている。59a,59bはカバー56の一方の側縁に
突設され、第2の凹部37の側壁に設けた係合穴50
a,50bに係合する係合突起、60a,60bはカバ
ー56の他方の側縁に突設された突片で、ねじ挿通穴6
1が設けられている。62は突片60a,60bのほぼ
中間部に設けられた指掛け片である。なお、図示してな
いが、本発明においては、上下に第2の凹部37に設け
た嵌入穴51a,51bに嵌入する突出部を有し、カバ
ー56の地区窓58に対応して警戒地区名などが記載さ
れて第2の凹部37内にセットされる台紙を備えてい
る。カバー56は1枚の板からなり、そこに複数の地区
窓58が設けられたため、従来のものに比べてカバー5
6の取付時間(工数)を削減できる。なお、警戒地区の
数が少ない場合は、カバー56の下部をその数に合せて
例えば黒色に塗ればよい。
【0022】63は周壁33の一部を切除して、操作パ
ネル31をプリント基板21上にセットしたときに、ヒ
ューズ27を露出させるための切除部、64a,64
b,64cは側面が開口された凹部で、底部にはプリン
ト基板21のねじ挿通穴30aに対応してねじ挿通穴
(図示せず)が設けられている。
【0023】次に、上記のように構成した本発明に係る
火災受信機の組立順序の一例について説明する。なお、
本体フレーム1にはヒンジ17により扉15が取付けら
れており、プリント基板21には電気部品が実装され、
操作パネル31には保護カバー45が取付けられている
ものとする。
【0024】先ず、扉15を開いて、図3に示すよう
に、プリント基板21(1点鎖線で示す)の一方の側
(図4の右側)を、本体フレーム1に設けたねじスタッ
ド7aとL字状の係止片8aとの間に挿入し、位置決め
リブ9に沿ってプリント基板21をリブ4及び支持スタ
ッド5上に載置し、係止片8bの係止爪をプリント基板
21の上面に係止させる。このとき、プリント基板21
に設けた嵌合穴29は本体フレーム1の段付きねじスタ
ッド6に嵌合してその段部6a上に位置し、また、各ね
じ挿通穴30a,30bはねじスタッド7a,7b上に
位置して、プリント基板21は水平に保持される。
【0025】ついで、プリント基板21上に操作パネル
31を載置し、その係止片44a,44bの係止爪をプ
リント基板21の係止穴28a,28bに係止させる。
このときのプリント基板21と操作パネル31との関係
は次の通りである。 (1)操作パネル31の導光スタッド42,48の導光
穴43,49は、プリント基板21に設けた発光素子2
4,26にそれぞれ嵌合し、その先端部はプリント基板
21の表面に当接している。 (2)操作パネル31の第2の凹部37に設けたスタッ
ドのねじ挿通穴55が本体フレーム1の段付きねじスタ
ッド6に嵌合し、その先端部が段部6aに当接してい
る。
【0026】(3)操作パネル31の凹部64a〜64
cに設けたねじ挿通穴は、プリント基板21のねじ挿通
穴30a及び本体フレーム1のねじスタッド7aと整合
している。 (4)操作パネル31の各プッシュボタン40,41
は、プリント基板21に設けた各スイッチ22,23に
それぞれ当接している。 (5)プリント基板21に設けた端子台25a,25b
及び電源端子25cは、操作パネル31の側方に位置
し、ヒューズ27は操作パネル31の切除部63から露
出している。
【0027】この状態で、操作パネル31の第2の凹部
37に設けたねじ挿通穴55から挿通したねじを本体フ
レーム1の段付きねじスタッド6に螺入すると共に、凹
部64a〜64cのねじ挿通穴から挿通したねじを、プ
リント基板21のねじ挿通穴30aを介して本体フレー
ム1のねじスタッド7aに螺入して共締めし、プリント
基板21と操作パネル31を本体フレーム1に固定す
る。また、プリント基板21に設けたねじ挿通穴30b
に挿通したねじを、本体ケース1のねじスタッド7bに
螺入して固定する。
【0028】次に、操作パネル31の第2の凹部37に
地区名などが記載された台紙を挿入してその突出部を嵌
入穴51a,51bに嵌入し、セットする。ついで、カ
バー56の係合突起59a,59bを第2の凹部37の
側壁に設けた係合穴50a,50bに挿入して台紙及び
火災表示用の導光穴49を覆い、その突片60a,60
bを切除部53a,53bに嵌入してねじ挿通穴61に
挿通したねじをねじ穴61に螺入し、ねじ止めする。こ
のとき、指掛け片62は切除部53c内に位置する。こ
のときの状態を図2に示す(但し、図2においては、保
護カバー45は省略してある)。
【0029】図1は図2の状態から扉15を閉じた状態
を示すもので、操作パネル31の操作部34及び火災表
示部36は扉15の表示窓16から露出しており、常時
はプッシュボタン群PBの前面は保護カバー45により
閉鎖されている。なお、このとき、扉15の表示窓16
の縁部が火災表示部36のカバー56の透光窓57側の
縁部を押圧してカバー56を保持しているので、カバー
56の突片60a,60bを操作パネル31の切除部5
3a,53bにねじ止めしなくてもよい。この場合、扉
15の表示窓16の縁部により、カバー56に設けた突
片60a,60bを押圧するようにしてもよい。また、
火災報知設備のメンテナンスを行う場合は、扉15を閉
じたままの状態で保護カバー45を下方に回動させて開
放し、プッシュボタン群PBを操作する。
【0030】
【発明の効果】
(1)本発明に係る火災受信機は、本体フレーム、表示
窓が開口され本体フレームに開閉自在に装着される扉、
本体フレーム内に設置されるプリント基板、及びプリン
ト基板上に設置される操作パネルを備え、操作パネルの
前面片側に複数の火災警戒地区を表示する火災表示部を
縦長に設けたので、警戒地区の位置と火災表示部の表示
とがイメージ的に一致するため、火災の発生地区を素速
くかつ確実に確認することができる。つまり、火災表示
部において、その上方から高層階の警戒地区を割当て、
下方にいく程、順次、低層階の警戒地区を割当てるよう
にすれば、火災時に投光窓の点灯した位置を見ること
で、火災受信機の操作者は、瞬時に建屋のどのあたりの
階で火災が発生したのかを確認することが可能となる。
【0031】(2)上記(1)の火災表示部の下部の横
方向に隣接してメンテナンス用のプッシュボタン等を覆
う保護カバーを設けたので、操作パネルの前面板を有効
に利用することができ、また、メンテナンス用のプッシ
ュボタン等の操作も容易である。つまり、操作パネルの
表示窓から露出する部分において、保護カバーを片側に
だけ位置させることで、他端側に上端から下端にわたっ
て火災表示部を設けることが可能となる。特に表示窓の
開口の大きさには限りがあるが、このような配置構成に
することにより、多数の警戒地区をもつ高層ビルの場合
でも、地区窓は一列の状態のまま火災表示を行うことが
できる。
【0032】(3)上記(1)又は(2)の火災表示部
を、縦方向に設けた複数の導光穴と、複数の警戒地区を
表示する台紙と、導光穴に対応した透光窓を有し導光穴
と台紙を覆うカバーとによって構成したので、構造が簡
単で上記(1)の効果を得られるばかりでなく、台紙及
びカバーの着脱がきわめて容易である。
【0033】(4)上記(3)の操作パネルの背面に突
設された導光スタッドに設けた導光穴の断面積を先端部
側から基部側に向って徐々に拡大したので、小さい発光
素子の光を大きく表示することができ、火災の発生を容
易かつ確実に確認することができる。
【0034】(5)上記(1)の操作パネルのプッシュ
ボタン群のほぼ中央部の背面に、プリント基板に設けた
係止穴に係止する係止片を設けたので、プリント基板及
び操作パネルを常時所定の位置に保持することができ、
これにより、プリント基板に設けた各種のスイッチにプ
ッシュボタンを確実に接触させることができる。また、
操作パネルにプリント基板に係止する係止片を設けたの
で、プリント基板に反りが生じても、ボタンとスイッチ
群のずれが起きにくく、しかもその係止片をスイッチ群
の中央部に設けることで、全てのスイッチとボタンのず
れを最小限に抑えることができる。
【0035】(6)また、本発明に係る火災受信機は、
本体フレームと、表示窓が開口され前記本体フレームに
開閉自在に装着される扉と、本体フレーム内に設置され
るプリント基板と、プリント基板に設置され、扉の表示
窓から露出する操作パネルと、この操作パネルに設けら
れ、警戒地区を表示する台紙及び透光窓を有し台紙を覆
うカバーによって構成された火災表示部とを備え、扉を
閉じたときに、扉がカバーを押圧するようにしたので、
上記(1)の効果が得られるばかりでなく、ねじにより
カバーを操作パネルに固定する作業を省略することがで
き、カバー及び台紙の着脱がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る火災受信機の一実施形態の正面
図、上面図及び側面図である。
【図2】図1の扉を開いた状態を示す平面図である。
【図3】一部を省略して示した図1の本体フレームの平
面図である。
【図4】一部を省略して示した図1のプリント基板の平
面図である。
【図5】図1の操作パネルの分解斜視図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 15 扉 21 プリント基板 24,26 発光素子 28a,28b 係止穴 31 操作パネル 34 操作部 36 火災表示部 42,48 導光スタッド 43,49 導光穴 44a,44b 係止片 45 保護カバー 56 カバー 57 透光窓 58 地区窓 S スイッチ群 PB プッシュボタン群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレーム、表示窓が開口され前記本
    体フレームに開閉自在に装着される扉、前記本体フレー
    ム内に設置されるプリント基板、及び該プリント基板上
    に設置される操作パネルを備え、 前記操作パネルの前面片側に複数の警戒地区を表示する
    火災表示部を縦長に設けたことを特徴とする火災受信
    機。
  2. 【請求項2】 火災表示部の下部の横方向に隣接してメ
    ンテナンス用のプッシュボタン等を覆う保護カバーを設
    けたことを特徴とする請求項1記載の火災受信機。
  3. 【請求項3】 火災表示部を、縦方向に設けた複数の導
    光穴と、複数の警戒地区を表示する台紙と、前記導光穴
    に対応した透光窓を有し前記導光穴と台紙を覆うカバー
    とによって構成したことを特徴とする請求項1又は2記
    載の火災受信機。
  4. 【請求項4】 操作パネルの背面に突設された導光スタ
    ッドに設けた導光穴の断面積を、先端部側から基部側に
    向って徐々に拡大したことを特徴とする請求項3記載の
    火災受信機。
  5. 【請求項5】 操作パネルのプッシュボタン群のほぼ中
    央部の背面に、プリント基板に設けた係止穴に係止する
    係止片を設けたことを特徴とする請求項1記載の火災受
    信機。
  6. 【請求項6】 本体フレームと、表示窓が開口され前記
    本体フレームに開閉自在に装着される扉と、前記本体フ
    レーム内に設置されるプリント基板と、該プリント基板
    上に設置され前記扉の表示窓から露出する操作パネル
    と、 該操作パネルに設けられ、警戒地区を表示する台紙及び
    透光窓を有し前記台紙を覆うカバーによって構成された
    火災表示部とを備え、 前記扉を閉じたときに、該扉が前記カバーを押圧するよ
    うにしたことを特徴とする火災受信機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094760A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備用機器
JP2014056866A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Denso Wave Inc セキュリティ装置
JP2014106714A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Nohmi Bosai Ltd 火災受信機
JP2016189100A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 能美防災株式会社 火災受信機

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