JP2783219B2 - 情報表示盤の増設方式 - Google Patents

情報表示盤の増設方式

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JP2783219B2 JP27689595A JP27689595A JP2783219B2 JP 2783219 B2 JP2783219 B2 JP 2783219B2 JP 27689595 A JP27689595 A JP 27689595A JP 27689595 A JP27689595 A JP 27689595A JP 2783219 B2 JP2783219 B2 JP 2783219B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示盤に関
し、特に、システム増設時における情報表示盤の増設方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば発光ダイオード(LE
D)を用い、その点灯・滅灯によってデータの有無を知
らせる情報表示盤が知られている。具体的には、伝言メ
ッセージの有無をLEDの点灯により表示するものがあ
るが、この場合、予め設定された利用者ごとに伝言の有
無を表示することできる(図4(a)参照)。そして、
利用者が増加して表示盤の許容人を越えた場合は表示盤
を増設する。
【0003】このような情報表示盤の増設に関する従来
の技術は、実開平1−97380号公報、実開平4−1
26280号公報等に記載されており、これらは、いず
れも固定容量をもつ基本表示ブロックを複数個、取付け
パネル等に並べて増設するものである。また、ユニット
を拡張する従来の技術が実開平6−44136号公報に
記載されており、これは、ユニット取付け用部材に任意
数のユニットを併設し、コネクタで接続するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の情報表
示盤のシステム増設方式においては、小規模の利用者数
にて使用する場合、不必要な容量(LED点灯表示の場
合はLED数)が数多く発生するケースが起こり、また
反面、大規模の利用者数に対応する場合には、新たに表
示装置を別途に設置する必要があり、したがって各利用
環境に最適なシステム構成ができなく、経済的にみても
無駄が生じるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、利用環境(規模)に適応
したシステム構成をビルディングブロックの考え方によ
って実現する情報表示盤の増設方式を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報表示盤の増
設方式は、図1に示すように、基本架1と増設架5とに
よって構成されている。基本架1は、一定の表示容量を
持つ第1の情報表示部10と、第1の電気的接続部9
と、第1の機械的接続部6とを備え、一方、増設架5は
第1の情報表示部10に対応して配置される第2の情報
表示部と、第1の電気的接続部9と電気的に接続される
第2の電気的接続部と、前記第1の機械的接続部6と機
械的に接続される第2の機械的接続部13とを備えてい
る。基本架1に増設架5を次々と重ねて増設することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す
分解斜視図、図2は実施例の情報表示盤を組み立てた状
態で示す断面図(図1のA−A線断面図)、図3は係止
部を示す断面図(図2のB−B線断面図)である。
【0008】本実施例の表示盤は、基本架1と、その基
本架1に重ねて増設される増設架5とによって構成され
る。基本架1、増設架5は共に筐体によって形成され、
基本架1の筐体は、ベース7と、ベース7に重ねられる
カバー3とで構成されている。ベース7には、回路基板
8が設けられ、その回路基板8上には、表示盤の制御部
等(図示せず)が配置されているとともに、ある一定の
表示容量を持ち複数の発光ダイオード(LED)からな
る情報表示部10(第1の情報表示部)が設けられてい
る。回路基板8には、増設架5と電気的に接続するため
の第1コネクタ9(第1の電気的接続部)を備えてい
る。
【0009】カバー3には開口部4が形成され、増設架
5を増設しないときは、表示パネル2を開口部4に装着
可能である。図の例では表示パネル2は増設架5の開口
部4aに装着されている(図1)。開口部4の周縁部に
は、増設架5の装着方向に対し垂直面からなる係止部6
が形成されている。
【0010】一方、増設架5の筐体は、ベース7aと、
ベース7aに重ねられるカバー3aとで構成されてい
る。ベース7aには、回路基板8aが設けられ、その回
路基板8a上には、基本架1の情報表示部10より表示
容量の大きい(LEDの数の多い)発光ダイオード(L
ED)からなる情報表示部10a(第2の情報表示部)
及びその駆動回路が設けられている(図1,2において
LEDの形状はやや簡略化して示した)。回路基板8a
上には、さらに、基本架1の第1コネクタ9と電気的に
接続される第2コネクタ15(第2の電気的接続部)が
設けられている。ベース7aの底板12には、図3に示
すように、基本架1の方向に突出し、係止部6と係合す
る弾性爪13が形成されている。弾性爪13は、ベース
7aに切込み13aを入れることによって形成され、弾
性爪13の根本部分から延長した弾性押下部14を図3
に矢印で示すように押すことによって、係止部6と弾性
爪13との係合を解くことができる。弾性爪13と同様
の爪18,19がベース7aの複数箇所に設けられてい
る。ベース7aは例えばABS樹脂等で形成し、その
際、弾性爪13はベース7aと一体成形する。
【0011】増設架5のカバー3aには開口部4aが形
成され、この開口部4aは表示パネル2によって覆われ
る。
【0012】次に、図2に基づいてシステム増設時の接
続方法について説明する。基本架1のみが既設で増設架
5を一台増設する場合、まず機械的接続は、表示パネル
2を取り外した基本架1に増設架5を重ねることで増設
架5の底板12から突出した弾性爪13が基本架1のカ
バー3に設けた係止部6と係着することにより、基本架
1と増設架5の機械的結合が完了する。
【0013】上述の状況とは反対のケースで、保守・点
検時に増設架5を基本架1から取り外す場合は、増設架
5のベース7aの側面に設けた弾性押下部14を指で押
下することにより(図3)、弾性押下部14と一体とな
った弾性爪13が変移し、基本架1の係止部6から離脱
して増設架5が基本架1から取り外れることになる。
【0014】また、基本架1と増設架5の電気的接続
は、図1,2に示すように基本架1に設けた第1のコネ
クタ9と増設架5に設けた第2のコネクタ15の実装位
置を平面的には同位置で、高さ的には架間の機械的結合
完了状態で両コネクタの端子接触を満足するように設定
することにより、増設時の機械的接続と同時に各々が有
するコネクタの嵌合が行われ、電気的接続を完了する。
増設後は、基本架1の情報表示部10は作動せず、増設
架5の情報表示部10aを作動させる。もちろん、表示
部10,10aを両方とも作動させるように構成しても
よい。
【0015】図4(a)は実施例の装置を、伝言メッセ
ージの有無をLEDの点灯により表示する表示盤として
使用した例を示す。表示パネル2上に各担当者名が記載
され、伝言メッセージがあるときはその担当者のLED
を点灯させる。この例は、当初基本架1だけのときは担
当者は4人(LEDは4個)だったが、増設架5をつけ
て7人に増やした例である。図4(b)に示すように、
パネル2には、担当者名の記載された示銘条片20を取
り付けて透明板21によって覆い、示銘条片20に形成
された穴及び透明板21を通してLEDの光が表示され
る。
【0016】更に情報表示盤を増設する場合には、図2
に示すように、既設の増設架5に対し、追加の増設架1
1を重ねることにより、上述したと同様な機械的接続同
時に電気的接続が行える。更に、それ以降の任意数の増
設についても同時に行える。図4(a)の例でいえば、
表示パネル2に縦1列の担当者名(7人)が記載されて
いるがその右隣にさらに必要に応じてLEDを追加した
増設架を準備することができる。
【0017】上述した本実施例においては、コネクタ
9,15を介して電気的接続を行うように例示したが、
本発明の他の実施例として、コネクタを使用しない方式
が考えられる。即ち、図5に示すように、既設の基本架
1の回路基板8と増設架17の回路基板8cとをケーブ
ル16で結合することで電気的接続を行う工法である。
この工法は、コネクタ9,15を用いた工法に比較し、
半田付け等に作業時間を要するが、実装スペースが少な
くて済むので回路基板の実装設計が容易となると共に、
筐体の厚さ方向の寸法を小さくすることが可能等の利点
がある。
【0018】なお実施例では、情報表示部10に発光ダ
イオード(LED)を用いる場合を例示したが、これら
に限らず他の表示部材、例えば蛍光表示管、LCD等を
用いてもよいことは勿論である。
【0019】以上のように、本実施例によれば、基本架
1と増設架5、11、...等とを連設するだけで情報
表示両盤の増設が可能で、増設用の取付けパネル等を特
別に用意する必要がない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報表示盤の基本架に対して任意数の増設架を順次連接
する構成とし、システム増設方式においてビルディング
ブロックの考え方を実現したので、使用環境(規模)に
最適なシステム構成が可能となり、また使用環境(規
模)の変化にも経済的にも対応可能であるという効果を
有する。
【0021】また増設に際して、増設用の取付けパネル
等を特別に必要とすることがなく、基本架と増設架自体
の連設だけでシステムの増設ができるので、設置工数の
低減と資材費の低減に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例によるシステム増設状況を示
す断面図(図1のA−A線断面図)である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】(a)は実施例の表示盤の外観図、(b)はそ
の断面図である。
【図5】本発明における他の実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基本架 2 表示パネル 3,3a カバー 4,4a 開口部 5 増設架 6 係止部 7,7a ベース 8,8a 回路基板 9 第1コネクタ 10,10a 情報表示部 11 増設架 12 底板 13,18,19 弾性爪 14 弾性押下部 15 第2コネクタ 16 ケーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の表示容量を持つ第1の情報表示部
    と、第1の電気的接続部と、第1の機械的接続部とを備
    えた基本架と、 前記第1の情報表示部に対応して配置される第2の情報
    表示部と、前記第1の電気的接続部と電気的に接続され
    る第2の電気的接続部と、前記第1の機械的接続部と機
    械的に接続される第2の機械的接続部とを備えた増設架
    とを有し、 前記基本架に前記前記増設架を重ねて増設することを特
    徴とする情報表示盤の増設方式。
  2. 【請求項2】 前記基本架及び増設架は、それぞれ筐体
    によって構成され、前記第2の機械的接続部として前記
    増設架の筐体に弾性爪が形成され、前記第1の機械的接
    続部として前記基本架の筐体に前記弾性爪と係合する係
    止部が形成された請求項1に記載の情報表示盤の増設方
    式。
  3. 【請求項3】 前記弾性爪は前記筐体の外側に形成さ
    れ、押下することにより前記係止部との係合が解除され
    る請求項2に記載の情報表示盤の増設方法。
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