JPH10322519A - 照明装置及び画像読取装置 - Google Patents

照明装置及び画像読取装置

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JPH10322519A
JPH10322519A JP9127268A JP12726897A JPH10322519A JP H10322519 A JPH10322519 A JP H10322519A JP 9127268 A JP9127268 A JP 9127268A JP 12726897 A JP12726897 A JP 12726897A JP H10322519 A JPH10322519 A JP H10322519A
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light
light emitting
emitting element
emits
infrared
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JP9127268A
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Nobuhiro Fujinawa
展宏 藤縄
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、可視光と赤外光とを射出する照明
装置及びそれを用いる画像読取装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 可視光を発する可視光発光素子と、赤外
光を発する赤外光発光素子と、少なくとも可視光発光素
子が列状に配置される第1配置部と、少なくとも赤外光
発光素子が列状に配置される第2配置部とを含む基盤2
と、第1配置部に配置される可視光発光素子から発光さ
れた光を第1面で反射し、第2配置部に配置される赤外
光発光素子から発光された光を第2面で反射し、第1面
と第2面からの光が共通光路を通るように成形配置され
るダイクロイックミラー3とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を照明する照
明装置及びそれを照明手段に用いる画像読取装置関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置は、ネガフィルムやリバー
サルフィルム、さらには長尺フィルム等のフィルム原稿
を照明する照明手段と、フィルム原稿を搬送する搬送手
段と、フィルム原稿の透過光を受けてフィルム原稿の画
像を読み取り、画像信号を出力する画像読取手段と、画
像読取手段が読み取った画像のデータを演算処理する画
像処理手段とを備え、フィルム原稿の画像をいわゆるパ
ソコン等に取り込むために使用される。
【0003】ところで、カラー画像の読み取りは、一般
に、赤色(R),緑色(G),青色(B)の3色を切り
換えて行われるが、フィルム原稿上に微小な埃、塵や傷
等が存在する場合には、それらは読み取った画像上に黒
点(ポジフィルムの場合)や白点(ネガフィルムの場
合)として現れ、画像の品質を低下させる。そこで、赤
外光の特質を利用してフィルム原稿上の埃、塵や傷等を
検出する技術が提案されている(例えば、特開昭63−
116551号公報)。この場合には、画像読取装置
は、赤色(R),緑色(G),青色(B)の3色での通
常の読み取りの他に、赤外(IR)での読み取りが可能
でなければならない。
【0004】つまり、赤外(IR)での読み取りも可能
な画像読取装置は、照明手段として赤色(R),緑色
(G),青色(B)及び赤外(IR)の4色の光を発生
する光源が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、画像読
取装置は、小型、低廉であることが要求される。また、
赤外(IR)での読み取りを可能とするとしても、3色
での通常の読み取りは支障なく行える必要がある。
【0006】したがって、4色の光を射出できる照明装
置は、小型化が可能で、かつ、安価に構成できることに
加え、小型化との関連で4色の光源の出射光の光軸を合
わせる配置関係が問題となる。本発明の目的は、可視光
と赤外光とを射出する照明装置及びそれを照明手段に用
いる画像読取装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の照明装
置は、可視光を発する可視光発光素子と、赤外光を発す
る赤外光発光素子と、少なくとも可視光発光素子が列状
に配置される第1配置部と、少なくとも赤外光発光素子
が列状に配置される第2配置部とを含む基盤と、第1配
置部に配置される可視光発光素子から発光された光を第
1面で反射し、第2配置部に配置される赤外光発光素子
から発光された光を第2面で反射し、第1面と第2面か
らの光が共通光路を通るように成形配置されるダイクロ
イックミラーとを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の照明装置は、請求項1に
記載の照明装置において、第1面は、赤外光を透過する
ことを特徴とする。請求項3に記載の照明装置は、請求
項1に記載の照明装置において、第2面は、可視光を透
過することを特徴とする。請求項4に記載の照明装置
は、請求項1に記載の照明装置において、可視光発光素
子は、赤色の光を発する赤色光発光素子、緑色の光を発
する緑色光発光素子、青色の光を発する青色光発光素子
のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の照明装置は、請求項1に
記載の照明装置において、共通光路に配置され、可視光
を拡散する拡散板を更に備えることを特徴とする。請求
項6に記載の照明装置は、請求項1に記載の照明装置に
おいて、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い
方の配置部に配置される発光素子は、光量を多くする必
要のある発光素子であることを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の照明装置は、請求項1に
記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色の光
を発する赤色光発光素子、緑色の光を発する緑色光発光
素子、青色の光を発する青色光発光素子の3種類からな
り、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と赤色
光発光素子であり、光の射出側に遠い方の配置部に配置
される発光素子は、青色光発光素子と緑色光発光素子で
あることを特徴とする。
【0011】請求項8に記載の照明装置は、請求項1に
記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色の光
を発する赤色光発光素子、緑色の光を発する緑色光発光
素子、青色の光を発する青色光発光素子の3種類からな
り、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と青色
光発光素子であり、光の射出側に遠い方の配置部に配置
される発光素子は、赤色光発光素子と緑色光発光素子で
あることを特徴とする。
【0012】請求項9に記載の照明装置は、請求項1に
記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色の光
を発する赤色光発光素子、緑色の光を発する緑色光発光
素子、青色の光を発する青色光発光素子の3種類からな
り、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子であ
り、光の射出側に遠い方の配置部に配置される発光素子
は、赤色光発光素子と青色光発光素子と緑色光発光素子
であることを特徴とする。
【0013】請求項10に記載の照明装置は、請求項1
に記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色の
光を発する赤色光発光素子、緑色の光を発する緑色光発
光素子、青色の光を発する青色光発光素子の3種類から
なり、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方
の配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と赤
色光発光素子と緑色光発光素子であり、光の射出側に遠
い方の配置部に配置される発光素子は、青色光発光素子
であることを特徴とする。
【0014】請求項11に記載の照明装置は、請求項1
に記載の照明装置において、共通光路に、一端から入射
するの光を線状の出射光へ変換する棒状光学部材を備え
ることを特徴とする。請求項12に記載の照明装置は、
端部から入射する光を線状の出射光へ変換する棒状光学
部材と、棒状光学部材の一端に第1の可視光と第2の可
視光とを切換可能に出射する発光ランプと、棒状光学部
材の他端に赤外光を出射する赤外光発光ランプとを備え
ることを特徴とする。
【0015】請求項13に記載の画像読取装置は、原稿
を照明する照明手段と、原稿を搬送する搬送手段と、原
稿の透過光を受けて原稿の画像を読み取り、画像信号を
出力する画像読取手段と、画像読取手段が読み取った画
像のデータを演算処理する画像処理手段とを備える画像
読取装置において、照明手段は、可視光を発する可視光
発光素子と、赤外光を発する赤外光発光素子と、少なく
とも可視光発光素子が列状に配置される第1配置部と、
少なくとも赤外光発光素子が列状に配置される第2配置
部とを含む基盤と、第1配置部に配置される可視光発光
素子から発光された光を第1面で反射し、第2配置部に
配置される赤外光発光素子から発光された光を第2面で
反射し、第1面と第2面からの光が共通光路を通るよう
に成形配置されるダイクロイックミラーと、共通光路に
配置され、ダイクロイックミラーの出射光を拡散する拡
散板とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項14に記載の画像読取装置は、原稿
を照明する照明手段と、原稿を搬送する搬送手段と、原
稿の透過光を受けて原稿の画像を読み取り、画像信号を
出力する画像読取手段と、画像読取手段が読み取った画
像のデータを演算処理する画像処理手段とを備える画像
読取装置において、照明手段は、可視光を発する可視光
発光素子と、赤外光を発する赤外光発光素子と、少なく
とも前記可視光発光素子が列状に配置される第1配置部
と、少なくとも前記赤外光発光素子が列状に配置される
第2配置部とを含む基盤と、第1配置部に配置される可
視光発光素子から発光された光を第1面で反射し、第2
配置部に配置される赤外光発光素子から発光された光を
第2面で反射し、第1面と前記第2面からの光が共通光
路を通るように成形配置されるダイクロイックミラー
と、共通光路に配置され、一端から入射する前記ダイク
ロッイックミラーの出射光を線状の出射光へ変換する棒
状光学部材とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項15に記載の画像読取装置は、原稿
を照明する照明手段と、原稿を搬送する搬送手段と、原
稿の透過光を受けて原稿の画像を読み取り、画像信号を
出力する画像読取手段と、画像読取手段が読み取った画
像のデータを演算処理する画像処理手段とを備える画像
読取装置において、照明手段は、端部から入射する光を
線状の出射光へ変換する棒状光学部材と、棒状光学部材
の一端に第1の可視光と第2の可視光とを切換可能に出
射する発光ランプと、棒状光学部材の他端に赤外光を出
射する赤外光発光ランプとを備えることを特徴とする。
【0018】請求項16に記載の画像読取装置は、請求
項13乃至請求項15の何れか1項に記載の画像読取装
置において、画像処理手段は、赤外光で読み取ったデー
タから原稿に存在する異物を検出する検出手段を備える
ことを特徴とする。請求項17に記載の画像読取装置
は、請求項16に記載の画像読取装置において、画像処
理手段は、原稿上に異物の存在を検出したときは、アラ
ーム信号を出力するアラーム発生手段を備えることを特
徴とする。
【0019】請求項18に記載の画像読取装置は、請求
項16に記載の画像読取装置において、画像処理手段
は、原稿上に異物の存在を検出したときは、可視光で読
み取ったデータについて演算処理をする際に、異物が存
在する箇所の近傍の可視光データを用いてその異物存在
箇所のデータを補正する補正手段を備えることを特徴と
する。
【0020】請求項19に記載の発明は、請求項1に記
載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色の光を
発する赤色光発光素子、緑色の光を発する緑色光発光素
子、青色の光を発する青色光発光素子の3種類からな
り、赤外光発光素子は、第1配置部の列の内側に配置さ
れ、緑色発光素子は、第2配置部の列の内側に配置され
ることを特徴とする。
【0021】請求項20に記載の発明は、請求項1に記
載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色の光を
発する赤色光発光素子、緑色の光を発する緑色光発光素
子、青色の光を発する青色光発光素子の3種類からな
り、赤外光発光素子は、第1配置部の列の外側に配置さ
れ、緑色発光素子は、第2配置部の列の外側に配置され
ることを特徴とする。
【0022】(作用)請求項1に記載の照明装置では、
基盤に少なくとも可視光発光素子が列状に配置される第
1配置部と、少なくとも赤外光発光素子が列状に配置さ
れる第2配置部とを設け、第1配置部に配置される可視
光発光素子から発光された光と第2配置部に配置される
赤外光発光素子から発光された光とがダイクロイックミ
ラーによって共通光路を通るように調節され、射出され
る。したがって、光軸上でダイクロイックミラーを見れ
ば、可視光発光素子と赤外光発光素子それぞれの射出光
が、同一の場所から射出されたように見える。可視光発
光素子と赤外光発光素子を列状に配置してあるので、照
明装置をコンパクトに構成できる。
【0023】請求項2に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、ダイクロイックミラーは、
第1面が、赤外光を透過するように形成される。請求項
3に記載の照明装置では、請求項1に記載の照明装置に
おいて、ダイクロイックミラーは、第2面が、可視光を
透過するように形成される。請求項4に記載の照明装置
では、請求項1に記載の照明装置において、可視光発光
素子は、赤色光発光素子、緑色光発光素子、青色光発光
素子のうちの少なくとも1つである。
【0024】請求項5に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、共通光路に配置した拡散板
によって可視光を拡散できる。したがって、照明むらを
改善できる。請求項6に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、ダイクロイックミラーにお
ける反射ロスを考慮して第1及び第2の配置部のうち光
の射出側に近い方の配置部には、光量を多くする必要の
ある発光素子が配置される。したがって、元々光量の少
ない発光素子でも支障なく使用できる。
【0025】請求項7に記載の照明装置は、請求項1に
記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色光発
光素子、緑色光発光素子、青色光発光素子の3種類から
なり、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方
の配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と赤
色光発光素子であり、光の射出側に遠い方の配置部に配
置される発光素子は、青色光発光素子と緑色光発光素子
である。
【0026】請求項8に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色光
発光素子、緑色光発光素子、青色光発光素子の3種類か
らなり、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い
方の配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と
青色光発光素子であり、光の射出側に遠い方の配置部に
配置される発光素子は、赤色光発光素子と緑色光発光素
子である。
【0027】請求項9に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色光
発光素子、緑色光発光素子、青色光発光素子の3種類か
らなり、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い
方の配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子で
あり、光の射出側に遠い方の配置部に配置される発光素
子は、赤色光発光素子と青色光発光素子と緑色光発光素
子である。
【0028】請求項10に記載の照明装置では、請求項
1に記載の照明装置において、可視光発光素子は、赤色
光発光素子、緑色光発光素子、青色光発光素子の3種類
からなり、第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近
い方の配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子
と赤色光発光素子と緑色光発光素子であり、光の射出側
に遠い方の配置部に配置される発光素子は、青色光発光
素子である。
【0029】要するに、請求項7〜請求項10に記載の
発明では、発光素子の特性等に応じて柔軟に配置設計が
できる。請求項11に記載の照明装置では、請求項1に
記載の照明装置において、共通光路に、一端から入射す
る光を線状の出射光へ変換する棒状光学部材を配置する
という簡単な構成の照明装置となる。したがって、小型
な線状装置を実現できる。また、拡散照明を行うので、
照明むらが改善される。
【0030】請求項12に記載の照明装置では、棒状光
学部材の一端に第1の可視光と第2の可視光とを切換可
能に出射する発光ランプを設け、他端に赤外光を出射す
る赤外光発光ランプを設けるという簡単な構成の照明装
置となる。したがって、小型な線状装置を実現できる。
また、拡散照明を行うので、照明むらが改善される。請
求項13に記載の画像読取装置では、照明手段は、基盤
に列状に配置した可視光発光素子と赤外光発光素子それ
ぞれの光を、ダイクロイックミラーが、共通光路を通る
ように調節して射出し、それを拡散板が、拡散放射する
ことで原稿を照明できる。
【0031】したがって、当該照明手段がフィルムを照
明すると、可視光発光素子と赤外光発光素子それぞれの
射出光が、原稿上のほぼ同一の場所に向けて射出される
ので、照明むらが改善される。請求項14に記載の画像
読取装置では、照明手段は、基盤に列状に配置した可視
光発光素子と赤外光発光素子それぞれの光を、ダイクロ
イックミラーが、共通光路を通るように調節して射出
し、それを棒状光学部材が、線状の出射光へ変換するこ
とで原稿を照明できる。
【0032】したがって、当該照明手段がフィルムを照
明すると、可視光発光素子と赤外光発光素子それぞれの
射出光が、原稿上のほぼ同一の場所に向けて射出される
ので、照明むらが改善される。請求項15に記載の画像
読取装置では、照明手段は、棒状光学部材が、一端から
入射する発光ランプが切り換えて出射する第1の可視光
と第2の可視光と、他端から入射する赤外光発光ランプ
が出射する赤外光とを線状の出射光へ変換することで原
稿を照明できる。
【0033】当該照明手段がフィルムを照明すると、可
視光と赤外光との照明むらが改善され原稿上の同一の場
所に向けて射出される。したがって、より適切な画像処
理が実現される。請求項16に記載の画像読取装置で
は、請求項13乃至請求項15の何れか1項に記載の画
像読取装置において、画像処理手段の検出手段が、赤外
光で読み取ったデータから原稿に存在する異物を検出で
きる。
【0034】請求項17に記載の画像読取装置では、請
求項16に記載の画像読取装置において、画像処理手段
の検出手段が、原稿上に異物の存在を検出したときは、
アラーム発生手段が、アラーム信号を出力できる。請求
項18に記載の画像読取装置は、請求項16に記載の画
像読取装置において、画像処理手段の検出手段が、原稿
上に異物の存在を検出したときは、可視光で読み取った
データについて演算処理をする際に、補正手段が、異物
が存在する箇所の近傍の可視光データを用いてその異物
存在箇所のデータを補正できる。
【0035】請求項19に記載の発明では、請求項1に
記載の照明装置において、原稿の傷等の検出のための照
明に用いる赤外光発光素子は、第1配置部の列の内側に
配置し、赤色光発光素子と緑色光発光素子と青色光発光
素子との3種類からなる可視光発光素子のうち、人間の
目が最も良く認識できる緑色を発する緑色発光素子は、
第2配置部の列の内側に配置し、赤外光と緑光をほぼ同
一の分布で照明できる。
【0036】したがって、人間が最も気になる色に関し
てより正確な補正が可能になる。請求項20に記載の発
明では、請求項1に記載の照明装置において、原稿の傷
等の検出のための照明に用いる赤外光発光素子は、第1
配置部の列の外側に配置し、赤色光発光素子と緑色光発
光素子と青色光発光素子との3種類からなる可視光発光
素子のうち、人間の目が最も良く認識できる緑色を発す
る緑色発光素子は、第2配置部の列の外側に配置し、赤
外光と緑光をほぼ同一の分布で照明できる。
【0037】したがって、人間が最も気になる色に関し
てより正確な補正が可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0039】図1は、本発明の実施形態に係る照明装置
の側面図である。この実施形態は、請求項1〜請求項1
2、19、20に対応する。図1において、取付台1
は、取付部1aと、この取付部1aの一側に連接した光
源形成部1bとを備える。取付部1aには、ねじ穴1c
が設けられ、図示省略した支持部材にねじ止め固定され
る。光源形成部1bには、照明装置を構成する基盤2,
ダイクロイックミラー3,拡散板4が配置される。そし
て、基盤2には、赤色(R),緑色(G),青色(B)
及び赤外(IR)の4色の光を発生する複数の発光素子
チップ(以下「LEDチップ」という)5a,5bが、図
2に示すように、列状に配置される。なお、この実施形
態は、可視光発光素子として、赤色(R),緑色
(G),青色(B)の3色の全てを備えるが、何れか1
つの発光素子であっても良い。
【0040】以上の構成において、請求項1〜請求項1
2との対応関係は、次のようになっている。基盤には、
基盤2が対応する。ダイクロイックミラーには、ダイク
ロイックミラー3が対応する。拡散板には、拡散板4が
対応する。以下、図2〜図4を参照して本実施形態の照
明装置を具体的に説明する。図2は、本発明の実施形態
に係るLEDチップの配置状態を示す図である。基盤2
は、アルミニウム基板であるが、絶縁層をコーティング
した上に銅箔で2種類のパターンを形成してある。この
パターンは、中央の幅広パターンと、その両脇にそれぞ
れ設けた2本の細いパターンとからなり、それぞれの一
端は、基盤2の一端に設けてある端子(2a〜2e)に
接続される。図中、左右方向が光軸方向であるので、各
パターンは、この光軸と直交する向きに細長く形成され
ている。なお、各パターンは、金メッキが施されてい
る。
【0041】中央の幅広パターンには、図示例では、■
印で示す8個のLEDチップが、4個ずつ光軸と直交す
る向きの2列に、その一方の電極をダイボンディングし
て配置されている。そして、8個のLEDチップの他方
の電極が、中央の幅広パターンの両脇にある2本の細い
パターンにワイヤボンディングされている。なお、図示
例では、発光光線は、図中右方向に射出されるので、図
中右側の列が前列で、図中左側の列が後列ということに
なる。つまり、図1において、LEDチップ5aは、前
列にある4個のLEDチップの1つを示し、LEDチッ
プ5bは、後列にある4個のLEDチップの1つを示し
ている。この2列配置の一方が第1配置部、他方が第2
配置部に対応する。
【0042】図2に戻って図中右側の列では、図中上下
方向両端の2個のLEDチップは、赤色光発光LEDチ
ップである。これは、端子2aに接続される細いパター
ンに接続される。そして、間にある2個のLEDチップ
は、赤外光発光LEDチップである。これは、端子2b
に接続される細いパターンに接続されている。また、図
中左側の列では、両端の2個のLEDチップは、青色光
発光LEDチップである。これは、端子2eに接続され
る細いパターンに接続される。また、間にある2個のL
EDチップは、緑色光発光LEDチップである。これ
は、端子2dに接続される細いパターンに接続される。
そして、端子2cには、中央の幅広パターンが接続され
る。つまり、端子2cは、共通端子となっている。
【0043】このように2列に配置するのは、4色のL
EDチップを2個ずつ使用するとした場合に、それらを
1列に配置すると、光軸に直交する幅方向に長くなって
しまい、光軸からずれる量が多くなるLEDチップが出
るからである。光軸から外れると、ラインセンサに到達
する光量の減少、照明むらの発生等からラインセンサへ
光が到達し難くなる。本実施形態では、4色分の複数の
LEDチップを配置するためにそれらを2列に配置して
上記問題の発生を回避し、2列の光軸をダイクロイック
ミラー3で一致させる構成としてある。
【0044】なお、上述の実施形態では、図中右側の列
の内側に赤外光発光LEDチップを配置し、図中左側の
外の列の内側に緑色光発光LEDチップを配置すること
とした。その代わりに、図中右側の列の外側に赤外光発
光LEDチップを配置し、図中左側の外の列の外側に緑
色光発光LEDチップを配置することにしても良い。
【0045】赤外光は、フィルムの傷等を検知するため
の照明に用いられる。一方、緑色は人間の目が最も良く
認識できる色である。つまり、赤外光発光LEDチップ
と緑色光発光LEDチップを列方向のほぼ同じ位置に配
置することにより、赤外光と緑色光とをほぼ同一の分布
で照明することができるので、人間が最も気になる色に
関してより正確な補正が可能となる。
【0046】図1において、ダイクロイックミラー3
は、ミラー面を基盤2の面に対して45°傾けて配置
し、各列のLEDチップの光線がほぼ45°の入射角で
入射するようにしてある。この実施形態では、ダイクロ
イックミラー3は、光が最初に入射する前ミラー面に波
長選択性を有するフィルタを設け、後ミラー面を全反射
ミラーで構成してある。
【0047】図3は、この実施形態で用いるダイクロイ
ックミラー3の分光特性と4種のLEDチップの発光色
との関係図である。図3に示すように、LEDチップの
発光色の波長は、青色、緑色、赤色、赤外の順に波長が
長くなるが、この実施形態では、ダイクロイックミラー
3の前ミラー面の分光特性を、青と緑は全反射し、赤と
赤外は透過する特性にしてある。
【0048】したがって、前列の緑と青のLEDチップ
の光線は、ダイクロイックミラー3の前ミラー面で全反
射してほぼ90°光路を変更して外部へ射出される。一
方、後列の赤外と赤のLEDチップの光線は、ダイクロ
イックミラー3の前ミラー面を透過して後ミラー面に到
達し、ここで全反射され、ほぼ90°光路を変更して前
ミラー面を介して外部へ射出される。このとき、ダイク
ロイックミラー3の前ミラー面で反射した光線と後ミラ
ー面で反射した光線が、前ミラー面から同一の光軸上に
射出されるようにする必要がある。
【0049】これを実現するには、図4に示す手順でダ
イクロイックミラー3の厚さtと、配置される角度(4
5°)と、ダイクロイックミラー3を構成する板ガラス
の屈折率とから、ダイクロイックミラー3の前ミラー面
で反射した光線と後ミラー面で反射した光線が、同一の
光軸上に射出されるようにするLEDチップ列のピッチ
Pを求めれば良い。
【0050】図4は、ダイクロイックミラーと列間ピッ
チとの関係図である。例えば、厚さtをt=1.35、
板ガラスの屈折率nをn=1.519、入射角をi、屈
折角をγとすると、sin(i)/sin(γ)=n(ガラス)/n
(空気)なる屈折の法則から、さらにi=45°、n(ガ
ラス)=1.519、n(空気)=1の関係から、屈折角
γは、 γ=sin-1(sin45°/sin1. 519)=27.7431 ・・・(1) と求まる。そうすると、前ミラー面に沿った入射位置と
射出位置との間隔aは、 a=2×t×tan(γ) =2×1.35×tan(27.7431) =1.4203 ・・・(2) となるので、基盤2上の列間ピッチPは、 P=a×cos45°=1.004 ・・・(3) と求めることができる。
【0051】このようにダイクロイックミラー3は、2
列のLEDチップの光線を同一の光軸上に調節して射出
できるので、外部からダイクロイックミラー3を見る
と、複数色の発光があたかも同一位置から発生している
ように見えることになる。電圧を切り換えて各端子に印
加することで、4色の色光を切り換えて発光できる。そ
して、拡散板4は、ダイクロイックミラー3が同一光軸
上に調節した4色の光線を拡散放出する。これにより、
照明むらを緩和することができる。
【0052】ここに、この実施形態では、前の列に赤外
光発光素子と赤色光発光素子を配置し後の列に青色光発
光素子と緑色光発光素子を配置したが、逆の配置でも良
い。また、前の列に赤外光発光素子と青色光発光素子を
配置し、後の列に赤色光発光素子と緑色光発光素子を配
置する構成でも良い。前の列に赤外光発光素子を配置
し、後の列に赤色光発光素子と青色光発光素子と緑色光
発光素子を配置する構成でも良い。さらには前の列に赤
外光発光素子と赤色光発光素子と緑色光発光素子を配置
し、後の列に青色光発光素子を配置する構成でも良い。
上述の配置において、ダイクロイックミラーの分光特性
を、発光素子に近い面が前列の発光素子の波長を反射す
るように設定する。
【0053】さらにまた、2列の色配置とダイクロイッ
クミラーの分光特性は、光量の面から決定しても良い。
一般的に、透過をする場合には、反射による多少のロス
がある。後の列の光は、ダイクロイックミラーの前ミラ
ー面を2回透過して出てくるので、1回の反射で済む前
の列の光に比べてロスがあることになる。また、LED
チップの発光量は、色によって異なり、ネガフィルムの
場合には緑色や青色の原稿濃度が高いので、この場合に
は、光量として緑色や青色の方が多く必要であるとも言
える。したがって、光量が少なくなるおそれがあるも
の、つまり、光量を多くする必要のある色の発光素子を
前の列に配置し、光量に余裕のある発光素子を後の列に
配置する方が好ましい場合もある。
【0054】なお、取付台1は、金属製の方がチップ発
熱の放熱性が良く好ましいが、基盤2の放熱性が高い場
合は、プラスチック成形品でも良い。これによれば、コ
ストダウンを図ることができる。次に、図5は、本発明
の実施形態に係る画像読取装置の構成図である。この実
施形態は、請求項13〜請求項18に対応する。図5に
おいて、この画像読取装置10は、中央処理装置(以下
「CPU」という)11と、これにバスを介して接続さ
れるモータ駆動回路12,LED駆動回路13,信号処
理回路14,ROM15,RAM16,インタフェース
回路(以下「I/F回路」という)17、ラインセンサ
18と、A/D変換器19と、モータ20と、照明部
(照明装置21,光学部材22)と、光学系(折り返しミ
ラー23,レンズ24等)と、フィルム原稿26の搬送
路等を備え、I/F回路17を介してホストコンピュー
タ30に接続される。
【0055】モータ20は、CPU11の指示下に動作
するモータ駆動回路12の制御を受けて、フイルム原稿
26の搬送路にあるローラ対を駆動してフィルム原稿2
6を読み取り位置に設定したり、搬送したり等の動作を
行う。フィルム原稿26は、ネガフィルム、リバーサル
フィルム、さらには長尺フィルム等である。照明部を構
成する照明装置21は、図1に示したものである。但
し、光学部材22を使用するので、拡散板4は不要であ
る。この照明装置21は、CPU11の指示下に動作す
るLED駆動回路13の制御を受けて赤色(R),緑色
(G),青色(B)及び赤外(IR)の4色の色光を切
り換えて発光し、棒状の光学部材22の一端面に出射す
る。光学部材22は、良く知られているが(例えば、特
開平4−109755号公報)、端面から入射した光線
を内部で拡散し、図6に示すように、側面に長手方向に
形成したスリット状の投光部22aから線状光線をフィ
ルム原稿26に向けて射出する。
【0056】照明部は、図5では、照明装置21と光学
部材22とで構成されるとしてある(第1実施形態:図
6)が、光学部材22に代えてトーリックミラーを用い
る構成もある(第2実施形態:図7)。以下、この2つ
の実施形態を説明する。図6は、第1実施形態の照明部
の構成例である。図6に示すように、フィルム原稿26
は、照明部によって画像記憶領域の全面が照明されるの
ではなく、ある幅を持った線状部分が照明される。図5
に示す照明部は、図6(b)に示す形式であるが、光学
部材22の特性を利用して、その他、図6(a)(c)
の形式の照明部も構成できる。
【0057】図6(a)は、光学部材22の一端側に3
色発光ランプ41を設け、他端側に赤外発光ランプ42
を設けたものである。3色発光ランプ41は、赤色
(R),緑色(G),青色(B)のLEDチップを一体
的に組み込んだランプであり、赤外発光ランプと共に良
く知られている。また、図6(c)は、光学部材22の
両端に照明装置21を配置したものである。
【0058】一方、図7は、第2実施形態の照明部の構
成例である。この第2実施形態の照明部は、図5に示す
光学部材22以外は、第1実施形態の照明部と同じ構成
である。図7において、照明装置27は、第1実施形態
の照明部における照明装置21と全く同じように構成さ
れている。トーリックミラー28は、照明装置28から
入射する光を集光しつつ折り返しミラー29に反射する
鏡である。折り返しミラー29は、トーリックミラー2
8から入射する光をフィルム原稿26に向けて反射する
鏡である。照明装置27から出射する発散光のうち、細
長い形状のトーリックミラー28に入射した光のみがフ
ィルム原稿26に向けて反射されることになる。したが
って、フィルム原稿26は、ライン状の光によって照明
される。
【0059】さて、図5において、光学系(折り返しミ
ラー23,レンズ24等)は、フィルム原稿26の透過
光をラインセンサ18に導き、フィルム原稿26の画像
を結像させる。ラインセンサ18は、設定制御された蓄
積時間内に受光した光量に比例した電気信号(画像信
号)を出力する。ラインセンサ18の出力は、A/D変
換器19を介して信号処理回路14に入力し、各種の補
正処理等を受け、画像データ(ラインデータ)としてC
PU11に取り込まれる。
【0060】要するに、CPU11は、ROM15に設
定してあるプログラムに従ってモータ駆動回路12,L
ED駆動回路13等を制御してフィルム原稿26の画像
データを信号処理回路14から取り込む。そして、CP
U11は、取り込んだ画像データに演算処理を施し、R
AM16に一時記憶し、ホストコンピュータ30からの
要求に応じてラインデータをRAM16から読み出し、
I/F回路17を介してホストコンピュータ30へ出力
する。
【0061】この実施形態では、CPU11は、取り込
んだ画像データに演算処理を施す際に、赤外光で読み取
ったデータからフィルム原稿26に埃、塵や傷等の異物
があるか否かを判断し、異物の存在を検出すると、アラ
ーム信号を出力すること、さらに異物が存在する箇所の
近傍の可視光データを用いてその異物存在箇所のデータ
を補正すること、を行う。
【0062】ホストコンピュータ30は、中央処理装置
(CPU)、メモリ、ハードディスクドライブ(HD
D)等を備える。また、ホストコンピュータ30は、図
示省略したが、キーボードやマウス等の入力装置、表示
装置等を備える。以上の構成において、請求項13〜請
求項18との対応関係は次のようになっている。照明手
段には、図6に示す構成の照明部が対応する。搬送手段
には、主としてモータ20が対応する。画像読取手段に
は、主としてラインセンサ18が対応する。画像処理手
段には、CPU11またはホストコンピュータ30が対
応する。発光ランプには、3色発光ランプ41が対応す
る。赤外光発光ランプには、赤外発光ランプ42が対応
する。
【0063】以下、図8を参照してフィルム原稿26に
埃、塵や傷等がある場合のCPU11が行う補正動作を
説明する。図8は、画像データの補正動作の説明図であ
る。周知のように、フィルム原稿26の画像読み取りで
は、各ライン毎に4色を切り換えて読み取りを行う線順
次方式と、1色で1画面の全体を読み取り、次に色を代
えて1画面の全体を読み取ることを4色について行う面
順次方式とがある。何れの方式であれ、RAM16に
は、赤色(R),緑色(G),青色(B)及び赤外(I
R)の4色のデータが格納される。
【0064】ここに、4色のデータには、次のような相
違がある。可視光データである赤色(R),緑色
(G),青色(B)の各データは、それぞれ、フィルム
原稿26の赤色(R)成分、緑色(G)成分、青色
(B)成分に対応している。つまり、赤色(R),緑色
(G),青色(B)の各データは、フィルム原稿26の
濃度情報を示している。フィルム原稿26上に塵、傷等
がある場合には、照明光は、それらに蹴られるので、ラ
インセンサ18上に到達せず、塵、傷等がある部分のデ
ータは、フィルム原稿26があたかも最も暗い状態(濃
い状態)であることを示すことになる。したがって、赤
色(R),緑色(G),青色(B)の各データには「フ
ィルム原稿本来の濃度情報」に「塵、傷等により遮光さ
れた情報」が重畳されていることになる。
【0065】一方、フィルム原稿26は、元々、赤外
(IR)光に対する受光感度がないので、赤外(IR)
光に対しては、フィルム原稿26上で濃度差が生じな
い。したがって、照明光が赤外(IR)光である場合に
は、ほぼ素通しに近い状態でフィルム原稿26を透過す
るので、得られるラインデータは、いかなるフィルム原
稿を持ってきても情報のないものとなる。ところが、フ
ィルム原稿26上に塵、傷等がある場合には照明光は、
それらに蹴られるので、ラインセンサ18上に到達しな
い。つまり、赤外(IR)光によるラインデータには、
塵、傷等による情報だけが摘出されていることになる。
【0066】要するに、赤色(R),緑色(G),青色
(B)及び赤外(IR)の4色の照明光を用いた場合、
赤色(R),緑色(G),青色(B)の照明光で得られ
るラインデータには、従来と同様の「フィルム原稿本来
の濃度情報」に「塵、傷等により遮光された情報」が重
畳されており、赤外(IR)の照明光で得られるライン
データには、「塵、傷等により遮光された情報」のみが
反映されている。
【0067】したがって、図8(a)に示すように、フ
ィルム原稿26に塵70が付着している場合、赤色
(R),緑色(G)及び青色(B)の3色の照明光によ
って得られる画面には、図8(b)左に示すように、人
物像の他に塵70が写っており、これに対応するライン
データには、人物像に対応するデータと図8(c)左に
矢印で示すように塵70が付着している部分に対応する
データとが含まれる。一方赤外(IR)の照明光によっ
て得られる画面には、図8(b)中に示すように塵70
のみが写っており、これに対応するラインデータには、
図8(c)中に示すように、塵70が付着している部分
に対応するデータのみが含まれる。
【0068】このことから、赤外(IR)の照明光で得
られるラインデータから塵70の存在有無を判定でき、
塵70の存在が検知できた場合には、その塵70の存在
箇所を特定できる。この特定した箇所から得られる、赤
色(R),緑色(G),青色(B)の照明光によるデー
タにも塵70に起因する情報がある(図8(c)左の矢
印部分)ので、赤色(R),緑色(G),青色(B)の
照明光による同じ箇所のデータに、あたかも塵70が存
在しなかったかのように補正ができる(図8(b)右、
(c)右)。この補正は、次のような補間処理で行え
る。
【0069】一般的には、塵、傷等の存在箇所の占有面
積は、それほど大きくないので、その占有面積内では、
元々のフィルム原稿26上で濃度差(つまり模様)のあ
る可能性は低く、むしろ一様な絵柄である可能性が高
い。したがって、塵、傷等が存在すると特定された箇所
については、その両側の隣接部のデータを用い、それら
を滑らかにつなげば(図8(d)参照)、元々のフィル
ム原稿26の画像に対して違和感のない画像を得る補正
が可能であることがわかる(図8(b)右参照)。
【0070】具体的には、塵や傷等により欠落している
区間のデータ個数がN個、欠落部の左側隣接データがD
1、右側隣接データがD2のとき、左側からi番目の画
素データDiは、 Di=D1+i×(D2−D1)/N ・・・(4) と求められ、データ欠落部を直線状に補間することがで
きる。このようにラインデータの一部が欠落していても
補間することができる。なお、この補間処理は、直線補
間に限らず、より複雑な補間アルゴリズムを用いて行う
こともできることはいうまでもない。
【0071】CPU11は、赤色(R),緑色(G),
青色(B)の各ラインデータ毎に上記の補正処理を行
い、画像データとしてホストコンピュータ30へ出力す
る。CPU11は、所定ライン数に達するまで、搬送部
にフィルム原稿を1ライン分移動させ、上記補正処理を
行うことを繰り返す。これにより、塵や傷のない1画面
の画像が得られることになる。
【0072】この実施形態では、1ライン毎に補間して
ホストコンピュータ30へ出力しているが、ホストコン
ピュータ30側で面データとして画像処理を行うことで
も良い。この場合には、ある1ラインのデータではな
く、その前後の複数のラインデータをも参照して2次元
的にデータ欠落部を補間することができる。より良い画
像が得られるかも知れない。
【0073】また、塵、傷等によると思われるデータ欠
落部が、所定の大きさを超えた場合には、補間しても本
来のフィルム原稿の画像と違ってくる可能性がある。こ
の場合には、「フィルム原稿上に塵、傷等が存在する」
旨を警告表示し、ユーザーに知らせるようにしても良
い。一方、CPU11は、塵や傷等の存在を検知した場
合、上記補正処理をせずに単に「フィルム原稿上に塵、
傷等が存在する」旨を警告表示し、またはアラームラン
プ等を点灯駆動し、ユーザーに知らせるようにしても良
い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
照明装置では、可視光発光素子と赤外光発光素子を列状
に配置し、それらから発光された光がダイクロイックミ
ラーによって共通光路を通るように調節され、射出され
る。したがって、可視光と赤外光とを出射する照明装置
をコンパクトに構成できる。
【0075】請求項2に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、ダイクロイックミラーは、
第1面が、赤外光を透過するように形成できる。請求項
3に記載の照明装置では、請求項1に記載の照明装置に
おいて、ダイクロイックミラーは、第2面が、可視光を
透過するように形成できる。請求項4に記載の照明装置
は、請求項1に記載の照明装置において、可視光発光素
子は、赤色光発光素子、緑色光発光素子、青色光発光素
子のうちの少なくとも1つで構成できる。
【0076】請求項5に記載の照明装置では、請求項1
に記載の照明装置において、共通光路に拡散板を配置し
てあるので、照明むらを改善できる。請求項6に記載の
照明装置では、請求項1に記載の照明装置において、発
光素子がダイクロイックミラーにおける反射ロスを考慮
して配置されるので、元々光量の少ない発光素子でも支
障なく使用できる。
【0077】請求項7〜10に記載の照明装置では、請
求項1に記載の照明装置において、発光素子の特性等に
応じて柔軟に配置設計ができる。請求項11、12に記
載の照明装置では、請求項1に記載の照明装置において
簡易な構成の小型な線状装置を実現できる。また、拡散
照明が行えるので、照明むらが改善される。
【0078】請求項13〜15に記載の画像読取装置で
は、原稿上のほぼ同一の場所を可視光と赤外光で照明で
きる照明手段を備えることができる。請求項16に記載
の画像読取装置は、請求項13〜15に記載の画像読取
装置において、赤外光で読み取ったデータから原稿に存
在する異物を検出できる。請求項17に記載の画像読取
装置は、請求項16に記載の画像読取装置において、原
稿上に異物の存在を検出したときは、アラーム信号を出
力し、ユーザーに知らせることができる。
【0079】請求項18に記載の画像読取装置は、請求
項16に記載の画像読取装置において、原稿上に異物の
存在を検出したときは、異物が存在する箇所の近傍の可
視光データを用いてその異物存在箇所のデータを補正で
きる。したがって、当初から異物が存在しなかったよう
なきれいな画像を得ることができる。請求項19、20
に記載の照明装置では、原稿の傷等の検出のための照明
に用いる赤外光発光素子と人間の目が最も良く認識でき
る緑色を発する緑色発光素子とを、赤外光と緑光をほぼ
同一の分布で照明できる位置に配置してあるので、人間
が最も気になる色に関してより正確な補正が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る照明装置の側面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係るLEDチップの配置状
態を示す一部破断拡大平面図である。
【図3】本発明の実施形態で用いるダイクロイックミラ
ーの分光特性と4種のLEDの発光色との関係図であ
る。
【図4】ダイクロイックミラーと列間ピッチとの関係図
である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像読取装置の構成図
である。
【図6】本発明の第1実施形態で用いる照明部の構成例
を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態で用いる照明部の構成例
を示す図である。
【図8】画像データの補正動作の説明図である。
【符号の説明】
1 取付台 1a 取付部 1b 光源形成部 2 基盤 3 ダイクロイックミラー 4 拡散板 5a 前の列のLEDチップ 5b 後の列のLEDチップ 10 画像読取装置 11 中央処理装置(CPU) 18 ラインセンサ 21 照明装置 22 光学部材 26 フィルム原稿 27 照明装置 28 トーリックミラー 29 折り返しミラー 30 ホストコンピュータ 70 塵

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光を発する可視光発光素子と、 赤外光を発する赤外光発光素子と、 少なくとも前記可視光発光素子が列状に配置される第1
    配置部と、少なくとも前記赤外光発光素子が列状に配置
    される第2配置部とを含む基盤と、 前記第1配置部に配置される前記可視光発光素子から発
    光された光を第1面で反射し、前記第2配置部に配置さ
    れる前記赤外光発光素子から発光された光を第2面で反
    射し、前記第1面と前記第2面からの光が共通光路を通
    るように成形配置されるダイクロイックミラーとを備え
    ることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の照明装置において、 前記第1面は、前記赤外光を透過することを特徴とする
    照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の照明装置において、 前記第2面は、前記可視光を透過することを特徴とする
    照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子のうちの少なくとも1つであることを
    特徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の照明装置において、 前記共通光路に配置され、前記可視光を拡散する拡散板
    を更に備えることを特徴とする照明装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の照明装置において、 前記第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
    配置部に配置される発光素子は、光量を多くする必要の
    ある発光素子であることを特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子の3種類からなり、 前記第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
    配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と赤色
    光発光素子であり、光の射出側に遠い方の配置部に配置
    される発光素子は、青色光発光素子と緑色光発光素子で
    あることを特徴とする照明装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子の3種類からなり、 前記第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
    配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と青色
    光発光素子であり、光の射出側に遠い方の配置部に配置
    される発光素子は、赤色光発光素子と緑色光発光素子で
    あることを特徴とする照明装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子の3種類からなり、 前記第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
    配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子であ
    り、光の射出側に遠い方の配置部に配置される発光素子
    は、赤色光発光素子と青色光発光素子と緑色光発光素子
    であることを特徴とする照明装置。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子の3種類からなり、 前記第1及び第2の配置部のうち光の射出側に近い方の
    配置部に配置される発光素子は、赤外光発光素子と赤色
    光発光素子と緑色光発光素子であり、光の射出側に遠い
    方の配置部に配置される発光素子は、青色光発光素子で
    あることを特徴とする照明装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の照明装置において、 前記共通光路に配置され、一端から入射する光を線状の
    出射光へ変換する棒状光学部材を備えることを特徴とす
    る照明装置。
  12. 【請求項12】 端部から入射する光を線状の出射光へ
    変換する棒状光学部材と、 前記棒状光学部材の一端に第1の可視光と第2の可視光
    とを切換可能に出射する発光ランプと、 前記棒状光学部材の他端に赤外光を出射する赤外光発光
    ランプと を備えることを特徴とする照明装置。
  13. 【請求項13】 原稿を照明する照明手段と、前記原稿
    を搬送する搬送手段と、前記原稿の透過光を受けて原稿
    の画像を読み取り、画像信号を出力する画像読取手段
    と、前記画像読取手段が読み取った画像のデータを演算
    処理する画像処理手段とを備える画像読取装置におい
    て、 前記照明手段は、 可視光を発する可視光発光素子と、 赤外光を発する赤外光発光素子と、 少なくとも前記可視光発光素子が列状に配置される第1
    配置部と、少なくとも前記赤外光発光素子が列状に配置
    される第2配置部とを含む基盤と、 前記第1配置部に配置される前記可視光発光素子から発
    光された光を第1面で反射し、前記第2配置部に配置さ
    れる前記赤外光発光素子から発光された光を第2面で反
    射し、前記第1面と前記第2面からの光が共通光路を通
    るように成形配置されるダイクロイックミラーと、 前記共通光路に配置され、前記ダイクロイックミラーの
    出射光を拡散する拡散板とを備えることを特徴とする画
    像読取装置。
  14. 【請求項14】 原稿を照明する照明手段と、前記原稿
    を搬送する搬送手段と、前記原稿の透過光を受けて原稿
    の画像を読み取り、画像信号を出力する画像読取手段
    と、前記画像読取手段が読み取った画像のデータを演算
    処理する画像処理手段とを備える画像読取装置におい
    て、 前記照明手段は、 可視光を発する可視光発光素子と、 赤外光を発する赤外光発光素子と、 少なくとも前記可視光発光素子が列状に配置される第1
    配置部と、少なくとも前記赤外光発光素子が列状に配置
    される第2配置部とを含む基盤と、 前記第1配置部に配置される前記可視光発光素子から発
    光された光を第1面で反射し、前記第2配置部に配置さ
    れる前記赤外光発光素子から発光された光を第2面で反
    射し、前記第1面と前記第2面からの光が共通光路を通
    るように成形配置されるダイクロイックミラーと、 前記共通光路に配置され、一端から入射する前記ダイク
    ロッイックミラーの出射光を線状の出射光へ変換する棒
    状光学部材とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  15. 【請求項15】 原稿を照明する照明手段と、前記原稿
    を搬送する搬送手段と、前記原稿の透過光を受けて原稿
    の画像を読み取り、画像信号を出力する画像読取手段
    と、前記画像読取手段が読み取った画像のデータを演算
    処理する画像処理手段とを備える画像読取装置におい
    て、 前記照明手段は、 端部から入射する光を線状の出射光へ変換する棒状光学
    部材と、 前記棒状光学部材の一端に第1の可視光と第2の可視光
    とを切換可能に出射する発光ランプと、 前記棒状光学部材の他端に赤外光を出射する赤外光発光
    ランプとを備えることを特徴とする画像読取装置。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至請求項15の何れか1
    項に記載の画像読取装置において、 前記画像処理手段は、 前記赤外光で読み取ったデータから前記原稿に存在する
    異物を検出する検出手段を備えることを特徴とする画像
    読取装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の画像読取装置にお
    いて、 前記画像処理手段は、 前記原稿上に異物の存在を検出したときは、アラーム信
    号を出力するアラーム発生手段 を備えることを特徴とする画像読取装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の画像読取装置にお
    いて、 前記画像処理手段は、 前記原稿上に異物の存在を検出したときは、前記可視光
    で読み取ったデータについて演算処理をする際に、前記
    異物が存在する箇所の近傍の可視光データを用いてその
    異物存在箇所のデータを補正する補正手段を備えること
    を特徴とする画像読取装置。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子の3種類からなり、 前記赤外光発光素子は、前記第1配置部の列の内側に配
    置され、 前記緑色発光素子は、前記第2配置部の列の内側に配置
    されることを特徴とする照明装置。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の照明装置において、 前記可視光発光素子は、赤色の光を発する赤色光発光素
    子、緑色の光を発する緑色光発光素子、青色の光を発す
    る青色光発光素子の3種類からなり、 前記赤外光発光素子は、前記第1配置部の列の外側に配
    置され、 前記緑色発光素子は、前記第2配置部の列の外側に配置
    されることを特徴とする照明装置。
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