JPH11298670A - 密着型カラーイメージセンサ及びこれを用いた原稿読み取り方法 - Google Patents
密着型カラーイメージセンサ及びこれを用いた原稿読み取り方法Info
- Publication number
- JPH11298670A JPH11298670A JP10099084A JP9908498A JPH11298670A JP H11298670 A JPH11298670 A JP H11298670A JP 10099084 A JP10099084 A JP 10099084A JP 9908498 A JP9908498 A JP 9908498A JP H11298670 A JPH11298670 A JP H11298670A
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- JP
- Japan
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- light
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- original
- image sensor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿の読み取り速度を向上させる密着型カラ
ーイメージセンサ及びそれを用いた原稿読み取り方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 互いに異なる波長分布を有する3個以上
の光源3と、原稿の副走査方向に3列の受光部6a,6
b,6cを有する光電変換素子6を有するカラーイメー
ジセンサを用いて、光源3の内1つの光源3を点灯させ
て原稿を照射し、3列の受光部6a,6b,6cにて色
情報を読み取り、次に他の光源3を点灯させ原稿を照射
し、3列の受光部6a,6b,6cにて色情報を読み取
り、以下同様に他の光源3にて原稿の色情報を読み取っ
た後、読み取った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送
る。この方法により、原稿読み取り速度を従来の約3倍
に向上させることができる。
ーイメージセンサ及びそれを用いた原稿読み取り方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 互いに異なる波長分布を有する3個以上
の光源3と、原稿の副走査方向に3列の受光部6a,6
b,6cを有する光電変換素子6を有するカラーイメー
ジセンサを用いて、光源3の内1つの光源3を点灯させ
て原稿を照射し、3列の受光部6a,6b,6cにて色
情報を読み取り、次に他の光源3を点灯させ原稿を照射
し、3列の受光部6a,6b,6cにて色情報を読み取
り、以下同様に他の光源3にて原稿の色情報を読み取っ
た後、読み取った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送
る。この方法により、原稿読み取り速度を従来の約3倍
に向上させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータへの画像入力用のスキャナ装置、カラーコピー機
やファクシミリ装置の入力部において、原稿の画像情報
の読み取り装置として用いられる密着型カラーイメージ
センサ及びこれを用いた原稿読み取り方法に関する。
ュータへの画像入力用のスキャナ装置、カラーコピー機
やファクシミリ装置の入力部において、原稿の画像情報
の読み取り装置として用いられる密着型カラーイメージ
センサ及びこれを用いた原稿読み取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信機器の発達に伴い、画像
情報入力装置の使用頻度が増え、パーソナルコンピュー
タへの画像入力用のスキャナ装置や、ファクシミリ装置
における原稿の読み取り装置として、密着型カラーイメ
ージセンサが開発され実用化されている。密着型とは、
光源と等倍正立光学系を実現するロッドレンズと読み取
り原稿の主走査幅と同じ有効幅の一次元受光センサによ
り構成された型のものを言い、縮小光学系と呼ばれる、
レンズを用いて読み取り原稿の主走査幅を数分の1に縮
小した後、一次元CCDセンサなどで読み取る光学系の
ものに比較して、光学系の光路長が短いので、原稿読み
取り装置の小型化が可能になるという利点がある。
情報入力装置の使用頻度が増え、パーソナルコンピュー
タへの画像入力用のスキャナ装置や、ファクシミリ装置
における原稿の読み取り装置として、密着型カラーイメ
ージセンサが開発され実用化されている。密着型とは、
光源と等倍正立光学系を実現するロッドレンズと読み取
り原稿の主走査幅と同じ有効幅の一次元受光センサによ
り構成された型のものを言い、縮小光学系と呼ばれる、
レンズを用いて読み取り原稿の主走査幅を数分の1に縮
小した後、一次元CCDセンサなどで読み取る光学系の
ものに比較して、光学系の光路長が短いので、原稿読み
取り装置の小型化が可能になるという利点がある。
【0003】密着型カラーイメージセンサによるカラー
原稿の読み取り方式として、光源切り替え方式と呼ばれ
るものがあり、カラー原稿の同一箇所に青、緑、赤の光
を順次照射し、各々の反射光の強度を1列の一次元画素
列で読み取るものが開発されている。この方式の密着型
イメージセンサは構成が簡素であるため、市場での主流
となっている。
原稿の読み取り方式として、光源切り替え方式と呼ばれ
るものがあり、カラー原稿の同一箇所に青、緑、赤の光
を順次照射し、各々の反射光の強度を1列の一次元画素
列で読み取るものが開発されている。この方式の密着型
イメージセンサは構成が簡素であるため、市場での主流
となっている。
【0004】この光源切り替え方式による従来の密着型
カラーイメージセンサの構造について、図3及び図4を
用いて説明する。図3は従来の密着型カラーイメージセ
ンサの断面構造を示す図、図4は図3の密着型カラーイ
メージセンサの部分拡大図である。図において、1は主
走査方向、2は副走査方向、3は青、緑、赤の3色のL
EDを主走査方向1に並べた光源、4は可視光域の波長
の光透過率が高いガラス等からなる透明板、5は円筒状
で半径方向に屈折率分布を持ち、等倍正立像を結ぶロッ
ドレンズを主走査方向1に1列に並べたロッドレンズア
レイ、16は配線基板7上に実装された光電変換素子、
16aは光電変換素子16上の受光部、8はアルミ等か
ら成る筺体である。ロッドレンズアレイ5は透明板4の
外側の面が一方の焦点位置に、もう一方の焦点位置が受
光部16aの面になるように配置されている。筺体8内
に、光源3、透明板4、ロッドレンズアレイ5、配線基
板7が所定の位置になるように固定され、密着型カラー
イメージセンサが構成される。
カラーイメージセンサの構造について、図3及び図4を
用いて説明する。図3は従来の密着型カラーイメージセ
ンサの断面構造を示す図、図4は図3の密着型カラーイ
メージセンサの部分拡大図である。図において、1は主
走査方向、2は副走査方向、3は青、緑、赤の3色のL
EDを主走査方向1に並べた光源、4は可視光域の波長
の光透過率が高いガラス等からなる透明板、5は円筒状
で半径方向に屈折率分布を持ち、等倍正立像を結ぶロッ
ドレンズを主走査方向1に1列に並べたロッドレンズア
レイ、16は配線基板7上に実装された光電変換素子、
16aは光電変換素子16上の受光部、8はアルミ等か
ら成る筺体である。ロッドレンズアレイ5は透明板4の
外側の面が一方の焦点位置に、もう一方の焦点位置が受
光部16aの面になるように配置されている。筺体8内
に、光源3、透明板4、ロッドレンズアレイ5、配線基
板7が所定の位置になるように固定され、密着型カラー
イメージセンサが構成される。
【0005】次に上記従来の密着型カラーイメージセン
サによる原稿読み取り方法について説明する。光源3の
うち1種類のLEDから発せられた光は原稿(図示せ
ず)に対して斜め方向から透明板4を通過後原稿に到達
し、反射される。反射された光はロッドレンズアレイ5
を通過し光電変換素子16の受光部16aに到達する。
受光部16aは、発光している光源3の波長での色光成
分での強度を、受光強度に比例した電気信号として出力
する。以下、光源3の他のLEDを発光させて同様の動
作を行い、原稿の青、緑、赤の光に対する反射率という
色情報を読み取る。その後、原稿を読み取り解像度分だ
け副走査方向に送る。
サによる原稿読み取り方法について説明する。光源3の
うち1種類のLEDから発せられた光は原稿(図示せ
ず)に対して斜め方向から透明板4を通過後原稿に到達
し、反射される。反射された光はロッドレンズアレイ5
を通過し光電変換素子16の受光部16aに到達する。
受光部16aは、発光している光源3の波長での色光成
分での強度を、受光強度に比例した電気信号として出力
する。以下、光源3の他のLEDを発光させて同様の動
作を行い、原稿の青、緑、赤の光に対する反射率という
色情報を読み取る。その後、原稿を読み取り解像度分だ
け副走査方向に送る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
密着型カラーイメージセンサでは、カラー原稿のひとつ
の主走査列を読み取るために光源3を切り替えながら、
3回読み取る必要がある。このため、原稿読み取り速度
が遅くなるという問題点を有する。
密着型カラーイメージセンサでは、カラー原稿のひとつ
の主走査列を読み取るために光源3を切り替えながら、
3回読み取る必要がある。このため、原稿読み取り速度
が遅くなるという問題点を有する。
【0007】本発明は、カラー原稿の読み取り能力が良
好で簡素な構成の光源切り替え方式の密着型カラーイメ
ージセンサにおいて、原稿の読み取り速度を向上させる
カラーイメージセンサの構成と原稿読み取り方法を提供
することを目的とする。
好で簡素な構成の光源切り替え方式の密着型カラーイメ
ージセンサにおいて、原稿の読み取り速度を向上させる
カラーイメージセンサの構成と原稿読み取り方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の密着型カラーイ
メージセンサは、原稿に接する透明板と、互いに異なる
波長分布を有する光を選択的に発光して前記原稿を照射
する3個以上の光源と、前記原稿からの反射光を結像さ
せる1列以上の光学レンズと、前記光学レンズによる結
像位置に配置された副走査方向に2列以上の受光部を有
する光電変換素子と、前記光電変換素子を実装した配線
基板とを筺体内に備えており、この密着型カラーイメー
ジセンサを用いて、光源の内1つの光源を点灯させて原
稿を照射し、前記2列以上の光電変換素子受光部にて色
情報を読み取り、次に他の光源を点灯させ原稿を照射
し、前記2列以上の光電変換素子受光部にて色情報を読
み取り、以下同様に他の光源にて原稿の色情報を読み取
った後、読み取った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送
る。このカラーイメージセンサの構成及び原稿読み取り
方法により、従来のカラーイメージセンサの2倍以上の
速度で原稿を読み取ることができる。
メージセンサは、原稿に接する透明板と、互いに異なる
波長分布を有する光を選択的に発光して前記原稿を照射
する3個以上の光源と、前記原稿からの反射光を結像さ
せる1列以上の光学レンズと、前記光学レンズによる結
像位置に配置された副走査方向に2列以上の受光部を有
する光電変換素子と、前記光電変換素子を実装した配線
基板とを筺体内に備えており、この密着型カラーイメー
ジセンサを用いて、光源の内1つの光源を点灯させて原
稿を照射し、前記2列以上の光電変換素子受光部にて色
情報を読み取り、次に他の光源を点灯させ原稿を照射
し、前記2列以上の光電変換素子受光部にて色情報を読
み取り、以下同様に他の光源にて原稿の色情報を読み取
った後、読み取った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送
る。このカラーイメージセンサの構成及び原稿読み取り
方法により、従来のカラーイメージセンサの2倍以上の
速度で原稿を読み取ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、原稿に
接する透明板と、互いに異なる波長分布を有する光を選
択的に発光して前記原稿を照射する3個以上の光源と、
前記原稿からの反射光を結像させる1列以上の光学レン
ズと、前記光学レンズによる結像位置に配置された副走
査方向に2列以上の受光部を有する光電変換素子と、前
記光電変換素子を実装した配線基板とを筺体内に備えた
密着型カラーイメージセンサである。この構成により、
複数の主走査列の画像信号を光電変換素子に導くことが
できるという作用を有する。
接する透明板と、互いに異なる波長分布を有する光を選
択的に発光して前記原稿を照射する3個以上の光源と、
前記原稿からの反射光を結像させる1列以上の光学レン
ズと、前記光学レンズによる結像位置に配置された副走
査方向に2列以上の受光部を有する光電変換素子と、前
記光電変換素子を実装した配線基板とを筺体内に備えた
密着型カラーイメージセンサである。この構成により、
複数の主走査列の画像信号を光電変換素子に導くことが
できるという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の密着型カラーイメージセンサを用いて、3個以上
の光源の内、1つの光源を点灯させて原稿を照射し、副
走査方向に2列以上の光電変換素子受光部にて読み取
り、次に他の光源を点灯させて原稿を照射し、前記2列
以上の光電変換素子受光部にて読み取り、以下他の光源
にて同様の動作を行って原稿の色情報を読み取った後、
読み取った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送るように
した原稿読み取り方法である。この原稿読み取り方法に
より、原稿の主走査列あたりの読み取り時間が短縮でき
るという作用を有する。
記載の密着型カラーイメージセンサを用いて、3個以上
の光源の内、1つの光源を点灯させて原稿を照射し、副
走査方向に2列以上の光電変換素子受光部にて読み取
り、次に他の光源を点灯させて原稿を照射し、前記2列
以上の光電変換素子受光部にて読み取り、以下他の光源
にて同様の動作を行って原稿の色情報を読み取った後、
読み取った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送るように
した原稿読み取り方法である。この原稿読み取り方法に
より、原稿の主走査列あたりの読み取り時間が短縮でき
るという作用を有する。
【0011】次に、本発明の実施の形態について、図面
を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に
おける密着型カラーイメージセンサの断面構造を示す
図、図2は図1の密着型カラーイメージセンサの部分拡
大図である。図において、1は主走査方向、2は副走査
方向、3は青、緑、赤に発光する各LEDを主走査方向
1に並べるか、あるいは青、緑、赤に発光する各LED
の光を導光板を用いて主走査方向1にほぼ均一に原稿を
照射するようにした、各色毎に選択的に発光可能な光源
である。4は可視光域の波長の光の透過率が高い例えば
ソーダガラス等から成る透明板であり、5は円筒状で半
径方向に屈折率分布を持ち、等倍正立像を結ぶロッドレ
ンズを主走査方向1に1列に並べたロッドレンズアレイ
である。6は配線基板7上に実装された光電変換素子、
6a,6b,6cは光電変換素子6上の受光部、8はア
ルミの押し出し材あるいは樹脂の成型品からなる筺体で
ある。ロッドレンズアレイ5は透明板4の外側の面が一
方の焦点位置に、もう一方の焦点位置が受光部6a,6
b,6cの面になるように配置されている。筺体8内
に、光源3、透明板4、ロッドレンズアレイ5、配線基
板7が所定の位置になるよう固定され、密着型カラーイ
メージセンサが構成される。
を用いて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に
おける密着型カラーイメージセンサの断面構造を示す
図、図2は図1の密着型カラーイメージセンサの部分拡
大図である。図において、1は主走査方向、2は副走査
方向、3は青、緑、赤に発光する各LEDを主走査方向
1に並べるか、あるいは青、緑、赤に発光する各LED
の光を導光板を用いて主走査方向1にほぼ均一に原稿を
照射するようにした、各色毎に選択的に発光可能な光源
である。4は可視光域の波長の光の透過率が高い例えば
ソーダガラス等から成る透明板であり、5は円筒状で半
径方向に屈折率分布を持ち、等倍正立像を結ぶロッドレ
ンズを主走査方向1に1列に並べたロッドレンズアレイ
である。6は配線基板7上に実装された光電変換素子、
6a,6b,6cは光電変換素子6上の受光部、8はア
ルミの押し出し材あるいは樹脂の成型品からなる筺体で
ある。ロッドレンズアレイ5は透明板4の外側の面が一
方の焦点位置に、もう一方の焦点位置が受光部6a,6
b,6cの面になるように配置されている。筺体8内
に、光源3、透明板4、ロッドレンズアレイ5、配線基
板7が所定の位置になるよう固定され、密着型カラーイ
メージセンサが構成される。
【0012】次に上記密着型カラーイメージセンサによ
る原稿読み取り方法について説明する。光源3のうち1
種類のLEDから発せられた光は原稿(図示せず)に対
して斜め方向から透明板4を通過後原稿に到達し、反射
される。反射された光はロッドレンズアレイ5を通過し
光電変換素子6の受光部6a,6b,6cに到達する。
受光部6a,6b,6cは、それぞれ受光部6a,6
b,6cの共役の位置の読み取り原稿の発光している光
源3の波長での色光成分の強度を、受光強度に比例した
電気信号として出力する。以下、光源3の他のLEDを
順次発光させて同様の動作を行い、原稿の青、緑、赤の
光に対する反射率という色情報を読み取った後、読み取
った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送る。すなわち、
一回の読み取り動作で3列の主走査列の画像情報を読み
取れるため、原稿送りの1ステップも主走査3列分とな
り、原稿読み取り速度は従来のカラーイメージセンサの
約3倍に向上する。
る原稿読み取り方法について説明する。光源3のうち1
種類のLEDから発せられた光は原稿(図示せず)に対
して斜め方向から透明板4を通過後原稿に到達し、反射
される。反射された光はロッドレンズアレイ5を通過し
光電変換素子6の受光部6a,6b,6cに到達する。
受光部6a,6b,6cは、それぞれ受光部6a,6
b,6cの共役の位置の読み取り原稿の発光している光
源3の波長での色光成分の強度を、受光強度に比例した
電気信号として出力する。以下、光源3の他のLEDを
順次発光させて同様の動作を行い、原稿の青、緑、赤の
光に対する反射率という色情報を読み取った後、読み取
った原稿幅分だけ原稿を副走査方向に送る。すなわち、
一回の読み取り動作で3列の主走査列の画像情報を読み
取れるため、原稿送りの1ステップも主走査3列分とな
り、原稿読み取り速度は従来のカラーイメージセンサの
約3倍に向上する。
【0013】なお、上記実施の形態では光電変換素子6
の受光部6a,6b,6cは副走査方向2に3列とした
が、この列数を増やすことにより、さらに高速に原稿を
読みとることができる。
の受光部6a,6b,6cは副走査方向2に3列とした
が、この列数を増やすことにより、さらに高速に原稿を
読みとることができる。
【0014】
【発明の効果】互いに異なる波長分布を有する光を選択
的に発光して原稿を照射する3個以上の光源と、光学レ
ンズによる結像位置に配置された副走査方向に2列以上
の受光部を有する光電変換素子とを備えた密着型カラー
イメージセンサを用いて、順次光源の内1つの光源を点
灯させて原稿を照射し、副走査方向に2列以上の受光部
にて色情報を読み取ることにより、原稿の複数の主走査
列を同時に読み取ることができ、原稿読み取り速度を従
来のカラーイメージセンサの2倍以上に向上させること
ができる。
的に発光して原稿を照射する3個以上の光源と、光学レ
ンズによる結像位置に配置された副走査方向に2列以上
の受光部を有する光電変換素子とを備えた密着型カラー
イメージセンサを用いて、順次光源の内1つの光源を点
灯させて原稿を照射し、副走査方向に2列以上の受光部
にて色情報を読み取ることにより、原稿の複数の主走査
列を同時に読み取ることができ、原稿読み取り速度を従
来のカラーイメージセンサの2倍以上に向上させること
ができる。
【図1】本発明の実施の形態における密着型カラーイメ
ージセンサの断面構造を示す図
ージセンサの断面構造を示す図
【図2】図1の密着型カラーイメージセンサの部分拡大
図
図
【図3】従来の密着型カラーイメージセンサの断面構造
を示す図
を示す図
【図4】図3の密着型カラーイメージセンサの部分拡大
図
図
1 主走査方向 2 副走査方向 3 光源 4 透明板 5 ロッドレンズアレイ 6 光電変換素子 6a 受光部 6b 受光部 6c 受光部 7 配線基板 8 筺体 16 光電変換素子 16a 受光部
Claims (2)
- 【請求項1】原稿に接する透明板と、互いに異なる波長
分布を有する光を選択的に発光して前記原稿を照射する
3個以上の光源と、前記原稿からの反射光を結像させる
1列以上の光学レンズと、前記光学レンズによる結像位
置に配置された副走査方向に2列以上の受光部を有する
光電変換素子と、前記光電変換素子を実装した配線基板
とを筺体内に備えたことを特徴とする密着型カラーイメ
ージセンサ。 - 【請求項2】請求項1に記載の密着型カラーイメージセ
ンサを用いて、3個以上の光源の内、1つの光源を点灯
させて原稿を照射し、副走査方向に2列以上の光電変換
素子受光部にて読み取り、次に他の光源を点灯させて原
稿を照射し、前記2列以上の光電変換素子受光部にて読
み取り、以下他の光源にて同様の動作を行って原稿の色
情報を読み取った後、読み取った原稿幅分だけ原稿を副
走査方向に送ることを特徴とする原稿読み取り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099084A JPH11298670A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 密着型カラーイメージセンサ及びこれを用いた原稿読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099084A JPH11298670A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 密着型カラーイメージセンサ及びこれを用いた原稿読み取り方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11298670A true JPH11298670A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14238053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10099084A Pending JPH11298670A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 密着型カラーイメージセンサ及びこれを用いた原稿読み取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11298670A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236220A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Canon Inc | 画像読取装置及び画像読取方法 |
CN102480582A (zh) * | 2010-11-26 | 2012-05-30 | 亚洲光学股份有限公司 | 影像读取装置及其方法 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099084A patent/JPH11298670A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008236220A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Canon Inc | 画像読取装置及び画像読取方法 |
US8085447B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-12-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus and image reading method |
CN102480582A (zh) * | 2010-11-26 | 2012-05-30 | 亚洲光学股份有限公司 | 影像读取装置及其方法 |
JP2012114893A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Ashu Kogaku Kofun Yugenkoshi | 画像読取装置及びその画像読取方法 |
JP2013201787A (ja) * | 2010-11-26 | 2013-10-03 | Ashu Kogaku Kofun Yugenkoshi | 画像読取装置及びその画像読取方法 |
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